2019/07/31

190731広島3-2川崎(J1 #16)

広島3-2川崎(エディオンスタジアム広島, 19:00KO, 10,965人)

大分戦(J1 #20)に勝利してから中3日。
ACLのためスキップされた第16節広島戦が組まれる。
水曜日の遠距離アウェイは観戦には厳しいが、仕方がないところ。

J1リーグは暫定3位で、首位FC東京とは勝ち点4差。
悪くない状況で、勝ち点を積んで差を詰めていきたい。


先発は、大分戦から4人を変更。
馬渡和彰、守田、家長、長谷川が新たに先発する。
車屋、田中碧、中村、齋藤学はベンチスタート。
先発は入れ替えたが、メンバー入り18人は大分戦と同じ。


広島は、J1リーグで暫定8位。
ACLではグループリーグを突破したが、ラウンド16で鹿島に敗れた。
中10日の日程で、川崎よりコンディション的に有利な状況。

2018シーズンの対戦は1勝1敗だった。
 180331川崎0-1広島(J1 #5)
 180819広島1-2川崎(J1 #23)

2017シーズンに川崎に在籍したハイネル(44)が先発する。
 2018はヴィトーリア(BRA)でプレーし、広島には今季から加入。
なお、2011-12シーズンに在籍した柴﨑晃誠(30)も先発する。

■1st half
4分、森島司(14)のCKから、佐々木翔(19)が蹴り込んで先制ゴール。
川崎は立ち上がり、落ち着く前にいきなり失点してしまった。

広島は低く構えた5バックで待ち受ける。
サイドも中央もスペースを引き締めて、川崎に攻めさせる。

川崎は守田の判断が遅く、ボールを持ちすぎた。
逡巡しているうちに広島に詰められて、難しい状況を作ってしまう。
家長も阿部もボランチからの距離が遠く、パスが滞った。

23分、森島の左クロスを、ドウグラス・ヴィエイラ(20)がヘッド。
ドウグラスの手前にいた谷口が目測を誤ってしまう。
ジャンプは空振りに終わり、ドウグラスがきちっとファーに決めた。

■2nd half
守田を下げ、山村がボランチに入るとパスが動き始める。
しかし、全体的に1歩目の動き出しが鈍く、ルーズボールを拾えない。
押し込むことはできたが、広島のクリアを拾う二次攻撃が少なかった。

52分、森島の長距離FKの流れから、荒木隼人(23)がヘッドで3点目。
いい時間帯だったが、セットプレーからあっさりと失点を喫した。

川崎はいいところがなかったが、75分、ダイレクトパスで攻略する。
中央から下田、小林、ダミアンとつなぎ、小林がゴールを決める。
78分には長谷川の左クロスをダミアンが押し込んで1点差とする。

残り時間、守備は割り切って、ゴールを目指す。
81分、山村の強いミドルはGK大迫敬介(38)がセーブ。
82分、長谷川のバックヘッドはゴールラインぎりぎりでクリアされた。

前線に小林、ダミアン、山村を並べて、クロスを入れていく。
迫力ある攻撃を仕掛け、惜しい局面を作ることができた。

■summary
試合間隔に余裕があった広島が、コンディションで川崎を上回った。
川崎よりも素早く動き出すことで、ルーズボールを多く拾った。
少ないチャンスから3ゴールを奪って、試合を優位に進めた。

5バックで守りつつ、ドウグラスのキープ力を活かして時間を使う。
終了間際に2点を失って、川崎の圧力を受けたが、逃げ切った。


川崎は簡単に3点を失ってしまった。
連戦の下田と阿部がいつものように動けず、中盤のスペースを埋め切れない。
彼らを支えるべき守田と家長は、逆に負荷をかけてしまった。

広島のボールを追い込んでも、次のパスを簡単につながれる。
背走しながらの守備が増え、体力を費やした。


J1リーグで、G大阪戦(J1 #4)以来の敗戦を喫した。
それでも後半2点を決めて盛り返すことができた。
下田や小林をフルに使ったものの、中村、齋藤学、田中碧を休ませた。

J1リーグの先は長く、中3日で松本戦(J1 #21)を控える。
しっかりコンディションを整えて、勝っていきたい。

■goal
4佐々木翔(19) 23ドウグラス・ヴィエイラ(20) 52荒木隼人(23)
75小林悠(11) 78ダミアン(9) 

■judge
ソンリョン(1) 5.0 2失点目は足を浮かせるミスで、止められず。チームを救えなかった。
馬渡和彰(17) 4.5 守備が軽く、1対1で抜き去られる。攻撃も不発で、物足りなかった。
ジェジエウ(4) 6.0 ドウグラスのスピードに苦しみつつ、粘り強く対応。パスミスも。
谷口彰悟(5) 5.0 クロスの目測を誤って2失点目を喫した。カウンターを防ぎ続ける。
登里享平(2) 6.0 後半、左サイドからクロスやカットインで仕掛ける。攻守に貢献した。
下田北斗(22) 6.0 疲労はあったが頑張って走る。位置が低かったが、後半は持ち直した。
守田英正(6) 4.0 時間を使ってバックパスばかり選択した。判断が遅く、良くなかった。
阿部浩之(8) 5.5 広島のパスワークに翻弄されていた。周囲のサポートが足りなかった。
家長昭博(41) 5.0 自由に動くが、バランスを崩す結果に。89分、ジャンピング・ボレー。
長谷川竜也(16) 5.5 中に絞ったためパスを受けられず。後半、サイドからクロスを入れる。
小林悠(11) 6.0 前線で孤立。プレスも空振りが目立った。それでも素晴らしい1ゴール。


■sub
HT(6)山村和也(34) 6.5 ボランチに入る。掴みにくいポジションで、中盤を蘇生させた。
57(8)ダミアン(9) 7.0 1ゴール1アシスト。沈むチームを鼓舞し、悪い流れを打破した。
73(2)車屋紳太郎(7) 5.5 左SBで出場。サイドを鋭く駆け上がった。スピードが光る。

■bench
新井章太(21) 田中碧(25) 中村憲剛(14) 齋藤学(19)

■coach
鬼木達 5.0 ターンオーバーに失敗して、勝ち点を得られず。交代策で持ち直した。

■referee
家本政明 5.5 適切なジャッジ。ただ、接触プレーの判断が少しぶれていた。 

96,700views

■おまけ

試合が終わり、長谷川竜也(16)はゴール横で倒れ込みます。すぐにレアンドロ・ダミアン(9)が駆け寄り、手を貸して立ち上がらせました。

2019/07/28

190727川崎3-1大分(J1 #20)

川崎3-1大分(等々力, 19:00KO, 22,715人)

前週のチェルシーFC戦(PSM)を挟んで、2週間ぶりのJ1リーグ。
他チームはチェルシー戦の週に第20節を終えていて、逆に今週が空いている。

川崎は2試合消化が少ない状況で、暫定4位。
首位FC東京とは勝ち点7差となっている。


先発は、2週間前のFC東京戦(J1 #19)と同じ。
ベンチには馬渡和彰と守田が入り、脇坂と知念が外れた。


大分は、J1リーグを9勝5分5敗で5位。
夏の移籍期間で、G大阪(J1)から田中達也(50)を獲得。
早速、田中達也は先発出場し、移籍後初出場となった。

アウェイでの対戦(J1 #13)は、マギーニョのゴールで川崎が勝っている。

■1st half
大分は、ウィングの田中達也と松本怜(7)を両サイドのライン際に固定する。
ピッチを広く使って、GK高木駿(1)と3バックからパスをつなぐ。
トップ下がウィングに加勢して、2人で川崎のSBと対峙する。
2対1の数的有利をサイドで作り、5分、8分、25分と田中達也がシュートを放った。

川崎は前線の4人でプレスを仕掛けていった。
しかし、大分はパスコースを作る動きを続け、プレスをかわす。
齋藤学と阿部が前に出ていくため、残されたSBが苦しい状況となった。

高い位置でボールを奪えなかったが、攻撃は機能した。
下田を中心に、ダイレクトあるいは2タッチで縦に早くつなぐ。

7分、齋藤学のスルーパスから阿部がシュート。
10分、こぼれ球を拾った小林が、右ポストに当てる。
37分、阿部のヒールパスから小林がシュートしたが、GK高木が弾いた。
多くの決定機を作ったが、決めることができなかった。

■half time
川崎市制記念試合として、YMCAショーがハーフタイムに開催された。


去年の長崎戦(2018 J1 #17)に続いて、西城秀樹氏はパネル参加。

今年からはコロッケ氏(56)が新たに参加し、歌いながらピッチを巡った。モノマネを披露してくれたが、シンプルにYMCAを歌っても良かったと思う。

■2nd half
後半になると、大分の運動量が落ち始める。
川崎が空いたスペースを使って、中央から攻め込んでいった。
51分、下田の美しいスルーパスを受け、齋藤学が右足ダイレクトでゴール。

大分は直後にFW藤本憲明(10)を投入して、反撃を仕掛ける。
56分、抜け出した藤本の落としをFWオナイウ阿道(45)がゴール。
有効ではなかったロングボールで、同点に追いつくことができた。

しかし、大分はボールへの寄せが遅れ、川崎がゴールに迫る。
61分、オナイウのバックパスが乱れ、中村がボールを奪う。
中村がラストパスを送ると、小林が美しい切り返しからゴールを決めた。

71分にダミアンが投入されると、大分のDF陣は太刀打ちできなかった。
精度の低いロングボールも、ダミアンは易々と味方につなぐ。
85分、ソンリョンからのロングボールをダミアンが胸トラップしてラストパス。
中央で受けた阿部がコントロールショットを沈めた。

■summary
大分は最終ラインを高く保ち、果敢に攻めた。
最終ラインでボールをつなぎながら、前線にロングボールを入れる。
中央のFWオナイウは抑えられたが、前半はサイドで優位に立つことができた。

後半は運動量が落ちてしまったが、素晴らしい内容だった。
夏場は難しくなるかもしれないが、攻撃的なサッカーを続けてほしい。


GK高木駿(1)。
試合後、川崎ゴール裏に挨拶に来てくれた。
11分の阿部のループ、33分、37分の小林、45+2分の中村のFK、90+6分の家長と、止めまくった。

川崎は公式戦2試合続けての3ゴール。
攻撃が噛み合ってチャンスを作り、後半、次々とゴールを決めた。

前半、サイドでの数的不利を作られたが、耐えることができた。
1失点は、高い最終ラインの背後を藤本のスピードで突かれたもの。
突発的な失点となったが、これ以外はロングボールに対応できていた。

J1リーグ首位FC東京に勝ち点4差となった。
次は中3日で、未消化の広島戦(J1 #16)を迎える。
今の川崎は、ベンチにも豪華な戦力が揃っている。
ターンオーバーでさらなるチーム内競争を促しつつ、勝利していきたい。

■goal
51齋藤学(19) 61小林悠(11) 85阿部浩之(8) 
56オナイウ阿道(45)

■judge
ソンリョン(1) 6.5 25分の田中のループ、90+4分の岩田智輝(29)のシュートを弾いた。
登里享平(2) 6.0 チームを落ち着かせる。前半、数的不利となってサイドを崩された。
ジェジエウ(4) 6.5 ロングボールを処理。失点シーンはオナイウをフリーにしてしまう。
谷口彰悟(5) 6.5 最終ラインを上げつつ、ジェジエウと挟み込んでオナイウを封じた。
車屋紳太郎(7) 5.0 25分、松本に抜かれて決定機を作られる。ミスキックも目立った。
下田北斗(22) 7.5 高い技術と早い判断で攻撃を指揮。1アシスト。最後まで走りまくった。
田中碧(25) 5.5 21分、32分とパスミスでカウンターを許す。後半は運動量が落ちた。 
阿部浩之(8) 7.0 7分、9分、11分と立て続けにシュート。ダメ押しの3点目を決める。
中村憲剛(14) 6.5 61分、ボール奪取から1アシスト。動きは少ないものの、効果的。
齋藤学(19) 6.5 ショートパスの交換で仕掛ける。先制ゴール。守備にもしっかり戻る。
小林悠(11) 7.0 10分、37分、60分と個人技を交えたシュート。61分、決勝ゴール。

■sub
66(25)守田英正(6) 6.0 ボランチに入り、スペースを埋めて中盤を引き締めた。
71(11)ダミアン(9) 7.0 圧倒的にハイボールを支配。80分、胸トラップから1アシスト。
81(14)家長昭博(41) 5.5 中央でキープして時間を作る。90+6分、決定的なシュート。

■bench
新井章太(21) 馬渡和彰(17) 山村和也(34) 長谷川竜也(16) 

■coach
鬼木達 6.5 良い内容で快勝につなげた。いつもよりも早めの選手交代も的確だった。

■referee
池内明彦 5.5 不可解なジャッジも目立ったが、全体的には妥当なレフェリング。

96,100views

■おまけ


大分ゴール裏「よーきちくれた❤ありがとう」

発達障害の子供たちにスタジアム観戦を体験してもらう川崎市主催の「えがお共創プロジェクト」。
大分からのツアーは全日空利用でした。

川崎ゴール裏「カワサキへ! きてくれて、ありがとう!! たのしんでね」

2019/07/22

190720ファン感謝デー(フォトレポ)

2019ファン感謝デー(等々力, 12:00KO, 1万人超)

等々力陸上競技場で、2019ファン感謝デーが開催された。
7月20日(土)12:00から16:30まで。
選手出演は13:30から。

チェルシーFC戦(PSM)の翌日で、忙しい日程となった。

1万人超が参加したとのことで、バックスタンドのコンコースは混雑気味。
ピッチに出てしまえば、広くて余裕がありました。


 メインスタンド前にステージ。

 馬渡和彰(17)。
 イッツコム・ブース。

 マギーニョ(26)。
「等々力のピッチでサッカー」イベント。



 小学生たちにボールを要求するマギーニョ。
 マークに付くのは鬼木達監督。

 新井章太(21)。
 フロンターレでんき・ブース。

 舞行龍ジェームズ(29)。
 オールマイケルズ。
 ベジマイト料理を販売。 

 阿部浩之(8)。
 アカン!二度付け串カツあべ屋(和幸)。

 大島僚太(10)。
 とっとこ川崎ハムスターズ。
 ハムカツサンドのサンドなしを販売。

 レアンドロ・ダミアン(9)。
 マカダミアン・チョコチーノを販売。

 ブルーのうどんデス!500円。

 今話題のネタを素早く拾ってます。
 元ネタはC大阪(J1)のFWブルーノ・メンデス(20)のこちらのチャントから派生しました。

 ドメサカブログさんの記事はこちら

 フロンタールズのパフォーマンス。

 富士通チアリーダー部の仮の姿。 

95,400views

2019/07/20

190719川崎1-0チェルシーFC(PSM)

川崎1-0チェルシーFC(日産スタジアム, 19:00KO, 61,012人)

チェルシーFC(ENG)との「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」。
J1リーグに1週間の中断期間を設定し、開催された。

会場は等々力ではなく、日産スタジアム。
金曜日でもチケットは完売となり、61,012人が入場した。

欧州クラブとの対戦は、ボルシア・ドルトムント戦(2015 PSM)以来。
そのドルトムントとの対戦は、0-6で粉砕された。


先発は、FC東京戦(J1 #19)から2人を変更する。
守田が右SBに、家長がトップ下に入る。
車屋はベンチ外となり、中村はベンチスタートとなった。

ベンチ入りは13人。選手交代は9人まで可能。
高卒新人の原田虹輝(31)、7月12日に愛媛FC(J2)から期限付移籍してきたGK馬渡洋樹(36)、特別指定(桐蔭横浜大学4年)のイサカ・ゼイン(35)が入った。


チェルシーFCは、2018-19シーズンのプレミアリーグで3位。
UEFAヨーロッパリーグで優勝し、EFLカップでは準優勝だった。
2019-20シーズン前のPSMとして来日した。

■1st half
立ち上がりは川崎がボールを持つことができた。
10分には登里のクロスから、家長がボレーシュート。

チェルシーは10分ほどで川崎のプレスに慣れる。
フリーの味方にゆっくりパスをつなぎ、少しずつゴールに近づく。
15分と29分にペドロ(11)、17分にミシー・バチュアイ(23)、34分にケネディ(16)と多くのシュートを放った。
いずれも決定的な場面ではなかったが、チェルシーが攻め続けた。

川崎はチェルシーのプレスに苦しむ。
前に運べないまま、すぐにボールを渡してしまう時間が長く続く。
やっと45分、速攻から家長が左足でシュートすることができた。

■2nd half
川崎はハーフタイムで5人を交代する。
前線は4人とも交代させて、ダミアン、知念、脇坂、長谷川を入れる。
さらに右SBに、久々の登場となる馬渡和彰を入れた。

チェルシーも時間経過とともに適宜交代を挟む。
川崎の最終ラインが重くなり、チェルシーに押し込まれた。
チェルシーのプレスは厳しいままで、川崎はパスをつなげない。

65分、GK新井が投入されると、直後に2つのビッグセーブ。
70分、ケネディとの至近距離の1対1を止め、73分、ジルー(16)のFKを弾き出した。

川崎は押されつつも、前半よりはチャンスを作った。
55分、知念の右クロスをダミアンがヘッドで合わせる。

終盤には、連続して決定機を作り出す。
まずは85分、馬渡和彰の右クロスをダミアンがヘッドでバーに当てる。
86分、山村のミドルはGKウィリー・カバジェロ(13)がビッグセーブ。
続くCKの流れから、中村のふわっとしたクロスをダミアンがヘッドで押し込んだ。

■summary
チェルシーは始動したばかり。
運動量は少なかったが、高い技術を見せてくれた。
トラップやパスが上手いことはもちろん、ポジショニングも的確だった。

決定機は70分のケネディくらいだったが、チャンスは多かった。
GKカバジェロも、DFダヴィド・ルイス(30)も素晴らしかった。


川崎はチェルシーのプレスに最後まで苦しんだ。
パスコースを封じられ、中盤のスペースも埋められて、逃げ場がなかった。
J1リーグやACLでは見たことがないほど、簡単にボールを奪われた。

それでもいい時間帯も作れてはいた。
鋭くサイドをえぐってから、PAエリアにボールを入れる。
9人が入れ替わっても、クオリティを保てていた。

川崎の現在の到達点を確認することができた試合。
プレシーズンとはいえ、チェルシーの選手たちは上手かった。
それでも、ドルトムントとの試合のように何もできない訳ではなかった。
チェルシーとの差は大きいが、高い水準を目指して、これからも質を極めていきたい。

次は中7日でホーム大分戦(J1 #20)。
厳しいポジション争いを続けて、良い内容を続けたい。

■goal
87ダミアン(9) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 難しい局面は少なかった。安定したキャッチとリスタートを見せた。
守田英正(6) 6.0 前半右SB、後半ボランチ、最後は左SBに動いた。守りはまずまず。
ジェジエウ(4) 7.5 強く早い守備でチェルシーの強力なFWを防ぎ切った。完璧だった。
谷口彰悟(5) 7.0 鋭いダイレクトパスをサイドに出す。下がり気味のラインを押しとどめる。
登里享平(2) 6.0 齋藤と長谷川を使っていく。36分、ゴール前のバチュアイからクリア。
下田北斗(22) 5.5 大きく動かず、パスをつなぐ。33分、パスミスで危ない場面を与えた。
田中碧(25) 6.0 プレスを受けても、的確な判断ができていた。落ち着いてパスを散らす。
阿部浩之(8) 6.0 素早いプレスバックで攻撃を遅らせた。スペースも埋めて守っていた。
家長昭博(41) 5.5 10分にボレー、45分にミドルシュート。上手くキープできなかった。
齋藤学(19) 5.5 4分、27分に左からクロスを入れる。25分、中央をドリブルで突破。
小林悠(11) 5.5 懸命にプレスを仕掛けても、かわされた。チャンスに絡めなかった。

■sub
HT(11)ダミアン(9) 7.0 角度がないヘッドをGK足元を狙って決勝ゴール。高さが効いた。
HT(22)馬渡和彰(17) 5.0 プレスを受けるとボールを失った。85分、右からのクロス。
HT(19)長谷川竜也(16) 6.0 左サイドでボールを待ち受ける。51分、83分と左クロス。
HT(8)脇坂泰斗(28) 5.5 右ウィングで出場。内側に入りパスを受ける。54分、スルーパス。
HT(41)知念慶(20) 5.5 ダミアンの周囲を衛星的に動く。53分、55分とサイドからクロス。
65(25)山村和也(34) 5.5 ボランチに入る。86分、短い振りから強烈なミドルシュート。
65(1)新井章太(21) 7.0 投入直後の70分、73分とビッグセーブを披露。素晴らしかった。
82(2)中村憲剛(14) 6.5 ボランチで出場。87分、ふわっとしたボールで決勝アシスト。
90+2(6)マギーニョ(26) 5.5 終了間際に右SBで登場。プレー機会は少なかった。

■bench
馬渡洋樹(36) 舞行龍(29) 原田虹輝(31) イサカ・ゼイン(35) 

■coach
鬼木達 6.5 多くの選手を試しつつ、良い内容を見せた。最終ラインは長く使いすぎ。

■referee
西村雄一 6.5 強い接触でも正当なチャージであれば吹かなかった。良いジャッジ。

95,000views

2019/07/15

190714FC東京0-3川崎(J1 #19)

FC東京0-3川崎(味の素スタジアム, 19:00KO, 42,401人)

鳥栖戦(J1 #18)から中6日。
第34回多摩川クラシコは、J1リーグ首位と3位の上位対決。
(J1リーグ第19節は前日にも開催されていて、その結果、川崎は暫定4位。)
3連休の中日、日曜日のナイター開催となった。


先発は、鳥栖戦から4人を変更する。
長谷川、家長、脇坂と、鳥栖戦で負傷交代した大島が外れる。
2列目に阿部、中村、齋藤学と並べ、ボランチには下田が入った。

ベンチからは守田が外れて、ダミアンが復帰する。


FC東京は、J1リーグ首位と好調。
開幕戦での対戦(J1 #1)は、スコアレスドローだった。

■1st half
両チームが拮抗した立ち上がり。
ボールをつなぐ川崎に対し、FC東京は2トップを走らせる。
9分、永井謙佑(11)とディエゴ・オリヴェイラ(9)が立て続けにシュート。

川崎はセットプレーからチャンスを作った。
15分、中村の右CKをジェジエウがヘッド。
 完璧なタイミングだったが、惜しくもバーに当たった。
20分、下田の左CKを小林がヘッド。
 バックステップで東慶悟(10)を振り切り、叩きつけて先制ゴール。

先制後は、川崎が長くボールを持つ展開となる。
FC東京の守備ブロックの外側を、ゆったりとパスをつなぐ。
田中碧と下田へのプレスが少なく、余裕を持って縦パスを狙った。

ボールを失ったあとのプレスバックも鋭く、FC東京のバックパスが増える。
次々とボールを回収し、FC東京を自陣深く押し込んだ。

■2nd half
後半になると、川崎が面白いように攻め込んでいく。
ボールを持って休みながら、突然、スイッチを入れる。
FC東京はサイドは防いでいたが、プレスが緩く、中央から蹂躙される。

47分、中村のミドルと齋藤のシュートはGK林彰洋(33)が辛うじて止める。
55分、中村がシュートフェイントを入れてから、右の小林につなぐ。
 FC東京は完全に崩されて、小林のクロスを齋藤が合わせて2点目。

FC東京は川崎のプレスに苦しみ、縦ポンもできない状態となった。
53分に高萩洋次郎(8)が交代してしまうと、ボールの持ちどころがなくなる。
シュートまでも到達できず、簡単に川崎にボールを渡してしまった。

69分、中村のスルーパスから齋藤が抜け出したが、GK林がセーブ。
 こぼれ球を拾い、小林、齋藤、下田とつなぎ、阿部が美しいループを決めた。

■summary
FC東京は頼みの2トップが谷口とジェジエウに封じられる。
中盤での川崎のプレスがきつく、良質のロングボールを供給できなかった。
まだ前半は走れていて対抗できていたが、後半は足が止まった。
良い内容を見せることができず、川崎に完敗を喫した。

とはいえ、まだJ1リーグ首位を保っている。
次の清水戦に向けて、しっかり準備しなくてはならない。
夏場はカウンターサッカーに厳しいが、立て直したい。


川崎は攻守にFC東京を圧倒することができた。
起用された2列目の阿部、中村、齋藤と、ボランチの下田が活躍する。
SBの登里と車屋を、いつもと逆に配置したことも、良い結果となった。
意思統一されたプレスも効果的で、高い位置でボールを奪った。

不動のレギュラーだった家長と長谷川がベンチスタート。
FWにも知念とダミアンが控えている。
層が厚く、激しい競争が待っているが、彼らの活躍を期待したい。


小林悠がJ1リーグ100ゴール。

ディエゴ・オリヴェイラが倒れ込み、川崎のゴール裏からブーイング。 しかし、齋藤学がブーイングを止めるように合図していました。

次は中12日で大分戦(J1 #20)。
日程が詰まってくるが、選手を入れ替えつつ、勝ち点を重ねたい。

その前にはチェルシーFCとのワールドチャレンジ2019を挟む。
4年前のボルシア・ドルトムント戦(2015 PSM)は、0-6で大敗した。
結果は気にする必要はないので、楽しいサッカーを期待したい。

■goal
20小林悠(11) 54齋藤学(19) 69阿部浩之(8) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 9分、永井とディエゴのシュートをセーブ。厳しい場面は少なかった。
登里享平(2) 6.5 右SBで良いポジションをキープ。66分、ディエゴとの1対1を防ぐ。
ジェジエウ(4) 6.5 15分、CKからのヘッドはバー。素早い寄せとスピードで完封する。
谷口彰悟(5) 6.5 攻撃の起点になりつつ、ラインを高く保って、水を漏らさなかった。
車屋紳太郎(7) 6.0 本職の左SBでのびのびとプレー。ただ、室屋成(2)には手を焼いた。
下田北斗(22) 7.5 ボールを奪い、早い球離れでリズムを産み出した。2アシスト。
田中碧(25) 6.5 風格さえ感じさせる落ち着いたプレー。相手を呼びこんでパスを出した。
阿部浩之(8) 7.5 コントロール・ショットで駄目押しの3点目。守備の戻りも早かった。
中村憲剛(14) 7.0 最後まで衰え知らずのチェイス。試合の流れをしっかりグリップした。
齋藤学(19) 6.5 54分、押し込んで1ゴール。左サイドからの仕掛けは物足りなかった。
小林悠(11) 7.0 精力的なプレッシング。20分、J1リーグ100ゴールとなる先制ゴール。

■sub
78(19)長谷川竜也(16) 5.5 3点差となって左ウィングに入る。時間を使ってプレー。
85(11)知念慶(20) 6.0 1トップで出場。86分、強烈なミドルは左ポストに当たった。
90+1(2)山村和也(34) 5.5 ボランチに入って試合をクローズ。プレー機会は少なかった。

■bench
新井章太(21) 脇坂泰斗(28) 家長昭博(41) ダミアン(9) 

■coach
鬼木達 7.0 2列目を取り換えたことで、圧勝に導いた。選手交代は遅くなった。

■referee
佐藤隆治 6.5 軽い接触プレーは流しつつ、的確なジャッジだった。

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2019/07/08

190707川崎0-0鳥栖(J1 #18)

川崎0-0鳥栖(等々力, 19:00KO, 22,533人)

明治大学戦(天皇杯 R64)から中3日。
J1リーグは、磐田戦(J1 #17)から1週間ぶりとなる。
1試合未消化だが、第18節ということで後半戦に入る。

等々力は細かい雨が降り続ける。
風もあって、7月なのに冷たい気候となった。


先発は、明治大学戦から9人を変更。
続けて先発する車屋と田中碧の2人を含め、磐田戦と同じ11人に戻した。

磐田戦と比べると、ベンチには守田と中村が入る。
守田は、チームによる1試合出場停止(道路交通法違反)から復帰。
かわりに、ダミアンと下田が外れている。


鳥栖はJ1リーグ5勝1分11敗の16位。
4月14日の対戦(J1 #7)は、知念のゴールで川崎が勝った。
その後、5月5日にルイス・カレーラス監督が退任し、金明輝が監督に就いた。
8月に引退するフェルナンド・トーレス(9)も先発する。

■1st half
鳥栖は、2トップのトーレスと金崎夢生(44)、ウィングの2人を最前線に並べる。
ときにはもう1人加わることで、5トップのような形となった。

中盤の人数は足りないので、ビルドアップは難しい。
そのため、前線を目掛けてロングボールを入れてくる。
上手く受ければ数的優位を作れるが、なかなか成功しない。
ほとんどのチャンスは、セットプレーから作っていた。

川崎は、バランス良く攻めていく。
ボランチへのプレスが緩く、自由に組み立てることができた。
鳥栖が深く引いて守っていたため、ミドルシュートを多く放った。

41分、家長のスルーパスで脇坂が決定機を迎える。
1対1からのシュートは、GK高丘陽平(18)がビッグセーブで凌いだ。

■2nd half
選手交代によって大きく局面が変わった。
53分、鳥栖はトーレスに変えてFW豊田陽平(11)を入れる。
豊田が強いプレスを掛けることで、川崎のパスを寸断していく。

さらに56分。大島が足を痛めて交代する。
新たに入った守田も悪くはなかったが、大島の存在感は埋められない。
田中碧の運動量も落ちてきて、中盤での優位が失われる。

風上の鳥栖がセカンドボールを拾っていく。
攻撃回数が多くなることで、セットプレーの機会も増えてくる。
67分、クエンカ(7)が右サイドからドリブルでPA内に入り込む。
83分にはCKから混戦となって、金崎がシュート。

川崎はボールをつなぎ、鳥栖を自陣深くまで押し込んだ。
78分、田中碧からのパスを受けた小林がターンからシュート。
89分には家長の左クロスを小林がヘッド。
しかし、鳥栖の強固な守備ブロックを崩し切れず、決定機は作れなかった。

■summary
雨もあったせいか、川崎は低調な内容となった。
右サイドの車屋は、ボールを呼び込んでもチャンスを作れない。
左サイドも、鳥栖が人数をかけて守ってきて、突破できなかった。
中央の小林にパスを集めていったが、ゴールを奪えなかった。


鳥栖はCKやFK、それから両サイドからのロングスローでチャンスを作った。
ボールをゴール前に放り込んで、混戦に持ち込むことはできた。

守備では最終ラインを低く設定する。
前半はバイタルが空いていて、ロングシュートを多く浴びた。
風上に立った後半は、ブロックの外でもプレスを掛け、守りきった。


首位のFC東京が勝ったため、勝ち点は7差(1試合未消化)に広がる。
次は中6日、アウェイでのそのFC東京戦(J1 #19)。
好調を維持する首位チームに対し、大島の負傷交代など不安が残る状況。
それでも結果を出して、勝ち点差を詰めていきたい。

■goal


■judge
ソンリョン(1) 6.0 雨の中でもがっちりとキャッチ。セットプレーも安定して守った。
車屋紳太郎(7) 5.5 高い位置でボールを受けるが、縦に突破できず。守備は良かった。
ジェジエウ(4) 6.0 10分、26分にファウルでFKを与える。最後はパワープレイで前線へ。
谷口彰悟(5) 6.0 マッチアップで金崎、豊田を封じ込める。好守にミスがなかった。
登里享平(2) 6.0 左サイドを駆け、クロスやスルーパスを入れる。35分には直接シュート。 
田中碧(25) 5.5 前を向いて強気のパスを出していく。疲労からか運動量が落ちていった。
大島僚太(10) 6.5 2人に囲まれても余裕があった。57分、突然に座り込んで負傷交代。
家長昭博(41) 5.5 狭いエリアでのパス交換で、技術の高さを見せる。89分、左クロス。
脇坂泰斗(28) 5.5 13分、37分とロングシュートを放つ。41分の決定機はGKに当てた。
長谷川竜也(16) 5.5 4分、ドリブルからシュート。サイドからの突破が少なかった。
小林悠(11) 6.0 17分、浮き球をボレー。77分、トラップからターンしてシュート。

■sub
57(10)守田英正(6) 5.0 大島負傷で緊急出場。相手をはがすパスが少なかった。
64(28)中村憲剛(14) 5.5 広い視野でサイドにボールをさばいた。縦パスは少なかった。
79(16)阿部浩之(8) 6.0 90分のシュートはGKが止める。気の効いた守備で引き締めた。

■bench
新井章太(21) 山村和也(34) 齋藤学(19) 知念慶(20)

■coach
鬼木達 5.0 鳥栖の守備を崩し切れずドロー。攻撃はもっと機能させたいところ。

■referee
上田益也 5.5 接触プレーの少ない展開で、適切なジャッジ。

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2019/07/04

190703川崎1-0明治大学(天皇杯 R64)

川崎1-0明治大学(等々力, 19:00KO, 8,031人)

今年の天皇杯は、例年と同じく2回戦からのスタート。
磐田戦(J1 #17)から中2日で、東京都代表の明治大学と対戦する。
大学チームとの対戦は、2013年、同じく天皇杯2回戦での高知大学戦以来。




先発は、磐田戦から9人を変更。
続けて先発するのは車屋と田中碧の2人のみ。
CBは舞行龍と山村が組み、ボランチは下田と田中碧。
齋藤学と阿部がウィングに入り、2トップが知念、ダミアン。
大きくターンオーバーしても、豪華な布陣となった。

ベンチには、5月17日の名古屋戦(J1 #12)から戦列を離れていた中村と、宮代が入る。




明治大学は、1回戦でブラウブリッツ秋田(J3)に勝利した。
2020年からFC東京入りが決まっている安部柊斗(9)が先発する。

■1st half
明治大学は積極的にプレスを仕掛けてきた。
ボールは奪えないものの、川崎のパスワークを寸断していく。
特にボランチの田中碧と下田に自由を与えなかった。
サイドではボールを持たれたが、中央はしっかり締めていた。

川崎はセットプレーからチャンスを作っていく。
明治大学は簡単にクリアできず、厳しい場面を何度も作られた。
15分、下田の右CKを知念がヘッドで合わせて、オウンゴールで先制した。

明治大学はパスの乱れもあったが、勇敢に仕掛けてきた。
12分、右サイドからのクロスをFW佐藤亮(11)がヘッド。
ダイレクトパスをつなぎ、スペースに走り込んでゴールを目指した。

パサーが不在の川崎は、大きな展開が少なかった。
それでも24分には知念、39分にはダミアンが決定機を迎えている。

■2nd half
後半はボールが落ち着かず、両チームとも縦に早く進む。
手数を掛けずにゴールを目指し、攻守の入れ替えが激しくなる。

62分、中村と登里が入ると、2人が中継することで川崎のパスが回る。
着実に時間を使いながら、スペースを探して中村がスルーパスを入れた。
74分、阿部がGK加藤大智(21)を越えていくループを放つと、バーを直撃した。

明治大学は足を止めず、プレスを掛け続けることで追加点を許さない。
ロスタイムには、立て続けにビッグチャンスを作る。
90+1分、坂本亘基(14)のループを新井が止める。
90+3分、須貝英大(5)がフリーでシュートするが、外してしまった。

■summary
明治大学は自陣に引きすぎず、川崎に立ち向かった。
チャンスの数は少なかったが、ゴールの可能性は少なくはなかった。
何よりも最後まで走り続けることで、善戦することができた。
15分の失点が早すぎたこと、終盤の決定機を外したことで、勝つことはできなかった。


川崎はゴールに迫りながら、1得点にとどまった。
パサーがいなかったため、崩すパターンが限られてしまう。
それでもセットプレーやサイドからの仕掛けで、チャンスは作っていた。

負ける可能性は少なかったが、もっと余裕のある展開としたかった。
2点目、3点目を奪えていれば、宮代をデビューさせられたかもしれない。
ただ、しっかりターンオーバーしながら、3回戦に進むことができた。


 GK加藤大智(21)。
 良いセーブを見せてくれました。

次は中3日でホーム鳥栖戦(J1 #18)。
田中碧や車屋の疲労は気になるが、今日休んだ選手を中心に、良い結果を出したい。

■goal
15OwnGoal

■judge
新井章太(21) 6.0 85分のミドル、90+1分のループを止める。終盤に見せ場を迎える。
マギーニョ(26) 5.5 スペースに縦に走り込み、右クロスを入れる。守備位置は中途半端。
舞行龍(29) 5.5 右CB。まずまずの出来だった。72分、PA近くでFKを与えてしまう。
山村和也(34) 6.0 左CB。パスの起点となる。背後を狙うロングボールに苦しんでいた。
車屋紳太郎(7) 5.5 左SBで先発し、右SBに移動。76分の決定的なシュートはGKが止めた。
田中碧(25) 6.0 厳しいマークを受けながら、コースを探す。33分、カウンターを止める。
下田北斗(22) 6.0 良いトラップから素早く判断して展開した。セットプレーを担当する。
齋藤学(19) 6.0 キャプテンマーク。左サイドの深い位置から、多様なクロスを入れた。
阿部浩之(8) 6.0 ボランチの横から前線まで広くプレー。74分、ループをバーに当てる。
知念慶(20) 5.5 15分、先制点につながるヘッド。43分、44分、66分にもシュートする。
ダミアン(9) 5.5 37分のシュートは決めておきたい。ポストプレーは上手くさばけず。

■sub
61(26)登里享平(2) 5.5 左SBに入り、車屋が右SBへ。76分、左からのクロスを入れた。
61(9)中村憲剛(14) 6.0 トップ下で出場。66分、76分とスルーパスを通していった。
86(22)脇坂泰斗(28) 5.5 ボランチに入る。時間が短く、あまりボールに触れなかった。

■bench
安藤駿介(24) 谷口彰悟(5) 長谷川竜也(16) 宮代大聖(30) 

■coach
鬼木達 6.0 ターンオーバーしながら結果を出した。欲をいえば宮代を起用したかった。

■referee
東城穣 6.0 接触プレーの少ない展開だったが、抑制された適切なジャッジだった。

93,500views