2023/05/29

230528川崎2-0柏(J1 #15)

川崎2-0柏(等々力, 17:00KO, 20,207人)

YBCルヴァンカップ浦和戦(YLC GL #5)の手痛い敗戦から中3日。
 首都圏アウェイ3連戦を3連敗で終え、等々力に戻ってきた。


先発は、浦和戦から6人を変える。
 新たにGK上福元、山根、登里、大島、家長、宮代が先発する。
 GKソンリョン、山村、小塚、瀬川はベンチ。
 佐々木旭と山田新はベンチ外となった。

ベンチには、久しぶりにダミアンが入る。
 ダミアンのメンバー入りは、4月9日のG大阪戦(J1 #7)以来。
 橘田と遠野がベンチから外れている。


柏レイソルは、J1リーグ2勝6分6敗の暫定15位。
 5月17日にネルシーニョ監督が退任し、井原正巳新監督に就任した。

2022年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 220409川崎1-0柏(J1 #8)
 220917柏1-1川崎(J1 #30)

■1st half
柏はプレスを仕掛けず、2CB車屋と大南、GK上福元で組み立てる。
 パスコースがなくても、蹴り出すことなく、パス交換を続ける。
 シミッチは、2FW細谷真大(19)と仙頭啓矢(41)に囲まれる。
 その中でも上手く動いて受けては、パスを散らした。
 中盤まで進んでも柏の寄せは緩めで、どんどん前に運んでいく。

1分、家長の右クロスから小林悠がシュート。
7分、家長がミドルシュート。
そして21分、柏の右サイドからのスローイン。
 CB立田悠悟(50)のトラップが離れたところを小林悠が奪う。
 GK松本健太(46)との1対1から、流れるように先制ゴールを決めた。

その後も川崎が攻め続ける。
 32分、家長の右クロスをシミッチがヘッド。
 34分、山根の右クロスを宮代がシュート。
 小林悠が42分にシュート、43分にループ。

良い攻撃を続けて45+1分、左サイドから崩していく。
 脇坂とのワンツーをバイタルで受けた登里が、右足ミドルを決めた。

■2nd half
柏はハーフタイムでFWフロート(19)と武藤雄樹(9)を投入する。
 この2人がハーフスペースでボールを受けながら、反撃を試みる。
 51分、カウンターから高嶺朋樹(5)がつなぎ、武藤がシュート。
 58分、細谷のラストパスからフロートがシュート。

川崎は、柏がプレスを強めてもそれほど困らなかった。
 55分、宮代の落としからの大島のシュートは、左ポストに当たる。
 68分には小林悠の右クロスを宮代がヘッド。

柏は73分、ドウグラス(49)を入れて圧力を強める。
 ドウグラスは86分、90+3分、90+4分とシュートを放った。

■summary
柏は前半の2失点が大きく響いた。
 プレスを仕掛けず、川崎に自由を許してしまった。
 マイボールとなっても、ボールをつなぐことができない。

後半はスコアレスだったものの、川崎に対抗することができた。
 武藤、フロート、そして終盤にはドウグラスの起用が奏功した。
 彼らにもっと長い時間、プレーしてほしかったところ。
 さらに、マテウス・サヴィオ(10)の欠場の影響も大きかったと思われる。


川崎は手放しで喜ぶまではいかないにせよ、快勝した。
 プレスも緩く、自陣に引いて守ることもなかった柏を攻略した。
 小林悠の先制ゴールは、柏のミスから生まれたもの。
 ただ、多くの決定機を作っていて、良い内容だった。

宮代大聖と小林悠が、2トップ気味にプレー。
 2人が連動してプレスに出て、交互に柏の最終ラインの背後を狙った。
 クロスボールの目標が2つとなることで、右クロスでチャンスを作った。

次は中5日でアウェイ神戸戦(J1 #16)。
 今シーズン首位と好調の神戸との対戦だが、なんとか勝利したい。
(神戸戦は、台風2号による東海道新幹線運休のため、移動が不可能となり延期された)

■goal
21小林悠(11) 45+1登里享平(2) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 ビルドアップに大きく貢献した。34分、パスミスで細谷にシュートを許す。
山根視来(13) 6.0 34分、宮代へ右クロス。55分、大島へラストパス。守備でもしっかり防ぐ。
大南拓磨(3) 6.5 40分に細谷、45分に小屋松、81分にフロートを止める。家長にパスを入れた。
車屋紳太郎(7) 7.0 鋭く相手に寄せて、機を見たタックルでボールを刈り取った。完璧だった。
登里享平(2) 6.5 19分、41分に左クロス。45+1分、ミドルを決める。69分と68分にシュート。
シミッチ(6) 6.0 2FWに挟まれたが動いてパスを受け続ける。32分、ヘッド。90分、イエロー。
脇坂泰斗(14) 6.0 10分、小林とのワンツーからシュート。セットプレーも悪くはなかった。
大島僚太(10) 6.0 緩急を使い分けたパスを出す。41分、ヘッド。55分の決定機は左ポスト。
家長昭博(41) 6.0 7分、ミドルシュート。小林悠と宮代への右クロスでチャンスを量産する。
小林悠(11) 7.0 21分、先制ゴール。1分、42分、43分、90+2分にシュート。プレスを先導。
宮代大聖(33) 6.0 内側に位置してプレスや抜け出しを担う。34分、68分、85分にシュート。

■sub
67(10)小塚和季(49) 6.0 優しいパスを周囲に的確につなぐ。ミスもなく、安定していた。
87(33)瀬川祐輔(30) 5.5 90+3分、寄せてボールカット。プレー機会は少なかった。
90+2(14)瀬古樹(16) 5.5 90+5分、左ライン際でボールにタッチ。プレー機会はこれだけ。

■bench
ソンリョン(1) 山村和也(31) チャナ(18) ダミアン(9) 

■coach
鬼木達 6.5 宮代と小林悠の同時起用で勝利を呼び寄せた。選手交代は3人と控え目。

■referee
中村太 6.5 試合の流れを阻害せず、バランス良いジャッジだった。

195,900views
AT+3+5

■おまけ

小宮山尊信氏。2010-16年在籍。

田中裕介氏。2011-14年在籍。

鄭大世氏。2006-10年在籍。

井川祐輔氏。2006-17年在籍。

柏ゴール裏にあいさつに出向いた大南拓磨(3)と瀬川祐輔(30)。
試合終了後、川崎のセレモニーがかなり長かったのですが、柏サポも20分ほど残って2人を待ってくれました。

谷口彰悟。アル・ラーヤン(QAT)。
2014-22年在籍。

2023/05/25

230524浦和2-1川崎(YLC GL #5)

浦和2-1川崎(埼玉スタジアム, 19:30KO, 12,366人)

J1リーグ2連敗となった横浜FC戦(J1 #14)から中3日。
 国立、三ツ沢と続く首都圏アウェイ3戦目の埼玉スタジアム。

YBCルヴァンカップは、グループリーグで1勝2分1敗の勝ち点5。
 残り2試合で、首位湘南と勝ち点1差の2位となっている。

高井と永長は、引き続きU20代表に招集されている。
 このため、YLCのU21先発ルールは免除される。


先発は横浜FC戦から9人と大きく変える。
 続けて先発するのは、2CBの山村と車屋のみ。
 脳震盪明けの大南がRSB、佐々木旭がLSBに入る。
 GKは、久しぶりにソンリョンを起用する。
 中盤にシミッチ、脇坂、小塚とパサーを並べ、前線には山田新、小林悠、瀬川。

ベンチからは、チャナが外れている。


浦和はJ1リーグ6勝3分3敗の暫定8位。
 ACL決勝のため2試合消化が少なく、実質的に上位に立つ。
 そのACLでは、アル・ヒラル(KSA)に勝って、3度目の優勝を飾った。

YLCは、4試合4分勝ち点4で、GL3位。
 川崎と同じく、GL突破の可能性を残している。

浦和とは今シーズン等々力で2回対戦し、いずれもドロー。
 230405川崎0-0浦和(YLC GL #3)
 230423川崎1-1浦和(J1 #9)

■1st half
川崎がいきなり先制する。
 3分、シミッチの斜めのパスを瀬川が受ける。
 ターンしてコースを作ると、きれいにゴールに流し込んだ。

その後はリードを許した浦和が主導権を握る。
 GK鈴木彩艶(12)から細かくビルドアップする。
 川崎のプレスを自陣に引き寄せて、ボランチの柴戸海(22)が前進した。
 右ワイドにダヴィド・モーベルグ(10)、左にブライアン・リンセン(9)が張り出す。
 前後左右にピッチを拡げて使うことで、中央のスペースを作った。

19分、リンセンのミドルをホセ・カンテ(11)が押し込むが、GKソンリョンがセーブ。
 22分にはホセ・カンテがロングシュート。

浦和はボールを保持したが、決定機は作れなかった。

■2nd half
50分、小塚のラストパスを小林悠が胸トラップからシュート。
 完璧な崩しだったが、ゴール左に外してしまう。

直後の51分、浦和の速攻。
 モーベルグのラストパスを、ホセ・カンテがゴール。
 大南が戻ってきたが、ターンで振り切られた。

同点となってからも、浦和のチャンスが続く。
じっくりと川崎を押し込んで、右サイドから崩していった。
 54分、56分のリンセンのシュートは、GKソンリョンがキャッチ。
 58分にホセ・カンテ、82分、88分にリンセンがシュート。
 85分の安居海渡(22)のミドルは素晴らしかったが、GKソンリョンがスーパーセーブ。

川崎はバイタルを使われて、ボールを奪えない。
 防戦が続く中、89分、ついに決壊する。
 酒井の右クロスが、シミッチに当たってオウンゴール。
 あっけなかったが、ゴール前で十分に構えることができず、やむを得なかった。

■summary
浦和は3分に失点したが、自力で逆転した。
 川崎にチャンスを与えつつも、それ以上に決定機を作っていた。
 特に後半は圧倒していて、内容的にも妥当な勝利といえる。

ホセ・カンテ、モーベルグ、リンセンの外国籍3選手が攻撃を牽引。
 ターンオーバーする中、勝利したことはチーム状態の良さを示している。
 

川崎は残念な結果となった。
 51分に同点とされてから、追加点を奪う可能性は低かった。
 厳しい時間が続いたが、選手交代でも改善できなかった。

89分に2点目を失ってから、3バックに組み替える。
 ただ、残りはロスタイムの4分だけで、時間はなかった。

若手の登用もなく、収穫の少ない敗戦となった。
 それでも中3日で柏戦(J1 #15)がやってくる。
 名願、大関、松長根を起用するなど、将来性を見せてほしい。

■goal
51ホセ・カンテ(11) 89OwnGoal
3瀬川祐輔(30) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 19分のカンテ、85分の安居のシュートを止める。ロングパスが正確だった。
大南拓磨(3) 5.0 17分、右クロス。上下動を繰り返したが、足元からボールが離れがちだった。
山村和也(31) 5.5 22分、カンテを潰せずミドルを打たれる。43分、瀬川へロングパスを通す。
車屋紳太郎(7) 5.5 落ち着いて組み立てる。65分、左クロス。72分、左サイドに出張って守る。
佐々木旭(5) 5.0 相対するモーベルグを止められなかった。65分、左サイドからカットイン。
シミッチ(6) 5.5 ミスも目立つが、ミドルパスで牽引する。89分のオウンゴールは責められない。
脇坂泰斗(14) 5.5 細かくパスをつなぐ。20分、クロスを2本続けてブロック。59分にシュート。
小塚和季(49) 5.5 18分、ボレー。21分、ターンで局面を打開する。50分、小林悠にラストパス。
山田新(20) 6.0 GKパントキックに競り勝つ。6分にカウンターから、65分に混戦からシュート。
小林悠(11) 5.5 2分、11分にシュート。50分、胸トラップで作った決定機は決めてほしかった。
瀬川祐輔(30) 6.5 3分、テクニカルな先制ゴール。守りでも良く戻っていた。59分に早めの交代。

■sub
58(30)遠野大弥(17) 5.0 61分、左からカットイン。左FWで、佐々木とともに守りに追われる。
73(11)宮代大聖(33) 5.0 75分、山村のロングパスをトラップできず。ボールに絡めなかった。
73(49)橘田健人(8) 5.0 シミッチとの2ボランチでバイタルを埋める。ボール保持は消極的。
73(14)瀬古樹(16) 6.0 74分、シミッチのパスからシュート。87分、左クロスを家長に送る。
79(20)家長昭博(41) 5.5 87分、DFに覆いかぶさってヘッド。88分、カウンターからミドル。

■bench
上福元直人(99) 山根視来(13) 

■coach
鬼木達 5.0 選手交代でブーストすることができず、逆転を招いた。

■referee
山下良美 6.0 破綻することなく、バランス良いジャッジだった。

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AT+1+4

2023/05/23

230520横浜FC2-1川崎(J1 #14)

横浜FC2-1川崎(ニッパツ三ツ沢球技場, 16:00KO, 10,276人)

多摩川クラシコ(J1 #13)から中7日。
 J1に昇格した横浜FCと、2年ぶりの対戦となる。

FC東京戦で退場した脇坂と、累積警告4枚のシミッチが出場停止。
 また、同じくFC東京戦で脳震盪の疑いで交代した大南も、欠場する。


先発は、FC東京戦から4人が変わる。
 新たに山村、橘田、大島、遠野が先発する。
 大南、シミッチ、脇坂、そしてマルシーニョがベンチ外となる。

ベンチには、新たに佐々木旭、小塚、チャナ、瀬川が入った。


横浜FCは、J1リーグで2勝3分8敗の17位。
 2022年にJ2に降格したが、1年でJ1昇格を果たした。
 今シーズンの降格枠は1つだが、18位ガンバ大阪と勝ち点2差。
 降格圏に近い状況が続いている。

2016-21年に川崎に在籍した長谷川竜也(16)が先発する。
 2022年、横浜FCはJ2だったため、移籍後初対戦となる。

■1st half
横浜FCは1トップの伊藤翔(15)にロングボールを入れる。
 ただ、伊藤はあまりキープできず、車屋と山村が回収する。

川崎はゆったりとビルドアップする。
 横浜FCは2CBにプレスをかけず、引いてきた。
 中盤の瀬古樹、大島、橘田もある程度フリーで、余裕があった。

ただ、PA内には入り込んでいくが、最後のシュートが少ない。
 4分、瀬古樹がロングシュート、37分、家長がミドル。

横浜FCは押されつつ、カウンターを仕掛ける。
 38分、長谷川のミドルがバーを叩くと、44分。
 伊藤翔のラストパスから、井上潮音(20)がゴラッソを決める。
 頭で浮かせたボールが落ちてくると、バイシクルで見事な先制ゴール。

■2nd half
48分、横浜FCは山根永遠(30)がロングボールを入れる。
 右サイドで受けた山下諒也(7)が、並走する車屋をスピードで抜き去っていく。
 そのままGK1対1まで持ち込んで、冷静に流し込んだ。
 51分にも山根永遠が、決定機を作る。

2点リードを許した川崎は、54分に瀬川と佐々木旭を投入する。
 瀬川が右サイドに入り、家長を中央に動かして2トップ気味にする。

あまり改善はしなかったが、68分に瀬古樹のFK。
 正面から蹴ったボールが、きれいにゴール右隅に決まった。

川崎は同点を狙って、強引さを見せていく。
 72分、家長の右クロスを瀬川がヘッド。
 74分、遠野のパスから瀬川がターンしてシュート。
 80分、小塚の縦パスを橘田がトラップしてシュート。
 82分、家長の右クロスから宮代がシュート。
 86分、小塚のFKから小林悠が決定的なヘッド。
ビハインドになってから攻め続けたが、追い付けなかった。

■summary
横浜FCは、5バック2ボランチで低く構えてきた。
 かつて、川崎対策として流行した、守ってカウンターを狙う戦術。
 自陣ゴール前に人数を揃えることで、川崎に決定機を許さない。
 ボールを奪うと、前方に広がるスペースを使った。
 井上と山下の素晴らしい2ゴールと、バーに2度当てるチャンスを作った。

ボール支配率が低い状況で、終盤、川崎にチャンスを許した。
 ただ、GKスベンド・ブローダーセン(49)の好守もあり、守り切った。
 四方田修平監督の狙い通りの勝利となった。


川崎はFC東京戦に続いて、連敗となった。
 ボールを保持していても、シュートまで至らず、迫力はなかった。
 2点のリードを許してから、ようやく必死にゴールを目指した。
 ただ、1点しか決めることができず、あえなく負けてしまった。

次は中3日でYBCルヴァンカップ浦和戦(YLC GL #5)。
 グループリーグは残り2試合で、首位湘南と勝ち点1差の2位。
 チームの状況は良くないが、勝利して最終節の湘南戦を迎えたい。

■goal
44井上潮音(20) 48山下諒也(7)
68瀬古樹(16)

■judge
上福元直人(99) 5.5 2ゴールともに止められなかった。90+5分、FKを前線の山村に入れる。
山根視来(13) 5.0 家長の周囲を巡った。後半は47分、70分、79分、89分と多くの右クロス。
山村和也(31) 6.0 落ち着いてプレーする。90+1分に最前線に上がると、90+5分にヘッド。
車屋紳太郎(7) 4.0 30分、持ち上がるもロスト。ミスは少なかったが、山下の独走ゴールを許す。
登里享平(2) 5.0 6分、瀬古のクロスをヘッド。35分、PA内で受ける。50分、左からシュート。
橘田健人(8) 5.0 中盤を広くカバーする。攻撃面は物足りない。80分、小塚の縦パスをシュート。
瀬古樹(16) 6.5 早いタイミングで縦パスを入れる。4分、62分にシュート。68分、FKを決める。
大島僚太(10) 5.0 26分、遠野へラストパス。井上のゴラッソを許す。54分までプレーできた。
家長昭博(41) 5.0 パスを引き出すが、動きが少なく、プレーが止まった。37分、右足ミドル。
宮代大聖(33) 5.0 20分、26分、35分にPA内でプレー。82分、家長の右クロスからシュート。
遠野大弥(17) 5.0 17分、瀬古の右クロスをヘッド。35分に登里、74分に瀬川にラストパス。

■sub
54(10)瀬川祐輔(30) 6.0 右ウィングからゴール前に顔を出す。57分、72分、74分にシュート。
54(2)佐々木旭(5) 5.5 左サイドで高い位置をキープする。果敢に仕掛けてクロスを入れた。
76(16)小塚和季(49) 6.0 次々とゴール前にパスを出す。正確なセットプレーでチャンスを作る。
76(17)小林悠(11) 5.5 86分、小塚のFKを力強くヘッドするが、GKブローダーセンに弾かれた。
83(33)山田新(20) 5.5 横浜FCの最終ラインにプレスを仕掛ける。プレー機会は少なかった。

■bench
ソンリョン(1) チャナ(18) 

■coach
鬼木達 5.0 迫力ある攻撃を生み出せなかった。瀬古樹は交代させず、残すべきだった。

■referee
池内明彦 6.0 接触プレーを流し気味で裁く。まずまずのジャッジだった。

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2023/05/13

230512FC東京2-1川崎(J1 #13)

FC東京2-1川崎(国立競技場, 19:30KO, 56,705人)

3連勝となった鳥栖戦(J1 #12)から中4日。
 第41回多摩川クラシコは、金曜日の国立競技場。
 Jリーグ30周年記念スペシャルマッチとして開催される。

川崎にとって、(新)国立競技場でのJ1リーグは初めて。
 ただし、G大阪戦(天皇杯 Final)パリ・サンジェルマン戦(PSM)ではプレーした。

高井幸大と永長鷹虎が、U-20日本代表に招集された。
 アルゼンチンでのU-20ワールドカップに参加するため、不在となる。


先発は、鳥栖戦から1人だけ変わる。
 新たにLSB登里が先発して、U-20代表招集の高井がベンチ外。
 車屋がLSBからLCBに動いて、大南と2CBを組む。

ベンチ入りの7人は、鳥栖戦と同じ。


FC東京は、J1リーグ4勝3分5敗の11位。
 アルベル・プッチ・オルトネダ監督の2年目のシーズン。
 横浜FMから獲得した、川崎U-18出身の仲川輝人(39)は先発する。

松木玖生(7)と熊田直紀(29)は、U-20日本代表に招集されて不在。

2022シーズンの対戦は、川崎の2勝だった。
 220218川崎1-0FC東京(J1 #1)
 221105FC東京2-3川崎(J1 #34)

■1st half
FC東京は川崎のビルドアップを阻害する。
 パスコースを狭めながら、川崎に余裕を与えない。
 強くタイトなパスを出させる状況を作って、ボールを回収した。

先制ゴールは12分のゴラッソ。
 左サイドで徳元悠平(17)が受けると、飛び込んだ家長を抜いてPA内へ。
 脇坂が寄せたが、角度のないところから、豪快にゴールを撃ち抜いた。

さらに25分、登里のスローインを受けたシミッチを囲み、ボール奪取。
 徳元の左クロスに安部柊斗(8)が飛び込んで、2点差とする。

川崎は35分過ぎからようやく反撃に転じる。
 37分、家長のミドルから生まれた宮代の決定機は、GKヤクブ・スウォビィク(1)がセーブ。
 38分、登里の左クロスから宮代が粘ってシュート。

39分、1点を返すことに成功する。
 瀬古樹の縦パスを宮代大聖が受け、CB木本恭生(4)を外してゴール。
さらに42分、マルシーニョの左クロスを瀬古樹がミドル。

■2nd half
後半スタートから、FC東京がペースを握った。
 徳元が47分、49分と続けてCKを蹴ったところで、脇坂がVAR判定で退場する。
 クリアボールを追いかけて、スパイク裏で仲川を削りレッドカード。
 このFKの流れから、54分、渡邊凌磨(11)のミドルがバーを叩く。

この後、FC東京は数的有利の中、引いて守ることを選択する。
 川崎の攻撃を受け止めながら、打ち合う展開となった。

川崎は大島や橘田がプレスを剥がして前進する。
 FC東京にチャンスを与えながらも、同点ゴールという明確な目標に向かった。

78分、大南のロングボールを遠野が胸トラップしてミドル。
 さらにこぼれ球に詰めた山根がシュート。
87分、遠野が技巧的なループを狙うが、GKスウォビィクが弾き出した。

■summary
FC東京は序盤、優勢な状況を作り出して2ゴールを奪う。
 1点差とされたが、脇坂の退場にも助けられ、勝利した。
 数的有利な状況で、低く構えてリスクを抑えようとした。
 ただ、3点目を狙ってプレスを継続しても良かったかもしれない。

徳元悠平(17)は、1ゴール1アシスト。
 川崎の右サイドの守備を見事に攻略した。
 徳元はセットプレーの精度も高く、勝利に貢献した。
 日本代表のバングーナガンデ佳史扶(49)がベンチスタートだったことも、理解できるプレーだった。


川崎はビルドアップがスムーズにいかなかった。
 高井幸大が不在だったため、車屋がパスの出し手となる。
 ただ、FC東京のポジショニングが良くて、すぐ寄せられた。
 余裕のないパスを選択しては、FC東京にカットされた。

アンカーのシミッチは、FWディエゴ・オリヴェイラ(9)にマークされる。
 左サイドのマルシーニョは、RSB長友佑都(5)に封じられる。
 家長が左に動いたり、山根がボランチに出ても、改善しなかった。

とはいえ、2失点後の前半35分からの10分間、チャンスを作った。
 ロングボールを増やしたこと、それから瀬古樹の鋭い縦パスが効いた。
 宮代が1点を返したが、52分の脇坂の退場が大きく響いた。

次は中7日でアウェイ横浜FC戦(J1 #14)。
 レッドカードの脇坂と、累積警告4枚のシミッチが出場停止となる。
 90+7分に脳震盪で交代した、大南も出場が危ぶまれる。
 選手が少ない状況だが、良いプレーを見せてほしい。

■goal
12徳元悠平(17) 25安部柊斗(8)
39宮代大聖(33) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 CBの間に立ってビルドアップに参加。飛び出しやキャッチも適切だった。
山根視来(13) 5.0 28分、右クロスでCKを獲得。78分、ゴール前に詰めて、決定的なシュート。
大南拓磨(3) 5.0 広い範囲をスピードでカバーする。90+5分にイエロー、脳震盪による交代。
車屋紳太郎(7) 5.0 攻撃の始点となった。90+1分、小泉慶(37)の抜け出しを止めてイエロー。
登里享平(2) 5.0 味方と距離が近すぎた。6分、9分に宮代へロングボール。38分、左クロス。
シミッチ(6) 4.5 25分、ロストから失点を喫した。45+3分、イエロー。メンタル面が安定せず。
脇坂泰斗(14) 4.0 判定は厳しかったが、52分の退場で試合を壊す。セットプレーに課題が残る。
瀬古樹(16) 6.0 39分、見事なタイミングの縦パスで1アシスト。42分、トラップしてミドル。
家長昭博(41) 4.5 12分、安易なタックルで徳元にかわされて失点。37分、ミドルシュート。
宮代大聖(33) 6.5 前線で動き続ける。37分、決定機。1ゴール。69分、PA内で粘ってシュート。
マルシーニョ(23) 5.0 長友にスペースを消され、ランニングできなかった。42分、左クロス。

■sub
59(16)大島僚太(10) 6.0 華麗なボールタッチで観客を沸かす。64分、相手を外してトラップ。
59(23)遠野大弥(17) 6.0 78分にトラップからボレー。87分にループ。どちらかは決めたい。
75(33)小林悠(11) 5.5 76分、PA内で山根のパスを受ける。88分、右クロスもGKがキャッチ。
75(41)橘田健人(8) 6.0 81分、ターンで相手を剥がして展開する。89分、縦パス。攻撃で貢献。
82(6)山田新(20) 5.5 右ウィングでの出場。プレスを仕掛ける。84分、PA内でドリブルする。
90+7(3)山村和也(31) 5.5 大南の脳震盪によって交代出場する。プレー機会はなかった。

■bench
ソンリョン(1) 

■coach
鬼木達 5.5 前半の劣勢を打開できず、2失点を喫した。ただ、脇坂退場後も含め、盛り返した。

■referee
西村雄一 5.5 接触プレーが多く、イエロー5枚を提示。脇坂のVARによる退場は厳しめだった。

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AT+3+8

■おまけ

仲川輝人(39)と塚川孝輝(35)。
川崎のゴール裏にあいさつに来てくれました。

仲川は、川崎U-18出身者唯一のJ1リーグMVPと得点王。

2023/05/08

230507川崎1-0鳥栖(J1 #12)

川崎1-0鳥栖(等々力, 15:00KO, 17,674人)

アウェイ京都戦(J1 #11)は、ロスタイムの小林悠のゴールで勝利した。
 ゴールデンウィーク3連戦の最後は、中3日でのホーム鳥栖戦。

等々力はかなりの強い雨が続き、寒くもあった。
 観客数も17,000人台と伸び悩んだ。


先発は、京都戦から2人を変更する。
 新たに大南とマルシーニョが先発する。
 登里はベンチ外、遠野はベンチスタートとなる。

ベンチには、新たに山村が入った。


鳥栖は、J1リーグで3勝2分5敗の暫定15位。
 日程は川崎と同じ中3日だが、3連戦ではない。
 4月29日(土)の浦和戦(J1 #10)は、浦和のACL決勝のため、延期されている。

GK内山圭(35)がベンチ入り。
 川崎U18,U15出身で、2010年と2011年には川崎で2種登録。
  2011年6月5日のアウェイ広島戦(YNC R32 #1)でベンチ入り。
 東海大学、東京武蔵野シティFC(JFL)、熊本(J2, J3)、藤枝(J3)を経て、今季鳥栖に加入。
 2022年には、J3ベストイレブンを獲得。
 JFLからJ1リーグまで這い上がり、等々力に戻ってきた。

2013-18年に川崎に在籍した森谷賢太郎(19)は先発する。

2022シーズンの対戦は、川崎の1勝1分だった。
 220521鳥栖0-0川崎(J1 #14)
 220831川崎4-0鳥栖(J1 #20)

■1st half
鳥栖は最終ラインからのボールを森谷が引き受ける。
 森谷はシンプルに隣の河原創(5)やCBに戻して、リズムを作る。
 LSB菊地泰智(23)が家長の背後のスペースを使って前進していった。

12分、菊地がミドルシュート。
34分、長沼洋一(24)の右クロスを本田風智(8)がシュート。

川崎は上手くボールを回収して速攻を狙う。
 左サイドから、マルシーニョがスピードで仕掛けていく。
 6分、16分、26分、33分にシュート。
 41分には車屋がシュート性のクロスを入れる。

右サイドでは、家長が山根を走らせてクロスを入れる。
 脇坂が15分と38分、瀬古が6分に2本、43分に2本、シュートを放った。

■2nd half
後半も川崎が攻勢を仕掛ける。
 46分、押し込んでからの車屋のミドルはバー。
 49分、シミッチのミドルは、右ポストを叩いた。

そして52分、家長が右クロスをふわっと入れる。
 宮代がCB田代雅也(30)を引き寄せて、PA内をボールが転がる。
 走り込んだ脇坂が、胸トラップからゴールを決めた。

55分、鳥栖が最大の決定機を作る。
 センターサークル付近で高井を抜き去って、本田が独走する。
 PA内まで運んだが、戻ってきたシミッチがシュートをブロックした。

その後も鳥栖はセットプレーで仕掛けていく。
 61分、森谷のFKを田代がヘッド。
 75分、手塚康平(7)のFKを田代がヘッド。

川崎はリスクを抑えながら、時間を使う。
 最後は左コーナーフラッグ近くでキープした。

■summary
鳥栖は、パスを大事につなぐスタイル。
 ただ、ゴール近くまでは運べず、チャンスは少なかった。
 2ボランチの森谷と河原が、前を向く機会を増やしたいところ。

前半も押されていたが、後半スタートから川崎の猛攻を許す。
 全体的にラインが下がってしまい、バイタルを埋められない。
 46分にはバー、49分にポストには救われたが、55分に失点を喫した。
 2CB田代と山﨑浩介(2)は奮闘していたが、耐えられなかった。


川崎は、マルシーニョが先発に復帰した。
 左サイドからスペースに走り込み、簡単にシュートに持ち込む。
 ロングボールを入れるだけで、チャンスを作ってくれた。

鳥栖が自陣に引くと、バイタルからミドルを放っていく。
 左右のポケットへのランを狙い、バランス良く攻撃した。

車屋がLSBに回って、2CBは大南と高井が組んだ。
 55分に本田の独走を許したが、これ以外は鳥栖を抑えていた。
 身長のある選手が多く、セットプレーの守備も安定した。

次は中4日、金曜日開催のFC東京戦(J1 #13)。
 第41回多摩川クラシコは、国立競技場でのアウェイ戦。
 日程は厳しいが、しっかりと勝利したい。

■goal
52脇坂泰斗(14) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 12分、パスミス。ゆっくり時間を使う。75分、田代のヘッドをキャッチ。
山根視来(13) 6.0 前半、多くの右クロスを入れる。リードすると、右サイドの守備を固める。
大南拓磨(3) 6.0 ドリブルやロングパスを狙う。64分、クロスをブロック。74分、イエロー。
高井幸大(29) 6.0 16分、脇坂へつなぐ。55分、本田に抜け出される。84分、右サイドをカバー。
車屋紳太郎(7) 6.5 16分、GKまで詰める。41分、左クロス。46分の弾丸ミドルは惜しくもバー。
シミッチ(6) 6.5 6分、シュート。49分、ミドルは右ポスト。55分、本田のシュートをブロック。
瀬古樹(16) 6.0 ミドルを再三狙う。上下に動いてバランスを保ちつつ、ロングボールを入れた。
脇坂泰斗(14) 7.0 15分、38分にミドル。52分、守備の間隙を突くゴール。PA内でも動き回る。
家長昭博(41) 5.5 山根の攻め上がりを上手く使っていく。1アシスト。66分、70分に右クロス。
宮代大聖(33) 5.5 45+1分、71分にポストプレー。70分、家長のクロスをシュートに持ち込む。
マルシーニョ(23) 6.0 スピードでチャンスを作り出した。6分、16分、26分、33分にシュート。

■sub
HT(16)大島僚太(10) 6.0 スムーズにパスを展開する。65分、マルシーニョへロングパス。
68(23)遠野大弥(17) 5.5 82分、89分に左クロス。85分、自陣から左サイドをドリブルする。
78(41)小林悠(11) 5.5 1トップ。じっくりプレスを先導する。90+4分、ドリブルでFKを獲得。
78(14)橘田健人(8) 6.0 中盤を引き締める。バックパスも問題なし。87分、ボールを回収する。
86(33)山田新(20) 5.5 87分、右ライン際で突破を図りCKを獲得。90分、ドリブルを仕掛ける。

■bench
ソンリョン(1) 山村和也(31) 

■coach
鬼木達 6.5 的確な選手起用で見事に勝利を収めた。入れ替えた先発2人も機能した。

■referee
川俣秀 6.0 細かく笛を吹きながら、バランス良くジャッジした。

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AT+2+4

2023/05/05

230503京都0-1川崎(J1 #11)

京都0-1川崎(サンガスタジアム by KYOCERA, 14:00KO, 15,504人)

雨中のアウェイ福岡戦(J1 #10)に勝利して中3日。
 福岡から川崎に戻ったチームは、京都に再び遠征する。

ゴールデンウィークで晴天に恵まれたが、15,504人と観客数は少し控え目。
 素晴らしいスタジアムなので、もっと満席に近づいてほしい。


先発は、福岡戦と変わらない11人。
 浦和戦(J1 #9)から3試合連続で先発を固定する。

ベンチには、新たにマルシーニョと小林悠が入る。
 マルシーニョは、3月26日の湘南戦(YLC GL #2)での負傷から復帰する。
 ベンチから外れたのは、山村と永長の2人。


京都は、J1リーグで4勝1分5敗の暫定11位。
2022年の対戦は、1勝1敗だった。
 220529京都1-0川崎(J1 #16)
 221012川崎3-1京都(J1 #25)

■1st half
川崎は京都のプレッシングを苦にしない。
 GK上福元、2CB、シミッチの4人で数的優位を作る。
 京都がボールサイドに圧縮するため、横にボールを動かしていく。
 右サイドでは、家長がロングボールをフリーで待ち構えていた。

左サイドから、遠野が細かいステップで仕掛ける。
 3分と20分には、カットインからシュート。
 シンプルなクロスだけでなく、1対1で揺さぶった。

34分、脇坂がPA内までドリブルで運んでラストパス。
 宮代が落としたところを脇坂が押し込むが、VARでオフサイドと判定される。

京都は11分、右から崩して佐藤響(44)がフリーでシュート。
 15分、平戸太貴(39)がFKを直接狙うが、壁に当たった。
 16分、川﨑颯太(7)のスルーパスから山﨑凌吾(11)がシュート。
 17分、18分の松田天馬(18)の右CKなど、10分間ほどいい攻撃を続けた。

■2nd half
後半、先に京都が選手を入れ替える。
 ハーフタイムに福岡慎平(10)、57分にパトリック(9)を投入する。
 川崎より動けていて、セカンドボールを拾って押し込んだ。

67分、左クロスから佐藤響がミドルシュート。
73分、福岡の左CKを麻田将吾(3)が落とし、パウリーニョ(47)がゴール。
 しかし、VARでオフサイド判定となった。

川崎は動きが少ないだけでなく、パスもずれて守勢に回る。
 チャンスは52分、遠野の左クロスを宮代がヘッドしたくらい。

67分から80分にかけて、川崎が5選手を投入する。
 少しずつ盛り返して、京都ゴールに近づいていく。
 LSBに動いた車屋が、75分、86分と左クロスを入れる。
88分、山根の右クロスを小林悠がヘッド。
 完璧なコースを突いたが、GK若原智哉(1)が見事にセーブした。

90+4分、中盤の競り合いを制し、大島がクロスを入れる。
 ファーの小林悠が、CBを振り切って頭で合わせていく。
 ボールはふわっとGK若原を越えて、ゴールネットを揺らした。

■summary
京都は局面で抜け出されても、すぐにスペースを埋める。
 強い陽射しで気温も高く、きつかったはず。
 それでも、先に動けなくなったのは川崎だった。
 後半は京都が優位に立って、多くのチャンスを作った。

山崎、そしてパトリックにロングボールを入れていく。
 白井康介(14)と佐藤響の両SBが、素早く攻撃参加する。

最後に失点したが、互角に戦っていた。
 結果は出なかったが、内容は決して悪くなかった。


川崎はロスタイムの小林悠のゴールで勝利した。
 前半は上手く攻めたが、後半には体力的な厳しさから失速した。
 連戦の中、それでも鬼木監督は選手交代を急がなかった。
 3試合連続で先発起用した11人を強く信頼していると思われる。

マルシーニョが復帰を果たした。
 スペースを狙った走りは少なかったが、歓迎したい。

次は中3日でホーム鳥栖戦(J1 #11)。
 連戦でターンオーバーをしていないため、体力的な不安はある。
 それでも、しっかり勝利したい。

■goal
90+4小林悠(11) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 バックパスをダイレクトで展開する。鋭い出足から広範囲をカバーした。
山根視来(13) 6.0 攻め上がるもパスが来なかった。88分、小林悠に完璧な右クロスを届ける。
高井幸大(29) 6.0 12分、川﨑をPA手前で倒してイエロー。FW山﨑やFW木下康介(17)を封じた。
車屋紳太郎(7) 7.0 15分にFK、16分にシュートをブロック。LSBでは果敢にドリブルで上がる。
登里享平(2) 6.0 22分、鋭い左クロス。39分、ボレーシュート。後半はサイドの守備が続いた。
シミッチ(6) 6.5 ほとんどのハイボールを競り合う。パトリックにやや苦戦。27分、イエロー。
瀬古樹(16) 6.0 20分、左サイドの遠野へロングパス。59分、ファウルを受け、白井を小突く。
脇坂泰斗(14) 6.0 19分、セカンドボールに競り勝ちミドル。56分、90+2分のFKは長すぎた。
家長昭博(41) 5.5 右サイドでフリーでロングボールを待ち受ける。39分、44分に右クロス。
宮代大聖(33) 5.5 45分、左からPA内に入り込んでシュート。52分、遠野のクロスをヘッド。
遠野大弥(17) 6.5 3分、20分にカットインしてシュートを放った。23分、52分には左クロス。

■sub
67(16)大島僚太(10) 6.0 90+4分、決勝アシスト。頭上をボールが行き交い、タッチは少なめ。
67(17)マルシーニョ(23) 5.5 復帰戦。68分、GKまで深く追う。走り出すスペースがなかった。
74(41)山田新(20) 5.5 右FWで強く相手DFに当たっていく。76分、大島のロングパスを受ける。
74(2)大南拓磨(3) 5.5 LCBに入って、ハイボールを競った。ビルドアップも落ち着いてこなす。
80(33)小林悠(11) 7.0 88分、ヘッド。90+4分、気迫溢れるゴール。シャツを脱いでイエロー。

■bench
ソンリョン(1) 橘田健人(8) 

■coach
鬼木達 6.5 京都の攻勢を耐え凌ぎ、交代選手の活躍で勝利を掴んだ。

■referee
今村義朗 5.0 アドバンテージやファウルの基準が不明確だった。疑念を抱かせるジャッジ。

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AT+2+6