2024/05/29

240525川崎1-1柏(J1 #16)

川崎1-1柏(U等々力, 16:00KO, 21,598人)

アウェイ2連敗となったG大阪戦(J1 #15)から中5日。
 2週間ぶりに等々力に戻ってきての柏レイソル戦。


先発は、G大阪戦から1人だけ変わる。
 新たにGKソンリョンが先発し、上福元がベンチに回る。

ベンチには山内が入り、GK早坂とヒカルドが外れた。


柏レイソルは、J1リーグ5勝6分3敗の10位。
 水曜日にYBCルヴァンカップ福岡戦があり、中2日。
 福岡戦から連続で先発するのは、LSB三丸拡(2)とFW木下康介(15)の2人。

 LSBジエゴ(5)は、累積警告で出場停止となっている。

2023年の対戦は、川崎の1勝2分(うちPK1勝)だった。
 230528川崎2-0柏(J1 #15)
 231029柏1-1川崎(J1 #31)
 231209川崎0(8PK7)0柏(天皇杯 Final)★

■1st half
柏はそれほどプレスに出てこない。
 川崎の2CBには余裕があり、橘田に渡して進んでいった。

柏はポール奪取からカウンターを仕掛ける。
 ボランチ戸嶋祥郎(28)が動かしながら、マテウス・サヴィオ(10)がラストパスを狙う。
 2FW細谷真大(19)と木下康介(15)に向かって、中央から縦パスを入れた。
 ただ、川崎も大南を中心として、2FWに自由を与えない。

17分、脇坂が三丸と古賀太陽(4)の間をすり抜ける。
 GK1対1となったが、飛び出したGK松本健太(46)がセーブした。

30分、家長がCBを背負ったゴミスに当てる。
 落としを受けた脇坂がPAに入り込み、さらに遠野に当てて先制ゴール。
 ショートパスを正確につないだ美しい流れからのゴールだった。

36分、ジェジエウのクリアボールにマルシーニョが走り込む。
 CB犬飼智也(13)を滑らせてからのシュートは外してしまった。

■2nd half
後半になると、プレスに出ても奪えなくなった。
 柏が長くボールを持って、さらにセカンドボールを回収する。
 川崎の動きが落ち、チャージが遅くなってファウルが増えた。

51分、サヴィオのミドルを木下が触ってコースを変える。
 逆に動いていたGKソンリョンが、残った足を伸ばしてクリアする。
53分、スルーパスを受けた木下のシュートを、ソンリョンがブロック。

ソンリョンの活躍で凌いでいたが、59分。
 サヴィオの右FKを、木下がPA内で折り返す。
 ソンリョンが弾いたボールを戸嶋がミドル。
 脇坂がゴール前でブロックしたが、木下に同点ゴールを蹴り込まれた。

同点となってからも、柏の時間が続く。
 62分、細谷のシュートは、ソンリョンがセーブ。
 66分、PA内の木下へのロブボールを、ソンリョンがパンチング。

柏の攻勢が長く続いたが、選手交代で川崎が少し盛り返す。
 中盤を省略する展開となって、山田新や山内がドリブルする。
 90+1分、瀬古樹のFKをジェジエウが頭で叩き込むが、VAR判定でオフサイドとなった。

■summary
柏は4人の最終ラインをきれいに揃えた。
 プレスに出ていったん崩れても、列に戻る動きが徹底されていた。
 2ボランチも2FWも縦の距離感を保っていて、美しい守備陣形だった。

マテウス・サヴィオは、独創的なプレーを見せた。
 特に29分、ダイレクトで戸嶋に渡したパスは素晴らしかった。
 サイドに頼りすぎることなく、堂々と中央から崩した。


川崎は、なんとか連敗は止めた。
 前半はガンバ戦と同じように良かったが、後半になると柏に圧倒された。
 多くの決定機を作られたが、GKソンリョンの活躍もあってドローで終えた。

バフェティエンビ・ゴミスは、いつものように良いプレーを見せた。
 CBを背負ってのポストプレーにミスは少なく、脇坂のゴールを生んだ。
 おおむね60分程度で交代しているが、不在になると攻撃パターンは少なくなる。
 ゴミスがいる間に、リードを奪って逃げ切りたいところ。

次は中7日で名古屋戦(J1 #17)。
 良い時間帯を長くして、勝ち点を積み重ねたい。
 なお、佐々木旭は累積警告のため出場停止となる。

■goal
30脇坂泰斗(14) 
59木下康介(15)

■judge
ソンリョン(1) 7.5 51分、53分、62分、64分と決定機を連続阻止。失点はパンチが弱くなった。
瀬川祐輔(30) 5.5 16分、17分に家長にパスを通す。プレーの選択が悪く、囲まれてロストする。
ジェジエウ(4) 6.0 シュートやクロスをがっちりブロック。21分、右サイドで木下に突破される。
大南拓磨(3) 6.0 スピードを活かしつつ固める。57分、イエロー。62分、細谷にカットされる。
佐々木旭(5) 5.5 内外どちらも使って攻め上がる。14分、シュート。88分、累積4枚目の警告。
橘田健人(8) 6.5 隠されることなく2CBのパスを受ける。対人守備で強さを発揮。85分、ロスト。
脇坂泰斗(14) 6.0 1ゴール。17分にも決定機。後半、簡単なミスが続きリズムを作れなかった。
遠野大弥(17) 6.0 上下動を続ける。1アシスト。56分、シュート。58分、FKを与えるイエロー。
家長昭博(41) 5.5 ボールを引き取って強力にキープする。その反面、守備の淡白さが際立った。
ゴミス(18) 6.0 17分、PA内シュート。40分、ミドル。味方を活かすポストで柏の守備を崩した。
マルシーニョ(23) 6.0 縦のロングボールの受け皿となった。36分、決定機もシュートを外した。

■sub
62(18)山田新(20) 5.5 74分、自陣からドリブル突破を図る。82分、PA右側から抜けてクロス。
62(17)瀬古樹(16) 5.5 90+1分、FKをジェジエウに合わせたがオフサイド。縦パスは成功せず。
70(23)山内日向汰(26) 5.5 72分、左からドリブル。90分、カウンターを仕掛けて、FKを獲得。
70(30)VW際(31) 5.5 ドリブルで76分に前進するが、83分にロスト。77分、山田新へ縦パス。
78(14)エリソン(9) 5.0 85分、左サイドからドリブル突破を狙うが、CB犬飼に止められる。

■bench
上福元直人(99) 高井幸大(2) 

■coach
鬼木達 5.5 GKソンリョンの起用に成功する。後半の劣勢を巻き返せず、ドローに終わる。

■referee
木村博之 6.0 的確なジャッジを続ける。VAR判定もスムースだった。

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2024/05/24

240519G大阪3-1川崎(J1 #15)

G大阪3-1川崎(パナソニックスタジアム吹田, 16:00KO, 24,754人)

5失点で大敗した鳥栖戦(J1 #14)から中3日。
 アウェイ連戦となる吹田の天候は、雨となった。
 鳥栖からの大きな荷物を抱えながら、雨中を歩くのは厳しい。


先発は、鳥栖戦から4人変更する。
 新たに瀬川、ジェジエウ、脇坂、ゴミスが先発する。
 VW際、高井、瀬古樹、山田新はベンチスタートとなる。

ベンチには、GK早坂が入った。
 GKソンリョン(外国籍枠外)と山内が外れている。


ガンバ大阪は、J1リーグ6勝4分4敗で6位。
 ダニエル・ポヤトス監督が2年目のシーズンを迎える。

2023年の対戦は、ガンバの2勝だった。
 230409G大阪2-0川崎(J1 #7)
 230806川崎3-4G大阪(J1 #22)

■1st half
川崎は、アンカー橘田からスムースに前進して、シュートに至った。
 4分、16分、22分にゴミス、5分、19分に脇坂、22分にマルシーニョ。
 3方向からPA内を狙い続けて、ガンバの守備を翻弄した。

先制点は26分。
 遠野のヒールパスを受けた家長が、ヒールパスのフェイク。
 素早く左足でクロスを上げると、飛び込んだ瀬川がヘッドでゴール。

攻撃の糸口を掴めていなかったガンバは、直後の29分。
 宇佐美貴史(7)のFKがゴール前に上がり、中谷進之介(20)がゴール。

あっさり同点とされたが、その後も川崎が攻め続ける。
 40分にマルシーニョ、43分にゴミスがシュート。

■2nd half
後半になると、川崎はペースを落とした。
 アンカー橘田がFW坂本一彩(13)にマークされて、ビルドアップが詰まる。
 セカンドボールも拾えなくなって、ガンバに押し込まれた。

ガンバはボールを長く握って、攻めていく。
 57分、ウェルトン(97)の左クロスがゴール右を通る。
 59分に鈴木徳真(16)、62分にネタ・ラヴィ(6)がロングシュート。

70分、宇佐美の右CKを、ニアの福岡将太(2)がゴール。
 クリアしようとしたエリソンは、福岡に先に走り込まれた。

81分にはゼ・ヒカルドが致命的なパスミス。
 そのまま運ばれて、最後は倉田秋(10)がゴールを決めた。

■summary
ガンバは前半、押されながらも同点で折り返した。
 GK一森純(22)を中心に1失点にとどめ、セットプレーから1ゴール。
 後半、しっかり巻き返すことで、逆転勝利を飾った。

1点目も2点目も宇佐美のプレースキックから。
 特に1点目は、圧倒されている時間帯だったので、価値は高い。
 長距離のFKだったが、素晴らしい弾道を描き、同点ゴールを生み出した。


川崎は前半、今シーズンでベストの内容だった。
 橘田、脇坂、遠野の中盤が連動して、サイドに出し入れする。
 前からのプレスも効き、ガンバにロングボールを蹴らせて回収した。

ペース配分の結果、後半に残された余力は少なかった。
 ガンバに押される展開となり、2ゴールを許した。
 リードしたまま前半を折り返せなかったことが敗因となった。

ゼ・ヒカルドは、福岡戦(J1 #12)と同じように良くなかった。
 81分、なんでもないパスをダワン(23)に渡して、倉田秋がゴール。
 プレスを受けているわけでもなく、脇坂の位置を確認せずに漫然とパスを出した。
 町田戦(J1 #7)や福岡戦を見ても、現状のヒカルドを考えれば、当然考えられるプレー。
 ベンチに置き続ける鬼木監督の判断ミスといえる。

アウェイで2連敗を喫して、次は中5日で柏戦(J1 #16)。
 結果はともかくとして、悪くない内容を望みたい。

■goal
28中谷進之介(20) 70福岡将太(2) 81倉田秋(10)
26瀬川祐輔(30) 

■judge
上福元直人(99) 5.5 45+3分の宇佐美、59分の鈴木徳真(16)のロングシュートをキャッチ。
瀬川祐輔(30) 6.0 1ゴール。11分、18分に右クロス。負傷交代となったが、素晴らしかった。
ジェジエウ(4) 5.0 28分の失点に対応できず。後半、プレスを受けて、大きく蹴るだけとなった。
大南拓磨(3) 5.5 48分、PA内中央で坂本からカット。59分、宇佐美の右クロスをブロックした。
佐々木旭(5) 5.5 山下諒也(17)と攻防を繰り広げた。62分、ゴミスに1度当ててからシュート。
橘田健人(8) 6.0 26分、シュート。41分、インターセプトから前へ。後半、坂本にマークされる。
脇坂泰斗(14) 5.5 5分、19分にシュート。宇佐美のようにプレースキックでゴールを生みたい。
遠野大弥(17) 5.5 ポケットからクロスを狙う。CKの戻りを43分に右クロス、45+1分にボレー。
家長昭博(41) 6.0 26分、美しい1アシスト。40分、75分、83分にもシュート。左にも出張する。
ゴミス(18) 6.0 4分、16分、22分、43分にシュート。安定したポストプレーで周囲を助けた。
マルシーニョ(23) 6.0 22分、ヘッド。40分、シュート。ラストパスも狙う。両足が攣って交代。

■sub
38(30c)VW際(31) 5.0 預けられる機会が多く、ドリブル突破は難しかった。45分、右クロス。
(c:脳振盪の疑いによる交代)
60(17)瀬古樹(16) 5.0 前に向かうパスを繰り出すが、精度は高くなく、味方に合わなかった。
67(18)エリソン(9) 5.0 70分、前に入られて失点。69分、83分にシュート。90+5分、ヘッド。
67(23)山田新(20) 5.0 押される展開で投入されたが、シュートできず、貢献できなかった。
77(4)高井幸大(2) 5.5 81分の失点前、坂本の決定機をタックルで止める。ロスタイムに前線へ。
77(3)ヒカルド(6) 4.0 81分、安易なパスミスで失点を招く。88分、ミドル。しばらく外すべき。

■bench
早坂勇希(22) 

■coach
鬼木達 4.5 鳥栖戦から立て直したが、結果は出なかった。山内をベンチ外とした判断は疑問。

■referee
飯田淳平 6.5 バランス良く、落ち着いたジャッジを続けた。

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2024/05/22

240515鳥栖5-2川崎(J1 #14)

鳥栖5-2川崎(駅前不動産スタジアム, 19:00KO, 6,222人)

ゴミスのハットトリックで快勝した札幌戦(J1 #13)から中3日。
 前週のアウェイ福岡戦(J1 #12)に続いて、再び九州に上陸する。
 鳥栖と福岡のような近接したアウェイは、できれば離れた日程にしてほしい。

水曜日のナイターなので、観客は少なめ。
 過ごしやすい気候に恵まれて、観戦しやすかった。


先発は、札幌戦から3人が変わる。
 新たに高井、瀬古樹、山田新が先発する。
 ジェジエウ、脇坂はベンチスタート、ゴミスはベンチ外となった。
 大南は、札幌戦で脳振盪の疑いで途中交代していたが、先発する。

ベンチには、出場停止明けのエリソンが入る。


サガン鳥栖は、J1リーグ3勝2分8敗の18位。
 2013-18年に川崎に在籍した森谷賢太郎(19)は、ベンチ外。

2023年の対戦は、川崎の2勝。いずれもウノゼロだった。
 230507川崎1-0鳥栖(J1 #12)
 231203鳥栖0-1川崎(J1 #34)

■1st half
序盤は川崎がペースを握った。
 アンカー橘田の判断が素晴らしく、次々と前に運ぶ。
13分、瀬古樹の右CKを、ニアに走った高井がヘッドでプロ初ゴール。
 15分にも家長のラストパスから遠野がGK1対1となるが、GK朴一圭(71)が止める。

鳥栖は左右のウィングが川崎の最終ラインを広げていった。
26分、菊地泰智(23)が囲まれながら右クロスを入れる。
 ボールはファーに流れ、横山歩夢(13)がトラップして流し込み、まずは同点。
37分、富樫敬真(22)のクイック・スローインからマルセロ・ヒアン(99)が右クロス。
 ゴール前を横断したボールが横山の足元に届き、2点目の逆転ゴールを決める。
44分には河原創(5)のラストパスから、マルセロ・ヒアンが抜け出してゴール。

あっという間に3失点した川崎は、なんとか一矢報いる。
45+3分、2人に囲まれた山田新が右サイドから突破する。
 家長がラストパスに触ると、DF木村誠二(3)に当たってゴールに入った。

■2nd half
1点差で折り返したが、鳥栖がすぐに突き放す。
47分、手塚康平(7)の右CKを木村誠二がヘッド。
 GK上福元はキャッチできず、混戦から原田亘(42)に押し込まれた。

リードを2点に戻した鳥栖は、60分から5バックに移行する。
 自陣の守りを手厚くして、川崎にボールを持たせた。

川崎は54分のVW際、65分の遠野など、惜しいシュートもあった。
 ただ、68分に家長が交代してしまうと、鳥栖のプレスを避けられなくなる。
 焦って難しいパスを選んでしまい、簡単にロストを繰り返す。
 75分、橘田がPA近くで河原創に襲われて、5点目のゴールを許した。

■summary
鳥栖は前半、チャンス自体は多くなかったが、少ない機会を確実に仕留めた。
 先制を許しながらも、瞬く暇もないくらいの短時間で逆転した。

特に3点目の河原創のラストパスは、美しかった。
 右サイドに向かう体勢から、反転しながら中央に浮き球を送る。
 マルセロ・ヒアンの胸元に完璧に届き、ゴールを生んだ。
 河原は75分にも橘田からボールを奪取して、河田篤秀(9)をアシストした。


川崎は多くの要因が重なって、5失点を重ねた。

1失点目は、クロスボールの処理ミスから。
 GK上福元が飛び出しを躊躇し、VW際はボールを眺めたまま横山を離した。
2失点目は、クイック・スローインへの対応が遅れたもの。
 8分にもクイックCKからミドルを許していて、油断が目立った。

SB佐々木旭とVW際が上がったまま、守備に移行するとサイドを使われる。
 CB高井と大南がボールに出ていく場面が多くなるが、そこで潰し切れない。
 誰が中央をカバーするのか明確になっておらず、ゴール前が空いたままとなった。

鬼木監督は58分、3点リードされてジェジエウを投入。
 RSBのVW際を交代させるなら、先に瀬川を使うべきだった。
 大南のRSBも悪くなかったが、得点を狙う意図を感じさせてほしい。

次は中3日でガンバ大阪戦(J1 #15)。
 アウェイが続くが、良いプレーを見せてほしい。

■goal
26,37横山歩夢(13) 44マルセロ・ヒアン(99) 47原田亘(42) 75河田篤秀(9)
13高井幸大(2) 45+3家長昭博(41)

■judge
上福元直人(99) 4.0 1失点目と4失点目は防ぎたい。12分と31分、マルシーニョの決定機を作る。
VW際(31) 4.5 横山歩夢とのマッチアップは押され気味。54分、瀬古樹のラストパスをミドル。
大南拓磨(3) 5.0 LCBでは守備範囲外の失点が多かった。58分からのRSBでクロスを多く入れる。
高井幸大(2) 4.5 プロ初得点。44分、ヒアンを止められず失点。80分、遠野のクロスをヘッド。
佐々木旭(5) 5.0 6分、56分にシュート。背後は高井に任せて攻め上がる。左クロスもまずまず。
橘田健人(8) 4.5 CBやSBから引き出して縦に進んでいく。75分、河原のプレスで奪われて失点。
瀬古樹(16) 5.0 28分、クイックFKで遠野へラストパス。再三の縦パスも、味方には届けられず。
遠野大弥(17) 5.5 15分、GK1対1シュート。28分、65分にシュート。90+4分、GKまでプレス。
家長昭博(41) 6.0 1ゴール。相手を背負ってキープ。15分、遠野へラストパス。68分、ヘッド。
山田新(20) 5.5 45+3分、ドリブル突破から1アシスト。味方からボールをもっと引き出したい。
マルシーニョ(23) 5.5 スプリントを繰り返した。31分に抜け出して決定機。56分、シュート。

■sub
58(23)脇坂泰斗(14) 4.5 70分、自陣でロストして決定機を許す。90+2分、フリーでパスミス。
58(31)ジェジエウ(4) 5.0 78分、プレスを受けてロスト。82分、持ち上がってミドルシュート。
68(16)山内日向汰(26) 5.0 左FWに入った。88分、左ポケットに走り込んだがクロスを出せず。
68(41)エリソン(9) 5.0 90+4分、佐々木旭のパスからシュート。90+1分、脇坂とのパス交換。
78(3)瀬川祐輔(30) 5.0 79分、山内の落としをループシュート。パスミスが多く、停滞させる。

■bench
ソンリョン(1) ヒカルド(6) 

■coach
鬼木達 3.5 ゴミスのベンチ外など、選手起用に失敗。混乱するチームを立て直せなかった。

■referee
笠原寛貴 6.0 冷静さを保ち、良いジャッジだった。ボールに2度当たる。

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2024/05/13

240511川崎3-0札幌(J1 #13)

川崎3-0札幌(U等々力, 15:00KO, 20,611人)

ドローで終わったアウェイ福岡戦(J1 #12)から中4日。
 等々力は青天に恵まれたが、強めの風が吹いていた。


先発は、福岡戦から3人を変更する。
 新たにジェジエウ、家長、ゴミスが先発する。
 CBにジェジエウが入ることで、佐々木旭がLSB、VW際がRSBに回る。

先発から外れる瀬川、山田新はベンチスタート。
 エリソンは累積警告4枚による出場停止で、ベンチ外となる。

ベンチには、負傷から復帰するGKソンリョンと、U23代表から戻った高井が入る。
 代わりに、GK早坂がベンチ外となった。


札幌は、J1リーグ1勝5分6敗の最下位20位。
 7シーズン目のミハイロ・ペトロヴィッチ監督だが、結果が出ていない。

2016-21年に川崎に在籍した長谷川竜也(16)は、ベンチスタート。
 川崎を離れたあと、2023年の横浜FC戦(2023 J1 #14)で先発していて、2度目の対戦。

2023シーズンの対戦は、川崎の1勝1分だった。
 230401札幌3-4川崎(J1 #6)
 230826川崎2-2札幌(J1 #25)

■1st half
札幌は2分、ジェジエウの横パスを奪った浅野雄也(18)がロングシュート。
 GK上福元はビルドアップのため上がっていたが、シュートは枠を外れた。

GK菅野孝憲(1)と3バックから、しっかりつなぐ。
 駒井善成(14)と荒野拓馬(27)が交互に下がり、CBを上げていく。
 逆サイド、特に右の近藤友喜(33)にロングボールを入れる。
 サイドからはシンプルにゴール前にクロスを入れた。

21分、浅野の左CKを馬場晴也(88)がヘッド。
25分、スパチョーク(19)が左から仕掛けて、鈴木武蔵(7)がシュート。

川崎はマルシーニョの裏抜けと、ゴミスのポストプレーで仕掛ける。
 札幌がプレスを頑張っていたので、ボールを運べなかった。

30分、右サイドでパス交換しながら仕掛ける。
 ゴミスがPA内で、家泉怜依(15)を背負いながら、遠野のパスを受ける。
 遠野と家長が駆け込むことでマークが緩み、ゴミスは自らターンしてゴール。

ゴミスは43分、左ポケットからの遠野のパスを合わせて2点目を決める。
 45+3分にはマルシーニョが獲得したPKで、ハットトリックを達成した。

■2nd half
3点リードした川崎は、ラインを上げずにゴール前で待ち受ける。
 前掛かりとなった札幌は、川崎を押し込んでいった。
 54分、近藤がPA内に入り込んでシュート。

いつもの札幌戦のように、オープンな展開となっていく。
 札幌はブロックを組む川崎の外側でボールを回す。
 青木亮太(11)は、54分、90+1分、90+2分にミドル。

川崎もカウンターからチャンスを作る。
 90分に山田新、90分に山内、90+6分に瀬川がシュート。
 両チームに決定的なシーンはあったが、後半にゴールはなかった。

■summary
札幌は前半、CB家泉怜依(15)がゴミスをマークしていた。
 しかし、ポストプレーで抑え込まれて、劣勢となった。
 30分の1失点目は、ゴミスから家泉は目線を外し、ゴールを許した。
 家泉はハーフタイムで岡本大八(50)と交代するが、内容的に仕方なかった。
 ただし、家泉1人に任せきりで、加勢しなかったチームの責任ともいえる。

前半、サイドチェンジを多用して、チャンスを作った。
 後半になると、川崎が引いたこともあって、押し込んでいく。
 結果は出なかったが、それほど悪い内容ではなかった。


川崎はゴミスが爆発的な活躍を見せて、勝利した。
 浦和戦(J1 #11)でも、CBショルツやホイブラーテンを苦にしなかった。
 今日もCB家泉を圧倒して、加入後初ゴールから3得点を挙げた。
 昨年8月の加入後ゴールがなく、天皇杯決勝のPK戦でPKをも外したほど。
 難しい状況からようやくゴールが生まれ、これからの活躍を期待したい。

スコアほど圧倒できたわけではないが、内容は良くなっている。
 ジェジエウの先発復帰で、佐々木旭をSB起用することとなった。
 VW際とともに両SBがドリブル突破して、プレスを抜け出していく。
 2人の攻め上がりも本職SBらしいタイミングで、攻撃に厚みをもたらした。

大南は、FWキム・ゴンヒ(13)と接触して顔面から出血。
 脳振盪の疑いで途中交代したが、長い離脱とはならないことを期待する。

次は中3日でアウェイ鳥栖戦(J1 #14)。
 ターンオーバーをしながら良い内容を保って、勝利したい。

■goal
30,43,45+3PKゴミス(18) 

■judge
上福元直人(99) 6.5 21分の馬場、54分の近藤、90+2分の青木と、難しいシュートを止める。
VW際(31) 6.5 加入後初めてのフル出場。36分、90分に右クロス。53分、中央からのミドル。
ジェジエウ(4) 6.0 鈴木武蔵、キム・ゴンヒをきっちりと抑えた。2分、橘田へのパスをミス。
大南拓磨(3) 6.5 40分、近藤のGK頭上を越えるループをライン上でクリア。71分、負傷交代。
佐々木旭(5) 6.5 3分、ミドル。早いタイミングで上がって攻撃をサポート。64分、ドリブル。
橘田健人(8) 6.5 5分、83分と瞬時の判断で縦パスを入れた。56分、ゴミスの落としをミドル。
脇坂泰斗(14) 6.0 近い距離で橘田とパス交換。47分、ミドル。80分、CKの流れからシュート。
遠野大弥(17) 7.0 2アシスト。ゴミスの周囲を動き回る。35分、GK菅野から奪ってシュート。
家長昭博(41) 6.0 右サイドのゆっくりした攻撃を差配。45+1分、マルシーニョを走らせるパス。
ゴミス(18) 8.0 加入後初ゴールからハットトリック。強力なポストプレーで攻め上がりを促す。
マルシーニョ(23) 6.5 45+1分、PK奪取。11分、60分に独走。43分、胸トラップからシュート。

■sub
61(18)山田新(20) 6.0 83分、脇坂の右クロスに飛び込む。90分、右ポストを叩くシュート。
75(41)瀬古樹(16) 5.5 81分、右サイドでキープ。ショートパスの中継点として機能していた。
75(3c)高井幸大(2) 5.5 CBに入る。82分、インターセプト。90+3分、左クロスをクリア。
(大南は脳振盪による交代。通常の交代とは別の取扱い。)
75(23)山内日向汰(26) 5.5 左FW。90分、インターセプトからミドル。精力的にプレスする。
88(4)瀬川祐輔(30) 5.5 右FW。90+6分、山田新のパスからGK1対1となり、強烈なシュート。
88(17)ヒカルド(6) 5.5 90+8分、ワンタッチパスを瀬川に送る。目立ったロストはなかった。

■bench
ソンリョン(1) 

■coach
鬼木達 6.5 ゴミスの3ゴールで完勝。連戦となるが、交代は少し遅めとなった。

■referee
川俣秀 6.5 違和感のないジャッジ。11分、マルシーニョへのGK菅野のファウルは見逃した。

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2024/05/09

240506福岡1-1川崎(J1 #12)

福岡1-1川崎(ベスト電器スタジアム, 14:00KO, 9,174人)

久しぶりの勝利となった浦和戦(J1 #11)から中2日。
 ゴールデンウィーク最終日の祝日の月曜日、アウェイ福岡戦。
 集客面で申し分ないスケジュールだが、観客は1万人弱だった。

U-23アジアカップは終わったばかりで、高井幸大はこの福岡戦まで不在。


先発は、浦和戦から前線の2人が変わる。
 新たに山田新とエリソンが先発し、家長とゴミスがベンチに回る。

ベンチを含めた18人のメンバーは、変わらない。


アビスパ福岡は、J1リーグで3勝6分2敗の9位。
 昨シーズン、YBCルヴァンカップを制覇して、初タイトルを獲得した。
 G大阪戦(J1 #11)から中2日で、川崎と同じ日程だが、ホーム連戦で移動はない。
 大きくターンオーバーしていて、先発8人を入れ替えている。

2016-19年に川崎に所属した奈良竜樹(3)は、先発出場する。

2023年の対戦は、川崎の3勝だった。
 230429福岡1-3川崎(J1 #10)
 231008川崎4-2福岡(天皇杯 SF)
 231020川崎4-2福岡(J1 #30)

■1st half
福岡は3バックからロングボールを蹴っていく。
 あまり精度は高くなく、競り合いに強いFWウェリントン(18)でも受けられない。
 前に出せるタイミングでも安全なバックパスを選ぶことが多かった。

川崎のCBはプレスを受けず、アンカー橘田や左右のSBに簡単に受け渡す。
 ショートパスでビルドアップして、全員がハーフラインを越える。
 福岡を深く押し込んでからも、橘田と脇坂が縦パスを狙った。

31分、遠野が左足でロングシュート。
45+2分、エリソンの左からのシュートは、GK永石拓海(1)がセーブ。
 シュートの数は限られたが、良い展開だった。

■2nd half
後半になると、両チームともに選手を入れ替えていく。

57分、橘田からのパスを右ポケットで受けた脇坂が、ゴール前に入れる。
 中央で山田新がGK永石とCBを引き付けて、ファーの遠野がシュート。
 ゴールは無人だったが、枠を外してしまった。

福岡は岩崎悠人(18)を左、紺野和也(8)を右に入れる。
 ゼ・ヒカルドからボールを奪って、両翼からゴールに迫る。
 60分、紺野の左CKをウェリントンがヘッド。
 68分、紺野のパスから重見柾斗(30)がシュート。

75分、福岡に押される展開から、山田新が1人でチームを救う。
 井上聖也(4)からボールを奪い、松岡大起(88)のファウルにも倒れない。
 最後は奈良と井上をフェイクで外して、GK永石の頭上に先制ゴールを決めた。

しかし、85分、岩崎の左クロス。
 GK上福元のパンチングは弱く、足元に届いた紺野に同点ゴールを決められた。

ここから川崎が長い時間、ボールを握って攻めた。
 88分、家長の右クロスをゴミスがヘッド。

福岡は、90+4分、FWシャハブ・ザヘディ(9)がカウンター。
 大南を振り切ったザヘディのシュートは、GK上福元が止めた。

■summary
福岡はターンオーバーの影響もあったが、悪くなかった。
 前半は、3CBまで大きく戻すプレーが多かった。
 ボールを失うリスクを考えて、積極的に仕掛けなかった。

後半、岩崎と紺野が投入されると、この2人が中心となって攻撃する。
 ゼ・ヒカルドからボールを奪うことで、川崎を上回っていく。
 優勢となっていた状況で先に失点したが、ドローに持ち込むことができた。


川崎の石野智顕GKコーチと松岡大起(88)。2022年に清水エスパルスで一緒でした。

ベンチまで挨拶にやってきた奈良竜樹(3)と談笑する鬼木達監督。隣に戸田光洋ヘッドコーチ。

川崎は先制しながらも同点ゴールを奪われた。
 ボールを持って押し込むことも、決定機も作れるようになった。
 勝つことはできなかったが、良い内容だったと思われる。

ゼ・ヒカルドは、大きなブレーキとなった。
 独特のタイミングで縦を狙うパスは効果的だが、それ以上に簡単なロストを繰り返した。
 危機意識が足りず、相手に寄せられてからトリッキーなプレーを選択して奪われる。
 攻撃の芽を捨てる結果となり、福岡のカウンターを許した。

GK上福元直人は、68分の重見、90+4分のザハティの決定機を止めた。
しかし、クロスボールへの課題も続いている。
 13分、左クロスに飛び出したが触れずに、小田逸稀(16)のヘッドを許した。
  広島戦(J1 #10)の1失点目と同じ形のミスとなった。
 紺野の同点ゴールも、クロスへのパンチングが弱かったことが原因となった。
また、75分に先制してからの10分間は、パントキックを選択していた。
 福岡に回収されて連続攻撃を許し、最後に失点してしまった。
 CBにつないでビルドアップして、最終ラインを押し上げても良かったと思われる。

次は中4日で、ホーム札幌戦(J1 #13)。
 高井幸大がU-23代表から戻ってくるが、エリソンは累積警告4枚で出場停止。
 次の水曜日にも試合が組まれていて、日程は詰まっている。
 ターンオーバーをしながら、良い内容を続けてほしい。

■goal
85紺野和也(8) 
75山田新(20) 

■judge
上福元直人(99) 6.0 クロスのパンチングが甘くなって失点。68分、90+4分に決定機を止める。
瀬川祐輔(30) 5.5 ロストもあったが、高い位置に出ていく。後半、岩崎のスピードに苦しんだ。
大南拓磨(3) 6.0 身体を投げ出してシュートやクロスを止める。90+4分、ザハティに抜かれる。
佐々木旭(5) 6.0 63分、カウンターをストップ。76分からRSB。ロスタイム、2本の右クロス。
VW際(31) 6.0  周囲とのタイミングが合ってきた。49分、長距離ドリブルで3人抜いてクロス。
橘田健人(8) 6.5 CBからボールを引き出して前に向かった。55分にRSB、76分にLSBに動いた。
脇坂泰斗(14) 6.0 57分、右クロス。66分、縦パスを受けてミドル。プレースキックも好感触。
遠野大弥(17) 6.5 31分、山田新のパスからロングシュート。57分、決定的なシュートを外す。
山田新(20) 7.5 圧巻の先制ゴール。63分、自陣に戻って守備参加。90+3分、左からシュート。
エリソン(9) 5.0 43分、自らのロストをカバーしてイエロー。45+2分、ニアを狙ったシュート。
マルシーニョ(23) 6.0 内側に入り込んでプレー。45+2分、ラストパス。54分、左からクロス。

■sub
HT(9)家長昭博(41) 6.0 右サイドで時間を生み、周囲を走らせる。88分、ゴミスへ右クロス。
55(23)瀬古樹(16) 5.5 ヒカルドにミスが続き、立ち位置が難しかった。CKキッカーを担当。
55(30)ヒカルド(6) 3.5 縦パスは悪くなかったが、あり得ないほど簡単なロストを繰り返した。
76(31)ジェジエウ(4) 5.5 RCBに入る。77分、ザヘディへのクロスを防ぐ。90分、持ち上がる。
87(14)ゴミス(18) 6.0 88分の決定的ヘッドはGKが防ぐ。90+1分、佐々木のクロスをヘッド。

■bench
早坂勇希(22) 山内日向汰(26) 

■coach
鬼木達 5.5 ターンオーバーが少なく、後半、福岡に巻き返される。ヒカルドの不出来で劣勢となる。

■referee
清水勇人 6.0 中立的な判定は好ましかった。ただ、あまりにも接触プレーを流しすぎ。

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AT+3+6

2024/05/05

240503川崎3-1浦和(J1 #11)

川崎3-1浦和(U等々力, 16:00KO, 23,457人)

広島戦(J1 #10)がドローに終わり、4月は3分2敗と勝てなかった。
 ゴールデンウィークに入って中4日、金曜日の祝日に開催される。

等々力は、雲ひとつない青空に恵まれた。
 風もあるので、暑さはなく、観戦しやすい気候。

高井幸大は、引き続きU-23アジアカップのため不在。


先発は、広島戦から1人だけ変わる。
 新たにゴミスが先発し、エリソンがベンチスタートとなった。
 負傷離脱もしていたゴミスは、今シーズン初めての先発。

ベンチには、新たにGK早坂、山内が入った。
 早坂は、GKとしてJ1リーグで初のメンバー入り。
 (FPとしては、2022年の浦和戦(2022 J1 #23)でベンチ入りしていた)。
 広島で負傷したGKソンリョンと小林悠の2人、それから山本が外れている。


浦和は、J1リーグで4勝2分4敗の暫定10位。
 今シーズンから、ペア・マティアス・ヘグモ(NOR)が監督に就任した。
 日程は川崎と同じ中4日。
 U-23代表参加中の大畑歩夢(66)は、不在となっている。

今年の天皇杯は、参加資格が剥奪されている。
 2023年8月2日の天皇杯名古屋戦で、サポーター(70名以上)が暴徒化。
 これに対してチームが適切な措置を講じなかったとして、JFAから懲罰を受けた。

2023年は4回対戦していて、浦和の1勝3分だった。
ただ、最後の対戦は6月で、11か月ぶりの対戦となる。
 230405川崎0-0浦和(YLC GL #3)
 230423川崎1-1浦和(J1 #9)
 230524浦和2-1川崎(YLC GL #5)
 230624浦和1-1川崎(J1 #18)

■1st half
浦和は3分、安居海渡(25)の縦パスを受けた渡邊凌磨(11)がシュート。
 7分から4本連続の右CKを渡邊が蹴り、3本目をチアゴ・サンタナ(12)がヘッド。

川崎は家長が右サイドに張り続け、パスの受け手となった。
 橘田が前向きのパスを入れて、浦和のゴールに迫っていく。

18分、川崎が先制する。
 瀬川の右スローインを、ゴミスがCBマリウス・ホイブラーテン(5)を背負ってPA内でポスト。
 家長のクロスを遠野が落とすと、脇坂がすかさずゴールに蹴り込んだ。

23分にはマルシーニョが左サイドからドリブルで仕掛ける。
 CBアレクサンダー・ショルツ(28)とGK西川周作(1)を剥がしてからラストパス。
 家長がフリーでシュートするが、ライン上で渡邊がブロックした。

浦和は1アンカーのサミュエル・グスタフソン(11)が組み立てる。
 中島翔哉(10)がトリッキーなドリブルで、川崎を幻惑する。
 32分、グスタフソンのスルーパスから、伊藤敦樹(3)がシュート。

35分、攻め続ける浦和が同点に追い付く。
 中島のクロスに走り込んだ大久保智明(21)が、ヘッドでゴールを決めた。

同点となってからも、浦和の攻勢が続いた。
 39分には安居が、45+2分には中島がシュートした。

■2nd half
47分、マルシーニョが獲得したPAすぐ外からのFK。
 壁を越えていく脇坂のキックは、バーを叩いて外れた。

49分、佐々木旭が大きくクリアする。
 ゴミスがショルツを力強く背負って収めて、橘田に戻す。
 橘田からパスを受けた佐々木旭が、そのままドリブルで持ち上がる。
 左のマルシーニョを囮に使い、PA内に進んでゴールを決めた。

再び1点をリードした川崎は、優位に進めていく。
 動きが落ち始めた浦和は、グスタフソンの1アンカーでは守れない。
 橘田と脇坂が縦関係となってパスを交換しながら、サイドに流す。

55分、家長の右クロスを、マルシーニョがシュート。
57分、ショートカウンターから家長がミドル。
83分、山内のヒールパスから、家長がシュート。
84分、山田新の落としを、瀬川がミドルシュート。

浦和もセットプレーを中心に反撃を試みる。
 60分、安居のミドルがゴール左にわずかに外れる。
 74分、CKの戻りを、渡邊がロングシュート。

90+3分、家長がゴールを決めて、試合は終わった。

■summary
浦和の2CBショルツとホイブラーテンは、ゴミスを止められない。
 1点目も2点目もゴミスのポストプレーから生まれたもの。
 2人とも優秀なCBだが、1人がゴミスに釘付けにされると、残った1人でゴールを守れなかった。

グスタフソンは、特に前半、効果的に攻撃を差配した。
 ボールを受けると縦パスを狙いながら、両サイドに散らした。
 後半になると、川崎のマークが厳しくなったため、勢いは失われる。
 1アンカーなので、守備で広大なスペースを埋めるのは難しかった。
 もっとインサイドハーフから助力を得られれば、特長を出し切れると思われる。


川崎は、実に6試合ぶりとなる勝利となった。
 浦和のチャンスも少なくなかったので、盤石の勝利とまではいえない。
 それでも多くの決定機を作っていて、妥当な結果といえる。

中盤の構成は、橘田の1アンカーが基本だった。
 守備になると脇坂が下がってきて、橘田と2人で並んだ。
 69分から入った瀬古樹、81分から入ったゼ・ヒカルドも、橘田の脇に立つ。
 システムをバランス良く動かすことで、守備の弱さを克服できていた。

次は中2日、アウェイ福岡戦(J1 #12)。
 厳しい日程だが、ターンオーバーしつつ、良い内容を継続したい。

■goal
18脇坂泰斗(14) 49佐々木旭(5) 90+3家長昭博(41) 
35大久保智明(21)

■judge
上福元直人(99) 7.0 3分、32分、39分、74分にセーブ。73分、プレスを受けてCKに逃れる。
瀬川祐輔(30) 6.0 RSBでのプレーも少しずつ板に付いてきた。56分、右クロス。84分、ミドル。
大南拓磨(3) 6.0 右サイドの家長にミドルパスを供給する。62分、PA内まで走り込みシュート。
佐々木旭(5) 7.5 長距離ドリブルからの決勝ゴラッソを沈めた。45+2分、サンタナに抜かれる。
VW際(31) 6.0 17分、プレスを抜けてドリブル。マルシーニョを使うが、攻め上がりは控え目。
橘田健人(8) 6.5 縦へのパスとドリブルで前進する。2点目をアシスト。縦パスで3点目を生む。
脇坂泰斗(14) 6.0 1ゴール。47分、直接FKをバーに当てる。橘田の縦パスをバイタルで受ける。
遠野大弥(17) 6.0 1アシスト。2分、62分にシュート。後半、グスタフソンへのパスを封じた。
家長昭博(41) 7.0 25分、57分、83分の決定機は外したが、最後に1ゴール。右クロスも効果的。
ゴミス(18) 6.5 CBショルツもホイブラーテンも止めることができなかった。43分、シュート。
マルシーニョ(23) 6.0 25分、ショルツとGK西川を抜いてラストパス。55分、決定的シュート。

■sub
69(17)瀬古樹(16) 5.5 70分、90分に右クロス。71分、ミドル。85分、山田新へスルーパス。
75(18)山田新(20) 6.0 86分、橘田のパスを受けて右からのシュート。90+3分、1アシスト。
75(23)山内日向汰(26) 6.0 83分、ヒールで家長へラストパス。87分、CKの流れからシュート。
81(14)ジェジエウ(4) 5.5 RCBで安心感をもたらす。出て行っても奪い取れない場面もあった。
81(31)ヒカルド(6) 5.5 84分に山田新、90分に家長へパス。シンプルな攻撃で持ち味を出す。

■bench
早坂勇希(22) エリソン(9)

■coach
鬼木達 6.5 ゴミス起用に成功。劣勢の原因となったグスタフソンを対策して勝利に導いた。

■referee
池内明彦 6.5 素晴らしかった。イエロー祭りも不可解なジャッジもなかった。

218,100views
AT+4+5