2025/02/28

250226福岡1-2川崎(J1 #3)

福岡1-2川崎(ベスト電器スタジアム, 19:00KO, 7,106人)

J1リーグ第3節にして早くもミッドウィーク開催となるアウェイ福岡戦。
 日程は、ドローに終わった柏戦(J1 #2)から中3日。

U-20アジアカップのため、大関、神田、土屋は引き続き不在。
 U-20代表は、準々決勝でイランに勝って、U-20ワールドカップ出場権を獲得。
 この福岡戦と重なる20時30分(日本時間)から、オーストラリアと準決勝を戦う。
 (U-20代表は準決勝敗退。ベスト4で終わった。)


先発は、柏戦から2人が変わる。
 新たに橘田健人と家長昭博が先発し、河原創と伊藤達哉がベンチに回る。

ベンチには、名古屋戦(J1 #1)で負傷退場した佐々木旭が復帰する。


アビスパ福岡は、J1リーグ開幕2連敗。
 前年まで5年間率いた長谷部茂利監督と対戦する。

前節G大阪戦(J1 #2)の先発から5人を変える。
 紺野和也(8)や岩崎悠人(18)、松岡大起(88)などはベンチスタート。

2016-19年に川崎に所属した奈良竜樹(3)は、昨年6月に左膝靭帯を手術して離脱中。
 全治10~12箇月と診断されていて、8月9日の等々力(J1 #25)の出場を待ちたい。

2024年は、川崎の1勝1分だった。
 240506福岡1-1川崎(J1 #12)
 241208川崎3-1福岡(J1 #38)

■1st half
福岡は強くはプレスに出てこない。
 川崎はCBから無理なくつないでゴールに近づく。
 4分、山本がバイタルからミドル。
 5分、脇坂の縦パスから、家長がバーに当てた。

福岡は12分、見木友哉(11)がロングシュート。
そして15分、最終ラインに下りたボランチ秋野央樹(15)がロングボール。
 ナッシム・ベン・カリファ(13)がハイラインの裏に抜け出して、先制ゴールを決めた。

川崎はブロックの外側でのパス回しが長くなる。
 福岡のカウンターを浴びて、我慢する時間ともなった。
 24分、VW際のロストから速攻を仕掛けられ、志知孝明(77)を高井が止めてイエロー。
 33分にも名古新太郎(14)を橘田が手で止めてイエロー。

42分、右サイドライン近くからのFK。
 三浦がゴール前に蹴り込むと、家長がバックヘッドで同点ゴールを決めた。

■2nd half
福岡はベンチに置いていた主力を投入する。
 ハーフタイムから岩崎、57分に紺野を入れる。

特に紺野の投入は、かなり効果的だった。
 60分、紺野が右サイドからPAに入ってシュート。
 63分、紺野のループパスを秋野がシュート。
65分、岩崎のCKから田代雅也(37)がループを放つまで、福岡が押し込む時間となった。

69分、川崎は3枚替えで盛り返しを図る。
 右サイドはVW際と家長の2人から、佐々木旭と伊藤達哉の組み合わせとなる。
 佐々木旭はインナーラップからクロスを入れ、伊藤達哉はスペースがあればドリブルした。

86分、河原創がCBまで戻して作り直しとなり、高井が伊藤に渡す。
 伊藤達哉が前に運ぶと、短いモーションからクロスを入れる。
 福岡CBよりも先に動いたエリソンが、ヘッドで叩き込んだ。

■summary
福岡は先制したが、ペースを握られる時間も長かった。
 紺野の投入から10分間ほどチャンスを作ったが、最後に逆転を許した。

開幕3連敗となったが、ターンオーバーしたことは悪くない。
 短期的な結果も欲しいはずだが、長いシーズンで無理しすぎないことも重要だと思われる。


川崎は先制を許しながらも逆転勝ち。

失点は、高井がベン・カリファに抜け出され、GK山口がニアを抜かれたもの。
 複数のエラーが重なったので、悲観すべきではないかもしれない。
ただ、GK山口は、シュートのタイミングで両足が浮いていた。
 着地してから動き、身体近くのニアサイドを止められなかった。
 次の京都戦は、ターンオーバーの意味でもソンリョンを起用したい。

失点後、チームに動揺も見られたが、短時間で元の姿を取り戻した。
 60分からの福岡の攻勢をしのぎ、1失点で終えたことは評価できる。

42分の同点ゴールは、三浦のFKから。
 三浦が蹴る前に、家長がクイックで始めようとしたが、木村主審に止められた。
 クロスが得点源となっているので、メリットを感じられないクイックは避けるべき。

次のホーム京都戦(J1 #5)は、中2日。
 その次のアウェイ上海上港戦(ACLE R16 #1)に向け、大きく選手を入れ替えたい。

■goal
15ナッシム・ベン・カリファ(13)
42家長昭博(41) 85エリソン(9) 

■judge
山口瑠伊(98) 5.5 ニアを抜かれて1失点。キックは遠くまで飛ばせず、福岡の再攻撃を招いた。
VW際(31) 6.0 24分、ロスト。攻めながらのリスク管理は難しかった。56分、志知からカット。
高井幸大(2) 5.5 背後に抜け出されて1失点。24分、イエロー。福岡のラストパスを止める。
丸山祐市(35) 6.5 鋭い読みと高さを活かしてゴール前を固める。あと少しパス精度を上げたい。
三浦颯太(13) 7.0 ダッシュで気持ち良く駆け上がる。1アシスト。紺野への対応に手を焼いた。
橘田健人(8) 6.0 前を意識しつつ慎重に組み立てる。33分のイエロー以降、無理には止められず。
山本悠樹(6) 6.5 4分、ミドル。35分、球離れが遅くなりロスト。90分、エリソンへの左クロス。
家長昭博(41) 6.5 1ゴール。5分のシュートはバーに当たる。49分、シュート。左にも出張する。
脇坂泰斗(14) 6.5 次の動作のために最適なトラップを続ける。23分、67分に決定的なシュート。
マルシーニョ(23) 5.5 67分、カットして脇坂へラストパス。78分、深いタックルでイエロー。
山田新(20) 5.5 ボールに触れず、シュートはなかった。クロスは先にCB田代に跳ね返された。

■sub
58(8)河原創(19) 6.0 中盤でしっかり寄せる。83分、自陣からドリブルするが囲まれてロスト。
69(31)佐々木旭(5) 6.5 インナーラップから右クロスを入れる。藤本一輝(22)と激しく攻防。
69(41)伊藤達哉(17) 7.0 スピードに乗ったままのクロスでアシスト。正確なトラップを見せる。
69(20)エリソン(9) 7.0 CBより先に動き出してフリーで決勝ヘッド。73分、90分にもヘッド。
81(23)宮城天(24) 5.5 87分、左サイドを独走するも、そのまま突進してDFにカットされる。

■bench
ソンリョン(1) 車屋紳太郎(7) 山内日向汰(26) ヴェロン(28) 

■coach
長谷部茂利 6.5 交代選手の活躍で逆転勝利に導いた。もう少し選手を入れ替えたいところ。

■referee
木村博之 6.5 スムーズなジャッジを安定して続けた。

237,800views
AT+5+5

2025/02/24

250222柏1-1川崎(J1 #2)

柏1-1川崎(三協フロンテア柏スタジアム, 14:00KO, 13,695人)

ACLEセントラルコースト戦(ACLE GL #8)から中3日。
 J1リーグ第2節は、アウェイでの柏レイソル戦。
 柏のホーム開幕戦ということもあって、チケットは完売。
 快晴に恵まれたが、強い風が吹き、低い気温の中での観戦となった。

U-20アジアカップ参加のため、大関、神田、土屋は引き続き不在。


先発は、セントラルコースト戦から9人と大きく変更する。
 続けて先発するのは、VW際と河原の2人のみ。
1週前の名古屋戦(J1 #1)と比べると9人が同じ先発。
 新たにVW際と伊藤達哉の2人が入っている。

伊藤達哉は、浦項戦(ACLE GL #7)以来3試合ぶりの先発で、J1リーグ初出場。
 柏U-12/U-15/U-18出身で、対戦相手としてだが日立台に凱旋する。

ベンチからは、ヴェロンが外れた。
 ソンリョンは、チームからの1試合出場停止処分(道路交通法違反)を終え、ベンチ入り。


柏レイソルは、今シーズンからリカルド・ロドリゲス監督が就任。
 徳島(J2)や浦和(J1)監督時代の選手である小泉佳穂(8)、渡井理己(11)を獲得。
 以前から柏に加入していたジエゴ(3)や垣田裕暉(18)とともに、戦術を浸透させる。

開幕節のアウェイ福岡戦(J1 #1)に勝利して、日程は中6日。
 2016年に川崎でプレーした原川力(40)が、ボランチで先発する。

2024年の対戦は、川崎の1勝1分だった。
 240525川崎1-1柏(J1 #16)
 240720柏2-3川崎(J1 #24)

■1st half
川崎は、GK山口の脇に2CB高井と丸山が立ち、ビルドアップを始める。
 柏は渡井、細谷真大(9)、小泉の3人が並んで川崎の2CBに対峙。
 2ボランチへのコースを消しつつ、SBに渡ると渡井と小泉が追い駆ける。

パスの出し先を消されると、風下からロングボールを蹴らされる。
 運べずにゴール前から蹴るので、ターゲットの山田新までは距離があった。
 山田新は孤立し、マッチアップするCB古賀太陽(4)に加えて複数人で囲まれる。

3バックの柏は、川崎の4バックとのギャップを使った。
 左ウイングのジエゴが、伊藤達哉とVW際の間に立って躍動する。
 VW際は、ジエゴと左インサイドハーフの渡井の2人を見る形となり、突破を許した。

風上の柏は、12分の細谷のロングシュートを皮切りに、優勢に進める。
28分、カウンターから小屋松知哉(14)の右クロスを細谷がヘッド。
続いてデザインされたCKから、バイタルでフリーを作る。
 29分、原川の右CKから、渡井がミドル。
 30分、同じく原川の左CKから、小屋松のダイレクトミドルは右ポストを叩いた。
 押し込んだ柏は、この時間帯に先制したかった。

川崎は、伊藤達哉がドリブルを仕掛けるなどしたが、単発だった。

■2nd half
後半は川崎が風上となって、ロングボールで優位に立つ。
 50分、ジエゴのパスミスをマルシーニョがバイタルでカット。
 三浦がクロスを入れると、ゴール前で脇坂が頭で合わせて先制する。

リードを許した柏は、53分、早めに2選手を入れ替える。
 57分、投入された久保藤次郎(24)の右クロスを小泉がヘッド。
 脇坂のゴールと似た形で、同点ゴールが決まった。

その後は柏がペースを握り、ショートパスを重ねて前進する。
川崎はときにチャンスを作るが、プレスバックは効かないまま。
 ロングボールで単に蹴り出すことも多く、耐える時間が長くなる。
 ただ、押し込まれながらもPA内は堅く、柏に決定機を許さなかった。

■summary
柏は、シンプルなパスワークを披露した。
 1列手前の選手と斜めの位置に立ち、パスを受けて前に進む。
 チャレンジするような際どいパスは少なく、丁寧に保持した。
 CKのデザインも素晴らしく、29分、30分にフリーのミドルを放った。

53分、細谷真大を交代させる。
 投入された垣田裕暉がロングボールの受け皿となり、陣地を回復する。
 今季から背番号9を背負うエースの早めの交代には驚いたが、的確だった。

守りは3バック中央の古賀太陽が中心となった。
 山田新へのロングボールを封じ、キープを許さなかった。
中盤での寄せも速く、川崎のトラップが乱れればすかさず回収する。
 1失点したものの、川崎に自由を与えなかった。


川崎は連戦の疲労が残る中、柏を攻略できなかった。
 チャンスも作ったが、セカンドやイーブンボールの競り合いに勝てなかった。
 劣勢の時間が続いたが、バランスを保ち続け、決勝点を与えなかった。

57分の失点は、左サイドの守備を崩されたもの。
 ボールを持つ小泉に対し、山本、丸山、三浦の3人が同時に寄せていった。
 ここからサイドにパスを出され、久保に長い時間を与えて同点アシストを許す。
 人数を掛けて囲んでも奪い切れず、抜け出されて決定機を作られた。
 昨年は数多く見られたパターンだが、今年は少なくなっているので、今後も改善したい。

次は中3日で、アウェイ福岡戦(J1 #3)。
 今日プレーしなかった山内やヴェロンを先発起用したい。
 高稼働が続くVW際や河原などは、できる限り休ませたい。

■goal
58小泉佳穂(8)
50脇坂泰斗(14) 

■judge
山口瑠伊(98) 6.5 28分に細谷のヘッド、29分に渡井のミドルを弾き出す。キックは精度低め。
VW際(31) 6.5 14分、渡井のシュートをブロック。63分、タックル不発で小屋松に突破される。
高井幸大(2) 6.5 ハイボールやクロスを高さで処理した。プレスを受けて20分、33分にロスト。
丸山祐市(35) 6.5 柏のラストパスをカットして決定機を許さず。垣田のポストプレーに苦しむ。
三浦颯太(13) 6.5 28分、左クロス。1アシスト。58分、味方と重なり久保をフリーにして失点。
河原創(19) 5.5 24分、細谷に1対1で競り勝つ。45分、パスミスでロスト。連戦で疲れていた。
山本悠樹(6) 6.0 スペースを探しパスを通す。9分、14分、40分にパスミス。トラップが大きめ。
伊藤達哉(17) 6.0 細かなドリブルで密集したエリアを進んだ。左に動いた31分、37分にクロス。
脇坂泰斗(14) 6.5 5分、伊藤のパスからミドル。37分にボレー。流れるようなヘッドで1ゴール。
マルシーニョ(23) 5.5 58分、VW際のロングパスからシュート。もっとカウンターを狙いたい。
山田新(20) 5.5 ロングボールを古賀と競り合うが、孤立してしまう。60分、中央からミドル。

■sub
62(19)橘田健人(8) 6.0 65分、70分にドリブルで縦に運ぶ。75分、三浦を抜いた久保をカバー。
72(17)家長昭博(41) 5.5 76分、左でキープ。85分、PA内シュート。86分、山本のFKをヘッド。
82(20)エリソン(9) 5.5 85分、スローインを受ける。90+4分、脇坂の縦パスをPA内で受ける。
82(23)宮城天(24) 5.5 85分、左からPA内にドリブルで入り込んだ。プレー機会は限られた。
82(13)田邉秀斗(15) 6.0 LSB。84分、ターンからのドリブルでFK獲得。90+3分、左クロス。

■bench
ソンリョン(1) 車屋紳太郎(7) アイダル(44) 山内日向汰(26) 

■coach
長谷部茂利 6.0 劣勢の時間もありながら、勝ち点1を獲得。選手交代も的確だった。

■referee
福島孝一郎 6.5 判断基準が一貫していて、ストレスを感じさせないジャッジ。

237,500views
AT+1+4

2025/02/19

250218川崎2-0セントラルコースト(ACLE GL #8)

川崎2-0セントラルコースト・マリナーズ(等々力, 19:00KO, 11,013人)

J1リーグ開幕戦の名古屋戦(J1 #1)に大勝して中2日。
 2週連続のミッドウィーク開催となるACLEセントラル・コースト戦。
 グループリーグ最終節だが、すでに4位以上での勝ち上がりが確定している。

引き続きU-20代表参加のため、大関、神田、土屋は不在。

前日17日、ソンリョンが道路交通法違反で検挙された。
 クラブ独自に1試合出場停止処分が課され、この試合は不在。


先発は、名古屋戦から大きく10人を変える。
 続けて先発するのは河原創のみとなった。

GKは2016年以来の公式戦出場となる安藤。
 4バックは右からVW際、アイダル、車屋、田邊、ボランチに橘田と河原。
 2列目に家長、山内、宮城天、1トップにエリソンが入る。

先発を外れる10人のうち、負傷交代した佐々木旭がベンチ外、残り9人はベンチに回る。

ベンチには、静岡学園高校から加入した野田が初めて入る。
 U-18新3年生のGK井澤明己も、トップチーム初のベンチ入り。


セントラルコースト・マリナーズFCは、2023-24シーズンのAリーグのレギュラーシーズン1位。
 2023-24のAFCカップでも優勝した。
 ACLEグループリーグは1分6敗の12位で、敗退が決まっている。

前節ジョホール戦(ACLE GL #7)で、GKディラン・ペライッチカレン(40)が一発退場。
 イエロー累積3枚のDFブライアン・カルタック(3)とともに、出場停止となった。

川崎とは、2009年のACLグループリーグで対戦。
 セントラルコーストでは1-2、等々力では5-0で、川崎が2勝した。

■1st half
セントラルコーストは、4-4-2の陣形で守る。
 プレスに出ることは少なく、中央を固めながら待ち構える。

川崎は2CB車屋とアイダルが組み立てる。
 橘田か河原のどちらかがCB脇に落ちて加勢し、左右のサイドに渡す。
 守備ブロックは堅かったが、試行錯誤しながら突破口を探した。

20分を過ぎると、ゴールに迫る機会が増える。
 22分、河原のミドルパスから、宮城天がカットインしてシュート。
 26分、VW際の右クロスを、宮城天がヘッド。
 27分、河原の縦パスを自ら高く浮かしたエリソンがオーバーヘッド。

35分、落ちて受けた山内が、縦にドリブルしていく。
 するすると抜け出して、クリスティアン・テオハルス(7)のタックルでPKを獲得した。
 36分、エリソンが豪快にPKを蹴り込んで先制する。

41分にも山内はループ気味に右ポストに当てた。

■2nd half
セントラルコーストは、1点を追って高い位置でのボール奪取を目指す。
 川崎の最終ラインに向けて、じりじりと寄せるプレスを仕掛ける。
 運動量が落ち始めた川崎だったが、河原と橘田が引き締めてバランスを保った。

59分、河原の右クロスをエリソンがヘッド。
 フリーかつ完璧なタイミングだったが、外した。

川崎は前線に主力を投入して、スペースを狙う。
 73分、マルシーニョが独走してシュート。
 80分、マルシーニョのパスを浮かせたエリソンがボレー。

セントラルコーストは、88分、アブドゥル・ファイサル(21)がシュート。
 田邉がブロックして、アイダルがヘッドで弾き出す。
 さらにPA内に持ち込まれたが、辛くも脇坂がクリアした。

90+8分、ヴェロンのラストパスがマルシーニョに届き、GK1対1を制してゴール。

■summary
セントラルコーストは、ゴール前まで川崎を押し込むこともあった。
 鋭いクロスも入れたが、数は少なく、崩し切ることはできなかった。
 88分には波状攻撃を仕掛けたが、ゴールは決まらなかった。

中央をがっちり固める守備は悪くなかった。
 とはいえ、川崎の突破を許してしまうことも多かった。
 すでに敗退が決まっていたこともあって、妥当な結果となった。

GKアダム・パフレシッチ(1)は、好セーブを見せた。
 26分の宮城天のヘッド、73分の1対1のマルシーニョの決定機を止めた。


川崎は、選手を入れ替えつつ勝利した。
 ボランチ河原と橘田を中心として、無失点で終えた。
 良いプレーは多くなかったが、決定機を作って優位に進めた。


安藤駿介。

安藤駿介は、2016年5月25日のYNC仙台戦(2016 YNC GL #6)以来の公式戦出場。
 この間、川崎の黄金期を陰で支えた大切な人材。
 第2GKの難しさは知られるが、もっと難しい第3/第4GKとして長く過ごした。
 報われるかなんて分からないけど、努力を続けた安藤は、本物のヒーローといえる。
 そんな安藤に向かって、サポーターが暖かい声援と大きな拍手を贈ったことも嬉しい限り。

家長昭博は、長谷部新監督のもと公式戦3戦目で初出場。
 コンディション不良の可能性もあるが、守備のところの影響かもしれない。
 多くの負担を求めるのは難しいと思われるが、今後の起用法が注目される。

次は中3日で、アウェイ柏戦(J1 #2)。
 中盤2人の疲労は気になるが、しっかり勝利したい。

■goal
36PKエリソン(9) 90+8マルシーニョ(23)

■judge
安藤駿介(21) 6.0 プレー機会は少なかったが、着実だった。大きな声掛けが等々力に響いた。
VW際(31) 6.5 最初は家長と呼吸が合わなかったが、徐々に修正。右クロスを再三供給する。
アイダル(44) 6.0 ゴール前でしっかりクリアする。プレスを受けると慌てて蹴って相手に渡す。
車屋紳太郎(7) 6.5 読みを効かせて守る。ビルドアップの位置取りも的確。右足を攣って交代。
田邉秀斗(15) 6.0 前に出て守った。25分、1人を抜いて左クロス。52分、判断ミスでロスト。
河原創(19) 7.0 カウンターを早い段階で食い止める。59分、エリソンへの完璧な右クロス。
橘田健人(8) 6.5 鋭いプレスバックとセカンドボール回収で貢献。安全策のパスが多かった。
家長昭博(41) 5.5 13分、25分にPA内でクロスを頭でフリック。守備面はあと少し改善したい。
山内日向汰(26) 6.5 トップ下。35分、PK奪取。41分、右ポストに当てる。49分、中央突破。
宮城天(24) 6.0 12分、車屋の縦パスを右の家長に展開する。22分にシュート、26分にヘッド。
エリソン(9) 6.0 27分、オーバーヘッド。PKで先制ゴール。59分、70分、80分にもシュート。

■sub
66(26)脇坂泰斗(14) 6.0 69分、PA左角からのFKをニアサイドに狙う。88分、ゴール前クリア。
66(24)マルシーニョ(23) 7.0 73分、エリソンのパスで独走するがGKセーブ。最後に1ゴール。
75(7)丸山祐市(35) 6.5 ハイボールを跳ね返す。アイダルを始め、周囲と助け合って守り切る。
85(9)山田新(20) 5.5 90+1分、ボール奪取でカウンターの起点となる。プレー機会は少な目。
85(41)ヴェロン(28) 6.5 90+1分、90+3分と右クロス。90+8分、ダイレクトで1アシスト。

■bench
山口瑠伊(98) 井澤明己(50) 野田裕人(36) 高井幸大(2) 三浦颯太(13) 山本悠樹(77) 

■coach
長谷部茂利 6.0 大幅に選手を入れ替えながら勝利した。思い切って野田も起用したかった。

■referee
シバコーン・プードム(THA) 6.5 軽い接触プレーは流しつつ、的確な判断を続けた。PKも妥当。

236,900views
AT+1+9

2025/02/16

250215川崎4-0名古屋(J1 #1)

川崎4-0名古屋(U等々力, 15:00KO, 23,005人)

等々力に名古屋を迎えてのJ1リーグ開幕節。
 ACLE浦項戦(ACLE GL #7)から帰国して、中3日の日程。

2025シーズンのJ1リーグは、春秋制での最後のシーズン。
 2026-27シーズンからは、秋春制に移行することが決まっている。
 また、今季から、ベンチ入りの人数が7人から9人に拡大された。

浦項戦を終えて、U-20代表に神田が合流。
 先に派遣されている大関、土屋とともに3人が不在となる。


先発は、浦項戦から2人が変わる。
 新たにパトリッキ・ヴェロンと河原創が入る。
 伊藤達哉はベンチ外となり、橘田はベンチに回る。
 GK山口はJ1リーグ初出場、ヴェロンはJ1リーグ初先発となった。

ベンチには、DFが4人入った。
 攻撃的な選手はエリソン、宮城天、山内の3人だけ。
 浦項戦に続いてベンチ外の家長は、コンディション不良と思われる。


シーズン初戦となる名古屋は、4年目の長谷川健太監督が率いる。
 2024シーズンのJ1リーグは、15勝8分18敗の11位。
 YBCルヴァンカップでは2度目の優勝を飾った。

マテウス・カストロ(10)が、サウジアラビアから1年半ぶりに復帰して先発する。

2024年の対戦は、1勝1敗だった。
 240602川崎2-1名古屋(J1 #17)
 240922名古屋2-0川崎(J1 #31)

■1st half
名古屋はオールコートのマンツーマン。
 基本は3バックだが、川崎の4-2-3-1の配置に合わせて4バック気味に守る。

川崎はマンツーマンに戸惑いつつ、広くピッチを使って対応する。
 GK山口と2CBが詰められても、1列飛ばすパスを交えて抜け出していく。
 12分、河原のサイドチェンジからマルシーニョがシュート。
 23分、左からの三浦のパスを脇坂がスルーして、河原がミドル。

名古屋はFW永井謙佑(18)にロングボールを蹴り込む。
 風上だったこともあり、セカンドボールを拾って2次攻撃を仕掛ける。
 25分、永井の突破から原輝綺(70)がシュートするが、丸山がブロック。
 クリアを拾った永井が美しいミドルを狙ったが、右ポストに弾かれた。

山田新は、CB三國ケネディエブス(20)と1対1のマッチアップ。
 やや右に流れることで、左のマルシーニョのスペースを確保する。
 かなり三國に対して優勢で、ロングボールを受け止めてさばく。

39分、マテウスのFKを皮切りに、名古屋のセットプレーが続く。
 40分、41分、42分に徳元悠平(55)が左CK、45+1分にマテウスが右CKを蹴った。

■2nd half
後半になると、名古屋は攻め手が少なくなった。
 ロングボールを蹴っても、精度は低く、川崎が簡単に回収する。
 マンツーマンも体力的に難しく、マークを外されてパスを通される。

中盤で優位を築いた川崎が、ゴールを狙う。
 55分、三浦のパスを脇坂がミドル。
58分、マテウスがサイドラインを割る前にボールを手で触り、FKを与える。
 このFKの局面で名古屋は2人を交代するが、結果的に裏目に出た。
 三浦のFKを、高井がヘッドで先制ゴールを決めた。

リードを奪った川崎は、ゴールラッシュを演じる。
 67分山田新、79分山内、88分宮城天と、ユース組が次々とゴール。
 3ゴールともに美しい崩しからゴールを陥れたもので、観客を沸かせる。
 名古屋は逆襲することもできず、なすすべなく大量失点を喫した。

■summary
名古屋は、永井謙佑へロングボールを入れ続けた。
 前半も川崎の2CBに跳ね返されていたが、後半になるとさらに機能しなくなる。
 早めに別のプランに切り替えるべきと感じたが、用意されていなかった。
 復帰直後のマテウスがチームにフィットすれば、違った形を出せるかもしれない。

マンツーマンは、時間が経過すると綻び始め、後半は完全に破綻。
 寒冷な2月でも強度を保てなかったので、暑くなればもっと体力的に厳しくなる。
 持続可能な守備パターンも準備する必要があると思われる。


川崎は浦項戦と同じ4-0のスコアで大勝した。
 前半に退場者が出た浦項戦とは異なり、最後まで11人だった名古屋を攻略した。
 特に後半、流れるようなパスワークを次々と繰り出して、観ていて面白かった。

U-18出身者4人がゴールを決めたことも嬉しい限り。
 先制ゴールの高井は、守備でも丸山とのコンビで永井を封じた。

2試合を終えての懸念は、選手の入れ替えが少ないところ。
 それぞれ16選手(交代含む)が出場したが、伊藤達哉とVW際以外の15選手は同じだった。
 もっと多くの選手を起用して、層を厚くしてほしい。

次は中2日で、セントラルコースト・マリナーズ戦(ACLE GL #8)。
 すでにACLEグループリーグは、4位以内の突破が確定している。
 神橋や野田を先発させるなど、大きくターンオーバーしたい。

■goal
58高井幸大(2) 67山田新(20) 79山内日向汰(26) 88宮城天(24) 

■judge
山口瑠伊(97) 6.0 両足を使いながらビルドアップで貢献。24分、スローで2列目の脇坂に渡す。
佐々木旭(5) 5.5 4分、徳元悠平と競り合って右腰を痛める。10分ほどプレーしたあと負傷交代。
高井幸大(2) 7.5 先制ゴール。28分、マテウスから奪取。ロングボールを回収して味方につなぐ。
丸山祐市(35) 7.0 守備陣を統率して完封。25分、原のシュートを防ぐ。48分、高井とお見合い。
三浦颯太(13) 7.5 FKで先制アシスト。2点目も美しくアシスト。49分のミドルなど躍動した。
河原創(19) 6.5 素早い寄せで中盤を締める。12分、マルシーニョへロングパス。23分、ミドル。
山本悠樹(6) 6.0 多彩なパスでマルシーニョを走らせる。役割が整理された守備も効いていた。
脇坂泰斗(14) 7.0 ドリブルで前進していく。49分、鋭いターンからシュート。55分、ミドル。
ヴェロン(28) 6.0 右ウィングで献身的にポケットに走り込む。47分、山田新の落としをミドル。
山田新(20) 7.0 1ゴール。79分のヘッドはバー。CB三國を制し、ロングボールの受け皿となる。
マルシーニョ(23) 6.0 3分、イエロー。12分、シュート。63分、67分に三浦へ1タッチパス。

■sub
16(5)VW際(31) 6.5 緊急出場。67分、ドリブルで2人抜く。ピンチにはゴール前を固めた。
77(28)山内日向汰(26) 7.0 プロ初ゴール。1アシスト。78分、90+4分にも決定的なシュート。
77(6)橘田健人(8) 6.0 79分、山田新へ完璧な右クロス。名古屋の反撃を封じる役割を果たす。
82(20)エリソン(9) 6.0 90+3分、続けてシュートを2度放つ。90+6分、PA内でパスをキープ。
82(23)宮城天(24) 6.0 82分、ドリブルで仕掛け。88分、山内の突破に呼応しヒールでゴール。

■bench
ソンリョン(1) 田邉秀斗(15) 車屋紳太郎(7) アイダル(44)

■coach
長谷部茂利 7.0 前半は耐える時間もあったが、後半に突き放す。起用する選手を分散したい。

■referee
高崎航地 4.5 判断基準が不明瞭で、両チームに混乱を招く。後半は改善した。

236,500views
AT+7+8

2025/02/13

250211浦項0-4川崎(ACLE GL #7)

浦項0-4川崎(浦項スティールヤード, 19:00KO, 4,007人)

2025シーズン公式戦初戦は、ACLEのアウェイ浦項スティーラーズ戦。
 長谷部茂利監督が、初めて指揮を執ることとなった。

秋春制のACLEは、2024年9月から全8戦の東地区グループリーグが始まって、浦項戦は7戦目。
 2024年12月4日の山東泰山戦(ACLE GL #6)から中断期間を挟み、2か月ぶりの再開。
ACLEグループリーグは、ここまで4勝2敗の勝ち点12で、4位。
 東地区の12チーム中、上位8位までがラウンド16に進出できる。
 現在9位の上海申花は勝ち点7で、ラウンド16進出はほぼ手中にある。

ACLEは、同大会内での背番号変更はできない。
 そのため、春秋制のJリーグなどと背番号が異なる選手が出る。
 例えば、山本悠樹は2025年から背番号6番に変更したが、2024年当時の77番で出場する。
 新加入の伊藤達哉は、遠野大弥が17番でACLEに出場済なので、37番を着用する。

U-20代表に参加中の大関と土屋は不在。
 神田も選出されているが、この試合まで帯同してU-20代表に合流する。


先発は、昨シーズンを継続する形の4-2-3-1となった。
 そして、新加入の伊藤達哉が右ウィングで先発する。
 GKには山口、RSBには佐々木旭が入っている。

ベンチ入りは、ACLEのため12人。
 家長や、新卒加入の神橋と野田はベンチ外となった。


浦項は、2023年のコリアカップ優勝・Kリーグ2位でACLEに出場。
 ACLEグループリーグは、ここまで3勝3敗の勝ち点9、5位となっている。

川崎とは、2009年のACLグループリーグ以来16年ぶりの対戦。
 2009年はアウェイ浦項でドロー、ホーム等々力で浦項が勝ち、浦項の1勝1分だった。

■1st half
浦項は、2トップにボランチ1枚が加わってプレスを加える。
 両ウィングがSBをきっちり抑えて、川崎の2CBのパスコースを消す。
 ボランチに渡せないようにして、ロングボールを蹴らせた。
ビルドアップでは、GKファン・インジェ(21)と2CBでボールを回す。
 川崎のプレスラインは低めで、余裕のあったGKが持つ時間が長くなった。
 お互いに相手の出方を待つ静かな立ち上がりで、膠着状態が続く。

30分を過ぎると、浦項のプレスが緩まる。
 FW1人がプレスに出ても周囲が連動せず、スペースが空く。
 川崎のCBはボランチにパスを出せるようになって、前進していく。
36分、脇坂が左サイドのスペースへ大きく展開する。
 パスを受けたマルシーニョは、カットインからシュート。
そして38分。
 RSB佐々木旭が中央に持ち上がると、山本を経由して山田新から右の伊藤達哉に展開。
 伊藤達哉のシンプルな右クロスを、ゴール前に駆け上がった山田新が先制ヘッドを決めた。

43分、CBジョナサン・アスプロポタミティス(5)が2枚目のイエロー。
 1点リードされた浦項が、数的不利となった。

■2nd half
浦項は、選手を早めに入れ替えながら同点を狙う。
 後半から1トップに入ったイ・ホジェ(33)がプレスを頑張った。

60分から続けて3本のCKを蹴る。
65分、イ・ホジェが縦に突破し、イォ・ジュンウォン(2)がミドル。
 三浦がクリアしたボールを、さらにオベルダン(8)がミドルを狙った。

71分、川崎がようやく浦項を突き放す。
 右サイドの高い位置で佐々木旭が奪取して、ゴール前に運ぶ。
 CBを背負った山田新が落とすと、脇坂が優しく蹴り込んだ。

2点差となり、浦項に勝ち点を得る望みは薄くなった。
 さらに河原とエリソンが追加点を決めて、大勝した。

■summary
浦項は、GKからビルドアップを図ったが、CBから先につなげない。
 強引に打開しようとはせず、GKへのバックパスを繰り返す。
 川崎がGKまで寄せなかったので、ポゼッションはできても攻撃できなかった。

最初は良かったプレスも、長くは続けられなかった。
 川崎の中盤にスペースを与えるとすぐにゴールに迫られて、38分に失点。
 43分にアスプロポタミティスが退場したこともあり、難しいゲームとなった。
 数的不利ながら後半、攻勢に出たが、同点ゴールは奪えなかった。


川崎は、長谷部茂利監督の初戦を、勝利で飾った。
 シーズンオフの移籍が少なかったこともあり、2024シーズンの骨格を維持した。
 少しずつチームを変革するスタイルなので、選手の戸惑いは少ないと思われる。
 数的有利かつ大量リードの展開となり、慎重になりすぎることなく選手を交代した。

伊藤達哉は、右ウィングでのデビュー戦で、先制アシスト。
 ピッチはあまり良くなかったが、独特のタッチのドリブルで存在感を見せた。

ゾーン・ディフェンスを採用した守備は、整備が進みつつある。
 プレスも個に頼るだけでなく、全体が連動しながら動き出すようになった。
 ゴール前を崩されても、短時間で体勢を立て直すことができていた。
 数的有利だったことも大きいが、今後、失点を減らす可能性を感じることができた。

次は、中3日でJ1リーグ開幕戦となるホーム名古屋戦(J1 #1)。
 厳しい日程が始まるが、選手を入れ替えながら勝利したい。

■goal
38山田新(20) 71脇坂泰斗(14) 75河原創(19) 88エリソン(9) 

■judge
山口瑠伊(98) 5.5 仕事は少な目。78分、シュートをキャッチ。90+5分、プレスを受けロスト。
佐々木旭(5) 6.5 RSB。8分、12分に突破を許す。71分、ボール奪取から運んでゴールを生む。
高井幸大(2) 6.5 14分、前に出てカット。63分にCKを、90+3分にはFKをゴール前でクリア。
丸山祐市(35) 7.0 最終ラインをしっかり統率した。13分、19分にロングボール。1アシスト。
三浦颯太(13) 6.5 左サイドを駆け上がりクロスを入れる。65分、ゴール前でシュートクリア。
橘田健人(8) 6.0 ゾーンでも個の守備力を活かした。31分、イエローを受けたため前半で交代。
山本悠樹(77) 6.5 CB丸山の脇に下りて組み立てる。64分、山田新へラストパス。1アシスト。
脇坂泰斗(14) 6.5 53分、65分にシュート。1ゴール。守備では2トップ型で山田新と並んだ。
伊藤達哉(37) 6.5 狭いエリアでも細かなドリブルで抜け出す。正確な右クロスで先制アシスト。
マルシーニョ(23) 6.0 19分、PA内左から1人抜いてクロス。36分、カットインからシュート。
山田新(20) 7.0 飛び上がり頭で叩いて1ゴール。50分、ロングシュート。ポストで1アシスト。

■sub
HT(8)河原創(19) 6.5 55分、マルシーニョへスルーパス。75分、チップキックで1ゴール。
77(37)山内日向汰(26) 5.5 トップ下で出場。83分、GKにプレス。85分、ドリブルでFK獲得。
77(14)ヴェロン(28) 5.5 右ウィング。86分、山内とパス交換するもロスト。プレスは良かった。
81(20)エリソン(9) 6.0 84分、左からシュート。88分、コースは甘くなったがヘッドでゴール。
86(23)宮城天(24) 5.5 左ウィング。87分、三浦へスルーパス。90+1分、ドリブルもロスト。

■bench
ソンリョン(1) 安藤駿介(21) VW際(31) 田邉秀斗(15) 車屋紳太郎(7) アイダル(44) 神田奏真(32) 

■coach
長谷部茂利 6.5 采配初戦で良い面を多く見せて大勝。今季への期待感を高めた。

■referee
ムハンマド・ナサルディン(MAS) 6.5 軽い接触は流しつつ、危険なプレーには即座にイエローを提示した。

235,800views
AT+3+5

2025/02/01

250201負傷離脱2025(随時更新)

2025シーズン負傷離脱(随時更新)

2025シーズン、負傷や体調不良で離脱した選手を記録していきます。
 公式発表あるいはメディア報道などをまとめたものです。
(2023シーズン途中から、公式発表で全治見込日が示されなくなりました。)

現在離脱中の選手は、離脱日が新しい選手を上に並べています。
 復帰した選手は、復帰日順に並べています。

シーズン初めに記事を書いて、随時追記しながら更新していきます。
 シーズン複数回の離脱がある選手は、選手名のあとに回数を示します。
 サイト右のリンク集にも載せますので、確認したくなったらこちらからどうぞ。

過去のシーズンの負傷離脱の記事はこちら。
 2024年 2023年 2022年 2021年

■現在離脱中■
車屋紳太郎(7)
★2025年3月12日(水) 上海申花戦(ACLE R16 #2)で負傷 (出場なし)
 左長内転筋肉離れ 全治見込の発表なし
  (2025年3月19日(水) 公式発表)

イ・クンヒョン(33)
★2025年1月10日(金) (負傷日の発表なし)
 左膝の離断性骨軟骨炎/内側半月板損傷で手術 全治見込の発表なし
  (2025年1月10日(金) 公式発表)

■現在離脱中(前年最終戦で離脱中)■
小林悠(11) 
★2024年12月14日(土) 中村憲剛引退試合で左肩を負傷、途中交代。
 左肩鎖関節脱臼 12月16日(月)に手術 全治見込の発表なし
  (2024年12月26日(木) 公式発表)
 2025年1月14日(火) 沖縄キャンプに参加。
  (2025年1月14日(火) 公式youtube)
 2025年3月26日(水) 練習参加。
  (2025年3月26日(水) 公式Youtube)


左肩を押さえて倒れ込む小林悠。となりは家本政明主審。

■復帰者■
ジェジエウ(4)
★2025年1月24日(金) 沖縄キャンプ・トレーニングマッチ(八戸(J3)戦or沖縄国際大学戦)で負傷
 左ハムストリング肉離れ 全治見込の発表なし
  (2025年1月31日(金) 公式発表)
 2025年3月26日(水) 練習参加。
  (2025年3月26日(水) 公式Youtube)
★2025年3月29日(土) 復帰 FC東京戦(J1 #7)でベンチ入り。

佐々木旭(5)
★2025年2月15日(土) 名古屋戦(J1 #1)で右腰を痛めて途中交代。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2025年2月23日(日) 全体練習に合流。
  (2025年2月23日(日) サンケイスポーツ)
★2025年2月26日(水) 復帰 福岡戦(J1 #3)で途中出場。

伊藤達哉(17)
★2025年2月15日(土) 名古屋戦(J1 #1)は、体調を崩して欠場。
  (2025年2月22日(土) ゲキサカ)
  (体調不良の状況について、公式発表なし)
★2025年2月22日(土) 復帰 柏戦(J1 #2)で先発出場。

■復帰者(前年最終戦で離脱中)■
大島僚太(10)
★2024年11月22日(金) 浦和戦(J1 #28 #2)で途中交代
 「少しアクシデントがありまして、足が気になっているということだった」
  (2024年11月22日(日) 浦和戦後の鬼木達監督インタビュー)
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2025年1月14日(火) 沖縄キャンプに参加。
  (2025年1月14日(火) 公式youtube)
★2025年3月12日(水) 復帰 上海申花戦(ACLE R16 #2)で先発出場。

瀬川祐輔(18)
★2024年12月4日(水) 山東泰山戦(ACLE GL #6)で途中交代。
 46分、相手選手との接触で、右ハムストリングを負傷。
  (負傷の状況について、公式発表なし)
 2025年1月14日(火) 沖縄キャンプに参加。
  (2025年1月14日(火) 公式youtube)
 2025年2月25日(火) 「いつチャンスが来てもいいようには準備している」
  (2025年2月25日(火) エルゴラッソx/twitter)
★2025年3月5日(水) 復帰 上海申花戦(ACLE R16 #1)で途中出場。

脇坂泰斗(14) 
★2024年11月1日(金) 鹿島戦(J1 #35)で負傷。
 右ハムストリング肉離れ 全治見込の発表なし
  (2024年11月6日(水) 公式発表)
 2025年1月7日(火) 2025シーズン始動日「100%で出来る状態」)
  (2025年1月7日(火) サンケイスポーツ)
★2025年2月11日(火) 復帰 浦項戦(ACLE GL #7)で先発出場。

235,700views