2018/09/29

180929長崎1-2川崎(J1 #28)

長崎1-2川崎(トランスコスモススタジアム長崎,19:00KO, 12,430人)

スコアレスドローに終わった湘南戦(J1 #18)から中2日。
台風24号が接近しているが、延期にはならず、開催される。

先発は湘南戦から2人を変更する。
知念と登里が先発し、下田と阿部がベンチに回った。
ベンチには長谷川と田坂が入り、齋藤と田中が外れた。

長崎はJ1リーグ18位。
ただ、降格圏は団子状態で、15位と勝ち点3差に付けている。
等々力での対戦(J1 #17)は、1-0で川崎が勝っている。

■1st half
長崎は1トップの鈴木武蔵(11)にロングボールを入れる。
サイドも使いながら、手数をかけずにシンプルな攻め。

川崎はボールをつなげず、セカンドボールを拾えない。
スタートは難しい状況だったが、10分あたりから落ち着いてくる。

長崎のプレスが緩く、ボールを自由に持てた。
中村が周囲をうまく使いながら、左右に揺さぶっていく。
家長の右サイドでパスを交換して、長崎の守備を寄せていく。
スペースを作っておいてから、左サイドに展開して攻めた。

35分、中村の右CKを小林が落とし、知念が蹴り込んで先制。
さらに41分。登里のマイナスのクロスを家長がミドルシュート。
GK徳重健太(30)が弾いたが、詰めていた小林がふわっと押し込んだ。

■2nd half
後半開始から、長崎はFWファンマ(9)を投入する。
うってかわって積極的にプレスを掛け、余裕を与えない。

動きが落ちてきた川崎は、押し込むことができなくなる。
攻撃では厚みを作れず、仕掛けは単発でチャンスを作れない。

長崎がボールを持つ時間が長くなったが、崩されなかった。
FKやCKも多く与えたが、シュートチャンスを作らせなかった。

ロスタイム、ファンマがロングボールを受け、ターンしてゴール。
長崎は一矢を報いたが、もう時間がなかった。

■summary
長崎は日程上の有利さを活かせなかった。
攻撃のパターンが少なく、クロスで勝負せざるを得なかった。
ドリブルやショートパスでの仕掛けをもっと織り交ぜたい。
単純なパスやトラップのミスも目立ち、みすみす川崎にボールを渡していた。

川崎は疲労を感じさせるプレーだった。
その中でもフレッシュな登里には助けられた。
前半で2点を奪うことができたことが、勝因といえる。

また、鬼木監督は2人しか選手交代しなかった。
中2日で中村をフル出場させるのは、厳しすぎる。
長谷川や下田などを投入して、どんどん走らせて活性化させるべきだった。

首位広島が負けたため、勝ち点で並ぶことができた。
得失点差で上回っているため、残り6節で首位に立った。

次は中7日、ルヴァンカップで負けている鹿島戦(J1 #29)。
家長が出場停止となるが、良い内容で勝ち点を積み重ねたい。

■goal
90+3ファンマ(9)
35知念慶(20) 41小林悠(11) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 7分、FKを大きくパンチング。失点は仕方がなかった。
エウシーニョ(18) 6.0 車屋とのバランスを考えてプレー。32分、小林へのクロス。
奈良竜樹(3) 7.0 ハードに戦って鈴木とファンマを封じ込める。43分、FKをヘッド。
谷口彰悟(5) 7.0 ボールホルダーの背後で受ける態勢を取り、スムーズに展開した。
車屋紳太郎(7) 6.5 切れ味鋭く左サイドを駆け上がり、25分、37分、80分とクロス。
大島僚太(10) 6.0 緩くて短いパスで相手を翻弄した。50分のミドルはGKの正面。
中村憲剛(14) 7.0 余裕がありすぎて、縦横無尽にパスを通した。後半は動きが落ちる。
家長昭博(41) 6.5 ドリブル、シュートと素晴らしかった。遅延行為のイエローは不要。
登里享平(2) 6.5 気が効いたポジショニング。ドリブルで上手くファウルをもらった。
小林悠(11) 7.0 1ゴール1アシスト。26分、32分にも決定機を迎えていた。
知念慶(20) 5.5 先制ゴールは決めたものの、ポストもパスも今ひとつだった。

■sub
71(2)阿部浩之(8) 5.5 バランスを考え守備的だった。味方とパスの呼吸が合わなかった。
75(20)鈴木雄斗(27) 5.5 精力的にプレスを掛ける。84分のヘッドはGKに弾かれる。

■bench
安藤駿介(24) 舞行龍(29) 田坂祐介(6) 下田北斗(22) 長谷川竜也(16)

■coach
鬼木達 6.0 先発を2人代えて結果を出す。交代枠を残して、最後は押し込まれる。

■referee
東城穣 6.0 大きな誤審があった広島戦(J1 #5)以来の登場。今日は悪くなかった。

75,300views

2018/09/27

180926湘南0-0川崎(J1 #18)

湘南0-0川崎(Shonan BMWスタジアム平塚, 19:30KO, 8,816人)

台風12号の影響で開催中止となっていた湘南戦。
当初予定の7月28日から2月後、ミッドウィークに組み込まれる。
名古屋戦(J1 #27)から中3日、次節長崎戦(J1 #28)まで中2日の日程となる。

キックオフは19時30分。
近距離のアウェイとはいえ、平日開催で30分遅いのはありがたい。

強い風雨に見舞われた。
ほとんど屋根のないスタジアムなので、厳しい観戦環境。
それでも、アウェイ側に多くのサポーターが入っていた。














先発は3試合連続で同じ。
長谷川がケガで離脱したため、ベンチには新たに齋藤が入る。

湘南はJ1リーグ14位。
J2からの昇格シーズンで、混戦となっている降格圏まで勝ち点1差。
等々力での対戦(J1 #2)は、1-1でドローだった。
8月に天皇杯でも対戦(天皇杯 R16)し、3-1で勝っている。

■1st half
湘南はいつもながらの忠実なプレッシング。
素早く複数で囲んでボールを奪い、攻めに転じた。
セカンドボールも拾っていたが、ゴール前に迫れない。

川崎はワンタッチパスを多用する。
ただ、球離れが遅くなるとすぐに詰められる。
最前線の小林との距離が遠くなり、PA近くになるとパスがつながらない。
11分、27分、45+1分と、家長が積極的にミドルシュートを放った。

■2nd half
湘南がプレスを緩め、ボランチに余裕が生まれる。
61分には左に登里、71分には右に鈴木を投入。
2人の特長を生かしながら、攻めていった。
特に登里は、左サイドから内に入ってスペースを作り、車屋を引き出した。

終盤には決定機を量産する。
84分、小林のラストパスで、知念がGK秋元陽太(1)と1対1となる。
かなりの時間があった中で、知念のシュートは秋元に止められた。

直後の85分。自ら得たPKを小林が中央に蹴り込むが、仁王立ちの秋元がストップ。

90+2分には、小林がPA内左から巻き込むようなシュート。
ファーサイドに美しい弾道が伸びたが、秋元が弾き出した。

■summary
雨は強かったが、水たまりはなく、ボールはそれなりに転がった。
ただ、風の影響を受けて、ロングボールは流れてしまった。

湘南はボールが動いても動いても、次々に追いかけていった。
パスコースを全体で限定しながら、川崎の攻撃を防ぐ。
しかし、ボールを奪った後の展開には工夫がなかった。

69分には奈良のトラップミスから山﨑凌吾(38)が独走。
ただ、川崎の戻りが早く、チャンスを作る前につぶされてしまった。


川崎は湘南の走力に苦しみながらも、最後の10分間は崩し切った。
GK秋元がスーパーセーブを連発したことで、ドローに終わった。
浦和戦(J1 #19)も西川、鳥栖戦(J1 #22)も権田に活躍されて勝ち点を失っている。
この日の秋元の素晴らしいパフォーマンスは、見るべき価値があった。

内容的には失点する可能性は少なかった。
こちらのゴールは決まらなかったが、難しい天候だったので悪くはない結果といえる。

未消化の試合を終え、首位広島とは勝ち点3差。
残り7試合となったが、1試合ずつ着実に勝っていきたい。

■goal

■judge
ソンリョン(1) 6.5 風雨の中、完璧なキャッチを見せる。76分のクロスも大きくパンチング。
エウシーニョ(18) 6.0 スペースは限られたが、右でポイントを作る。守備もまずまず。
奈良竜樹(3) 5.5 カバーも含め守りは良かった。コースがないと苦し紛れのパスを奪われた。
谷口彰悟(5) 6.5 スペースを埋めつつ、湘南のチャンスの芽を早い段階で摘んでいった。
車屋紳太郎(7) 6.5 登里が入ってから見違えるようにサイドに進出。62分、ミドル。
大島僚太(10) 6.0 縦へのロングパスは風で流される。コンディションが徐々に戻ってきた。
下田北斗(22) 6.5 進むドリブルも散らすパスも効いていた。48分、強烈なミドル。
家長昭博(41) 6.0 前半、3本のミドル。ボールを引き出しては、ドリブルで仕掛けた。
中村憲剛(14) 6.0 パスコースを封じられても、意図を持ったパスで組み立てた。
阿部浩之(8) 5.5 バランスは良かったが、トリッキーなプレーを見せられなかった。
小林悠(11) 6.5 前線で孤立しながらも、最後に決定機を多く作る。正面へのPKは残念。

■sub
61(8)登里享平(2) 6.0 中に絞ってスペースを作り車屋を呼び込む。細かな動きを繰り返す。
71(22)鈴木雄斗(27) 5.5 ゴリゴリと力強く前にボールを運ぶ。ゴール前でも勝負した。
82(41)知念慶(20) 5.5 84分の決定機はストライカーとして決めておきたい。

■bench
安藤駿介(24) 舞行龍(29) 田中碧(32) 齋藤学(37) 

■coach
鬼木達 5.5 先発を入れ替えず、疲れを感じさせた。次節をにらみ、早目に交代させる。

■referee
飯田淳平 6.0 接触プレーに厳しく吹き、試合を落ち着かせる。PK判定は難しいところ。

75,100views

2018/09/23

180922川崎3-1名古屋(J1 #27)

川崎3-1名古屋(等々力, 19:00KO, 23,790人)

札幌戦(J1 #26)に7-0で大勝して中6日。
J1リーグでは、首位広島に勝ち点6差(未消化1試合)の2位。














2試合連続の等々力開催となった。
先発は札幌戦と同じ11人。
守田がケガで離脱していて、2試合連続で下田が先発する。
ベンチも変化がない。














名古屋はW杯中断期間までは降格圏だった。
川崎から獲得したエドゥアルド・ネット(15)をはじめ、大量補強を断行。
8月からJ1リーグで7連勝を飾り、現在12位まで順位を上げた。
アウェイでの対戦(J1 #3)は、大久保のゴールで川崎が勝っている。

■1st half
両チームとも最終ラインからパスをつなぐスタイル。
ただ、川崎はコンパクトな陣形を保ち、プレスが効いていた。
名古屋は最終ラインを上げられずに、間延びしている。

20分、大島のクロスを和泉竜司(29)がクリアミスでオウンゴール。
さらに34分。目の覚めるようなロングシュートを阿部が決める。
小林の40分、45+3分のシュートなど、多くの決定機を作った。

名古屋はネットと小林裕紀(4)が生命線。
しかし、川崎のプレスに苦しみ、前につなげなかった。

■2nd half
後半も川崎が優勢のまま進んでいく。
52分には家長が作った決定機を、小林がバーに当てる。

名古屋は前にパスを入れられない状態が続く。
しかし、59分。中盤に下がったジョー(7)が縦パスを入れる。
金井貢史(31)が中継して、さらに縦にスルーパスが通り、前田直輝(25)がゴール。

1点差となったが、63分に外しまくっていた小林がゴール。
車屋がクロスを入れ、小林が泥臭くDFに当てながら押し込んだ。

再び2点差となり、名古屋は動けなくなる。
家長や登里がドリブルしても、止め切れずラインを下げていく。
川崎に誘われて出ると背後にパスを入れられて、消耗していった。

■summary
名古屋のゴールは縦パスが2本つながり、美しかった。
しかし、それ以外は崩す意図が感じられないプレーが続いた。

ネットが封じられると、次のパッサーがいない。
全体的に球離れが遅く、川崎のプレスをまともに受ける。
ガブリエル・シャビエル(10)の欠場も響いた。














川崎は札幌戦に続いての完勝。
決定機を量産し、複数のゴールを決めた。

下田が期待以上の働きを見せている。
前を向く動きも良く、セットプレーのキッカーとしても活躍。
守田が復帰したとしても、ポジションに空きがないかもしれない。

札幌、名古屋と攻めてくるチームに勝つことができた。
今後は守ってカウンターの相手との対戦も増えると思われる。

広島はドローで、勝ち点4差(未消化1試合)に詰まった。
次は中3日で、台風で延期していた湘南戦(J1 #18)。
攻めて崩していって、結果を出したい。

■goal
20OwnGoal 34阿部浩之(8) 63小林悠(11)
59前田直輝(25)

■judge
ソンリョン(1) 6.5 30分のゴール前での混戦、60分のクロスをぎりぎりで弾き出した。
エウシーニョ(18) 6.0 攻撃回数は少なかったが、54分のクロスなど、しっかり崩した。
奈良竜樹(3) 6.5 ロングボールも入れていった。59分、前に出てしまい前田をフリーに。
谷口彰悟(5) 6.5 ジョーの強さに手こずったが、抑えきった。ラインも高く上げる。
車屋紳太郎(7) 6.5 左サイドをコンビネーションで崩す。63分、クロスでアシスト。
大島僚太(10) 6.0 省力型のプレーが続く。それでもミスはなくなり、急所を突いた。
下田北斗(22) 6.5 豊富な運動量で、ボールを素早く動かした。セットプレーでも貢献。
家長昭博(41) 7.0 別次元のドリブルとキープ力を見せた。終盤になるほど輝きを増す。
中村憲剛(14) 6.0 ネットにボールが入ると粘っこく当たる。パスワークの一角を占めた。
阿部浩之(8) 7.0 34分にゴラッソを決め、68分にも強烈なミドルを左ポストに当てた。
小林悠(11) 6.5 40分、52分と大きなチャンスを外したが、63分にダメ押しとなるゴール。

■sub
72(11)知念慶(20) 5.5 強い体幹で相手DFと競り合った。もっとチャンスに絡みたい。
78(14)登里享平(2) 6.0 囲まれてもボールを失わない。81分、PA近くでFKを獲得。
90+2(10)田中碧(32) 5.5 短い時間だったが、パスの中継点となった。

■bench
安藤駿介(24) 舞行龍(29) 鈴木雄斗(27) 長谷川竜也(16) 

■coach
鬼木達 6.5 快勝に導いた。交代枠も的確に使って危な気なく試合を終えた。

■referee
廣瀬格 6.0 吹くべきところでファウルをとった。若干川崎寄りだったか。

74,800views

 風間八宏監督(前川崎監督、元筑波大学監督)にあいさつする谷口。
 同じく車屋。
楽しそうなエウシーニョ、ネット、中村。

2018/09/16

180915川崎7-0札幌(J1 #26)

川崎7-0札幌(等々力, 19:00KO, 22,522人)

ルヴァンカップ準々決勝第2戦(YLC QF #2)で鹿島に敗れて中5日。
代表ウィークを挟み、J1リーグはG大阪戦(J1 #25)に敗れて以来の再開となる。



大島はG大阪戦で左ひらめ筋肉離れによって途中交代していたが復帰する。
しかし守田は、日本代表で初出場したものの、その試合で負傷したため欠場。
大島と組むボランチには、下田が起用された。下田は川崎移籍後、J1リーグ初出場。

奈良が8月1日の浦和戦(J1 #19)以来、J1リーグで久しぶりの先発。
車屋がCBから左SBに回り、登里がベンチスタートとなった。
また、田中碧がJ1リーグで初のベンチ入りを果たした。














札幌はJ1リーグ4位で、3連勝中。
9月6日に発生した北海道胆振東部地震のため、2日間練習ができなかった。
地震のあと、最初の公式戦となる。
厚別でのアウェイ(J1 #16)は、1-2で川崎が勝っている。
川崎からレンタル中の三好康児(41)は、契約上出場できない。

■1st half
札幌は複数でプレスを仕掛けていく。
ボールを奪うと、アーリークロスを都倉賢(9)に入れてきた。

7分、福森晃斗(5)のロングボールを都倉が競って、荒野拓馬(27)がフリーでシュート。
8分にも荒野がGKと1対1になったが、ソンリョンが弾いた。
さらに14分。都倉のクロスからチャナティップ(18)が決定機を迎える。

川崎はプレスを受け、大島と下田にミスが目立ち、ボールをつなげない。
ただ、20分すぎからは札幌のプレスが緩み、パスワークが改善していく。
高い位置で札幌のボールホルダーを追い込んで奪い、速攻を仕掛けた。

28分、中村のスルーパスから、家長がPA内で決定機を迎える。
GKク・ソンユン(25)に1度は止められたが、戻ってきたボールをループで決めた。
2点目は30分。小林の右クロスを中村がダイレクトでゴール。
40分、小林のシュートをク・ソンユンが弾き、素早い振りで阿部が3点目を決める。

■2nd half
3点を追う札幌は、ジェイ(48)と石川直樹(32)を後半開始から投入する。
前線にジェイと都倉を並べるが、中盤で劣勢となって、川崎を押し込めない。
ボールを失っても戻りが遅く、最終ラインだけでの対応を強いられた。

57分、PA内の左側を小林と家長に攻められると、右側がぽっかり空いてしまう。
家長が右に出したふわっとしたクロスを、下田が右ボレーでゴール。
58分にも小林が石川からボールを奪い、GKを外してゴール。

5点差となってからも、カウンターがますます冴える。
守備では粘り強くラインを高く保ち、クロスボールを跳ね返した。
最後は途中出場の知念と田中碧もゴールを決め、7点差で圧勝した。

■summary
札幌は開始から15分、激しいプレスから決定機を作った。
素晴らしい攻撃を展開していただけに、ゴールが入らなかったのは残念だった。

しかし、その後は川崎の攻撃を止められない。
最終ラインでの致命的なロストが多く、失点を重ねた。
勝ち点の可能性が低くなっても攻撃を続けたことで、結果的に大差となった。

GKク・ソンユンは44分に中村のシュートを止めるなど、素晴らしかった。
決定機でもシュートを何度も身体に当てたが、弾いたボールを決められてしまった。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、堂々と立ち向かってきた。
守備的なチームとの対戦では味わえない、楽しいサッカーとなった。
ぜひ、今後とも自らの信念を貫いて、結果を出してほしい。













川崎は最初、ミスが目立ったが、失点しないで耐えることができた。
緩やかにボールを追い込んで、タイミングを図って素早くボールを奪う。
間延びした札幌が守備に戻れないため、何度もゴールを決めた。

首位広島が負けて、勝ち点は再び6差(未消化1試合)に縮まった。
ただ、守田や森谷など、ケガ人が増えてきている。
今後も内容を追求して、勝ち点3を積み上げていきたい。

■goal
28家長昭博(41) 30中村憲剛(14) 40阿部浩之(8) 57下田北斗(22) 58小林悠(11) 86知念慶(20) 90+1田中碧(32) 

■judge 
ソンリョン(1) 6.5 8分、荒野の1対1のシュートをセーブ。キックも安定していた。
エウシーニョ(18) 6.0 ゴールが欲しそうだったが、上がりすぎずに右サイドを締めた。
奈良竜樹(3) 6.5 ハイボールを跳ね返し続ける。素早いモーションから強いパスを出した。
谷口彰悟(5) 6.0 8分、空振りして決定機を与えた。後半はジェイと競り合った。
車屋紳太郎(7) 6.5 左サイドでボールを受けると、意欲的に縦に仕掛けていった。
大島僚太(10) 5.5 囲まれてのミスが最初は目立った。28分、車屋にスルーパス。
下田北斗(22) 7.0 積極的にロングシュートを放った。57分、右足で移籍後初ゴール。
家長昭博(41) 8.0 1ゴール2アシスト。ドリブルでDFを簡単にぶっちぎっていった。
中村憲剛(14) 7.0 1ゴール。44分にも決定的なシュート。落ち着いて周囲を動かした。
阿部浩之(8) 6.5 1ゴール。走りまくってスペースを埋め、札幌の速攻の芽を摘んだ。
小林悠(11) 6.5 1ゴール1アシスト。鋭い動き出しからチャンスを生んだ。

■sub
52(10)登里享平(2) 6.5 バランス良くクレバーに動く。55分、81分にシュートを放つ。
73(11)知念慶(20) 6.5 1ゴール。90+1分にも強烈なシュートで田中のゴールを導く。
84(22)田中碧(32) 6.0 プロ初出場で1ゴール。守備のタスクが少なく、前に出ていった。

■bench
安藤駿介(24) 舞行龍(29) 鈴木雄斗(27) 長谷川竜也(16) 

■coach
鬼木達 6.0 奈良や下田の起用が奏功してプレーを改善した。大差となってからの交代も的確。

■referee
上村篤史 6.0 接触プレーに厳しく判定していた。アドヴァンテージをもっと取るべき。

74,400views

84分に交代する下田北斗。
 初出場初ゴールの田中碧。
インタビューに呼ばれる家長昭博。
樋口龍GAテクノロジーズ社長、樋口大GAテクノロジーズ取締役(川崎U-18出身)、三好康児(川崎U-18出身)、野々村芳和コンサドーレ札幌社長。試合終了後の4ショット。

2018/09/10

180909川崎1-3鹿島(YLC QF #2)

川崎1-3鹿島(味の素スタジアム, 19:00KO, 19,214人)

YBCルヴァンカップ準々決勝第1戦(YLC QF #1)は1-1のドロー。
アウェイゴールを1つ持ち帰り、中3日のホームゲーム。
等々力では陸上のインカレが開催中で、味の素スタジアムでの対戦となった。

等々力以外でのホーム開催は、2013年のJ1リーグ大分戦以来。
このときはメインスタンド改築の影響で、国立競技場を利用した。














先発は第1戦から1人変更。
新たに阿部が先発し、齋藤がベンチスタートとなる。
ベンチからは家長が外れ、脇坂が入った。














鹿島は両SBと2トップの4人を変更して臨む。

■1st half
川崎は前線から追い込んでリズムを作る。
左サイドで阿部と登里、右サイドでエウシーニョと鈴木で押し込む。
知念と赤﨑のポストプレーも交えながら、じわじわと攻めていった。

鹿島は守備ラインを低く構えて、カウンターを仕掛ける。
広いスペースを使って、手数をかけずにゴールに近づいてきた。

28分、遠藤康(25)が縦にクロスを入れる。
ゴール前で待ち構えた山本脩斗(16)がヘッドで合わせて先制。
鈴木が山本をマークすべきだったが、オフサイドを狙ってフリーにしてしまった。

さらに37分、永木亮太(6)のクロスボールを新井がパンチングミス。
小さく弾いたボールを山本にダイレクトで蹴り込まれ、2点目を失う。

44分にも安部裕葵(30)のシュートを奈良がゴールライン上でクリアするなど、危ない場面が続いた。

■2nd half
アウェイゴールを2点許したため、川崎が勝ち抜けるには3点が必要となる。
後半開始から赤﨑に変えて長谷川を投入し、左サイドから攻めていく。

50分、中村のスルーパスに抜け出した登里が遠藤に倒されてPK。
阿部がゴール左に蹴り込み、まずは1点を返すことができた。
その後も得点を狙い、PAに入り込んで圧力を掛けていった。

鹿島は4バック4ボランチでしっかりゴール前を固める。
ボールを奪うと前線のセルジーニョ(18)にロングボールを入れる。
セルジーニョは競り勝つことも多く、早い攻撃で時間を費やした。

72分、安部のスルーパスからセルジーニョがゴールを決める。
3点目のアウェイゴールで、残り時間でさらに3点が必要となる。
しかし、ボールがつなげず、有効な攻撃ができなかった。

■summary
鹿島はロングボールを多用して、セルジーニョの高さを生かした。
第1戦のようなパスゲームよりも、川崎の守備を崩していた。
いい時間帯に山本が2ゴールを奪い、事実上前半で試合を決した。

脇坂、安藤、中村。













川崎はソンリョンに加えて家長も欠場し、クオリティを保てなかった。
0-0のドローであれば勝ち抜ける状況だっただけに、下田を起用しなかったのは失策だった。
2戦ともフル出場の中村に、守備で多くを求めるのは難しい。
谷口も27分にイエローカードを受けたため、ボランチの守備が機能しなかった。

YBCルヴァンカップは2戦合計で2-4となり、準々決勝で敗退。
内容も良いところが少なく、残念ながら妥当な結果といえる。

■goal
51PK阿部浩之(8) 
28,37山本脩斗(16) 72セルジーニョ(18)

■judge
新井章太(30) 4.0 痛恨のパンチミスで2点目を失う。87分、永木のFKはよく弾いた。
エウシーニョ(18) 5.0 3分、25分に高い位置でシュート。失点後は攻撃に比重を置いた。
舞行龍(29) 5.0 粘り強く守ったが、防ぎ切れなかった。3失点目はマークが重なった。
奈良竜樹(3) 5.0 苦しみながらハイボールを処理。オフサイドラインを統率しきれず。
登里享平(2) 5.5 スプリントを活かして左サイドを攻めた。50分にはPKを奪取する。
谷口彰悟(5) 5.0 落ち着いてバランスを取る。イエローを受けて厳しく当たれなくなった。
中村憲剛(14) 5.0 フリーでボールを持つ。後半、疲れから守備で機能しなかった。
鈴木雄斗(27) 5.5 11分、CKをヘッド。多くのチャンスに絡むが、1失点目ではマークミス。
阿部浩之(8) 5.0 素早い戻りで守備を安定させる。攻め急ぎすぎてパスが合わなかった。
知念慶(20) 5.0 25分、右サイドをドリブルで破る。中央を離れてポストプレーをこなす。
赤﨑秀平(9) 4.5 動きが重く、プレスを掛けられなかった。チャンスを生み出せず。

■sub
HT(9)長谷川竜也(16) 4.5 左サイドで1対1になっても、消極的なプレーに終始した。
75(27)齋藤学(37) 4.5 右ウィングに入る。良さを出せなかった。
79(18)田坂祐介(6) 5.0 右SBに入る。82分、スペースにドリブルで仕掛ける。

■bench
安藤駿介(24) エドゥ(23) 下田北斗(22) 脇坂泰斗(28)

■coach
鬼木達 3.5 手駒は少なかったものの、状況に応じた采配に失敗し、結果を出せなかった。

■referee
山本雄大 6.0 接触プレーでファウルを多く取ったが、おおむね妥当だった。

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2018/09/06

180905鹿島1-1川崎(YLC QF #1)

鹿島1-1川崎(カシマサッカースタジアム, 19:00KO, 7,145人)

G大阪戦(J1 #25)から中3日。
代表ウィークとなり、YBCルヴァンカップ(YLC)が開催される。
準々決勝の第1戦は、鹿島とのアウェイゲーム。
ACLに出場したため、YLCはシードされて準々決勝が初戦となる。














G大阪戦の先発から登里、エウシーニョ、谷口、中村が残り、7人が代わる。
小林、車屋、守田は日本代表に参加、ケガで代表を辞退した大島も欠場。
阿部、家長はベンチ、ソンリョンはベンチ外となった。

CBは舞行龍と奈良、ボランチには谷口と中村で組む。
前線の4人は鈴木、齋藤、赤﨑、知念が出場する。

YLCは、21歳以下の選手を1名以上先発させる規定がある。
(2017年は決勝のみ適用除外だったが、2018年は全試合に適用される。)
しかし、宮代がU19日本代表に選出されたため、適用は免除された。














鹿島はJ1リーグでは10勝6分9敗の8位。
ACLでは勝ち進み、準々決勝に進出している。
日本代表に三竿健斗(20)、韓国代表にチョン・スンヒョン(5)が選出されている。

■1st half
川崎は早めにボールを前線の4人に入れていく。
しかし、難易度の高いプレーが多く、ボールを長く持てなかった。

鹿島は逆にじっくり攻めてくる。
19分、遠藤康(25)の左クロスから西大伍(22)のヘッドで先制。
奈良が吊り出され、中央が手薄なところを狙われた。

川崎は簡単なミスパスも見られたが、良い形も作っていく。
30分、齋藤が縦パスを知念に入れる。
ターンしたところを町田浩樹(28)が倒し、PKとなった。
知念が自らゴール右側に決め、同点に追いついた。

どちらかというと鹿島ペースの前半だった。
PA近くまで入り込み、ポジションを入れ替えてギャップを作った。

■2nd half
一進一退の攻防が続くが、65分あたりから鹿島の攻撃が長くなった。
ハーフコートに押し込まれ、クリアしてもセカンドボールを拾われた。
ただ、川崎が引いてブロックを組むと、鹿島はボールは動かせていても攻め手を欠いた。

72分に家長、76分に阿部を投入すると、川崎が盛り返す。
2人がパスの中継点となり、ゆっくりと攻めることができた。
反面、赤﨑と知念が外れて0トップとなり、中央で待ち構える人が減った。

82分、家長の右クロスを阿部がヘッドするとポストを叩く。
さらに鈴木が押し込むと、GK曽ヶ端準(21)はかわしたものの、ゴールラインで西にクリアされる。
最後にエウシーニョの右足ミドルが、ポストを再度叩いた。
3つ連続で決定機を作り出したが、決められなかった。

■summary
鹿島は最終ラインからボールをつないできた。
規則的なポジションを敷いて、パスコースを作った。
ボランチのレオ・シルバ(4)と永木亮太(6)が攻守に効いていた。
簡単にはボールを失わず、長い時間を使って攻撃を仕掛けてきた。














川崎は前線の4人の特徴を生かし、早い攻撃となった。
そのためパスの成功率は低く、ボールを渡してしまって守備の時間が増えた。
鈴木、赤﨑、知念とハイボールに秀でた選手を揃えたため、セットプレーの守備は安定していた。

内容的にはほぼ互角だったが、若干鹿島が押していた。
川崎にとっては、アウェイゴールを持ち帰ることができ、悪くない結果。
次戦は中3日で味の素スタジアムでのホームゲーム(YLC QF #2)。
厳しい内容も予想されるが、良い結果を導きたい。

■goal
19西大伍(22)
32PK知念慶(20) 

■judge
新井章太(30) 6.0 失点は惜しくも弾き出せず。67分、遠藤のループシュートをキャッチ。
エウシーニョ(18) 6.0 ドリブルで右サイドから仕掛ける。82分の美しいボレーはポスト。
舞行龍(29) 6.0 ハイボールを処理し、相手に飛び込むタックルでボールを奪った。
奈良竜樹(3) 6.0 強いパスを供給して起点となる。対人守備では強く当たっていった。
登里享平(2) 6.5 遠藤と西の攻撃をケアし、スペースを埋めて全体のバランスをとった。
谷口彰悟(5) 6.0 ボランチでの出場。早く前線に入れる。鋭い読みで縦パスをカットした。
中村憲剛(14) 5.5 スルーパスを狙うが、出す先が限られた。後半スペースを与えてしまう。
鈴木雄斗(27) 5.5 ポストプレーをこなした。58分、赤﨑へのクロスはオフサイド。
齋藤学(37) 6.0 自らドリブルで仕掛けながら、周囲を使ったプレーも多かった。
知念慶(20) 6.5 PKを奪取して決め、アウェイゴールを獲得。積極的にシュートを放った。
赤﨑秀平(9) 6.0 精力的なプレス。オフサイドだったが45+2分、58分とチャンスに絡む。

■sub
59(37)長谷川竜也(16) 5.5 ドリブルで相手との間合いを調整し、ファウルをもらった。
72(9)家長昭博(41) 6.0 ショートパスの中心となった。82分と90+2分にクロスを入れる。
76(20)阿部浩之(8) 6.0 82分のヘッドはポストを叩く。素早く戻って守備陣を助けた。

■bench
安藤駿介(24) エドゥ(23) 下田北斗(22) 田坂祐介(6)

■coach
鬼木達 6.0 ターンオーバーしつつ、中村と谷口をボランチで起用。悪くない結果を導いた。

■referee
飯田淳平 5.5 偏りなく判定した。ただ、川崎5枚、鹿島2枚のイエローカードは多すぎ。

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鈴木雄斗と安西幸輝。
赤﨑秀平と永木亮太。
齋藤学と内田篤人。

2018/09/02

180901G大阪2-0川崎(J1 #25)

G大阪2-0川崎(パナソニックスタジアム吹田, 19:00KO, 19,683人)

仙台戦(J1 #24)から中6日。
2週連続のミッドウィーク開催のあと、久しぶりに1週間空いた。

明け方に激しい雷雨となり、日中もときどき雨が降った。
湿度は高いが、気温はやや緩み、観戦していて汗が出るほどではなかった。

先発はいつも通り。J1リーグで6戦連続で同じとなった。
登里が足を痛めたとの報道もあったが、無事に先発する。
ベンチも同じ。こちらはJ1リーグ3戦連続で同じ。














G大阪は5勝6分13敗で17位。
7月24日にレヴィ・クルピを解任して、宮本恒靖が新監督になった。
等々力での対戦(J1 #3)は、2-0で川崎が勝っている。

■1st half
ガンバは5バック4ボランチで、守備重視の布陣。
7分、最初の攻撃で得た遠藤保仁(7)の右CK。
菅沼駿哉(13)のヘッドが左ポストを叩き、戻ったボールを渡邉千真(39)が押し込んだ。

川崎は先制を許したが、押し込んで攻めていく。
渡邉のフォアチェックは効いていたが、バイタルまで進むと緩やか。
左サイドから登里がドリブルで深く食い込み、崩していった。

41分、大島がピッチに座り、自ら交代を要求する。
齋藤が左ウィングに入り、中村がボランチに下りた。

■2nd half














54分、倉田秋(10)が至近距離からの際どいシュートを放つ。
ソンリョンがはじいたが、2本目の遠藤のCKを、ファビオ(3)に蹴り込まれる。

2点差となってからも、ガンバは5バックで必死に守り続けた。
ボールホルダーへのプレスを緩めず、GK東口順昭(1)を中心に時間を使う。

川崎はバイタルから攻め込んで、ゴールに迫っていく。
しかし、66分に中村、77分にエウシーニョを下げたことで、迫力を失う。
守備を崩すパスが少なく、クロスボールを入れるとファビオに跳ね返された。
左SB登里とCB車屋を入れ換える奇策も用いたが、奏功しなかった。

■summary
ガンバに2本しかなかったCKをすべて決められて、敗戦。
遠藤のキック精度が素晴らしく、悲観すべき内容ではなかった。

ただ、いつものスタイルを最後まで貫かなかったことは残念。
焦らずパスをつないで崩していけば、チャンスを作れたと思われる。
もちろん、大島をケガで失い、中村が早めに交代したことも大きく響いた。
その後、ボランチに家長を配したが、バイタルでの仕掛けが単調になってしまった。
下田にボランチを任せることもできたのではないか。

終盤、久しぶりに車屋が左SBに回った。
ボールは失わなかったものの、高いクオリティは示せなかった。

素晴らしかった遠藤保仁。














ガンバは守備的な戦術に終始した。
セットプレー2発で快勝し、結果は良かった。
J1リーグ17位の状況を考えれば、仕方がない選択といえる。

しかし、守備的なガンバは見ていて楽しくはない。
早く調子を取り戻してもらって、お互いの良さを競い合う試合を見せてもらいたい。

J1リーグ首位の広島に、勝ち点9差に引き離される。
次週は代表ウィークで、J1リーグは中断する。
小林、車屋、大島(この試合で負傷交代)の3選手が日本代表に選出されている。
ルヴァンカップでは、どのように新しい選手を組み合わせるのか、楽しみなところ。

■goal
7渡邉千真(39) 55ファビオ(3)

■judge
ソンリョン(1) 5.5 54分、倉田のシュートをブロック。2失点は防ぐのが困難だった。
エウシーニョ(18) 5.5 攻撃にアクセントを与えた。26分、カウンターを止めてイエロー。
谷口彰悟(5) 6.0 CKから2失点はしたが、ロングボール攻撃にはしっかり対応した。
車屋紳太郎(7) 5.5 CBではリスクを背負って前に出る。左SBではもっと積極性を見たい。
登里享平(2) 6.0 キレのあるドリブルで左サイドを崩す。CBに回ってもカウンターを止めた。
大島僚太(10) 6.0 フリーでボールを持つ。34分、小林に縦パスを入れたが、負傷交代。
守田英正(25) 5.5 終盤、組み立てを担ったが、打開できなかった。守備は素晴らしかった。
家長昭博(41) 5.5 32分、強烈なミドルシュート。中盤でキープしたが崩しきれなかった。
中村憲剛(14) 5.5 パスの受け手がフリーになれず、有効なパスを供給できなかった。
阿部浩之(8) 6.0 精力的な走りと強いパスで活気を与える。90分、CKからロングシュート。
小林悠(11) 5.5 チャンスは少なかったが、個人技で34分、65分、75分とシュート。

■sub
41(10)齋藤学(37) 5.0 投入直後はドリブルで仕掛けたが、後半は中に入って埋没する。
66(14)知念慶(20) 5.5 前線のターゲットとして十分に機能した。
77(18)鈴木雄斗(27) 5.0 右SBに入った。83分、PA内でシュートを選択せず。

■bench
新井章太(30) 舞行龍(29) 下田北斗(22) 田坂祐介(6) 

■coach
鬼木達 4.5 大島のアクシデント以降、いろいろな手を打ったがチームは改善しなかった。

■referee
小屋幸栄 5.0 微妙な判定も多々見られたが、悪すぎることはなかった。

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ユニ交換する藤春廣輝(4)と登里享平。

談笑する藤本淳吾(25)と齋藤学。