幸先良く勝ったACL初戦の大邱戦(ACL GL #1)から中2日。
6連戦の2試合目となるGL第2節は、北京FCとの対戦。
スタジアムは、大邱戦と同じロコモティフ・スタジアム。
日本時間では火曜日の深夜1時キックオフ。
生観戦するには厳しい時間帯となった。
先発は、大邱戦から6人が変わる。
新たに山村、車屋、橘田、遠野、小林悠、長谷川が先発する。
続けて先発するのは、GKソンリョン、山根、谷口、脇坂、旗手の5人。
外れたジェジエウ、家長、ダミアン、三笘はベンチへ、登里、シミッチはベンチ外となった。
連戦が続く日程を踏まえて、ターンオーバーを行っている。
ベンチには、新たにゼインと神谷が入った。
北京FCは、2020年の国内リーグ3位でACLの出場権を獲得。
前年までは北京中赫国安とのチーム名で活動していた。
グループリーグ第1節は、ユナイテッド・シティFCと引き分けた。
国内リーグが中断されておらず、ACLと同時開催されているため、主力が不在。
U21チーム主体のメンバーがタシケントに派遣されている。
背番号も先発GKグオ・チュエンボ(25)が最も若く、他は30番台以上となっている。
■1st half
立ち上がり、北京FCが勢い良くプレー。
パスやトラップの技術もあって、プレスを仕掛けてきた。
川崎は少し北京の勢いに戸惑いつつ、先手を奪う。
7分、遠野の右クロスを長谷川がフリーで合わせて先制ゴール。
8分、アンカー谷口のスルーパスに抜け出した小林悠がシュート。
GKが弾いたところを小林悠が動かして、こぼれ球を橘田が蹴り込んで2点差となる。
2点差となってからは、北京にミスが出始める。
川崎はじっくりと2CBとアンカー谷口から細かいパスを入れていく。
左サイドの長谷川が、ライン際でボールを受けて攻めていった。
12分と28分に長谷川、21分に車屋と山根、27分に旗手がシュート。
41分、脇坂のスルーパスで遠野が抜け出す。
GKとの1対1をふわっと制し、3点目を決めた。
■2nd half
後半も川崎が圧倒していく。
47分、長谷川のパスを受けた橘田が倒されて、PKを獲得する。
このPKを知念が強く蹴り込んで、4点目。
5点目は51分、脇坂の左CKを、山村が低い姿勢のヘッドで入れる。
6点目は56分、脇坂が中央から無回転ミドルでゴール。
7点目は59分、ゼインの右クロスを、知念が高いヘッドで決めた。
圧巻のゴールラッシュとなったが、残り30分間はノーゴール。
とはいえ、62分の車屋、68分の橘田、69分の知念。
74分の遠野、86分と90分の神谷と、決定的なシュートを量産した。
■summary
北京は最初は川崎に立ち向かってきた。
しかし、7分と8分に2ゴールを許すと、その後は何もできなくなる。
ACLに出場するレベルのチームではなかった。
ユース主体のチームを派遣するくらいなら、棄権すべきだったかもしれない。
ただ、大差となってもラフプレーに走らなかったことは、良かった。
チャンスは、8分のドワン・ドージー(69)、14分のリ・ボーシー(31)のシュートくらい。
あとは攻められっぱなしで、GKグォ・チェンボ(25)のセーブ機会が多くなった。
川崎は早い時間に2ゴールを奪って試合を決めた。
その後も追加点を着実に奪い、大差で勝利。
大邱戦の先発3トップ(家長、ダミアン、三笘)を休ませることができた。
イサカ・ゼインと神谷が長くプレーできたことも、収穫といえる。
大差となっていたが、2人とも積極的にサイドから仕掛けた。
懸念を挙げれば、30分に接触して左膝を痛めた小林悠の状態。
大事をとっての交代であれば良いが、心配といえる。
次戦は中2日でユナイテッド・シティFC戦(ACL GL #3)。
しっかりコンディションを整えて、試合に臨みたい。
■goal
7長谷川竜也(16) 8橘田健人(22) 41遠野大弥(19) 47PK,59知念慶(20) 51山村和也(28) 56脇坂泰斗(8)
■judge
ソンリョン(1) 6.0 8分、14分にシュートストップ。特に後半は、プレー機会が少なかった。
山根視来(13) 6.0 21分にロングシュート。44分、45+1分に右クロス。早目に交代できた。
山村和也(28) 6.5 RCBで慌てず落ち着いてプレー。51分、CKからヘッドで今季初ゴール。
車屋紳太郎(7) 6.5 LCB。ドリブルも交えて組み立てる。21分、62分とミドルシュート。
旗手玲央(47) 6.0 LSB。崩されることなく、しっかりと守った。27、52分にシュート。
谷口彰悟(5) 6.5 アンカーで前半のみ出場する。余裕があった。8分、小林悠へスルーパス。
脇坂泰斗(8) 6.5 1ゴール。41分、61分にアシスト。細かいタッチでバイタルから抜け出す。
橘田健人(22) 7.0 豊富な運動量でチームを攻守に支えた。8分にゴール。47分、PKを奪取。
遠野大弥(19) 6.5 1ゴール1アシスト。右クロスや中央に入ってからの決定機が多かった。
小林悠(11) 6.0 8分の決定機はGKに止められた。27分、PA内で受ける。左ヒザを痛め交代。
長谷川竜也(16) 6.5 左サイドで幅をとる。先制ゴール。12分、28分、88分にシュート。
■sub
34(11)知念慶(20) 6.5 緊急出場だったが2ゴール。40分、43分、45分、69分にシュート。
HT(5)塚川孝輝(3) 6.0 アンカーでシンプルにつないでいく。73分、脇坂の右CKをヘッド。
54(13)ゼイン(15) 6.0 RSBで自信を持ってプレー。遠野と組んで、右サイドから攻めた。
54(47)神谷凱士(26) 6.0 LSBで出場する。61分、86分にシュート。90分に惜しい決定機。
76(8)大島僚太(10) 5.5 点差もあり緩やかにプレー。それでも想定できないパスを出した。
■bench
丹野研太(27) ジェジエウ(4) 家長昭博(41) ダミアン(9) 三笘薫(18)
■coach
鬼木達 6.5 最小限のターンオーバーをしつつ、大勝した。交代策も適切だった。
■referee
マスード・ツファイエリエ(SYR) 6.0 接触プレーにやや厳しかったが、適切だった。PK判定も妥当。
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■summary
北京は最初は川崎に立ち向かってきた。
しかし、7分と8分に2ゴールを許すと、その後は何もできなくなる。
ACLに出場するレベルのチームではなかった。
ユース主体のチームを派遣するくらいなら、棄権すべきだったかもしれない。
ただ、大差となってもラフプレーに走らなかったことは、良かった。
チャンスは、8分のドワン・ドージー(69)、14分のリ・ボーシー(31)のシュートくらい。
あとは攻められっぱなしで、GKグォ・チェンボ(25)のセーブ機会が多くなった。
川崎は早い時間に2ゴールを奪って試合を決めた。
その後も追加点を着実に奪い、大差で勝利。
大邱戦の先発3トップ(家長、ダミアン、三笘)を休ませることができた。
イサカ・ゼインと神谷が長くプレーできたことも、収穫といえる。
大差となっていたが、2人とも積極的にサイドから仕掛けた。
懸念を挙げれば、30分に接触して左膝を痛めた小林悠の状態。
大事をとっての交代であれば良いが、心配といえる。
次戦は中2日でユナイテッド・シティFC戦(ACL GL #3)。
しっかりコンディションを整えて、試合に臨みたい。
■goal
7長谷川竜也(16) 8橘田健人(22) 41遠野大弥(19) 47PK,59知念慶(20) 51山村和也(28) 56脇坂泰斗(8)
■judge
ソンリョン(1) 6.0 8分、14分にシュートストップ。特に後半は、プレー機会が少なかった。
山根視来(13) 6.0 21分にロングシュート。44分、45+1分に右クロス。早目に交代できた。
山村和也(28) 6.5 RCBで慌てず落ち着いてプレー。51分、CKからヘッドで今季初ゴール。
車屋紳太郎(7) 6.5 LCB。ドリブルも交えて組み立てる。21分、62分とミドルシュート。
旗手玲央(47) 6.0 LSB。崩されることなく、しっかりと守った。27、52分にシュート。
谷口彰悟(5) 6.5 アンカーで前半のみ出場する。余裕があった。8分、小林悠へスルーパス。
脇坂泰斗(8) 6.5 1ゴール。41分、61分にアシスト。細かいタッチでバイタルから抜け出す。
橘田健人(22) 7.0 豊富な運動量でチームを攻守に支えた。8分にゴール。47分、PKを奪取。
遠野大弥(19) 6.5 1ゴール1アシスト。右クロスや中央に入ってからの決定機が多かった。
小林悠(11) 6.0 8分の決定機はGKに止められた。27分、PA内で受ける。左ヒザを痛め交代。
長谷川竜也(16) 6.5 左サイドで幅をとる。先制ゴール。12分、28分、88分にシュート。
■sub
34(11)知念慶(20) 6.5 緊急出場だったが2ゴール。40分、43分、45分、69分にシュート。
HT(5)塚川孝輝(3) 6.0 アンカーでシンプルにつないでいく。73分、脇坂の右CKをヘッド。
54(13)ゼイン(15) 6.0 RSBで自信を持ってプレー。遠野と組んで、右サイドから攻めた。
54(47)神谷凱士(26) 6.0 LSBで出場する。61分、86分にシュート。90分に惜しい決定機。
76(8)大島僚太(10) 5.5 点差もあり緩やかにプレー。それでも想定できないパスを出した。
■bench
丹野研太(27) ジェジエウ(4) 家長昭博(41) ダミアン(9) 三笘薫(18)
■coach
鬼木達 6.5 最小限のターンオーバーをしつつ、大勝した。交代策も適切だった。
■referee
マスード・ツファイエリエ(SYR) 6.0 接触プレーにやや厳しかったが、適切だった。PK判定も妥当。
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