2021/02/27

210226川崎2-0横浜FM(J1 #1)

川崎2-0横浜FM(等々力, 18:00KO, 4,868人/5,000人)

J1リーグ開幕戦は、等々力での横浜Fマリノス戦。
G大阪戦とのFUJI XEROX SUPER CUP(FXSC)から中5日。
第1節では唯一の金曜日開催で、J1リーグの2021年最初の試合となる。

今シーズンも、選手交代は1試合5人までに拡大される。
 ただし、交代回数は3回まで(別にハーフタイムも可)となる。

あらためてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もJ1リーグ全試合に導入される。
 昨シーズンも導入されたが、第1節のみの運用で中断された。


神奈川県をはじめとして、10都府県に緊急事態宣言が発出されている。
 20時までで終わるように、1時間前倒しの18時キックオフとなった。
 観客数は5,000人に制限されて、アウェイ席も設置されない。


後半の飲水タイム。

先発は、FXSCのG大阪戦と同じ11人。
 ベンチには新たに知念が入り、FXSCで脳震盪で交代した塚川が外れた。


後半開始前の円陣。

 横浜Fマリノスは、2019年のJ1リーグ王者。
 アンジェ・ポステコグルー監督は就任4年目を迎えた。
 2020シーズンは、J1リーグ9位。
 川崎との対戦は、川崎の2勝だった。
  200905横浜FM1-3川崎(J1 #14)
  201118川崎3-1横浜FM(J1 #30)

■1st half
マリノスは新システムの3バックで臨む。
 3バックの前に2ボランチを並べたが、上手くボールを運べない。
 川崎の3トップと2インサイドハーフにパスコースを封じられて、苦しんでいた。

川崎はいつもよりパスミスが目立ったものの、決定機を作る。
 手数を掛けずにシンプルに、ゴールに早く向かっていった。
12分、ダミアンのパスで抜け出した三笘がシュート。
21分、脇坂がPA内へ縦パスを入れて、山根がヒールでボールを戻す。
 家長が豪快なボレーで蹴り込んで、先制に成功する。

30分を過ぎるあたりから、川崎が圧倒していく。
32分家長、33分旗手、36分と38分田中碧、37分三笘、42分ダミアンと多くのシュートを放つ。
そして43分、田中碧の直線的な右クロスを、家長が2点目のゴールをヘッドで決めた。

マリノスGKオビ・パウエル・オビンナ(31)の好セーブもあり、2得点にとどまった。

■2nd half
後半スタートからマリノスは、前田大然(38)と水沼宏太(18)を投入。
 4バックに変更して、この2人の運動量を武器に、川崎を追い掛ける。
 前田のスピードを活かして、左の仲川輝人(23)、右の水沼がサイドでパスを受けた。

プレスバックも素早く、川崎に余裕を与えなかった。
 ラインを高く上げてボールを奪うと、縦パスを入れて攻める。
 55分に水沼、59分に畠中槙之輔(4)、62分に和田拓也(33)がシュート。
 63分には前田が田中碧からボールを奪って、オナイウ阿道(45)が左ポストに当てた。

川崎は64分、J1デビューとなる橘田を入れて中盤を引き締め、徐々に押し戻す。
 コンパクトなマリノスの背後に空いたスペースに、三笘や家長を走らせた。
 膠着した状態が続き、時間が過ぎていった。

■summary
どちらのチームも積極的に主導権を握ろうとした。
 強いプレス、コンパクトな陣形、ゴールを目指す攻撃的な姿勢。
 2点差となって、川崎が強度を落としたものの、面白い試合だった。
 ポステコグルーのマリノスとの対戦は、いつもながら楽しめる。


マリノスは前半、川崎の勢いを止めることができなかった。
 低い位置でボールを失い、決定機を多く作られて2失点を喫した。
 最終ラインは高く保っていたが、パスを止められず守り切れなかった。

後半、前田と水沼を投入し、4バックにすることで盛り返した。
 両サイドのスペースに仲川と水沼が走り込み、組み立てていく。
 ただ、川崎を押し込むことはできていたが、決定的なシュートは少なかった。


試合終了直後。

川崎は前半、良いプレーから2ゴールを生んだ。
 しかし後半になると、マリノスの反撃を受ける展開になった。
 FXSCのG大阪戦では、後半の巻き返しを許して2失点している。
 今日は無失点で切り抜けたが、もう少し早く押し戻して余裕を持ちたいところ。

次は中4日でホームC大阪戦(J1 #11)。
 ACLグループリーグの日程調整のため、前倒しで開催される。
 3月は3週連続で水曜日に開催される過密日程となる。
 しっかりと結果を出していきたい。

■goal
21,43家長昭博(41) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 45+2分、オナイウのヘッドを止める。ハイボールも安定して処理。
山根視来(13) 6.5 21分、華麗なヒールパスでアシスト。粘り強く仲川に対応していた。
ジェジエウ(4) 6.5 広い範囲をスピードでカバー。87分、足を伸ばしてピンチを防いだ。
谷口彰悟(5) 6.0 旗手をフォローしながら、守勢にあっても慌てずに落ち着いて守った。
旗手玲央(47) 6.0 LSB。縦への突破とロングパスを担う。33分にPA内からのシュート。
シミッチ(6) 6.0 コンタクトを受けつつも身体を張って配球。余裕のないパスも多かった。
田中碧(25) 6.0 欠かせない存在になりつつある。18分、63分と持ちすぎてボールを失う。
脇坂泰斗(8) 6.0 良く走っていた。7分、16分にシュート。21分、山根に浮き球を供給。
家長昭博(41) 7.0 2ゴールで勝利に大きく貢献する。32分、80分にも決定的なシュート。
ダミアン(9) 6.5 相手GKやCBに厳しくプレスを仕掛け続けた。42分、64分にシュート。
三笘薫(18) 6.5 12分、37分、52分にシュート。縦方向へのドリブルでゴールを目指した。

■sub
64(6)橘田健人(22) 5.5 J1デビュー戦。中盤を引き締める。パスはあまりつながらず。
76(9)小林悠(11) 5.5 84分、三笘のパスを受けてシュート。攻撃の機会が少なかった。
76(8)車屋紳太郎(7) 6.0 LSB。水沼を抑える。セーフティなプレーを選び、安定していた。
88(41)知念慶(20) 5.5 復帰初戦。右FWに入る。90+3分、GKのロングボールを競った。
88(18)長谷川竜也(16) 5.5 左FW。逃げ切りたい時間帯で、ボールホルダーに強く寄せた。

■bench
丹野研太(27) 遠野大弥(19)

■coach
鬼木達 6.0 後半、押される展開だったが、選手交代によって耐え切った。

■referee
西村雄一 6.0 基準が明確なジャッジ。リスタートの位置はこだわりすぎ。

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2021/02/23

210220川崎U-18_2-1高校選抜(NGM)

川崎U-18_2-1高校選抜(埼玉スタジアム, 10:40KO)

川崎U-18と日本高校選抜が対戦するNEXT GENERATION MATCH(NGM)。
FUJI XEROX SUPER CUP(FXSC)の3時間前に、同じスタジアムで開催された。

NGMでは、J1リーグ優勝チームU-18と高校選抜が対戦する。
2019年まではJリーグU-18選抜が出場していたので、川崎U-18は初出場。
40分ハーフ、7人まで交代可能、交代回数は3回まで(ハーフタイムも可能)のルール。


川崎U-18は、3年生が引退し、2年生と1年生の新チーム。
新チームで10番を背負う五十嵐太陽(10)、18番の大関友翔(18)が先発する。
オーソドックスな4-4-2で、4バックに2ボランチ、2ウィングに2トップを並べる。

(※川崎U-18では、エース格が2年生で18番、3年生で10番を背負っています。)
(脇坂泰斗以来、三好康児、三笘薫、田中碧、村田聖樹、宮代大聖、宮城天、戸水利紀、そして五十嵐太陽と9代続いて18番→10番となっています。)


高校選抜は3年生主体の陣容。
卒業直前の2月なので、コンディション的には微妙なところ。
3月にはデンソーカップ(大学生の地域別選抜大会)にも参加する。

■1st half
川崎U-18はショートパスで組み立てる。
高校選抜のプレスを受けてボールを失っても、次のプレーで怖気付かない。
ボランチの田鎖勇作(5)が中心となり、フリーの選手に正確なパスをつなぐ。

右サイドのウィング田中幹大(9)が多くのチャンスに絡んだ。
 16分、LSB松長根悠仁(20)の左クロスをダイレクトでボレー。
 そして24分、入江流星(7)とのワンツーからGK1対1となり先制ゴールを決めた。

高校選抜は、個人の技術で勝負する。
 川崎U-18の守備を崩し切る前に、シンプルにシュートを狙った。
19分、崎山友太(9, 米子北高)がドリブルでターンしてからシュート。
36分、内田陽介(20, 青森山田高)の右クロスを吉田陣平(21, 佐賀東高)がヘッド。
39分、内田の右クロスを安斎颯馬(10, 青森山田高)がヘッドするが、GK青山海(1)がキャッチ。

■2nd half
後半開始直後の41分、川崎U-18に大きなミスが出る。
 LSB松長根のバックパスを受けたCB浅岡飛夢(17)が、安斎に奪われる。
 安斎がGK1対1を制してゴールを決め、同点に追い付かれた。

45分、逆に高校選抜にもCB井上太聖(4, 帝京高)にミス。
 自陣PA左側で川崎U-18の2人に囲まれ、大関に奪われてゴールを決められる。

60分あたりから高校選抜の時間が続く。
 ダイレクトパスやワンツーを繰り返して、川崎U-18の守備をはがしていく。
 高校選抜はハーフタイムで4人交代していて、体力的にも優位だった。
川崎U-18はスペースを埋め切れずに押し込まれ、カウンターを仕掛けるのみ。
73分には青木俊輔(12, 東福岡高)がPA内で決定機を迎えたが、上に外した。

川崎U-18は67分に投入された五木田季晋(25)が、左サイドで時間を作る。
75分には五十嵐太陽の左からのパスで田中幹大がフリーでシュート。
パスを回せるようになり、少し余裕を持って時間を進めた。

■summary
高校選抜はその名の通り選抜チームで、コンビネーションは今ひとつ。
個人の能力を活かして単独で突破してきたが、組織的な攻撃は整理されていなかった。
後半、押し込む時間帯も、選手交代による体力差を活かした部分が大きかった。

FWの崎山友太と安斎颯馬をはじめとして、個人は良いプレーを見せた。
新井爽太(7, 山梨学院高)は、右サイドから攻め込んでクロスを入れる。
後半から出場した野田武瑠(14, 山梨学院高)は、レベルの高いトラップやパスを披露した。


45分、大関友翔(18, 右)が決勝ゴール。
祝福する浅岡飛夢(17, 左)と田鎖勇作(5, 中央)

川崎U-18は、クラブチームとして統率された戦い方だった。
しっかりとパスをつないで、多くの決定機を作っていく。
高校選抜よりも1学年下の選手たちだったが、良い内容だった。


バックスタンドにあいさつ。
 大関友翔(18, 左)。
 青山海(1, 中央)。
 田中幹大(9, 右)。

NEXT GENERATION MATCH(NGM)は、かつてはJリーグU-18選抜との対戦だった。
川崎は2018年、2019年にもFXSCに出場したが、個人的にNGMには興味がなかった。
今年はNGMに川崎U-18が出場するので、午前10時に埼玉スタジアムへ足を運んだ。

正直にいえば、多くのG大阪サポーターは関心がなかったと思われる。
できるなら、FXSCに出場するトップチームのユース対決としてほしい。

■goal
24田中幹大(9) 45大関友翔(18) 
41安斎颯馬(10)

■judge
青山海(1) 6.0 GK。大きな声のキャプテン。18分の安斎、19分の崎山のシュートを止める。
高畠捷(2) 6.0 RSB。細かいタッチからパスをつなぐ。79分、インターセプトして前へ展開。
高井幸大(15) 5.5 CB。61分、PA内でタックル。高さを活かしていたが、やや不安定だった。
浅岡飛夢(17) 5.0 カバーリングも足元も安定していた。41分、痛恨のロストで失点を招く。
松長根悠仁(20) 5.5 LSB。囲まれてボールを失う。22分、左クロス。34分、CKをヘッド。
田中慶汰(6) 5.5 ボランチ。8分、パスミスで決定機を与える。パスコースにもっと動きたい。
田鎖勇作(5) 6.0 ボランチ。シンプルにパスをつないでリズムを生む。50分、中盤でロスト。
田中幹大(9) 7.0 先制ゴール。16分、46分、75分にも決定的なシュート。素晴らしかった。
入江流星(7) 6.0 24分、倒れながらのパスで1アシスト。51分、勝負を仕掛けてFKを獲得。
大関友翔(18) 6.5 流動的なポジショニング。45分、ボールを奪ってそのまま決勝ゴール。
五十嵐太陽(10) 6.0 15分、縦に抜けてPA内に侵入する。75分、左から田中へパスを届ける。

■sub
67(18)秋葉拡人(8) 5.5 FWに入る。90+1分、持ち込んでのシュートは右へ外れた。
67(7)五木田季晋(25) 6.0 左サイドで76分、78分とポイントを作り、流れを落ち着かせた。

■bench
宮地健輔(16) 徳久湧大(3) 小野寺瑠(11) 大瀧螢(14) 久保田大吉(13)

■coach
長橋康弘 6.0 後半、押される時間帯に手を打ちたかった。2人だけの選手交代は少ない。

■referee
中井敏博 6.5 落ち着いたジャッジ。ファウル判定が少なく、スムーズに試合を進めた。

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2021/02/21

210220川崎3-2G大阪(FXSC)★

川崎3-2G大阪(埼玉スタジアム, 13:35KO, 4,208人/5,000人)

2021シーズン最初の公式戦は、FUJI XEROX SUPER CUP。
J1リーグと天皇杯を制し、2年ぶり3度目の出場。
これまでの2回の出場は、1勝1敗だった。
 180210川崎2-3C大阪(FXSC)
 190216川崎1-0浦和(FXSC)★


先発は、天皇杯決勝から2人が変わる。
 ケガの大島と、サンタクララ(POR)に移籍した守田が外れている。
 インサイドハーフに脇坂、アンカーに新加入のジョアン・シミッチが入った。
ベンチには、新加入の遠野、橘田、塚川が入った。


対戦相手は、J1リーグ2位(天皇杯準優勝)のガンバ大阪。
2020シーズンは3回対戦して、川崎の3勝だった。
 200801G大阪0-1川崎(J1 #8)
 201125川崎5-0G大阪(J1 #29)★
 210101川崎1-0G大阪(天皇杯 Final)★

■1st half
ガンバはFWパトリック(18)を中心にプレスを掛ける。
川崎は5分ほど戸惑っていたが、すぐに修正してボールを回していく。
新加入のシミッチの周りに田中碧、脇坂が動いてサポートする。
右サイドで家長を縦に走らせての攻撃も効いていた。

ガンバは4-3-3の新システム。
人数は足りていても、なかなかパスコースを探せない。
サイドからは仕掛けていたが、中央からは崩せなかった。

29分、田中碧が左サイドでポイントを作って、三笘へスルーパス。
三笘はGK東口順昭(1)を先に転ばせてから、先制ゴールを決めた。

32分にも山根のシュートのコースを変えて、三笘が2点目。
スタンドからはオフサイドのように見えたが、VARで確認してゴールが認められた。
その後も川崎がボールを持つ展開で、前半を終えた。

■2nd half
50分あたりから、ガンバの時間帯が続く。
川崎は中盤が間延びして、PA内でブロックを組んで守る。
自陣深くに押し下げられていて、ボールを奪ってもパスをつなげない。
ガンバのプレスバックの餌食になり、簡単にボールを失った。

60分、ゴール前でボールを動かされて、矢島慎也(21)がボレーでゴール。
66分には山根がハンドでPKを与え、パトリックに決められて同点とされた。

さらには70分、FWチアゴ・アウベス(32)がGK1対1の決定機を迎える。
72分、左CKを菅沼駿哉(13)がヘッドするなど、ガンバがチャンスを作った。

川崎は64分に塚川と橘田、72分に小林悠と長谷川、83分には遠野を投入。
さらには90+1分、脳震盪による追加交代枠で塚川に代えて車屋を入れる。
新戦力を多く起用しつつ、ゴールを狙っていった。

そして90+6分のラストプレー。
田中碧の縦パスを遠野が受けて、小林悠へスルーパス。
抜け出した小林悠が、GK東口のファーにゴールを決めた。

■summary
ガンバは前半、良いプレーが少なく2失点を喫した。
後半は巻き返して、厚みのある攻撃で同点に持ち込んだ。
勝負する時間帯できちっと得点することができ、悪くなかった。

インサイドハーフの井手口陽介(15)が効いていた。
常に厳しくボールに寄せていくことで、川崎の自由を奪っていた。
新システムの4-3-3は、仕上がっていない部分もあったと思われる。
それでも特に後半、今シーズンに期待を持てる内容を見せてくれた。


川崎もガンバと同じように、チームが成熟していない面があった。
後半、動きが少なくなって、コンパクトさを保てなかった。
ガンバに中盤を制圧されて、簡単に2点を失ったのは反省点といえる。

余裕のない展開となったが、新戦力を多く試すことができた。
シミッチは良いときのエドゥアルド・ネットのようなプレー。
献身的に動き続けてパスコースを作り、シンプルにさばいて縦パスを入れる。
田中碧や脇坂のフォローを受け、孤立することなくプレーしていた。
9分には右CKに合わせて決定的なヘッドを放つなど、高さも魅力的。

橘田、塚川、遠野にもチャンスを与えることができた。
これからのシーズンを見据えた良い采配だった。

★cup winner
3度目のFUJI XEROX SUPER CUPで、2度目の優勝を飾った。
次は中5日、J1リーグ開幕戦のホーム横浜Fマリノス戦(J1 #1)。
幸先良いシーズンの始まりとなった。
これからも期待していきたい。

■goal
29,32三笘薫(18) 90+6小林悠(11) 
60矢島慎也(21) 67PKパトリック(18)

■judge
ソンリョン(1) 6.0 果敢に飛び出して処理した。90+6分、山本悠樹(29)のFKをキャッチ。
山根視来(13) 6.0 8分、家長を走らせるパス。1アシスト。66分、ハンドでPKを与える。
ジェジエウ(4) 6.5 19分、71分にシュートブロック。押される時間帯は少しバタついた。
谷口彰悟(5) 6.0 1分にパスミス。9分、CKのこぼれ球に詰める。90+1分、CKをヘッド。
旗手玲央(47) 5.5 本職ではないLSBで奮闘する。70分、チアゴ・アウベスに競り負けた。
シミッチ(6) 6.0 加入後初先発。中盤を支えていた。26分、41分に三笘へ縦パスを入れる。
脇坂泰斗(8) 5.5 狭いエリアでも高い技術で打開していった。田中碧と交互にCKを担当。
田中碧(25) 7.0 身体を寄せられても苦にせずボールを運ぶ。64分からはアンカーに入る。
家長昭博(41) 6.0 右サイドから鋭く飛び出す。18分、持ち込んでシュート。後半は沈黙。
ダミアン(9) 6.5 安定したポストプレーでポイントを作った。3分、28分にシュート。
三笘薫(18) 6.5 3分、6分にシュート。そして2ゴールの結果。ドリブルの仕掛けは不発。

■sub
64(8)橘田健人(22) 5.5 インサイドハーフでのデビュー戦。80分、85分、86分にクロス。
64(6)塚川孝輝(3) 5.5 82分、谷口のパスを受け小林悠へ入れる。90+1分に脳震盪で交代。
72(18)長谷川竜也(16) 5.5 75分、2本の左クロスを入れる。良さを出し切れなかった。
72(9)小林悠(11) 6.5 72分、90+2分にヘッド。90+6分、決勝ゴールを美しく決めた。
83(41)遠野大弥(19) 6.0 中央でプレー。90+2分、右クロス。90+6分、決勝アシスト。
90+1(3)車屋紳太郎(7) 6.0 最終盤でLSBに入る。短い時間だが左サイドを落ち着かせた。

■bench
丹野研太(27) 

■coach
鬼木達 6.0 新戦力を積極的に起用して勝利した。後半、押される時間で修正したかった。

■referee
荒木友輔 6.5 プレーの邪魔をしない素晴らしいジャッジ。山根のハンドを明確にPK判定。

■おまけ

バックスタンドに向けて手を上げる谷口彰悟(5)。
無造作にカップを持っています。

賞金3千万円のボートを持つ登里享平(2)。
ベンチコートを脱いで、旗手玲央(47)に渡していました。

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2021/02/01

210201負傷離脱2021(随時更新)

2021シーズン負傷離脱(随時更新)

2021シーズン、負傷や疾病で離脱した選手を記録します。
 公式発表あるいはメディア報道をまとめたものです。
 全治見込日は、負傷日から全治見込みの期間を加えたものです。

現在離脱中の選手は、復帰見通しが近い選手を上に並べています。
 プレスリリースがない場合は、離脱日が新しい選手を上にしています。
復帰した選手は、復帰日順に並べています。
 シーズンの初めに記事を書いて、随時追記していきます。

シーズン複数回の離脱がある選手は、選手名のあとに回数を示しています。

■現在(シーズン終了時)離脱中■
遠野大弥(19) 
★2021年12月12日(日) 大分戦(天皇杯 SF)
 117分、足を負傷。少しプレーを続けたが、ピッチ外に退いた。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2022年1月17日(月)のトレーニングに参加
  (2022年1月17日(月) 公式動画)

車屋紳太郎(7) ■02
★2021年12月4日(土) 横浜FM戦(J1 #38)
 6分、クロスを止めた際に右足を負傷。少しプレーを続けるが、11分に交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年12月12日(日) 大分戦(天皇杯 SF)を欠場。
 2022年1月24日(月)の沖縄キャンプ初日トレーニングに参加
  (2022年1月17日(月) 公式twitter)

ジェジエウ(4) ■02
★2021年11月7日(日) 鳥栖戦(J1 #35) 65分に負傷。
 左膝前十字靭帯損傷 左膝内側側副靭帯損傷 全治未定
 ブラジルに帰国し、手術とリハビリを行う予定
  (2021年11月18日(木) 公式発表)

■離脱者なしの期間(2021年10月24日(日)~2021年11月7日(日))


210220川崎3-2G大阪(FXSC)★

■復帰者■
大島僚太(10) ■02
★2021年7月21日(水) 千葉戦(天皇杯 R32)で負傷
 96分、右CKを蹴った際に右内転筋を痛めて交代する
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年8月9日(月)の大分戦(J1 #23)から欠場。
 「まだ復帰には時間を要する見通し」
  (2021年8月19日(木) スポーツニッポン報道)
 2021年10月9日(土)のトレーニングに参加
  (2021年10月9日(土) 公式動画・ファン感謝デー)
★2021年10月24日(日) 復帰 清水戦(J1 #33)で途中出場

車屋紳太郎(7) ■01
★2021年9月1日(水) 浦和戦(YLC QF #1)
 80分、足を痛めて倒れ込み、交代する。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年9月5日(日)の浦和戦(YLC QF #2)から欠場。
 2021年9月20日(月)のトレーニングに参加
  (2021年9月20日(月) 公式動画)
★2021年9月26日(日) 復帰 湘南戦(J1 #30)で先発出場

谷口彰悟(5)
★2021年8月18日(水) 清水戦(天皇杯 R16)で負傷
 19分、左ふくらはぎを踏まれて、負傷交代
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年8月21日(土)の広島戦(J1 #25)から欠場。
 「近日中にも左足首を検査。広島戦の出場は厳しい」
  (2021年8月19日(木) スポーツニッポン報道)
2021年9月22日(水) 復帰 鹿島戦(J1 #32)で先発出場。

山村和也(28) ■02
★2021年9月14日(水) 蔚山現代戦(ACL R16)
 111分、右足を痛めて倒れ込み、交代する。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
2021年9月18日(土) 復帰 徳島戦(J1 #29)で先発出場。
 結局、欠場はなかった。

旗手玲央(47) ■02
★2021年8月25日(水) 福岡戦(J1 #26)
 36分、右ハムストリングを痛めて倒れ込み、交代する。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年8月28日(土)の札幌戦(J1 #27)から欠場。
2021年9月18日(土) 復帰 徳島戦(J1 #29)で先発出場。

塚川孝輝(3) ■02
★2021年7月5日(月) ユナイテッド・シティFC戦(ACL GL #4)で負傷
 50分、相手GKと頭を接触し、脳震盪の疑いで58分に交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年7月8日(木)の大邱FC戦(ACL GL #5)から欠場。
 「ACLのグループステージは出場させない。」
  (2021年7月4日(日) 鬼木達監督の大邱FC戦の翌日インタビュー)
2021年9月14日(火) 復帰 蔚山現代戦(ACL R16)で途中出場。
 2度目の脳震盪で、離脱期間は2か月超となった。

ジェジエウ(4) ■01
★2021年9月1日(水) 浦和戦(YLC QF #1)
 31分、左太ももの付け根を痛めて倒れ込み、交代する。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 「重傷はありませんでした ! ! ! 」
  (2021年9月2日(木) 本人twitter)
2021年9月5日(日) 復帰 浦和戦(YLC QF #2)でベンチ入り、途中出場。
 結局、欠場はなかった。

レアンドロ・ダミアン(9)
★2021年8月9日(月) 大分戦(J1 #23)で負傷
 左内転筋を痛めて27分に交代する
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 「重傷ではない。違和感は残っていますが、様子を見ながらやっていく」
  (2021年8月12日(木) 鬼木達監督の練習公開日インタビュー)
2021年8月14日(土) 復帰 柏戦(J1 #24)で先発出場。
 結局、欠場はなかった。

小林悠(11) ■02
★2021年6月29日(火) 北京FC戦(ACL GL #2)で負傷
 左膝内側側副靭帯損傷 全治6週間程度を要する見込(受傷日より)
  (2021年7月11日(日) 公式発表)
 2021年7月2日(金)のユナイテッド・シティFC戦(ACL GL #3)から欠場。
★2021年8月10日(火) 当初の全治見込日
 2021年8月5日(木)のトレーニングに参加
  (2021年8月5日(木) 公式動画)
2021年8月14日(土) 復帰 柏戦(J1 #24)で途中出場。
 当初の全治見込日とほぼ同じタイミングで復帰した。

トップチーム選手A(氏名非公表)
★2021年7月17日(土) 発熱
 新型コロナウイルス感染症 抗原定性検査、PCR検査によって陽性
  (2021年7月19日(月) 公式発表)
★2021年7月31日(土) 14日間の療養終了予定日
  (復帰日非公表)

登里享平(2) ■02
★2021年6月26日(土) 大邱FC戦(ACL GL #1)で負傷
 63分、自ら交代をベンチに申し出る。65分の交代の際、右のすね当てを外していた。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年6月29日(火)の北京FC戦(ACL GL #2)から2試合を欠場。
 2021年7月4日(日)のトレーニングに参加
  (2021年7月4日(日) 公式twitter)
2021年7月5日(月) 復帰 ユナイテッド・シティFC戦(ACL GL #4)で途中出場。

大島僚太(10) ■01
★2021年1月25日(月)の始動直後 負傷
 右腓腹筋肉離れ 全治見込不明
 2月1日から13日までの沖縄キャンプで徐々に回復、スパイクを履いてトレーニング
  (2021年3月8日(月) スポーツニッポン報道)
 全治見込日 不明 → 再発
★2021年2月23日(火) トレーニングで再発
 右腓腹筋肉離れ 全治12週間程度を要する見込(受傷日より)
  (2021年3月8日(月) 公式発表)
★2021年5月18日(火) 当初の全治見込日
 2021年6月5日(土)のトレーニングに、ボール回しに参加
  (2021年6月5日(土) 神奈川新聞運動部twitter)
 2021年6月15日(火)のトレーニングで、フルメニューを消化
  (2021年6月15日(火) 神奈川新聞運動部・スポニチサッカー取材班twitter)
 2021年6月19日(土)、ACL GLのウズベキスタン遠征に参加
  (2021年6月19日(土) 公式twitter)
2021年6月26日(土) 復帰 大邱FC戦(ACL GL #1)で途中出場。
 当初の全治見込日の5週間半後に復帰。

山村和也(28) ■01
★2021年3月18日(木) 負傷
 左大腿二頭筋肉離れ 全治3ヶ月程度を要する見込
  (2021年4月6日(火) 公式発表)
 2021年3月30日(火)の練習に不在。
  (2021年4月2日(金) エルゴラッソ報道)
★2021年6月18日(金) 当初の全治見込日
 2021年5月19日(水)のトレーニングに参加
  (2021年5月19日(水) 公式動画)
 2021年6月5日(土)のトレーニングに、対人メニューにも参加
  (2021年6月5日(土) 神奈川新聞運動部twitter)
2021年6月9日(水) 復帰 長野戦(天皇杯 R64)で途中出場。
 当初の全治見込日よりも10日ほど早く復帰した。

小林悠(11) ■01
★2021年4月18日(日) 広島戦(J1 #10)
 88分、左ハムストリングを気にして倒れ込む。
 最後までプレーを続けるが、走れなかった。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年4月29日(木)のアウェイ名古屋戦(J1 #22)から公式戦3試合を欠場。
 2021年5月5日(水)のトレーニングに参加
  (2021年5月5日(水) 公式動画)
2021年5月12日(水) 復帰 仙台戦(J1 #20)で先発。

ジョアン・シミッチ(6)
★2021年4月11日(日) FC東京戦(J1 #9)にフル出場
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年4月14日(水)の福岡戦(J1 #19)から公式戦2試合を欠場。
 2021年4月21日(水)のトレーニングで、フルメニューを消化
  (2021年4月21日(水) 神奈川新聞運動部twitter)
2021年4月29日(木) 復帰 アウェイ名古屋戦(J1 #22)で先発。

旗手玲央(47) ■01
★2021年4月3日(土) 大分戦(J1 #7)
 72分に交代する際、右ハムストリングを気にしていた。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年4月7日(水)の鳥栖戦(J1 #8)から公式戦4試合を欠場。
 2021年4月15日(木)のトレーニングで、スパイクを履いてランニング
  (2021年4月15日(木) 神奈川新聞運動部twitter画像)
 2021年4月21日(水)のトレーニングで、フルメニューを消化
  (2021年4月21日(水) 神奈川新聞運動部twitter)
2021年4月29日(木) 復帰 アウェイ名古屋戦(J1 #22)で先発。

チョン・ソンリョン(1)
★2021年3月28日(日) 負傷
 第2第3腰椎横突起骨折 全治4週間程度を要する見込(受傷日より)
  (2021年4月6日(火) 公式発表)
 2021年3月30日(火)の練習に不在。
  (2021年4月2日(金) エルゴラッソ報道)
 2021年4月3日(土)の大分戦(J1 #7)から公式戦4試合を欠場。
 「腰のケガにより、大分戦は無理だった」
  (鬼木達監督の大分戦の試合後インタビュー)
★2021年4月25日(日) 当初の全治見込日
 2021年4月15日(木)のGKトレーニングに参加
  (2021年4月15日(木) 公式動画)
2021年4月18日(日) 復帰 広島戦(J1 #10)で先発。
 当初の全治見込日よりも1週間早く復帰。

登里享平(2) ■01
★2020年12月19日(土) 柏戦(2020 J1 #34)で負傷
 左鎖骨骨折 全治2ヶ月半程度を要する見込(受傷日より)
  (2020年12月23日(水) 公式発表)
★2021年3月6日(土) 当初の全治見込日
 2021年3月22日(日)の群馬(J2)とのTM 時間限定で復帰
  (2021年3月27日(土) 日刊スポーツ報道)
2021年4月3日(土) 復帰 大分戦(J1 #7)で先発。
 当初の全治見込日の4週間後に復帰。負傷日から3ヶ月半を要した。

塚川孝輝(3) ■01
★2021年2月20日(土) G大阪戦(FXSC)
 85分、ジェジエウと頭を接触し、90+1分、脳震盪の疑いで交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2021年2月26日(金)の横浜Fマリノス戦(J1 #1)を欠場。
2021年3月3日(水) 復帰 C大阪戦(J1 #11)で途中出場。

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