2023/01/23

230122新体制発表会見(フォトレポ)

2023 新体制発表会見 in 洗足学園音楽大学

1月22日(日)、洗足学園音楽大学前田ホールで、新体制発表会見が行われた。

スケジュールは次のとおり。
 13:00  開場
 14:00  第1部 洗足学園音楽大学「フロントールズ」スペシャル演奏
 14:50  第2部 2023クラブ指針、新キャッチフレーズ発表
         強化育成説明
         鬼木監督・新加入選手8人による挨拶 (~16:05)
 16:20  第3部 新企画、ユニフォームパートナー紹介
         写真撮影 等 (~17:30)

チケットは1階席2階席5,000円、3階席4,500円、3階席(見切)3,000円。
 3階席(見切)は声出し可能で、1席ずつ間隔を空けている。
 後援会会員先行抽選と一般発売で、780席が販売された。
 先行抽選の倍率は7倍だったとのこと。

例年、予定どおりに終わらないが、今年は時間内に終わることを宣言。
 実際には5分ほど伸び、宣言通りにはいかなかったが、誤差の範囲内。

今年は5日に新背番号が発表され、新たな発表は少なかった。
 新キャッチフレーズ「Exceed」や、新加入選手をお披露目した。

チームは前日21日(土)まで、沖縄県恩納村・赤間総合運動公園サッカー場で第1次キャンプを実施。
 24日(火)からは、沖縄県西原町・西原町民陸上競技場での第2次キャンプが始まる。

過去の新体制発表会見のフォトレポはこちら。
 2022年 2019年


会場は、洗足学園音楽大学前田ホール。

ロビーの新ユニフォームの展示。
 GK、アウェイ、ホーム用、必勝だるま。

開始前の前田ホール。


■第1部

司会のおふたり。
 小森すみ恵氏と林毅史氏。

「アニメソングの女王」堀江美都子氏。
谷本貴義氏、渡部亨先生。

洗足学園音楽大学「フロントールズ」。
 指揮は、瀬尾宗利先生。


■第2部

吉田明宏社長。
 登場直後に感極まっていました。

新キャッチフレーズ「Exceed」。

竹内弘明強化本部長。

鬼木達監督。

後列に新加入選手8名。
 前列に監督、社長、強化本部長。

レンタルから復帰の宮代大聖(33)。
 新加入の8名の紹介のあとに登場しました。


■第3部

洗足学園音楽大学のアイドルグループ。
MARUKADO。

Ankerフロンタウン生田。
 2023年4月1日オープン。

猿渡歩氏。Anker Japan 代表取締役CEO。
フロンタウン生田のネーミングライツパートナー。

高田のゆめちゃんとカブレラ。

上福元直人(99)、瀬川祐輔(30)、大南拓磨(3)。
結婚したマスコットへのコメントを求められて困惑していました。3人は移籍組なので、丁寧な扱いです。

上野禎久氏。日本レースプロモーション代表取締役社長。
等々力の陸上トラックを活用した「Fサーキット2023」のイベントを告知しました。

加藤有加利氏のライブ。
 カワサキまるこの中の人。

オールニュータンワールドの告知。

水鳥寿思氏。Mizutori Sports Club代表。
去年の新体制で告知した「おフロ体操」を実演。

大きなお友達として「おフロ体操」を踊る高井幸大(29)。笑顔です。

「おフロ体操」を踊る新卒5選手で唯一の大学卒の山田新(20)。笑顔です。

名願斗哉(24)。ユース組に負けないように頑張ってました。

ORIHICAスーツのスーパーモデルは宮代大聖(33)。

上福元直人(99)。GKユニフォーム。

瀬川祐輔(30)。アウェイユニフォーム。

山田新(20)。1stユニフォーム。

山田新(20)。プーマのポーズ。

記念撮影。大南拓磨(3)。

記念撮影。大関友翔(28)。

松長根悠仁(27)のコールから、Basket Caseでタオルマフラーを回して終了しました。

ニュータンタンメンのカップラーメンと、エバラ食品のなべしゃぶをいただきました。

188,500views

2023/01/03

230103シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズンの川崎フロンターレ。
1回目(前編)に続いて、2回目(後編)は選手別の平均採点を見る。


49試合のプレー時間の合計は、4,751分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、フロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。

exdrives における各試合の採点を、出場時間に照らして各選手の年間の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.960点だった。
(2021年6.151、2020年6.073、2019年5.943、2018年5.883、2017年6.036、2016年6.028、2015年6.014、2014年5.870)。


2022年5月29日の京都戦(J1 #16)での円陣。
川崎はコロナ禍となってから組んでいなかったので、久しぶりの円陣。

GK、DF、MF、FWの4ポジション別に、出場時間順に並べた。
 ポジションは登録上のものでなく、実態に合わせた。
 2022シーズンは4-3-3で、サイドバックはDFに含めている。
 チャナティップ、遠野大弥はFWでも出場していたが、MFとした。

2022年中の代表活動を、ユース所属選手を含めて示します。
なお、移籍情報は随時更新していきます。

■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 42試合3911分出場 平均採点6.12 ベンチ0試合
 加入7年目。攻められる時間が長くなり、最後の砦としての活躍の機会が増えた。
 ホームFC東京戦(J1 #1)で大活躍したが、アウェイFC東京戦(J1 #34)ではレッドカード。
丹野研太(27) 7試合551分出場 平均採点6.00 ベンチ40試合
 第2GKとして十分な活躍。加入3年目で残念ながら契約満了となった。
 京都戦(J1 #25)では、シュートストップや安定したキャッチで勝利に貢献した。
 (2023シーズン 岩手(J3)へ完全移籍)
早坂勇希(22) 2試合96分出場 平均採点5.50 ベンチ3試合
 (2022シーズン 桐蔭横浜大学から加入)
 浦和戦(J1 #23)でFPとして初のベンチ入りを果たす。
 アジアツアーの札幌戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。
安藤駿介(21) 2試合92分出場 平均採点6.50 ベンチ8試合
 第3GK。浦和戦(J1 #23)ではFPとして、真剣にシュート練習に取り組む。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。

■defender
谷口彰悟(5) 41試合3727分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 劣勢にあっても粘り強く守り抜き、ビルドアップの起点となった。
 筑波大学から加入して9年間、川崎を支え続け、カタールに旅立つ。
 (2023シーズン アル・ラーヤン(QAT)へ完全移籍)
山根視来(13) 38試合3626分出場 平均採点5.94 ベンチ0試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続3回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 代表招集が増えたことで、コンディション調整が難しく、運動量が少ない試合もあった。
佐々木旭(15) 31試合2537分出場 平均採点5.58 ベンチ3試合
 (2022シーズン 流通経済大学から加入)
 公式戦3試合目の横浜FM戦(J1 #9)でデビューし、鹿島戦(J1 #2)で初先発初ゴール。
 LSBで徐々に消極的なプレーが目立つようになり、7~8月に出場機会を失う。
 しかし、9月10日の広島戦(J1 #29)で再びチャンスを得ると確かな成長を示した。
車屋紳太郎(7) 31試合2438分出場 平均採点5.93 ベンチ0試合
 FC東京戦(J1 #1)で右肩関節脱臼で2か月間離脱した。
 復帰後はLCBとして最終ラインを支える。ドリブルで持ち上がって組み立てた。
山村和也(31) 35試合2027分出場 平均採点5.72 ベンチ10試合
 ジェジエウ、車屋不在の2~4月と10月に先発出場を続け、その後もベンチに控えた。
 スピードではなく、高さと読みの良さで守り続ける。
 清水戦(J1 #32)では2失点に関与したが、同点ゴールを決め、逆転ゴールの起点となった。
ジェジエウ(4) 15試合1125分出場 平均採点6.09 ベンチ0試合
 7月に長期離脱から復帰すると、離脱前と変わらない豪快な守備を見せる。
 横浜FM(J1 #24)のロスタイム、家長のクロスを渾身のヘッドで決勝ゴール。
 10月1日の札幌戦(J1 #31)で右指を骨折し、4週間離脱した。
登里享平(2) 15試合1016分出場 平均採点5.37 ベンチ0試合
 3月2日の浦和戦(J1 #10)で左ハムストリングスを負傷する。
 その後右大腿二頭筋肉離れを繰り返し、復帰まで4か月間を要した。
 復帰後もスプリントのスピードが上がらず、身長のアンマッチを狙われる。
田邉秀斗(30) 3試合152分出場 平均採点5.78 ベンチ1試合
 高卒2年目。札幌大学戦(天皇杯 R64)広州戦(ACL GL #2)に途中出場。
 7月に千葉(J2)に期限付き移籍すると、J2リーグで15試合連続、先発出場した。
 (千葉(J2)へ2022年7月19日から2023年1月31日までの育成型期限付き移籍)
 (2023シーズン 千葉(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)


2022年8月27日の鹿島戦(J1 #27)

■midfielder
橘田健人(8) 45試合3761分出場 平均採点6.09 ベンチ1試合
 IHとアンカーで稼働し続け、プレータイムはソンリョンに次ぐ2位。
 代表入り、ヨーロッパ移籍も時間の問題と思わせるほどの活躍を見せた。
脇坂泰斗(14) 44試合2956分出場 平均採点5.86 ベンチ3試合
 J1リーグ・ベストイレブン(2年連続2回目)。J1リーグ5ゴール、ACL1ゴール、YLC1ゴール。
 日本代表(7月)。ジョホール戦(ACL GL #4)鹿島戦(J1 #27)でFKから直接ゴール。
ジョアン・シミッチ(6) 33試合2121分出場 平均採点6.23 ベンチ3試合
 橘田の台頭で、昨年から不遇な時間が長かったが、アンカーで復活した。
 ハイボールを跳ね返し、ボールを大きく追ってCBの負担を減らした。
遠野大弥(19) 44試合2104分出場 平均採点5.85 ベンチ4試合
 守備的な役割を含め、アップダウンを繰り返してチームを牽引した。
 サブも多かったが、44試合に出場。福岡戦(J1 #13)で決勝ゴール。
チャナティップ(18) 24試合1548分出場 平均採点5.77 ベンチ3試合
 (2022シーズン 札幌(J1)から完全移籍で加入)
 タイ代表。大きな期待を背負って加入したが、負傷離脱が長かった。
 狭いエリアからのドリブル突破と機を見たスルーパスが光った。
瀬古樹(16) 23試合939分出場 平均採点5.67 ベンチ9試合
 (2022シーズン 横浜FC(J1→J2)から完全移籍で加入)
 適正なポジションを見つけられず、出場時間が短く、消化不良だった。
 出場するとボールを呼び込んでチームを鼓舞した。セットプレーを任された。
大島僚太(10) 12試合707分出場 平均採点5.85 ベンチ0試合
 今シーズンも負傷が多くなり、稼働できた時間が極めて短かった。
 トラップ、パス、広い視野など異なる次元のプレーを見せた。
小塚和季(17) 18試合678分出場 平均採点5.82 ベンチ7試合
 神戸戦(J1 #11)のCKで、谷口のゴールを決勝アシスト。
 華麗なパスだけでなく、タックルやプレッシングといった泥臭い役割もこなした。
松井蓮之(25) 8試合649分出場 平均採点5.61 ベンチ3試合
 (2022シーズン 法政大学から加入)
 J1リーグとYLCではベンチ入りもできず、厳しいルーキーイヤーとなった。
 天皇杯2試合とACL2試合に出場して、当たりの強さを垣間見せた。
塚川孝輝(3) 13試合453分出場 平均採点5.67 ベンチ8試合
 序盤から複数ポジションを務め、サブ組の中でも高い序列に立っていた。
 7月にFC東京に移籍すると、IHでレギュラーを掴んだ。
 (2022年7月22日 FC東京(J1)へ完全移籍)

■forward
家長昭博(41) 45試合3508分出場 平均採点6.12 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。J1リーグ12ゴール(うちPK5ゴール)。
 運動量は少なくとも、交代させられず。圧倒的な技術力で右サイドを制圧した。
マルシーニョ(23) 43試合2757分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(初受賞)。J1リーグ12ゴール、ACL1ゴール、YLC2ゴール。
 爆発的なスピードだけでなく、決定力も発揮した。福岡戦(J1 #26)でハットトリック。
レアンドロ・ダミアン(9) 31試合2031分出場 平均採点6.01 ベンチ3試合
 FC東京戦(J1 #1)柏戦(J1 #8)での決勝ゴールなど、J1リーグ5ゴール、ACL2ゴール。
 8月20日の福岡戦(J1 #26)で右足首を捻り、シーズンを終えた。
知念慶(20) 38試合1914分出場 平均採点5.92 ベンチ0試合
 力強さを発揮して、ダミアンと小林悠とFWのポジションを争う。
 J1リーグ7ゴール、ACL3ゴール。天皇杯1ゴール、アジアツアー1ゴール。
 (2023シーズン 鹿島(J1)へ完全移籍)
小林悠(11) 42試合1883分出場 平均採点5.93 ベンチ3試合
 決定機を決められないシーンもあったが、J1リーグ5ゴール、ACL4ゴール。
 ダミアン離脱後の終盤、知念慶からレギュラーを奪い返した。
宮城天(24) 32試合1201分出場 平均採点5.84 ベンチ7試合
 ボールを止める美しいトラップからチャンスを作った。G大阪戦(J1 #3)でゴール。
 マルシーニョが覚醒したため、出場時間を伸ばせなかった。
 (2023シーズン 長崎(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
五十嵐太陽(28) 4試合215分出場 平均採点6.20 ベンチ2試合
 (2022シーズン U-18から昇格)
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、車屋のゴールを初アシスト。
 アジアツアーの3試合にも出場した。
 (2023シーズン 山口(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
永長鷹虎(26) 2試合56分出場 平均採点5.93 ベンチ4試合
 (2022シーズン 興国高校から加入)
 U-19日本代表。ACLは出番がなかったが、札幌大学戦(天皇杯 R64)でプロ初出場、初ゴール。
 清水戦(J1 #32)京都戦(J1 #25)でベンチ入りを果たした。


2022年11月05日のFC東京戦(J1 #34)での円陣。

(特別指定)

山田新(32) 2試合181分出場 平均採点6.52 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学4年生。特別指定。
 コロナ禍で選手が足りなかったC大阪戦(YLC QF #1)で、チームを救ってくれた。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にもフル出場。
 (2023シーズン 桐蔭横浜大学から加入)

名願斗哉(履正社高校3年)は9月7日(水)に加入内定。特別指定なし。

(2種登録)
松長根悠仁(34) 2試合109分出場 平均採点5.6 ベンチ0試合
 U-18の3年生。U-18日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)札幌戦(PSM)に出場する。
 (2023シーズン U-18から昇格)
高井幸大(29) 2試合43分出場 平均採点5.50 ベンチ2試合
 U-18の3年生。U-18、U-19日本代表。2021年に続いて2種登録。
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、パリ・サンジェルマン戦(PSM)にも出場。
 谷口が出場停止だった湘南戦(J1 #15)でベンチ入り。
 (2023シーズン U-18から昇格)
大関友翔(33) ※出場なし
 U-18の3年生。U-17日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 (2023シーズン U-18から昇格)

(登録外)
山内日向汰(35) 1試合95分出場 平均採点6.50 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学の3年生。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBとIHでフル出場、1ゴール。
八田秀斗(39) 1試合91分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)で左IHで先発、90分までプレー。
加治佐海(38) 1試合46分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRSBで先発出場。
田所莉旺(37) 1試合9分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の1年生。U-16日本代表。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRCBで出場。
高橋悠斗(36) 1試合4分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の2年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBで出場。

(登録外 世代別日本代表)
五木田季晋 U-18の3年生。U-18日本代表。
由井航太 U-18の2年生。U-17、U-18日本代表。
濱﨑知康 GK。U-18の2年生。U-17日本代表。
柴田翔太郎 U-18の1年生。U-16日本代表。
土屋櫂大 U-18の1年生。U-16日本代表。

■rental
原田虹輝
 (2022シーズン 長野(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 長野(J3)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
宮代大聖
 (2022シーズン 鳥栖(J1)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 川崎に復帰)
神谷凱士
 (2022シーズン 藤枝(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 甲府(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
イサカ・ゼイン
 (2022シーズン 横浜FC(J2)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 山形(J2)へ完全移籍)
田中碧
 (2021-22シーズン デュッセルドルフ(GER)へ2022年6月30日までの期限付き移籍)
 (2022-23シーズン デュッセルドルフ(GER)へ完全移籍)

■coach
鬼木達 平均採点5.83 (寺田周平コーチ代行の2試合を含む。)
 最も高い評価は7.0点で、横浜FM戦(J1 #24)鹿島戦(J1 #27)FC東京戦(J1 #34)の3回。
 最も低い評価は3.5点で、湘南戦(J1 #15)だった。
 G大阪戦(J1 #21)ビンズンFC戦(PSM)は、寺田周平コーチが代行した。
 (2021年6.15、2020年6.03、2019年5.81、2018年5.72、2017年6.12)

■referee
平均採点5.78
 (2021年5.98、2020年5.90、2019年5.70、2018年5.71、2017年5.72、2016年5.69、2015年5.61)

187,900views

2023/01/01

230101シーズン回顧(1) 2022ランキング

2022シーズン回顧(1) 2022ランキング

2022シーズンの川崎フロンターレを振り返る第1回目(前編)。
 2016シーズン以来の無冠となったが、J1リーグは2位と悪くはなかった。
 ACL、YLC、天皇杯は、早期に敗退した。

2020、2021シーズンに続いて、新型コロナウイルスの大きな影響があった。
 7月下旬から、トップチーム関係者13名が相次いで感染。
 浦和戦(J1 #23)C大阪戦(YLC QF #1)では、GK3名がベンチ入り。
 ユースの選手の第2種登録を怠り、選手が足りなくなった。


2月18日のJ1リーグ開幕戦
 FC東京戦(J1 #1)

公式戦は49試合だった。
 J1リーグ34、ACL6、YBCルヴァンカップ2、天皇杯2、FXSC1。
 さらに7月にパリ・サンジェルマン戦(PSM)、11月にアジアツアー3試合があった。
 (この4試合も、公式戦に含めることとします。)

2021年は53試合だったので、4試合の減。
 ACL、YLC、天皇杯で早期に敗退したことが影響した。
 2020年は41試合、2019年は50試合、2018年は47試合、2017年は53試合だった。

■J1リーグ 2位
 勝ち点66 38試合20勝6分8敗 得失点差+23
 3連覇はできなかったが、首位横浜Fマリノスに勝ち点2差の2位。
 シーズン序盤は相手に押されながらも結果を出していた。
 1つの試合に良い内容で圧勝しても、次の試合であっさり負けることが多かった。
 札幌戦(J1 #31)に負けて、残り4試合でマリノスと勝ち点8差。
 絶体絶命の状況から4連勝して、最終節まで優勝の可能性を残した。
 山根、谷口、脇坂、家長、マルシーニョとベストイレブンに5人が選出された。
■アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL) GL敗退
 グループステージIグループ 2位 6試合3勝2分1敗 得失点差+13
 蔚山現代戦(ACL GL #5)に負けたことが響き、決勝トーナメントに進めなかった。
■YBCルヴァン・カップ(YLC) ベスト8
 2試合2分 得失点差0
 ベスト8から出場したルヴァンカップは、C大阪に競り負ける。
 コロナ禍で選手が揃わない中、2試合ともドローだったが、アウェイゴール差で敗退した。
 2021年にも同じようにアウェイゴール差で浦和に負け、ベスト8だった。
■天皇杯 3回戦敗退
 2試合1勝1敗 得失点差+4
 2回戦札幌大学戦(天皇杯 R64)に勝ったが、雨中の3回戦東京V戦(天皇杯 R32)で負けた。
■FUJIFILM SUPER CUP 準優勝
 1試合1敗 得失点差-1
 4度目の出場となったスーパーカップは、浦和に敗れた。
■パリ・サンジェルマン戦(PSM)
 1試合1敗 得失点差-1
 メッシ、エムバペ、ネイマールが揃い踏みしたパリ・サンジェルマンと対戦した
■アジアツアー2022
 3試合2勝1分 得失点差+4
 J1リーグ終了後、タイで2試合、ヴェトナムで1試合を行った。

合計では、49試合26勝11分12敗だった。
49試合のプレー時間の合計は、4,751分。
 この時間には、前後半のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、フロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における採点から、出場時間に応じて各選手の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.960点。
過去のチーム全体の平均採点は次のとおり。
 2021年 6.151点 J1リーグ優勝
 2020年 6.073点 J1リーグ・天皇杯優勝
 2019年 5.943点 YBCルヴァンカップ優勝
 2018年 5.883点 J1リーグ優勝
 2017年 6.036点 J1リーグ優勝
 2016年 6.028点
 2015年 6.014点
 2014年 5.870点

■high player (season)
 49試合で1,000分以上出場した19選手で、シーズン平均採点が高かったのは次の選手。
  カッコ内は2021年、2020年の順位。
  在籍していない年は (-)、1,000分未満の出場の年は (x) とした。

 1,000分以上出場したのは、2021年は19選手(53試合)、2020年は16選手(41試合)。

1位(10位, -) シミッチ(6) 33試合2121分出場 平均採点6.23 ベンチ3試合
2位(9位, 8位) 谷口彰悟(5) 41試合3727分出場 平均採点6.182 ベンチ1試合
3位(x, -) マルシーニョ(23) 43試合2757分出場 平均採点6.180 ベンチ1試合
4位(11位, 12位) 家長昭博(41) 45試合3508分出場 平均採点6.120 ベンチ1試合
5位(2位, 3位) ソンリョン(1) 42試合3911分出場 平均採点6.118 ベンチ0試合


ジョアン・シミッチ(6)。
 J1リーグ100試合出場セレモニー。
 10月8日の清水戦(J1 #32)

ジョアン・シミッチを最も高く評価した。
 名古屋(J1)から加入2年目。FC東京へのレンタル報道もあったが残留。
 起用されない期間もあったが、プレー機会を得ると確実な活躍を見せた。
 アンカーで背の高さを活かして献身的に動き、左足でロングパスを狙った。

逆に平均採点が低かったのは、19位登里享平、18位佐々木旭、17位山村和也。
 2021年に上位だったダミアンは8位(1位)、ソンリョンは5位(2位)、橘田健人は7位(3位)。

過去の exdrives におけるMVPは、次のとおり。
 2021年 ダミアン(9) 平均採点6.51。
 2020年 三笘薫(18) 平均採点6.40。
 2019年 ジェジエウ(4) 平均採点6.24。
 2018年 家長昭博(41) 平均採点6.25。
 2017年 ソンリョン(1) 平均採点6.32。
 2016年 小林悠(11) 平均採点6.30。
 2015年 大島僚太(16) 平均採点6.25 
 2014年 中村憲剛(14) 平均採点6.25。

■play time (season)
 49試合4,751分のうち、出場時間が長かったのは次の選手。
 カッコ内は2021年、2020年の順位。

1位(1位, 1位) ソンリョン(1) 42試合3911分出場 平均採点6.12 ベンチ0試合
2位(10位, -) 橘田健人(8) 45試合3761分出場 平均採点6.09 ベンチ1試合
3位(5位, 4位) 谷口彰悟(5) 41試合3727分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
4位(2位, 2位) 山根視来(13) 38試合3626分出場 平均採点5.94 ベンチ0試合
5位(3位, 8位) 家長昭博(41) 45試合3508分出場 平均採点6.12 ベンチ1試合

ソンリョンが3年連続で出場時間1位。42試合に先発出場。

出場試合数で見ると、家長昭博と橘田健人が45試合で多かった。
 次いで44試合の脇坂泰斗と遠野大弥が続く。
ベンチ入り(出場なし)も含むメンバー入りは、遠野大弥の48試合がトップ。
ベンチ入り(出場なし)は、丹野研太が40試合で、3年連続で最も多かった。

■high game
 各試合ごとに、出場選手の採点を出場時間に応じて平均した。
 平均採点が高かったのは、次の試合。

1位 220910川崎4-0広島(J1 #29) 平均採点6.69
 スキッベ新監督のもと、J1リーグ3位、YLC優勝、天皇杯準優勝と躍進した広島に圧勝。
2位 220831川崎4-0鳥栖(J1 #20) 平均採点6.66
 鳥栖のプレスをパスワークで無力化して、チャンスを与えることなく攻撃を続けた。
3位 221012川崎3-1京都(J1 #25) 平均採点6.52
 前半に2点のリードを奪うと、後半、京都が逆襲してきたが追加点を奪って快勝。


 9月10日の広島戦(J1 #29)。

 シーズン終盤の3試合を高く評価した。
 ただ、広島戦の次の名古屋戦(J1 #22)はドロー、鳥栖戦の次の湘南戦(J1 #28)は負けてしまう。
 強さを継続することができず、勝ち点を失うこととなった。

■low game
 逆に平均採点が低かったのは、次の試合。

49位 220525川崎0-4湘南(J1 #15) 平均採点4.74
 前半はソンリョンのセーブで無失点で切り抜けたが、後半はなすすべなく4失点。
48位 220402川崎1-4C大阪(J1 #6) 平均採点5.08
 セレッソのプレスを受けてボールロストを繰り返し、大量失点してしまった。
47位 220212川崎0-2浦和(FFSC) 平均採点5.18
 浦和の出足の早さに対して、仕上がり不足で動けず、対抗できなかった。

 低く評価したのはシーズン前半の3試合。
 いずれも拮抗した展開に持ち込むことができず、負けてしまった。

■high player (game)
 各試合の採点で、最も高かったのは8.5点。1回あった。

8.5 ソンリョン(1) 220218川崎1-0FC東京(J1 #1)
 24分、61分にレアンドロ(20)との1対1をビッグセーブ。さらに数多のシュートを弾いて無失点。

 次に高かったのは8.0点。2回あった。

8.0 小林悠(11) 220618川崎5-2札幌(J1 #17)
 38分間のプレーで2ゴールを決め、逆転勝利に貢献。特に69分のバイシクルは美しく完璧だった。
8.0 マルシーニョ(23) 220820福岡1-4川崎(J1 #26)
 7分、45分、64分にゴールを決めてハットトリック。素晴らしい決定力を発揮した。

 今シーズンのハットトリックは、福岡戦(J1 #26)でのマルシーニョの1回だった。

■low player (game)
 各試合の採点で、最も低かったのは3.0点。1回だった。

3.0 谷口彰悟(5) 220402川崎1-4C大阪(J1 #6)
 致命的なミスから2ゴールを許す。代表帰りの疲労もあり、精彩を欠いた。

 次に低かったのは3.5点。5回あった。

3.5 登里享平(2) 220223横浜FM4-2川崎(J1 #9)
 高さとスピードで競り負けて、マリノスに多くのゴールを許した。
3.5 佐々木旭(15) 220525川崎0-4湘南(J1 #15)
 消極的なバックパスを繰り返し、湘南のプレスを呼び込む。失点にも関与。
3.5 ソンリョン(1) 221105FC東京2-3川崎(J1 #34)
 29分、飛び出しが遅れ、アダイウトン(15)を足で止めてレッドカード。
3.5 佐々木旭(15) 220427蔚山現代3-2川崎(ACL GL #5)
 20分、バックパスを相手に渡して先制ゴールを許す。52分、手で止めて不要なイエロー。
3.5 山村和也(31) 221112パトゥム1-3川崎(PSM)
 63分、1対1でマークするコンハード(20)のゴールを許す。70分、一発レッド。

今シーズンの退場は4回。いずれも一発退場だった。
 谷口彰悟は、鳥栖戦(J1 #14)の82分にレッド。採点は4.5。
 橘田健人は、札幌戦(J1 #31)の84分にレッド。採点は5.0。
 ソンリョンは、FC東京戦(J1 #34)の29分にレッド。採点は3.5。
 山村和也は、パトゥム・ユナイテッド戦(PSM)の70分にレッド。採点は3.5。


187,800views