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2016/02/12

160211川崎9-6水戸(TM)・沖縄キャンプ

(戦術的な練習、紅白戦・練習試合等の詳細は、川崎及び水戸の公式サイト及びメディアで公開された内容を元に構成しています。2016/2/14追記)

川崎9-6水戸(吉の浦公園ごさまる陸上競技場)

沖縄県中城村での第2次キャンプ。
2016年2月4日(木)から13日(土)までの10日間。
昨年よりも期間が1日長くなったが、ほぼ同じスケジュール。
ただ、今年はJ1リーグの開幕が1週間早まり、開幕2週間前まで滞在することとなる。



キャンプ地は吉の浦公園ごさまる陸上競技場。
那覇市街から国道329号線をクルマで40分ほど。
公園は駐車場完備だが、11日は祝日で練習試合があるため満車となった。
ゴール裏手を歩くと、50メートルも行けばすぐに海岸に出る。




J2水戸ホーリーホックと、45分3本と30分1本の練習試合。
水戸は、東風平運動公園サッカー場で2月4日から12日までキャンプ中。
GK本間幸司(1)、MF兵働昭弘(7)、MFロメロ・フランク(8)など、名の知れた選手を揃えるチーム。

1本目 2-0 (45分)
2本目 1-3 (45分)
3本目 2-3 (45分)
4本目 4-0 (30分)
合計 川崎9-6水戸 (165分)

■goal *背番号順
田坂祐介(6)*2得点 小林悠(11)*2得点 長谷川竜也(16) 狩野健太(25) 三好康児(26)*3得点 
萬代宏樹(9) 船谷圭祐(10) 三島康平(11) 角口大征(15) 湯澤洋介(17) 斎藤翔太(27)

ユニフォームは水戸が青、川崎が白。
海風が強く、ボールが流れてしまっていたが、暖かくよい気候。
沖縄の子どものサッカーチームが、マイクロバスで見学に来ていた。


水戸は面白いサッカーをしていた。
2年目の西ヶ谷隆之監督が率いている。
J2リーグは42試合と長く、内容が良くても結果が出るとは限らない。
それでも、お金を払ってプレーを見てみたいと思わせてくれた。
水戸のホーム開幕戦は3月6日(日)、第2節。セレッソ大阪と。
入場者数1万人を目指しているとのこと。


川崎にはいろいろな課題があった。
開幕までに仕上げてくれることを期待したい。

宮崎キャンプには参加できなかったオリンピック代表組の奈良、大島、原川も合流。

三好がハットトリックを達成している。
今年は出場機会を増やして活躍してほしい。



練習試合で、「ショータ、ミスパスしないで!」と叫ぶ人あり。
新井がミスパスしたわけではないので、誰かと勘違いしてたものと思われる。

2015/02/23

150221川崎0-1新潟(TM #2)

川崎0-1新潟(等々力)

※得点や交代の時間は公式記録がないので、間違いがあるかもしれません。
※シーズン開幕前の練習試合ですが、観戦マナーは「原則として、川崎フロンターレホームゲーム開催時と同様とします。」とされているので、詳細にレビューしています。

新潟との45分×4本の練習試合。
1試合目の90分はサブ組主体で5-5だった。
続いて2試合目の90分は、どちらのチームも主力組での対戦。

■1st half
川崎は、サブ組よりも滑らかに攻撃を展開する。
前線のタレントの技術の差も大きく、ビルドアップがスムース。
角田はトラップ、パスともに正確で、谷口とバランスよくボールを回す。
西部もプレッシャーを受けなければ、パスをしっかり出せる。

4人のFWは、杉本がポストプレーをこなす。
ボールを失うこともあるが、ラインの押し上げに必要な時間を確保した。
右WGの小林とともに、流動的にボールを引き出していた。

新潟はほとんどチャンスがない中、34分、田中達也(14)がスルーパスに走り込む。
谷口と角田はラインを高く上げていたが、左SBの車屋が残ってオフサイドを取れない。
飛び出した西部をかわして田中がゴール。

失点はしたものの、川崎が長くボールを持ち、新潟を揺さぶり続けた。

■2nd half
後半も、川崎が攻撃を続ける。
大島もドリブルやスルーパスで攻撃を指揮して、中村の負担が小さくなる。
レオ・シルバ(8)の守備に手を焼きながらも、チャンスを作る。
左右のサイドバック、4人のFWともに偏りなくボールに触る。
昨年は膠着すると中村とレナト頼みになりがちだったが、バランスが良くなった。

リードした新潟は無理に攻めてこないため、最終ラインは安定。

終盤に入り、85分、87分に小林、続けて87分に大久保とシュートを重ねる。
89分にはエウシーニョがミドルシュートを放つが、GK守田達弥(21)がビッグセーブ。
練習試合なので、ロスタイムがなく、試合終了となった。

■summary
足元の技術が高い角田が最終ラインに入り、ビルドアップは安定度を増した。
エウシーニョ、車屋もプレスを受けてもパスを出せる。
新潟はボールホルダーに対して複数人での守備を忠実に行っていたが、川崎にはそれでも余裕があった。
杉本もDFに囲まれたポストプレーを無難にこなしていた。

後半に入り、80分ごろまで攻撃が停滞していたが、この時間帯に選手交代はなし。
船山を投入したのは86分。もう時間がなかった。
選手交代の判断の遅さが今年も気になりそうな試合だった。

■goal
34田中達也(14)

■judge
西部洋平(21) 5.5 失点シーンで飛び出してボールに触れず。プレー機会は少なかった。
エウシーニョ(18) 5.5 周囲との連携はこれから。89分のミドルは決まらず残念。
角田誠(3) 6.0 トラップの技術が高く、ロングパスも供給。高さのある守りも良かった。
谷口彰悟(5) 6.0 強いヘディングでボールを跳ね返した。角田とのコンビネーションも良好。
車屋紳太郎(20) 5.5 どんな場面でも慌てずに冷静さを感じるプレー。ときおり上がる。
大島僚太(16) 6.5 攻撃時には両CBの間に落ちる。レオ・シルバにも積極的に向かっていった。
中村憲剛(14) 6.0 決定的なパスが通らなかった。2本のFKもGKにそのままキャッチされる。
小林悠(11) 6.5 右WGとして深い位置で守備もこなしながら、多くのチャンスに絡む。
杉本健勇(9) 6.0 ロストもあったがポストプレーをこなす。森谷、船山とポジションを争う。
大久保嘉人(13) 5.5 シュートは放つが、決まらなかった。後半はイラついてしまった。
レナト(10) 6.0 左サイドでボールを持つと、複数のDFが集まってきたが、単独で仕掛けた。

■sub
86(9)船山貴之(15) 5.5 ロスタイムがない中、4分間は短かった。

■coach
風間八宏 5.5 先の90分でサブ組を長く使って選択肢は限られたが、選手交代が遅い。

■referee
5.5 ラフプレーを止めて中止せず、荒れ気味の展開とした。

2015/02/22

150221川崎5-5新潟(TM #1)

川崎5-5新潟(等々力)

※得点や交代の時間は公式記録がないので、間違いがあるかもしれません。
※シーズン開幕前の練習試合ですが、観戦マナーは「原則として、川崎フロンターレホームゲーム開催時と同様とします。」とされているので、詳細にレビューしています。

シーズン開幕2週間前の練習試合。
対戦相手の新潟は、清水ナショナルトレーニングセンターでキャンプ中。
新メインスタンドのオープンを控える等々力で、既存のバック・サイドスタンドを無料開放。

45分×4本。実質的には2試合。
1試合目の90分がサブ組で、2試合目の90分がメインメンバーでの対戦となった。
まずは、1本目の90分をレビューする。

■1st half
45分間、新潟に簡単にやられまくる。
守備ラインを崩されての失点ではなく、手数をかけない素早いカウンター。
井川、板倉のCBの間にボールを入れられて、与えた決定機を確実に決められる。
新潟には鈴木武蔵(19)、指宿洋史(11)などの名のある選手が揃っていたが、5失点するような攻撃内容ではなかった。
新潟の決定力がすごかった。
川崎は船山貴之(15)がワントップに入り、ボールを引き出すが、距離が遠く孤立気味。

■2nd half
3バックとして、ボール展開がスムースになる。
ボランチの橋本晃司(7)が動き回って最終ラインからボールを引き出す。
U-18の三笘薫(25)が中盤でいいポジションでバランスをとる。
三好康児(26)のトリッキーなパスが通るようになって、チャンスを量産。
前半とは真逆の展開となり、ゴールが面白いように決まる。
5得点で新潟に追いついて終了。

■summary
中盤から前の選手には可能性を感じることができた。
船山はトップチームの前線に入っても、他のFWと遜色なくプレーできると思う。
橋本も相手に隠れずにボールをもらうことができる。
三好も2ゴール。狭いエリアでの落ち着きはさすが。
計算できるサブメンバーが今年は多くなってきた。

3人が30分ずつ出場したGKでは、松井が安定していた。

森谷賢太郎(19)と山越享太郎(25)は不出場。
U-18の三笘と岸晃司が19番と25番を背負って出場した。
三笘は素晴らしいボールタッチ、動きを見せた。
来年といわずに今年もすぐに2種登録して、公式戦でプレーを見てみたい。

■goal
5鈴木武蔵(19) 6,28加藤大(13) 23指宿洋史(11) 36成岡翔(18)
64,67三好康児(26) 71三笘薫(25) 72橋本晃司(7) 88中野嘉大(22)

■judge
新井章太(30) 4.5 いいところなく30分で4失点。1本くらいは止めたかった。
武岡優斗(17) 5.5 鈴木武蔵とマッチアップして、抜かれることも。後半は3バックに入る。
井川祐輔(4) 4.0 ミスパスあり、スピードなく、ラインを統率できず。復活したい。
板倉滉(28) 5.0 前半はポジションが深すぎて、ラインを崩す。後半は良くなる。
小宮山尊信(8) 5.5 失点を重ねる最終ラインの中では悪くはなかった。
山本真希(6) 5.5 動き回る橋本のスペースを埋める。パス精度が高くない。
橋本晃司(7) 6.5 中央でフリーになってボールをさばく。72分に美しいループ。
中野嘉大(22) 6.0 きれいなトラップ。動きが少ないが前線に顔を出して同点ゴール。
登里享平(23) 5.0 ヒザに包帯巻いて出場するが、動きに精彩なくすぐに交代。
三好康児(26) 7.0 2ゴール1アシスト。特に2点目は難しい距離でタイミングを外してゴール。
船山貴之(15) 5.5 ワントップで孤軍奮闘。後半は周りのサポートを得る。

■sub
15(23)安柄俊(27) 6.0 左WGに入って力強いドリブルを見せ、惜しいシュートを放つ。
32(30)松井謙弥(1) 5.5 1失点は喫したが、危ないシュートをストップした。
46(4)實藤友紀(2) 6.5 スピードがあって、板倉をよくサポートした。
46(8)三笘薫(25,U-18) 7.0 いいポジションで確かなトラップ。アシストとゴール。U-18だが、チームを変えた。
60(1)安藤駿介(24) 6.0 ロングスローは良かったが、キックは今ひとつだった。
76(15)岸晃司(19,U-18) 5.5 プレーにあまり関与できなかった。

■coach
風間八宏 6.5 多くの選手にチャンスを与えた。三笘の起用が当たる。

■referee
6.5 流しすぎず吹きすぎず、適切なコントロール。

■新メインスタンド
3月14日のホーム開幕戦(J1 #2)まで、あと3週間。
まだまだ工事は佳境で、完成するのかどうか心配になった。
角度もあって、とても楽しみ。
新メインスタンドの正面。
巨大なメインスタンド。
アウェイゴール裏の新ヴィジョン。