2026/03/31

260328町田1(3PK1)1川崎(J1特 #5)

町田1(3PK1)1川崎(町田GIONスタジアム, 14:00KO, 11,316人)

惨敗を喫した横浜FM戦(J1特 #8)から中5日。
 ACLEのため延期された第5節アウェイ町田戦が、代表ウィークに開催される。

代表ウィークだが、川崎からの選出はない。
 負傷がなければ、大関友翔がU-21代表に選出されていたものと思われる。

3月24日、東京V戦(J1特 #7)での谷口栄斗の左ハムストリング肉離れがリリースされた。


先発は、横浜FM戦から4人が変わる。
 新たに丸山祐市、河原創、伊藤達哉、宮城天が先発する。
 外れた林駿佑、山本悠樹はベンチへ、紺野和也と脇坂泰斗はベンチ外となる。

ベンチには、新たに神橋良汰、名願斗哉、神田奏真が入り、家長昭博が外れる。
 神橋と神田は、今シーズン初のメンバー入り。


町田ゼルビアは、特別大会で4勝1PK勝1PK敗1敗の暫定3位。
 川崎と同じ中5日だが、ACLEがあるため3月6試合目と詰まった日程。

2018-20年に川崎に所属した下田北斗(18)は、ベンチ外。

2025年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 250406町田2-2川崎(J1 #9)
 250831川崎5-3町田(J1 #28)

■1st half
川崎はミドルブロックで待ち受ける。
 GKや3CBまでプレスに出ていかず、ボールを持たせる。

町田は左から相馬勇紀(7)がドリブル、右から望月ヘンリー海輝(6)が高さを活かす。
 3分、中山雄太(19)がFKを直接狙う。
 7分、相馬の左クロスを前寛之(16)がシュート。
 11分、中山の左クロスを相馬が頭で合わせたが、オフサイドだった。

川崎はトップ下の宮城天が前後に動いて作っていく。
 マルシーニョとエリソンが縦に運ぶ速攻も悪くなかった。
 6分、宮城天の右クロスにマルシーニョが飛び込む。

徐々に町田の圧力が強まっていく。
 32分、GK谷晃生(1)のパントキックから、エリキ(27)がGK1対1となってループ。
 33分、望月の右クロスを林幸多郎(26)がシュート。
 38分、ネタ・ラヴィ(31)のミドル。
そして41分、先制ゴールが生まれる。
 相馬勇紀が縦に運んで左クロスを入れて、エリキがゴールを決めた。

■2nd half
後半、川崎はプレスラインを上げ、GKや3CBに詰めていく。
 蹴らせたロングボールを回収して、反撃に転じた。
 三浦がフリーとなって、46分、50分、54分に左クロス。
そして59分、三浦が縦に仕掛けて左クロス。
 GK谷が強いクロスを弾くが、足元に落ちたボールをエリソンが同点ゴール。

77分、丸山に戻そうとする山原のパスが弱くなる。
 遅れて競り合ったエリキが、丸山をスパイクで踏みつけた。
 VARでレッドカードが提示されて、退場となった。

数的有利となった川崎がゴールを目指す。
 三浦が多くの左クロスを入れるが、決定機は作れなかった。

PK戦で町田が勝利した。

■summary
町田は、相馬勇紀の左サイドからの仕掛けで優位に立った。
 エリキの先制ゴールを生んだクロスを始め、精度の高いプレーを続けていた。
 後半はペースを落としたが、試合が多く重なる日程を考えれば仕方ないところ。

PK戦は、GK谷晃生が4本中3本をストップ。
 じっくりキックを見極めて、蹴られた方向に正確に反応した。


川崎は、横浜FM戦の惨敗から少しだけ持ち直した。
 速攻主体の攻撃も、ゾーン・ディフェンスも悪くはなかった。
 とはいえ、前半に多くの決定機を与えていて、1失点で済んだのはラッキーともいえる。
 ドローで終えたのが精一杯で、78分に数的有利となっても崩せなかった。

長谷部監督は、今季8試合目にして初めて、60分付近での交代をしなかった。
 最初の交代は76分で、戦況を踏まえて継続を選んだものと思われる。

次は中7日でホーム浦和戦(J1 #9)。
 早くも特別大会の折り返し点となるが、惨敗は避けたい。

■goal
41エリキ(27)
59エリソン(9)

■penalty shootout
×ロマニッチ(91) 〇山本悠樹(6) ×小林悠(11) ×河原創(19)
〇相馬勇紀(7) ×中山雄太(16) 〇ナ・サンホ(10) 〇ドレシェヴィッチ(5)

■card
78Rエリキ(27) 90+6前寛之(16)

■judge
ブローダーセン(49) 6.0 3分、中山のFKを弾く。32分、GK谷のパントに出ず、エリキと1対1に。
山原怜音(29) 6.0 相馬とマッチアップ。49分、インターセプトし伊藤へ縦パス。87分、ミドル。
松長根悠仁(2) 6.0 FWテテ・イェンギ(99)を抑え込んだ。53分、左の宮城天へのロングボール。
丸山祐市(28) 6.5 最終ラインをがっちり統率。77分、エリキにスネを踏まれるが、プレー続行。
三浦颯太(13) 6.5 後半、マルシーニョが空けたスペースから左クロスを連発。同点ゴールを生む。
河原創(19) 6.0 バランスを重視して待ち受ける。23分、スローインの戻しをミス。PK戦失敗。
橘田健人(8) 5.5 強く球際に寄せ、五分五分に競り合った。41分、エリキのマークを外して失点。
伊藤達哉(17) 6.0 前半はプレーに絡めなかったが、後半に改善。49分、63分、64分にシュート。
宮城天(24) 6.0 トップ下。脇坂と異なる個性を発揮。ライン裏を狙い、落ちてパスを呼び込む。
マルシーニョ(23) 6.0 6分、宮城天の右クロスに飛び込む。エリソンとのパス交換で攻め込んだ。
エリソン(9) 6.0 1ゴール。33分、横パスをミス。43分、シュート。岡村大八(50)と競り続ける。

■sub
76(17)山本悠樹(6) 5.5 トップ下、次いでボランチで攻撃を主導。86分、90+5分にFKを蹴る。
86(8)小林悠(11) 5.5 88分、宮城へ右クロス。90+2分、山本の右クロスをボレー。PK戦失敗。
86(23)名願斗哉(15) 5.5 トップ下に入る。90+4分、山原のパスを受けて右サイドでFK獲得。
90+1(24)神田奏真(38) 6.0 90+1分に山原の右クロスを、90+5分に山本の右FKをヘッド。
90+1(9)ロマニッチ(91) 5.5 90+8分、左クロスをミス。PK戦は1番手でGK正面に蹴って失敗。

■bench
クンヒョン(33) 野田裕人(30) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 

■coach
長谷部茂利 5.5 一定の改善は見せたが勝利は遠い。珍しく交代を遅くまで待つ。名願、神田を起用。

■referee
上田益也 5.5 20分、町田のパスに当たる。VARでのエリキのレッドは妥当だが、当初はノーファウルだった。

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2026/03/25

260322川崎0-5横浜FM(J1特 #8)

川崎0-5横浜FM(MUFG国立競技場, 15:00KO, 50,275人)

水曜日夜の東京V戦(J1特 #7)に勝利して中3日。
 3連休の日曜日、15時キックオフで、国立競技場でのホーム開催。
 今年からネーミングライツが導入されて、MUFGスタジアムと呼称される。

国立競技場でのプレーは、昨年5月12日の鹿島戦(2025 J1 #16)以来。
 川崎がホーム側となるのは、2023年12月9日の天皇杯柏戦(2023 天皇杯 Final)以来。

川崎主催となると、2013年3月の大分戦(2013 J1 #2)以来、13年ぶり。
 このときは、等々力のメインスタンドが改築中で、建て替え前の旧国立での代替開催。
 今後予定される等々力の球技専用化改修を見据えて、試行的に国立競技場を使用する。

3月19日、佐々木旭と大関友翔の負傷がリリースされた。
 全治見込の発表はないが、しばらくの欠場が見込まれる。


先発は、東京V戦から2人が変わる。
 新たにRCB林駿佑とLSB三浦颯太が先発する。
 松長根悠仁がLSBからLCBに回り、林駿佑と2CBを組む。
 U-18から昇格した林駿佑は、2回のベンチ入りを経て初出場。

ベンチには、新たに野田裕人と宮城天が入り、名願斗哉が外れた。


横浜Fマリノスは、J1リーグ特別大会で2勝5敗の8位。
 ここまでの7試合で1つもPK戦を経験していない。

2020-24年に川崎に所属した遠野大弥(7)は、トップ下で先発。

2025年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 250409川崎3-3横浜FM(J1 #5)
 250913横浜FM0-3川崎(J1 #29)

■1st half
2分、三浦が左サイドからFKを蹴る。
 壁から抜け出した脇坂がフリーでシュート。
 GK木村凌也(31)が弾いたボールを松長根が押し込むが、オフサイドだった。

2CB林駿佑と松長根のビルドアップはまずまず。
 パスコースが少なければ林は持ち上がり、松長根はロングボールで打開する。
 15分、松長根のロングボールをマルシーニョが受け、エリソンがシュート。
 30分、マルシーニョがカットインしてシュート。

マリノスはジョルディ・クルークス(11)のセットプレーで攻める。
 30分、木村卓斗(34)が縦パスを入れると、さらに遠野大弥がダイレクトパス。
 クルークスが一気に抜け出し、ラストパスを谷村海那(9)が先制ゴール。
 三浦がクルークスの裏抜けを許し、林駿佑はスプリントが遅れ、谷村に置き去りにされた。

45+4分、カウンターを仕掛ける遠野大弥が突然倒れ込む。
 右のアキレス腱を押さえながら担架で運ばれた。
(2025年3月26日(木) 公式発表 右アキレス腱断裂で手術 全治6月見込)

■2nd half
押し込む時間帯を作りながら、53分、あっさり追加点を許す。
 GK木村凌也のパントキックに向かって、林駿佑が前に出たものの触れない。
 GKブローダーセンと三浦のどちらもクルークスの左クロスに触れず、天野純(40)がゴール。

62分、途中出場の丸山が谷村に抜け出され、天野純がゴラッソを決める。
 ユーリ・アラウージョ(30)、ジェイソン・キニョーネス(17)も次々とゴール。
 5失点で90分間を終えた。

■summary
結果が出ていなかったマリノスが快勝。
 攻められてシュートを打たれる機会もあったが、守備陣の踏ん張りで無失点で終えた。
 とはいえ、川崎はあまりにも弱く、割り引いて考える必要もある。

45+4分、遠野大弥が負傷して、一時的に10人となる。
 しかし、大島秀夫監督は、天野純の投入をハーフタイムまで待った。
 残り2分ほど数的不利を放置する形となったが、問題は起きなかった。


川崎は覇気なく惨敗した。
 チームを上向かせる要素は、あまり残っていないと思われる。
 去年の浦和戦(2025 J1 #38)の惨劇から、多少揺り戻しはありつつも、今季もFC東京戦(J1特 #3)鹿島戦(J1特 #6)と力負けを繰り返している。
 2点差で敗色濃厚となっても、適切な処方箋は与えられなかった。
 ピッチは混乱したままで、さらに失点を重ねていく。

林駿佑は、厳しいデビュー戦となった。
 ビルドアップに非凡さは感じさせたが、J1リーグのFWに対峙する技術はまだ乏しい。
 CBの離脱が相次ぐ中、続いて実戦に挑む機会があれば、ベストを尽くしてほしい。

次は中5日で町田戦(J1特 #6)。
 粛々と日程を消化していきたい。

■goal
30谷村海那(9) 53,62天野純(40) 72ユーリ・アラウージョ(30) 78ジェイソン・キニョーネス(17)

■card
45+2Y遠野大弥(7)

■judge
ブローダーセン(49) 5.0 6分、53分のハイボールに触れず。77分、82分、90分と決定機セーブ。
山原怜音(29) 5.0 左の三浦より高い位置で組み立てる。38分に2本、57分に右クロスを入れる。
林駿佑(32) 4.5 デビュー戦。谷村海那を抑えられず。53分、前に出たが触れずに失点を招いた。
松長根悠仁(2) 4.5 ロングボールはまずまず。78分、CKでキニョーネスに完全に競り負け失点。
三浦颯太(13) 4.5 15分、林駿佑のミスをカバーする。30分、クルークスの裏抜けを許して失点。
橘田健人(8) 5.0 動きを止めずにCBからパスを引き出す。バックパスが多め。38分、右クロス。
山本悠樹(6) 5.0 ハイラインの裏へのループパスを入れる。44分、マルシーニョへスルーパス。
紺野和也(18) 5.0 20分、林の縦パスで抜けるもオフサイド。25分、カットインからシュート。
脇坂泰斗(14) 5.5 2分、三浦の左FKからシュート。38分、シュート。69分、滑ってCKをミス。
マルシーニョ(23) 5.0 30分、カットインからシュート。スプリントでハイラインの背後を狙う。
エリソン(9) 5.0 18分、75分にシュート。49分、脇坂へラストパス。オフサイドがかなり多い。

■sub
61(32)丸山祐市(28) 4.0 投入直後の62分、さらに72分と2失点に絡んだ。パス出しは良かった。
61(23)伊藤達哉(17) 5.0 低い位置で受けても、前に運べない。86分、ロマニッチへスルーパス。
61(18)家長昭博(41) 4.5 動き直し少なくピッチに佇む。69分、脇坂の右CKをオーバーヘッド。
76(9)ロマニッチ(91) 5.5 83分、山本のループパスを受ける。90+5分、CKの混戦でシュート。
76(8)小林悠(11) 5.5 ロマニッチとの2トップ。90+1分、山本の右クロスをフリーでヘッド。

■bench
クンヒョン(33) 野田裕人(30) 河原創(19) 宮城天(24) 

■coach
長谷部茂利 3.5 破綻を放置したまま5失点。敗色濃い中でも、予定通りの時間に交代させる。

■referee
池内明彦 5.5 妥当なジャッジを続ける。ただ、接触プレーに厳しく、笛が多かった。

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2026/03/20

260318東京V0-2川崎(J1特 #7)

東京V0-2川崎(味の素スタジアム, 19:00KO, 15,215人)

力負けした鹿島戦(J1特 #6)から中3日。
 特別大会で唯一の平日開催は、アウェイでの東京V戦。
 味の素スタジアムは至近だが、鹿島戦からのアウェイ連戦となる。


先発は、鹿島戦から5人を変わる。
 新たにLSB松長根悠仁、山本悠樹、紺野和也、マルシーニョ、エリソンが入る。
 今季、東京Vから移籍した谷口栄斗にとって、初の古巣戦となる。

 三浦颯太、家長昭博、伊藤達哉、ロマニッチはベンチに回り、大島僚太はベンチ外。

ベンチには、GKイ・クンヒョン、林駿佑、名願斗哉、小林悠が入る。
 イ・クンヒョンは加入2年目で初のメンバー入り。
 名願斗哉と小林悠は今季初のベンチ。
 U-18から昇格の林駿佑は、開幕柏戦(J1特 #1)に続いて2度目のベンチ入り。

 GK早坂勇希、ウレモヴィッチ、大関友翔が外れた。
 ウレモヴィッチは、5人の外国籍枠から外れたものと思われる。


東京ヴェルディは、2025年のJ1リーグで17位。
 特別大会は、ここまで3勝1PK勝2敗の4位となっている。

今季、川崎から移籍した田邉秀斗(35)は、初めて先発する。
 2019-20年に所属したGK馬渡洋樹(31)は、ベンチ外。

2025年の対戦は、東京Vの1勝1分だった。
 250420川崎0-0東京V(J1 #11)
 250629東京V1-0川崎(J1 #22)

■1st half
川崎は立ち上がりから縦に早く仕掛けていく。
 2分、脇坂が右の山原からパスを受けて、左の松長根に展開する。
 7分、山本のクリアボールをエリソンが落とし、脇坂がマルシーニョへ流す。

そして9分、山本がCBの裏に動き出すエリソンへループパス。
 落としを受けたマルシーニョのラストパスを、脇坂が左足で先制ゴール。
 シュートは強くなかったが、CB井上竜太(5)が触ってGK長沢祐弥(21)の逆方向に飛んだ。

先制されたヴェルディは、徐々に押し戻していく。
 17分、ダイレクトで崩してFW白井亮丞(27)がシュート。
 22分からは、森田晃樹(10)が3本連続でCKを蹴った。
その3本目のCKから、川崎がカウンター。
 谷口のクリアをマルシーニョが競って、エリソンが力強く運んでラストパス。
 マルシーニョの決定機はGK長沢が止めたが、転がったボールをエリソンが蹴り込んだ。

2点差となっても、川崎が攻めていく。
 28分、44分にボールを引き出した脇坂が前線を走らせる。

ヴェルディは45分、田邉秀斗のダイレクトパスからチャンスを作る。
 白井亮丞のパスから新井悠太(40)がゴールを割ったが、VARでオフサイドと判定。

■2nd half
後半からヴェルディは、山見大登(11)と福田湧矢(14)を投入。
 この2人が1トップ白井亮丞の周りを細かく動き、チャンスを作る。
 53分、山見がハーフライン付近から左サイドを突破してシュート。
 72分、山見のカットインからの左クロスに、福田が飛び込む。

川崎は58分、谷口栄斗が左ハムストリングを押さえて倒れ込む。
 三浦がLSBに入り、松長根がRCBに回ったが、しっかり丸山が最終ラインを統率する。
 ヴェルディに長くボールを保持されても、混乱することはなかった。

■summary
東京Vは、残念ながら良い内容を見せられなかった。
 FW染野唯月(9)が欠場したこともあって、前線の迫力を欠いた。
 中盤の森田晃樹、平川怜(16)、齋藤功佑(8)の3人は、練度高くポジションを入れ替える。
 ただ、ボールを失う局面で脇坂を捕まえ切れず、質の高い速攻を許した。

田邉秀斗は、右ウィングで先発して、3バック左に移動した。
 いろいろな位置に顔を出し、積極的に仕掛けるが、脳震盪で途中交代となった。
 移籍後2度目の出場で、初先発。活躍を続けてほしい。


川崎はまずまずの内容で、勝利した。
 押し込まれてゴール前に張り付く時間帯もあったが、無失点で終えた。

前線3人のユニットは、6人が2班に分かれて交互に起用されている。
今日の紺野、マルシーニョ、エリソンの3人は、プレスの強度配分が適切だった。
 むやみにGK/CBまで追いすぎず、ボランチへのコースを消しながら待機する。
脇坂が前を向くと、マルシーニョとエリソンがスピードを上げる。
 丁寧にパスをつなぎ、ヴェルディの守備が整う前にPA近くまで入り込んだ。

ベンチには、GKイ・クンヒョンが入った。
 山口瑠伊と早坂勇希の2人に何らかのトラブルがあったと思われる。
 手薄な状況と思われるCBも含めて、U-18からの第2種登録を進めてほしい。

次は中3日で、国立競技場でのホーム横浜FM戦(J1特 #8)。
 谷口栄斗をはじめ負傷者は心配だが、良い内容を継続したい。

■goal
9脇坂泰斗(14) 23エリソン(9) 

■card
20Y新井悠太(40) 47Y松田陸(36)
51Y橘田健人(8) 64Y松長根悠仁(2) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 ほとんど仕事はなかった。90分、松橋優安(7)のシュートをキャッチ。
山原怜音(29) 6.0 タイミング良く攻め上がり右クロスを入れる。74分、伊藤達哉へラストパス。
谷口栄斗(3) 6.5 32分、縦パスをインターセプト。安定していたが、左ハムストリングを負傷。
丸山祐市(28) 7.0 最終ラインを最後まで高く押し上げる。FW白井亮丞をきっちり封じ込める。
松長根悠仁(2) 5.5 LSBからRCBに動く。45+3分、左クロス。64分、山見を手で倒しイエロー。
橘田健人(8) 6.0 ルーズボールに素早く寄せる。田邉のドリブルをイエローで止め、早めに交代。
山本悠樹(6) 6.0 9分、エリソンへループパス。28分、紺野へロングパス。34分、直接FKを狙う。
紺野和也(18) 6.0 序盤は孤立気味で攻撃に絡めず。31分、33分にドリブル。55分、右クロス。
脇坂泰斗(14) 7.0 先制ゴール。45+3分、71分にシュート。中盤のスペースでパスを引き出した。
マルシーニョ(23) 6.5 1アシスト。23分の決定機は、GK長沢が止める。77分、ドリブルで独走。
エリソン(9) 6.5 1ゴール。55分、ボレー。周囲と協調し、強弱を使い分けたプレスを仕掛けた。

■sub
60(8)河原創(19) 5.5 85分、CKの戻りをボレー。保守的なパスを選択して、リスクを抑えた。
60(18)伊藤達哉(17) 5.5 ドリブルで前進していく。74分、右からカットインしてシュート。
60(3)三浦颯太(13) 5.5 LSB。攻め上がりは控えて、低めに位置取る。75分、85分に左クロス。
79(9)ロマニッチ(91) 5.5 81分、奪われたスローインをすぐ奪い戻す。82分、セカンドを拾う。
88(23)家長昭博(41) 5.5 右ウィング。88分、強く寄せてボール回収。89分、山原へパスを流す。
90+4(14c)名願斗哉(15) 5.5 今季初出場。トップ下に入る。短時間でボールタッチはなかった。
(c:相手チーム脳振盪交代による追加交代枠)

■bench
クンヒョン(33) 林駿佑(32) 小林悠(11) 

■coach
長谷部茂利 6.5 早い攻撃で2ゴールを奪う。谷口栄斗のアクシデントに適切に対処した。

■referee
長峯滉希 6.5 バランス良く抑制的なジャッジを続ける。イエロー4枚は少し多かった。

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2026/03/17

260314鹿島1-0川崎(J1特 #6)

鹿島1-0川崎(メルカリスタジアム, 15:00KO, 24,916人)

2点差を追い付きPK戦に持ち込んだ水戸戦(J1特 #4)から中12日。
 第5節町田戦がACLEのために延期され、日程が空いた。

アウェイ鹿島戦は、2025年は国立競技場で開催された。
 2024年以来となるカシマスタジアムには、ネーミングライツが導入された。
 新たに愛称が付けられ、メルカリスタジアムとなっている。

3月中旬だが暖かく、快晴に恵まれた。


先発は、水戸戦から5人と大きく変わる。
 新たに先発するのは丸山祐市、橘田健人、大島僚太、家長昭博、伊藤達哉。
 丸山と大島は、それぞれ昨年8月23日と10月8日の負傷からの復帰となる。

 大関友翔、山本悠樹、紺野和也、マルシーニョの4人はベンチスタート。
 佐々木旭はベンチ外となった。

ベンチには、新たにGK早坂勇希が入り、GK山口瑠伊と宮城天が外れた。


鹿島アントラーズは、2025年のJ1リーグ優勝。
 J1リーグ特別大会では、4勝1PK敗の勝ち点13で首位に立っている。
 2017-22年に川崎に所属した知念慶(13)は、ベンチスタート。

2025年の対戦は、1勝1敗だった。
 250511鹿島2-1川崎(J1 #16)
 250705川崎2-1鹿島(J1 #23)

■1st half
2分に大島、続けて伊藤達哉がシュートする。
序盤は川崎が攻めたが、その後、鹿島ペースとなっていく。
 8分、鈴木優磨(40)の左クロスをレオ・セアラ(9)がシュート。
 25分、FKから三竿健斗(6)が決定機を迎えるが、GKブローダーセンがセーブ。
 33分、左サイドを突破した濃野公人(22)のシュートも、ブローダーセンが止める。

川崎は終了間際になって、ようやく押し込んだ。
 42分、伊藤達哉がシュート。
 さらに45+1分にも伊藤達哉にチャンスが訪れる。
 橘田から折り返しを受け取ったが、シュート前に主審にぶつかった。

■2nd half
後半の立ち上がりは、川崎が攻めていく。
 49分、山原の右クロスをファーの脇坂がボレー。
 56分には脇坂、家長が連続シュート。

鹿島は徐々に圧力を強めながら、お互いに攻め合う。
 70分、三浦を追い込んで奪い、溝口修平(16)がミドル。
 72分、溝口の左クロスを濃野がヘッド。
 川崎も73分に橘田、77分と78分に伊藤達哉がシュート。

そして79分、柴崎岳(10)のクロスを鈴木がヘッドで左から折り返す。
 身体を回転させながらレオ・セアラが先制ゴールを決めた。
 川崎の4バックは、柴崎のクロスの段階でスライドさせられていた。
 鈴木とレオ・セアラのマークを修正できないまま、失点した。

■summary
鹿島はGK早川友基(1)から丁寧にビルドアップする。
 バイタルまで運ぶことができれば、前線が縦に動き出してコースを作り出す。
 レオ・セアラへのロングボールも、鈴木のポストプレーも勝率が高く、簡単に前進できた。
 セットプレーでも高さを活かし、跳ね返されることなくゴール前で混戦を作った。
 決定機を多く作りながらも、GKブローダーセンに阻まれていたが、最後に仕留めた。

2CB植田直通(55)とキム・テヒョン(3)を中心とした守備も、最後まで機能した。
 川崎の1対1の仕掛けを止めて、ミドルを打たれても至近でブロックする。
 GK早川が脅かされる場面はほとんどなかった。


川崎は少しずつ改善しているように感じられる。
 とはいえ、FC東京戦(J1特 #3)のような惨敗を避けただけ。
 長く劣勢が続いた内容を考えれば、妥当な敗戦だった。

丸山祐市と大島僚太2人の復帰は朗報といえる。
 持ち味を2人とも発揮して、チームに貢献していた。
2人の復帰で、今節欠場した佐々木旭を除き、戦力のほとんどが揃った。
 そのフルメンバーでも、優位を築けないのが現在の実力といえる。

降格のない特別大会なので、淡々と試合は消化されていく。
 モチベーションの維持は簡単ではないが、昨年終盤のような破綻は避けてほしい。

次は中3日でアウェイ東京V戦(J1特 #7)。
 特別大会で、唯一のミッドウィーク開催となる。
 せめて、懸命にボールを追う姿を見せてほしい。

■goal
79レオ・セアラ(9) 

■card
90+1Y田川亨介(11)

■judge
ブローダーセン(49) 6.5 25分、33分の決定機をセーブ。味方に渡らないパントキックを続ける。
山原怜音(29) 5.5 21分、チャヴリッチ(77)に抜け出される。家長と良い関係性を形作っている。
谷口栄斗(3) 6.0 後半、縦パスを鋭くインターセプト。51分、バックパスをミスしCKを与える。
丸山祐市(28) 5.5 復帰戦。劣勢にあっても周囲を鼓舞し続ける。8分、レオ・セアラに抜かれる。
三浦颯太(13) 5.5 左クロスは成功せず。70分、パスミスで決定機を招く。74分、左CKをヘッド。
橘田健人(8) 6.0 73分、ミドル。ボールカットを繰り返す。強くチャージされてもキープした。
大島僚太(10) 5.5 復帰戦。2分にミドル。6分、トラップで2人抜き。プレー時間を増やしたい。
家長昭博(41) 5.5 56分、シュート。21分、35分に自陣に戻ってファウルとなるが厳しく守る。
脇坂泰斗(14) 6.0 落ちて組み立てに参加。49分、山原の右クロスをボレー。56分、シュート。
伊藤達哉(17) 6.0 2分、42分、77分、78分にシュート。三浦とパスのタイミングが一致せず。
ロマニッチ(91) 5.5 20分、橘田のロングボールからシュート。68分のドリブルは強引だった。

■sub
60(41)マルシーニョ(23) 5.5 61分、山原の縦パスをヒール。73分、左ポケットに走りCK獲得。
66(10)山本悠樹(6) 5.5 69分、ルーズボールに競り負ける。90+5分、中央からFKを直接狙う。
83(17)紺野和也(18) 5.5 右サイドで囲まれても果敢に仕掛ける。90+5分、ターンして突破。
83(91)エリソン(9) 5.0 86分、ドリブルはキム・テヒョンにカットされる。見せ場はなかった。
83(8)大関友翔(16) 5.5 90+1分に田川に左スネを削られる。痛みを抱えつつプレーを続けた。

■bench
早坂勇希(21) 松長根悠仁(2) ウレモヴィッチ(22) 河原創(19) 

■coach
長谷部茂利 5.5 丸山と大島の復帰でクオリティは上がった。采配は後手後手で勝てなかった。

■referee
上村篤史 5.0 選手が痛がる姿を見て、巻き戻すジャッジを繰り返す。イエローは抑制的。

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AT+3+6

2026/03/06

260301川崎2(4PK2)2水戸(J1特 #4)

川崎2(4PK2)2水戸(U等々力, 16:00KO, 22,779人)

惨敗に終わったFC東京戦(J1特 #3)から中7日。
 第4節は、日曜日16時キックオフの水戸とのホームゲーム。


先発は、FC東京戦から6人と大きく変える。
 新たに佐々木旭、山本悠樹、大関友翔、紺野和也、マルシーニョ、ロマニッチが入る。
 佐々木旭を除く5人は、FC東京戦で途中出場した5人となる。

ベンチには、先発を外れた松長根、橘田、河原、家長、伊藤達哉、エリソンの6人が回る。
 新たにGK山口が入って、GK早坂と野田がベンチ外となった。


水戸ホーリーホックは、2025年のJ2リーグ優勝。
 初のJ1リーグ昇格のタイミングで、樹森大介新監督が就任している。

川崎U-18出身で日本大学3年生、特別指定の五木田季晋(87)はベンチ外。
 第40回デンソーカップチャレンジサッカーに、関東選抜Bチームの一員として参加中。

水戸との対戦は、2023年の天皇杯以来となる。
 230712川崎2-1水戸(天皇杯 R32)

■1st half
水戸は鋭く寄せてくるが、川崎のパスワークが上回る。
 2CB谷口と佐々木が細かく持ち出しつつ、ときにロングボールを見せる。
 2ボランチ山本と大関は、脇坂を交えながらパスを引き取って展開する。
8分、紺野のシュートから、脇坂がGK1対1となってシュート。
16分、佐々木のロングパスを受けた紺野がシュート。

少しずつ運動量が落ちていくと、水戸のプレスが効き始める。
 大関は、球離れが遅くなる傾向が強く、水戸の標的となった。
 18分、31分、33分に寄せられてロストし、41分に横パスをミスしてカウンターを許す。
 山原も35分、パスコースを見つけられずボールを奪われる。

水戸は45分、長くボールを持って川崎を深く押し込む。
 大崎航詩(3)の右クロスをファーの山本隼大(39)がヘッド。
 GKブローダーセンが触るが、こぼれ球を渡邉新太(10)に拾われて、加藤千尋(8)がゴール。
45+4分にも攻められて、PA内からの山本隼大のシュートはブローダーセンが弾く。
 続く真瀬拓海(25)のシュートもブローダーセンが止めるが、加藤千尋が詰めて2点目。
 この時間帯は足が止まっていて、ブロックを組んでいたがPA内を崩された。

■2nd half
後半になると持ち直して、水戸のプレスをかいくぐる。
 51分、谷口の縦パスから紺野和也が右クロス。
 52分、マルシーニョの落としをロマニッチがボレー。
62分には前線3枚を同時に交代する。
 左に宮城天、中にエリソン、右に伊藤達哉が入った。

81分、宮城天が左カットインからシュート。
 さらに混戦から三浦が左クロスを入れると、山下優人(48)がPA内でハンド。
 このPKをエリソンが決めて、1点差とする。
そして90+4分、三浦がシンプルに左クロス。
 大森渚生(7)がクリアするところを脇坂がブロックして奪い、同点ゴール。

PK戦は、水戸2人目の多田圭佑(29)がバーに当てる。
 さらに4人目の飯田貴敬(6)をブローダーセンが止めた。

■summary
水戸は前半、ボールを握られる。
 プレスに出ていっても、前後左右に揺さぶられて走らされる。
 厳しい展開となるが運動量を落とすことなく、川崎がペースを落とすと反撃に出た。
 長くパスをつないでPA内を攻略し、45分、45+4分に2ゴールを奪った。

81分の不用意なハンドPKを含め、試合の終わり方には課題は残る。
 それでもチームの特長を上手く表現でき、悪くない内容だった。


川崎は思い切った先発の入れ替えで、FC東京戦に比べて改善した。
 佐々木旭が戻ってきて、谷口とともに長短のパスを繰り出す。
 LSB三浦を高い位置に押し出して、佐々木からパスを入れるだけで前進できた。
 中盤3人の組み合わせも期待通りで、攻撃的なプレーを続けた。

とはいえ優勢だった前半30分までに大きな決定機は作れず。
 そこから大関を始めミスが増えて、水戸の反撃を許す。
 2失点ともブローダーセンが弾いたボールに対する第一歩が遅れた。

次は中12日でアウェイ鹿島戦(J1特 #6)。
 少しでも内容を改善していきたい。

■goal
84PKエリソン(9) 90+3脇坂泰斗(14) 
45,45+4加藤千尋(8)

■penalty shootout
〇大崎航詩(3) ×多田圭佑(29) 〇大森渚生(7) ×飯田貴敬(6)
〇エリソン(9) 〇脇坂泰斗(14) 〇宮城天(24) 〇橘田健人(8)

■card
9Y山本隼大(39) 30Y真瀬拓海(25)  77Y山下優人(48)

■judge
ブローダーセン(49) 6.5 2失点とも直前のシュートを大きくはクリアできず。PK戦で1本止める。
山原怜音(29) 6.0 2分、インターセプトから紺野を経由して右クロス。57分、ロングシュート。
谷口栄斗(3) 6.0 51分に紺野、52分にマルシーニョへロングパス。64分、69分の縦パスはミス。
佐々木旭(5) 6.5 今季初出場。三浦へのパスが光る。66分、左サイドを駆け上がり大関へクロス。
三浦颯太(13) 6.0 左クロスでPKと同点ゴールを生む。ただ、多くの左クロスの精度は今ひとつ。
山本悠樹(6) 5.5 立ち位置を変えて組み立てる。パスはまだ合わない。61分、正面のFKを狙う。
大関友翔(16) 5.5 球離れが遅くなって水戸のプレスを浴びる。14分、ミドル。66分、シュート。
紺野和也(18) 6.0 8分、16分にシュート。31分、カウンターをファウルで止めたがノーカード。
脇坂泰斗(14) 6.5 8分、GK1対1からシュート。中盤でパスを引き出して前を向く。同点ゴール。
マルシーニョ(23) 5.5 中央寄りでプレー。26分に山本、38分にロマニッチのスルーパスに走る。
ロマニッチ(91) 6.0 ポストやハイボールで強さを発揮。52分、マルシーニョの落としをボレー。

■sub
62(18)伊藤達哉(17) 6.0 今季初めての右ウィング。77分、ドリブル。80分、左からミドル。
62(23)宮城天(24) 6.0 81分のシュートはエリソンに当たる。86分、カウンターからシュート。
62(91)エリソン(9) 6.0 1ゴール。86分、力強くドリブル。90+2分、山原の右クロスをヘッド。
75(6)橘田健人(8) 6.0 85分、プレスでカット。87分、猛烈なスプリントで駆け戻ってカット。
90(16)河原創(19) 5.5 90+1分、伊藤、山原と組んでショートパスで右サイドから攻める。

■bench
山口瑠伊(1) 松長根悠仁(2) ウレモヴィッチ(22) 家長昭博(41) 

■coach
長谷部茂利 5.5 序盤は優位を築くことができたが、水戸に修正されると対応できなかった。

■referee
椎野大地 5.5 接触プレーに厳しかった。イエローの提示を含めてやや川崎寄りとなった。

283,000views
AT+7+5