2019/09/15

190914川崎2-0磐田(J1 #26)

川崎2-0磐田(等々力, 19:00KO, 22,571人)

YLCでは、名古屋との準々決勝を制して勝ち上がった。
代表ウィーク明けのJ1リーグで、ジュビロ磐田と対戦する。


先発は、名古屋との第2戦(YLC QF #2)から1人変更。
家長がベンチスタートとなり、長谷川が先発する。
GK新井は、今季J1リーグで初出場となる。

ベンチには、中村、ケガから復帰の登里、U22代表から戻った田中碧が入った。


磐田はJ1リーグ18位と厳しい状況。
J2への自動降格を回避できる16位鳥栖まで勝ち点9差。
ヤマハスタジアムでの対戦(J1 #17)は、1-3で川崎が勝った。

■1st half
磐田は立ち上がり、強いプレスでボールを回収する。
3分、FWルキアン(39)がドリブルで運び、FW中山仁斗(32)がシュート。
川崎の守備を完全に崩したが、右ポストに当たって跳ね返った。

川崎は左サイドを使いながら、10分あたりからペースを掴む。
中央でミドルパスを交換して、両サイドからもPAに侵入していく。
22分、守田の縦パスを受けてターンした脇坂が、ミドルシュートを決めて先制する。

35分にはCKの流れから、馬渡の右クロスを小林が競って落とす。
山村がGKカミンスキー(1)が狭めたニアを抜き、2点目が入った。

磐田はバイタルを空け、川崎のボランチに余裕を与える。
なんとかボールを奪っても、川崎のプレスバックに苦しんだ。

■2nd half
磐田はPA中央で待ち構えるルキアンへ、クロスを入れる。
ルキアンは59分、62分、65分と立て続けにシュート。
シンプルな攻撃で、少しずつ川崎ゴールに近づいた。

川崎は最終ラインを下げて、ブロックを組んで守る。
そして大きく空いたスペースを使って、カウンターを狙った。
52分に小林、60分に長谷川、64分に小林が決定機を迎える。
しかし、いずれも決められず、磐田を突き放せない。

65分、脇坂と長谷川を下げて、知念と登里を入れる。
脇坂が保っていたバランスが崩れ、ボールを保持できなくなった。
セカンドボールを拾えず、一方的に磐田に攻められた。

■summary
川崎の2ゴールは、GKカミンスキーが触りつつも止められなかった。
逆に3分に中山がポスト、65分にルキアンがバーに当てた。
4本のシュートはいずれも紙一重の差だが、川崎には運があり、磐田にはなかった。

磐田は内容的に良くはなかった。
ボールを持っても川崎にパスコースを切られてしまう。
ゴールを目指す状況でも、バックパスが多くなった。
アーリークロスをルキアンが競り勝つことができても、ゴールは遠かった。
今日の川崎に負けてしまうのは、J1残留に向けて厳しい結果といえる。


川崎は65分までは良い攻撃ができていた。
ボランチがフリーでパスを受けて、車屋にも縦への仕掛けにキレが戻った。
阿部と脇坂が、パスをもらうために背後に動くことが効果的だった。
攻めるべき時間に攻め、守るべき時間にはラインを下げて守った。

しかし、65分に脇坂と長谷川を同時に下げる采配でチームは失速。
脇坂がいなくなって、ボランチに余裕がなくなってしまう。
きつくマークされている味方にパスを入れては、ボールを失った。
磐田に主導権を握られる終盤となったが、なんとか逃げ切った。


勝つには勝ったが、力強さはなく、良い内容ではなかった。
2人同時交代ではなく、1人ずつ投入して、状況を見極めるべきだった。

次は天皇杯、J1リーグで神戸との2連戦。
まず中3日で天皇杯(天皇杯 R16)でに対戦。
しっかりと試合の流れをグリップして、勝ち上がりたい。

■goal
22脇坂泰斗(28) 35山村和也(34) 

■judge
新井章太(21) 6.0 クロスを安定してキャッチする。59分、ルキアンのシュートをキャッチ。
馬渡和彰(17) 6.0 阿部とのコンビネーションが機能する。52分、58分にシュートを放つ。
山村和也(34) 6.5 35分、移籍後初ゴール。中央を固めたが、62分にクロスを空振り。
谷口彰悟(5) 6.0 苦しみながら最終ラインを統率。21分、ルキアンを手で止めてイエロー。
車屋紳太郎(7) 6.5 サイドラインに沿って縦に仕掛けた。52分、小林に決定的なクロス。
下田北斗(22) 6.5 19分、39分にミドルシュート。長短のパスでチームを動かしていった。
守田英正(6) 6.0 厳しく相手に食らいつき、ボール奪取を重ねる。8分、ロングシュート。
阿部浩之(8) 6.5 ダイレクトパスを的確につないだ。85分のシュートはGKに止められる。
脇坂泰斗(28) 7.0 イメージと技術が融合した先制点。動きながらパスを受けて前を向いた。
長谷川竜也(16) 6.0 16分、守田のループで抜け出す。60分、下田のパスで決定機を迎えた。
小林悠(11) 6.0 52分のシュートはGKがビッグセーブ、64分のシュートは外す。1アシスト。

■sub
65(16)登里享平(2) 5.0 左ウィングに入る。複数人に囲まれてボールを失ってしまう。
65(28)知念慶(20) 5.0 役割が不明確だった。ポストプレーで良さを出せなかった。
78(11)中村憲剛(14) 5.5 プレッシングを仕掛ける。90分、中央でボールキープ。

■bench
ソンリョン(1) 田中碧(25) 家長昭博(41) ダミアン(9) 

■coach
鬼木達 5.0 先発が機能して勝利する。ただ、65分の2人同時交代で失速させてしまう。

■referee
今村義朗 5.0 まずまずのジャッジ。イエローカードを簡単に出しすぎた。

100,800views

■おまけ

噂のケンケツSHOW。
今年のかわさき一日献血大使、ワッキー氏。
市立船橋高校、専修大学サッカー部出身らしく、始球式もきちっと決めてました。

2019/09/09

190908名古屋2-2川崎(YLC QF #2)

名古屋-川崎(パロマ瑞穂スタジアム, 18:00KO, 11,587人)

YBCルヴァンカップ準々決勝は、第1戦(YLC QF #1)を2-0で勝利。
アドヴァンテージを抱えて、中3日の第2戦はアウェイゲーム。

台風15号が接近中。
東海地方は外れたため、試合に影響はないが、関東地方に直撃。
東海道新幹線は運休となったため、泊まらないと川崎に帰れない。


先発は、第1戦から前線の3人が変わる。
家長、阿部、小林が入り、長谷川、知念、ダミアンがベンチスタート。

ベンチには、ソンリョンと中村が入り、安藤とジェジエウが外れる。
特別指定の筑波大学4年、三笘薫は第1戦に続きベンチ入りを果たした。


名古屋は、U22枠で成瀬竣平(33)を先発起用。
第1戦で途中出場したFWジョー(7)も先発する。

■1st half
川崎の2CB、山村と谷口が落ち着いてボールを動かす。
名古屋はFWジョーとFWガブリエル・シャビエル(10)のプレスが緩め。
いったんはボールを追っても、外されるとすぐに足を止める。

川崎のボランチは、周囲の空いたスペースにドリブルしていく。
中盤にギャップが生まれ、するするとゴールに迫っていった。

11分、39分と小林が抜け出してゴールを決める。
しかし、いずれもVAR判定によるオフサイドで取り消された。

名古屋はエドゥアルド・ネット(21)がCBの間に落ち、シミッチ(8)が組み立てる。
右SBの宮原和也(6)によくボールが入るが、バックパスが多かった。
ジョーも下がってポストプレーをこなすが、ゴールとの距離が遠くなる。
止まった選手の足元へのパスが多く、脅威は少なかった。

■2nd half
後半に入ると、川崎がブロックを作る展開となる。
山村を中心にクリアしていくが、セカンドボールを拾われた。
名古屋が押し込んで攻め、51分、シャビエルの左CKをネットが高いヘッド。

しかし54分。川崎が押し込んで右サイドでパスを続ける。
脇坂が名古屋の守備を食いつかせてから、中央でフリーの下田へ。
左足ロングシュートが素晴らしい弾道を描き、ゴール右上に決まった。

アウェイゴールが決まって、ほぼ試合は決まった。
4点が必要となった名古屋だが、攻め急ぐことはなかった。
シミッチを中心にパスを回すものの、前に仕掛けてこない。

73分、長谷川アーリアジャスール(9)がゴールするが、81分にダミアンが突き放す。
89分にはジョーが決め、点を取り合う展開となった。

■summary
名古屋は第1戦で2点を失っていたのに、攻めてこなかった。
失点を避ける意図は理解できるが、消極的だった。
後半、下田のゴールが決まっても、慌てることがなかった。
不可解にも思えるが、風間監督らしいといえばらしい采配。

結果への影響は少なかったが、2ゴールを決めることができた。
ジョーとシャビエルの2人の攻撃は魅力的だが、ボールを追わないことが多い。
周囲の守備の負担が大きく、起用法が難しいところ。
観ていて楽しいゲームを続けながら、失点を減らしたい。


川崎はリードを守るため、落ち着いた展開にしたかった。
後半、結果は決まっていたのに、派手な撃ち合いに持ち込まれてしまう。
もっと集中して守り続け、失点を防いでいきたい。

とはいえ、悪くない内容でYLCで準決勝に進む結果を残した。
次は中5日で、J1リーグの磐田戦(J1 #26)。
しっかりと休んで、良い内容を続けていきたい。

■goal
73長谷川アーリアジャスール(9) 89ジョー(7)
54下田北斗(22) 81ダミアン(9) 

■judge
新井章太(21) 6.0 73分、シミッチの強烈ミドルを防ぐ。76分、79分とヘッドをキャッチ。
馬渡和彰(17) 6.0 右サイドを上がって山村からパスを受ける。36分、56分に右クロス。
山村和也(34) 6.5 名古屋の放り込みを確実にクリアした。64分、家長のクロスをシュート。
谷口彰悟(5) 6.5 ジョーに身体を当てて対応。山村のおかげで負担が減り、パスも光った。
車屋紳太郎(7) 6.0 鋭くスペースを突き、スプリントを繰り返しす。68分、ボールロスト。
下田北斗(22) 7.5 試合を決める圧巻のロングシュート。さらに1アシスト。よく走った。
守田英正(6) 6.0 26分、バイタルでのファウルでFKを与える。72分、ロングシュート。
家長昭博(41) 6.0 44分、強烈なミドルシュート。右サイドでキープして時間を作った。
脇坂泰斗(28) 6.0 ゴールを目指して積極的なプレー。ドリブルやクロスで攻め続けた。
阿部浩之(8) 6.0 クレバーな動きで攻守に活躍。41分、ネットにイエローを与えた。
小林悠(11) 5.5 背後に抜け出した。11分、39分と2つのゴールがVARでオフサイド判定。

■sub
65(28)長谷川竜也(16) 5.5 逃げ切りを図る展開で、守備に傾注する。仕掛けは少ない。
74(11)ダミアン(9) 6.5 81分、下田のFKを高い打点のヘッドでゴール。プレスを先導。
86(8)三笘薫(32) 5.0 公式戦デビュー。3回、ボールをもらったがロストが多かった。

■bench
ソンリョン(1) マギーニョ(26) 中村憲剛(14) 知念慶(20)

■coach
鬼木達 6.0 良い結果を出す。脇坂と小林を下げて停滞を起こした。三笘を起用。

■referee
松尾一 6.0 ストレスが少ないジャッジ。慣れないVARを副審とともに正しく運用した。

100,400views

2019/09/05

190904川崎2-0名古屋(YLC QF #1)

川崎2-0名古屋(等々力, 19:00KO, 14,719人)

厳しい敗戦となったC大阪戦(J1 #25)から中2日。
代表ウィークとなって、YBCルヴァンカップ(YLC)が開催される。
YLCはACL出場のためシードされていて、準々決勝が初戦。
名古屋との対戦となり、第1戦は等々力でのホームゲーム。


先発は、C大阪戦から7人と大きく変える。
GK新井、馬渡、山村、長谷川、脇坂、知念、ダミアンが先発する。
ベンチには、GK安藤、特別指定の三笘薫が入った。

田中碧はU22日本代表に選出されて不在。
ただ、YLCには21歳以下の選手を1名以上先発させるルールがある。
対象となる田中碧が代表に選ばれているため、適用は免除された。


名古屋とは、J1リーグで2試合を終えて1分1敗。 
 190517川崎1-1名古屋(J1 #12)
 190810名古屋3-0川崎(J1 #22)
YLCのルールにより、18歳のDF藤井陽也(34)が先発する。

■1st half
川崎は名古屋の高い最終ラインの背後を狙っていく。
ボランチやCBからのロングボールでチャンスを量産する。
1分に知念、3分にダミアン、11分に長谷川が抜け出した。
15分には、車屋のパスで知念が抜け出し、GKを制して先制ゴールを決める。
17分に知念、18分にダミアン、26分に脇坂が決定機を迎えた。

名古屋は防戦一方だったが、31分に藤井陽也を下げてFWジョー(7)を投入。
(YLCでは、21歳以下の選手を「先発」させれば良いので、早い時間での藤井の交代は可能)
エドゥアルド・ネット(21)とシミッチ(8)が、ゆっくりとパスを回す。
リズムを取り戻して、ボール保持の時間が長くなった。

■2nd half
川崎は45分、46分の守田、60分の下田と危険なミスが続いた。
名古屋は中央のジョーを目掛けて、左右からクロスを入れる。
正確なクロスが多かったが、谷口がジョーに身体を寄せて自由を与えない。

厳しい時間が続いていたが、61分。
名古屋の左CKのクリアを拾ったダミアンが、ドリブルで独走。
ラストパスに斜めに走り込んだ脇坂が、ダイレクトで貴重な追加点を決めた。

2点差となって、名古屋の攻勢も落ち着いた。
川崎は頑張ってコンパクトさを保ちながら、逃げ切った。

■summary
名古屋は練習の鳥かごのようなボール回しを披露。
ただ、パスでは崩せず、最後はジョーの頭を狙ってきた。
攻撃パターンが少なく、川崎にとって守りやすかった。

戻りながらの守備で崩されることが多かった。
前半、多くの決定機を与える。
1失点だけだったのが不思議なほど。
ラインを高く保つが、その裏に知念や長谷川に走り込まれる。
彼らを狙った意図のあるロングボールを入れられて、オフサイドも取れなかった。


川崎はターンオーバーしながらも、良い内容となった。
ボールを持ちすぎず、速攻を織り交ぜていく。
もちろん失敗もあったが、停滞感なく、楽しく観ることができた。

2トップのダミアンと知念が良い関係性を築く。
どちらかが前に走り出せば、もう一方が距離を置いて追いかける。
長谷川も大きなスペースを使って、左サイドにボールを呼んだ。

後半、名古屋に主導権を握られる時間帯もあった。
ミスでボールを失い、最終ラインを上げられず、苦しかった。
ただ、谷口と山村がジョーを抑え込み、中盤でもゆとりを与えなかった。

失点せず、2点のリードで中3日の第2戦を迎える。
上手に時間を使って、しっかり勝ち上がりたい。

■goal
15知念慶(20) 61脇坂泰斗(28) 

■judge
新井章太(21) 6.0 61分には中谷進之介(20)、65分にはジョーのヘッドを防いだ。
馬渡和彰(17) 6.0 スペースを狙って走り込む。37分、66分、70分とクロスを入れる。
山村和也(34) 7.0 ハイボールを強く跳ね返し、ジョーを封じる。パスの起点になった。
谷口彰悟(5) 6.5 身体を当ててジョーに自由を与えなかった。74分、知念にラストパス。
車屋紳太郎(7) 6.5 少し内側で受け、3分、16分とロングボールを通す。1アシスト。
下田北斗(22) 6.0 パスを散らしていく。60分、バックパスを奪われて決定機を与える。
守田英正(6) 6.0 サイドへのロングボールを供給する。70分、奪ってからボレーシュート。
脇坂泰斗(28) 6.5 14分、26分にシュート。61分、難しいコースを打ち抜いて追加点。
長谷川竜也(16) 6.5 11分、決定機で倒されてFK獲得。スペースを突いてボールを呼ぶ。
知念慶(20) 7.0 1分、16分、74分に決定的シュート。ネットをしつこくマーク。1ゴール。
ダミアン(9) 6.5 1アシスト。3分、18分にも決定機があったが、ゴールを決められず。

■sub
78(28)阿部浩之(8) 5.5 右サイドのスペースを埋め、ボールを持てば有効に時間を使った。
78(20)小林悠(11) 5.5 86分、右の馬渡にロングボールを出し、その戻りを強烈なボレー。
90+2(16)家長昭博(41) 5.5 時間が短く、プレー機会は少なかった。

■bench
安藤駿介(24) マギーニョ(26) ジェジエウ(4) 三笘薫(32)

■coach
鬼木達 6.5 ターンオーバーを行いながら、結果を出す。最後は三笘薫を起用したかった。

■referee
村上伸次 6.0 VAR導入初戦にあっても、混乱せず、適切なジャッジだった。

99,900views

■おまけ

知念慶(20)。
お子さんの誕生を、自分のゴールと揺りかごで祝いました。

2019/09/02

190901C大阪2-1川崎(J1 #25)

C大阪2-1川崎(ヤンマースタジアム長居, 18:00KO, 27,201人)

清水戦(J1 #23)に引き分け、中7日でセレッソ大阪戦。
J1リーグで5試合勝利がない状況が続いている。
9月に入って少し和らいだとはいえ、暑さの残る長居スタジアム。


先発は、清水戦から2人変更。
新たに家長、小林が入り、ダミアンがベンチスタート。
齋藤学は清水戦で負傷したため、6~8週間の離脱となった。

ベンチからは知念が外れ、田中碧が入った。


C大阪はJ1リーグで11勝4分9敗で6位。
等々力での対戦(J1 #6)は、ドローだった。

■1st half
開始早々の2分、セレッソの左CK。
ソンリョンが触ったボールを、DF瀬古歩夢(15)が押し込んで先制。

いきなりの失点だったが、川崎はボールを回していく。
13分、家長のシンプルな右クロスを、小林とGKキム・ジンヒョン(21)が競りあう。
こぼれたボールを、阿部が素晴らしいボレーで同点に追いついた。

マギーニョが右ワイドに張って、ボールを呼び込んで家長と絡む。
中央からも、下田と守田がトリッキーなパスで攻めていった。
44分、車屋が鋭い左クロスを入れて決定機を作る。
長く押し込むことはできたが、ゴールは1つだけだった。

■2nd half
後半開始から、セレッソが攻勢を仕掛ける。
川崎のパスコースをプレスで封じて、高い位置で奪って速攻を狙う。
52分、右サイド深くからMFレアンドロ・デサパト(6)がクロス。
PA内でフリーとなったFW鈴木孝司(18)がヘッドで決めた。

川崎はなかなか見せ場を作れない。
左サイドに長谷川を入れてクロスを狙うが、スペースを埋められる。
逆に右サイドは家長が交代したため、マギーニョを活かせなくなった。

運動量が先に落ちてしまい、セカンドボールはセレッソ優位となる。
カウンターを仕掛けられ、決定的なピンチを招く。
82分、84分とMF田中亜土夢(32)がシュートを放った。

ダミアンを入れて2トップにしていたが、放り込みは遅かった。
ゴールは遠く、セレッソがクリーンに時間を費やした。

■summary
セレッソが数少ないチャンスを活かした。
1点目も2点目も、いったん中立となったボールを拾ってのゴール。

川崎にボールを持たれても、崩れることがなかった。
サイドに振られても、全体でスライドしてスペースを埋め続ける。
ロティーナ監督らしい、ポジションを固める美しい守備だった。


川崎は攻め手が見つからないまま、敗戦を喫した。
59分、家長を下げたことで、右サイドの優位性を失ってしまう。
66分、中村に代えてダミアンを入れて2トップとしたが、パサー不在。
脇坂は流動性を生むことができたが、周囲の足は止まっていた。
ロスタイムになっても急ぐことなく、淡々とタイムアップを迎えた。

残念な結果となり、内容も伴わなかった。
楽しく崩しながらゴールを攻略する姿を取り戻したい。

ボールを失うことを怖れて、安全なパスを選ぶことが増えている。
どこでスピードを上げて、勝負するタイトなパスを入れていくのか。
時間はかかっても、少しずつ戦術を改善しなくてはならない。

次は中2日でルヴァンカップ名古屋戦(YLC QF #1)を迎える。
名古屋は中4日なので、日程的にも不利な状況。
厳しいところだが、タイトルへの道筋を何とか残したい。

■goal
2瀬古歩夢(15) 52鈴木孝司(18)
13阿部浩之(8) 

■judge
ソンリョン(1) 5.5 2点は防げなかったが、82分、84分と田中亜土夢の決定機を止めた。
マギーニョ(26) 5.5 判断早くクロスやシュートを狙う。52分、カウンターをクリアした。
ジェジエウ(4) 5.5 スピードでカウンターを防ぐ。FWブルーノ・メンデス(20)を封じた。
谷口彰悟(5) 4.5 52分、プレゼントパスでピンチを招く。54分、鈴木孝司に外されて失点。
車屋紳太郎(7) 5.0 後半、左サイドを狙われてクロスを許した。76分、強烈なミドル。
下田北斗(22) 5.0 動いても相手に隠れがちだった。80分、脇坂へスルーパスを通した。
守田英正(6) 5.5 ボールを吸い寄せる守備と細かいタッチを見せる。右SBでは消極的。
家長昭博(41) 5.5 右サイドで時間を作りながら押し込んだ。13分、クロスでアシスト。
中村憲剛(14) 4.5 ミスが目立つ。スルーパスを狙っても、近くの相手に引っ掛けた。
阿部浩之(8) 6.0 難しい状況で技巧的な同点ゴールを決める。守備ではスペースを埋める。
小林悠(11) 5.0 ハイボールで競り負ける。78分のヘッドはバー。ポストプレーは良かった。

■sub
59(41)長谷川竜也(16) 6.0 カットインやクロスで仕掛けた。攻撃の多くを担っていた。
66(14)ダミアン(9) 5.0 2トップに入るが、厳しくマークされる。90+3分、CKをヘッド。
73(26)脇坂泰斗(28) 5.5 ボランチに入る。精力的に動いて前線でギャップを作った。 

■bench
新井章太(21) 馬渡和彰(17) 田中碧(25) 山村和也(34)

■coach
鬼木達 4.5 采配に迷いが感じられる。結果も出せず。自信を取り戻してほしい。

■referee
池内明彦 4.5 いつものように不可解なジャッジが続く。判定が一貫しなかった。

99,500views

2019/08/26

190824川崎2-2清水(J1 #24)

川崎2-2清水(等々力, 19:00KO, 24,398人)

仙台戦(J1 #23)のドローから中6日。
天皇杯を含め3試合アウェイが続き、等々力は松本戦(J1 #21)以来3週間ぶり。


先発は、仙台戦から5人が変わる。
新たに出場停止明けの谷口とジェジエウ、そして守田、齋藤学、ダミアンが先発する。
先発を外れた登里、家長、田中碧はベンチ外、山村、小林はベンチスタート。


清水は、J1リーグで8勝4分11敗、14位。
アウェイでの対戦(J1 #11)は、0-4で川崎が勝った。

■1st half
スタートは清水が押し込んでいく。
3分、右クロスを松原后(25)がヘッド、続けて右足でシュート。
2本ともに至近距離だったが、GKソンリョンが防いだ。

10分あたりから、川崎が清水のプレスをかわし、縦に攻める。
14分、マギーニョのスルーパスで、PA右側に走り込んだ齋藤学がクロス。
ゴール前で待ち構えるダミアンが、力強く合わせて先制する。

先制後も川崎のペースが続く。
18、23分に齋藤学がシュート、21分にはマギーニョがGKと1対1となった。

清水はFWドウグラス(49)の強さを生かすが、チャンスは少ない。
それでも30分、ドウグラスが下田に倒されて得たFK。
ドウグラスはゴール右側を狙い、GKソンリョンのパンチが弱くなって同点となった。

32分、齋藤学がタックルを仕掛けて右足を負傷する。
(右膝内側側副靭帯損傷で全治6~8週間程度と8月30日に発表。)
アクシデントから、長谷川を投入することとなった。

■2nd half
後半も川崎が圧倒的に押し込んでいく。
左サイドにスペースを作り、車屋、長谷川、下田が絡んでいく。
中央では守田がドリブルで誘いながら縦にパスを入れた。
ダミアンもハイボールに強さを見せ、58分にはヒールリフト。

しかし、65分、谷口から守田への縦パスが弱く、奪われてカウンター。
ワンツーで抜け出したヘナト・アウグスト(22)が逆転ゴールを決めた。
ソンリョンが触ってポストに当てるが、戻ったボールをジェジエウが避けられず押し込んだ。

シンプルな失点を喫してしまっても、引き続き攻めていく。
69分に馬渡、78分に小林を投入した直後の79分。
中村の縦パスを馬渡が受け、さらに小林へスルーパス。
最初のボールタッチとなった小林が、難しいゴールを決めた。

■summary
清水は前半、高い最終ラインの背後を川崎に突かれた。
連動したプレスの囲みを突破されてしまい、スルーパスを狙われた。
後半は、自陣深く引いて守ることを選択し、シュートを許さない。
11本ものCKを川崎に与えたが、ことごとく高さで跳ね返した。

ドウグラスのFKと、ヘナト・アウグストのカウンターで2得点。
攻撃のチャンスは少なかったが、それをゴールに結びつけた。
勝ち点を得たのは悪くない結果といえる。


 2019川崎の車窓から。
  ~東急グループフェスタ~。
 選手紹介「熊本線直通 センセイ7号」。

川崎は、J1リーグで広島戦(J1 #16)からの5試合で3分2敗。
結果は出ていないが、内容はようやく上向いてきた。

立ち止まったまま、無難なパスを続けることが減った。
守備側が予測していないパスコースを突き、フリーランも増える。
マギーニョの効果で右サイドが活性化したことも大きい。
ドローは残念だが、今後に向けて評価できる内容だった。

次は中6日でC大阪戦(J1 #25)。
首位FC東京とは勝ち点8差で残り10試合。
厳しい状況だが、勝ち点を積み重ねていきたい。

■goal
14ダミアン(9) 79小林悠(11)
30ドウグラス(49) 65ヘナト・アウグスト(22)

■judge
ソンリョン(1) 5.5 1失点目はパンチミス。3分の決定機を防ぎ、2失点目も止めてはいた。
マギーニョ(26) 6.0 スペースを使って攻め上がった。21分、独走してのシュートを外す。
ジェジエウ(4) 6.0 ドウグラスを谷口と挟み込んで封じた。90+7分にはCKをヘッド。
谷口彰悟(5) 4.5 65分、パスミスから失点を招く。1分、67分にもフリーの状況でミス。
車屋紳太郎(7) 5.5 クロスを何度も上げたが、精度を欠いた。7分、ドリブルで仕掛ける。
下田北斗(22) 6.0 ロングボールと縦パスを織り交ぜる。セットプレーは味方に合わず。
守田英正(6) 5.5 細かいタッチでパスコースを作った。51分、マギーニョとのワンツー。
齋藤学(19) 6.5 12分、18分、23分とシュートを狙う。14分にアシスト。残念な負傷交代。
中村憲剛(14) 6.0 18分、齋藤学にスルーパス。ボランチに下がるとロングボールを狙う。
阿部浩之(8) 6.0 42分、54分、90+4分とシュート。素早い判断で攻撃を組み立てた。
ダミアン(9) 6.0 1ゴール。12分、78分とヘッド。ドリブルやヒールリフトでも魅せた。

■sub
35(19)長谷川竜也(16) 6.0 40分、48分、50分と左から切れ込んでシュートを放った。
69(26)馬渡和彰(17) 6.0 スルーパスで1アシスト。73分、トラップが大きく奪われる。 
78(6)小林悠(11) 6.0 短い時間で素晴らしいゴールを決めた。89分、中央でポストプレー。

■bench
新井章太(21) 山村和也(34) 脇坂泰斗(28) 知念慶(20) 

■coach
鬼木達 6.0 結果は出せなかったが、少しずつ良い内容に戻ってきた。

■referee
荒木友輔 5.5 激しい接触があっても流しすぎ。適切にファウルをとりたい。

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