2025/03/14

250312川崎4-0上海申花(ACLE R16 #2)

川崎4-0上海申花(等々力, 19:00KO, 13,277人)

ACLEラウンド16、上海申花との第2戦は等々力での開催。
 アウェイ第1戦(ACLE R16 #1)に1-0で敗れ、リードされている。
 日程は中6日。横浜FM戦(J1 #5)が4月9日に延期されて、7連戦が終わっている。
 等々力の寒さはそれほどでもなかったが、強い雨に見舞われた。


先発は、アウェイ第1戦から3人が変わる。
 新たにRSB佐々木旭、ボランチ大島僚太、1トップにエリソンが入った。
  大島は、昨年11月22日の浦和戦(J1 #28 #2)で途中交代して以来の復帰。
 外れたVW際、山本、山田新はベンチに回る。

ベンチからは田邉が外れている。


上海申花も日程は川崎と同じく中6日。
 中国スーパーリーグは、J1リーグと異なり、もともと先週末に試合は組まれていない。

第1戦からは先発2人を変えた。
 新たにヤン・ハオユー(43)とサウロ・ミネイロ(73)が入る。
 リウ・チェンユー(34)がベンチ、第1戦で負傷交代のイブラヒム・アマドゥ(6)はベンチ外となった。

■1st half
川崎が圧倒的にボールを持って押し込んだ。
 次々にクロスを入れ、クリアボールも拾って攻め続ける。
 12分、伊藤達哉の右ポケットからのラストパスを、マルシーニョがシュート。
 18分、河原創、伊藤達哉と縦につないで脇坂がミドル。
 21分、佐々木旭の右クロスに大島が飛び込んだが、GKバオ・ヤーション(30)がセーブ。

25分、佐々木旭が右サイドを切り込んでいく。
 ニアサイドをストレートで撃ち抜いて、2戦合計で1-1の同点とした。

同点としてから川崎はスピードを緩め、保持の時間が長くなる。
 クロスだけでなく、複数のパサーが織り重なって中央からも崩した。

上海申花は、ジョアン・カルロス・テイシェイラ(10)にボールを渡せない。
 長く押し込まれていたので、チャンスはセットプレーくらいだった。
 シュー・ハオヤン(7)が27分に左CK、28分に左FKをゴール前に蹴り込んだ。

■2nd half
後半になると、上海申花が巻き返しを図る。
 川崎のプレスを逆手に取って、その背後にパスを通していく。
 52分、ウィルソン・マナファ(13)の右クロスを、サウロ・ミネイロがシュート。
 54分、テイシェイラが胸トラップからジャンピング・ボレー。

60分あたりで川崎がプレスを修正し、上海申花の前進が阻まれる。
そして64分、佐々木旭が持ち上がって、守備を引き付けて右クロス。
 エリソンが2CBの間から抜け出すと、右足ダイレクトでゴールを決めた。

2戦合計でリードした直後の68分、さらに追加点。
 大島が縦パスを入れると脇坂がスルーして、左ポケットのマルシーニョまで届く。
 マイナスの折り返しを、伊藤達哉が加入後初ゴールを決めた。

GK山口が2点リードを守るために奮闘する。
 79分、80分にサウロ・ミネイロのシュートを連続セーブ。
 ロスタイムにはマルシーニョが4点目を決めて、ACLEベスト8に進出した。

■summary
上海申花は、川崎の圧力に飲み込まれた。
 第1戦のように上手く守れず、ビルドアップも難しかった。
 守勢を強いられる時間が長くなり、多くの決定機を作られる。
 4失点してしまったが、内容を踏まえれば残念ながら妥当だった。

後半スタートから15分ほど、川崎のプレスを破ることはできた。
 スコアに応じてペースを変化させる戦術だったが、ゴールはできず。
 今大会の川崎戦は2戦2勝だったが、3戦目で初めて負けて、ACLEはベスト16で終わった。


川崎はゴールが必要な第2戦で、前半から攻め続けて4ゴール。
 決定機を仕留められず、もどかしさを感じる状況もあった。
 それでも焦れることなく、佐々木旭のゴラッソを皮切りにラウンド16を突破した。

大島僚太は、昨年11月以来の復帰戦。
 いきなりの先発だったが、河原創のサポートを得ながら、プレーは別格。
 脇坂、河原、伊藤の近くに立ち、高い技術を活かして中央を突破した。

次は中3日、アウェイ岡山戦(J1 #6)。
 代表ウィークの中断前で、どのようなメンバーを起用するか楽しみ。
 疲労は少なからず残っているはずだが、しっかり勝っていきたい。

■goal
24佐々木旭(5) 64エリソン(9) 68伊藤達哉(37) 90+1マルシーニョ(23) 

■judge
山口瑠伊(98) 7.0 79分、80分に決定機を続けてセーブ。89分、瀬川へロングスローを届ける。
佐々木旭(5) 8.5 超絶ゴラッソで同点ゴール。完璧なクロスで決勝アシスト。素晴らしかった。
高井幸大(2) 7.0 危険の芽を前で摘む。サウロ・ミネイロを抑える。50分、60分にCKをヘッド。
丸山祐市(35) 6.5 上がる高井や両SBとのバランスを保った。90+2分、縦ポンで抜け出される。
三浦颯太(13) 6.0 何度も左サイドで仕掛けるが、味方に合わせられなかった。45+3分、ロスト。
河原創(19) 6.5 大島を助けながら、11分、18分に縦パス。45分、シュートを右ポストに当てる。
大島僚太(10) 6.5 可動域はまだ狭いが、確かな戦術眼でチームを躍動させる。21分にシュート。
伊藤達哉(37) 6.5 多彩なパターンで崩した。12分、20分に右クロス。68分、川崎での初ゴール。
脇坂泰斗(14) 6.5 18分、ミドル。38分、シュートブロック。74分、左ポストに当てるシュート。
マルシーニョ(23) 7.0 12分、決定機を外す。27分、自陣でミスしてロスト。1アシスト1ゴール。
エリソン(9) 7.0 2分、30分にシュート。64分、2CBの背後に出て右足ダイレクトで決勝ゴール。

■sub
72(10)山本悠樹(77) 5.5 2本のCKを蹴った。87分、橘田のパスを受けて前の瀬川を狙った。
78(37)家長昭博(41) 5.0 84分、佐々木旭と絡みながらシュート。守備ではもっと動いてほしい。
78(9)山田新(20) 5.5 プレスに走る。81分、自陣でクリア。90+3分、ロングボールを収める。
85(19)橘田健人(8) 6.0 タイトに寄せて自由を奪った。90+1分、ボール奪取して4点目を産む。
85(14)瀬川祐輔(30) 6.0 89分、GK山口のスローを受ける。PA内で慌てず冷静に1アシスト。

■bench
ソンリョン(1) 安藤駿介(21) VW際(31) 車屋紳太郎(7) 大関友翔(16) 宮城天(24) 神田奏真(32)

■coach
長谷部茂利 7.0 大島僚太の復帰、佐々木旭とエリソンの起用が奏功し、重要な試合に勝利した。

■referee
オマル・モハメド・アルアリ(UAE) 6.0 判断基準は少しブレたが、落ち着いて冷静なジャッジ。

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AT+3+4