2020/06/06

200606新型コロナウイルス感染症による中断→再開経緯

新型コロナウイルス感染症による中断→再開経緯

J1リーグは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のため中断した。
 2月22日(土)の鳥栖戦(J1 #1)が最後の公式戦となった。
 そして、7月4日(土)に再開されることがアナウンスされた。

この中断から再開までの経緯を、時系列でまとめる。
(今後、新たな情報を加えて随時更新していきます。)
(2021年1月23日、更新終了。)

■で示したものは、新型コロナウイルス感染症の状況。
★で示したものは、川崎フロンターレのチームの状況。
●で示したものは、Jリーグの公式発表と今後の予定。
◎で示したものは、他チーム選手の感染状況等。

 (7月以降の感染者は、試合開催に影響があった場合に限って記載。)



 2019年
■12月8日(日) 武漢市(CHN)で最初の感染者確認。

 2020年
■1月16日(木) 日本国内で最初の感染者確認(中国籍。武漢市滞在歴あり)。
■1月23日(木) 武漢市、都市封鎖。
■1月28日(火) 日本人で最初の感染者確認。
■2月3日(月) クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号、横浜港着岸。集団感染。
■2月13日(木) 日本人(&日本国内)で最初の死者。

★2月15日(土) YLCグループリーグ清水戦(YLC GL #1)
★2月22日(土) J1リーグ鳥栖戦(J1 #1)

●2月25日(火)13:10:Jリーグ公式発表
 2月26日(水)開催のYLCグループリーグ第2節を延期。
 ただし、川崎は試合予定がなかった(YLC GL第2節鹿島戦は3月11日(水)に予定)。

●2月25日(火)17:35:Jリーグ公式発表
 2月28日(金)から3月15日(日)までのすべてのJリーグ公式戦を延期。
 2月29日(土)の札幌戦(J1 #2)も延期。
 再開予定は3月18日(水)のC大阪戦(J1 #5)。

■2月26日(水) 政府、今後2週間、スポーツイベントの中止等を要請。
■2月27日(木) 政府、3月2日(月)から春休みまで、小中高校の休校を要請。

●3月12日(木)17:00:Jリーグ公式発表
 引き続き3月29日(日)までのすべてのJリーグ公式戦を延期。
 再開予定は4月4日(土)G大阪戦(J1 #7)。

●3月25日(水)16:30:Jリーグ公式発表
 引き続き5月6日(水)までのすべてのJ1リーグ公式戦を延期。
 J2リーグは5月2日(土)から、J3リーグは4月25日(土)からの再開予定。
 再開予定は5月10日(日)の湘南戦(J1 #13)。

★3月26日(木) 川崎フロンターレ、チーム活動を停止。

◎3月30日(月) 神戸(J1)の酒井高徳(24)、感染確認、入院。
◎3月31日(火) 群馬(J2)の舩津徹也(2)、感染確認、4月1日(水)に入院。
◎4月1日(水) C大阪(J1)のGK永石拓海(1)、感染確認。3日(金)に入院。

■4月7日(火) 政府、7都府県に緊急事態宣言を発令。
 対象の7都府県は、埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡。
 期間は4月7日(火)から5月6日(水)まで。

●4月8日(水)19:00:Jリーグ公式発表
 引き続き5月27日(水)までのすべてのJリーグ公式戦を延期。
 5月30日(土)以降の試合の開催は未定とされた。
 (※初めて、再開予定が示されなくなった。)

◎4月15日(水) 群馬(J2)の舩津徹也(2)、退院。

■4月16日(木) 政府、緊急事態宣言を全国に拡大。

◎4月17日(金) C大阪(J1)のGK永石拓海(1)、退院。
◎4月25日(土) 神戸(J1)の酒井高徳(24)、退院。

●4月30日(木)13:00:Jリーグ公式発表
 引き続き6月7日(日)までのすべてのJリーグ公式戦を延期。
 6月13日(土)以降の試合の開催は未定とされた。

■5月4日(月) 政府、緊急事態宣言を5月31日(日)まで延長。
■5月14日(木) 政府、39県について緊急事態宣言を除外。
 継続された8都道府県は北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫。
■5月21日(木) 政府、3府県(京都、大阪、兵庫)について緊急事態宣言を除外。
 継続された5都道県は北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川。
■5月25日(月) 政府、緊急事態宣言をすべて解除。

●5月29日(金)18:50:Jリーグ公式発表
 J1リーグは7月4日(土)から再開予定。
 J2リーグ、J3リーグは6月27日(土)から再開予定。
 試合日程はすべて組み直し、新たなスケジュールは6月15日(月)に発表予定。

★6月1日(月) シーズンチケットの全額払戻し(開催済みを除く。)を発表。
★6月2日(火) 川崎フロンターレ、全体練習を再開。

◎6月2日(火) 名古屋(J1)の金崎夢生(44)、感染確認、入院。

●6月5日(金)17:00:Jリーグ公式発表
 J1リーグを12月19日(土)まで、J2リーグ、J3リーグを12月20日(日)まで開催。
  当初スケジュールよりも2週間、シーズンを延長する。
  選手交代は1試合3人までから5人までに拡大。交代回数は3回まで(別にハーフタイムも可)。
 YBCルヴァンカップ(YLC)の大会方式を変更。
  選手交代は1試合3人までから5人までに拡大。交代回数は3回まで(別にハーフタイムも可)。
  延長となった場合は、選手交代を1人、交代回数を1回追加する。
  U-21先発ルール(21歳以下の日本国籍者を1人以上先発させる)は適用しない。
  グループリーグ(GL)は4チームの2回戦総当たりから、1回戦総当たりに変更。
   Bグループの松本山雅(J2)は第2節以降不参加とする。
    松本と未対戦の仙台と浦和は、勝ち点3(得失点差0)を得る。
    C大阪が松本に4-1で勝った第1節の結果はそのまま有効。
  プレーオフステージ(ベスト16)は中止。GLから5チームがベスト8に進出。
  ACL組3チームを加えたプライムステージ(8チーム)は、すべて1試合制に変更。

◎6月7日(日) 名古屋(J1)のGKランゲラック(1)、感染確認、入院。

★6月13日(土) 相模原(J3)と45分×3本のTM。
 3-0(1-0, 0-0, 2-0)。旗手2、OG。

●6月15日(月)17:00:Jリーグ公式発表
 組み直した試合日程を発表。
 川崎の再開初戦は、7月4日(土)の鹿島戦(J1 #2)
 7月8日(水)のFC東京戦(J1 #3)までは無観客で開催される。

◎6月15日(月) 名古屋(J1)のGKランゲラック(1)と金崎夢生(44)、退院。

★6月17日(水) 町田(J2)と45分×3本のTM。
 5-0(1-0, 2-0, 2-0)。ダミアン、大島、宮代、田中碧、旗手。

★6月20日(土) 対戦相手非公表と45分×4本のTM。 ※FC東京(J1)だったらしい。
 7-0(0-0, 1-0, 2-0, 4-0)。脇坂、ダミアン、ゼイン、三笘、宮代3。

★6月20日(土) 湘南(J1)と45分×4本のTM。
 6-3(1-0, 1-2, 3-1, 1-0)。谷口、ゼイン、齋藤学、宮代2、旗手。

●6月27日(土)
 J2リーグ、J3リーグが再開。

(7月以降の感染者は、試合開催に影響があった場合に限って記載します。)

★7月4日(土)
 J1リーグが再開。鹿島戦(J1 #2)。無観客のリモートマッチとして開催。
 次の7月8日(水)のFC東京戦(J1 #3)まで無観客で開催された。

★7月11日(土)
 J1リーグ、観客を入れての開催。柏戦(J1 #4)
 ただし、7月中の観客は、5,000人または収容率50%のうち少ない方を上限とする。
 等々力では、5,000人を上限として開催される。

●7月20日(月)18:20:Jリーグ公式発表
 5,000人または収容率50%のうち少ない方を観客の上限とする運用を、8月10日(月)まで延長。

◎7月25日(土) 名古屋(J1)のDF宮原和也(6)、感染確認、自宅静養。
◎7月26日(日) 名古屋(J1)のMF渡邉柊斗(20)、感染確認、選手寮内隔離。


●7月26日(日)11:00:Jリーグ公式発表
 J1リーグ第7節の広島-名古屋戦を延期。

●7月27日(月)15:45:Jリーグ公式発表
 5,000人または収容率50%のうち少ない方を観客の上限とする運用を、8月31日(月)まで延長。

◎8月11日(火) 鳥栖(J1)の金明輝監督、感染確認、入院。

●8月11日(火)17:25:Jリーグ公式発表
 5,000人または収容率50%のうち少ない方を観客の上限とする運用を、9月6日(日)まで延長。

●8月12日(水)14:45:Jリーグ公式発表
 同日のYLCグループリーグ第3節広島-鳥栖戦の開催を延期。
 13日(水)、代替日での延期開催はせず、中止されることが決定された。

◎8月12日(水) 鳥栖(J1)の選手6名、スタッフ3名、感染確認。9名とも自宅待機(累計10名)。

●8月13日(木)20:00:Jリーグ公式発表
 鳥栖(J1)について、少なくとも次のJ1リーグ3試合の開催を延期。
 8月15日の第10節G大阪戦、19日の第11節仙台戦、22日の第12節札幌戦。

●8月21日(金)11:00:Jリーグ公式発表
 鳥栖(J1)について、次のJ1リーグ1試合の開催を延期。
 8月29日の第13節湘南戦。
 これでJ1リーグ4試合が延期され、YLC1試合が中止された。

●8月25日(火)19:30:Jリーグ公式発表
 5,000人または収容率50%のうち少ない方を観客の上限とする運用を、9月30日(水)まで延長。

●9月11日(金)22:15:Jリーグ公式発表
 9月19日(土)以降順次、収容率50%を観客の上限とする。
 ただし、17,000人以上のスタジアムは、収容率30%を目途として段階的に緩和する。

★9月13日(日):川崎公式発表
 9月23日(水)の横浜FC戦(J1 #18)まで、5,000人を上限として開催。
 10月以降の試合の観客制限緩和に向けて調整することを表明。

★9月21日(月):川崎公式発表
 10月7日(水)のFC東京戦(YLC SF)以降、7,000人を上限として開催。

●9月25日(金)10:50:Jリーグ公式発表
 9月30日(水)以降、次の2つのうちどちらかをチームごとに選択して緩和する。
 (1)収容率50%を観客の上限とする。アウェイ席は設置しない。
 (2)5,000人か収容率30%のうち大きい方を観客の上限とし、アウェイ席を設置する。

★9月25日(金):川崎公式発表
 10月7日(水)のFC東京戦(YLC SF)は、7,000人を観客上限として開催。
 10月10日(土)の仙台戦(J1 #22)以降の観客制限緩和に向けて検討することを表明。

★9月28日(月):川崎公式発表
 10月10日(土)の仙台戦(J1 #22)は11,000人、18日(日)の名古屋戦(J1 #23)は12,000人を観客上限として開催。

★10月7日(水)
 FC東京戦(YLC SF)を観客上限7,000人として開催。
 柏戦(J1 #4)から9月23日(水)の横浜FC戦(J1 #18)まで5,000人上限で開催した。

★10月10日(土)
 仙台戦(J1 #22)を観客上限11,000人として開催。

★10月12日(月):川崎公式発表
 10月31日のFC東京戦(J1 #25)以降、アウェイ席を設置し、12,000人を観客上限として開催。

★10月18日(日)
 名古屋戦(J1 #23)を観客上限12,000人として開催。

★10月22日(木):川崎公式発表
 札幌戦(J1 #26)でGゾーンでの鳴り物応援と立ち見観戦を解禁。
 10月20日(火)のチケット発売後の告知となったため、多くの批判があった。

★10月31日(土)
 FC東京戦(J1 #25)を観客上限12,000人、アウェイ席を設置して開催。

◎11月2日(月) 柏(J1)の選手1名、感染確認。

●11月2日(月)23:34:Jリーグ公式発表
 翌日開催のJ1第26節仙台-柏戦の開催を延期。

★11月3日(火)
 札幌戦(J1 #26)でGゾーンとアウェイ席での鳴り物応援と立ち見観戦を解禁。

◎11月3日(火) 柏(J1)のネルシーニョ監督とスタッフ1名、感染確認(累計3名)。
◎11月4日(水) 柏(J1)の選手2名とスタッフ8名、感染確認(累計13名)。

●11月4日(水)22:40:Jリーグ公式発表
 11月7日(土)開催のYBCルヴァンカップ決勝柏-FC東京戦の開催を延期。

◎11月5日(木) 柏(J1)のスタッフ1名、感染確認(累計14名)。
◎11月6日(金) 柏(J1)の選手1名、感染確認(累計15名)。

●11月7日(土)10:00:Jリーグ公式発表
 11月14日(土)開催のJ1第27節柏-大分戦の開催を延期。

◎11月10日(火) 柏(J1)の選手1名、感染確認(累計16名)。

●12月19日(土):J1リーグ
 J1リーグ、全34節を開催して全日程終了。
 延期された試合もすべて開催された。

●12月20日(日):J2リーグ、J3リーグ
 J2リーグ全42節、J3リーグ全34節を開催して全日程終了。

 2021年
●1月1日(金):天皇杯
 天皇杯決勝川崎1-0G大阪戦(天皇杯 Final)を開催して全日程終了。

●1月4日(月):YBCルヴァンカップ
 11月7日(土)から延期されたYBCルヴァンカップ決勝柏1-2FC東京戦を開催。
 YLCグループリーグ第3節広島-鳥栖戦のみ中止されたが、2020シーズンの全ての日程を終了。

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