2020/12/27

201227川崎2-0秋田(天皇杯 SF)

川崎2-0秋田(等々力, 13:05KO, 9,772人/12,000人)

優勝を飾ったJ1リーグが終わり、残るは天皇杯。
第100回目の天皇杯は、新型コロナウイルス感染症のため規模が縮小される。
J1リーグからは、1位2位のみが準決勝から出場することとなった。
初戦となる準決勝は、J3リーグを制したブラウブリッツ秋田との対戦。

逆転で勝利した柏戦(J1 #34)からは中7日。
決勝は国立競技場となるため、引退する中村憲剛にとって最後の等々力となる。


先発は、柏戦から4人が変わる。
 新たに谷口、大島、家長、三笘が先発する。
  大島は、G大阪戦(J1 #29)で右腓腹筋を肉離れして以来の復帰。
 ベンチに回るのは、山村と長谷川。齋藤学はベンチ外となる。
 さらに登里は、柏戦のロスタイムに左鎖骨を骨折し、全治2カ月半でベンチ外。
 LSBには、柏戦ではインサイドハーフだった旗手が回った。
ベンチには、中村と、G大阪戦で右大腿骨と右脛骨を骨挫傷した車屋が復帰する。


ブラウブリッツ秋田は、J3リーグで優勝し、J2リーグへの昇格を決めた。
天皇杯は準々決勝から出場し、福山シティFC(広島県1部リーグ)に3-1で勝った。
J3リーグ最終節から中2日で準々決勝、そして中3日で川崎戦を迎える。

川崎との対戦は2016年の天皇杯2回戦以来となる2回目で、4年ぶり。
 160903川崎3-1秋田(2016 天皇杯 R64)


「この絆を胸にいつか必ずここに戻ってきます!!」

2016年9月3日の約束が果たされる。
2回戦だった舞台は、準決勝となりました。

■1st half
秋田はスタートから5分ほどプレスを掛けたが、すぐに撤退してブロックを組む。
コンパクトな陣形を保ちながら、川崎にボールを持たれても決定機を与えない。

GKもDFもボールを奪うとFW井上直輝(16)と中村亮太(9)へロングボールを入れる。
FKはもちろん、スローインですらロングスローでゴール前に放り込んできた。

川崎は最初のプレスに戸惑ったが、すぐにボールを握った。
CBの2人の横に守田、田中碧、大島が次々に下りてきて組み立てる。
バイタルが空いてくると、細かく横パスをつないで崩していった。

8分の守田、29分の大島のシュートはGK田中雄大(21)が防ぐ。

そして39分の先制点は、美しいパスワークから。
左の大島から田中碧、中央の家長へと動かし、ダミアンから大島に戻ってきてスルーパス。
三笘が縦に抜け出して、1トラップでゴールを決めた。

45分にもドリブルで抜け出した田中碧のシュートがバーに当たっている。

■2nd half
後半も川崎の時間が続いていく。

しかし、54分、秋田に最大のチャンスが訪れる。
谷口がロングボールの行方を見誤り、FW井上がGKと1対1となる。
背後から谷口が迫る中、井上のシュートはGKソンリョンに弾かれた。

川崎はボールを渡すことなく攻め続けるが、なかなか2点目が入らない。
62分にダミアン、73分に小林悠がシュート。
ようやく83分、田中碧がFKをきれいに沈めて、試合は決まった。

■summary
秋田はボールをつながず、ひたすらロングボールを蹴り込んだ。
FW井上と中村が右側でボールを待ち受けて、CB谷口とLSB旗手と競り合った。
しかし、ほとんど勝つことができず、川崎の攻撃を耐え忍ぶ時間が長くなった。

それでも、4-4-2の守備はとても粘り強かった。
左右に揺さぶられても、ゴール前のスペースを埋め続け、決定機を与えない。
さすがにバイタルは空いたが、川崎のロングシュートは入らなかった。

3年前は、激しいプレスを仕掛けて川崎のパスを封じた。
今日は主導権を握るサッカーではなかったが、1点を巡る勝負には持ち込み、善戦した。


川崎は2つのゴールが決まるのが遅く、苦戦した。
先制点は前半終了に近く、追加点も後半終了近くとなった。
スコアだけを見れば完勝だが、秋田にゴールを決められる可能性もあった。

ただ、守備に走り回ることもなく、体力を温存しながら、順当に勝つことができた。
次は中4日で天皇杯決勝(天皇杯 Final)。
今シーズン2つ目のタイトルを、中村憲剛とともに勝ち取りたい。

■goal
39三笘薫(18) 83田中碧(25) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 54分、井上のシュートをセーブ。安定していたが、飛び出すのは遅め。
山根視来(13) 6.0 9分、36分とCKの戻りをロングシュート。43分、50分には右クロス。
ジェジエウ(4) 6.0 ほとんど仕事がなかった。79分、秋田のカウンターをファウルで止める。
谷口彰悟(5) 6.0 ロングボールを競って跳ね返した。54分、判断ミスから決定機を与える。
旗手玲央(30) 5.5 3試合目のLSBで、無難にプレー。49分、55分とフリーでのパスミス。
守田英正(6) 6.5 中盤の底でリスクを踏まえつつチームを操縦する。8分、17分とシュート。
田中碧(25) 6.5 ピッチを広く走り回る。45分、バーに当てる。83分、華麗なFKを決めた。
大島僚太(10) 6.0 復帰戦。繊細なパスで組み立てた。39分、三笘のゴールをアシスト。
家長昭博(41) 6.0 34分、ボレーシュート。右のスペースに開いて、ボールを引き出した。
ダミアン(9) 6.0 ポストプレーで踏ん張った。31分、ヘッド。62分、ターンからシュート。
三笘薫(18) 6.5 サイドに張るだけでなく、中側にも入ってプレーする。39分、決勝ゴール。

■sub
67(30)車屋紳太郎(7) 6.0 復帰戦。LSBの本職らしいポジショニング。ハイボールも競った。
67(9)小林悠(11) 6.0 73分、家長のパスからシュート。90分、長谷川のクロスをヘッド。
81(18)長谷川竜也(16) 5.5 90分、左クロス。もっとドリブルで仕掛けていきたい。
86(10)中村憲剛(14) 5.5 等々力でのラストプレー。じっくりボールを動かして時間を使う。

■bench
丹野研太(27) 山村和也(34) 脇坂泰斗(8) 

■coach
鬼木達 6.0 危うさを感じることなく、勝利した。交代枠を1つ残したのはもったいない。

■referee
山本雄大 6.5 厳しいチャージが多い秋田へ、前半にイエローを2枚提示し、落ち着かせた。

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■おまけ

中村憲剛(14)の等々力ラストマッチ。
86分、大島僚太(10)と交代して登場。

ロスタイム、セットプレーの守備。
先頭に立ってラインを整える。

深く一礼して、ピッチを後にしました。

2020/12/20

201219柏2-3川崎(J1 #34)

柏2-3川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 14:00KO, 5,137人/6,000人)

いよいよ今シーズンのJ1リーグも最終節。
新型コロナウイルス感染症による中断を経て、7月から再開した今シーズン。
全日程を消化するために尽力したすべての関係者に感謝したい。

快勝した浦和戦(J1 #33)から中2日。
最後まで今シーズンらしい過密日程で、アウェイ柏戦を迎える。
2019年は柏がJ2リーグだったため、2年ぶりの日立台となる。


晴れていても寒かった日立台。

先発は、浦和戦から6人を変更する。
 新たに山村、田中碧、旗手、齋藤学、ダミアン、長谷川が先発する。
 谷口、脇坂、家長、小林悠、三笘がベンチスタート、中村憲剛はベンチ外となった。
ベンチには、宮代が新たに入り、下田が外れている。


守田英正(6)。
ゲームキャプテンを務める。

柏はJ1リーグで15勝7分11敗の7位。
 得点王争いで、FWオルンガ(14)が27得点で独走中。
 2021年1月4日にはルヴァンカップ決勝を控えている。

11月初旬、選手5名、スタッフ11名が新型コロナウイルスに感染。
 チーム活動を休止して、J1リーグ2試合とルヴァンカップ決勝を延期した。
 延期された2試合を組み込み、ミッドウィーク開催が3週続く厳しい日程。

等々力での対戦は、川崎が勝っている。
 200711川崎3-1柏(J1 #4)

■1st half
柏はオルンガへロングボールを入れていく。
単純な縦ポンだが、オルンガの圧倒的な力でチャンスを作った。

14分、クリスティアーノ(9)のシンプルなハイボールを、オルンガと山根が競る。
山根を吹き飛ばして簡単に抜け出して、GKソンリョンを交わして先制ゴール。
4分と23分にもオルンガは1人で決定機を作っていた。

柏のプレスは弱めで、川崎は余裕を持ってビルドアップ。
中盤の底に守田、田中碧、旗手が代わる代わる入っていく。
左サイドからは、長谷川と登里のコンビネーションで攻めていった。

30分、登里の左クロスを田中碧がヘッド。
CKも7本と多く、柏を押し込んで揺さぶったが、決定機は少なかった。
川崎がやや押し込んでいたものの、オルンガ・システムも強力だった。

■2nd half
後半スタートから、三笘と家長を投入して巻き返しを図る。
しかし、直後の46分、北爪健吾(14)が右サイドを突破してクロス。
GKソンリョンが飛び出さず、クリアもできないまま、瀬川祐輔(18)が追加点を決めた。

2点差となったが、川崎が次々と攻め込んでいく。
48分、田中碧の右CKを、ファーの家長のヘッドで1点差に戻す。
家長は田中碧の近くに立っていたが、するするとファーに動いていた。

家長が敵陣の深い位置で溜めることで、柏の守備を下げていく。
川崎が全体で押し上げて、ハーフコートで組み立てる。
ダイレクトパスを駆使して、スペースに走り込んでいく。

55分、少し持ち上がったGKキム・スンギュ(17)が、三笘へ痛恨のプレゼントパス。
三笘がダミアンに送ると、無人のゴールに正確に蹴り込んで同点とする。

その後も川崎が攻め続ける。
柏はボールを運べず、縦のロングボールも精度が低い。
さすがのオルンガも、山村とジェジエウに挟まれて勝てなくなった。

81分、カウンターから脇坂のパスを受けた三笘がドリブルして家長にスルーパス。
家長が落ち着いてGK右脇を射抜き、逆転ゴールを決めた。

柏はここから反撃を試みる。
クリスティアーノを中心に、川崎を押し込んで、分厚い攻めを展開。
 90分、仲間隼斗(33)のループシュートがバーを叩く。
 90+2分、古賀太陽(4)のシュートはわずかに左。
90+8分、柏の右CKを防がれて、試合は終わった。

■summary
柏はオルンガの強さを生かして放り込んできた。
シンプルにハイボールを入れるだけで、決定機を作ってくれる。

2点をリードしたものの、守備では踏ん張れなかった。
ラインが下がりっぱなしとなり、中盤のスペースを埋められない。

ルヴァンカップ決勝(YLC Final)は、同じく縦に早いFC東京との対戦。
どのようにオルンガのパワーを発揮させるのか、楽しみ。


GK桐畑和繁(1)。
この日、退団が発表されました。

川崎のターンオーバーはしっかりと機能した。
2点のリードを許したものの、前半から柏の守備を動かし続けた。
柏の運動量を徐々に落とすことで、後半、3ゴールで仕留めた。

最後に攻め込まれてもがっちり守って、逃げ切った。
今シーズンの勝ちパターンを遺憾なく発揮しての逆転勝利。

J1リーグの日程をすべて終えた。
 2017年、2018年に続く3回目のJ1リーグタイトルを獲得。
 34試合で26勝5分3敗、88得点31失点で得失点差+57。
 記録的な成績で、チャンピオンとなった。


そして、残っているのは天皇杯。
 中7日の準決勝(天皇杯 SF)から出場する。
 対戦相手は、ブラウブリッツ秋田(J3)、福井ユナイテッドFC(北信越リーグ)、福山シティFC(広島県1部リーグ)のいずれかで、20日の5回戦、23日の準々決勝の結果で決まる。
 しっかりと勝利して、元日の決勝に駒を進めたい。

■goal
14オルンガ(14) 46瀬川祐輔(18) 
48,81家長昭博(41) 55ダミアン(9) 

■judge
ソンリョン(1) 7.0 4分、23分にオルンガとの1対1を防ぐ。10分、88分にクロスをキャッチ。
山根視来(13) 5.5 14分、オルンガとハイボールを競ったが完敗。61分、2人を抜いてクロス。
ジェジエウ(4) 5.5 23分、オルンガに競り負ける。試合が進むと安定感を取り戻していった。
山村和也(34) 6.0 長短のパスでビルドアップに貢献。41分、イエロー。45分、CKをヘッド。
登里享平(2) 6.0 長谷川と三笘を使っていく。90+5分、競り合いで倒され、肩の負傷で交代。
(12月23日、左鎖骨骨折で全治2ヶ月半程度と発表された。)
守田英正(6) 6.0 プレスが緩く中盤を制圧。4分、オルンガへのミスパス。50分にもロスト。
田中碧(25) 6.5 縦横無尽に動いた。右CKで1アシスト。30分、登里の左クロスをヘッド。
旗手玲央(30) 6.0 正確なトラップとドリブルが効いていた。54分、72分とロングシュート。
齋藤学(19) 5.5 スペースが少なく、前に出れず。14分、左クロス。40分、左から仕掛ける。
ダミアン(9) 6.0 27分、強烈なボレー。55分、決定機で確実にボールをゴールに届けた。
長谷川竜也(16) 6.0 俊敏さを生かしてプレー。15分、1人抜いて左クロス。復帰後のベスト。

■sub
HT(16)三笘薫(18) 7.0 左サイドから次々と切り裂く。2アシスト。73分、80分にシュート。
HT(19)家長昭博(41) 7.5 圧巻の逆転劇の主役を演じる。72分にも決定機。右サイドを蹂躙。
78(30)脇坂泰斗(8) 5.5 滑らかなボールタッチ。78分、三笘へのパスから逆転ゴールを生む。
78(9)小林悠(11) 5.5 1トップでプレスを先導。78分、ボール奪取。プレー機会は少なかった。
90+7(2)谷口彰悟(5) 5.5 負傷した登里に代わって、最後のCKシーンで投入された。

■bench
丹野研太(27) 宮代大聖(20) 

■coach
鬼木達 6.5 大きくターンオーバーしつつ、選手交代でギアを上げて、逆転勝利に導く。

■referee
飯田淳平 6.0 コンタクトの多い展開となったが、落ち着いてコントロールした。

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2020/12/17

201216川崎3-1浦和(J1 #33)

川崎3-1浦和(等々力, 19:00KO, 11,387人/12,000人)

追い付かれてドローとなった鳥栖戦(J1 #32)から中3日。
J1リーグ優勝を決めたG大阪戦(J1 #30)のあと、2試合ドローが続いている。
やや停滞している状況で、J1リーグ等々力最終戦となる浦和戦を迎える。


先発は、鳥栖戦から2人が変わる。
 新たに中村と、清水戦(J1 #31)で負傷交代した登里が先発する。
 田中碧と旗手がベンチスタートとなった。
ベンチからは、下田が外れている。


浦和は、J1リーグで13勝7分12敗の暫定10位。
すでに、大槻毅監督との契約が今シーズン限りで満了することが発表されている。
青森山田高校卒ルーキーのMF武田英寿(37)が、J1リーグで初先発する。

埼玉スタジアムでの対戦は、川崎が勝っている。
 200920浦和0-3川崎(J1 #17)

■1st half
浦和は自陣に引いてブロックを作って守る。
川崎はフリーでボールを持つことができ、攻め込んでいった。

しかし10分。谷口がボールを奪われて、浦和がショートカウンター。
ピンチを脱したかと思われたが、GKソンリョンが岩武克弥(28)をPA内で倒してしまう。
岩武は中央から外へ斜めにボールを追っていて、不用意な判断でPKを与えてしまった。
11分、興梠慎三(30)がPKを決めて、浦和が先制する。

リードされた後も引き続き川崎が攻めていく。
たくさんの決定機を作ったが、浦和がギリギリのクリアを重ねる。
31分、42分と左CKからジェジエウがヘッド。
43分、三笘のシュートをGK西川周作(1)が弾き、小林悠が押し込もうとするがクリアされる。
45分、守田のシュートはGK西川に弾かれた。
なかなかゴールが入らず、ビハインドで折り返した。

■2nd half
49分の山根のシュートなど、引き続き川崎が攻め込んでいく。
53分、守田のロングシュートがゴール右隅に決まる。
 加入3年目の守田は、J1リーグ初ゴール。ようやく同点となった。

ここからはゴールラッシュとなった。
59分、山根の右クロスをファーの三笘がヘッドで決めて逆転。
61分には中村のノールッククロスを小林悠が合わせて3点目。
あっさりと浦和を突き放すことに成功する。

2点を追う浦和は、選手交代で少し勢いづくも、シュートに至らず。
抵抗することなく、静かに試合は終わった。

■summary
浦和はブロックを作ってPA内を固めて守った。
ボールには寄せないため、川崎に自由を与えてしまう。
多くの決定機を作られても、前半は失点せず、さらにPKで先制。
考えられる最高の展開となって、勝つ可能性はゼロでなかった。

しかし、攻撃は組織されておらず、シュートがほとんどなかった。
PA近くまでボールを運ぶこともできず、低調だった。

ブロックを組む守備も、左右に振られると修正が追い付かない。
川崎に何度も攻め込まれ、後半3失点と決壊してしまった。


小林悠(11)へのアシストを決めて、ジュニーニョのポーズで天を見上げる中村憲剛(14)。等々力でのJ1リーグ・ラストゲームでした。

川崎は攻め続けたが、なぜかゴールが決まらなかった。
それでも、53分の守田のゴールをきっかけに3得点。
優勢な展開で先に失点してしまったが、しっかりと逆転した。

絶好調の三笘が、ゴールに向かってドリブルを仕掛ける。
登里が隣に並んでサポートすることで、浦和の守備を混乱させた。
GKソンリョンがPKを与えたように課題もあったが、勝つことができた。

次は中2日でアウェイ柏戦(J1 #34)。
今シーズンのJ1リーグも最終戦となる。
天皇杯準決勝を見据え、ターンオーバーしつつ、良い内容を見せてほしい。

■goal
53守田英正(6) 59三笘薫(18) 61小林悠(11) 
11PK興梠慎三(30)

■judge
ソンリョン(1) 5.0 10分、飛び出しのミスでPKを与える。プレー機会はほとんどなかった。
山根視来(13) 6.0 良いタイミングで攻め上がった。59分、美しい右クロスで1アシスト。
ジェジエウ(4) 6.0 31分、42分とCKをヘッドで合わせる。スピードを活かして守った。
谷口彰悟(5) 5.5 素早くビルドアップする。9分、ボールロストからピンチを招いた。
登里享平(2) 6.0 左サイドの深いところからクロスを入れる。28分、フリーでシュート。
守田英正(6) 6.5 比較的自由があった。21分、45分とシュート。53分、J1リーグ初ゴール。
脇坂泰斗(8) 6.0 59分、駆け上がる山根にスルーパスを供給。5分、16分、50分にシュート。
中村憲剛(14) 6.0 3分、25分とシュート。61分、右クロスでアシスト。ミスパスもあった。
家長昭博(41) 6.0 右サイドから多彩なパターンで仕掛ける。56分、76分にシュート。
小林悠(11) 6.0 43分の決定機は決められず。61分、難易度の高いゴールを決めた。
三笘薫(18) 6.5 左からクロスを入れ、中央からドリブル。59分、ヘッドを沈めて1ゴール。

■sub
80(8)旗手玲央(30) 5.5 インサイドハーフで良く動いた。ドリブルで局面を打開する。
80(11)ダミアン(9) 5.5 81分、縦パスを追い掛ける。90+3分、ターンからシュート。
88(41)田中碧(25) 5.5 走り回ってプレスを掛ける。ボールに触れる機会は少なかった。
90+2(18)長谷川竜也(16) 5.5 左FWに入る。90+5分、左サイドでFKを獲得した。

■bench
丹野研太(27) 山村和也(34) 齋藤学(19)

■coach
鬼木達 6.0 大勝に導く。次の柏戦は中2日だが、選手交代は遅かった。

■referee
今村義明 6.0 PKは妥当な判定。適度なジャッジを続けた。

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2020/12/13

201212鳥栖1-1川崎(J1 #32)

鳥栖1-1川崎(駅前不動産スタジアム, 14:00KO, 9,451人/50%)

ドローとなった清水戦(J1 #31)から中6日。
 J1リーグは残り3試合となって、アウェイ鳥栖戦を迎える。
 晴天に恵まれたが、風があって観客席では寒さを感じた。
 50%を上限として開催されるが、チケットは完売となった。


ストレッチする家長昭博(41)と篠田洋介フィジコ。

先発は、清水戦から2人を変更する。
 LSBに旗手、中央のFWに小林悠が入った。
 ダミアンがベンチスタート、清水戦で負傷した登里がベンチ外となる。
ベンチには、新たに長谷川が入った。
 清水戦に続き、出場機会が少ない選手たちは選ばれていない。


鳥栖は、J1リーグで6勝13分12敗の暫定14位。
 YLCは、グループリーグ4位で終えている。

等々力での対戦は2月で、新型コロナウイルス感染症による中断前だった。
 スコアレスドローだったため、鳥栖は川崎が勝てていない唯一のチーム。
 200222川崎0-0鳥栖(J1 #1)

■1st half
鳥栖はマンツーマンで川崎のパスコースを切ってくる。
 FWレンゾ・ロペス(20)が谷口へのパスを封じるために近くに立つ。
 川崎のパスが滞ると、ボールに対して寄せて追い込んだ。

ボールを奪うとGK朴一圭(40)からショートパスをつなぐ。
 MF原川力(4)が中央で指揮して、サイドから崩していった。
 10分、小屋松知哉(22)の左クロスを本田風智(23)が空振り。
 27分、原川が左から中に入ってミドルシュート。

川崎はビルドアップに苦しみつつ、攻めていく。
 6分、三笘がフリーで抜け出すがGKに当てる。
 16分、家長のシュートはGKが弾く。
 33分、CKのクリアボールを旗手がロングシュート。左ポストに当たる。

家長と三笘がサイドから攻めて、決定機を作れていた。
少しだけ押していたが、圧倒するまではいかなかった。

■2nd half
鳥栖の運動量が落ちてきて、川崎がさらに押し込んでいく。
 47分、家長のクロスから三笘がシュート。
 56分、脇坂が美しいピンヒールターンからドリブルシュート。
 57分、CKの流れから、脇坂の右クロスを谷口が頭でファーに決めて、先制する。

その後も川崎が優勢を保ち、カウンターを仕掛ける。
 鳥栖は早めに自陣に撤退して守る。
 川崎にシュートを打たせて、次のチャンスを狙った。

64分、鳥栖はFW林大地(16)を入れ、レンゾ・ロペスとの2トップとする。
 川崎の2CBと同数にしたものの、チャンスは作れない。

川崎が余裕を持って時間を使っていくが、86分。
 原川の縦パスをジェジエウが触り、レンゾ・ロペスが頭で押し込む。
 一瞬の出来事で、同点とされた。

追いついた鳥栖は、勢いづいて攻めてくる。
川崎は雑なプレーが多く、あらためて攻め込む力はなかった。

■summary
鳥栖は川崎対策をしっかりと行った。
 後半、少し緩んだが、川崎の強みを消していた。
 プレスをかわされると、自陣に早く戻って川崎のミスを誘った。

GK朴一圭から怯まずにパスを繋ぐ。
 パスミスで川崎のショートカウンターを受けることがあっても、愚直につなぎ続けた。

同点ゴールはある意味でラッキーなもの。
 とはいえ、ドローに値するプレーを見せていた。


抱き合うエドゥアルド(3)と中村憲剛(14)。

小林悠(11)と原川力(4)。

川崎は優位に進めながらも勝ち切ることができなかった。
 1点しか取れなかったことがドローの要因。
 複数の選手が絡むような有機的な攻撃はできなかった。
 家長と三笘の突破力だけに頼ってしまい、鳥栖の守備を崩せなかった。

旗手のLSBは、ボールの受け方には課題があった。
 谷口から三笘へのパスの中継点となれず、ビルドアップに貢献できなかった。
 ただ、8分、25分にはドリブルで相手を剥がして前進する。
 ボールロストも少なく、悪くはなかった。

選手交代の判断は今ひとつだった。
 特に長谷川と中村は、あまり貢献することができなかった。
 ロスタイムに山村をボランチに入れた意図も不明確だった。

次は中3日での浦和戦(J1 #33)。
 J1リーグでのホーム最終戦となる。
 新しい選手を積極的に起用しつつ、中村憲剛を送り出したい。

■goal
86レンゾ・ロペス(20)
57谷口彰悟(5) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 70分、林大地との1対1をブロック。失点を止めることは難しい。
山根視来(13) 6.0 右サイドから攻撃を組み立てた。42分、45分に深くえぐって右クロス。
ジェジエウ(4) 5.5 ビルドアップも守備も完璧だったが、86分、クリアしきれず失点。
谷口彰悟(5) 6.0 57分、高い打点のヘッドを沈める。旗手を助け、左サイドの決壊を防ぐ。
旗手玲央(30) 5.5 LSBでフル出場。まだ不慣れだが、ミドルパスやドリブルで良さを出す。
守田英正(6) 6.0 広い範囲に目を配る。6分、中央でロスト。49分、カウンターを止める。
脇坂泰斗(8) 6.0 激しい上下動で中盤を締める。56分、ターンからシュート。1アシスト。
田中碧(25) 6.0 中盤でボール奪取を何度も繰り返した。61分、CKからロングシュート。
家長昭博(41) 6.0 16分、強烈なシュート。75分、ループ。クロスやスルーパスを供給した。
小林悠(11) 5.0 29分、34分にシュート。CBを吊り出すが、良いパスを受けられなかった。
三笘薫(18) 6.0 ドリブルで仕掛ける。6分、47分、49分、61分と決定的なシュートを放つ。

■sub
67(18)長谷川竜也(16) 5.0 左FW。大分戦(J1 #28)ほどは悪くなかった。62分、ドリブル。
67(11)ダミアン(9) 5.5 75分、ポストプレーで家長に落とす。76分、ボレーシュート。
77(41)齋藤学(19) 5.5 右FWに入る。鋭いプレスを仕掛けていった。79分、右クロス。
77(8)中村憲剛(14) 5.0 中盤が省略される状況だったが、ロングパスを繰り出せなかった。
90+1(25)山村和也(34) 5.5 ボランチに入る。時間は短かったが、配給に参加した。

■bench
丹野研太(27) 下田北斗(22) 

■coach
鬼木達 5.0 采配の引き出しの少なさを感じさせた。冒険ができず、停滞を招いた。

■referee
家本政明 6.0 川崎にやや有利だった。ブーイングにも流されることなく、同じ基準で裁いた。

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2020/12/05

201205清水2-2川崎(J1 #31)

清水2-2川崎(IAIスタジアム日本平, 14:00KO, 8,730人/10,000人)

2020シーズンのJリーグ優勝を決めたガンバ大阪戦(J1 #29)から中9日。
 横浜Fマリノス戦(J1 #30)が前倒し開催された影響で、間隔が空いた。
 順位は確定しているが、まだ4試合が残っている。


アストラビジョンで祝福してくれました。

川崎フロンターレ
選手、スタッフ、サポーターの皆さま
2020明治安田生命J1リーグ
優勝おめでとうございます

ガード・オブ・オナー(guard of honour)で清水エスパルスの選手たちに迎えられる。
Jリーグ初めてとのこと。

先発は、ガンバ大阪戦から2人を変更。
 新たに脇坂と、出場停止から戻ってきた谷口が先発する。
 外れたのは大島と車屋で、2人ともベンチ外となった。
ベンチには、新たに山村が入っている。
 出場機会が少ない選手たちをテストするいい機会だが、選ばれていない。


清水はJ1リーグで6勝6分18敗の17位。
 11月1日、ピーター・クラモフスキー監督を解任し、平岡宏章新監督が就任した。

今シーズンの対戦は、川崎の2戦2勝。
 200216川崎5-1清水(YLC GL #1)
 200829川崎5-0清水(J1 #13)
 
■1st half
4-4-2の清水は、最終ラインを高く設定するコンパクトな陣形。
 ブロックを組んで待ち、川崎のパスコースを切っていく。
 徐々に追い込んでいくと、全体でプレスを掛けてボールを奪った。

川崎は、2CBのビルドアップが上手くいかない。
 特にジェジエウは焦ってパスを出してしまい、ボールロストを繰り返した。

11分、西澤健太(16)からの右クロスを、PA中央の竹内涼(6)が落とす。
 これをカルリーニョス・ジュニオ(10)が決め、清水が先制する。

18分、登里が負傷交代し、旗手がLSBに入ると、もっと苦しくなる。
 旗手の位置が良くなくて、西澤とエウシーニョ(18)に攻め込まれた。
 攻撃でも三笘のドリブルがエウシーニョに止められ、左サイドが機能不全に陥った。

21分、ダミアンの落としに走り込んだ田中碧のミドルで、同点に追い付く。
29分にも田中碧がミドルを放ち、GK大久保択生(39)が触り右ポストを叩いた。

清水は右サイドの西澤とエウシーニョを中心に攻めていく。
 太陽が眩しくて守りにくい中、ロングボールを入れていった。
 40分、西澤の右FKからヘナト・アウグスト(22)が押し込んで、再びリードする。
 39分、42分、45+2分、45+4分にも決定機を作った。

■2nd half
川崎は攻めていこうとするが、ボールロストが多い。
清水がカウンターからチャンスを作っていく。
 50分、西澤のミドルがクロスバーを叩く。
 67分、鈴木唯人(37)が独走して、ティーラシン・デーンダー(23)へパス。
 71分、エウシーニョがPA内で抜け出すが、GKソンリョンがシュートストップ。

川崎は選手交代をテコに、徐々にペースを掴んでいく。
 77分、齋藤学と山村を入れる最後の選手交代。
 ここで守田をLSBに、三笘を右サイドに動かした。

オープンな展開となってスペースが生まれ、中村のスルーパスが冴え渡る。
齋藤学もドリブルで、三笘が攻略できなかった左サイドを崩していく。

89分、右サイドからパスをつなぎ、三笘のラストパスで山根が同点ゴール。
さらにロスタイムにかけて、川崎が攻め込んだ。

■summary
清水は良いパフォーマンスだった。
 前半、決定機を多く作り、2点を決めた。
 後半はペースを落としたものの、ドローに持ち込んだ。

エウシーニョと西澤が、川崎の強みである左サイドを止めた。
 谷口からのパスがあまり入らず、三笘のドリブルが機能しなかった。

クラモフスキー前監督が植え付けたパスサッカーを、平岡新監督がアレンジ。
 攻撃の機能性を維持しながら、現実的な守備が整備されていた。
 良い意味で、17位らしくないプレーだった。


肩を組むエウシーニョ(18)と谷口彰悟(5)。


エンブレムの下に、4番目の星が追加されました。

川崎は、10分にあっさりと失点を許すなど、低調だった。
 ジェジエウのビルドアップが狙われて、苦しかった。
 サイドを遮断されたため、中央から攻めるがスペースはなかった。
 清水のデザインされた守備を崩すことができなかった。

それでも後半、同点に追い付いたことは評価できる。
 よく巻き返して、充実した攻撃を見せてくれた。
 お互いに多くの決定機があり、ドローは妥当な結果といえる。

次は中6日でアウェイ鳥栖戦(J1 #32)。
 今シーズン唯一勝てていない鳥栖との対戦。
 ただ、優勝は決まっているので、無理して勝ちにいく必要はない。
 ここまで出番が少ない選手たちを起用して、緊張感のあるプレーを見たい。

■goal
10カルリーニョス・ジュニオ(10) 40ヘナト・アウグスト(22)
21田中碧(25) 89山根視来(13) 

■judge
ソンリョン(1) 7.0 39分、42分、45+4分、71分と決定機を止めまくる。素晴らしかった。
山根視来(13) 6.0 89分、同点ゴール。PA内まで駆け上がり、52分、90+5分にもシュート。
ジェジエウ(4) 4.5 焦りから選択を誤って、ロストを繰り返す。10分の失点もミスパスから。
谷口彰悟(5) 5.5 23分、ゴールライン上でクリア。ビルドアップは左サイドに出せなかった。
登里享平(2) 5.5 16分、後藤優介(14)と競り合って負傷交代。起点がなくなってしまう。
守田英正(6) 6.0 劣勢でも素早く寄せて自由を奪う。8分、ロングシュート。LSBも及第点。
脇坂泰斗(8) 5.0 ボールを受ける動きに工夫が少なかった。21分、足を高く上げてタックル。
田中碧(25) 6.0 1ゴール。29分、右ポストに当てる。最後はアンカーで広い範囲をカバー。
家長昭博(41) 5.5 アタッカーとしてドリブルもキープも効いていた。守備の貢献は低い。
ダミアン(9) 5.5 7分、決定的なシュート。21分、ポストでアシスト。37分、独走する。
三笘薫(18) 5.5 ドリブルが封じられる。右サイドに移動して良くなった。89分、アシスト。

■sub
18(2)旗手玲央(30) 5.0 LSBで急遽出場したが荷が重かった。攻撃では良さを発揮した。
58(8)中村憲剛(14) 6.5 オープンな展開となり、スペースを狙ってスルーパスを連発した。
58(9)小林悠(11) 6.0 多くのチャンスに絡む。78分、反転シュート。79分、バーに当てる。
77(4)山村和也(34) 6.5 右CB。スムーズに攻撃を組み立てる。ハイボールも強かった。
77(41)齋藤学(19) 6.0 エウシーニョを苦にせずドリブルする。79分、90+2分と決定機。

■bench
丹野研太(27) 下田北斗(22)

■coach
鬼木達 5.5 後半の選手交代で巻き返した。旗手のLSBは緊急事態とはいえ失敗だった。

■referee
福島孝一郎 5.5 ラストタッチの判定ミスが散見された。全体的にはまずまず。

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2020/11/29

201125_3回目のシャーレを掲げた夜(フォトレポ)

3回目のシャーレを掲げた夜(フォトレポ)

2020年11月25日、川崎のJ1リーグ優勝が決まった。
 2017年、2018年に続き、3回目のシャーレを掲げた。

たくさん写真を撮りましたので、フォトレポします。
なお、いつもの観戦記はこちらです。
 201125川崎5-0G大阪(J1 #29)★

■キックオフ前

KAWASAKI GAME SHOW開催。
 松本梨香氏による選手紹介。
 鬼木達監督の必殺技は「タイトルマスター」。

ハーフタイムには松本梨香氏が「めざせポケモンマスター」を披露してくれました。


エースバーン(ストライカーポケモン)。
 PKセレモニーに参加してくれました。

川崎の先発11人。

GKチョン・ソンリョン(1) 山根視来(13) ジェジエウ(4) 車屋紳太郎(7) 登里享平(2) 守田英正(6) 田中碧(25) 大島僚太(10) 家長昭博(41) レアンドロ・ダミアン(9) 三笘薫(18)

ガンバ大阪の先発11人。

■キックオフ後
22分にレアンドロ・ダミアンが先制点、そして家長昭博のハットトリック。
川崎が大きくリードしながら試合を進める。


83分、レアンドロ・ダミアン(9)が交代。
 先制ゴールと1アシスト。
 ホームゴール側からピッチを離れてガッツポーズ。

同じく83分、家長昭博(41)が交代。
 ハットトリックを達成。

90+4分、田中碧(25)が交代。
 ロスタイムの目安は4分。その時が迫る。

90+5分、ラストプレーとなったG大阪のCKの直前。
車屋紳太郎(7)が右ヒザを痛める。

90+6分、西村雄一主審がタイムアップの笛を吹く。
 J1リーグ優勝が決まった。

20時25分。


■優勝決定直後。

レアンドロ・ダミアン(9)と抱き合う小林悠(11)。

センターサークルで整列する11人。

GKチョン・ソンリョン(1) 山根視来(13) ジェジエウ(4) 車屋紳太郎(7) 登里享平(2) 守田英正(6) 脇坂泰斗(8) 中村憲剛(14) 旗手玲央(30) 小林悠(11) 齋藤学(19)

20時27分。

大島僚太(10)と小林悠(11)。

右ヒザを気にする車屋紳太郎(7)を気遣う中村憲剛(14)。

ジェジエウ(4)のガッツポーズ。

登里享平(2)と中村憲剛(14)。

新旧キャプテン3人組。
 谷口彰悟(5) 2020年。
 中村憲剛(14) 2013~2016年。
 小林悠(11) 2017~2019年。

チャンピオン・パネルが準備される。

「2020明治安田生命J LEAGUE CHAMPIONS」

鬼木達監督のインタビュー。

20時29分。

大島僚太(10)と中村憲剛(14)。

86分に交代した際、大島から憲剛に渡されたキャプテンマーク。試合が終わって、憲剛が大島に返そうとしましたが、大島が左腕に巻き直してあげました。

レアンドロ・ダミアン(9)と中村憲剛(14)。
 ブラジル国旗を羽織っています。

中村憲剛(14)と家長昭博(41)。

ふろん太(14)とカブレラ。

GK4人組。

イ・キョンテ(40)、チョン・ソンリョン(1)、菊池新吉GKコーチ、安藤駿介(24)、丹野研太(27)。

家長昭博(41)のインタビュー。

20時33分。

ブラジル3人組。

レアンドロ・ダミアン(9)、ジオゴ・マテウス(17)、白石敬典通訳、ジェジエウ(4)。

中村憲剛(14)のインタビュー。

20時36分。


■ピッチでのセレブレーション。

センターポジションを確保する登里享平(2)。

今日のメンバー18人と鬼木達監督。

外側で見守る選手・スタッフ。
 ブルーの布に覆われた物体が待機しています。

明治安田生命・根岸秋男取締役代表執行役社長からトロフィーを受け取る中村憲剛(14)。

20時40分。

村井満Jリーグチェアマンからシャーレを受け取る大島僚太(10)。

20時41分。

3回目のシャーレを掲げる中村憲剛(14)。
トロフィーを抱えて微笑む大島僚太(10)。

 シャーレとトロフィーは交換されています。

20時42分。

ブルーの布に覆われた物体が運び込まれる。

金色のバスタブでした。

家長昭博(41)、下田北斗(22)、車屋紳太郎(7)が見守る。

入浴するのは中村憲剛(14)。

両目の入った必勝ダルマと鬼木達監督。

白石敬典通訳、渡辺翼副務、藁科義弘社長。

全員が揃って、谷口彰悟(5)がシャーレを掲げる。

シャーレを掲げる登里享平(2)。
 重量挙げのクリーン&ジャーク。
 トロフィーはチョン・ソンリョン(1)へ。

20時45分。

シャーレを掲げる鬼木達監督。
 トロフィーは小林悠(11)へ。

20時46分。

モリワキ芸を披露する守田英正(6)。

シャーレを掲げる守田を生暖かく見守る中、一緒に手を上げてしまったのはジェジエウと小林悠の2人。ジェジエウは仕方ないですが、悠くんはさすがです。

20時47分。


■メインスタンド前で。
選手たちはピッチを周り、最後にメインスタンド前に戻ってきました。


4つ目の星を掴む右手。Re:Title。

佇む必勝ダルマ。

銀のカブレラ(シャーレ型)と金のふろん太。

シャーレを掲げる中村憲剛(14)。

21時04分。

トロフィーを抱える小林悠(11)、GKチョン・ソンリョン(11)、シャーレ型クッションを持つGK安藤駿介(24)。

中村憲剛(14)と三笘薫(18)。

21時05分、選手たちが引き上げていきました。

以上、「3回目のシャーレを掲げた夜」のフォトレポでした。

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