24/09/2020

200923川崎3-2横浜FC(J1 #18)

川崎3-2横浜FC(等々力, 19:00KO, 4,723人/5,000人)

少し苦しみつつも勝利した浦和戦(J1 #17)から中2日。
J1リーグ第18節は横浜FCとのホームゲーム。

Jリーグは、9月19日以降の試合について観客数を緩和している。
 ただ、等々力ではこの試合まで従前と同じ5,000人の観客で運営する。
 次のホーム開催(10月7日のFC東京戦(YLC SF))から、7,000人に引き上げることとなった。


先発は、浦和戦から5人を変更する。
 新たに山村、中村憲剛、田中碧、旗手、ダミアンが先発する。
 中村は、左前十字靭帯を損傷した昨年11月2日の広島戦(2019 J1 #30)以来の先発。
 谷口、家長、小林悠はベンチスタート、脇坂と大島はベンチ外となった。
ベンチには、新たに三笘と下田が入り、車屋が外れている。


横浜FCは、5勝2分10敗の暫定14位。
 53歳の三浦知良(11)、42歳の中村俊輔(46)、39歳の松井大輔(22)が先発する。
 ベンチにも40歳のGK南雄太(18)、37歳のレアンドロ・ドミンゲス(40)が入る。
 彼らを見ると、39歳の中村憲剛も中堅どころに感じてしまう。
 なお、川崎からレンタル中のマギーニョ(3)は、契約によりベンチ外。

ニッパツ三ツ沢での対戦は、川崎が勝利している。
 200718横浜FC1-5川崎(J1 #5)

■1st half
横浜FCはGK六反勇治(44)からビルドアップする。
プレスを受けても簡単には蹴らず、低い位置からつないできた。

川崎は横浜FCのブロックの外側でじっくりとボールを回していく。
左サイドは山根、旗手、田中碧が組んだ。
 足元のパスが多く、スペースに走り込まなかったため、崩し切れない。
右サイドは齋藤学と登里が入れ替わりに縦を狙って、クロスを入れた。

多くのCKを獲得して、22分の中村憲剛の左CK。
 山村が競ったこぼれ球を田中碧が先制ゴール。
 中村俊輔と松井大輔に挟まれていたが、強引にシュートして決めた。

横浜FCの攻撃の機会はほとんどなかった。
 37分、45分と松尾佑介(37)とLSB志知孝明(14)が左サイドを崩したくらい。

■2nd half
後半立ち上がりの46分、川崎が追加点を決める。
 小林悠のラストパスで、GK六反と1対1となった旗手が落ち着いてゴール。
 高い位置で守田がボールを奪ったため、横浜FCには陣形を整える時間がなかった。

2点差となったが、試合は決まらなかった。
直後の48分、中村俊輔の左CKを小林友希(4)が背中で押し込んで1点差に戻す。

横浜FCは、60分までに3人を交代して反撃する。
 トップ下に投入されたレアンドロ・ドミンゲスが、ゴール前に配球する。
 川崎の最終ラインの背後にスルーパスを入れられて、崩される。
 バイタルでのプレスが緩く、レアンドロ・ドミンゲスに自由を与えてしまった。

66分にFW瀬沼優司(13)がGKソンリョンと1対1になるなど、押されながらも67分。
 旗手がGK六反との1対1となり、角度はなかったがファーを抜いて決めた。
 劣勢の時間帯で、速攻から貴重な追加点を奪った。

その後も横浜FCはプレスを仕掛け、川崎から余裕を奪う。
雨が強くなる中、川崎の動きが落ちてパスコースを作れない。
じわじわと詰められて、前に蹴り出してボールを失った。

74分、佐藤謙介(8)に豪快なミドルを決められると防戦一方。
割り切ってクリアを続け、ひたすら時間を費やして逃げ切った。

■summary
横浜FCは良い内容で川崎を追い詰めた。
高年齢の選手を先発させたため、運動量は少なかったものの、落ち着いた展開に持ち込む。
後半になると、フレッシュな選手を入れて反撃を仕掛けた。

3失点が響いたが、最後までパスサッカーを続けた。
川崎の守備を深く押し込んで、バイタルから仕掛ける。
前線の動き出しにスルーパスを入れ、ゴールに近づいた。
プレスバックも素早く、川崎からボールを簡単に回収した。


 J1リーグ200試合出場の登里享平(2)。

 ハーフタイムのコロッケ氏(56)。
 昨年に続き、市政記念試合のYMCAショーを担当してくれました。

 西城秀樹氏は3度目のパネル参加。

川崎は前半、優勢だったとはいえ、足元へのパスが多く、流動性を欠いた。
サイドから崩すことができず、密集したブロックを中央で作られた。
チャンスは多かったが、決定的なシュートは少なかった。

旗手の2ゴールのおかげで逃げ切ることができた。
最後はボールを奪っても、すぐにプレスバックされて奪還された。
パスに余裕がなくなり、無闇に蹴り出すことが多く、横浜FCに攻め立てられた。

この試合で、中村憲剛が先発復帰した。
 セットプレーやパスの判断はまだ回復途上にあるように思われる。
 少しずつコンディションを上げていって、チームに貢献してほしい。

2位のセレッソ大阪が敗れ、勝ち点は11差となった。
次は中3日でアウェイ湘南戦(J1 #18)。
しっかり勝って、勝ち点3を積んでいきたい。

■goal
22田中碧(25) 46,67旗手玲央(30) 
48小林友希(4) 74佐藤謙介(8)

■judge
ソンリョン(1) 7.0 雨の中、シュートを確実に弾き出した。66分、瀬沼の決定機をセーブ。
山根視来(13) 6.0 松尾の仕掛けに粘り強く対応。いつもと異なる組合せで攻撃は今ひとつ。
ジェジエウ(4) 6.0 三浦や瀬沼を封じる。背後に出されるスルーパスを止めきれなかった。
山村和也(34) 6.0 落ち着いてパスをつなぐ。後半は横浜FCのプレスを受けて蹴り出した。
登里享平(2) 6.0 齋藤学と三笘にパスを届ける。自らも22分、52分と左クロスでCKを獲得。
守田英正(6) 6.5 中盤のスペースを埋める。66分、斉藤光毅(23)のシュートをブロック。
田中碧(25) 6.5 積極的にシュートを狙う。22分、CKのこぼれ球を体幹でキープしてゴール。
中村憲剛(14) 5.5 先発復帰して45分間のプレー。7本のCKを担当し、先制点につなげる。
旗手玲央(30) 7.0 2ゴールでチームに勝利をもたらす。34分、43分、45+2分にシュート。
ダミアン(9) 5.5 15分にシュート。密集したPA内で38分、40分とヘッド。プレスを先導。
齋藤学(19) 6.0 左サイドから仕掛ける。怠ることなく鋭く守備を続けた。後半は右FWへ。

■sub
HT(14)三笘薫(18) 5.5 雨に濡れたピッチに苦しみ、ドリブルは相手に引っ掛けられた。
HT(9)小林悠(11) 6.0 身体は重かったが、旗手を2度アシスト。79分、86分にシュート。
68(30)家長昭博(41) 5.5 90+4分、ロストした後、バックチャージでイエローをもらう。
77(19)宮代大聖(20) 5.5 右サイドで山根の前のスペースをケア。シュートはなかった。
84(25)下田北斗(22) 5.5 守田との2ボランチを形成する。90+3分、ターンからシュート。

■bench
丹野研太(27) 谷口彰悟(5)

■coach
鬼木達 6.0 交代策で打開できず、後半は横浜FCに攻められたが、しっかりと勝利した。

■referee
荒木友輔 6.0 接触プレーが少ない展開を支える抑制的なジャッジだった。

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