2023/01/03

230103シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズン回顧(2) 2022選手別平均採点

2022シーズンの川崎フロンターレ。
1回目(前編)に続いて、2回目(後編)は選手別の平均採点を見る。


49試合のプレー時間の合計は、4,751分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、フロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。

exdrives における各試合の採点を、出場時間に照らして各選手の年間の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.960点だった。
(2021年6.151、2020年6.073、2019年5.943、2018年5.883、2017年6.036、2016年6.028、2015年6.014、2014年5.870)。


2022年5月29日の京都戦(J1 #16)での円陣。
川崎はコロナ禍となってから組んでいなかったので、久しぶりの円陣。

GK、DF、MF、FWの4ポジション別に、出場時間順に並べた。
 ポジションは登録上のものでなく、実態に合わせた。
 2022シーズンは4-3-3で、サイドバックはDFに含めている。
 チャナティップ、遠野大弥はFWでも出場していたが、MFとした。

2022年中の代表活動を、ユース所属選手を含めて示します。
なお、移籍情報は随時更新していきます。

■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 42試合3911分出場 平均採点6.12 ベンチ0試合
 加入7年目。攻められる時間が長くなり、最後の砦としての活躍の機会が増えた。
 ホームFC東京戦(J1 #1)で大活躍したが、アウェイFC東京戦(J1 #34)ではレッドカード。
丹野研太(27) 7試合551分出場 平均採点6.00 ベンチ40試合
 第2GKとして十分な活躍。加入3年目で残念ながら契約満了となった。
 京都戦(J1 #25)では、シュートストップや安定したキャッチで勝利に貢献した。
 (2023シーズン 岩手(J3)へ完全移籍)
早坂勇希(22) 2試合96分出場 平均採点5.50 ベンチ3試合
 (2022シーズン 桐蔭横浜大学から加入)
 浦和戦(J1 #23)でFPとして初のベンチ入りを果たす。
 アジアツアーの札幌戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。
安藤駿介(21) 2試合92分出場 平均採点6.50 ベンチ8試合
 第3GK。浦和戦(J1 #23)ではFPとして、真剣にシュート練習に取り組む。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)ビンズンFC戦(PSM)に出場。

■defender
谷口彰悟(5) 41試合3727分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 劣勢にあっても粘り強く守り抜き、ビルドアップの起点となった。
 筑波大学から加入して9年間、川崎を支え続け、カタールに旅立つ。
 (2023シーズン アル・ラーヤン(QAT)へ完全移籍)
山根視来(13) 38試合3626分出場 平均採点5.94 ベンチ0試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続3回目)。カタール・ワールドカップ日本代表。
 代表招集が増えたことで、コンディション調整が難しく、運動量が少ない試合もあった。
佐々木旭(15) 31試合2537分出場 平均採点5.58 ベンチ3試合
 (2022シーズン 流通経済大学から加入)
 公式戦3試合目の横浜FM戦(J1 #9)でデビューし、鹿島戦(J1 #2)で初先発初ゴール。
 LSBで徐々に消極的なプレーが目立つようになり、7~8月に出場機会を失う。
 しかし、9月10日の広島戦(J1 #29)で再びチャンスを得ると確かな成長を示した。
車屋紳太郎(7) 31試合2438分出場 平均採点5.93 ベンチ0試合
 FC東京戦(J1 #1)で右肩関節脱臼で2か月間離脱した。
 復帰後はLCBとして最終ラインを支える。ドリブルで持ち上がって組み立てた。
山村和也(31) 35試合2027分出場 平均採点5.72 ベンチ10試合
 ジェジエウ、車屋不在の2~4月と10月に先発出場を続け、その後もベンチに控えた。
 スピードではなく、高さと読みの良さで守り続ける。
 清水戦(J1 #32)では2失点に関与したが、同点ゴールを決め、逆転ゴールの起点となった。
ジェジエウ(4) 15試合1125分出場 平均採点6.09 ベンチ0試合
 7月に長期離脱から復帰すると、離脱前と変わらない豪快な守備を見せる。
 横浜FM(J1 #24)のロスタイム、家長のクロスを渾身のヘッドで決勝ゴール。
 10月1日の札幌戦(J1 #31)で右指を骨折し、4週間離脱した。
登里享平(2) 15試合1016分出場 平均採点5.37 ベンチ0試合
 3月2日の浦和戦(J1 #10)で左ハムストリングスを負傷する。
 その後右大腿二頭筋肉離れを繰り返し、復帰まで4か月間を要した。
 復帰後もスプリントのスピードが上がらず、身長のアンマッチを狙われる。
田邉秀斗(30) 3試合152分出場 平均採点5.78 ベンチ1試合
 高卒2年目。札幌大学戦(天皇杯 R64)広州戦(ACL GL #2)に途中出場。
 7月に千葉(J2)に期限付き移籍すると、J2リーグで15試合連続、先発出場した。
 (千葉(J2)へ2022年7月19日から2023年1月31日までの育成型期限付き移籍)
 (2023シーズン 千葉(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)


2022年8月27日の鹿島戦(J1 #27)

■midfielder
橘田健人(8) 45試合3761分出場 平均採点6.09 ベンチ1試合
 IHとアンカーで稼働し続け、プレータイムはソンリョンに次ぐ2位。
 代表入り、ヨーロッパ移籍も時間の問題と思わせるほどの活躍を見せた。
脇坂泰斗(14) 44試合2956分出場 平均採点5.86 ベンチ3試合
 J1リーグ・ベストイレブン(2年連続2回目)。J1リーグ5ゴール、ACL1ゴール、YLC1ゴール。
 日本代表(7月)。ジョホール戦(ACL GL #4)鹿島戦(J1 #27)でFKから直接ゴール。
ジョアン・シミッチ(6) 33試合2121分出場 平均採点6.23 ベンチ3試合
 橘田の台頭で、昨年から不遇な時間が長かったが、アンカーで復活した。
 ハイボールを跳ね返し、ボールを大きく追ってCBの負担を減らした。
遠野大弥(19) 44試合2104分出場 平均採点5.85 ベンチ4試合
 守備的な役割を含め、アップダウンを繰り返してチームを牽引した。
 サブも多かったが、44試合に出場。福岡戦(J1 #13)で決勝ゴール。
チャナティップ(18) 24試合1548分出場 平均採点5.77 ベンチ3試合
 (2022シーズン 札幌(J1)から完全移籍で加入)
 タイ代表。大きな期待を背負って加入したが、負傷離脱が長かった。
 狭いエリアからのドリブル突破と機を見たスルーパスが光った。
瀬古樹(16) 23試合939分出場 平均採点5.67 ベンチ9試合
 (2022シーズン 横浜FC(J1→J2)から完全移籍で加入)
 適正なポジションを見つけられず、出場時間が短く、消化不良だった。
 出場するとボールを呼び込んでチームを鼓舞した。セットプレーを任された。
大島僚太(10) 12試合707分出場 平均採点5.85 ベンチ0試合
 今シーズンも負傷が多くなり、稼働できた時間が極めて短かった。
 トラップ、パス、広い視野など異なる次元のプレーを見せた。
小塚和季(17) 18試合678分出場 平均採点5.82 ベンチ7試合
 神戸戦(J1 #11)のCKで、谷口のゴールを決勝アシスト。
 華麗なパスだけでなく、タックルやプレッシングといった泥臭い役割もこなした。
松井蓮之(25) 8試合649分出場 平均採点5.61 ベンチ3試合
 (2022シーズン 法政大学から加入)
 J1リーグとYLCではベンチ入りもできず、厳しいルーキーイヤーとなった。
 天皇杯2試合とACL2試合に出場して、当たりの強さを垣間見せた。
塚川孝輝(3) 13試合453分出場 平均採点5.67 ベンチ8試合
 序盤から複数ポジションを務め、サブ組の中でも高い序列に立っていた。
 7月にFC東京に移籍すると、IHでレギュラーを掴んだ。
 (2022年7月22日 FC東京(J1)へ完全移籍)

■forward
家長昭博(41) 45試合3508分出場 平均採点6.12 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(3年連続4回目)。J1リーグ12ゴール(うちPK5ゴール)。
 運動量は少なくとも、交代させられず。圧倒的な技術力で右サイドを制圧した。
マルシーニョ(23) 43試合2757分出場 平均採点6.18 ベンチ1試合
 J1リーグ・ベストイレブン(初受賞)。J1リーグ12ゴール、ACL1ゴール、YLC2ゴール。
 爆発的なスピードだけでなく、決定力も発揮した。福岡戦(J1 #26)でハットトリック。
レアンドロ・ダミアン(9) 31試合2031分出場 平均採点6.01 ベンチ3試合
 FC東京戦(J1 #1)柏戦(J1 #8)での決勝ゴールなど、J1リーグ5ゴール、ACL2ゴール。
 8月20日の福岡戦(J1 #26)で右足首を捻り、シーズンを終えた。
知念慶(20) 38試合1914分出場 平均採点5.92 ベンチ0試合
 力強さを発揮して、ダミアンと小林悠とFWのポジションを争う。
 J1リーグ7ゴール、ACL3ゴール。天皇杯1ゴール、アジアツアー1ゴール。
 (2023シーズン 鹿島(J1)へ完全移籍)
小林悠(11) 42試合1883分出場 平均採点5.93 ベンチ3試合
 決定機を決められないシーンもあったが、J1リーグ5ゴール、ACL4ゴール。
 ダミアン離脱後の終盤、知念慶からレギュラーを奪い返した。
宮城天(24) 32試合1201分出場 平均採点5.84 ベンチ7試合
 ボールを止める美しいトラップからチャンスを作った。G大阪戦(J1 #3)でゴール。
 マルシーニョが覚醒したため、出場時間を伸ばせなかった。
 (2023シーズン 長崎(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
五十嵐太陽(28) 4試合215分出場 平均採点6.20 ベンチ2試合
 (2022シーズン U-18から昇格)
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、車屋のゴールを初アシスト。
 アジアツアーの3試合にも出場した。
 (2023シーズン 山口(J2)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
永長鷹虎(26) 2試合56分出場 平均採点5.93 ベンチ4試合
 (2022シーズン 興国高校から加入)
 U-19日本代表。ACLは出番がなかったが、札幌大学戦(天皇杯 R64)でプロ初出場、初ゴール。
 清水戦(J1 #32)京都戦(J1 #25)でベンチ入りを果たした。


2022年11月05日のFC東京戦(J1 #34)での円陣。

(特別指定)

山田新(32) 2試合181分出場 平均採点6.52 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学4年生。特別指定。
 コロナ禍で選手が足りなかったC大阪戦(YLC QF #1)で、チームを救ってくれた。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にもフル出場。
 (2023シーズン 桐蔭横浜大学から加入)

名願斗哉(履正社高校3年)は9月7日(水)に加入内定。特別指定なし。

(2種登録)
松長根悠仁(34) 2試合109分出場 平均採点5.6 ベンチ0試合
 U-18の3年生。U-18日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 アジアツアーのパトゥム戦(PSM)札幌戦(PSM)に出場する。
 (2023シーズン U-18から昇格)
高井幸大(29) 2試合43分出場 平均採点5.50 ベンチ2試合
 U-18の3年生。U-18、U-19日本代表。2021年に続いて2種登録。
 広州戦(ACL GL #2)でプロ初出場、パリ・サンジェルマン戦(PSM)にも出場。
 谷口が出場停止だった湘南戦(J1 #15)でベンチ入り。
 (2023シーズン U-18から昇格)
大関友翔(33) ※出場なし
 U-18の3年生。U-17日本代表。6月28日にU-18から昇格、8月5日に2種登録が発表された。
 (2023シーズン U-18から昇格)

(登録外)
山内日向汰(35) 1試合95分出場 平均採点6.50 ベンチ0試合
 U-18出身、桐蔭横浜大学の3年生。
 アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBとIHでフル出場、1ゴール。
八田秀斗(39) 1試合91分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)で左IHで先発、90分までプレー。
加治佐海(38) 1試合46分出場 平均採点6.00 ベンチ0試合
 U-18の1年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRSBで先発出場。
田所莉旺(37) 1試合9分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の1年生。U-16日本代表。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にRCBで出場。
高橋悠斗(36) 1試合4分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 U-18の2年生。アジアツアーのビンズンFC戦(PSM)にLSBで出場。

(登録外 世代別日本代表)
五木田季晋 U-18の3年生。U-18日本代表。
由井航太 U-18の2年生。U-17、U-18日本代表。
濱﨑知康 GK。U-18の2年生。U-17日本代表。
柴田翔太郎 U-18の1年生。U-16日本代表。
土屋櫂大 U-18の1年生。U-16日本代表。

■rental
原田虹輝
 (2022シーズン 長野(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 長野(J3)へ2024年1月31日までの育成型期限付き移籍)
宮代大聖
 (2022シーズン 鳥栖(J1)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 川崎に復帰)
神谷凱士
 (2022シーズン 藤枝(J3)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 甲府(J2)へ2024年1月31日までの期限付き移籍)
イサカ・ゼイン
 (2022シーズン 横浜FC(J2)へ2023年1月31日までの期限付き移籍)
 (2023シーズン 山形(J2)へ完全移籍)
田中碧
 (2021-22シーズン デュッセルドルフ(GER)へ2022年6月30日までの期限付き移籍)
 (2022-23シーズン デュッセルドルフ(GER)へ完全移籍)

■coach
鬼木達 平均採点5.83 (寺田周平コーチ代行の2試合を含む。)
 最も高い評価は7.0点で、横浜FM戦(J1 #24)鹿島戦(J1 #27)FC東京戦(J1 #34)の3回。
 最も低い評価は3.5点で、湘南戦(J1 #15)だった。
 G大阪戦(J1 #21)ビンズンFC戦(PSM)は、寺田周平コーチが代行した。
 (2021年6.15、2020年6.03、2019年5.81、2018年5.72、2017年6.12)

■referee
平均採点5.78
 (2021年5.98、2020年5.90、2019年5.70、2018年5.71、2017年5.72、2016年5.69、2015年5.61)

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