2024/01/21

240120新体制発表会見(フォトレポ)

2024 新体制発表会見 in 昭和音楽大学

1月20日(土)、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワで、新体制発表会見が行われた。

スケジュールは次のとおり。
 13:00  開場
 14:00  第1部 昭和音楽大学ステージ
         2024クラブ指針 (~14:55)
 15:10  第2部 鬼木監督・新加入選手9人による挨拶 (~16:10)
 16:20  第3部 新企画紹介、背番号発表、新ユニフォーム発表、パートナー紹介
         写真撮影 等 (~17:30)

チケットは1階席5,000円、2階席4,000円、3階席3,000円。
 後援会会員先行抽選と一般発売で、約1,100席が販売された。

チームは沖縄県恩納村・赤間総合運動公園サッカー場でキャンプ中。
 新加入選手は今日9時30分からの練習には参加せず、新百合ヶ丘にやってきた。

例年、予定どおりに終わらないが、予定より早く17時10分すぎに終了。
 終了後、鬼木監督と新加入選手9人は飛行機で沖縄に戻るため、スケジュールは守られた。

過去の新体制発表会見のフォトレポはこちら。
 2023年 2022年 2019年



昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ。

ホワイエに置かれた必勝ダルマ。

馬蹄型のホールに新加入選手のフラッグが掲げられる。

■第1部

開会に先立ち、1月1日の能登半島地震で亡くなられた方々、そして1月4日に亡くなられた横山知伸氏(2008-11年在籍)へ黙祷が捧げられた。

司会の小森すみ恵氏。

前日のぎっくり腰で林毅史氏は欠場。

チャイコフスキー「白鳥の湖」Op.20。

ロットバルト役のワルンタ、オデット役のふろん太、昭和音楽大学の皆さん。

横断幕「どんな時も昭和音大フロンターレを後押しし続ける!」

吉田明宏社長、竹内弘明強化本部長、高木聖佳氏のトークセッション。

初の試みとのことだが、単独のプレゼンより聴きやすかった。

伊藤宏樹強化部長、向島建スカウトも登壇。

ヒロキから、「日本人で名前が長い選手と交渉中」とコメントがあった。

新加入選手9人の一覧。

キャッチフレーズ「Mind-1 NEXT 心ひとつに、その先へ」。

2004年の「Mind-1 勝点1への執念─こころ1つにJ1へ。」を発展させたもの。あのころの目標はJ1リーグ昇格だった。

■第2部

小森すみ恵氏とともに、西岡明彦氏が登壇。

西岡氏はYoutubeライブ配信の進行役から引き抜かれて、ライブ配信は新保里歩氏の1人進行となった。

新加入選手9人が登壇。
神田奏真。静岡学園高校から加入。

由井航太。U-18から昇格。
山内日向汰。桐蔭横浜大学から加入。

三浦颯太。甲府(J2)から加入。

山本悠樹。G大阪(J1)から加入。
丸山祐市。名古屋(J1)から加入。

パトリッキ・ヴェロン(Patrick Verhon)。ECバイーア(BRA)から加入。
エリソン(Erison)。サンパウロFC(BRA)から加入。
ゼ・ヒカルド(Zé Ricardo)。ゴイアスEC(BRA)から加入。

鬼木達監督。

2月20日(火)17時キックオフの山東泰山戦(ACL R16 #2)への来場を呼び掛けた。

去年のACLグループステージのホーム3試合は、いずれも9千人台の観客で控え目だった。

新加入スタッフ5人の紹介。それぞれVTRでの挨拶があった。

松野稜河アナリストは、現在、筑波大学蹴球部4年生。筑波大学からの新卒加入は2020年の三笘薫以来。

■第3部

バンディエラ・ゲート・プロジェクト。

Bゲートにケンゴの像を建てて、これから誕生する新たなバンディエラを追加していくとのこと。

新オフィシャルパートナーのホテルモリノ新百合丘。

左からふろん太、パトリッキ・ヴェロン、吉田明宏社長、株式会社ホテルモリノ中島洋平常務取締役、エリソン、古川宏人通訳、ゼ・ヒカルド。ブラジル3選手はベルボーイ姿に扮した。

フロンターレのコンセプトルームが設置される。

川崎大師平間寺による必勝祈願。

10年ごとの吉例大開帳奉修期間中(今年5月1日(水)~31日(金))に授与される護符「赤札」とのコラボユニが登場するとのこと。

川崎市制100周年記念サポーター車両100台によるPR大作戦の紹介。

ステージに登場したクルマ。推し選手のステッカーを貼って、川崎市内をドライブする。

丸山祐市と三浦颯太による仮装大賞の寸劇。

ウサ耳仮装の新保里歩氏から表彰される。

山内日向汰のハートマーク。
ORIHICAスーパーモデルとして、今年の茶色のスーツを着用して踊った。

同じくORIHICAスーパーモデルの神田奏真。

2024新背番号発表。

U-18から昇格2年目の高井幸大が29番から変更する。伊藤宏樹、實藤友紀、登里享平と受け継いできた2番を背負う。

ACL2023-24では、背番号を変えられないので29番で出場する。

2024ユニフォーム発表。
GKユニの紫色は、モデルのワルンタのカラーがモチーフ。

ホームユニのモデルは由井航太(34)。

由井航太は2023年(第2種登録)と同じ34番。背番号を変えられないACL2023-24に登録済(蔚山現代戦(2023 ACL GL #6)でベンチ入り)のためと思われる。

アウェイユニのモデルは山本悠樹(77)。

関西学院大学とG大阪で着けていた29番は、高井が背番号を変えたので空いたが、77番となった。

鬼木監督と新加入選手9人の集合写真。

最後の締めは由井航太(34)。呼びかけに応えるサポの声が小さいと盛り上げた。

終了後、監督と新加入選手9人はすぐに沖縄に戻った。

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2024/01/10

240110シーズン回顧(2) 2023選手別平均採点

2023シーズン回顧(2) 2023選手別平均採点

2023シーズンの川崎フロンターレの回顧編。
 1回目(前編)に続いて、2回目(後編)は選手別の平均採点を見る。

53試合のプレー時間の合計は、5,304分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、観戦記録とフロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における各試合の採点を、出場時間に照らして各選手の年間の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.968点だった。
(2022年5.960、2021年6.151、2020年6.073、2019年5.943、2018年5.883、2017年6.036、2016年6.028、2015年6.014、2014年5.870)。


GK、DF、MF、FWの4ポジション別に、出場時間順に並べた。
 ポジションは登録上のものでなく、実態に合わせた。
 2023シーズンは4-3-3で、サイドバックはDFに含めている。
 例えば、瀬川はFW、遠野大弥はMFとしている。
 今年からゴール及びアシスト数を記載するようにした。

末尾には、2023年中の代表活動を、U-18やU-15所属選手を含めてまとめた。
移籍情報は、こちらの記事にまとめています。


札幌戦(J1 #6)のキックオフ前円陣。


■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 34試合3396分出場 0ゴール1アシスト 平均採点6.21 ベンチ15試合
 開幕横浜FM戦(J1 #1)など精彩を欠き、4月に上福元にレギュラーを明け渡したが、7月に奪回。
 決定機ストップに強さを発揮し、天皇杯新潟戦柏戦のPK戦でタイトル獲得に貢献した。
上福元直人(99) 20試合1907分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.83 ベンチ32試合
 (2023シーズン 京都(J1)から完全移籍加入)
 特徴であるビルドアップと高いポジショニングで、3番目のCBとしてサポートした。
 浦和戦(J1 #18)名古屋戦(J1 #19)でミスから失点を喫し、レギュラーを失った。
安藤駿介(21) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ7試合
 出場機会はなかった。
 第3キーパーとして、ソンリョン休養時にベンチに入った。
早坂勇希(22) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ7試合
 出場機会はなかった。
 ACLでは6試合全てにベンチ入り。安藤に代わって第3キーパーとなった。

■defender
山根視来(13) 49試合4656分出場 3ゴール4アシスト 平均採点6.04 ベンチ1試合
 不動のRSB。今シーズンは守備負担が大きくなって、攻撃参加が制約された。
 ボランチに動く新しいスタイルを試みる。家長、脇坂とのトライアングルは熟成度を増した。
 (2024シーズン LAギャラクシー(USA)へ完全移籍)
大南拓磨(3) 44試合3404分出場 1ゴール3アシスト 平均採点6.10 ベンチ2試合
 (2023シーズン 柏(J1)から完全移籍加入)
 ジェジエウと車屋が相次いで負傷離脱する相次ぐ中、俊敏性で最終ラインを支えた。
 パトゥム戦(ACL GL #4)での左足首負傷から1か月で復帰し、天皇杯決勝柏戦でプレー。
登里享平(2) 38試合3311分出場 2ゴール2アシスト 平均採点5.83 ベンチ2試合
 高さとスピードで仕掛けられたが、確かな戦術眼に基づくパスや指示でチームを指揮した。
 夏場は出場時間を減らしたが、佐々木旭の負傷後、LSBでフル出場を続けた。
 (2024シーズン C大阪(J1)へ完全移籍)
車屋紳太郎(7) 26試合2326分出場 2ゴール0アシスト 平均採点6.14 ベンチ0試合
 谷口彰悟移籍後、左CBでビルドアップを担う。肉離れと骨挫傷でたびたび離脱した。
 横浜FM戦(J1 #21)のロスタイム、身体ごとゴールに飛び込んで決勝点。
山村和也(31) 30試合2214分出場 2ゴール2アシスト 平均採点5.91 ベンチ7試合
 高さと足元の技術で大きく貢献。福岡戦(J1 #30)で小林悠へ直接アシストする。
 C大阪戦(J1 #26)でPKを2つ与える。3月の右ハムストリングス肉離れで2か月離脱。
 (2024シーズン 横浜FM(J1)へ完全移籍)
高井幸大(29) 24試合2037分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.62 ベンチ9試合
 (2023シーズン U-18から昇格)
 U-20アジアカップとワールドカップへの派遣期間が長かったが、出場時間を伸ばす。
 G大阪戦(J1 #22)などミスもあったが、海外移籍するまでの間、十分活躍してほしい。
佐々木旭(5) 25試合1341分出場 2ゴール2アシスト 平均採点5.86 ベンチ0試合
 LSBで登里と争うが、9月の湘南戦(J1 #28)での負傷が長引き、復帰できなかった。
 天皇杯高知戦(天皇杯 R16)で決勝ゴール。短時間だがCBやアンカーでも起用される。
ジェジエウ(4) 9試合633分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.54 ベンチ1試合
 左膝外側半月板損傷で8か月間離脱し、2022年に続いてリハビリの期間が長くなった。
 復帰後に従前のアグレッシブな守備を試みるが、実戦感覚は戻り切らなかった。
田邉秀斗(15) 8試合630分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.68 ベンチ5試合
 (千葉(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日(2023年3月13日解除))
 負傷者が相次ぐ中、千葉へのレンタルから急遽戻り、CBで3試合にフル出場。
 G大阪戦(J1 #7)での左膝負傷で4か月離脱。復帰後は、ターンオーバーで起用された。
松長根悠仁(27) 6試合365分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.08 ベンチ2試合
 (2023シーズン U-18から昇格)
 3月の湘南戦(J1 #3)で早々にデビューすると、3試合連続で左右のSBで出場。
 その後、水戸戦(天皇杯 R32)バイエルン戦(PSM)蔚山現代戦(ACL GL #6)でもプレー。
 (2024シーズン 福島(J3)へ育成型期限付き移籍。)


車屋紳太郎のロスタイム・ゴールで勝利した横浜FM戦(J1 #21)でのウォーターファイト。

■midfielder
脇坂泰斗(14) 46試合3806分出場 13ゴール12アシスト 平均採点6.201 ベンチ1試合
 J1リーグベストイレブン(3年連続3回目)。チーム内得点王&アシスト王。
 足元の技術で圧倒するスタイルがますます洗練された。終盤にはPKキッカーも務めた。
橘田健人(8) 45試合3439分出場 5ゴール2アシスト 平均採点5.97 ベンチ3試合
 谷口の後任としてキャプテンに就任したが、前半戦はチームも個人も悩みが深かった。
 レギュラーも失うが、秋に復調。蔚山現代戦(ACL GL #2)など重要なゴールを決めた。
瀬古樹(16) 46試合2917分出場 6ゴール3アシスト 平均採点6.196 ベンチ6試合
 劣勢にあっても強気なパスでチームを鼓舞した。古巣横浜FC戦(J1 #14)で直接FKを決める。
 秋以降に脇坂、橘田と一緒に中盤のレギュラーを確保して、チームの好調を支えた。
ジョアン・シミッチ(6) 45試合2802分出場 1ゴール2アシスト 平均採点6.12 ベンチ3試合
 アンカーでハイボールを処理して最終ラインを助け、左足のロングボールも冴える。
 出場機会が少ない時期もあったが、どんな場面でも全力でプレーしてくれた。
 (2024シーズン サントスFC(BRA)へ完全移籍)
遠野大弥(17) 46試合2023分出場 8ゴール1アシスト 平均採点5.95 ベンチ4試合
 YLC3、天皇杯2、ACL2とカップ戦で多くのゴールを決める(J1リーグは1ゴール)。
 柏戦(J1 #31)のレッドの場面も含め、トラップは大きくなってしまいがち。
大島僚太(10) 16試合822分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.84 ベンチ1試合
 強いスプリントを控えながらも、京都戦(J1 #11)のアシストなど魅惑的なパスを披露した。
 7月の右下腿三頭筋肉離れから復帰することなくシーズンを終える。
小塚和季(49) 10試合495分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.94 ベンチ2試合
 攻撃的なオプションとして終盤で起用されたが、7月に海外移籍。
 在籍3年目で、本領発揮できる状態となった直後の移籍だったことが惜しまれる。
 (水原三星(KOR)へ完全移籍。2023年7月6日公式発表)
チャナティップ(18) 6試合339分出場 1ゴール0アシスト 平均採点5.79 ベンチ3試合
 3月の代表活動や4月の右ふくらはぎ負傷もあって、プレー機会は限られた。
 1年半の在籍で、6月にパトゥム・ユナイテッドに移籍。ACLで川崎と2試合対戦した。
 (BGパトゥム・ユナイテッド(THA)へ完全移籍。2023年6月21日公式発表)
大関友翔(28) 2試合37分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.74 ベンチ4試合
 (2023シーズン U-18から昇格)
 バイエルン戦(PSM)蔚山現代戦(ACL GL #6)で短時間プレー。
 高卒新人同期3人に比べて、プレー機会は少なかった。
 (2024シーズン 福島(J3)へ育成型期限付き移籍。)
松井蓮之(25) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ0試合
 大卒2年目は試合に絡むことができないまま、5月に町田へレンタル。
 町田では17試合に出場(先発14)、1ゴールとJ2優勝に貢献した。
 (町田(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年5月24日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 復帰)

■forward
家長昭博(41) 47試合3596分出場 3ゴール7アシスト 平均採点5.72 ベンチ0試合
 欠かせない戦力として高稼働が続き、気温が高い時期はあまり動けなかった。
 クロスの精度はさすがで、多くの決定機を作った。鹿島戦(J1 #2)で重圧の中、PKを決める。
宮代大聖(33) 46試合2720分出場 12ゴール5アシスト 平均採点5.77 ベンチ2試合
 (2023シーズン 鳥栖(J1)への期限付き移籍から復帰)
 3トップの中央や左で多くのプレー時間を得て、12ゴール5アシストの結果を出した。
 4-3-3に適正ポジションは見つからなかったが、それでもまずまずの活躍だった。
 (2024シーズン 神戸(J1)へ完全移籍)
瀬川祐輔(30) 43試合2104分出場 7ゴール1アシスト 平均採点6.02 ベンチ2試合
 (2023シーズン 湘南(J1)から完全移籍加入)
 1トップや左右のウィング、果てはLSBまで、多様なポジションで起用された。
 ベンチスタートが多かったが、結果を出して少しずつ先発出場の機会を掴んだ。
マルシーニョ(23) 29試合1792分出場 5ゴール4アシスト 平均採点6.13 ベンチ0試合
 押し込まれる状況にあっても、単純なクリアボールから単独突破でチャンスを作った。
 左ハムストリング肉離れでの4か月の離脱は、チームにとって大打撃だった。
山田新(20) 41試合1746分出場 6ゴール1アシスト 平均採点5.99 ベンチ3試合
 (2023シーズン 桐蔭横浜大学から加入)
 大卒新人として開幕直後からチャンスを得て、鹿島戦(J1 #2)で初ゴール。
 力強いチェイスとポストプレーはもちろん、勝利後の肉声バラバラも代名詞となった。
レアンドロ・ダミアン(9) 23試合1331分出場 5ゴール1アシスト 平均採点5.96 ベンチ2試合
 2022年8月の福岡戦(2022 J1 #26)での右足首負傷から、2022年末にブラジルで手術。
 11月の鹿島戦(J1 #33)の2ゴールでようやく復調したが、契約満了。
 (2024シーズン コリチーバ(BRA)へ完全移籍)
小林悠(11) 25試合1026分出場 5ゴール2アシスト 平均採点5.96 ベンチ6試合
 1月の左足骨折、4月と6月の右ハムストリングス肉離れがあって、復帰と離脱を繰り返した。
 京都戦(J1 #11)柏戦(J1 #15)福岡戦(J1 #30)など、印象的なゴールを決めた。
バフェティエンビ・ゴミス(18) 13試合495分出場 0ゴール3アシスト 平均採点5.87 ベンチ2試合
 (2023年8月 ガラタサライ(TUR)から完全移籍加入)
 決定機はあったがノーゴールに終わる。天皇杯決勝柏戦のPK戦も止められる。
 3アシストなどで技術の高さは見せているので、2024シーズンのゴール量産を期待したい。
名願斗哉(24) 4試合190分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.38 ベンチ4試合
 (2023シーズン 履正社高校から加入)
 YLC、天皇杯、ACLで1試合ずつ先発。さらにバイエルン戦で途中出場。
 左サイドのアタッカーとして、臆さずプレー。蔚山現代戦(ACL GL #6)で1アシスト。
 (2024シーズン 仙台(J2)へ育成型期限付き移籍。)
永長鷹虎(26) 4試合181分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.54 ベンチ1試合
 浦和戦(YLC GL #3)で先発し、右から独創的な仕掛けでチャンスを作った。
 6月にレンタルされた水戸で、J2リーグ16試合(先発4)出場1ゴール。
 U-20アジアカップとワールドカップに出場。
 (水戸(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年6月14日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 群馬(J2)へ育成型期限付き移籍。)

■特別指定
山内日向汰(32) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ0試合
 2023年2月21日(火) 公式発表 加入内定
 2023年3月3日(金) 公式発表 特別指定
 横浜バディ(横浜市)、横浜港北SC(横浜市)出身、U-10からU-18まで川崎所属。
 桐蔭横浜大学からはゼイン、橘田、早坂、山田新に続く5年連続加入。
 (2024シーズン 桐蔭横浜大学から加入)

■第2種登録
由井航太(34) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ1試合
 U-18の3年生(6)。蔚山現代戦(ACL GL #6)でベンチ入り。
 2023年3月3日(金) 公式発表 第2種登録
 2023年8月21日(月) 公式発表 加入内定
 駒林SC(横浜市)、U-10からU-18まで川崎所属。
 (2024シーズン U-18から昇格)
岡崎寅太郎(36) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ1試合
 U-18の3年生(9)。バイエルン戦(PSM)でベンチ入り。
 2023年7月7日(金) 公式発表 天皇杯登録
 2023年9月8日(金) 公式発表 第2種登録
 フウガドールすみだ(東京都)、U-13からU-18まで川崎所属。
 (2024シーズン 桐蔭横浜大学へ進学)
尾川丈(37) 1試合7分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.50 ベンチ1試合
 U-18の3年生(10)。バイエルン戦(PSM)で出場、蔚山現代戦(ACL GL #6)でベンチ入り。
 2023年7月7日(金) 公式発表 天皇杯登録
 2023年9月8日(金) 公式発表 第2種登録
 学園東ミラクルキッズ(東京都)、U-10からU-18まで川崎所属。
 (2024シーズン 中央大学へ進学)
江原叡志(38) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ1試合
 U-18の3年生(2)。バイエルン戦(PSM)でベンチ入り。
 2023年7月7日(金) 公式発表 天皇杯登録
 2023年9月8日(金) 公式発表 第2種登録
 FC ENFINI(岐阜県)、U-13からU-18まで川崎所属。
 (2024シーズン 日本大学へ進学)
土屋櫂大(39) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ1試合
 U-18の2年生(5)。バイエルン戦(PSM)でベンチ入り。
 2023年7月7日(金) 公式発表 天皇杯登録
 2023年9月8日(金) 公式発表 第2種登録
 ダビデFC(横浜市)、バディーSC(横浜市)、U-13からU-18まで川崎所属。

■rental
(再掲)田邉秀斗(15)
 (千葉(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日(2023年3月13日解除))
神谷凱士
 (甲府(J2)へ期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 甲府(J2)へ完全移籍)
原田虹輝
 (長野(J3)へ育成型期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 契約満了)
五十嵐太陽
 (山口(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 山口(J2)へ育成型期限付き移籍を継続。)
宮城天
 (長崎(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年2月1日~2024年1月31日(2023年7月24日解除))
 (山形(J2)へ期限付き移籍。2023年7月25日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 山形(J2)への期限付き移籍から復帰)
(再掲)松井蓮之(25)
 (町田(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年5月24日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 町田(J2)への育成型期限付き移籍から復帰)
(再掲)永長鷹虎(26)
 (水戸(J2)へ育成型期限付き移籍。2023年6月14日~2024年1月31日)
 (2024シーズン 群馬(J2)へ育成型期限付き移籍。)

■coach
鬼木達 平均採点5.94 
 最も高い採点は7.5点で、福岡戦(J1 #30)だった。
 最も低い採点は3.5点で、G大阪戦(J1 #7)だった。
 (2022年5.83、2021年6.15、2020年6.03、2019年5.81、2018年5.72、2017年6.12)

■referee
平均採点5.81
 (2022年5.78、2021年5.98、2020年5.90、2019年5.70、2018年5.71、2017年5.72、2016年5.69、2015年5.61)

■代表活動
(フル代表)
チャナティップ(18) ※川崎在籍時のみ
 タイ代表 2023年3月19日(日)~29日(水)。国際親善試合。
 タイ代表 2023年6月12日(日)~20日(火)。国際親善試合。

(世代別代表)
永長鷹虎(26)
 U-20日本代表 2023年2月20日(月)~3月15日(水)。U-20アジアカップ・ウズベキスタン。
 U-20日本代表 2023年5月11日(木)~27日(土)。U-20ワールドカップ・アルゼンチン。
高井幸大(29)
 U-20日本代表 2023年2月20日(月)~3月15日(水)。U-20アジアカップ・ウズベキスタン。
 U-20日本代表 2023年5月11日(木)~27日(土)。U-20ワールドカップ・アルゼンチン。
 U-22日本代表 2023年9月3日(日)~13日(水)。U-23アジアカップ予選。
大関友翔(28)
 U-18日本代表 2023年8月12日(土)~20日(日)。SBSカップ国際ユースサッカー。
 U-18日本代表 2023年11月12日(日)~22日(水)。スペイン遠征。
 U-18日本代表 2023年12月18日(月)~24日(日)。IBARAKI Next Generation Cup 2023。

(特別指定 世代別代表)
山内日向汰(32) 特別指定。桐蔭横浜大学の4年生。
 U-22日本代表候補 2023年4月23日(日)~26日(水)。
 (2024シーズン 桐蔭横浜大学から加入)

(第2種登録 世代別代表)
尾川丈(37) U-18の3年生。
 U-18日本代表 2023年8月12日(土)~20日(日)。SBSカップ国際ユースサッカー。
 (2024シーズン 中央大学へ進学)
土屋櫂大(39) U-18の2年生。
 U-17日本代表 2023年3月18日(土)~30日(木)。アルジェリア遠征。
 U-17日本代表候補 2023年4月27日(木)~30日(日)。トレーニングキャンプ。
 U-17日本代表 2023年6月7日(水)~7月2日(日)。U-17アジアカップ・タイ。
 U-17日本代表 2023年9月3日(日)~12日(火)。リモージュ国際大会。
 U-17日本代表 2023年10月29日(日)~11月20日(月)。U-17ワールドカップ・インドネシア。
 U-18日本代表 2023年12月18日(月)~24日(日)。IBARAKI Next Generation Cup 2023。

■(登録外 世代別代表)
濱﨑知康 U-18の3年生。
 U-19日本代表 2023年6月4日(日)~20日(火)。第49回モーリスレベロトーナメント。
 U-18日本代表 2023年11月12日(日)~22日(水)。スペイン遠征。
 U-18日本代表 2023年12月18日(月)~24日(日)。IBARAKI Next Generation Cup 2023。
 (2024シーズン 明治大学へ進学)
柴田翔太郎 U-18の2年生。
 U-17日本代表 2023年3月18日(土)~30日(木)。アルジェリア遠征。
 U-17日本代表候補 2023年4月27日(木)~30日(日)。トレーニングキャンプ。
 U-17日本代表 2023年6月7日(水)~7月2日(日)。U-17アジアカップ・タイ。
 U-17日本代表 2023年9月3日(日)~12日(火)。リモージュ国際大会。
 U-17日本代表 2023年10月29日(日)~11月20日(月)。U-17ワールドカップ・インドネシア。
加治佐海 U-18の2年生。
 U-17日本代表候補 2023年4月27日(木)~30日(日)。トレーニングキャンプ。
 U-17日本代表 2023年9月12日(火)~18日(月)。第25回国際ユースサッカーin新潟。
林駿佑 U-18の1年生。
 U-17日本代表トレーニングパートナー 2023年10月29日(日)~31日(火)。国内合宿。
奥田悠真 U-15生田の3年生。
 U-15日本代表 2023年6月26日(月)~30日(金)。韓国遠征。
 U-15日本代表候補 2023年9月4日(月)~7日(木)。国内キャンプ。
 (2024シーズン U-18に昇格)
三上瑛大 U-15生田の3年生。
 U-15日本代表候補 2023年9月4日(月)~7日(木)。国内キャンプ。
 (2024シーズン U-18に昇格)
藤田明日翔 U-15生田の3年生。
 U-15日本代表候補 2023年9月4日(月)~7日(木)。国内キャンプ。
 (2024シーズン U-18に昇格)
小川翔太 U-15生田の3年生。
 U-15日本代表候補 2023年9月4日(月)~7日(木)。国内キャンプ。
 (2024シーズン U-18に昇格)

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2024/01/06

240106シーズン回顧(1) 2023ランキング

2023シーズン回顧(1) 2023ランキング

川崎フロンターレの2023シーズンを振り返る第1回目(前編)。
 2年ぶりのタイトルとなる天皇杯優勝を飾ったが、J1リーグは8位。
 CBやFWに負傷者が相次いで、夏まで調子は上がらなかったが、秋になって復調した。


2月17日のJ1リーグ開幕戦
 横浜FM戦(J1 #1)のスタメン。

公式戦は53試合だった。
 J1リーグ34、ACL6、YBCルヴァンカップ6、天皇杯6。
 さらに7月にバイエルン・ミュンヘン戦(PSM)があった(公式戦に含めます)。

2022年は49試合で、4試合の増加。
 2021年は53試合、2020年は41試合、2019年は50試合、2018年は47試合だった。

■J1リーグ 8位
 勝ち点50 34試合14勝8分12敗 得失点差+6
 首位神戸とは勝ち点21差で、2012年以来11年ぶりの8位に沈んだ。
 2013年からの10年間はすべて6位以上で、8位以下となるのも11年ぶり。
 ベストイレブンには、脇坂が選出された。
■アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL) GL首位突破
 グループステージIグループ 1位 6試合5勝1分 得失点差+11
 第5戦までの5連勝で、首位でのグループステージ突破を決めた。
 ACLは秋春制で、決勝トーナメントは2024年に開催される。
■YBCルヴァン・カップ(YLC) GL敗退
 グループB 3位 6試合2勝2分2敗 得失点差+5
 GL1位浦和、2位清水と勝ち点8で並んだが、直接対決の結果で3位となりGL敗退。
■天皇杯 優勝★
 6試合4勝2分(PK2勝) 得失点差+6
 新潟戦(天皇杯 QF)柏戦(天皇杯 Final)のPK戦を勝ち抜いて優勝。
 3年ぶり2度目の天皇杯タイトルを獲得した。
 前回優勝の2020年は縮小大会で、2回戦から出場する通常大会で初優勝。
■バイエルン・ミュンヘン戦(PSM)
 1試合1敗 得失点差-1
 2023ブンデスリーガジャパンツアーとして、バイエルン・ミュンヘンと国立競技場で対戦。


柏戦(天皇杯 Final)での優勝決定直後。
合計では、53試合25勝13分(PK戦2勝)15敗だった。

53試合のプレー時間の合計は、5,303分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、観戦記録とフロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における各試合の採点から、出場時間に応じて各選手の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.968点。

過去のチーム全体の平均採点は次のとおり。
 2022年 5.960点 
 2021年 6.151点 J1リーグ優勝
 2020年 6.073点 J1リーグ・天皇杯優勝
 2019年 5.943点 YBCルヴァンカップ優勝
 2018年 5.883点 J1リーグ優勝
 2017年 6.036点 J1リーグ優勝
 2016年 6.028点
 2015年 6.014点
 2014年 5.870点

■high player (season)
 53試合で1,000分以上出場した21選手で、シーズン平均採点が高かったのは次の選手。
  カッコ内は2022年、2021年の順位。
  在籍していない年は (-)、1,000分未満の出場の年は (x) とした。
 1,000分以上出場したのは、2022年は19選手(49試合)、2021年は19選手(53試合)。

1位(5位, 2位) ソンリョン(1) 34試合3396分出場 平均採点6.21 ベンチ15試合
2位(x, -) 瀬古樹(16) 46試合2917分出場 平均採点6.201 ベンチ6試合
3位(13位, 13位) 脇坂泰斗(14) 46試合3806分出場 平均採点6.196 ベンチ1試合
4位(10位, 4位) 車屋紳太郎(7) 26試合2326分出場 平均採点6.14 ベンチ0試合
5位(3位, x) マルシーニョ(23) 29試合1792分出場 平均採点6.13 ベンチ0試合


新潟戦(天皇杯 QF)でPK2本を止めたGKソンリョン(1)を囲む選手たち。

チョン・ソンリョンを最も高く評価した。
 加入8年目。4月、新加入の上福元直人(99)にレギュラーを明け渡すが、7月に奪回。
 天皇杯新潟戦で2本、柏戦で1本のPKを止めてタイトル獲得に貢献した。
 exdrivesにおけるMVPは、2017年に続いて2度目。
 2位瀬古樹、3位脇坂泰斗も平均採点はソンリョンと僅差で、高く評価した。

逆に平均採点が低かったのは、21位高井幸大、20位家長昭博、19位宮代大聖。
2022年に上位だったシミッチは6位(←1位)、谷口彰悟は移籍(←2位)、マルシーニョは5位(←3位)。

過去の exdrives におけるMVPは、次のとおり。
 2022年 シミッチ(6) 平均採点6.23。
 2021年 ダミアン(9) 平均採点6.51。
 2020年 三笘薫(18) 平均採点6.40。
 2019年 ジェジエウ(4) 平均採点6.24。
 2018年 家長昭博(41) 平均採点6.25。
 2017年 ソンリョン(1) 平均採点6.32。
 2016年 小林悠(11) 平均採点6.30。
 2015年 大島僚太(16) 平均採点6.25
 2014年 中村憲剛(14) 平均採点6.25。

■play time (season)
 53試合5,304分のうち、出場時間が長かったのは次の選手。
 カッコ内は2022年、2021年の順位。

1位(4位, 2位) 山根視来(13) 49試合4656分出場 平均採点6.04 ベンチ1試合
2位(6位, 12位) 脇坂泰斗(14) 46試合3806分出場 平均採点6.196 ベンチ1試合
3位(5位, 3位) 家長昭博(41) 47試合3596分出場 平均採点5.72 ベンチ0試合
4位(2位, 10位) 橘田健人(8) 45試合3439分出場 平均採点5.97 ベンチ3試合
5位(-, -) 大南拓磨(3) 44試合3404分出場 平均採点6.10 ベンチ2試合

 山根視来が、2位脇坂以下を大きく引き離して出場時間1位。
  3年連続トップだったソンリョンは、今年はサブの時期もあって6位。

 出場試合数でも、山根が49試合でトップ。
  メンバー入り(ベンチ入り(出場なし)も含む)は、瀬古樹と上福元直人が52試合で1位。
  ベンチ入り(出場なし)は、上福元直人が32試合で、最も多かった。

■high game
 各試合ごとに、出場選手の採点を出場時間に応じて平均した。
 平均採点が高かったのは次の試合。

1位 231128川崎5-0ジョホール(ACL GL #5) 平均採点6.69
 自由自在のポジショニングで攻め続けて5得点。ACLグループステージ突破を決めた。
2位 230419川崎6-0清水(YLC GL #4) 平均採点6.59
 遠野の2ミドルから始まって6得点で圧勝。清水のターンオーバーにも助けられた。
3位 231008川崎4-2福岡(天皇杯 SF) 平均採点6.52
 先制後、ダミアンのPK失敗から追い付かれるが、ピンチを凌いでゴールを決めて勝利した。


福岡戦(天皇杯 SF)のウォーターファイト。

 いずれもカップ戦の3試合を高く評価した。
 特に天皇杯福岡戦は、タイトル獲得に向けて重要な結果となった。

■low game
 逆に平均採点が低かったのは、次の試合。

53位 230409G大阪2-0川崎(J1 #7) 平均採点5.04
 開幕6戦未勝利のG大阪に2失点で完敗。車屋が退場、田邉が左膝を痛めて長期離脱。
52位 230520横浜FC2-1川崎(J1 #14) 平均採点5.247
 横浜FCのゴラッソ2発でリードを許した。瀬古樹の直接FKで1点を返すにとどまった。
51位 230512FC東京2-1川崎(J1 #13) 平均採点5.248
 ビルドアップを封じられる。2点リードされ、宮代がゴールするが、脇坂が退場して逃げ切られた。

 低く評価したのは、4月と5月のJ1リーグの3試合。
 いずれもチーム力が低い時期で、実力で押し切られたもの。

■high player (game)
 各試合の採点で、最も高かったのは8.5点。1回あった。

8.5 ソンリョン(1) 231209川崎0(8PK7)0柏(天皇杯 Final)★
 決定機を防いで120分を無失点で終え、PK戦で1本止めて天皇杯優勝に導いた。

 次に高かったのは7.5点。13回あった。
 2回あったのは車屋紳太郎で、どちらも無失点に抑えてゴールを決めたもの。
7.5 車屋紳太郎(7) 230419川崎6-0清水(YLC GL #4)
7.5 車屋紳太郎(7) 230715横浜FM0-1川崎(J1 #21)

 1回あったのは、次の11選手。
7.5 シミッチ(6) 230429福岡1-3川崎(J1 #10) 
7.5 遠野大弥(17) 230607川崎3-1栃木C(天皇杯 R64)
7.5 瀬川祐輔(30) 230806川崎3-4G大阪(J1 #22)
7.5 ソンリョン(1) 230819広島3-2川崎(J1 #24)
7.5 マルシーニョ(23) 230915川崎1-0FC東京(J1 #27)
7.5 大南拓磨(3) 230919ジョホール0-1川崎(ACL GL #1)
7.5 橘田健人(8) 231008川崎4-2福岡(天皇杯 SF)
7.5 小林悠(11)231020川崎4-2福岡(J1 #30)
7.5 ダミアン(9) 231124川崎3-0鹿島(J1 #33)
7.5 瀬古樹(16) 231128川崎5-0ジョホール(ACL GL #5)
7.5 上福元直人(99) 231212蔚山現代2-2川崎(ACL GL #6)

■low player (game)
 各試合の採点で、最も低かったのは3.0点。3回だった。

3.0 上福元直人(99) 230701名古屋2-0川崎(J1 #19)
 クロスボールをファンブルして失点。他にもキャッチミスがあった。
3.0 山村和也(31) 230902C大阪3-0川崎(J1 #26)
 最初のオウンゴールに関与したあと、PKを2つ与えた。
3.0 遠野大弥(17) 231029柏1-1川崎(J1 #31)
 途中出場して7分後、危険なタックルを仕掛けてレッドカードで退場。

 次に低かったのは3.5点。3回あった。

3.5 車屋紳太郎(7) 230409G大阪2-0川崎(J1 #7)
 ビルドアップや守備は悪くなかったが、52分と60分の2枚のイエローで退場。
3.5 小塚和季(49) 230624浦和1-1川崎(J1 #18)
 途中出場から4分後の一発退場。水原三星(KOR)に移籍したため、川崎での最後のプレーとなる。
3.5 高井幸大(29) 230806川崎3-4G大阪(J1 #22)
 フル出場が続く中、41分にミスパスで失点、90+6分にマークを外して決勝点を許した。

■goal
 今シーズンのゴール数は92(うちPK9)。

 最も多かったのは、脇坂泰斗の13(うちPK4)で、チーム内得点王。
 次いで宮代12(うちPK2)、遠野8、瀬川7、瀬古樹6、山田新6(うちPK1)、橘田5、ダミアン5(うちPK1)、小林悠5、マルシーニョ5。

 直接FKでのゴールは、横浜FC戦(J1 #14)での瀬古樹の1つ。
 OwnGoalは3つだった。

■hat trick
 今シーズン、ハットトリックはなかった。

 最も近かったのは、鹿島戦(J1 #33)でのダミアンで、採点7.5。
 2ゴールを決めたあと、自らPKを奪取したが脇坂にキッカーを譲った。

■assist
 今シーズンのアシスト数は62。
 なお、ゴールした選手への直前のパスは、すべてアシストとした。

 最も多かったのは、脇坂泰斗の12(うちCK5)で、チーム内アシスト王。
 次いで家長7、宮代5、山根4、マルシーニョ4。

■send off
 今シーズンの退場は7回と多かった。一発退場が6回、イエロー2枚が1回。
 いずれもJ1リーグ。序盤にCBの負傷者が相次ぐ中、退場による出場停止も重なった。

ジェジエウ(4) 230217川崎1-2横浜FM(J1 #1) 87分にレッド。採点5.5。
山村和也(31) 230225鹿島1-2川崎(J1 #2) 83分にレッド。採点4.5。
車屋紳太郎(7) 230409G大阪2-0川崎(J1 #7) 52分と60分にイエロー。採点3.5。
脇坂泰斗(14) 230512FC東京2-1川崎(J1 #13) 52分にレッド。採点4.0。
小塚和季(49) 230624浦和1-1川崎(J1 #18) 78分にレッド。採点3.5。
大南拓磨(3) 230812川崎0-1神戸(J1 #23) 37分にレッド。採点4.0。
遠野大弥(17) 231029柏1-1川崎(J1 #31) 54分にレッド。採点3.0。

■penalty kick
 今シーズンは、11回PKを獲得して、5回与えた。
 
 獲得した11回の内訳は、J1リーグ7回、ACL2回、YLC1回、天皇杯1回。
 3回がマルシーニョ、2回がダミアン、1回が橘田、遠野、山田新、松長根、瀬川、宮代。
 成功したのは9回。キッカーは4回が脇坂、2回が宮代、1回がダミアン、山田新、家長。
 失敗したのは2回。キッカーはダミアンと家長だった。

 与えた5回のPKの内訳は、J1リーグ3回、ACL2回。
 2回が山村、1回がソンリョン、シミッチ、松長根だった。

■penalty shootout
 今シーズンのPK戦は2回。いずれも天皇杯で、GKソンリョンで勝利した。

 230830新潟2(3PK4)2川崎(天皇杯 QF)
 231209川崎0(8PK7)0柏(天皇杯 Final)★

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