2021/08/28

210828札幌0-2川崎(J1 #27)

札幌0-2川崎(札幌ドーム, 14:00KO, 5,610人/10,000人)

9ヶ月ぶりの公式戦敗戦となった福岡戦(J1 #26)から中2日。
 中2日でも昼開催となるので間隔は短く、福岡から札幌への遠距離移動を挟む。

当初、チケットは観客上限10,000人で発売された。
 その後、北海道にまん延防止等重点措置が発令され、8月3日で販売は中止。
 ただし、すでに販売済みのチケットは、そのまま有効となった。
アウェイ席は、もともと販売されていない。


先発は、福岡戦から4人を変更する。
 新たにジェジエウ、脇坂、遠野、小林悠が先発。
 シミッチ、家長、ダミアンがベンチスタート、旗手はベンチ外。
 厳しい日程でも小幅な変更だが、負傷者の影響もあるかもしれない。
ベンチには、新たに小塚とゼインが入り、長谷川が外れた。


札幌は、J1リーグ10勝6分9敗の暫定9位。
 等々力での対戦は、川崎が勝っている。
 210516川崎2-0札幌(J1 #14)

■1st half
川崎はやはり出足が鈍く、連戦の疲労を感じさせる。
 パスを受けるための動きが少なく、インターセプトを狙われた。
 単純なパスミスも多くて、なかなかボールを運べない。
 ただ、13分、遠野のミドルが左ポストを叩いている。

札幌は左サイドで菅大輝(4)と福森が数的有利を作り、クロスを入れる。
 縦パスを奪ってカウンターを仕掛け、多くの決定機を作った。
 15分と18分に青木亮太(28)、17分に金子拓郎(9)がシュート。
 33分、PAにFW小柏剛(35)が侵入し、福森晃斗(5)のシュートはGKソンリョンが抑える。

劣勢の34分、左サイドから宮城天がPA中央の小林悠に入れる。
 小林悠は札幌DFに囲まれつつ、わずかに空けたコースに流し込んだ。
先制ゴールが生まれ、続いて39分。
 小林悠が中央で仕掛け、右に流れたところからクロスを戻し入れる。
 中央で待っていた遠野が押し込み、2点差となった。

■2nd half
後半は川崎のパスミスが減って、少しだけ盛り返す。
 54分、55分と続けて小林悠がシュート。

とはいえ、2点を追う札幌が攻める展開となった。
 59分と70分に金子がシュート、67分に荒野拓馬(27)のヘッド。
 73分にはPA内にルーカス・フェルナンデス(7)が持ち込み、チャンスを作る。

川崎は61分にシミッチを入れて、山村との2ボランチに移行。
 中盤を引き締めることで、札幌の中央突破の縦パスをふさぐ。
 するとサイドの守備にも余裕が生まれて、全体的に安定した。
 ボールを奪うとカウンターを狙ったが、チャンスにはならなかった。

札幌は徐々に攻め手を失っていく。
 最終ラインでボールを保持しても、前に入れられない。
 福森のセットプレーや、サイドからクロスを入れたが、クリアされた。

■summary
札幌は前半、連続していくつもの決定機を作った。
 しかし、GKソンリョンの壁が厚く、ゴールは奪えなかった。
FW小柏剛(35)を先頭に、全体を押し上げながらプレスを掛ける。
 パスコースを消しながら、川崎に縦に蹴らせてボールを回収した。
上手く守っていた中、35分に小林悠の個人技でゴールを割られる。
 CB高嶺朋樹(6)がぴったりとマークし、小林悠は孤立していた。
 わずかにコースを作られてゴールを決められたが、防ぐことは難しかった。


川崎は内容が良くなくとも、勝利を得た。
 運動量が少なく、止まってプレーを眺めている選手が多かった。
 札幌のプレスを受けてしまって、パスを続けられない。
  登里や山村に簡単なパスミスが目立ち、カウンターを許した。

前半、多くのシュートを許したものの、GKソンリョンが輝いた。
 あれだけの決定機を許しながらも、すべてを止めて無失点。
そして劣勢の中、小林悠が先制ゴールを決める。
 遠野の追加点も、中央で粘った小林悠のアシストによるもの。
 攻撃では小林悠、守備ではソンリョンが勝利に導いた。

次は中3日、ヤマザキルヴァンカップの浦和戦(YLC QF #1)。
 代表ウィークに入り、日本代表に選ばれた山根が欠場する。
 厳しい状況は変わらないが、なんとか良い結果を得たい。

■goal
34小林悠(11) 39遠野大弥(19) 

■judge
ソンリョン(1) 7.5 15分、18分、33分、73分と決定機をセーブする。クロス対応も完璧。
山根視来(13) 5.5 1対2の状況を作られて、サイドを攻められた。13分、遠野へクロス。
ジェジエウ(4) 6.0 5分、PA内でカット。50分、シュートクリア。バタバタしつつ守った。
車屋紳太郎(7) 6.0 広い範囲を守る。52分、カウンターを防ぐ。87分、90分とパスカット。
登里享平(2) 5.0 ボールを持たされたがパスがずれる。金子に苦しむ。15分、縦にドリブル。
山村和也(28) 5.0 アンカーで出場。縦パスを左右に通される。簡単なパスミスが多かった。
脇坂泰斗(8) 5.5 9分、遠野へスルーパス。10分、FKを蹴る。もっと長くプレーしてほしい。
橘田健人(22) 6.5 動けない味方をサポートする。9分、13分と前に運ぶ。守りでも効いた。
遠野大弥(19) 6.0 9分、13分にシュート。39分、貴重な追加点。プレスも頑張っていた。
小林悠(11) 7.5 34分、劣勢の状況から先制ゴール。1アシスト。55分の決定機は外した。
宮城天(24) 5.5 仕掛けてもロストすることが多かった。34分、アシスト。淡白だったか。

■sub
61(24)シミッチ(6) 6.0 バイタルを埋めて、パスコースを消す。86分、家長へロングボール。
71(8)家長昭博(41) 5.5 中盤で正確なパスを届ける。縦のスペースに運んで時間を費やした。
71(19)知念慶(20) 5.5 80分、シミッチの縦パスをシュート。85分にはロングシュート。
84(11)ダミアン(9) 5.5 88分、小塚とのワンツーでPA内に入り込んで、強引にキープした。
84(28)小塚和季(17) 5.5 85分、GK菅野孝憲(1)までプレスを掛ける。88分、ヒールパス。

■bench
丹野研太(27) ゼイン(15) 

■coach
鬼木達 6.5 疲労が濃い中、見事に勝利を引き寄せる。ゼインを起用しておきたかった。

■referee
岡部拓人 6.0 安定したジャッジ。ただ、ファウルの判断に微妙なブレが見られた。

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2021/08/26

210825福岡1-0川崎(J1 #26)

福岡1-0川崎(ベスト電器スタジアム, 19:00KO, 4,461人/5,000人)

J1リーグ2試合続けてドローとなった広島戦(J1 #25)から中3日。
 2位横浜Fマリノスが勝ち点4差に迫る中、アウェイ福岡戦を迎える。

福岡県にはまん延防止等重点措置が発令されて、観客上限5,000人で開催される。
 神奈川県には緊急事態宣言が出されていて、アウェイ席は設置されない。
 ただし、県境をまたがなければ、川崎サポーターも観戦可能。

博多の森球技場は、2016年6月18日の試合(2016 J1 #16)以来、5年ぶり。
 1stステージ首位だったが、この福岡戦で勝ち点を落とし、ステージ優勝を逃した。


厳しい日程にあって、広島戦からの先発変更は3人だけ。
 新たに先発するのは、山村、橘田、宮城天の3人。
  ジェジエウ、脇坂、長谷川がベンチスタートとなる。
ベンチには知念が入り、小塚が外れた。


福岡は、J1リーグ9勝6分10敗の暫定10位。
 日程は中2日で、川崎よりも不利な状況。
等々力での対戦は、川崎が勝っている。
 210414川崎3-1福岡(J1 #19)

■1st half
福岡は4バックで川崎の攻撃を受けつつ、ロングボールを入れる。
 ただ、ほとんどチャンスらしいチャンスはなかった。

川崎は左右中央からとバランス良く攻めていく。
 11分と31分にダミアン、13分と15分に宮城天がシュート。
 19分と33分に旗手、35分に家長、41分に橘田もシュート。
PA内に福岡を押し込んで、多くの決定的な場面を作った。

36分、旗手が右太ももを痛めて倒れ込む。
 担架に乗ってピッチを離れ、小林悠と交代することとなった。

■2nd half
後半、福岡がプレスを強めてくる。
 川崎は2CBとGKでのパス交換が増えて、追い込まれる。
 それでもプレスを剥がしていって、前に進んだ。
 49分、63分に宮城がシュート。54分にダミアンがヘッド。

福岡は高い位置でボールを奪って攻撃を仕掛ける。
 46分、杉本太郎(8)がシュート。
 53分、GKソンリョンのパスを、FW城後寿(10)がカット。
そして65分から波状攻撃をかける。
 杉本が2本のシュートを放って、川崎を深く押し込んでいく。
 最後はジョルディ・クルークス(14)が、右サイドからロングシュートを決めた。

川崎は知念にロングボールを集めていく。
 78分、小林悠のラストパスで家長が決定機を迎えるが、決まらない。
 前半ほど攻めることはできず、ノーゴールで敗戦を喫した。

■summary
福岡は辛抱強く耐えながら、逆襲の機会を待った。
 数少ないチャンスでクルークスのゴラッソが決まり、見事に勝った。
 GK村上昌謙(31)の好セーブもあって、川崎を完封。
 すべてが思い描いたように上手くいって、勝ち点3を獲得した。
 J2からの昇格シーズンだが、残留の可能性が色濃くなっている。


川崎は前半、決定機を多く作ったが、ゴールを決められなかった。
 チーム状態は必ずしも悪くはなく、優位に試合を進めてはいた。
後半は体力が持たなくなり、負けてしまった。
 ベンチも含めて、メンバーが固定されがちな影響が大きかった。
 フレッシュな選手は、FW知念しか用意されていなかった。

2020年11月21日の大分戦(2020 J1 #28)以来、9ヶ月ぶりの敗戦。
 J1リーグで30試合連続、公式戦で42試合連続の無敗記録が終わった。
 残念な結果だが、いつまでも勝ち続けることはできない。
 このところの内容を考えれば、仕方がないといえる。

旗手が右太ももを痛めて、負傷交代した。
 ACLからオリンピックに転戦した疲労も影響しているのかもしれない。
 長引くようであれば、チームの力は確実に落ちることとなる。

次は中2日でアウェイ札幌戦(J1 #27)。
 攻撃力に大きな課題を抱えている状況といえる。
 立て直すために十分な時間はないが、結果を出したい。

■goal
66ジョルディ・クルークス(14)

■judge
ソンリョン(1) 4.5 決勝点は飛ぶタイミングが遅れる。53分、城後にパスカットを許した。
山根視来(13) 5.5 右サイドラインに沿ってパスを呼び込んだ。32分、35分に右クロス。
山村和也(28) 5.5 41分、シュート。50分、縦パスを奪われる。トラップが素晴らしかった。
車屋紳太郎(7) 6.0 40分、ワンツーからPA内まで持ち込む。63分、家長のクロスをヘッド。
登里享平(2) 5.5 窮屈なエリアでも、ボールを動かした。49分、宮城天へスルーパス。
シミッチ(6) 5.5 ハイボールを競って、中盤を支配する。守備を崩すパスは入れられず。
橘田健人(22) 5.5 バイタルで受けて、縦に早い流れを作り出す。41分、85分にシュート。
旗手玲央(47) 6.0 19分、33分にシュートする。36分、右太ももを負傷して交代してしまう。
家長昭博(41) 5.5 33分、橘田にスルーパス。78分、決定的シュート。運動量は少なかった。
ダミアン(9) 6.0 決められなかったが、11分、31分にシュート。54分、クロスをヘッド。
宮城天(24) 6.0 左サイドで輝いていた。13分、15分にシュート。44分、右CKをヘッド。

■sub
39(47)小林悠(11) 6.0 43分、54分、60分に右クロスを入れる。90+4分、CKをヘッド。
64(6)ジェジエウ(4) 6.0 CBに入って、カウンターを防ぐ。80分、知念へロングボール。
64(24)長谷川竜也(16) 5.0 76分、左クロス。前に仕掛けられず、バックパスが多かった。
74(2)遠野大弥(19) 5.0 88分、粘ってボールキープして、ロストした直後に取り戻した。
74(9)知念慶(20) 5.5 ロングボールの目標となって競り合う。87分、90+4分にヘッド。

■bench
丹野研太(27) 脇坂泰斗(8) 

■coach
鬼木達 5.0 前半はまずまずだったが、後半に失速。フレッシュな選手が足りなかった。

■referee
木村博之 6.0 観戦していてストレスを感じさせないジャッジだった。

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2021/08/21

210821広島1-1川崎(J1 #25)

広島1-1川崎(エディオンスタジアム広島, 19:00KO, 4,885人/17,500人)

ミッドウィークの清水戦(天皇杯 R16)から中2日。
 アウェイ開催が続く中、厳しい日程となる。

7月21日から17,500席上限でチケットは発売された。
 ただし、神奈川県のまん延防止等重点措置のため、ビジター席はなし。

その後、8月20日から広島県にまん延防止等重点措置が発令された。
 新たに5,000席上限とされたことから、チケットは8月3日で販売中止。
 購入済みのチケットはそのまま利用可能となっている。


先発は、ターンオーバーした清水戦から7人が変わる。
 連続して先発するのはGKソンリョン、山根、車屋、旗手の4人。
 新たにジェジエウ、登里、シミッチ、脇坂、家長、ダミアン、長谷川が先発する。

ベンチには、先発から外れた7人のうち6人が入る。
 清水戦で負傷交代した谷口が、メンバーから外れた。

前週の柏戦(J1 #24)と比べると、先発から谷口が外れ、車屋が入った。


広島は、J1リーグ7勝10分6敗の11位。
等々力での対戦は、ドローだった。
 210418川崎1-1広島(J1 #10)

■1st half
風がかなり強く、風下の川崎のパスが乱れる。
 ボールを運んでも、PA近くでは打開することができない。
 旗手が中央の良い位置で受けても、次の縦パスが通らなかった。

広島に縦パスをインターセプトされて、カウンターを許す。
 ジェジエウと車屋が、何度も背走させられて、守備を強いられた。

風雨が強くなった20分あたりから、広島が攻め立てる。
 23分、柏好文(18)が右クロスを入れるが、GKソンリョンがキャッチ。
 27分、スローインから柴﨑晃誠(30)が登里を抜いて右クロス。
  中央に走り込んだ柏が、慎重に合わせて先制ゴールを奪った。
 30分にも柴﨑の右CKからゴール前の混戦を作る。
 39分、エゼキエウ(14)がGK1対1となるが、GKソンリョンが弾いた。

■2nd half
ハーフタイムで長谷川を交代して、宮城天を左FWに投入。
 そして旗手を右FWに、家長をIHとポジションを入れ替えた。
 風下となった広島は前に進めず、セカンドボールも拾えない。

宮城天が左サイドでカットインを繰り返す。
 69分、家長のロングパスを受け、左サイドでポイントを作る。
 優しいラストパスを遠野がシュートするが、大きく浮いた。

73分、橘田が右スペースの旗手へロングボールを入れる。
 旗手が横パスを出すと、ダミアンが同点ゴール。

その後も川崎が攻めたが、決定機は少なかった。

■summary
広島は前半、川崎の縦パスのインターセプトを繰り返す。
 特に旗手からの中途半端なタイミングの縦パスを狙った。
 そこから速攻を仕掛けて、少ない人数で攻めていく。

後半、まったく別のチームになってしまった。
 ボールを持てず、守って耐える時間が長くなる。
 GK大迫敬介(38)のキックも、風に流されてサイドラインを割る。
 1失点で終えることができたのは、粘り強い守備のおかげといえる。


川崎は柏戦に続いて、大雨に見舞われた。
 ピッチ状況は悪くはなかったが、風が強くボールがぶれた。
 細かい崩しを続けることができず、中盤でのパスミスが目立った。
 PAに向かうプレーが少なく、ゴールが生まれないのも当然といえる。

2位横浜Fマリノスが、勝ち点4差に迫ってきた。
 次は中3日でアウェイ福岡戦(J1 #26)。
 コンディションも良いとはいえず、厳しい状況。
 圧倒的な力がなくとも、泥臭く勝ち点3を拾っていきたい。

■goal
27柏好文(18)
63ダミアン(9) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 23分、柏のクロスをキャッチ。39分、エゼキエウの決定機をセーブ。
山根視来(13) 5.5 39分、縦パスをロスト。後半、パスワークで右サイドを攻めていった。
ジェジエウ(4) 6.0 スピードでカウンターを止める。苦しい状況も多かったが、最後は抑える。
車屋紳太郎(7) 5.5 ドリブルを交えて最終ラインから組み立てる。45+1分、プレゼントパス。
登里享平(2) 5.0 11分、左クロス。27分、柴﨑に抜かれアシストを許す。51分、シュート。
シミッチ(6) 5.5 中央でシンプルに動かす。51分、56分にシュート。もっとパスで崩したい。
脇坂泰斗(8) 5.0 多くのセットプレーを蹴った。中途半端なポジションで攻守に目立てず。
旗手玲央(47) 5.5 曖昧な縦パスでロストを繰り返す。63分、ドリブルで抜く。1アシスト。
家長昭博(41) 5.5 31分、ゴール前でトラップできず。後半、IHとなって縦にパスを入れる。
ダミアン(9) 6.0 16分、スルーパスを受ける。73分、浮かせたトラップから鋭い同点ゴール。
長谷川竜也(16) 4.5 15分、抜け出してシュート。ボールに触る機会が少なく、活きなかった。

■sub
HT(16)宮城天(24) 6.0 左サイドでボールを持ち、守備を突く。78分、CKの流れでボレー。
67(8)遠野大弥(19) 5.5 69分、決定機のシュートは浮く。90+2分、FKを旗手に合わせる。
67(6)橘田健人(22) 6.0 ロングボールを仕掛けた。高さはなくとも、広い範囲をカバーする。
80(9)小林悠(11) 5.5 86分、ポストから右に流れてクロス。90+1分、ポストでFKを獲得。

■bench
丹野研太(27) 山村和也(28) 小塚和季(17) 

■coach
鬼木達 5.5 前半の失速を防げなかった。交代策で挽回したが、勝ち越せなかった。

■referee
村上伸次 6.0 早めの笛で、両チームを落ち着かせる。順当なジャッジを続けた。

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2021/08/18

210818川崎2-1清水(天皇杯 R16)

川崎2-1清水(IAIスタジアム日本平, 19:00KO, 2,795人/5,000人)

雨の中、スコアレスドローだった柏戦(J1 #24)から中3日。
天皇杯4回戦は、J1リーグの清水エスパルスとの対戦。
 川崎がホーム扱いだが、等々力が使用できないため、日本平で開催される。

今年の天皇杯は3試合目。
 2回戦長野戦(天皇杯 R64)3回戦千葉戦(天皇杯 R32)はPK戦で勝ち上がった。

静岡県にまん延防止等重点措置、神奈川県に緊急事態宣言が適用されている。
 そのため上限5,000席となり、来訪チーム席は設置されない。


先発は、柏戦から7人を変える。
 連続して先発するのは、GKソンリョン、山根、谷口、旗手の4人。
 新たに山村、車屋、橘田、小塚、遠野、小林悠、宮城天の7人が先発する。

ベンチには、先発を外れた7人のうち、6人が控える。
 残りの1人登里がベンチ外となっている。


清水は、J1リーグで5勝9分10敗で14位タイ。
 G大阪戦(J1 #24)から中4日で、先発を8人変えている。
川崎とは1か月前に対戦し、川崎が勝った。
 210717清水0-2川崎(J1 #18)

■1st half
清水のプレスは弱く、川崎が余裕を持って運んでいく。
 2分、宮城天のシュートは左ポストに当たる。
 9分、旗手のシュートはGK永井堅梧(25)がパンチング。

19分、アンカーに入っていた谷口にアクシデント。
 後藤優介(14)のチャージが左ふくらはぎに入り、負傷交代。
急遽、脇坂が投入されて、橘田がアンカーに動いた。
 交代直後はぎこちなさも見られたが、少しずつ慣れていった。

清水はミスパスも多く、チャンスは少なかった。
 6分、後藤のミドルは、山村がブロック。
 39分、RSB奥井諒(21)がフリーで右クロスを入れた。

川崎は清水を深く押し込み、バイタルを利用する。
 29分の旗手、45分の山根、45+3分の小林悠と決定的なシュートを続ける。
 GK永井の好守もあって、スコアレスで折り返した。

■2nd half
55分、小林悠のヒールパスから脇坂が抜け出す。
 DF立田悠悟(2)が脇坂を手で引き倒し、PKを獲得した。
 56分、小林悠がPKを決めて先制する。

しかし、64分に清水が反撃する。
 2CBがサイドに引き出され、LSB旗手しか残っていない状況で、後藤が左クロス。
 ニアの指宿洋史(27)が旗手を引き寄せ、ファーでフリーの中山克広(11)がゴール。

同点となって69分、ダミアン、シミッチ、長谷川の3人を投入する。
 3人のクオリティを活かしながら、バイタルでボールを左右に動かしていく。

74分、旗手が縦に仕掛け、ゴールライン際からの左クロス。
 ダミアンが伸び上がりながら、強い体幹で叩きつけてゴールを決めた。

■summary
清水は中山が1ゴールを決めたが、良いプレーは少なかった。
 7月17日の対戦では、強固な守備陣形を築いた。
 しかし今日は、ゴール前を固めることができなかった。
 小林悠のポストプレーを許し、スライドも遅れ、川崎の猛攻を浴びた。
 GK永井堅梧の健闘がなければ、大差となっていたかもしれない。


川崎は柏戦に続いて、シュートは入らなかったが、順当に勝利した。
 ターンオーバーしつつも、良い内容だったことは収穫といえる。
 今年の天皇杯は、延長PK戦が2つ続いていたが、初めての90分勝利。
 谷口の負傷交代は気になるが、良い結果となった。

小塚は69分までプレーしたが、見せ場は多くはなかった。
 守備への意識を高め、素早い判断が増えるともっと良くなると思う。
 ただ、小塚のおかげで主力を休ませることができ、十分な働きだった。

次は中2日でアウェイ広島戦(J1 #25)。
 連戦を踏まえてプレー時間をシェアしつつ、しっかり勝利したい。

■goal
56PK小林悠(11) 74ダミアン(9) 
64中山克広(11) 

■judge
ソンリョン(1) 6.0 仕事は少なかったが、安定したキックで味方につなぐ。失点は仕方ない。
山根視来(13) 6.0 疲れを感じさせない。45分、ボレー。45+3分、56分に縦パスを入れる。
山村和也(28) 6.0 6分、後藤のシュートをブロック。21分、29分と前線にロングボール。
車屋紳太郎(7) 6.5 周囲の状況を良く判断しながら守った。プレスをかわして組み立てる。
旗手玲央(47) 6.5 前線まで顔を出した。9分、29分、48分にシュート。74分、アシスト。
谷口彰悟(5) 6.0 アンカーで前後にパスを届ける。9分、CKをヘッド。23分、負傷交代。
橘田健人(22) 6.0 中盤を引き締めて、IHもアンカーも上手くこなした。68分、ボレー。
小塚和季(17) 5.5 左CKを担当。21分、ロングシュート。42分、ロストしたが取り戻す。
遠野大弥(19) 6.0 21分、ライン際をドリブル。29分、山村のロングボールからシュート。
小林悠(11) 6.5 2分、42分、45+3分とシュート。ヴァウド(5)と競ったポストも冴える。
宮城天(24) 6.0 2分、13分とシュート。徐々に落ち着いて、プレー機会が少なくなった。

■sub
23(5)脇坂泰斗(8) 6.5 急遽出場。45+1分、55分、66分にシュート。55分、PKを獲得。
69(17)シミッチ(6) 6.0 中盤のスピードを上げた。83分、長谷川にロングパスを入れる。
69(24)長谷川竜也(16) 5.5 73分、縦に仕掛けて左クロス。90+4分、インターセプト。
69(19)ダミアン(9) 6.5 74分、ゴール。86分、清水のCKを2本クリア。90+1分、FK獲得。
77(11)家長昭博(41) 6.0 左サイドに流れるプレーが多かった。キープ主体で時間を使う。

■bench
丹野研太(27) ジェジエウ(4) 

■coach
鬼木達 6.5 ゴールは2つと少なかったが、良い内容で勝つことができた。

■referee
上田益也 6.0 スムーズに試合を進めた。カードはもう少し出すべきか。PK判定は妥当。

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2021/08/15

210814柏0-0川崎(J1 #24)

柏0-0川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 19:00KO, 3,931人/5,000人)

アウェイ大分戦(J1 #23)から中4日。
 アウェイ連戦の中、比較的近距離の柏と対戦する。

残念ながら大雨に見舞われた。
 日立台といえば、2017年(2017 J1 #31)のプール状態が思い起こされる。
 今日のピッチはそこまでひどくはなかったが、ボールは水しぶきを上げる。

千葉県そして神奈川県には緊急事態宣言が発令されている。
 そのため5,000席で運用され、アウェイ席は設置されない。
 チケット完売だったが、屋根が少ないためか、観客は4,000人弱。


先発は、大分戦から1人が変わる。
 オリンピック代表から戻った旗手が先発し、橘田がベンチスタート。
 大分戦で負傷退場したダミアンは、そのまま先発する。

ベンチには、小林悠が入り、小塚と知念が外れた。
 小林悠は、6月29日の北京FC戦(ACL GL #2)での左膝負傷からの復帰となる。


柏レイソルは、J1リーグ7勝2分14敗の15位。
 降格圏の17位湘南とは勝ち点2差となっている。
等々力での対戦は、川崎が家長のゴールで勝った。
 210313川崎1-0柏(J1 #4)

■1st half
柏は5バックながらも、ラインを上げて守る。
 中盤のスペースを圧縮して、川崎に自由を与えない。

バイタルを固められた川崎は、2CBとSBでボールを回す。
 RSB山根がフリーになっていて、ジェジエウが詰まることはなかった。
 IHの脇坂と旗手が下りてきても、状況は変えられない。

15分を過ぎると、柏の守備が緩んでくる。
 少しだけ空いた中央のスペースを狙って切れ込んでいく。
 旗手が22分、24分、27分、29分とシュートを続けた。

30分あたりから、豪雨となる。
 ピッチに水が溜まりはじめ、ボールが止まってしまう。
 単に蹴り合うだけとなり、無為な時間となった。

■2nd half
後半になると、雨は弱まり、ピッチ状態は回復する。

47分、三丸拡(20)の右クロスから、FWペドロ・ハウル(23)がシュート。
61分、ヒシャルジソン(8)のロングボールでクリスティアーノ(9)が飛び出す。
 GKソンリョンが飛び出すも、ボールに触れない。
 クリスティアーノ(9)に決定機が訪れたが、ジェジエウがゴールライン上でクリアした。

62分、CB上島拓巳(44)が2枚目のイエローカードで退場する。
 ここから川崎が数的優位に立ち、一方的に押し込んでいく。

右サイドでは家長と山根がショートパスで絡み合う。
左サイドからは、58分に投入された宮城天が攻め込んだ。
 63分には縦に突破してからの左クロスで脇坂がシュート。
 73分、82分、85分と自らもシュートした。

71分の登里、79分のダミアン、88分の遠野、90+2分の車屋。
 立て続けにシュートを浴びせていく。
 しかしGKキム・スンギュ(17)の素晴らしいセーブが続き、ゴールを割れなかった。

■summary
柏はコンパクトに守りつつ、ロングボールを入れては押し上げる。
 ペドロ・ハウルとクリスティアーノがハイボールを競っていた。

61分に上島が退場してからは、ゴール前に張り付いた。
 数的不利の状況なので猛攻を受けるが、GKキム・スンギュの活躍で無失点。
 内容を考えれば、ドローは良い結果といえる。

雨の日立台のスタンドは、黄色のポンチョが目立つ。
 ピッチ状態も悪く、観戦するには厳しい環境といえる。
 それでも、レイソル・サポーターは満足できたのではないか。


川崎は柏の守備と重いピッチに苦しみ、得点を奪えなかった。
退場で数的有利になってから、決定機を量産してゴールに近づく。
 攻撃は機能していたが、それでもGKキム・スンギュの牙城を割れなかった。
 素直にキム・スンギュのパフォーマンスを褒めるべきといえる。

旗手はオリンピック代表からの復帰戦。
 チャンスが多く、積極的にシュートを狙ったが、枠外が多かった。
 田中碧と三笘薫が移籍したあと、頼るべき戦力が戻ってきた。

結果は残念だが、内容は悪くはなかった。
 スコアレスドローは、2020年2月22日の鳥栖戦(2020 J1 #1)以来。
 1年6か月ぶりに、ゴールのない試合となった。

次は中3日で天皇杯清水戦(天皇杯 R16)。
 ここから連戦が続くだけに、しっかりとターンオーバーしたい。

■goal


■judge
ソンリョン(1) 5.5 プレー機会は少なかった。61分、決定機に飛び出したが触れなかった。
山根視来(13) 6.0 鋭い縦パスや右クロス。サイドライン際でフリーとなりパスを待ち受ける。
ジェジエウ(4) 6.5 61分、ゴールライン上でクリア。77分、ペドロ・ハウルに走り勝った。
谷口彰悟(5) 6.0 30分、CKをヘッド。ロングボールで動かされても、しっかりと守り切る。
登里享平(2) 6.0 28分、ダミアンへスルーパス。71分、ボレーシュートはGKがセーブ。
シミッチ(6) 6.0 縦パスやサイドにロングボールを狙う。柏のハイボールを頭で跳ね返した。
脇坂泰斗(8) 6.0 22分、ターンしながらトラップで抜き去る。63分、フリーでシュート。
旗手玲央(47) 6.5 多くのシュートを積極的に放った。周囲との連携は、まだまだ調整中。
家長昭博(41) 5.5 ボランチの位置まで顔を出しつつ、ショートパスで崩す。87分、右クロス。
ダミアン(9) 6.0 エメルソン・サントス(5)と激しくマッチアップ。28分、79分にシュート。
長谷川竜也(16) 5.5 サイドにはスペースが少なかった。42分、カットインからシュート。

■sub
58(16)宮城天(24) 6.5 良い姿勢を保ちながら仕掛ける。73分、82分、85分にシュート。
77(47)遠野大弥(19) 5.5 セットプレーを担当。細かく動き直してはボールを引き出す。
77(8)橘田健人(22) 6.0 80分、素早く戻りカウンターを止める。88分、ミドルシュート。
85(2)車屋紳太郎(7) 6.0 スピードを活かす。90+1分、クロス。90+2分、ロングシュート。
85(9)小林悠(11) 5.5 復帰戦。88分、ポストプレーで橘田に落とす。89分、CKをヘッド。

■bench
丹野研太(27) 山村和也(28) 

■coach
鬼木達 5.5 結果は出せなかったが、適切に交代策を講じた。車屋をもっと使いたい。

■referee
池内明彦 5.5 おおむね安定していた。ただ、事象が発生してから判断までが遅くなりがち。

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2021/08/10

210809大分0-2川崎(J1 #23)

大分0-2川崎(昭和電工ドーム大分, 19:00KO, 7,817人/14,000人)

東京オリンピックに伴う中断を経て、J1リーグが再開される。
天皇杯千葉戦(天皇杯 R64)から中19日。
 ACL遠征帰国後14日間のバブル方式も、7月27日で終わっている。

前日、台風9号が九州に上陸したが、すでに過ぎ去った。
 やや風は残っているものの、夏の暑さが戻っている。

昭和電工ドームでは、昨年11月21日の大分戦(2020 J1 #28)で負けた。
 川崎が負けた最後の公式戦であり、これ以降38試合無敗を続けている。

観客数は14,000人を上限として運用される。
 アウェイ席の一般販売は、7月27日から開始された。
 その後、神奈川県に8月2日から緊急事態宣言が発令されて、販売は停止。
 ただ、購入済みのチケットについては、そのまま利用可能とされた。


先発は、天皇杯千葉戦から2人が変わる。
 谷口と長谷川が先発し、車屋と遠野がベンチスタートとなる。
ベンチには、小塚が入り、大島が外れた。
 オリンピック代表の活動を終えたばかりの三笘薫と旗手はベンチ外。
 (8月10日、三笘薫のブライトン(ENG)への完全移籍が発表された。)


大分は、J1リーグ4勝4分14敗の19位。
 中断期間には、4選手を補強している。
 そのうち梅崎司(27)、増山朝陽(39)、呉屋大翔(33)をベンチ入りさせている。

等々力での対戦は、川崎が勝っている。
 210403川崎2-0大分(J1 #7)

■1st half
大分はプレスを仕掛け、川崎のパスコースを消してきた。
 シミッチには、野村直輝(10)がぴったりと付く。
 川崎の2CBのビルドアップが詰まると、FW長沢駿(20)が追いかけた。

川崎はプレスの逆を突いて無効化を図る。
 2CBの谷口とジェジエウが、シミッチを飛ばしてIHの脇坂と橘田を狙う。

10分、山根が鋭いパスをダミアンに入れる。
 ダミアンは、CBエンリケ・トレヴィザン(14)を背負いつつそのままシュート。
 GKポープ・ウィリアム(22)はニアサイドを抜かれ、あっさり先制を許した。

27分にダミアンが負傷し、知念を投入するアクシデント。
 それでも両サイドを中心として、崩していった。
 30分、右サイドから崩し、最後は知念がシュート。
 35分、橘田のマイナスのクロスを、家長がシュート。

大分は前半終了間際、川崎を押し込んで反撃に転じる。
 40分に渡邉新太(16)がシュート、44分に香川勇気(2)の左クロスを長沢がヘッド。

■2nd half
大分の中盤が間延びしてくる。
 ボールを失うと守備陣は撤退するが、攻撃陣の戻りが遅く、前後に離れる。
 強いプレスを掛け続けていたため、仕方がないところ。

64分、大分は3人を交代して巻き返す。
 運動量を取り戻すことはできたが、川崎を崩すまでは至らない。
 サイドにボールを回しても、最後のクロスは素直なもの。
 際どいクロスもあったが、ジェジエウと谷口にクリアされる。

75分、今度は川崎が3人を交代。
 77分、左サイドで宮城天が落とし、登里がクロスを入れる。
 最初はDFにクリアされたが、2度目のクロスをファーサイドの遠野がヘッドで押し込んだ。

■summary
大分は能動的なプレスを仕掛けてきた。
 しかし、想定外のパスへの対処が上手くできなかった。
 谷口や登里から1列飛ばすパスが通ると、修正が遅れてしまう。

1失点目は、山根が家長や脇坂を越えて直接ダミアンに入れたもの。
 CBトレヴィザンが付いていたが、シュートコースを空けてしまった。

精力的なプレスの影響で、後半早くに動けなくなった。
 特にFW長沢は広い範囲をカバーするため、体力的に厳しかったと思われる。
 肝心の攻撃はシュートも少なく、迫力はなかった。


川崎は中断空けも勝利することができた。
2位横浜Fマリノスの連勝が7で止まり、勝ち点は11差。
 川崎が1試合多く消化しているため、実質8差となった。
 とはいえ残り15試合もあって、ACLの遠征も組まれるので、余裕はない。

夏場の連戦を切り抜けるためには、各選手の底上げが欠かせない。
 離脱している小林悠、大島、塚川の復帰も待ち遠しい。
 今日負傷交代したダミアンの状況も重要となる。

次は、中4日でアウェイ柏戦(J1 #24)。
 等々力は、オリンピック・パラリンピックのイギリス代表チームが使用中。
 そのため、6月9日の長野戦(天皇杯 R64)を最後に、8月中はアウェイが続く。
 しっかりと勝利して、勝ち点を積み重ねたい。

■goal
10ダミアン(9) 77遠野大弥(19) 

■judge
ソンリョン(1) 5.5 プレー機会は少なかった。90+3分、スルーパスをキャッチ。
山根視来(13) 6.5 10分、アシスト。54分、シュート。パスカットや1対1の守備も良かった。
ジェジエウ(4) 6.5 30分、知念にアーリークロス。82分、右サイドを独走してシュートする。
谷口彰悟(5) 7.0 ロングパスを狙う。40分、シュートブロック。45+1分、クロスをクリア。
登里享平(2) 6.5 中外を使ってフリーを確保。35分、橘田へスルーパス。77分、アシスト。
シミッチ(6) 6.0 多くのサポートを受け、負荷が少なかった。48分、FKのこぼれ球をボレー。
脇坂泰斗(8) 6.0 22分、ドリブルシュート。良く動いていた。60分、ターンからシュート。
橘田健人(22) 6.5 流動的なポジションで、パスの受け手となっていた。危険の芽も摘む。
家長昭博(41) 6.5 15分、山根とパス交換。35分、シュート。後半はカウンターを主導する。
ダミアン(9) 7.0 圧巻の先制ゴール。8分、長谷川のクロスをヘッド。左ももを痛めて交代。
長谷川竜也(16) 6.0 ドリブルで仕掛け左クロスを入れる。56分にカウンターからシュート。

■sub
27(9)知念慶(20) 6.0 30分、74分にシュート。33分、ジェジエウのクロスに飛び込む。
75(6)車屋紳太郎(7) 6.0 LCBに入る。数的不利となっても、周りを使いながら対応した。
75(8)遠野大弥(19) 6.5 77分、貴重なゴール。プレスでも揺さぶる。90+2分、シュート。
75(16)宮城天(24) 6.0 90+4分、思い切ったシュート。トラップで時間を作って仕掛けた。
90(5)山村和也(28) 5.5 ボランチでの出場。慌てることなくシンプルにプレーした。

■bench
丹野研太(27) 小塚和季(17) 

■coach
鬼木達 6.5 ダミアンのアクシデントに素早く対応。75分の3人交代で追加点を奪う。

■referee
荒木友輔 6.0 バランス良いジャッジ。コンタクトプレーには厳しすぎたか。

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