2025/01/20

250118新体制発表会見(フォトレポ)

2025 新体制発表会見 in カルッツかわさき

1月18日(土)、カルッツかわさきホールで、新体制発表会見が行われた。

スケジュールは次のとおり。
 13:00  開場 (最終入場14:00)
 14:00  第1部 洗足学園音楽大学パフォーマンス
         昭和音楽大学パフォーマンス (~14:45)
 15:10  第2部 吉田明宏社長、竹内弘明強化本部長挨拶
         福田市長挨拶
         監督・新加入選手挨拶、新加入スタッフ紹介 (~16:15)
 16:25  第3部 新企画紹介
         新ユニフォーム&ユニフォームパートナー紹介
         写真撮影 等 (~17:30)

チケットは1階席5,000円、2階席4,500円、3階席3,500円。
 後援会会員先行抽選と一般発売で、約1,500席が販売された。
 2024年のテアトロ・ジーリオ・ショウワより400席多いこともあり、空席が残った。

チームは沖縄県恩納村・赤間総合運動公園サッカー場でキャンプ中。
 新加入選手4名は今日9時30分からの練習には参加せず、川崎に戻ってきた。
 ただ、イ・クンヒョン(33, 輔仁高校(KOR)から加入)は負傷のため不参加。
 代わりにビデオメッセージを寄せた。

去年に続いて予定の17時30分をしっかり守って終了。
 終了後、長谷部監督と新加入選手は沖縄に戻るため、スケジュールは守られた。
 会場は去年の新百合ヶ丘よりも羽田空港に近いので、延長芸もあるかと思われたが、なかった。


過去の新体制発表会見のフォトレポはこちら。
 2024年 2023年 2022年 2019年


■第1部

開始前。

司会の小森すみ恵氏と木部ショータ氏。

 林毅史氏は2年連続欠場。

洗足学園音楽大学パフォーマンス。

Salia先生(中央の白い衣装)の熱唱。
指揮は、瀬尾宗利先生。

渡部亨先生。

新体制発表会でフルートを披露してほしいところ。

谷本貴義氏。

2年前の前田ホールに続いて登場。

昭和音楽大学パフォーマンス。

マスコット9体による日本川崎フロンダービー杯。スターターは、新保里歩氏。

■第2部

MARUKADO。

洗足学園音楽大学のアイドルグループ。
登場した9名のうち3名です。

吉田明宏社長。

海外クラブとの提携を年内に発表する予定とのこと。

FOOTBALL TOGETHER 〜 すべての人と共に歩む私たちの信念。

毎年のキャッチフレーズは廃止して、今後はクラブ理念「FOOTBALL TOGETHER」を継続していくとのこと。

野田裕人(30)。静岡学園高校から加入。

土屋櫂大(39)。U-18から昇格。

神橋良汰(27)。早稲田大学から加入。U-13からU-18まで川崎所属。

三笘薫から続く伝統の「ただいま」を絶叫。感動的でした。

伊藤達哉(17)。マクデブルク(GER)から移籍。

勇者シゲトシ。福岡(J1)から移籍。

現役時代の1997年、川崎でプレー。

勇者衣装を外し、スーツ姿に戻った長谷部茂利監督。

竹内弘明強化本部長。

新加入選手紹介の中で、伊藤達哉をスキップ。会場がざわつく中、長谷部監督がフォローしました。

長橋康弘ヘッドコーチ、佐原秀樹コーチも在籍していた1997年に、長谷部茂利監督と一緒にプレー。

■第3部

内田重仁株式会社Yu Vision代表取締役社長。

J1リーグタイトルを奪還した2020年の「Re:Title」タオマフで登場。ジャケットの下は、2024年の1stユニフォーム、背番号11番。

ロボコ。

宮崎周平作「僕とロボコ」(週刊少年ジャンプ連載)より。

4月18日(金)公開の劇場版『僕とロボコ』とのコラボ試合開催のお知らせ。

ボンド@神橋良汰。

宮崎周平作「僕とロボコ」(週刊少年ジャンプ連載)より。

「新監督さんいらっしゃい!」のコーナー。

高木聖佳氏と長谷部茂利監督。

高木氏は、長谷部監督の性格を「お茶目」というべきところ、「おちゃらけ」としてしまいました。中嶋円野コーチの言葉なので微妙な緊張が走りましたが、長谷部監督は上手く受け流しました。

新ユニフォーム紹介。
土屋櫂大(39)。2ndユニフォーム。

伊藤達哉(17)。1stユニフォーム。

野田裕人。ORIHICAスーツモデル。

神橋良汰(27)。PUMAポーズ。1stユニフォーム。

長谷部監督と新加入4選手のフォトセッション。

野田裕人(30)も1stユニフォームにお色直し。

土屋櫂大のコールからのBasket Caseで終幕。


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2025/01/07

250107シーズン回顧(2) 2024選手別平均採点

2024シーズン回顧(2) 2024選手別平均採点

2024シーズンの川崎フロンターレの回顧編。
 1回目(前編)に続いて、2回目(後編)は選手別の平均採点を見る。

53試合のプレー時間の合計は、5,337分。
 この時間には、前後半及び延長のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、観戦記録とフロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における各試合の採点を、出場時間に照らして各選手の年間の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.925点だった。
(2023年5.968、2022年5.960、2021年6.151、2020年6.073、2019年5.943、2018年5.883、2017年6.036、2016年6.028、2015年6.014、2014年5.870)。


GK、DF、MF、FWの4ポジション別に、出場時間順に並べた。
 ポジションは登録上のものでなく、実態に合わせた。
 2024シーズンは4-3-3で、サイドバックはDFに含めている。
 例えば、SBも多かった瀬川はFW、同じく橘田はMFとしている。

末尾に2024年中の代表活動を、U-18やU-15所属選手を含めてまとめた。
2024-25の移籍情報は、こちらの記事にまとめた。


8年間チームを率いた鬼木達の最後の挨拶。
福岡戦(J1 #38)


■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 40試合4035分出場 0ゴール0アシスト 平均採点6.31 ベンチ5試合
 上福元と競り合いながらレギュラーを死守。磐田戦(J1 #22)で転倒して勝ち点を失う。
 柏戦(J1 #24)のPKストップを始め、数多くの決定的なシュートを止め続けた。
 低迷したチームのJ1リーグ残留は、ソンリョンが直接的に失点を減らしたことが大きい。
上福元直人(99) 10試合1000分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.85 ベンチ19試合
 ソンリョン不在の広島戦(J1 #10)浦和戦(J1 #11)などで活躍した。
 大分戦(天皇杯 R32)のプレーを最後に湘南に移籍すると、湘南で11戦連続フル出場。
 川崎には1年半の在籍。実力的に第2GKではもったいなかったが、レギュラーを奪うには至らず。
 (2024年8月1日 湘南(J1)へ完全移籍)
山口瑠伊(98) 2試合199分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.98 ベンチ19試合
 (2024年8月14日 町田(J1)から期限付き移籍加入)
 上福元移籍後の8月、町田から期限付き移籍で加入し、GKの2番手に立った。
 YLC2試合に出場し、甲府戦(YLC QF #1)は良かったが、新潟戦(YLC QF #2)では4失点。
 (2025シーズン 町田(J1)から完全移籍加入)
早坂勇希(22) 1試合103分出場 0ゴール0アシスト 平均採点6.00 ベンチ16試合
 大卒3年目のシーズン、横浜FM(J1 #27)で上々のデビューを飾った。
 春にGK3番手となると、上福元移籍後、山口加入までは2番手となった。
 (2025シーズン いわき(J2)へ期限付き移籍)
安藤駿介(21) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ2試合
 出場機会はなかった。
 シーズン最初の山東泰山戦(ACL R16 #1)神戸戦(FFSC)でのベンチ入りにとどまる。

■defender
佐々木旭(5) 50試合4588分出場 1ゴール4アシスト 平均採点5.99 ベンチ1試合
 離脱者が相次ぐCBでレギュラーを確保し、両SBでも獅子奮迅の働きを見せる。
 出場時間はチーム最多。浦和戦(J1 #11)で長距離ドリブルから決勝ゴール。
三浦颯太(13) 32試合2776分出場 3ゴール4アシスト 平均採点5.93 ベンチ0試合
 (2024シーズン 甲府(J2)から完全移籍加入)
 現役日本代表LSBとして加入。勢い良く駆け上がって早いタイミングでクロスを入れる。
 4月3日の横浜FM戦(J1 #6)で左膝外側半月板を負傷し、7月20日の柏戦(J1 #24)まで離脱。
ファン・ウェルメスケルケン際(31)
 34試合2682分出場 3ゴール4アシスト 平均採点5.94 ベンチ3試合

 (2024シーズン NECナイメヘン(NED)から完全移籍加入)
 甲府U-18から直接海外に出たため、29歳で初のJリーグ。神戸戦(FFSC)で決勝ゴール。
 4月の東京V戦(J1 #9)まで離脱したが、復帰後はRSBをメインに、LSBでもプレー。
高井幸大(2) 29試合2497分出場 2ゴール1アシスト 平均採点5.74 ベンチ5試合
 7月にU-23代表でオリンピックに出場すると、9月にフル代表に選出される。
 積極的に前に出る守備の精度が高まり、安定感を増す。巣立ちの時期は遠くない。
大南拓磨(3) 28試合2455分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.75 ベンチ1試合
 加入2年目。CBの1番手としてフル稼働を続けていたが、8月に海外移籍を果たす。
 大きな離脱もなく1年半に渡って、谷口彰悟移籍後の最終ラインを支えてくれた。
 (2024年8月20日 OHルーヴェン(BEL)へ期限付き移籍)
丸山祐市(35) 17試合1325分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.91 ベンチ6試合
 (2024シーズン 名古屋(J1)から完全移籍加入)
 経験豊富なCBで、頼れる存在となった。チームを鼓舞するキャプテンシーも光った。
 左大腿二頭筋と左腓腹筋の肉離れで、4月から約4か月間、離脱した。
ジェジエウ(4) 23試合1313分出場 1ゴール0アシスト 平均採点5.91 ベンチ1試合
 4月に左短内転筋と右大腿二頭筋の肉離れ、7月に右ハムストリング肉離れで約5か月間、離脱。
 復帰さえすれば、圧倒的なパワー/スピードでピンチの芽を摘み取った。
セサル・アイダル(44) 6試合509分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.78 ベンチ7試合
 (2024年7月30日 レッドブル・ブラガンチーノ(BRA)から期限付き移籍加入)
 大南移籍後に補強された。プレス耐性は高くなく、ビルドアップは得意でなかった。
 10月の光州戦(ACLE GL #2)でPKを与え、新潟戦(YLC SF #1)で大量失点すると、出番を失う。
 (2025シーズン レッドブル・ブラガンチーノ(BRA)から完全移籍加入)
車屋紳太郎(7) 5試合328分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.30 ベンチ4試合
 2023年9月の左脛骨骨挫傷/左膝外側半月板損傷で長期離脱し、7月の大分戦(天皇杯 R32)で復帰。
 ビルドアップ面の改善を期待したが、LCBに丸山とアイダルがいて出場機会は少なかった。
田邉秀斗(15) 8試合225分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.45 ベンチ16試合
 最終ラインの控えとして、ベンチ入りは多かったが、プレー時間は伸びなかった。
 2月の神戸戦(FFSC)7月の大分戦(天皇杯 R32)で先発するが、前半のみで交代。

■midfielder
橘田健人(8) 50試合4519分出場 3ゴール1アシスト 平均採点5.92 ベンチ0試合
 3つのPKを与えたが、中盤だけでなくゴール前でも身体を張っていたからこそ。
 1アンカーでは消極的なバックパスも目立ったが、2ボランチでは改善。SB起用も続いた。
脇坂泰斗(14) 42試合3739分出場 6ゴール7アシスト 平均採点5.86 ベンチ1試合
 チーム内アシスト王。華麗なボールタッチで中盤を突き進む。プレースキックは味方に合わず。
 11月1日の鹿島戦(J1 #35)での右ハムストリング肉離れでシーズンを終えた。
山本悠樹(77) 34試合2156分出場 2ゴール3アシスト 平均採点5.87 ベンチ2試合
 (2024シーズン G大阪(J1)から完全移籍加入)
 ベンチ外が多い時期が長かったが、9月27日の新潟戦(J1 #32)以降、ポジションを確保した。
 鹿島戦(J1 #35)山東泰山戦(ACLE GL #6)で、直接FKをゴールに沈めた。
瀬古樹(16) 29試合1719分出場 0ゴール3アシスト 平均採点6.03 ベンチ2試合
 加入3年目。気迫溢れるプレーで出場時間を伸ばしていたが、8月に海外移籍。
 プレースキックやキャプテンシーを含めて、チームにとって厳しい移籍となった。
 (2024年8月31日 ストーク・シティFC(ENG)へ完全移籍)
河原創(19) 18試合1259分出場 0ゴール0アシスト 平均採点6.14 ベンチ2試合
 (2024年8月20日 鳥栖(J1)から完全移籍加入)
 8月の加入直後から出場機会を得る。ボールに鋭く寄せて刈り取り、縦に攻撃を仕掛ける。
 中盤で大きく動き回ることで、橘田への過重な負荷を緩和させることができた。
大島僚太(10) 17試合921分出場 0ゴール2アシスト 平均採点5.91 ベンチ0試合
 2023年7月の右下腿三頭筋肉離れから、1年後の6月に復帰を果たした。
 素晴らしい技術は健在だが、スプリントは抑え目。右ハムストリング肉離れで9月に再離脱。
ゼ・ヒカルド(6) 14試合657分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.42 ベンチ8試合
 (2024シーズン ゴイアスEC(BRA)から完全移籍加入)
 堅い守備をこじあげるトリッキーなパスは魅惑的だったが、とにかくロストが多すぎた。
 辛抱強く起用されても改善せず、7月14日のC大阪(J1 #23)が最後のプレー機会となった。
 (2025シーズン 湘南(J1)へ期限付き移籍)
パトリッキ・ヴェロン(28) 3試合112分出場 0ゴール0アシスト 平均採点5.88 ベンチ0試合
 (2024シーズン ECバイーア(BRA)から完全移籍加入)
 19歳なので成長期待枠かと思われたが、早くも神戸戦(FFSC)で先発デビュー。
 その後、C大阪戦(J1 #8)新潟戦(J1 #19)に途中出場し、まずまずだった。
松井蓮之(25) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0 ベンチ3試合
 (2024シーズン 町田(J2)への育成型期限付き移籍から復帰)
 2月の神戸戦(FFSC)とACL2試合でベンチ入りしたが、3月、早々に仙台(J2)に期限付き移籍。
 大卒から3年間で、天皇杯2試合とACL2試合に出場しただけで、J1リーグでの起用はなかった。
 (2024年3月13日 仙台(J2)へ期限付き移籍)
 (2025シーズン 仙台(J2)へ完全移籍)
由井航太(34) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0 ベンチ5試合
 (2024シーズン U-18から昇格)
 ACLEの5試合でベンチ入りはしたが、出場機会はなかった。
 夏の時点で育成型期限付き移籍を選択すべきだったと思われる。
 (2025シーズン 福島(J3)へ育成型期限付き移籍)

■forward
家長昭博(41) 49試合3713分出場 9ゴール5アシスト 平均採点5.75 ベンチ0試合
 夏場はプレータイムを減らすが、衰えない技術の高さで今シーズンも重用された。
 運動量の低下は否めず、遅攻志向も強すぎるが、起用法が正しければ十分に活躍できる。
マルシーニョ(23) 49試合3188分出場 13ゴール3アシスト 平均採点6.03 ベンチ0試合
 三浦の助力を得て、左サイドを切り裂いた。ゴール前でワンタッチゴールを重ねる。
 開始5分の上海申花戦(ACLE GL #3)を含め、3度も退場。足裏で踏み付けがちな守備は要改善。
山田新(20) 53試合2996分出場 21ゴール6アシスト 平均採点6.05 ベンチ0試合
 チーム内得点王。7月の柏戦(J1 #24)からの3戦連続2ゴールで、エースの座を掴んだ。
 東京V戦(J1 #37)でハットトリック。ゴリゴリ突破も華麗なゴラッソも見せた。
遠野大弥(17) 47試合2522分出場 4ゴール6アシスト 平均採点5.89 ベンチ1試合
 前線ならどのポジションでもプレーできる器用さに磨きを掛けて、重宝される。
 駆け引きのパターンが多彩になり、消えることなくハーフスペースを作り出した。
 (2025シーズン 横浜FM(J1)へ完全移籍)
瀬川祐輔(30) 43試合2285分出場 3ゴール1アシスト 平均採点5.81 ベンチ3試合
 RSBでプレー時間を長く与えられたが、ゴール近くでの仕事がやはり魅力的だった。
 上海海港(ACLE GL #4)は2トップで先発して1ゴール。プレスを先導して勝利をもたらした。
エリソン(9) 37試合2019分出場 10ゴール4アシスト 平均採点5.97 ベンチ3試合
 (2024シーズン サンパウロFC(BRA)から完全移籍加入)
 負傷離脱を繰り返しながら、1年目のシーズンでまずまずの結果を出した。
 とにかく左足で強烈なシュートを狙ったが、周囲を使う柔軟な選択肢も持っていた。
小林悠(11) 35試合1222分出場 4ゴール2アシスト 平均採点5.90 ベンチ4試合
 途中出場が多かったが35試合に出場。出番を掴めば、ギラギラと意欲的にゴールを目指した。
 プレスでも貢献し、J1リーグで4ゴール。磐田戦(J1 #22)でスルーパスで遠野をアシスト。
山内日向汰(26) 21試合757分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.60 ベンチ11試合
 (2024シーズン 桐蔭横浜大学から加入)
 神戸戦(FFSC)で初出場を飾り、J1リーグデビューのFC東京(J1 #5)で初アシスト。
 コンスタントに出場機会を得ていたが、大きなインパクトを示すまではいかなかった。
バフェティエンビ・ゴミス(18) 11試合581分出場 3ゴール0アシスト 平均採点6.33 ベンチ5試合
 ハットトリックの札幌戦(J1 #13)を筆頭に、5月と6月始めに圧巻のポストプレーを見せる。
 6月以降は出場機会を減らし、9月に契約解除、11月に現役を引退した。
 (2024年9月24日 契約解除、11月11日 現役引退)
宮城天(24) 5試合127分出場 0ゴール1アシスト 平均採点5.44 ベンチ2試合
 (2024シーズン 山形(J2)への期限付き移籍から復帰)
 新潟戦(J1 #19)の90+11分、山田新の同点ゴールをアシスト。
 公式発表はなかったが、ベンチ外が続いたのはコンディション不良が原因と思われる。
神田奏真(32) 3試合18分出場 1ゴール1アシスト 平均採点6.42 ベンチ1試合
 (2024シーズン 静岡学園高校から加入)
 U-19代表で活躍していたが、チームでは11月に初のベンチ入りを果たす。
 ブリーラム戦(ACLE GL #5)で初出場初ゴール、山東泰山戦(ACLE GL #6)で初アシスト。

■特別指定
神橋良汰(36) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ0試合
 早稲田大学の4年生。22歳(2002年6月16日)、193cm、93kg、左利き。
 南百合丘サッカークラブ(川崎市)、U-13からU-18まで川崎所属。
 2024年8月2日(金) 公式発表 加入内定、特別指定。
 (2025シーズン 早稲田大学から加入)

■第2種登録
土屋櫂大(39) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ0試合
 U-18の3年生(5)。18歳(2006年5月12日)、181cm、74kg、右利き。
 ダビデFC(横浜市)、バディーSC(横浜市)、U-13からU-18まで川崎所属、2023年第2種登録。
 2024年2月9日(金) 公式発表 第2種登録
 2024年8月2日(金) 公式発表 加入内定
 (2025シーズン U-18から昇格)
松澤成音(40) 0試合0分出場 0ゴール0アシスト 平均採点0.00 ベンチ0試合
 U-18の2年生GK(16)。17歳(2007年11月10日)、181cm、73kg。
 府中新町FC(府中市)、U-13からU-18まで川崎所属。
 2024年8月9日(金) 公式発表 第2種登録

■rental
五十嵐太陽 山口(J2)へ育成型期限付き移籍
 2023年12月22日(金) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年2月1日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 栃木SC(J3)へ育成型期限付き移籍)
永長鷹虎
 群馬(J2)へ育成型期限付き移籍
 2023年12月27日(火) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年2月1日~2025年1月31日(2024年7月22日解除)。
 宮崎(J3)へ育成型期限付き移籍
 2024年7月22日(月) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年7月22日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 琉球(J3)へ育成型期限付き移籍)
名願斗哉 仙台(J2)へ育成型期限付き移籍
 2023年12月28日(水) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年2月1日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 仙台(J2)への育成型期限付き移籍を延長)
松長根悠仁 福島(J3)へ育成型期限付き移籍
 2023年12月28日(水) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年2月1日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 福島(J3)への育成型期限付き移籍を延長)
大関友翔 福島(J3)へ育成型期限付き移籍
 2023年12月28日(水) 公式発表 育成型期限付き移籍 2024年2月1日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 川崎に復帰)
[再掲] 松井蓮之(25) 仙台(J2)へ期限付き移籍
 2024年3月13日(水) 公式発表 仙台(J2)へ期限付き移籍 2024年3月1日~2025年1月31日。
 (2025シーズン 仙台(J2)へ完全移籍)
[再掲] 大南琢磨(3) OHルーヴェン(BEL)へ期限付き移籍
 2024年8月20日(火) 公式発表 期限付き移籍 ~2025年6月30日。

■coach
鬼木達 平均採点5.55。 
 最も高い採点は7.0点で、神戸戦(FFSC)町田戦(J1 #33)だった。
 最も低い採点は3.5点で、磐田戦(J1 #2)鳥栖戦(J1 #14)新潟戦(YLC SF #2)鹿島戦(J1 #35)だった。
 (2023年5.94、2022年5.83、2021年6.15、2020年6.03、2019年5.81、2018年5.72、2017年6.12)

■referee
平均採点5.96
 (2023年5.81、2022年5.78、2021年5.98、2020年5.90、2019年5.70、2018年5.71、2017年5.72、2016年5.69、2015年5.61)



■代表活動
(フル代表)
高井幸大(2)
 2024年9月2日(月)~11日(水)。
  ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選) 中国代表戦、バーレーン代表戦。
 2024年10月5日(土)~15日(火)
  ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選) サウジアラビア代表戦、オーストラリア代表戦。
  10月5日(土)、町田戦(J1 #33)でのケガのため辞退。
 2024年11月11日(月)~19日(火)
  ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選) インドネシア代表戦、中国代表戦。

(世代別代表)
高井幸大(2)
 U-23代表 2024年3月18日(月)~25日(月)。
  国際親善試合。U-23マリ代表戦、U-23ウクライナ代表戦。
 U-23代表 2024年4月7日(日)~5月3日(金)。
  U-23アジアカップ カタール2024(QAT)。
 U-23代表 2024年6月3日(月)~13日(木)。
  アメリカ遠征。U-23アメリカ代表戦*2。
 U-23代表 2024年7月11日(木)~8月11日(日)。
  第33回オリンピック競技大会(FRA)。
神田奏真(32)
 U-19代表 2024年6月1日(土)~18日(火)。
  第50回モーリスレベロトーナメント(FRA)。
 U-23代表トレーニングパートナー 2024年7月13日(土)~17日(水)。
  U-23フランス代表戦(FRA)。
 U-19代表 2024年7月22日(月)~25日(木)。
  トレーニングキャンプ(千葉)。
 U-19代表 2024年9月16日(月)~10月1日(火)。
  U-20アジアカップ 中国2025予選グループステージ(キルギス)。
  U-19トルクメニスタン代表戦、U-19ミャンマー代表戦、U-19キルギス代表戦。
 U-19代表 2024年11月11日(月)~21日(木)。
  メキシコ遠征(メキシコシティ)。
  U-19クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル戦、U-19メキシコ代表戦、U-19ベネズエラ代表戦。
 U-19代表候補 2024年12月16日(月)~19日(木)
  国内トレーニングキャンプ(千葉)。

(期限付き移籍中 世代別代表)
大関友翔 福島(J3)へ育成型期限付き移籍中
 U-19代表 2024年3月17日(日)~27日(水)。
  ヨルダン遠征。U-19ヨルダン代表戦、U-19シリア代表戦、U-19ヨルダン代表戦。
 U-19代表 2024年6月2日(日)~11日(火)。
  第50回モーリスレベロトーナメント(FRA)。チーム事情により11日(火)で途中離脱。
 U-19代表 2024年9月16日(月)~10月1日(火)。
  U-20アジアカップ 中国2025予選グループステージ(キルギス)。
  U-19トルクメニスタン代表戦、U-19ミャンマー代表戦、U-19キルギス代表戦。
 U-19代表候補 2024年12月16日(月)~19日(木)
  国内トレーニングキャンプ(千葉)。

(第2種登録 世代別代表)
土屋櫂大(39)
 U-19代表 2024年3月17日(日)~27日(水)。
  ヨルダン遠征。U-19ヨルダン代表戦、U-19シリア代表戦、U-19ヨルダン代表戦。
 U-18代表 2024年8月18日(日)~25日(日)。
  2024 SBSカップ国際ユースサッカー(静岡)。
 U-19代表 2024年9月16日(月)~10月1日(火)。
  U-20アジアカップ2025予選グループステージ(キルギス)。
  U-19トルクメニスタン代表戦、U-19ミャンマー代表戦、U-19キルギス代表戦。
  9月19日(木)、ケガのため離脱。
 U-19代表 2024年11月11日(月)~21日(木)。
  メキシコ遠征(メキシコシティ)。
  U-19クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル戦、U-19メキシコ代表戦、U-19ベネズエラ代表戦。
 U-19代表候補 2024年12月16日(月)~19日(木)
  国内トレーニングキャンプ(千葉)。

(登録外 世代別代表) ※生年月日順
柴田翔太郎 2006年4月17日。U-18の3年生。
 U-18代表 2024年8月18日(日)~25日(日)。
  2024 SBSカップ国際ユースサッカー(静岡)。
 U-18代表 2024年10月6日(日)~16日(水)。
  スペイン遠征。U-18スウェーデン代表戦*2、U-18アメリカ代表戦。
林駿佑 2007年5月29日。U-18の2年生。
 U-17代表 2024年9月10日(火)~16日(月)
  第26回国際ユースサッカーin新潟。U-17ペルー代表戦、U-17アメリカ代表戦、新潟県選抜戦。
恩田裕太郎 2007年7月11日。U-18の2年生。
 U-18代表トレーニングパートナー。2024年8月18日(日)~21日(水)。
奥田悠真 2008年5月6日。U-18の1年生。
 U-16代表トレーニングパートナー。2024年2月24日(土)。国内トレーニング。
 U-16代表 2024年6月17日(月)~23日(日)。
  U-16インターナショナルドリームカップ(JPN)。
藤田明日翔 2008年11月22日。U-18の1年生。
 U-16代表トレーニングパートナー。2024年2月24日(土)。国内トレーニング。
 U-16代表 2024年10月15日(火)~29日(火)
  U-17アジアカップ2025予選グループステージ(カタール)。
  U-16ネパール代表戦、U-16モンゴル代表戦、U-16カタール代表戦。
 U-16代表 2024年12月8日(日)~19日(木)
  スペイン遠征。U-16スペイン代表戦*2、バレンシアCF戦。
今廣遥碧 2009年4月6日。U-15生田の3年生。
 Jリーグ選抜U-15。2024年8月2日(金)。ニューカッスル・ユナイテッドU-15(ENG)戦。
植木琉斗 2009年4月13日。GK。U-15生田の3年生。
 FIFA×JFA ストライカー&ゴールキーパーキャンプ。2024年10月18日(金)~20日(日)。
  Jヴィレッジ(福島県)。
十河晟央 2009年6月11日。U-15生田の3年生。
 U-15代表。2024年7月21日(日)~30日(火)。ウズベキスタン遠征。
木村風斗 2009年9月16日。U-15生田の3年生。
 U-15代表候補。2024年9月2日(月)~4日(水)。Jヴィレッジ(福島県)キャンプ。
笹倉拓真 2010年2月8日。U-15生田の3年生。
 U-15代表候補。2024年9月2日(月)~4日(水)。Jヴィレッジ(福島県)キャンプ。
中野大虎 2010年4月14日。U-15生田の2年生。
 2024ナショナルトレセンU-14後期。2024年11月21日(木)~24日(日)。
  時之栖(静岡県)キャンプ。
初音虎次郎 2010年4月21日。U-15等々力の2年生。
 2024ナショナルトレセンU-14中期。2024年9月12日(木)~15日(日)。
  Jヴィレッジ(福島県)キャンプ。
 FIFA×JFA ストライカー&ゴールキーパーキャンプ。2024年10月18日(金)~20日(日)。
  Jヴィレッジ(福島県)。
小村風人 2010年6月10日。GK。U-15生田の2年生。
 2024ナショナルトレセンU-14中期。2024年9月12日(木)~15日(日)。
  Jヴィレッジ(福島県)キャンプ。
野田永輝飛 2010年7月24日。U-15等々力の2年生。
 2024ナショナルトレセンU-14後期。2024年11月21日(木)~24日(日)。
  時之栖(静岡県)キャンプ。
吉澤映杜 2011年4月25日。U-15生田の1年生。
 U-13日韓交流戦。2024年10月28日(月)~11月2日(土)。J-GREEN堺(大阪府)。


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2025/01/04

250104シーズン回顧(1) 2024ランキング

2024シーズン回顧(1) 2024ランキング

川崎フロンターレの2024シーズンを振り返る第1回目(前編)。
 2年ぶりにタイトルのない年となり、J1リーグは8位。
 CBやSBに負傷者が相次いで、良いゲームはあっても続かなかった。


FUJIFILM SUPER CUPのスタメン。
国内での初戦。

公式戦は53試合だった。
 J1リーグ38、ACL(2023-24)2、ACLE(2024-25)6、YBCルヴァンカップ4、天皇杯2、FFSC1。

2023年も53試合で、試合数は同じ。
 2022年は49試合、2021年は53試合、2020年は41試合、2019年は50試合だった。

■J1リーグ 8位
 勝ち点52 38試合13勝13分12敗 得失点差+9
 首位神戸と勝ち点20差で、2年連続で8位となった。
 ベストイレブンの選出はなかった。
■アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)2023-24 ベスト16
 2試合1勝1敗 得失点差-1
 秋春制のACL2023-24では、決勝トーナメント1回戦で山東泰山に敗退。
■アジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート(ACLE)2024-25 GL4位
 勝ち点12 6試合4勝2敗 得失点差+7
 秋春制のACLE2024-25のグループリーグ(8試合制)は、6試合を終えて12チーム中4位。
■YBCルヴァン・カップ(YLC) ベスト4
 4試合1勝1分2敗 得失点差-4
 準々決勝から出場し、甲府に勝ったが、準決勝で新潟に敗れた。
■天皇杯 3回戦敗退
 2試合1勝1敗 得失点差0
 2回戦ソニー仙台戦(天皇杯 R64)に勝ったが、3回戦大分戦(天皇杯 R32)で敗退。
■FUJIFILM SUPER CUP 優勝★
 1試合1勝 得失点差+1
 5度目の出場で、神戸に勝って3度目の優勝を飾った。


FUJIFILM SUPER CUPの表彰式。

合計では、53試合21勝14分18敗だった。

53試合のプレー時間の合計は、5,337分。
 この時間には、前後半のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、観戦記録とフロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における各試合の採点から、出場時間に応じて各選手の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、5.925点。

過去のチーム全体の平均採点は次のとおり。
 2023年 5.968点 天皇杯優勝
 2022年 5.960点 
 2021年 6.151点 J1リーグ優勝
 2020年 6.073点 J1リーグ・天皇杯優勝
 2019年 5.943点 YBCルヴァンカップ優勝
 2018年 5.883点 J1リーグ優勝
 2017年 6.036点 J1リーグ優勝
 2016年 6.028点
 2015年 6.014点
 2014年 5.870点

■high player (season)
 53試合で1,000分以上出場した21選手で、シーズン平均採点が高かったのは次の選手。
  カッコ内は2023年、2022年の順位。
  在籍していない年は (-)、1,000分未満の出場の年は (x) とした。
 1,000分以上出場したのは、2023年は21選手(53試合)、2022年は19選手(49試合)。

1位(1位, 5位) ソンリョン(1) 40試合4035分出場 平均採点6.31 ベンチ5試合
2位(-, -) 河原創(19) 18試合1259分出場 平均採点6.14 ベンチ2試合
3位(10位, x) 山田新(20) 53試合2996分出場 平均採点6.05 ベンチ0試合
4位(5位, 3位) マルシーニョ(23) 49試合3188分出場 平均採点6.03 ベンチ0試合
5位(2位, x) 瀬古樹(16) 29試合1719分出場 平均採点6.03 ベンチ2試合


柏戦(J1 #24)でPKを止めたソンリョン。
PKを与えた橘田健人が感謝します。

チョン・ソンリョンを2年連続で最も高く評価した。
 加入9年目。上福元直人(99)とのレギュラー争いを制した。
 多くの決定機を作られた中、最後の防壁となって失点を減らした。
 exdrivesにおけるMVPは、2017年、2023年に続いて3度目。

逆に平均採点が低かったのは、21位高井幸大、20位大南拓磨、19位家長昭博。
2023年に上位だったソンリョンは1位(←1位)、瀬古樹は5位(←2位)、脇坂泰斗は16位(←3位)。

過去の exdrives におけるMVPは、次のとおり。
 2023年 ソンリョン(1) 平均採点6.21
 2022年 シミッチ(6) 平均採点6.23。
 2021年 ダミアン(9) 平均採点6.51。
 2020年 三笘薫(18) 平均採点6.40。
 2019年 ジェジエウ(4) 平均採点6.24。
 2018年 家長昭博(41) 平均採点6.25。
 2017年 ソンリョン(1) 平均採点6.32。
 2016年 小林悠(11) 平均採点6.30。
 2015年 大島僚太(16) 平均採点6.25
 2014年 中村憲剛(14) 平均採点6.25。

■play time (season)
 53試合5,337分のうち、出場時間が長かったのは次の選手。
 カッコ内は2023年、2022年の順位。

1位(19位, 8位) 佐々木旭(5) 50試合4588分出場 平均採点5.99 ベンチ1試合
2位(4位, 2位) 橘田健人(8) 50試合4519分出場 平均採点5.92 ベンチ0試合
3位(6位, 1位) ソンリョン(1) 40試合4035分出場 平均採点6.31 ベンチ5試合
4位(2位, 6位) 脇坂泰斗(14) 42試合3739分出場 平均採点5.86 ベンチ1試合
5位(3位, 5位) 家長昭博(41) 49試合3713分出場 平均採点5.75 ベンチ0試合

佐々木旭が、2位橘田健人と僅差で出場時間1位だった。
 複数ポジションで奮闘した2人の出場時間は、3位ソンリョン以下とは大きな差があった。
 2023年に1位だった山根視来は移籍した。

出場試合数では、山田新が53試合すべてに出場してトップ。
 次いで佐々木旭と橘田健人が50試合に出場した。
メンバー入り(ベンチ入り(出場なし)も含む)は、山田新が53試合(すべて出場)で1位。
 佐々木旭が51試合(出場なし1)で2位、橘田健人が50試合(すべて出場)で3位だった。
ベンチ入り(出場なし)は、上福元直人と山口瑠偉が19試合で、最も多かった。

■high game
 各試合ごとに、出場選手の採点を出場時間に応じて平均した。
 平均採点が高かったのは次の試合。

1位 241005町田1-4川崎(J1 #33) 平均採点6.514
 前線からのプレスでボール奪取して、町田が体勢を整える前にゴールを襲った。
2位 240927川崎5-1新潟(J1 #32) 平均採点6.507
 エリソンと山田新が2ゴールずつで圧勝。ただ、YLC準決勝で新潟にはリベンジを許す。
3位 240511川崎3-0札幌(J1 #13) 平均採点6.409
 バフェティエンビ・ゴミスが爆発的な活躍を見せてハットトリック。


町田戦(J1 #33)の先発メンバー。

 いずれもJ1リーグ戦の3試合を高く評価した。
 ただ、3試合ともに次の公式戦に敗れ、波に乗り切れないシーズンとなった。

■low game
 逆に平均採点が低かったのは、次の試合。

53位 240515鳥栖5-2川崎(J1 #14) 平均採点4.957
 鳥栖に少ないチャンスを確実に決められて大敗。8月に川崎に移籍する河原創も活躍。
52位 240317鹿島2-1川崎(J1 #4) 平均採点5.118
 1ボランチ山本とGK上福元の守備の弱点を突かれる。中盤の逆三角形システムの限界を感じた。
51位 241009新潟4-1川崎(YLC SF #1) 平均採点5.207
 タイトルの可能性が残されていたYLCで、準決勝アウェイ第1戦で大敗を喫した。

 低く評価したのは、3月と5月のJ1リーグ、10月のYLC。
 簡単にゴールを割られることが続いて、修正できなかった。

■high player (game)
 各試合の採点で、最も高かったのは8.0点。2回あった。

8.0 ゴミス(18) 240511川崎3-0札幌(J1 #13)
 ハットトリック。この3点がゴミスの川崎での全ゴールとなり、現役最後のゴールともなった。
8.0 山田新(20) 241130東京V4-5川崎(J1 #37)
 ロスタイム決勝ゴールを含むハット。両チームで9ゴール、ヴェルディ谷口栄斗(3)もハット。

次に高かったのは7.5点。15回あった。
 ソンリョンが6回、山田新が2回。
 橘田、上福元、佐々木旭、家長、エリソン、三浦、マルシーニョの7人が1回だった。

■low player (game)
 各試合の採点で、最も低かったのは3.0点。2回あった。

3.0 ファン・ウェルメスケルケン際(31) 240922名古屋2-0川崎(J1 #31)
 冷静さを欠いた振舞いが多く、80分、82分の連続イエローで退場。
3.0 マルシーニョ(23) 241023上海申花2-0川崎(ACLE GL #3)
 開始4分、スタンピングでレッドカード。あまりにも軽率な行為だった。

 次に低かったのは3.5点。2回あった。

3.5 高井幸大(2) 240301川崎4-5磐田(J1 #2)
 低い位置でのロストを重ねて、磐田に決定機を与える。途中交代となった。
3.5 ゼ・ヒカルド(6) 240506福岡1-1川崎(J1 #12)
 危機意識に欠けた。相手に寄せられても難しいプレーを選び、ロストを繰り返した。

■goal
 今シーズンのゴール数は89(うちPK6)。1試合あたり1.679ゴール。
 (2023年は92ゴール(うちPK9)、1試合あたり1.736ゴール)

 チーム内得点王は、山田新21ゴール(うちPK2)
 次いでマルシーニョ13、エリソン10(うちPK3)、家長9、脇坂6、遠野5。
  2023年の得点王は、脇坂泰斗13ゴール(うちPK4)。

 直接FKでのゴールは、山本悠樹による鹿島戦(J1 #35)山東泰山戦(ACLE GL #6)の2つ。
 OwnGoalはなかった。

■hat trick
 今シーズンのハットトリックは2回。(2023年は0回)
 札幌戦(J1 #13)のゴミスと、東京V戦(J1 #37)の山田新。
 いずれも採点は8.0だった。

■assist
 今シーズンのアシスト数は59(うちCK4、FK1)。(2023年は62アシスト)
 なお、ゴールした選手への直前のパスは、すべてアシストとした。

 チーム内アシスト王は、脇坂泰斗7アシスト(うちCK1)
 次いで遠野6、山田新6、家長5、佐々木旭4、エリソン4、三浦4(うちFK1)、VW際4。
  2023年のアシスト王は、脇坂泰斗12アシスト(うちCK5)。

■send off
 今シーズンの退場は5回(2023年は7回)。一発退場が2回、イエロー2枚が3回。
 内訳はJ1リーグ3回、ACLE(2024-25)2回。マルシーニョが3回と最も多かった。

マルシーニョ(23) 240317鹿島2-1川崎(J1 #4) 54分、75分にイエロー。採点5.0。
マルシーニョ(23) 240403横浜FM0-0川崎(J1 #6) 62分から出場、73分にレッド。採点4.5。
ファン・ウェルメスケルケン際(31) 240922名古屋2-0川崎(J1 #31) 45+3分から出場、80分、82分にイエロー。採点3.0。
マルシーニョ(23) 241023上海申花2-0川崎(ACLE GL #3) 5分にレッド。採点3.0。
家長昭博(41) 241105川崎3-1上海海港(ACLE GL #4) 86分、90分にイエロー。採点5.5。

■penalty kick
 今シーズンは6回PKを獲得し、9回PKを与えた。(2023年は+11/-5)
 
 獲得した6回のPKの内訳は、J1リーグ5回、ACL(2023-24)1回。
  山田新とマルシーニョが2回、エリソンと脇坂が1回獲得した。
 成功したのは6回。キッカーはエリソンが3回、山田新が2回、ゴミスが1回。
 失敗はなかった。

 与えた9回のPKの内訳は、J1リーグ6回、ACLE(2024-25)2回、天皇杯1回。
  橘田が3回、ソンリョン、三浦、マルシーニョ、瀬川、丸山、アイダルが1回与えた。
 PKストップは1回。
  ソンリョンが柏戦(J1 #24)でマテウス・サヴィオのPKを止めた。

■penalty shootout
 今シーズン、PK戦はなかった。(2023年は2試合2勝)


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