2015/07/10

150707川崎0-6ボルシア・ドルトムント(PSM)

川崎0-6ボルシア・ドルトムント(等々力, 19:00KO, 24,650人)

J1リーグ1stステージと2ndステージの間のプレシーズンマッチ。
ボルシア・ドルトムント(GER)のアジア・ツアーとして開催。

ドルトムントには、2人の日本人選手、香川真司(23)、丸岡満(31)が所属。
さらにマルコ・ロイス(11)、イルカイ・ギュンドアン(8)、ピエール・エメリック・オーバメヤン(17)なども来日していて、豪華なメンバー。
2014-15シーズンのブンデスリーガは、7位だった。

川崎は次のFC東京戦(J1 #18)まで中3日。
コンディションを考えると難しい日程だが、フルメンバーでドルトムントに立ち向かった。

■1st half
前半は香川が2ゴールを決める。
ドルトムントはあらゆる面で川崎を上回った。
次のプレーを選択するタイミングが早く、トラップやパスの技術も高い。
ピッチを広く使いながらも、機を見て縦に早く攻め込んでくる。

川崎は守備的になることなく、あくまでも攻撃的なスタイルを貫く。
大島と谷口の2ボランチが、ボールを運ぶことができればチャンスを作れた。
ただ、プレッシャーが強いため、ゴールを脅かすまではできなかった。

■2nd half
後半開始から、ドルトムントは丸岡以外の10選手を一気に交代させる。
まったく新しいチームとなるが、ギュンドアンやオーバヤメンなど、著名な選手が含まれていることに変わりがない。

川崎は中村、田坂、小林を入れる。
ある程度は機能していたものの、中盤でボールロストしてから素早い攻撃を浴びた。
高いオフサイドラインを簡単に破られて、独走を許した。
オーバヤメンの美しい2ゴールに続いて、丸岡にもゴールを許す。
次々に失点を重ねてしまった。

■summary
ドルトムントの素晴らしさが十分に出たゲーム。
興行的な側面が強いマッチメークだが、見るべき技術が多かった。
6失点は妥当な結果といえる。

プレーを比較すると、川崎はまだまだスピードが遅い。
次のプレーを選択する判断が遅く、パススピードも遅かった。
トラップも最適な場所に落とせずに、時間を費やしてしまった。

コンディションは、シーズン開幕前で遠征中のドルトムントの方が悪かった。
しかし、ドルトムントには、これを覆すだけの技術を持った選手が揃っていた。

■goal
5,36香川真司(23) 53,57ピエール・エメリック・オーバメヤン(17) 59丸岡満(31) 80ジョン・スタンコビッチ(2)

■judge
新井章太(30) 5.5 好セーブも見せてはいたが、4失点を喫した。
武岡優斗(17) 5.0 右サイドを攻められつつ、なんとか防いでいた。あまり上がれず。
井川祐輔(4) 4.5 縦への突破に付いていけなかった。34分、危険なミスパス。
車屋紳太郎(20) 4.0 パスの判断が悪かった。4点目はオーバメヤンに寄せきれなかった。
小宮山尊信(8) 5.5 タイミング良く上がってボールに絡んだ。
谷口彰悟(5) 4.0 ボランチでもCBでもパスミスを繰り返してしまった。
大島僚太(16) 6.0 トラップでボールを置く位置が良く、プレスをかわしていた。
エウシーニョ(18) 4.5 攻守両面で良いところを見せられなかった。
船山貴之(15) 5.5 前線でのフリーランでパスを呼び込んでいた。
大久保嘉人(13) 4.5 下がりっぱなしでボールに触れなかった。
レナト(10) 5.5 J1リーグのようには抜けなかったが、ドリブルで仕掛けた。

■sub
HT(4)中村憲剛(14) 4.5 パス出しは良かったが、ボールロストが多かった。
HT(17)田坂祐介(35) 5.0 ドイツから復帰。50分のヘディングシュートなど、縦横に動いた。
HT(15)小林悠(11) 5.0 オフサイドに引っかかったが、縦へ飛び出した。89分に決定機。 
58(30)西部洋平(21) 5.0 連続失点を止めることはできなかった。
67(13)杉本健勇(9) 4.5 交代した大久保と同じようにボールに絡めず。
67(16)森谷賢太郎(19) 5.0 中村を攻守でサポートしていた。
72(5)角田誠(3) 5.5 CBに入り、ラインを統率して落ち着かせた。
76(10)橋本晃司(7) 5.5 左ウィングに入る。89分、左サイドからPA内に入ってクロス。
84(8)山越享太郎(25) 5.0 左SBに入る。ケガが長く、久々の出場となった。
84(20)山本真希(6) 5.0 右SBに入る。高いポジションを積極的にとった。
84(18)實藤友紀(2) 5.0 CBに入る。6点差があったため、相手は攻めてこなかった。

■bench


■coach
風間八宏 5.5 ドルトムントは川崎が目指すべきプレーを見せてくれた。主力はもっと早く交代させたかった。

■referee
木村博之 6.0 接触プレーをファウルとすることが多いように感じたが、中立的なジャッジ。