2021/04/11

210411FC東京2-4川崎(J1 #9)

FC東京2-4川崎(味の素スタジアム, 14:00KO, 17,615人/20,000人)

日曜日の14時キックオフ、味の素スタジアム。
 第37回多摩川クラシコは、ミッドウィークの鳥栖戦(J1 #8)から中3日。
 気候に恵まれ、暑すぎることもなく、快適に観戦できた。

2020年の味の素スタジアムは無観客のリモートマッチで、2年ぶりの有観客開催。
本来の観客上限は10,000人だが、J1リーグの調査実施に伴い20,000人に引き上げられる。


 飛田給駅からの道の八重桜。

先発は、鳥栖戦から4人を変える。
 LSBに車屋、インサイドハーフに遠野、サイドFWに家長と三笘を入れる。
 登里、脇坂、小林悠、長谷川がベンチに回った。

旗手が2試合続けてのベンチ外。
 公式発表はないものの、負傷の可能性がある。


 晴天の味の素スタジアム。

FC東京はJ1リーグで4勝3分1敗の暫定6位。
 CB渡辺剛(4)は前節札幌戦(J1 #8)で退場し、出場停止。

2020シーズンの対戦は、川崎の2勝1敗だった。
 200708FC東京0-4川崎(J1 #3)
 201007川崎0-2FC東京(YLC SF)
 201031川崎2-1FC東京(J1 #25)

多摩川クラシコ(リーグのみ)としては、川崎の17勝9分10敗。

■1st half
FC東京はオーソドックスな4-4-2を組んだ。
 右の家長、左の三笘がサイドライン近くに立ち、SBが釣り出される。
 そのSBとCBの間のスペースにボールを入れられて、攻め込まれた。

攻撃は永井謙佑(11)とディエゴ・オリヴェイラ(9)にロングボールを供給。
 ジェジエウと谷口に跳ね返されてしまい、上手くいかなかった。
 19分、ディエゴが頭でシュートするが、チャンスは少なかった。

川崎は強いプレスで追い込み、ボールを回収して攻めに転じる。
ハーフスペースに縦パスを入れて、FC東京を押し込んでいく。
 9分、ダミアンのパスで抜け出した家長が、ヘッドで先制ゴール。
 17分、ダミアンが右に流すと、家長が芸術的なループボレーで2点目を決める。
 23分、クイックリスタートから三笘がゴールしたが、VARでオフサイドの判定。

FC東京のプレスが弱い中、圧倒的に攻め続けて、2点リードとした。

■2nd half
FC東京はHTからFWアダイウトン(15)を入れて逆襲に転じる。
 プレスも強めつつ、左サイドのアダイウトンを再三使った。
 家長の戻りが遅くなりがちで、山根と1対1となってチャンスを作った。

59分、RSB中村拓海(22)が縦にロングボールを入れ、谷口に走り勝った永井が右クロス。
 中央のディエゴがスルーして、アダイウトンがゴールした。

1点差となって、盛り上がる味の素スタジアム。
しかし、直後の61分には再び2点差とされてしまう。
 山根の右クロスをゴール前の中村拓海がトラップミス。
 大きく離れたボールを三笘が攫って、落ち着いてゴールを決めた。

75分には脇坂のFKを、谷口がヘッドで折り返す。
 ファーサイドのダミアンが倒れ込みながら蹴り込んで、4点目を決めた。

84分、FC東京に1点を決められたのは残念だった。
 ただ、結果には影響がなかった。

■summary
CB森重真人(3)は、ダミアンとの1対1に負けていなかった。
 ただ、もう1人のCB岡崎慎(29)は、圧力を止められなかった。
 それだけに、渡辺剛の出場停止は大きかったといえる。
 もちろん、全体的なプレスが弱く、CBだけで失点を防ぐことは困難だった。

攻撃はロングボールで足の速いFWを狙っていく。
 正直にいえば、観ていて楽しい戦術ではないが、2ゴールを決めた。

勝ち点を得るチャンスが最も大きかったのは、59分に1点差に詰めたあと。
 川崎の中盤のプレスが緩んできて、カウンターが効いていた時間帯。
 しかし、61分の失点でチャンスを逃してしまった。


川崎は自由にプレーを続けて、4ゴール。
 FC東京のプレスが弱く、シミッチを中心として攻撃した。
 多くの選手がシュートを放ち、多様なパターンのチャンスを作った。

2失点したことは反省すべきといえる。
 FC東京のFWのクオリティの高さがあったとはいえ、縦ポン対策はしっかりしたい。

次は中2日でホーム福岡戦(J1 #19)。
 タイトな日程なので、選手を入れ替えつつ勝利したい。

■goal
59アダイウトン(15) 84内田宅哉(14)
8,17家長昭博(41) 61三笘薫(18) 75ダミアン(9) 

■judge
丹野研太(27) 6.0 19分、ディエゴのヘッドをパンチ。2失点したが、安定したキャッチ。
山根視来(13) 6.0 右サイドで自由にプレーする。後半、アダイウトンに押しこまれた。
ジェジエウ(4) 6.0 永井とスプリントで勝負する。36分、持ち上がって家長へラストパス。
谷口彰悟(5) 6.0 クロスボールを跳ね返す。背走しての対応は不安定だった。1アシスト。
車屋紳太郎(7) 7.0 良い立ち位置でボールを呼び、縦へドリブルした。16分、シュート。
シミッチ(6) 7.0 中盤でショートパスを重ねて組み立てる。縦パスも効果的に入れた。
田中碧(25) 6.5 機動的に上下に動く。46分、57分にシュート。87分、知念へラストパス。
遠野大弥(19) 6.0 ターンして前を向いた。38分、ボレーシュート。65分、右CKを担当。
家長昭博(41) 7.5 パスするような2ゴール。36分にもチャンス。後半は動きが落ちた。
ダミアン(9) 7.5 圧巻の1ゴール2アシスト。ポストプレーからチャンスを作っていった。
三笘薫(18) 6.5 5分、30分とドリブルからシュート。61分、自らボール奪取してゴール。

■sub
70(19)脇坂泰斗(8) 6.0 多くのセットプレーを担当。75分のFKをゴールにつなげる。
84(41)知念慶(20) 5.5 1トップ。85分、ポストプレー。87分、田中碧のパスを受ける。
84(9)小林悠(11) 5.5 右FWだったが、中でもボールを待った。アダイウトンを防ぐ。
84(18)長谷川竜也(16) 6.0 ドリブルを仕掛ける。90+4分、PA内でシュートを打てず。
90+1(25)橘田健人(22) 5.5 左インサイドハーフに入る。プレー機会は少なかった。

■bench
安藤駿介(21) 登里享平(2) 

■coach
鬼木達 6.0 2失点は課題だが、4得点で余裕を持って勝利した。交代は遅くなった。

■referee
福島孝一郎 6.0 接触プレーを流しすぎにも感じたが、しっかりジャッジした。

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