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2025/02/24

250222柏1-1川崎(J1 #2)

柏1-1川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 14:00KO, 13,695人)

ACLEセントラルコースト戦(ACLE GL #8)から中3日。
 J1リーグ第2節は、アウェイでの柏レイソル戦。
 柏のホーム開幕戦ということもあって、チケットは完売。
 快晴に恵まれたが、強い風が吹き、低い気温の中での観戦となった。

U-20アジアカップ参加のため、大関、神田、土屋は引き続き不在。


先発は、セントラルコースト戦から9人と大きく変更する。
 続けて先発するのは、VW際と河原の2人のみ。
1週前の名古屋戦(J1 #1)と比べると9人が同じ先発。
 新たにVW際と伊藤達哉の2人が入っている。

伊藤達哉は、浦項戦(ACLE GL #7)以来3試合ぶりの先発で、J1リーグ初出場。
 柏U-12/U-15/U-18出身で、対戦相手としてだが日立台に凱旋する。

ベンチからは、ヴェロンが外れた。
 ソンリョンは、チームからの1試合出場停止処分(道路交通法違反)を終え、ベンチ入り。


柏レイソルは、今シーズンからリカルド・ロドリゲス監督が就任。
 徳島(J2)や浦和(J1)監督時代の選手である小泉佳穂(8)、渡井理己(11)を獲得。
 以前から柏に加入していたジエゴ(3)や垣田裕暉(18)とともに、戦術を浸透させる。

開幕節のアウェイ福岡戦(J1 #1)に勝利して、日程は中6日。
 2016年に川崎でプレーした原川力(40)が、ボランチで先発する。

2024年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 240525川崎1-1柏(J1 #16)
 240720柏2-3川崎(J1 #24)

■1st half
川崎は、GK山口の脇に2CB高井と丸山が立ち、ビルドアップを始める。
 柏は渡井、細谷真大(9)、小泉の3人が並んで川崎の2CBに対峙。
 2ボランチへのコースを消しつつ、SBに渡ると渡井と小泉が追い駆ける。

パスの出し先を消されると、風下からロングボールを蹴らされる。
 運べずにゴール前から蹴るので、ターゲットの山田新までは距離があった。
 山田新は孤立し、マッチアップするCB古賀太陽(4)に加えて複数人で囲まれる。

3バックの柏は、川崎の4バックとのギャップを使った。
 左ウイングのジエゴが、伊藤達哉とVW際の間に立って躍動する。
 VW際は、ジエゴと左インサイドハーフの渡井の2人を見る形となり、突破を許した。

風上の柏は、12分の細谷のロングシュートを皮切りに、優勢に進める。
28分、カウンターから小屋松知哉(14)の右クロスを細谷がヘッド。
続いてデザインされたCKから、バイタルでフリーを作る。
 29分、原川の右CKから、渡井がミドル。
 30分、同じく原川の左CKから、小屋松のダイレクトミドルは右ポストを叩いた。
 押し込んだ柏は、この時間帯に先制したかった。

川崎は、伊藤達哉がドリブルを仕掛けるなどしたが、単発だった。

■2nd half
後半は川崎が風上となって、ロングボールで優位に立つ。
 50分、ジエゴのパスミスをマルシーニョがバイタルでカット。
 三浦がクロスを入れると、ゴール前で脇坂が頭で合わせて先制する。

リードを許した柏は、53分、早めに2選手を入れ替える。
 57分、投入された久保藤次郎(24)の右クロスを小泉がヘッド。
 脇坂のゴールと似た形で、同点ゴールが決まった。

その後は柏がペースを握り、ショートパスを重ねて前進する。
川崎はときにチャンスを作るが、プレスバックは効かないまま。
 ロングボールで単に蹴り出すことも多く、耐える時間が長くなる。
 ただ、押し込まれながらもPA内は堅く、柏に決定機を許さなかった。

■summary
柏は、シンプルなパスワークを披露した。
 1列手前の選手と斜めの位置に立ち、パスを受けて前に進む。
 チャレンジするような際どいパスは少なく、丁寧に保持した。
 CKのデザインも素晴らしく、29分、30分にフリーのミドルを放った。

53分、細谷真大を交代させる。
 投入された垣田裕暉がロングボールの受け皿となり、陣地を回復する。
 今季から背番号9を背負うエースの早めの交代には驚いたが、的確だった。

守りは3バック中央の古賀太陽が中心となった。
 山田新へのロングボールを封じ、キープを許さなかった。
中盤での寄せも速く、川崎のトラップが乱れればすかさず回収する。
 1失点したものの、川崎に自由を与えなかった。


川崎は連戦の疲労が残る中、柏を攻略できなかった。
 チャンスも作ったが、セカンドやイーブンボールの競り合いに勝てなかった。
 劣勢の時間が続いたが、バランスを保ち続け、決勝点を与えなかった。

57分の失点は、左サイドの守備を崩されたもの。
 ボールを持つ小泉に対し、山本、丸山、三浦の3人が同時に寄せていった。
 ここからサイドにパスを出され、久保に長い時間を与えて同点アシストを許す。
 人数を掛けて囲んでも奪い切れず、抜け出されて決定機を作られた。
 昨年は数多く見られたパターンだが、今年は少なくなっているので、今後も改善したい。

次は中3日で、アウェイ福岡戦(J1 #3)。
 今日プレーしなかった山内やヴェロンを先発起用したい。
 高稼働が続くVW際や河原などは、できる限り休ませたい。

■goal
58小泉佳穂(8)
50脇坂泰斗(14) 

■judge
山口瑠伊(98) 6.5 28分に細谷のヘッド、29分に渡井のミドルを弾き出す。キックは精度低め。
VW際(31) 6.5 14分、渡井のシュートをブロック。63分、タックル不発で小屋松に突破される。
高井幸大(2) 6.5 ハイボールやクロスを高さで処理した。プレスを受けて20分、33分にロスト。
丸山祐市(35) 6.5 柏のラストパスをカットして決定機を許さず。垣田のポストプレーに苦しむ。
三浦颯太(13) 6.5 28分、左クロス。1アシスト。58分、味方と重なり久保をフリーにして失点。
河原創(19) 5.5 24分、細谷に1対1で競り勝つ。45分、パスミスでロスト。連戦で疲れていた。
山本悠樹(6) 6.0 スペースを探しパスを通す。9分、14分、40分にパスミス。トラップが大きめ。
伊藤達哉(17) 6.0 細かなドリブルで密集したエリアを進んだ。左に動いた31分、37分にクロス。
脇坂泰斗(14) 6.5 5分、伊藤のパスからミドル。37分にボレー。流れるようなヘッドで1ゴール。
マルシーニョ(23) 5.5 58分、VW際のロングパスからシュート。もっとカウンターを狙いたい。
山田新(20) 5.5 ロングボールを古賀と競り合うが、孤立してしまう。60分、中央からミドル。

■sub
62(19)橘田健人(8) 6.0 65分、70分にドリブルで縦に運ぶ。75分、三浦を抜いた久保をカバー。
72(17)家長昭博(41) 5.5 76分、左でキープ。85分、PA内シュート。86分、山本のFKをヘッド。
82(20)エリソン(9) 5.5 85分、スローインを受ける。90+4分、脇坂の縦パスをPA内で受ける。
82(23)宮城天(24) 5.5 85分、左からPA内にドリブルで入り込んだ。プレー機会は限られた。
82(13)田邉秀斗(15) 6.0 LSB。84分、ターンからのドリブルでFK獲得。90+3分、左クロス。

■bench
ソンリョン(1) 車屋紳太郎(7) アイダル(44) 山内日向汰(26) 

■coach
長谷部茂利 6.0 劣勢の時間もありながら、勝ち点1を獲得。選手交代も的確だった。

■referee
福島孝一郎 6.5 判断基準が一貫していて、ストレスを感じさせないジャッジ。

237,500views
AT+1+4

2024/07/21

240720柏2-3川崎(J1 #24)

柏2-3川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 19:00KO, 12,853人)

J1リーグ5戦連続ドローとなったC大阪戦(J1 #23)から中5日。
 アウェイの柏レイソル戦は、夏の2週間の中断前、最後のゲームとなる。

梅雨が空けた日中はかなり暑く、キックオフの19時でも熱波が残った。
 遠くで雷が鳴り始め、後半になって豪雨に見舞われた。

高井幸大は、U-23代表でオリンピックに出場するため、この試合から不在となる。


先発は、C大阪戦から4人を変える。
 新たに大南、三浦、山本、家長が先発する。
 三浦は、4月3日の横浜FM戦(J1 #6)での左膝外側半月板損傷から復帰する。
 瀬古樹と大島がベンチへ、エリソンとU-23代表参加の高井はベンチ外となった。

ベンチには、新たに田邉と山内が入り、ヒカルドと遠野が外れた。


柏レイソルは、J1リーグ7勝8分8敗の13位。
 順位は14位川崎の1つだけ上だが、勝ち点4差と少し差がある。
 U-23代表に細谷真大(19)と関根大輝(32)を派遣している。

等々力での対戦は、ドローだった。
 240525川崎1-1柏(J1 #16)

■1st half
川崎がスタートからいきなり攻勢に出た。
 4分、三浦が縦に仕掛けて左クロスを入れて、山田新が先制ゴールを決める。
10分には追加点を奪う。
 じっくり押し込んでから、橘田が右サイドの家長に流す。
 家長の右クロスを山田新が頭で合わせ、早くも2点目が入った。

良い形でリードしたものの、柏はすぐに1点を返す。
12分、マテウス・サヴィオ(10)がFKを蹴り、ジエゴ(3)の折り返しを白井永地(33)がゴール。
 サヴィオのキックは正確で、CKでもFKでも味方に合わせてチャンスを作った。

川崎は序盤の攻勢を再現できない。
 柏のプレスを受けて、スムーズには前進できなくなった。

柏もしばらく停滞していたが、ロスタイムに決定機を作る。
 45+1分、サヴィオへのロングボールから、木下康介(15)がシュート。

■2nd half
後半は、柏が攻める展開となった。
 59分の片山瑛一(16)、61分のジオゴのシュートは、いずれもGKソンリョンが防ぐ。
そして、67分に同点に追い付いた。
 サヴィオのCKが跳ね返り、山田雄士(6)の右クロスを垣田裕暉(18)がヘッドで叩き込んだ。

同点となってから、川崎が盛り返す。
 71分に大島と瀬古樹を入れて、攻撃に比重を置く。
79分、瀬古樹のラストパスをマルシーニョがシュート。
 GK松本健太(46)が止めて転がったボールを、瀬川がシュート。
 さらにGK松本が止めたものの、最後は脇坂が押し込んだ。

90分、小屋松知哉(14)が浮かせたボールを、LSBに移った橘田が肘でブロックする。
 VARによってハンドと判定されて、柏にPKが与えられた。
 90+4分、サヴィオのPKをGKソンリョンが止めた。

■summary
柏は、マテウス・サヴィオが攻撃を牽引していた。
 12分の1点目の起点となったFKなど、プレースキックが正確だった。
 厳しくVW際にマークされても、フリーにすると決定的なパスを出す。
 ボールを受けるためにときに下がってしまうが、できれば前線に残りたい。

サヴィオはロスタイムにPKを失敗し、落ち込んでいた。
 しかし、それまでの大きな貢献を考えれば、非難することはできない。


川崎は、5戦連続ドローから抜け出す久しぶりの勝利となった。
 薄氷を踏むような展開となったが、紙一重で逃げ切った。

先発2ボランチの山本と橘田も上手く機能した。
 70分から瀬古樹と大島に2ボランチを入れ替えても、バランスは保てた。
 三浦の復帰とともに、選手起用の選択肢が増えてきた。

中断期間を挟んで、次は中18日で神戸戦(J1 #25)。
 しっかり休んで、内容を高めていきたい。

■goal
12白井永地(33) 67垣田裕暉(18) 
4,10山田新(20) 79脇坂泰斗(14) 

■judge
ソンリョン(1) 7.5 90+4分、PKストップで勝利を呼ぶ。45+1分、木下のシュートを止める。
VW際(31) 6.0 サヴィオを抑え込む。ファウルも多くなり、74分にイエロー。42分、右クロス。
大南拓磨(3) 6.0 広い範囲を素早くケア。78分、CKをヘッド。79分、縦パスを瀬古樹に入れる。
佐々木旭(5) 6.5 ボールを動かしながらプレスを抜け出す。35分、木下のシュートをブロック。
三浦颯太(13) 6.5 復帰戦でいきなりの1アシスト。10分にはシュート。スローインも良かった。
橘田健人(8) 6.0 ボランチで先発して、70分からLSBに回った。90分、ハンドでPKを与える。
脇坂泰斗(14) 6.5 決勝ゴール。受けるために下がりつつ、前線にパスを入れる。左CKを担当。
山本悠樹(77) 6.0 少しミスはあったが、丁寧にパスを届ける。右CKを担当。9分、左クロス。
家長昭博(41) 6.0 1アシスト。アンカーを含め、いろいろな位置に出没。50分、PA内ドリブル。
山田新(20) 7.5 いずれもワンタッチで2ゴール。9分にもヘッド。ポストプレーで踏ん張った。
マルシーニョ(23) 6.0 スペースはなかったが、仕掛けは効いていた。79分、フリーでシュート。

■sub
64(41)小林悠(11) 5.5 右FWに入る。74分、右クロス。90+12分、瀬川と粘ってCKを獲得。
70(20)瀬川祐輔(30) 6.0 1トップ。79分、GK松本に詰めてシュート。ロスタイムに時間を消費。
70(77)瀬古樹(16) 6.0 74分、ボール奪取から右クロス。90+9分、上手く奪うがファウル判定。
70(13)大島僚太(10) 6.0 73分に脇坂、76分にマルシーニョ、90+8分に山内にパスを入れる。
81(23)山内日向汰(26) 5.5 88分、中央から持ち上がるが、最後にパスミス。90+7分、FK獲得。

■bench
上福元直人(99) 田邉秀斗(15) 

■coach
鬼木達 6.5 久しぶりの勝利を3ゴールでもたらした。選手起用も完璧だった。

■referee
中村太 6.0 接触プレーに対し、妥当なジャッジを続ける。脇坂のゴールはVARがオフサイドを見逃した。

224,500views
AT+2+12

2024/05/29

240525川崎1-1柏(J1 #16)

川崎1-1柏(U等々力, 16:00KO, 21,598人)

アウェイ2連敗となったG大阪戦(J1 #15)から中5日。
 2週間ぶりに等々力に戻ってきての柏レイソル戦。


先発は、G大阪戦から1人だけ変わる。
 新たにGKソンリョンが先発し、上福元がベンチに回る。

ベンチには山内が入り、GK早坂とヒカルドが外れた。


柏レイソルは、J1リーグ5勝6分3敗の10位。
 水曜日にYBCルヴァンカップ福岡戦があり、中2日。
 福岡戦から連続で先発するのは、LSB三丸拡(2)とFW木下康介(15)の2人。

 LSBジエゴ(5)は、累積警告で出場停止となっている。

2023年の対戦は、川崎の1勝2分(うちPK1勝)だった。
 230528川崎2-0柏(J1 #15)
 231029柏1-1川崎(J1 #31)
 231209川崎0(8PK7)0柏(天皇杯 Final)★

■1st half
柏はそれほどプレスに出てこない。
 川崎の2CBには余裕があり、橘田に渡して進んでいった。

柏はポール奪取からカウンターを仕掛ける。
 ボランチ戸嶋祥郎(28)が動かしながら、マテウス・サヴィオ(10)がラストパスを狙う。
 2FW細谷真大(19)と木下康介(15)に向かって、中央から縦パスを入れた。
 ただ、川崎も大南を中心として、2FWに自由を与えない。

17分、脇坂が三丸と古賀太陽(4)の間をすり抜ける。
 GK1対1となったが、飛び出したGK松本健太(46)がセーブした。

30分、家長がCBを背負ったゴミスに当てる。
 落としを受けた脇坂がPAに入り込み、さらに遠野に当てて先制ゴール。
 ショートパスを正確につないだ美しい流れからのゴールだった。

36分、ジェジエウのクリアボールにマルシーニョが走り込む。
 CB犬飼智也(13)を滑らせてからのシュートは外してしまった。

■2nd half
後半になると、プレスに出ても奪えなくなった。
 柏が長くボールを持って、さらにセカンドボールを回収する。
 川崎の動きが落ち、チャージが遅くなってファウルが増えた。

51分、サヴィオのミドルを木下が触ってコースを変える。
 逆に動いていたGKソンリョンが、残った足を伸ばしてクリアする。
53分、スルーパスを受けた木下のシュートを、ソンリョンがブロック。

ソンリョンの活躍で凌いでいたが、59分。
 サヴィオの右FKを、木下がPA内で折り返す。
 ソンリョンが弾いたボールを戸嶋がミドル。
 脇坂がゴール前でブロックしたが、木下に同点ゴールを蹴り込まれた。

同点となってからも、柏の時間が続く。
 62分、細谷のシュートは、ソンリョンがセーブ。
 66分、PA内の木下へのロブボールを、ソンリョンがパンチング。

柏の攻勢が長く続いたが、選手交代で川崎が少し盛り返す。
 中盤を省略する展開となって、山田新や山内がドリブルする。
 90+1分、瀬古樹のFKをジェジエウが頭で叩き込むが、VAR判定でオフサイドとなった。

■summary
柏は4人の最終ラインをきれいに揃えた。
 プレスに出ていったん崩れても、列に戻る動きが徹底されていた。
 2ボランチも2FWも縦の距離感を保っていて、美しい守備陣形だった。

マテウス・サヴィオは、独創的なプレーを見せた。
 特に29分、ダイレクトで戸嶋に渡したパスは素晴らしかった。
 サイドに頼りすぎることなく、堂々と中央から崩した。


川崎は、なんとか連敗は止めた。
 前半はガンバ戦と同じように良かったが、後半になると柏に圧倒された。
 多くの決定機を作られたが、GKソンリョンの活躍もあってドローで終えた。

バフェティエンビ・ゴミスは、いつものように良いプレーを見せた。
 CBを背負ってのポストプレーにミスは少なく、脇坂のゴールを生んだ。
 おおむね60分程度で交代しているが、不在になると攻撃パターンは少なくなる。
 ゴミスがいる間に、リードを奪って逃げ切りたいところ。

次は中7日で名古屋戦(J1 #17)。
 良い時間帯を長くして、勝ち点を積み重ねたい。
 なお、佐々木旭は累積警告のため出場停止となる。

■goal
30脇坂泰斗(14) 
59木下康介(15)

■judge
ソンリョン(1) 7.5 51分、53分、62分、64分と決定機を連続阻止。失点はパンチが弱くなった。
瀬川祐輔(30) 5.5 16分、17分に家長にパスを通す。プレーの選択が悪く、囲まれてロストする。
ジェジエウ(4) 6.0 シュートやクロスをがっちりブロック。21分、右サイドで木下に突破される。
大南拓磨(3) 6.0 スピードを活かしつつ固める。57分、イエロー。62分、細谷にカットされる。
佐々木旭(5) 5.5 内外どちらも使って攻め上がる。14分、シュート。88分、累積4枚目の警告。
橘田健人(8) 6.5 隠されることなく2CBのパスを受ける。対人守備で強さを発揮。85分、ロスト。
脇坂泰斗(14) 6.0 1ゴール。17分にも決定機。後半、簡単なミスが続きリズムを作れなかった。
遠野大弥(17) 6.0 上下動を続ける。1アシスト。56分、シュート。58分、FKを与えるイエロー。
家長昭博(41) 5.5 ボールを引き取って強力にキープする。その反面、守備の淡白さが際立った。
ゴミス(18) 6.0 17分、PA内シュート。40分、ミドル。味方を活かすポストで柏の守備を崩した。
マルシーニョ(23) 6.0 縦のロングボールの受け皿となった。36分、決定機もシュートを外した。

■sub
62(18)山田新(20) 5.5 74分、自陣からドリブル突破を図る。82分、PA右側から抜けてクロス。
62(17)瀬古樹(16) 5.5 90+1分、FKをジェジエウに合わせたがオフサイド。縦パスは成功せず。
70(23)山内日向汰(26) 5.5 72分、左からドリブル。90分、カウンターを仕掛けて、FKを獲得。
70(30)VW際(31) 5.5 ドリブルで76分に前進するが、83分にロスト。77分、山田新へ縦パス。
78(14)エリソン(9) 5.0 85分、左サイドからドリブル突破を狙うが、CB犬飼に止められる。

■bench
上福元直人(99) 高井幸大(2) 

■coach
鬼木達 5.5 GKソンリョンの起用に成功する。後半の劣勢を巻き返せず、ドローに終わる。

■referee
木村博之 6.0 的確なジャッジを続ける。VAR判定もスムースだった。

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AT+1+8

2023/12/10

231209川崎0(8PK7)0柏(天皇杯 Final)★

川崎0(8PK7)0柏(国立競技場, 14:05KO, 62,837人)

第103回天皇杯決勝は、J1リーグ最終節鳥栖戦(J1 #34)から中5日。
 ACLは残っているが、国内大会としては今シーズン最後となる。
 国立競技場のチケットは完売で、良く晴れている。

他チームの移籍情報が流れる中、J1リーグが終わった翌週の開催。
 元日開催だと12月第1週から間隔が空くので、ちょうど良いスケジュール。

川崎にとって、3度目の天皇杯決勝。
 170101鹿島2-1川崎(天皇杯 Final)
 210101川崎1-0G大阪(天皇杯 Final)★

今年の天皇杯は、6試合目となる。
 230607川崎3-1栃木C(天皇杯 R64)
 230712川崎2-1水戸(天皇杯 R32)
 230802川崎1-0高知(天皇杯 R16)
 230830新潟2(3PK4)2川崎(天皇杯 QF)
 231008川崎4-2福岡(天皇杯 SF)


先発は、鳥栖戦から4人が変わる。
 新たに大南、瀬古樹、家長、ダミアンが先発する。
 ジェジエウ、遠野、小林悠、瀬川はベンチに回った。

ベンチにはシミッチが入り、高井と山田新が外れた。
 マルシーニョが引き続きベンチ外となっている。


柏レイソルは、J1リーグ6勝15分13敗、勝ち点33の17位。
 最終節名古屋戦(J1 #34)でJ1リーグ残留を決め、川崎と同じ中5日。

天皇杯は、1人の選手は1つのチームでしかプレーできない。
 犬飼智也(13)は浦和(J1)、山田雄士(36)は栃木(J2)でプレーしている。
 また、LSBジエゴ(5)は名古屋戦で退場したため、出場停止となった。
 この3選手は名古屋戦で先発しているが、今日は出場できない。

今季の対戦は、川崎の1勝1分。
 230528川崎2-0柏(J1 #15)
 231029柏1-1川崎(J1 #31)

■1st half
柏は川崎のビルドアップを完全に封じる。
 2FW細谷真大(19)と山田康太(11)が橘田へのコースを消しつつCBに向かう。
 SBには小屋松知哉(14)とマテウス・サヴィオ(10)が素早く寄せた。

川崎は1人飛ばすようなパスができず、中盤につなげない。
 最終ラインで追い込まれてはロングボールを蹴った。
 ダミアンを目掛けるが、パスの精度は低くキープできない。
 セカンドボールへの寄せも柏の方が早く、劣勢となった。

柏が前半を通じて押し込み続ける。
 サヴィオのドリブルで左から崩し、何度も抜け出す細谷にラストパスを狙う。
 CKも7本とたくさん蹴って、LSB片山瑛一(16)もロングスローを入れた。

■2nd half
柏のプレスは、少し落ちついてくる。
 サヴィオや小屋松のプレスが遅くなり、SBに少し余裕が生まれる。
 ただ、アンカー橘田は細谷と山田の裏に隠されたままで、パスを受けられない。

2CB山村と大南、GKソンリョンはつなげる場面でも遠くに蹴る。
 コンパクトな陣形を保ったままの柏が、簡単にボールを回収した。

69分、細谷が決定的なチャンスを迎える。
 サヴィオのクリアボールで抜け出すと、大南が背後から手で引っ張る。
 細谷は体勢を崩しながらも、踏ん張って前進を続ける。
 最後のトラップが流れてしまい、GKソンリョンが先にキャッチした。

87分、シミッチを投入して2ボランチとする。
 橘田と並びながら、シミッチがCBからボールを受けて組み立てる。

90+9分、サヴィオの右CKが左サイドに流れる。
 角度のないところから、片山がシュートした。

■extra time
延長に入ると、シミッチの配球が効いてくる。
93分、インターセプトした登里がすかさず左クロス。
 小林悠が頭で触ったが、ゴール右に外れた。

95分、シミッチがPA手前でサヴィオを倒してFKを与える。
 サヴィオが蹴ったFKは、手前の壁に当たった。

100分、片山が川崎のCBの背後を狙ってボールを入れる。
 細谷が抜け出したが、GKソンリョンが1対1からXブロックで止めた。
 こぼれ球を拾った細谷がクロスを入れるが、再度ソンリョンがブロック。
 最後は仙頭啓矢(41)がロングシュートを放った。

108分、山根の右クロスをゴミスがバイシクルシュート。
118分にも山根が右クロスをゴミスがヘッド。
 完璧なタイミングだったが、GK松本健太(46)がギリギリで止めた。
 さらに家長が詰めたが、これもGK松本が防いだ。

■penalty shootout
PK戦は川崎の先攻で、川崎4人、柏3人が連続で決める。
 柏4人目の仙頭啓矢(41)が外し、川崎5人目のゴミスをGK松本がセーブした。
 GK松本は川崎6人目の登里も止めてみせるが、柏6人目の片山瑛一(16)が外してしまう。
 PKを決めれば勝利できる場面で、川崎はゴミス、柏は片山が失敗した。

10人目は、ついにGKが登場する。
 ソンリョンがキッカーとして決めたあと、GK松本のキックをセーブした。
(古賀太陽(4)が負傷していたため、古賀とジェジエウが外れ、10人でのPK戦となった。)

川崎 ○家長昭博(41) ○瀬川祐輔(30) ○山村和也(31) ○橘田健人(8) ×ゴミス(18)
  ×登里享平(2) ○遠野大弥(17) ○山根視来(13) ○シミッチ(6) ○ソンリョン(1)
柏 ○マテウス・サヴィオ(10) ○細谷真大(19) ○戸嶋祥郎(28) ×仙頭啓矢(41) ○武藤雄樹(9)
  ×片山瑛一(16) ○山本桜大(45) ○川口尚紀(24) ○立田悠悟(50) ×松本健太(46)

■summary
柏は、特に前半はペースを握って優勢だった。
 細谷と山田のプレスは、後半になっても緩みが少なかった。
 最後までコンパクトさを失わず、川崎にシュートを打たせなかった。

これだけの強度のプレーを、天皇杯決勝の大舞台で披露した。
 リーグ戦でこれを続けるのは困難だと思われるが、しっかり照準を合わせた。

69分、細谷が頑張らずに倒れていれば、大南は退場となったと思われる。
 それでも細谷はファウルをもらうよりも、ゴールを目指した。
 結果を左右するほど重要なシーンだったが、素晴らしかった。

GK松本健太は、10人目のPKキッカーとなって失敗した。
 118分にゴミスの決定機を止めて、PKも2本止めた。
 結果は残酷だが、賞賛すべきパフォーマンスだった。


川崎は、良いところが少なかった。
 決定機は118分のゴミスくらいで、シュート自体も少なかった。
 パスワークもつながらず、ロングボールを蹴っては柏に渡してしまう。

それでも、失点することなく120分を終えた。
 粘り強く守り続け、新潟戦に続いてPK戦をGKソンリョンの活躍で勝ち抜いた。

■cup winner★★★★★★★
2020(2021)年に続く、2度目の天皇杯優勝。
 前回は縮小開催で準決勝から出場したが、今回は通常通り2回戦から。
 新潟戦と決勝戦の2度のPK戦を含んで、6試合に勝利した。
 来年からは、7つ目の星がユニフォームに登場する。

次は中2日、アウェイ蔚山現代戦(ACL GL #6)。
 ACLのグループステージ突破はすでに決まっている2023シーズン最終戦。
 しっかりターンオーバーして、若手に出場機会を与えたい。

■goal


■judge
ソンリョン(1) 8.5 100分、細谷との1対1を2度止める。自らPKを決め、10本目のPKをセーブ。
山根視来(13) 6.5 狭められたエリアをドリブルで打開する。108分、118分にゴミスへ右クロス。
大南拓磨(3) 5.5 厳しい状況では前線に大きく蹴った。69分、細谷を背後から手で止めにいった。
山村和也(31) 6.0 細谷へのロングボールに対応。100分、ボールに触れず、細谷の独走を許す。
登里享平(2) 5.5 山田や山本のアタックへの対応が続いた。86分、PA内に入った山本を止めた。
橘田健人(8) 6.0 細谷と山田の背後に隠されて、パスコースを作れず。53分、自陣からドリブル。
脇坂泰斗(14) 5.5 技術を活かせなかった。47分、FKを直接狙った。55分、イエローを受ける。
瀬古樹(16) 5.5 大南の右側に下がって組立てを試みたが、難しかった。40分、ロングシュート。
家長昭博(41) 5.5 12分、118分にシュート。90+5分、サヴィオと右サイドでの1対1でFK獲得。
ダミアン(9) 5.5 ポストプレーで孤軍奮闘した。40分、右サイドから左の瀬古樹へロングパス。
宮代大聖(33) 5.5 12分、13分、58分と左サイドから仕掛けた。29分、サヴィオからカット。

■sub
64(16)遠野大弥(17) 6.0 79分、瀬川の浮き球パスをボレー。FKやCKのキッカーを担当する。
64(33)瀬川祐輔(30) 5.5 90+6分、遠野の右クロスをヘッド。相手を抜いて左クロスを入れる。
77(9)小林悠(11) 5.5 93分、登里の左クロスに飛び込んでヘッド。負傷してゴミスと途中交代。
87(14)シミッチ(6) 6.0 CBからのパスを受けるため動き続ける。96分、111分にFKを与えた。
87(3)ジェジエウ(4) 6.0 柏の攻撃を止めるべく、機動的に飛び出した。PA内で強くクリアする。
106(11)ゴミス(18) 6.0 山根の右クロスから108分にオーバーヘッド、118分に決定的ヘッド。

■bench
上福元直人(99)

■coach
鬼木達 5.5 柏の攻勢を止められなかったが、無失点で耐え抜いて戴冠に導いた。

■referee
木村博之 6.5 軽めの接触プレーはノーファウル。ジャッジは一貫していた。

211,100views
AT+2+9+0+1


■おまけのフォトレポ

チョン・ソンリョン(1)と松本健太(46)が抱擁して、PK戦が始まる。

10人目のキッカーはGKとなった。
まずはソンリョンが蹴る。

続いて松本健太が蹴る。

ソンリョンが松本健太のキックを止めて、川崎の優勝が決まった。

PKを蹴ったあと、その場で座り込む松本健太を囲む柏レイソルの選手たち。

仰向けになって顔を覆う登里享平(2)。6人目のキッカーで失敗してからの優勝で、万感の思いがあったものと思われます。

松本健太を称える瀬川祐輔(30)。

シミッチ(6)とマテウス・サヴィオ(10)。

オーロラヴィジョン。

金のカブレラと龍のコスプレをした青いふろん太(7番目のタイトルにちなんだ神龍とのこと。)。

バックスタンドから観た優勝セレモニー。

バックスタンドに挨拶する松本健太。

紙吹雪が舞ったあと。

家長昭博(41)。移籍前の2回戦栃木シティ戦で先発したチャナティップ(18)のユニを着用。

山根視来(13)。同じく移籍前の栃木シティ戦で先発した小塚和季(49)のユニを着用。

特別指定の山内日向汰(32)。桐蔭横浜大学4年生。

佐々木旭(5)。高知戦で決勝ゴール。

レアンドロ・ダミアン(9)とジェジエウ(4)。
ゴール裏でのダミアンの挨拶は、契約満了の発表前でしたが、在籍5年間の感謝に溢れるものでした。

2023/10/30

231029柏1-1川崎(J1 #31)

柏1-1川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 15:00KO, 12,540人)

BGパトゥム・ユナイテッド戦(ACL GL #3)から帰国して中4日。
 J1リーグは残り4試合となり、アウェイでの柏レイソル戦。


先発は、パトゥム戦から2人が変わる。
 新たにジェジエウとゴミスが先発する。
 大南は累積警告で出場停止(パトゥム戦で左足首負傷)。
 外国人枠が5人のため、ダミアンはベンチ外となった。

ベンチには、シミッチが戻っている。


柏レイソルは、J1リーグで6勝11分13敗で16位。
 降格圏18位の横浜FCまで勝ち点3差となっている。
 天皇杯で決勝進出し、12月9日に新国立競技場で川崎と対戦する。

等々力では川崎が勝っている。
 230528川崎2-0柏(J1 #15)

■1st half
柏は細谷真大(19)を狙ってロングボールを入れる。
 体力差を活かしながら、マテウス・サヴィオ(10)が組み立てる。
 30分、PA内での山田康太(11)のパスから、細谷がシュート。

川崎はゴミスのポストを軸として、前進していく。
 33分、マルシーニョが巻くようなミドルを狙った。

川崎が少しずつ巻き返す中、40分。
 瀬古樹がゴミスを狙って縦パスを入れるが、椎橋慧也(6)がカットする。
 サヴィオが左から川崎のDFラインの裏にスルーパスを入れる。
 山田雄士(36)が完全に抜け出して、先制ゴールを決めた。

■2nd half
ハーフタイムから遠野を投入したが、52分。
 遠野が自らのロストを挽回すべく、細谷に無謀なタックルを見舞う。
 主審は最初ノーファウルとしたが、VARによって退場となった。
(231106追記 ファウルと判定し、アドヴァンテージを取って流していました)

1人少なくなった川崎は、まずは橘田と脇坂の2ボランチとする。
 59分、シミッチをアンカーに入れて、ゴミスと家長の2トップとした。

数的不利の中、柏の猛攻を受ける。
 ビルドアップもできなくなるが、70分、脇坂のパスで山根が右サイドを駆け上がる。
 ゴミスがニアにDFを引き付けて、ファーの橘田がクロスに合わせて同点とした。

追い付かれた柏は、決定的なチャンスを量産する。
 73分、高嶺朋樹(5)がミドル。
 76分、85分に細谷がシュート。
 しかし、ゴールは決まらなかった。

■summary
柏は序盤、動きの鈍い川崎との体力差を活かした。
 サヴィオの芸術的なスルーパスで、先制することに成功する。
 後半、数的有利となってからは、数多くのチャンスを作った。

犬飼智也(13)がラインを統率して、多くのオフサイドを取った。
 守備機会は少なかったが、同点ゴールを許してしまう。
 勝っておくべきであり、もったいないドローとなった。


川崎はフレッシュな選手が少なく、柏を崩せなかった。
 GKソンリョン、山村、登里、家長あたりは休ませて良かったと思われる。

遠野の退場で劣勢となる中、ドローに持ち込んだ。
 柏に許した決定機の数を考えれば、十分な結果といえる。
 ただ、献身的に走った脇坂と橘田のコンディションは懸念される。

次は中8日で、BGパトゥム・ユナイテッド戦(ACL GL #4)。
 チャナティップが等々力に戻ってくる。
 勝利して、ACLグループステージ突破を確実にしたい。

■goal
40山田雄士(36)
70橘田健人(8) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 失点は止めてほしかったが、仕方ない。58分、高嶺のミドルをパンチング。
山根視来(13) 6.5 ダイレクトの右クロスで1アシスト。サヴィオの仕掛けにしっかり対応した。
ジェジエウ(4) 5.5 先発復帰。ダイナミックさは変わらない。ビルドアップの感覚はまだまだ。
山村和也(31) 5.5 背後を狙われた。18分、FKをヘッド。無理に味方に繋がず、クリアを優先。
登里享平(2) 5.0 ロングボールを入れられる。パスはカットされがち。62分、横パスをロスト。
橘田健人(8) 6.5 1ゴール。45分、ミドル。ものすごい運動量で10人となったチームを支えた。
脇坂泰斗(14) 6.5 プレースキックからチャンスを作る。90+4分、GKに向かって猛然とプレス。
瀬古樹(16) 5.5 8分、マルシーニョへスルーパス。40分、縦パスをミスして失点につながった。
家長昭博(41) 5.5 左サイドに出張して組み立てに参加。16分、左クロス。体力的に厳しかった。
ゴミス(18) 6.0 11分、左CKをヘッド。50分にシュート。80分のシュートは右ポストを叩いた。
マルシーニョ(23) 5.5 33分、カットインからミドル。8分、48分に左サイドを抜け出していく。

■sub
HT(16)遠野大弥(17) 3.0 48分、マルシーニョへ縦パス。52分、無謀なタックルで一発退場。
59(23)シミッチ(6) 5.5 プレーの判断が遅く、バックパスが目立つ。90+6分、右CKをヘッド。
68(41)宮代大聖(33) 6.0 鋭くボールを追った。84分、小林悠のパスからのシュートは空振り。
68(2)瀬川祐輔(30) 5.5 LSBで上下動を繰り返した。90+6分、左ポケットに走る橘田に渡す。
82(18)小林悠(11) 5.5 84分、カウンターから宮代へラストパス。90+3分、シュートブロック。

■bench
上福元直人(99) 高井幸大(29) 

■coach
鬼木達 6.0 ターンオーバーせず序盤は劣勢となる。遠野の退場に的確に対応した。

■referee
福島孝一郎 6.0 笛を吹くタイミングが遅れがち。遠野の退場は、最初はノーファウルと判定。
(231106追記 ファウルと判定し、アドヴァンテージを取って流していました)

208,200views
AT+2+7

2023/05/29

230528川崎2-0柏(J1 #15)

川崎2-0柏(等々力, 17:00KO, 20,207人)

YBCルヴァンカップ浦和戦(YLC GL #5)の手痛い敗戦から中3日。
 首都圏アウェイ3連戦を3連敗で終え、等々力に戻ってきた。


先発は、浦和戦から6人を変える。
 新たにGK上福元、山根、登里、大島、家長、宮代が先発する。
 GKソンリョン、山村、小塚、瀬川はベンチ。
 佐々木旭と山田新はベンチ外となった。

ベンチには、久しぶりにダミアンが入る。
 ダミアンのメンバー入りは、4月9日のG大阪戦(J1 #7)以来。
 橘田と遠野がベンチから外れている。


柏レイソルは、J1リーグ2勝6分6敗の暫定15位。
 5月17日にネルシーニョ監督が退任し、井原正巳新監督に就任した。

2022年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 220409川崎1-0柏(J1 #8)
 220917柏1-1川崎(J1 #30)

■1st half
柏はプレスを仕掛けず、2CB車屋と大南、GK上福元で組み立てる。
 パスコースがなくても、蹴り出すことなく、パス交換を続ける。
 シミッチは、2FW細谷真大(19)と仙頭啓矢(41)に囲まれる。
 その中でも上手く動いて受けては、パスを散らした。
 中盤まで進んでも柏の寄せは緩めで、どんどん前に運んでいく。

1分、家長の右クロスから小林悠がシュート。
7分、家長がミドルシュート。
そして21分、柏の右サイドからのスローイン。
 CB立田悠悟(50)のトラップが離れたところを小林悠が奪う。
 GK松本健太(46)との1対1から、流れるように先制ゴールを決めた。

その後も川崎が攻め続ける。
 32分、家長の右クロスをシミッチがヘッド。
 34分、山根の右クロスを宮代がシュート。
 小林悠が42分にシュート、43分にループ。

良い攻撃を続けて45+1分、左サイドから崩していく。
 脇坂とのワンツーをバイタルで受けた登里が、右足ミドルを決めた。

■2nd half
柏はハーフタイムでFWフロート(19)と武藤雄樹(9)を投入する。
 この2人がハーフスペースでボールを受けながら、反撃を試みる。
 51分、カウンターから高嶺朋樹(5)がつなぎ、武藤がシュート。
 58分、細谷のラストパスからフロートがシュート。

川崎は、柏がプレスを強めてもそれほど困らなかった。
 55分、宮代の落としからの大島のシュートは、左ポストに当たる。
 68分には小林悠の右クロスを宮代がヘッド。

柏は73分、ドウグラス(49)を入れて圧力を強める。
 ドウグラスは86分、90+3分、90+4分とシュートを放った。

■summary
柏は前半の2失点が大きく響いた。
 プレスを仕掛けず、川崎に自由を許してしまった。
 マイボールとなっても、ボールをつなぐことができない。

後半はスコアレスだったものの、川崎に対抗することができた。
 武藤、フロート、そして終盤にはドウグラスの起用が奏功した。
 彼らにもっと長い時間、プレーしてほしかったところ。
 さらに、マテウス・サヴィオ(10)の欠場の影響も大きかったと思われる。


川崎は手放しで喜ぶまではいかないにせよ、快勝した。
 プレスも緩く、自陣に引いて守ることもなかった柏を攻略した。
 小林悠の先制ゴールは、柏のミスから生まれたもの。
 ただ、多くの決定機を作っていて、良い内容だった。

宮代大聖と小林悠が、2トップ気味にプレー。
 2人が連動してプレスに出て、交互に柏の最終ラインの背後を狙った。
 クロスボールの目標が2つとなることで、右クロスでチャンスを作った。

次は中5日でアウェイ神戸戦(J1 #16)。
 今シーズン首位と好調の神戸との対戦だが、なんとか勝利したい。
(神戸戦は、台風2号による東海道新幹線運休のため、移動が不可能となり延期された)

■goal
21小林悠(11) 45+1登里享平(2) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 ビルドアップに大きく貢献した。34分、パスミスで細谷にシュートを許す。
山根視来(13) 6.0 34分、宮代へ右クロス。55分、大島へラストパス。守備でもしっかり防ぐ。
大南拓磨(3) 6.5 40分に細谷、45分に小屋松、81分にフロートを止める。家長にパスを入れた。
車屋紳太郎(7) 7.0 鋭く相手に寄せて、機を見たタックルでボールを刈り取った。完璧だった。
登里享平(2) 6.5 19分、41分に左クロス。45+1分、ミドルを決める。69分と68分にシュート。
シミッチ(6) 6.0 2FWに挟まれたが動いてパスを受け続ける。32分、ヘッド。90分、イエロー。
脇坂泰斗(14) 6.0 10分、小林とのワンツーからシュート。セットプレーも悪くはなかった。
大島僚太(10) 6.0 緩急を使い分けたパスを出す。41分、ヘッド。55分の決定機は左ポスト。
家長昭博(41) 6.0 7分、ミドルシュート。小林悠と宮代への右クロスでチャンスを量産する。
小林悠(11) 7.0 21分、先制ゴール。1分、42分、43分、90+2分にシュート。プレスを先導。
宮代大聖(33) 6.0 内側に位置してプレスや抜け出しを担う。34分、68分、85分にシュート。

■sub
67(10)小塚和季(49) 6.0 優しいパスを周囲に的確につなぐ。ミスもなく、安定していた。
87(33)瀬川祐輔(30) 5.5 90+3分、寄せてボールカット。プレー機会は少なかった。
90+2(14)瀬古樹(16) 5.5 90+5分、左ライン際でボールにタッチ。プレー機会はこれだけ。

■bench
ソンリョン(1) 山村和也(31) チャナ(18) ダミアン(9) 

■coach
鬼木達 6.5 宮代と小林悠の同時起用で勝利を呼び寄せた。選手交代は3人と控え目。

■referee
中村太 6.5 試合の流れを阻害せず、バランス良いジャッジだった。

195,900views
AT+3+5

■おまけ

小宮山尊信氏。2010-16年在籍。

田中裕介氏。2011-14年在籍。

鄭大世氏。2006-10年在籍。

井川祐輔氏。2006-17年在籍。

柏ゴール裏にあいさつに出向いた大南拓磨(3)と瀬川祐輔(30)。
試合終了後、川崎のセレモニーがかなり長かったのですが、柏サポも20分ほど残って2人を待ってくれました。

谷口彰悟。アル・ラーヤン(QAT)。
2014-22年在籍。

2022/09/19

220917柏1-1川崎(J1 #30)

柏1-1川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 19:00KO, 12,276人)

走れずにドローとなった名古屋戦(J1 #22)から中2日。
 台風14号が接近する中、アウェイでの柏レイソル戦。

客席に屋根がほとんどない日立台で、天気予報は雨。
 ずぶ濡れも覚悟していたが、雨は降らず、快適に観戦できた。


先発は、名古屋戦から4人が変わる。
 新たに登里、チャナ、小林悠、宮城天が先発する。
 脇坂、知念慶、マルシーニョはベンチスタート。
 山根視来は、累積警告4枚のため、出場停止。


柏レイソルは、J1リーグ13勝5分11敗の暫定6位。
 日程は中6日で、川崎よりも有利な状況。
 DF大南拓磨(25)は、累積警告で出場停止。

等々力での対戦は、川崎が勝っている。
 220409川崎1-0柏(J1 #8)

■1st half
柏は4バックで、横に広がって組み立てる。
 川崎のプレスを呼び込んでから、ロングボールを蹴っていく。
 ジェジエウやシミッチに跳ね返されるが、ときにチャンスとなった。
23分、マテウス・サビオ(10)が強烈なミドル。

川崎はじわじわ柏を押し込んでいった。
 ルーズボールは、シミッチを中心に回収する。
 チャナや家長が落ちて、CBからのパスを受けて前を向く。
 柏のマークを剥がしつつ、縦に運んでゴールに近づいた。

18分、チャナの縦パスから小林悠がシュート。
27分、宮城天のスルーパスで橘田が決定機を迎える。
 橘田のファーへのシュートは、GK佐々木雅士(21)がファインセーブ。
そして38分、先制に成功する。
 宮城天から家長につなぎ、最後は小林悠がGKのニアを抜いてゴール。
44分には家長がミドルシュートを放った。

■2nd half
後半、柏はプレスを強め、攻勢を仕掛ける。
 右サイドのサヴィオとRSB北爪健吾(14)が優位に立っていた。
 49分にサヴィオがミドル、52分にFWドウグラス(49)がシュート。

川崎は中盤が緩んできて、柏の突破を止められない。
 61分、北爪の右クロスをファーのLSB三丸拡(2)がシュート。
63分、三丸がPA内のFW細谷真大(19)にループパス。
 細谷はジェジエウと谷口に挟撃されつつ粘って、ドウグラスが同点ゴールを決めた。

同点となってから、川崎が押し返していく。
 65分、家長のループパスから小林悠がシュート。
 69分、マルシーニョの左クロスを小林悠がヘッド。
 72分、交代直後の脇坂が、FKを直接狙う。
終盤にはジェジエウがFWに上がって、さらに攻勢を仕掛ける。
 88分には瀬古樹、90分には遠野がミドルシュート。
 90分にジェジエウ、90+5分にシミッチがヘディングシュート。

■summary
柏は、体力差を活かしつつ、ドローに持ち込んだ。
 前半は川崎の攻撃を止められなかったが、後半には修正した。
 シミッチの自由を奪い、CBにロングボールを蹴らせて回収する。
 縦に早くボールを運び、川崎が守備ブロックを固める前にゴールを目指した。

同点ゴールは少し運に恵まれたが、押し込んでいた時間帯に生まれたもの。
 勝つことはできなかったが、ドローは悪くない結果といえる。


川崎は、求めていた勝利に届かなかった。
 先発4選手を入れ替えたことで、運動量は回復した。
 それでも体力的には厳しかったが、柏を内容で上回る場面も多く作った。

本来ならば、名古屋戦でもターンオーバーすべきだった。
 3連戦の最後の柏戦で、フレッシュな主力を起用できなかったのは残念なところ。

次は代表ウィークを挟んで、中13日のアウェイ札幌戦(J1 #31)。
 しっかり休んで、楽しい攻撃を取り戻してほしい。
 なお、日本代表に谷口と山根が、タイ代表にチャナが参加する。

■goal
63ドウグラス(49)
38小林悠(11) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 後半、クロスやシュートを多くキャッチ。81分、細谷の決定機を止める。 
佐々木旭(15) 6.0 いつもと逆のRSBで出場。34分、ボレー。45分、縦にドリブルしてクロス。
ジェジエウ(4) 6.0 5分にイエローをもらうが、臆さずクリアを続ける。最後はFWに上がった。
谷口彰悟(5) 6.0 落ち着いて組み立てて、ロングボールを入れる。ジェジエウと重なって失点。
登里享平(2) 5.5 低い位置でCBと横に並んでパスを受ける。50分、カット失敗で抜け出される。
シミッチ(6) 6.5 ルーズボールやハイボールを回収する。細かいタッチからパスを繰り出した。
橘田健人(8) 6.0 27分、決定機。ゴール近くでのプレーが多かった。71分からはLSBに回る。
チャナ(18) 6.0 45分、ボレー。落ちてボールに触る。CKを担当。後半は動きが少なくなった。
家長昭博(41) 6.0 1アシスト。左サイドに多く出張った。44分、ミドル。45+1分、ヘッド。
小林悠(11) 6.5 38分、先制ゴール。ポストプレーも効いた。18分、65分、69分にシュート。
宮城天(24) 5.5 左サイドから仕掛けて、クロスを供給。守備ではボールホルダーに寄せた。

■sub
62(24)マルシーニョ(23) 6.0 鋭いスプリントを繰り返す。69分、89分に左クロスを入れる。
71(18)脇坂泰斗(14) 5.5 72分、FKを直接狙った。90+5分、シミッチの頭にFKを合わせた。
71(11)知念慶(20) 5.0 79分、佐々木の縦パスをキープできず。プレー機会が少なかった。
71(2)遠野大弥(19) 5.5 左インサイドハーフから右FWに回る。90分、強烈なミドルシュート。
85(41)瀬古樹(16) 5.5 88分、縦パスをミスする。直後にミドルシュート。右IHに入った。

■bench
丹野研太(27) 山村和也(31) 

■coach
鬼木達 5.5 ようやくターンオーバーしたが、勝つことはできなかった。

■referee
御厨貴文 5.5 接触プレーの多くを流した。5分のジェジエウへのイエローは厳しすぎた。

183,200views
LT+2,+5

2022/04/10

220409川崎1-0柏(J1 #8)

川崎1-0柏(等々力, 19:00KO, 17,471人/100%)

ロスタイムに同点ゴールを決めた磐田戦(J1 #7)から中2日。
 厳しい日程の中、等々力に柏レイソルを迎えてのJ1リーグ第8節。

J1リーグの他チームは日曜日開催で、唯一の土曜日開催。
 4月上旬のナイターだが、暖かく、観戦しやすかった。


先発は、磐田戦から3人を変更する。
 新たにシミッチ、家長、ダミアンが先発する。
  シミッチは、2月12日の浦和戦(FFSC)以来の先発となった。
 脇坂、知念はベンチへ、小林悠はベンチ外となる。
ベンチには、新たに瀬古樹が入っている。


柏は、J1リーグ5勝1分1敗の勝ち点16。暫定3位と好調。
 暫定2位の川崎より2試合消化が少なく、勝ち点差はわずか1。
 火曜日に第7節を戦っていて、中3日と川崎より日程に余裕がある。

昨シーズンの対戦は、川崎の1勝1分だった。
 210313川崎1-0柏(J1 #4)
 210814柏0-0川崎(J1 #24)

■1st half
柏は早めにミドルパスを縦に入れてくる。
 3分、細谷真大(19)の右クロスから、戸嶋祥郎(28)がスルーパス。
 9分、山村からボールを奪った小屋松知哉(14)が、GK1対1となったがシュートは浮いた。

川崎は柏のプレスを受けつつ、シミッチがよく動いてパスを受ける。
 橘田がシミッチの近くに立って、ショートパスを繰り返して前進する。

16分、山根のロングボールからダミアンがDFの裏に抜け出す。
 決定機を迎えたが、GKキム・スンギュ(18)がセーブした。
27分、遠野の右CKを山村が落とし、マルシーニョが右ポストに当ててゴール。
 しかし、VARで山村のハンドと判定され、ゴールは取り消された。
45+2分、遠野のダイレクトパスからマルシーニョが中村慶太(8)をぶっちぎる。
 ラストパスをダミアンが流し込んで、先制に成功した。
中村慶太は、マルシーニョに抜かれたあと、スピードを緩めてしまった。
 たとえ疲労していたとしても諦めるべきではなく、残念なプレーだった。

■2nd half
後半は柏をさらに押し込んでいく。
 前線のプレスで追い込み、ロングボールを蹴らせる。
 2CBの前でシミッチが競ることで、高い確率でボールを回収した。

46分、家長の右クロスを遠野が叩き付けるボレー。
50分、佐々木がドリブルで中央に持ち込んでシュート。
67分と71分には、遠野がドリブルで縦に運んでミドルを放った。
 セットプレーも多く獲得し、柏を深く押し込んで攻め立てる。

柏は反撃することがほとんどできなかった。
 ボールを上手く運べず、簡単に川崎にボールを奪われる。
 85分あたりで、右サイドから押し込んだがPA内に入れなかった。

■summary
柏は川崎に対抗できなかった。
 9分の小屋松の決定機が、唯一のチャンスだったといえる。
 それも山村のミスで生まれたもので、川崎を崩したものでなかった。
 その後はボールを運べず、川崎ゴールに近づけなかった。

前半はプレスで川崎を追い込めたが、後半は緩んでしまう。
 小屋松がハーフタイムで、マテウス・サヴィオ(10)が57分で途中交代すると、攻め手に欠けた。
 フレッシュな選手を次々と投入しても、効果は薄かった。
 厳しい内容となったが、1失点だけで終えたことは良かった。


川崎はシミッチと橘田の2ボランチとし、遠野がトップ下に入った。
 2ボランチだが、橘田が高く位置することもあり、ポジションは流動的。
 走行距離は、シミッチ12.406km、遠野11.933km、橘田11.823km。
 これだけ走ったことで、中盤を制圧することができた。
 新たな布陣で柏が事前対策できなかったこともあり、良く機能した。

J1リーグは4週間中断し、ACLのためマレーシアに遠征する。
 チャーター機でジョホール・バルに飛び、中2日で6試合を戦う。
 次の試合は、中5日での蔚山現代(ACL GL #1)。
 GL1位通過を争うだろう相手なので、勝ち点を確保したい。

■goal
45+2ダミアン(9) 

■judge
ソンリョン(1) 5.5 仕事は少なかった。9分、コースを塞ぎ、小屋松のシュートミスを誘った。
山根視来(13) 6.0 3分と17分にダミアン、14分に遠野へフィード。77分、CKの戻りをボレー。
山村和也(31) 5.0 9分、致命的なロスト。78分、縦パスを奪われる。広い範囲を守り切った。
谷口彰悟(5) 6.5 落ち着いてボールを動かした。34分、サヴィオのシュートをブロック。
佐々木旭(15) 6.0 12分、38分、50分とドリブルで中に切り込む。83分、イエローをもらう。
シミッチ(6) 6.5 細かな動きを繰り返してパスを受ける。ハイボールを競り、反撃に転じた。
橘田健人(8) 6.0 36分、63分、69分にドリブルで前に進む。縦パスも狙い、積極的だった。
遠野大弥(19) 7.0 12分、46分、67分、71分にシュート。滑らかなトラップでゴールを目指す。
家長昭博(41) 4.5 動きが少なく、存在感はなかった。49分、遅延行為でイエローをもらう。
ダミアン(9) 6.5 16分の決定機はGKに止められる。45+2分、決勝ゴール。85分、FKを獲得。
マルシーニョ(23) 6.5 スピードあるドリブルで左サイドを突破。1アシスト。足を痛め交代。

■sub
57(41)知念慶(20) 5.5 79分、ロングパスからシュート。ロスタイム、体幹を活かしキープ。
67(23)宮城天(24) 6.0 77分、CKを獲得する。82分、ドリブルで左側から抜け出してクロス。
90+1(19)塚川孝輝(3) 5.5 試合を締めた。90+2分、ルーズボールを競り、FKを獲得する。

■bench
丹野研太(27) 瀬古樹(16) 脇坂泰斗(14) 小塚和季(17)

■coach
鬼木達 6.0 2アンカーを採用してチームを停滞状態から引き上げた。選手交代は3人にとどめた。

■referee
池内明彦 4.5 いつもと同じく技量不足で不安定なジャッジ。イエローカード7枚は出しすぎ。

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