2025/03/07

250305上海申花0-1川崎(ACLE R16 #1)

上海申花0-1川崎(上海スタジアム, 20:00KO(21:00JST), 20,837人)

今シーズン初敗戦を喫した京都戦(J1 #4)から中3日。
 7連戦の最後は、ACLEラウンド16の第1戦アウェイ上海申花戦。

ACLEはリーグステージ東地区2位で通過した。
 ホーム&アウェイのラウンド16は、7位の上海申花と対戦する。
 上位チームが第2戦ホームとなるので、第1戦は上海スタジアムでのアウェイ戦。


先発は、京都戦から9人と大きく変わる。
 続けて先発するのは、河原創と伊藤達哉の2人。
 大きくターンオーバーして休ませた主力を起用する。

前週水曜日の福岡戦(J1 #3)と比べると、2人の変更。
 河原創と伊藤達哉が入っていて、橘田健人と家長昭博がベンチとなる。
 福岡戦、京都戦から3戦連続で先発する選手は誰もいない。

ベンチには、U-20代表から戻った神田奏真と大関友翔が入る。
 また、瀬川祐輔が昨年12月4日の山東泰山戦(ACLE GL #6)での負傷から復帰する。


上海申花は、ACLEリーグステージ3勝1分4敗で7位。
 2021-23年に横浜FCでプレーしたFWサウロ・ミネイロ(73)はベンチスタート。

第3節で川崎と対戦し、4分のマルシーニョの退場もあって上海申花が勝った。
 241023上海申花2-0川崎(ACLE GL #3)

■1st half
上海申花は、ショートパスでじっくり保持する。
 無理して蹴ることなく、GKやCBに戻してやり直していく。
 ジョアン・カルロス・テイシェイラ(10)が組み立てながら、両SBに渡した。

川崎の2CBは、あまりプレスを受けない。
 ロングボールの必要はなく、ボランチや両SBが運んでいく。
 バイタルまで進めば、ゴール前を圧縮して固める上海申花が立ちはだかる。
 手数を掛けずにクロスを入れつつ、ポケットにも走り込む。

33分、PA内で河原が右に流すと、伊藤の前に入ったDFに当たる。
 戻ったボールを脇坂が押し込んだが、VARでオフサイドと判定された。

42分、河原が脇坂に預けてからPA内にダッシュする。
 決定機を右クロスで作るが、マルシーニョのシュートは当たらなかった。

上海申花は、前半ロスタイムに攻め立てる。
 45+3分、シュー・ハオヤン(7)の左CKから、リー・クア(23)がボレー。
 45+7分、左サイドから崩してリウ・チェンユー(34)がシュート。
 45+8分、左CKからウー・シー(15)がループで狙うが、GK山口がパンチング。

■2nd half
イエローを受けたマルシーニョに代えて、後半から家長を入れる。
さらに59分、ファウルが続いたVW際に代えて、佐々木旭を投入。
 退場あるいは警告を未然に防ぐための消極的な交代となった。

三浦の攻め上がりを上海申花は止められない。
 何度も何度も右クロスを入れていくが、中央で待つ山田新に届かなかった。

上海申花は緩み始めた中盤を使って、サイドから決定機を作り出す。
 63分、右クロスをリウ・チェンユー(34)がヘッド。
 66分、チャン・シンイチ(27)の左クロスを、イブラヒム・アマドゥ(6)がシュート。
そして76分、テイシェイラが右に流し、ウィルソン・マナファ(13)がシュート。
 高井が戻りながらクリアを試みるが、オウンゴールとなった。
 85分にもチャン・シンイチの左クロスをサウロ・ミネイロがシュート。

1点を追う川崎は、引き続き三浦がクロスを入れる。
 80分、1トップはエリソンに代わるが、山田新と同じくクロスに触れなかった。
 瀬川や大関が躍動感をもたらしたが、結果は出なかった。

■summary
上海申花は、規律正しくブロックを組んだ。
 4バックはPA幅にきれいに整列し、クロスをクリアする。
 川崎の1トップは、クロスを競り合うことすらできなかった。

攻撃は、テイシェイラがキープしながら時間を生み出す。
 駆け上がるSBを使って、少ない人数で決定機を作った。
 攻めながらもバランスに気を配り、川崎のカウンターを防いだ。


川崎は京都戦に続いて2試合連続の無得点。
 後半になると決定機を作れず、ゴールの可能性は低かった。

三浦が本当に多くのクロスを入れるが、低いボールも高いボールも跳ね返される。
 山田新に届かなくとも同じパターンを続けたので、上海申花にとって難しくなかった。
 伊藤、VW際、佐々木旭のクロスも、同じように処理された。

大関友翔は、福島(J3)へのレンタルから復帰して初出場。
 U-20代表で開幕前からチームを離れていたが、バイタルでボールを動かした。
 今日は10分程度だったが、もっと長い時間のプレーを見てみたい。
 大関がトップ下、脇坂がボランチで共存することも可能と思われる。

次は中6日、ホームに上海申花を迎える第2戦(ACLE R16 #2)。
 今季初めて間隔が空くので、少し休養することができる。
 逆転に向けて精神論を叫ぶだけでなく、停滞する攻撃を打開したい。

■goal
76OwnGoal

■judge
山口瑠伊(98) 6.0 45+8分、ウー・シーのループシュートをパンチング。仕事は少なかった。
VW際(31) 5.5 18分、25分、46分に右クロス。後半、ファウルを繰り返して交代となった。
高井幸大(2) 5.5 オウンゴールは不可抗力。右サイドに展開。サウロ・ミネイロには苦しむ。
丸山祐市(35) 6.0 背走しての守備でも崩れずにバランスを保った。79分、シュートブロック。
三浦颯太(13) 6.0 鋭い動きから数多のクロスを入れる。ただ、精度は低く、簡単に処理される。
河原創(19) 6.0 42分、マルシーニョへ絶妙なラストパス。間延びしていく中盤を引き締める。
山本悠樹(77) 5.5 高い位置にも出ていく。46分、ヒールパス。78分、強引な縦パスでロスト。
伊藤達哉(37) 5.5 前半は右、後半は左ウィングでプレー。細かく動き出してクロスを入れる。
脇坂泰斗(14) 5.5 29分、ボレー。33分、ゴールもVARでオフサイド。後半、ボールに触れず。
マルシーニョ(23) 6.0 42分、決定機もシュートは当たらず。イエローを受け、前半のみで交代。
山田新(20) 5.5 25分、29分にシュート。GKやDFにプレス。76分、失点につながるロスト。

■sub
HT(23)家長昭博(41) 5.5 71分、カットインからシュート。ビハインドでも遅攻志向は強かった。
59(31)佐々木旭(5) 5.5 右クロスを多く入れるが、跳ね返される。90+1分、エリソンへ縦パス。
80(37)瀬川祐輔(30) 6.0 縦にスプリントを繰り返す。90+5分、ボール奪取しロングシュート。
80(20)エリソン(9) 5.5 ゴール前で待ったが届かなかった。90+4分、脇坂の縦パスをポスト。
85(77)大関友翔(16) 6.0 90分、三浦にスルーパス。90+5分、縦にドリブルしてからクロス。

■bench
ソンリョン(1) 安藤駿介(21) 田邉秀斗(15) 車屋紳太郎(7) 橘田健人(8) 宮城天(24) 神田奏真(32)

■coach
長谷部茂利 6.0 合理的な采配だったが、攻撃は停滞した。瀬川、大関の起用は悪くなかった。

■referee
サルマン・ファラヒ(QAT) 5.5 ジャッジの基準は少しぶれたが、破綻するほどではなかった。

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AT+7+5