2023/02/26

230225鹿島1-2川崎(J1 #2)

鹿島1-2川崎(カシマスタジアム, 16:00KO, 28,608人)

J1リーグ開幕の横浜Fマリノス戦(J1 #1)に敗れて、中7日。
 第2節は、カシマスタジアムでの鹿島アントラーズ戦。

マリノス戦で退場したジェジエウは、出場停止。
 車屋紳太郎は、右ハムストリング肉離れで6週間の離脱。
 第1節に先発したCB2人がともに不在となった。

また、U20代表に、高井幸大と永長鷹虎が招集された。
 U20アジアカップ(3月1日(水)~3月18日(土))に参加する。
 高井の不在は、DFが足りない現状で小さくない影響がある。


先発は、マリノス戦から4人を変更する。
 山村と大南が2CBを組み、中盤に大島とシミッチが入った。
遠野と体調不良が伝えられた佐々木旭の2人がベンチに回る。
 ジェジエウは出場停止、負傷の車屋はベンチ外となった。

ベンチには、ユース昇格組の松長根悠仁が入った。
 DFにアクシデントが続く中、公式戦2試合目で初のメンバー入り。


鹿島は、2022年のJ1リーグは4位だった。
 2022年8月8日に就任した岩政大樹監督が、2年目の指揮を執る。
 開幕戦ではアウェイで京都に勝ち、中6日。
 川崎から移籍した知念慶(13)は、3トップの左で先発する。

2022年の対戦は、川崎の2勝だった。
 220226鹿島0-2川崎(J1 #2)
 220827川崎2-1鹿島(J1 #27)

■1st half
5分、鹿島が先制する。
 鈴木優磨(40)の左クロスを、中央の知念慶(13)が見事なヘッド。
 知念はオフサイドラインぎりぎりだったが、ゴールは認められた。

鹿島は早い時間に先制したこともあり、攻めてこない。
 最終ラインを低く構えながら、厚くブロックを組んだ。
 FKを得ると、遠くともゴール前に選手を上げて蹴り込んでいく。
37分、大南の縦パスを奪って、カウンターを仕掛ける。
 藤井智也(15)の右クロスから、最後はディエゴ・ピトゥカ(21)がシュート。

川崎は多様なパターンで打開を図るが、チャンスを作れない。
 知念がRCB山村のパスコースを切り、鈴木がシミッチをケアしていた。
 そのためLCB大南からのビルドアップが多く、可能性があったのは左サイド。
 マルシーニョがRSB常本佳吾(32)と対峙して、LSB橘田やLIH大島が加勢した。
 右サイドの家長は安西幸輝(2)にマークされ、山根の攻め上がりが少なく崩せなかった。

■2nd half
後半も鹿島は守備的な戦術を続け、自陣に引き籠る。
 56分、佐々木旭がLSBに入ると、縦にスムースに運べるようになる。
 ただ、PA内は植田直通(55)と関川郁万(5)が固めていて、決定機を作れない。

鹿島は55分、樋口雄太(14)の右CKを中央の関川が完璧なヘッド。
 しかし、GKソンリョンの正面を突いて止められた。

川崎は79分、3人を交代する。
 山田新と家長の2トップ、瀬古樹と橘田の2ボランチに組み替える。
しかし、直後の80分、仲間隼斗(33)の抜け出しを山村が止めてしまう。
 VARでDOGSOと判定され、83分にレッドカードが提示された。
川崎は10人となったが、攻撃を続ける。
 84分、瀬古樹のアーリークロスを山田新がPA内でトラップ。
 88分、山田新がロングパスを競って、左CKを獲得する。

そして89分、瀬古樹の左CKから。
 垣田裕暉(37)のクリアを大南が折り返し、家長のバイシクルを山田新が捩じ込んだ。
 山田新はユニフォームを引っ張られながら、同点ゴールを決めた。

鹿島は90+3分、垣田が左サイドを単独でドリブルする。
 数的有利だったがサポートは少なく、チャンスを作れない。

90+4分、遠野のボール奪取から、山根がふわっと右クロス。
 飛び出したGK早川友基(29)は触ることができず、遠野に絶好機が訪れる。  遠野の強いシュートは、ゴールライン上で関川が渾身のブロック。
 跳ね返りを橘田が続けてシュートすると、荒木遼太郎(10)が手で止めてレッドカードPKとなった。

90+8分、家長のPKは弱く転がり、GK早川がキャッチ。
 しかし、家長が蹴るより先にGK早川が動いていて、VARでPKのやり直しとなる。
90+11分、今度は家長がしっかりと正面に浮かせて決めた。

両チームに退場者が出て、10人対10人で続くロスタイム。
 90+15分、ようやく笛が吹かれた。

■summary
鹿島は善戦したが、最後に川崎の逆転を許した。
 5分、知念のヘッドで先制することで、主導権を握った。
 自陣ゴール前の密度を上げて、植田と関川を中心にクロスを跳ね返す。
 川崎の細かいパスを出足鋭くカットして、決定機を与えない。

最終ラインを低く設定することで、中盤にはスペースが生まれる。
 その広大なエリアを、3トップの藤井、鈴木、知念が献身的にスライドして守る。
 川崎の自由を奪ったが、守備の負担は大きく、攻撃に比重を置けなかった。

知念慶は、FWでレギュラーを確保している。
 先制ゴールは決めたが、結局、68分の交代までシュートはこの1本だけ。
 長いプレー時間をもらう以上、継続的にゴールを奪う結果が求められる。


川崎は上手く攻撃できないまま、リードされて終盤を迎えた。
 先発の中盤は、シミッチ、大島、脇坂とパッサーを並べた。
 マリノスと異なり、鹿島がブロックを組んだため、パスでは崩せなかった。
 遠野や瀬川のような走り回る選手を、組ませる選択肢もあったと思われる。

山田新は、鮮烈なプロ初ゴールを決めた。
 ユース同期の宮代も悪くなかったが、今後の先発起用を期待したい。

次は中6日でホーム湘南戦(J1 #3)。
 開幕から2試合続けてのレッドカードで、次は山村が出場停止。
 CBは、大南と出場停止明けのジェジエウが組むことが予想される。
 これ以上のアクシデントなく、湘南戦を迎えてほしい。

■goal
5知念慶(13)
89山田新(20) 90+11PK家長昭博(41) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 55分、至近距離の関川のヘッドを左手で止める。プレー機会は少なかった。
山根視来(13) 6.5 知念とハイボールを競る。徐々に攻撃参加を増やした。90+4分、右クロス。
山村和也(31) 4.5 41分、宮代へクロス。45+2分、ボレー。80分、DOGSOでレッドカード。
大南拓磨(3) 6.0 スピードを活かして広い範囲を守り、ビルドアップを担う。37分、パスミス。
橘田健人(8) 6.5 先発したLSBでは窮屈だった。56分からアンカーに動くと、中盤を制圧した。
シミッチ(6) 5.0 10分、右CKをヘッド。43分、左クロス。球離れが遅くなり、鹿島に狙われた。
脇坂泰斗(14) 5.0 密集エリアに埋没し、細かなパスミスが目立った。43分、ヒールシュート。
大島僚太(10)  5.5 アンカー左脇に落ちて受ける。パスコースが少なかった。45+2分、ミドル。
家長昭博(41) 6.5 本調子でないが、10人となって無双の働き。1アシスト。PKを確実に決める。
宮代大聖(33) 5.0 植田と関川に挟まれてプレー。47分、山根のパスからターンしてシュート。
マルシーニョ(23) 5.5 スペースなく、常本を抜けなかった。20分、ボール奪取からドリブル。

■sub
56(6)佐々木旭(5) 6.5 ドリブルを交えながらビルドアップ。強い当たりで守備でも貢献した。
72(10)遠野大弥(17) 6.5 78分、シュート。90+4分、ボール奪取した流れから決定的シュート。
79(14)瀬古樹(16) 6.0 手数を掛けず、シンプルにクロスを入れて逆転に導いた。CKやFK担当。
79(33)山田新(20) 7.0 89分、ゴール。プレスを仕掛け、85分、88分にロングパスを受ける。
79(23)瀬川祐輔(30) 5.5 右ウィングでプレー。90+3分、90+4分と右サイドでパスをつなぐ。

■bench
上福元直人(99) 松長根悠仁(27) 

■coach
鬼木達 7.0 離脱する選手が多く、選択肢が限られる中、劇的な勝利を呼び寄せた。

■referee
西村雄一 6.0 難解な局面が続く中、VARの助けを借りながらジャッジした。

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AT+3+15

2023/02/18

230217川崎1-2横浜FM(J1 #1)

川崎1-2横浜FM(等々力, 19:00KO, 22,563人)

ワールドカップを挟んだ2か月超の長いオフ。
 2023年1月9日(月)に始動し、2次に渡る沖縄キャンプをこなした。

J1リーグ開幕戦は、3年連続のホーム金J開催。
 残りの7試合は翌日の土曜日、昼間に開催される。
 2022年の1位2位対決で、1試合だけ先行するため注目が集まる。
 1週間前には、チケット完売がアナウンスされた。

2月の平日ナイターなので、観客にとって過酷な日程。
 ただ、この日は凍えるほどの寒さとはならなかった。
 スタジアムは100%収容、全席声出しが可能となった。


天童よしみ氏。
映画「湯道」出演女優。

新戦力で先発するのは、鳥栖からレンタルバックの宮代大聖。
 谷口が移籍して抜けたLCBには、車屋が入る。

ベンチには、GK上福元、大南、瀬川、山田新と新加入組が目立つ。
 大島、シミッチとともに、瀬古樹が入っている。

京都から加入したGK上福元直人の背番号は、99番。
 今シーズンから51番から99番までの背番号が解禁されている。


横浜FMは、2022シーズンのJ1リーグ優勝チーム。
 FUJIFILM SUPER CUP(FFSC)で天皇杯優勝の甲府と対戦して、中5日。

2022シーズンの対戦は、1勝1敗だった。
 220223横浜FM4-2川崎(J1 #9)
 220807川崎2-1横浜FM(J1 #24)

■1st half
マリノスは高い位置から精力的にプレスをかける。
 前線の4人で、CBジェジエウと車屋をGKソンリョンの横まで深く押し込む。
 3分、ソンリョンから遠野へのミドルパスが、ロストしそうになる。
続く4分、ソンリョンは同じようなミドルパスを出す。
 コースが甘く、エウベル(7)に触られて、西村拓真(30)が先制ゴール。
 両CBはビルドアップのためサイドに動いていて、戻れなかった。

川崎はビルドアップに苦しみながら、中盤に運んでチャンスを作る。
 山根がボランチに動いてパスをつなぐなど、新しい工夫を重ねる。
 そして、マルシーニョの縦抜けは相変わらず脅威となった。
 マリノスのハイラインの背後を狙って、RSB松原健(27)を抜き去っていく。

17分、マルシーニョのシュートは、GKオビ・パウエル・オビンナ(50)が止める。
19分、佐々木旭の美しいスルーパスから遠野が決定機を迎えたが、GKオビがセーブ。
良い攻撃が続いて、29分、宮代のミドルがゴール左上角を叩いた。

マリノスは耐える時間が続いたが、38分、追加点を決める。
 永戸勝也(2)の左CKをアンデルソン・ロペス(11)がGK前に落とす。
 脇坂よりも早く反応したエウベルがゴールに捻じ込んだ。
45分にもエウベルが決定機を迎えたが、ここはソンリョンが止めた。

■2nd half
HTに家長を下げて、右FWに瀬川を投入する。
 瀬川は右サイドライン際に立ち、マリノスの守備を広げた。
 佐々木からのロングボールなどでパスを受け、53分には左足シュート。

マリノスはハイプレスを引っ込めて、ブロックを組む。
 川崎のビルドアップはスムースとなり、中央から崩していく。
 マルシーニョは対策されつつも突破を続けて、46分、75分とシュート。

60分、車屋の負傷交代により、大南が左CBに入る。
 スクランブルだったが、違和感なくプレー。
 マリノスのプレスを受けても、落ち着いてボールを動かした。

84分、リスタートからマルコス・ジュニオール(10)が独走。
 後追いしたジェジエウがタックルで止め、DOGSOで退場となった。

数的不利となってからは、山根、大南、佐々木の3バックで対応する。
 90+1分、佐々木のクロスから橘田がゴールしたが、同点にはできなかった。

■summary
マリノスは勝負強さを発揮して、勝利した。
 4分の西村の先制ゴールは、前線からのハードプレスの賜物といえる。
 川崎のビルドアップを阻害して、GKソンリョンの単純ミスを誘発した。

その後、川崎の決定機が続き、押される時間が長くなった。
 CKから2点目を決めるが、後半もボールを保持される。
 ゴール前まで何度も侵入を許したが、ラインを下げず、粘り強く守った。
 今シーズンもJ1リーグ優勝を十分に狙える実力がある。


山田新(20)が71分にデビュー。
特別指定で出場してはいますが、正式加入後の初出場。

川崎はGKのミスとCKからの失点で敗北した。
 4分にリードを許したこともあり、ボールを握って攻める展開となる。
 いろいろなパターンの攻撃で崩し、決定機をいくつも作った。
2022シーズンは耐えながら勝つことが多かったが、逆パターンとなった。
 90+1分のゴールなど、魅惑的なサッカーの土壌はできている。

新加入選手は、宮代を含めて4選手が登場した。
宮代大聖は、徳島(2020)、鳥栖(2021)へのレンタルを経て復帰。
 川崎でプレーするのは、2020年11月3日の札幌戦(2002 J1 #26)以来。
 目に見えて体幹が強くなり、1トップでマリノスの2CBに挟まれてプレー。

瀬川祐輔は、右ウィングで後半45分間のプレー。
 味方とのショートパスは、呼吸が合わないこともあった。
 今後、熟成が進めば、家長と異なる特長を発揮してくれるかもしれない。

大南拓磨は、60分から左CBに入った。
 マリノスの前プレを受けても、慌てずにパスをつないだ。
 ジェジエウが退場、車屋が負傷した中、次節は先発出場が見込まれる。

山田新は、桐蔭横浜大学から加入後、初の公式戦でデビューした。
 直近10年間の大卒新人で、同じく公式戦初戦に出場したのは次の選手たち。
 車屋紳太郎(2015年)、守田英正(2018年)、旗手玲央と三笘薫(2020年)、橘田健人(2021年)。
 いずれも主力選手に成長していて、山田新にも期待がかかる。

次は中7日でアウェイ鹿島戦(J1 #2)。
 良い内容を続けながら、しっかり勝っていきたい。

■goal
90+1橘田健人(8) 
4西村拓真(30) 38エウベル(7)

■judge
ソンリョン(1) 4.5 4分、痛恨のプレゼントパスから失点。45分、エウベルの決定機をセーブ。
山根視来(13) 6.0 ボランチの位置に入り、組み立てに参加。54分、右クロスを遠野に合わせる。
ジェジエウ(4) 5.5 スピードで広い範囲をカバー。84分、マルコスをDOGSOで倒して退場する。
車屋紳太郎(7) 5.5 34分、エウベルのクロスをクリア。58分、左太もも裏を負傷して、交代。
佐々木旭(5) 6.5 90+1分、1アシスト。スルーパス、クロス、ロングパスと進化した姿を見せた。
橘田健人(8) 6.5 落ち着いて1ゴール。リードされ、攻撃に比重を置くチームを背後で支えた。
脇坂泰斗(14) 5.5 逆を突くターンで前に運んだ。24分、70分にシュート。5本の左CKは不発。
遠野大弥(17) 6.5 19分、54分と2度の決定機。7分、50分にもシュート。運動量も申し分ない。
家長昭博(41) 5.0 靭帯損傷から復帰したが、コンディションは回復途上。19分、シュート。
宮代大聖(33) 6.0 29分、鮮烈なミドルをゴール左上に当てる。ポストプレーも十分にこなした。
マルシーニョ(23) 6.5 縦のランニングで多くのチャンスを作る。17分、46分、75分にシュート。

■sub
HT(41)瀬川祐輔(30) 5.5 53分、左足シュート。右ワイドで待つ。周囲との連携はまだまだ。
60(7)大南拓磨(3) 6.0 車屋負傷で左CBで緊急出場。プレスを受けながらも落ち着いてプレー。
71(17)大島僚太(10) 5.5 IH。ボールタッチは少なめ。74分に左クロス。90+6分、FKを蹴る。
71(33)山田新(20) 5.0 CF。76分、90+5分のドリブルは囲まれてロスト。90+5分、FKを獲得。
79(14)シミッチ(6) 5.0 アンカーでロングパスを狙う。ファウルが多く、90+5分にイエロー。

■bench
上福元直人(99) 瀬古樹(16) 

■coach
鬼木達 6.0 負けてしまったが、魅惑的なサッカーを展開。交代策も積極的。

■referee
山本雄大 6.5 バランスの良いジャッジ。強い接触プレーには、厳しくファウルを取る。

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2023/02/01

230201負傷離脱2023(随時更新)

2023シーズン負傷離脱(随時更新)

2023シーズン、負傷や疾病で離脱した選手を記録していきます。
 公式発表あるいはメディア報道などをまとめたものです。
 全治見込日は、負傷日から全治見込みの期間を加えたものです。

現在離脱中の選手は、復帰見通しが近い選手を上に並べています。
 プレスリリースがない場合は、離脱日が新しい選手を上にします。

復帰した選手は、復帰日順に並べています。
 シーズンの初めに記事を書いて、随時追記して更新します。
 シーズン複数回の離脱がある選手は、選手名のあとに回数を示します。

過去のシーズンの負傷離脱の記事はこちら。
 2022年 2021年

■現在(シーズン終了時)離脱中■
車屋紳太郎(7) ■03
★2023年9月24日(日) 湘南戦(J1 #28)
 68分、踏ん張った足が滑り、伸びた左膝を負傷して交代。
 左脛骨骨挫傷 全治見込の発表なし
  (2023年10月9日(月) 公式発表)
 2023年11月15日(水)のトレーニング 参加
  (2023年11月16日(木) 公式youtube)

佐々木旭(5) ■02
★2023年9月24日(日) 湘南戦(J1 #28)
 15分、クロスをブロックした際に、左ハムストリングを負傷して交代。
 左ハムストリング肉離れ 全治見込の発表なし
  (2023年10月9日(月) 公式発表)
 2023年11月15日(水)のトレーニング 参加
  (2023年11月16日(木) 公式youtube)
★2023年11月16日(木) トレーニング 再発
 左ハムストリング肉離れ 全治見込の発表なし
  (2023年11月29日(水) 公式発表)

大島僚太(10) ■02
★2023年7月8日(土) 横浜FC戦(J1 #20)で負傷
 ベンチ入りはしたが、出場なし。
 右下腿三頭筋肉離れ 全治見込の発表なし
  (2023年7月16日(日) 公式発表)

■復帰者■
大南琢磨(3) 
★2023年10月24日(火) パトゥム戦(ACL GL #3)
 87分、左足首を負傷して途中交代。
 左足関節捻挫 全治見込の発表なし
  (2023年10月30日(月) 公式発表)
 2023年11月15日(水)のトレーニング 参加
  (2023年11月16日(木) 公式youtube)
 2023年11月18日(土) FC東京との練習試合で60分プレー
  (2023年11月19日(日) スポーツニッポン)
2023年11月24日(金) 復帰 鹿島戦(J1 #33)で先発出場。

ジェジエウ(4)
★2023年3月4日(土) 湘南戦(J1 #3)
 54分、左膝を負傷して交代。
 左膝外側半月板損傷 ブラジルに帰国して治療 全治見込の発表なし
  (2023年3月10日(金) 公式発表)
★全治見込日 発表なし
 2023年5月30日(火) ブラジルから来日
  (2023年5月30日(火) 公式発表)
 2023年6月8日(木) 紅白戦に参加
  (2023年6月8日(木) スポーツニッポン)
 2023年10月11日(水) 完全合流
  (2023年10月11日(水) スポーツ報知)
2023年10月24日(火) 復帰 パトゥム戦(ACL GL #3)で途中出場。


湘南戦の54分、左膝を負傷して交代。
 

車屋紳太郎(7) ■02
★2023年7月22日(土) 神戸戦(J1 #16)
 左ハムストリングを気にして、76分に途中交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
2023年8月26日(土) 復帰 札幌戦(J1 #25)で先発。

ジョアン・シミッチ(6)
★2023年8月9日(水)~11日(金) トレーニング中に鼻骨骨折。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2023年8月15日(火) トレーニングに合流。
  (2023年8月16日(水) スポーツニッポン)
2023年8月19日(土) 復帰 広島戦(J1 #24)で先発。

マルシーニョ(23) ■02
★2023年5月18日(木) トレーニング中に負傷。
 左ハムストリング肉離れ 全治3月程度を要する見込
  (2023年5月25日(木) 公式発表)
★2023年8月18日(金) 全治見込日
 2023年7月31日(月)のトレーニング 完全合流
  (2023年8月4日(木) 日刊スポーツ)
★2023年8月6日(日) 復帰 G大阪戦(J1 #22)で先発出場。

田邉秀斗(15)
★2023年4月9日(日) G大阪戦(J1 #7)
 89分、左ひざを負傷して、ピッチアウト。
 2023年4月12日(水) 左膝内側側副靭帯損傷で手術 全治4~5月程度を要する見込
  (2023年4月16日(日) 公式発表)
★2023年8月12日(土)~9月12日(火) 全治見込日
 2023年7月26日(水)のトレーニング 完全合流
  (2023年7月26日(水) 日刊スポーツ)
★2023年7月29日(土) 復帰 バイエルン・ミュンヘン戦(PSM)で途中出場。

G大阪戦の89分。
 左ひざを痛め、ピッチを退く田邉秀斗。
 肩を貸すのは登里享平。

小林悠(11) ■03
★2023年6月11日(日) 広島戦(J1 #17)
 24分、右ハムストリングを負傷して、交代。
 右ハムストリング肉離れ 全治6週程度を要する見込
  (2023年6月19日(月) 公式発表)
★2023年7月23日(日) 全治見込日
 2023年7月26日(水)のトレーニング 完全合流
  (2023年7月26日(水) 日刊スポーツ)
★2023年7月29日(土) 復帰 バイエルン・ミュンヘン戦(PSM)で先発。

レアンドロ・ダミアン(9) ■02
★2023年6月21日(水) トレーニング中に負傷。
 左足関節捻挫 全治見込の発表なし
  (2023年7月2日(日) 公式発表)
 2023年7月18日(火)のトレーニング 完全合流
  (2023年7月18日(火) 日刊スポーツ)
★2023年7月22日(土) 復帰 神戸戦(J1 #16)で途中出場。

チャナティップ(18)
★2023年4月19日(水) 清水戦(YLC GL #4)
 30分、右ふくらはぎを押さえて座り込み、負傷交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
★2023年5月20日(土) 復帰 横浜FC戦(J1 #14)でベンチ入り。出場なし。

マルシーニョ(23) ■01
★2023年3月25日(日) 湘南戦(YLC GL #2)で負傷。
 40分、ハムストリングを痛めるが、72分までプレー。
 左ハムストリング肉離れ 全治8週程度を要する見込
  (2023年4月2日(日) 公式発表)
★2023年5月21日(日) 全治見込日
★2023年5月3日(水) 復帰 京都戦(J1 #11)で途中出場。
 全治見込日よりも3週間弱早く復帰した。

山村和也(31)
★2023年3月11日(土) 新潟戦(J1 #4)
 前半のみで交代。9分のシュートブロックで負傷した可能性あり。
 右ハムストリング肉離れ 全治4週程度を要する見込
  (2023年3月19日(日) 公式発表)
★2023年4月8日(土) 全治見込日
 2023年4月17日(月)のトレーニング フルメニュー消化
  (2023年4月17日(月) スポーツ報知)
★2023年4月29日(土) 復帰 福岡戦(J1 #10)で途中出場。
 
大島僚太(10) ■01
★2023年3月11日(土) 新潟戦(J1 #4)
 19分、自ら要求して交代。歩いてはいたが、筋肉系か。
 左ハムストリング肉離れ 全治4週程度を要する見込
  (2023年3月19日(日) 公式発表)
★2023年4月8日(土) 全治見込日
 2023年4月17日(月)のトレーニング フルメニュー消化
  (2023年4月17日(月) スポーツ報知)
★2023年4月19日(水) 復帰 清水戦(YLC GL #4)で途中出場。
 
小林悠(11) ■02
★2023年4月1日(土) 札幌戦(J1 #6)
 89分、右ハムストリングを負傷して、ピッチアウト。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2023年4月17日(月)のトレーニング フルメニュー消化
  (2023年4月17日(月) スポーツ報知)
★2023年4月19日(水) 復帰 清水戦(YLC GL #4)で途中出場。 

札幌戦の90+1分。
 右太もも裏を押さえて倒れ込む小林悠。

レアンドロ・ダミアン(9) ■01
★2022年8月20日(土) 福岡戦(2022 J1 #26)
 45分、着地の際に右足首を捻り、途中交代。
 右足関節外側靱帯損傷・右腓骨筋肉離れ 全治10週程度を要する見込
  (2022年9月4日(日) 公式発表)
★2022年10月29日(土) 全治見込日
 2022年10月25日(火)のトレーニング スパイクを履いて練習。
  (2022年10月26日(水) 公式Instagram)
 2022年10月29日(土) 神戸戦(2022 J1 #33) 終了後セレモニーに歩いて登場。
★2022年12月28日(水) ブラジルで右足関節手術
 右足関節外側靭帯損傷、右足関節インピンジメント症候群、右足関節内遊離体
 全治10週程度を要する見込
  (2023年1月4日(水) 公式発表)
 2023年2月25日(土) ブラジルから来日
  (2023年2月26日(日) 公式発表)
★2023年3月8日(水) 全治見込日
 2023年3月14日(火)のトレーニング 部分合流
  (2023年3月14日(火) スポーツ報知)
 2023年3月22日(水)のトレーニング 完全合流
  (2023年3月22日(水) 神奈川新聞twitter)
★2023年4月1日(土) 復帰 札幌戦(J1 #6)で途中出場。

車屋紳太郎(7) ■01
★2023年2月17日(金) 横浜FM戦(J1 #1)
 58分、足を負傷して交代。
 右ハムストリング肉離れ 全治6週程度を要する見込
  (2023年2月22日(水) 公式発表)
★2023年3月31日(金) 全治見込日
★2023年4月1日(土) 復帰 札幌戦(J1 #6)で途中出場。

小林悠(11) ■01
★2023年1月13日(金) トレーニング中に負傷
 左第5趾基節骨骨折
 全治8~10週程度を要する見込
  (2023年1月15日(日) 公式発表)
★2023年3月10日(金)~24日(金) 全治見込日
 沖縄第2次キャンプ参加 別メニューのトレーニング
  (2023年2月5日(日) 公式twitter)
 2023年3月14日(火)のトレーニング フルメニュー消化
  (2023年3月14日(火) スポーツ報知)
★2023年3月18日(土) 復帰 C大阪戦(J1 #5)で途中出場。

登里享平(2) 
★2023年2月11日(土) トレーニング中に負傷
 左ヒラメ筋肉離れ 全治5週程度を要する見込
  (2023年2月18日(土) 公式発表)
★2023年3月18日(土) 全治見込日
 2023年3月14日(火)のトレーニング フルメニュー消化
  (2023年3月14日(火) スポーツ報知)
★2023年3月18日(土) 復帰 C大阪戦(J1 #5)で先発フル出場。

佐々木旭(5) ■01
★2023年2月21日(火) トレーニングを欠席
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 コンディション不良によるもの
  (2023年2月22日(水) スポーツ報知)
★2023年2月25日(土) 復帰 鹿島戦(J1 #2)で途中出場
 結果的に欠場はなかった。

家長昭博(41)
★2023年1月25日(水) トレーニング中に負傷
 左足関節外側靭帯損傷
 全治3~4週程度を要する見込
  (2023年1月30日(月) 公式発表)
★2023年2月15日(水)~22日(水) 全治見込日
 2023年2月13日(月)のトレーニング 参加
  (2023年2月14日(火) 公式youtube)
★2023年2月17日(金) 復帰 横浜FM戦(J1 #1)で先発

■新型コロナウイルス感染症 復帰者■

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2023/01/23

230122新体制発表会見(フォトレポ)

2023 新体制発表会見 in 洗足学園音楽大学

1月22日(日)、洗足学園音楽大学前田ホールで、新体制発表会見が行われた。

スケジュールは次のとおり。
 13:00  開場
 14:00  第1部 洗足学園音楽大学「フロントールズ」スペシャル演奏
 14:50  第2部 2023クラブ指針、新キャッチフレーズ発表
         強化育成説明
         鬼木監督・新加入選手8人による挨拶 (~16:05)
 16:20  第3部 新企画、ユニフォームパートナー紹介
         写真撮影 等 (~17:30)

チケットは1階席2階席5,000円、3階席4,500円、3階席(見切)3,000円。
 3階席(見切)は声出し可能で、1席ずつ間隔を空けている。
 後援会会員先行抽選と一般発売で、780席が販売された。
 先行抽選の倍率は7倍だったとのこと。

例年、予定どおりに終わらないが、今年は時間内に終わることを宣言。
 実際には5分ほど伸び、宣言通りにはいかなかったが、誤差の範囲内。

今年は5日に新背番号が発表され、新たな発表は少なかった。
 新キャッチフレーズ「Exceed」や、新加入選手をお披露目した。

チームは前日21日(土)まで、沖縄県恩納村・赤間総合運動公園サッカー場で第1次キャンプを実施。
 24日(火)からは、沖縄県西原町・西原町民陸上競技場での第2次キャンプが始まる。

過去の新体制発表会見のフォトレポはこちら。
 2022年 2019年


会場は、洗足学園音楽大学前田ホール。

ロビーの新ユニフォームの展示。
 GK、アウェイ、ホーム用、必勝だるま。

開始前の前田ホール。


■第1部

司会のおふたり。
 小森すみ恵氏と林毅史氏。

「アニメソングの女王」堀江美都子氏。
谷本貴義氏、渡部亨先生。

洗足学園音楽大学「フロントールズ」。
 指揮は、瀬尾宗利先生。


■第2部

吉田明宏社長。
 登場直後に感極まっていました。

新キャッチフレーズ「Exceed」。

竹内弘明強化本部長。

鬼木達監督。

後列に新加入選手8名。
 前列に監督、社長、強化本部長。

レンタルから復帰の宮代大聖(33)。
 新加入の8名の紹介のあとに登場しました。


■第3部

洗足学園音楽大学のアイドルグループ。
MARUKADO。

Ankerフロンタウン生田。
 2023年4月1日オープン。

猿渡歩氏。Anker Japan 代表取締役CEO。
フロンタウン生田のネーミングライツパートナー。

高田のゆめちゃんとカブレラ。

上福元直人(99)、瀬川祐輔(30)、大南拓磨(3)。
結婚したマスコットへのコメントを求められて困惑していました。3人は移籍組なので、丁寧な扱いです。

上野禎久氏。日本レースプロモーション代表取締役社長。
等々力の陸上トラックを活用した「Fサーキット2023」のイベントを告知しました。

加藤有加利氏のライブ。
 カワサキまるこの中の人。

オールニュータンワールドの告知。

水鳥寿思氏。Mizutori Sports Club代表。
去年の新体制で告知した「おフロ体操」を実演。

大きなお友達として「おフロ体操」を踊る高井幸大(29)。笑顔です。

「おフロ体操」を踊る新卒5選手で唯一の大学卒の山田新(20)。笑顔です。

名願斗哉(24)。ユース組に負けないように頑張ってました。

ORIHICAスーツのスーパーモデルは宮代大聖(33)。

上福元直人(99)。GKユニフォーム。

瀬川祐輔(30)。アウェイユニフォーム。

山田新(20)。1stユニフォーム。

山田新(20)。プーマのポーズ。

記念撮影。大南拓磨(3)。

記念撮影。大関友翔(28)。

松長根悠仁(27)のコールから、Basket Caseでタオルマフラーを回して終了しました。

ニュータンタンメンのカップラーメンと、エバラ食品のなべしゃぶをいただきました。

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2023/01/03

230103シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズンの川崎フロンターレ。
1回目(前編)に続いて、2回目(後編)は選手別の平均採点を見る。


49試合のプレー時間の合計は、4,751分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、フロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。

exdrives における各試合の採点を、出場時間に照らして各選手の年間の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.960点だった。
(2021年6.151、2020年6.073、2019年5.943、2018年5.883、2017年6.036、2016年6.028、2015年6.014、2014年5.870)。


2022年5月29日の京都戦(J1 #16)での円陣。
川崎はコロナ禍となってから組んでいなかったので、久しぶりの円陣。

GK、DF、MF、FWの4ポジション別に、出場時間順に並べた。
 ポジションは登録上のものでなく、実態に合わせた。
 2022シーズンは4-3-3で、サイドバックはDFに含めている。
 チャナティップ、遠野大弥はFWでも出場していたが、MFとした。

2022年中の代表活動を、ユース所属選手を含めて示します。
なお、移籍情報は随時更新していきます。

■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 42試合3911分出場 平均採点6.12 ベンチ0試合
 加入7年目。攻められる時間が長くなり、最後の砦としての活躍の機会が増えた。
 ホームFC東京戦(J1 #1)で大活躍したが、アウェイFC東京戦(J1 #34)ではレッドカード。
丹野研太(27) 7試合551分出場 平均採点6.00 ベンチ40試合
 第2GKとして十分な活躍。加入3年目で残念ながら契約満了となった。
 京都戦(J1 #25)では、シュートストップや安定したキャッチで勝利に貢献した。
 (2023シーズン 岩手(J3)へ完全移籍)
早坂勇希(22) 2試合96分出場 平均採点5.50 ベンチ3試合
 (2022シーズン 桐蔭横浜大学から加入)
 浦和戦(J1 #23)でFPとして初のベンチ入りを果たす。
 アジアツアーの札幌戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。
安藤駿介(21) 2試合92分出場 平均採点6.50 ベンチ8試合
 第3GK。浦和戦(J1 #23)ではFPとして、真剣にシュート練習に取り組む。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。

■defender
谷口彰悟(5) 41試合3727分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 劣勢にあっても粘り強く守り抜き、ビルドアップの起点となった。
 筑波大学から加入して9年間、川崎を支え続け、カタールに旅立つ。
 (2023シーズン アル・ラーヤン(QAT)へ完全移籍)
山根視来(13) 38試合3626分出場 平均採点5.94 ベンチ0試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続3回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 代表招集が増えたことで、コンディション調整が難しく、運動量が少ない試合もあった。
佐々木旭(15) 31試合2537分出場 平均採点5.58 ベンチ3試合
 (2022シーズン 流通経済大学から加入)
 公式戦3試合目の横浜FM戦(J1 #9)でデビューし、鹿島戦(J1 #2)で初先発初ゴール。
 LSBで徐々に消極的なプレーが目立つようになり、7~8月に出場機会を失う。
 しかし、9月10日の広島戦(J1 #29)で再びチャンスを得ると確かな成長を示した。
車屋紳太郎(7) 31試合2438分出場 平均採点5.93 ベンチ0試合
 FC東京戦(J1 #1)で右肩関節脱臼で2か月間離脱した。
 復帰後はLCBとして最終ラインを支える。ドリブルで持ち上がって組み立てた。
山村和也(31) 35試合2027分出場 平均採点5.72 ベンチ10試合
 ジェジエウ、車屋不在の2~4月と10月に先発出場を続け、その後もベンチに控えた。
 スピードではなく、高さと読みの良さで守り続ける。
 清水戦(J1 #32)では2失点に関与したが、同点ゴールを決め、逆転ゴールの起点となった。
ジェジエウ(4) 15試合1125分出場 平均採点6.09 ベンチ0試合
 7月に長期離脱から復帰すると、離脱前と変わらない豪快な守備を見せる。
 横浜FM(J1 #24)のロスタイム、家長のクロスを渾身のヘッドで決勝ゴール。
 10月1日の札幌戦(J1 #31)で右指を骨折し、4週間離脱した。
登里享平(2) 15試合1016分出場 平均採点5.37 ベンチ0試合
 3月2日の浦和戦(J1 #10)で左ハムストリングスを負傷する。
 その後右大腿二頭筋肉離れを繰り返し、復帰まで4か月間を要した。
 復帰後もスプリントのスピードが上がらず、身長のアンマッチを狙われる。
田邉秀斗(30) 3試合152分出場 平均採点5.78 ベンチ1試合
 高卒2年目。札幌大学戦(天皇杯 R64)広州戦(ACL GL #2)に途中出場。
 7月に千葉(J2)に期限付き移籍すると、J2リーグで15試合連続、先発出場した。
 (千葉(J2)へ2022年7月19日から2023年1月31日までの育成型期限付き移籍)
 (2023シーズン 千葉(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)


2022年8月27日の鹿島戦(J1 #27)

■midfielder
橘田健人(8) 45試合3761分出場 平均採点6.09 ベンチ1試合
 IHとアンカーで稼働し続け、プレータイムはソンリョンに次ぐ2位。
 代表入り、ヨーロッパ移籍も時間の問題と思わせるほどの活躍を見せた。
脇坂泰斗(14) 44試合2956分出場 平均採点5.86 ベンチ3試合
 J1リーグ・ベストイレブン(2年連続2回目)。J1リーグ5ゴール、ACL1ゴール、YLC1ゴール。
 日本代表(7月)。ジョホール戦(ACL GL #4)鹿島戦(J1 #27)でFKから直接ゴール。
ジョアン・シミッチ(6) 33試合2121分出場 平均採点6.23 ベンチ3試合
 橘田の台頭で、昨年から不遇な時間が長かったが、アンカーで復活した。
 ハイボールを跳ね返し、ボールを大きく追ってCBの負担を減らした。
遠野大弥(19) 44試合2104分出場 平均採点5.85 ベンチ4試合
 守備的な役割を含め、アップダウンを繰り返してチームを牽引した。
 サブも多かったが、44試合に出場。福岡戦(J1 #13)で決勝ゴール。
チャナティップ(18) 24試合1548分出場 平均採点5.77 ベンチ3試合
 (2022シーズン 札幌(J1)から完全移籍で加入)
 タイ代表。大きな期待を背負って加入したが、負傷離脱が長かった。
 狭いエリアからのドリブル突破と機を見たスルーパスが光った。
瀬古樹(16) 23試合939分出場 平均採点5.67 ベンチ9試合
 (2022シーズン 横浜FC(J1→J2)から完全移籍で加入)
 適正なポジションを見つけられず、出場時間が短く、消化不良だった。
 出場するとボールを呼び込んでチームを鼓舞した。セットプレーを任された。
大島僚太(10) 12試合707分出場 平均採点5.85 ベンチ0試合
 今シーズンも負傷が多くなり、稼働できた時間が極めて短かった。
 トラップ、パス、広い視野など異なる次元のプレーを見せた。
小塚和季(17) 18試合678分出場 平均採点5.82 ベンチ7試合
 神戸戦(J1 #11)のCKで、谷口のゴールを決勝アシスト。
 華麗なパスだけでなく、タックルやプレッシングといった泥臭い役割もこなした。
松井蓮之(25) 8試合649分出場 平均採点5.61 ベンチ3試合
 (2022シーズン 法政大学から加入)
 J1リーグとYLCではベンチ入りもできず、厳しいルーキーイヤーとなった。
 天皇杯2試合とACL2試合に出場して、当たりの強さを垣間見せた。
塚川孝輝(3) 13試合453分出場 平均採点5.67 ベンチ8試合
 序盤から複数ポジションを務め、サブ組の中でも高い序列に立っていた。
 7月にFC東京に移籍すると、IHでレギュラーを掴んだ。
 (2022年7月22日 FC東京(J1)へ完全移籍)

■forward
家長昭博(41) 45試合3508分出場 平均採点6.12 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。J1リーグ12ゴール(うちPK5ゴール)。
 運動量は少なくとも、交代させられず。圧倒的な技術力で右サイドを制圧した。
マルシーニョ(23) 43試合2757分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(初受賞)。J1リーグ12ゴール、ACL1ゴール、YLC2ゴール。
 爆発的なスピードだけでなく、決定力も発揮した。福岡戦(J1 #26)でハットトリック。
レアンドロ・ダミアン(9) 31試合2031分出場 平均採点6.01 ベンチ3試合
 FC東京戦(J1 #1)柏戦(J1 #8)での決勝ゴールなど、J1リーグ5ゴール、ACL2ゴール。
 8月20日の福岡戦(J1 #26)で右足首を捻り、シーズンを終えた。
知念慶(20) 38試合1914分出場 平均採点5.92 ベンチ0試合
 力強さを発揮して、ダミアンと小林悠とFWのポジションを争う。
 J1リーグ7ゴール、ACL3ゴール。天皇杯1ゴール、アジアツアー1ゴール。
 (2023シーズン 鹿島(J1)へ完全移籍)
小林悠(11) 42試合1883分出場 平均採点5.93 ベンチ3試合
 決定機を決められないシーンもあったが、J1リーグ5ゴール、ACL4ゴール。
 ダミアン離脱後の終盤、知念慶からレギュラーを奪い返した。
宮城天(24) 32試合1201分出場 平均採点5.84 ベンチ7試合
 ボールを止める美しいトラップからチャンスを作った。G大阪戦(J1 #3)でゴール。
 マルシーニョが覚醒したため、出場時間を伸ばせなかった。
 (2023シーズン 長崎(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
五十嵐太陽(28) 4試合215分出場 平均採点6.20 ベンチ2試合
 (2022シーズン U-18から昇格)
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、車屋のゴールを初アシスト。
 アジアツアーの3試合にも出場した。
 (2023シーズン 山口(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
永長鷹虎(26) 2試合56分出場 平均採点5.93 ベンチ4試合
 (2022シーズン 興国高校から加入)
 U-19日本代表。ACLは出番がなかったが、札幌大学戦(天皇杯 R64)でプロ初出場、初ゴール。
 清水戦(J1 #32)京都戦(J1 #25)でベンチ入りを果たした。


2022年11月05日のFC東京戦(J1 #34)での円陣。

(特別指定)

山田新(32) 2試合181分出場 平均採点6.52 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学4年生。特別指定。
 コロナ禍で選手が足りなかったC大阪戦(YLC QF #1)で、チームを救ってくれた。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にもフル出場。
 (2023シーズン 桐蔭横浜大学から加入)

名願斗哉(履正社高校3年)は9月7日(水)に加入内定。特別指定なし。

(2種登録)
松長根悠仁(34) 2試合109分出場 平均採点5.6 ベンチ0試合
 U-18の3年生。U-18日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)札幌戦(PSM)に出場する。
 (2023シーズン U-18から昇格)
高井幸大(29) 2試合43分出場 平均採点5.50 ベンチ2試合
 U-18の3年生。U-18、U-19日本代表。2021年に続いて2種登録。
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、パリ・サンジェルマン戦(PSM)にも出場。
 谷口が出場停止だった湘南戦(J1 #15)でベンチ入り。
 (2023シーズン U-18から昇格)
大関友翔(33) ※出場なし
 U-18の3年生。U-17日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 (2023シーズン U-18から昇格)

(登録外)
山内日向汰(35) 1試合95分出場 平均採点6.50 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学の3年生。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBとIHでフル出場、1ゴール。
八田秀斗(39) 1試合91分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)で左IHで先発、90分までプレー。
加治佐海(38) 1試合46分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRSBで先発出場。
田所莉旺(37) 1試合9分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の1年生。U-16日本代表。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRCBで出場。
高橋悠斗(36) 1試合4分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の2年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBで出場。

(登録外 世代別日本代表)
五木田季晋 U-18の3年生。U-18日本代表。
由井航太 U-18の2年生。U-17、U-18日本代表。
濱﨑知康 GK。U-18の2年生。U-17日本代表。
柴田翔太郎 U-18の1年生。U-16日本代表。
土屋櫂大 U-18の1年生。U-16日本代表。

■rental
原田虹輝
 (2022シーズン 長野(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 長野(J3)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
宮代大聖
 (2022シーズン 鳥栖(J1)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 川崎に復帰)
神谷凱士
 (2022シーズン 藤枝(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 甲府(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
イサカ・ゼイン
 (2022シーズン 横浜FC(J2)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 山形(J2)へ完全移籍)
田中碧
 (2021-22シーズン デュッセルドルフ(GER)へ2022年6月30日までの期限付き移籍)
 (2022-23シーズン デュッセルドルフ(GER)へ完全移籍)

■coach
鬼木達 平均採点5.83 (寺田周平コーチ代行の2試合を含む。)
 最も高い評価は7.0点で、横浜FM戦(J1 #24)鹿島戦(J1 #27)FC東京戦(J1 #34)の3回。
 最も低い評価は3.5点で、湘南戦(J1 #15)だった。
 G大阪戦(J1 #21)ビンズンFC戦(PSM)は、寺田周平コーチが代行した。
 (2021年6.15、2020年6.03、2019年5.81、2018年5.72、2017年6.12)

■referee
平均採点5.78
 (2021年5.98、2020年5.90、2019年5.70、2018年5.71、2017年5.72、2016年5.69、2015年5.61)

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