2025/03/18

250316岡山0-0川崎(J1 #6)

岡山0-0川崎(JFE晴れの国スタジアム, 14:00KO, 13,699人)

ACLEベスト8進出を決めたホーム上海申花戦(ACLE R16 #2)から中3日。
 アウェイでのJ1リーグ岡山戦は、チケット完売。
 雨に見舞われたが、スタジアムの屋根はメインスタンドだけ。
 J1リーグ初昇格で観客は増えているが、厳しい観戦環境となった。

次週は代表ウィークに入る。
 フル代表に高井、U-20代表に大関と土屋が選出された。


先発は、ホーム上海申花戦から1人だけ変更する。
 新たに山本悠樹が先発して、大島僚太はベンチ外となった。

ベンチ入りは、ACLEに比べて2人少なくなる。
 アイダルが入り、GK安藤、神田、車屋の3人が外れた。


ファジアーノ岡山は、昇格プレーオフを制してJ1リーグ初昇格。
 2009年からJ2リーグに参加し、初めて川崎と同じカテゴリとなる。
 J1リーグは、ここまで2勝1分2敗の9位。

川崎との対戦は、2019年の天皇杯以来6年ぶり。
 190814川崎2-1岡山(天皇杯 R32)
 当時のスタジアム名称は、シティライトスタジアムだった。

■1st half
岡山は、FWルカオ(98)にロングボールを入れる。
 ルカオは規格外のポストプレーで、高井を背負ってボールを収める。
 スローインもサイドに出向いて受け、味方につないだ。

セットプレーを獲得すると、加藤聖(50)が遠くからでも蹴り込む。
 8分、加藤の右CKを工藤孝太(15)が流し、田上大地(18)のヘッドはGK山口が掻き出す。
 9分、江坂任(8)の左クロスをルカオがシュート。
 13分、佐々木旭のパスミスからルカオが抜け出すが、GK山口が1対1を止める。
 14分、ゴール前での混戦から藤井海和(3)がシュート。

川崎は岡山の強いプレスでボールを失った。
 ルカオを筆頭に鋭く寄せられて、ロングボールを蹴らされる。
 イーブンボールへの動き出しも遅く、岡山の良い時間が続いた。
 10分に伊藤、26分にエリソン、35分にマルシーニョがシュートしたが、単発だった。

岡山は30分過ぎから、再び攻勢に出る。
 33分、江坂の右クロスを木村太哉(27)がヘッド。
 34分、松本昌也(28)の右クロスを木村がシュート。
 36分、江坂がドリブルから切り返してシュート。

■2nd half
後半になると、川崎が少しだけ押し返す。
 49分、伊藤達哉の右クロスをマルシーニョがシュート。

とはいえ、前半と同じく岡山がルカオの強さで前進する。
 50分、ルカオが丸山と三浦を次々と抜き去ってシュート。
 55分、江坂の左クロスを木村がシュート。

62分、川崎は3人交代して出力を上げる。
 家長がキープすることで、全体を押し上げる時間を作った。
 69分、マルシーニョの左クロスを山田新が左ポストに当てる。

徐々にオープンとなり、お互いがゴールに迫る。
川崎は互角に持ち込んで、スコアレスドローとなった。

■summary
岡山は多くのチャンスを作ったが、ゴールできなかった。
 8分の田上のヘッド、13分のルカオのGK1対1は決めたかった。

シンプルな形が多い攻撃は、ルカオが素晴らしかった。
 長いリーチを活かしてDFを背負いながら、味方に渡した。
 マッチアップする高井はもちろん、丸山、佐々木旭、三浦も苦にしなかった。

守備は、前線からハイプレスを仕掛けた。
 ボランチ藤田息吹(24)が幅広く動いて引き締め、3バックに余裕を与える。
 日程の有利さも活かし、川崎の攻撃を封じ込めた。


川崎は体力的な差が大きく、後手後手の展開となった。
 密度の濃いホーム上海申花戦から中3日で、劣勢だったのは仕方ない。
 ただ、山本悠樹1人しか先発を変えなかった影響も大きかった。
 途中出場の5人を先発させる選択があっても、良かったかもしれない。

岡山に押し込まれながらも、無失点で耐えた。
 決定機を与えても身体を寄せ、GK山口のセーブもあって、ゴールを許さなかった。
 スコアレスドローは、内容を踏まえれば十分な結果といえる。

次は中12日でFC東京戦(J1 #7)。
 少しだけ休めるが、FC東京戦から7連戦が始まる。
 5月にも連戦が控えているので、2チーム分の整備を進めてほしい。

■goal


■judge
山口瑠伊(98) 7.5 8分の田上、13分のルカオの決定機をセーブ。ハイボールも安定して処理。
佐々木旭(5) 6.0 13分、63分にロスト。51分、54分と相手に身体を寄せギリギリで失点を防ぐ。
高井幸大(2) 6.5 ルカオのポストプレーは攻略できず。88分、一美和成(22)の決定機をカット。
丸山祐市(35) 7.0 サイドから崩されながら最後はPA内で止める。47分、65分にロングボール。
三浦颯太(13) 6.5 左サイドから仕掛けていく。35分、87分に左クロス。後半5本のCKを蹴る。
河原創(19) 6.0 36分、江坂のシュートをブロック。24分、60分に右サイドのスペースへパス。
山本悠樹(6) 5.5 守備では貢献したが、7分、18分、30分とパスミスが続く。物足りなさは残る。
伊藤達哉(17) 5.5 10分、ミドル。43分、加藤を止めイエロー。49分、マルシーニョへ右クロス。
脇坂泰斗(14) 6.0 狭い局面を華麗にドリブルで打開。62分からボランチで、ボールに多く触る。
マルシーニョ(23) 6.0 35分、ボレー。49分、伊藤のクロスをシュート。臆せず仕掛けていく。
エリソン(9) 5.5 26分、シュート。41分、イエロー。60分、ロングボールを受けてシュート。

■sub
62(9)山田新(20) 6.0 69分、左ポストに当てる。83分、ドリブルからミドル。90分にヘッド。
62(17)家長昭博(41) 6.0 味方が押し上げる時間を作る。87分、三浦のラストパスをシュート。
62(6)大関友翔(16) 5.5 70分、ミドル。87分、三浦のクロスをシュート。パスミスもあった。
75(23)宮城天(24) 5.5 86分、FKから右クロス。90分、瀬川のミドルの跳ね返りを左クロス。
84(19)瀬川祐輔(18) 6.0 トップ下。90分、ミドルシュート。90+2分、家長へスルーパス。

■bench
ソンリョン(1) VW際(31) アイダル(44) 橘田健人(8) 

■coach
長谷部茂利 6.0 疲労を過小評価して岡山に押されるが、スコアレスで勝ち点1を得る。

■referee
上田益也 6.5 明快なジャッジで、ストレスは感じなかった。エリソン、伊藤のイエローも妥当。

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AT+2+3