2018/02/10

180210川崎2-3C大阪(FXSC)

川崎2-3C大阪(埼玉スタジアム, 13:35KO, 41,803人)

J1を制し、2018シーズンはFUJI XEROX SUPER CUPで始まる。
天皇杯王者のセレッソ大阪との対戦。どちらも初出場となった。
昨年のYBCルヴァンカップ決勝(2017 YLC Final)と同じ相手、同じスタジアムとなった。

先発は昨年の主力が中心。
昨シーズン最終戦の大宮戦(2017 J1 #34)からは2人が変更。
ケガの影響で大島がベンチスタート、エウシーニョは欠場となった。
ボランチには森谷、右SBには田坂が入った。














ベンチにはFC東京から再加入の大久保、流通経済大学卒のルーキーの守田が入る。
なお、5人交代が可能で、交代回数は3回(ハーフタイム別)までの特別ルール。
ACL上海上港戦(ACL GL #1)を中2日で控えるだけに、効果的に交代したい。

セレッソは昨年、昇格シーズンでYLCと天皇杯の2冠を達成。
J1リーグも3位となって、ACL出場圏に入った。
ソウザ(11)が欠場したものの、こちらも昨年からの主力が揃った。

■1st half
前半はセレッソのプレスが効く。
ボールホルダーを追いながら、パスコースを絞っていく。
川崎はパススピードが遅く、なかなかボールが回らない。

セレッソは杉本健勇(9)にロングボールを入れる。
杉本の近くで、柿谷曜一朗(8)、清武弘嗣(10)、水沼宏太(7)が絡む。
三角形を作って、ダイレクトでつないで抜け出してゴールに迫る。

26分、右サイドを振り回され、PA内で杉本がポストプレー。
丁寧に落としたところを山口蛍(6)がダイレクトで蹴り込んだ。

失点してからは川崎も攻めていく。
決定機はなかったが、少しずつ押し込んでいった。


マスコット総選挙のトップ3がハーフタイムに登場。
ドロンパ(3位)、レノ丸(2位)、グランパスくん(優勝)















■2nd half
後半、中村と森谷を下げ、大久保と大島を投入する。
しかし、48分。
杉本がロングボールに競り勝ち、流したボールを清武が追いかける。
田坂をかわしてGKと1対1となり、冷静にゴールを決めた。

2点差となったが、直後の50分。
PA内で車屋が倒されてPKを獲得し、小林が中央に決めて1点差となる。

セレッソは守備を固め、カウンターを仕掛ける展開。
後半から入ったヤン・ドンヒョン(18)と杉本を目掛けてボールを入れていく。

川崎は大島を経由して、組み立てて同点を狙う。
なかなかセレッソを押し込めず、バイタルから先に進めない。
ボランチやサイドから中央に入れるところで、セレッソの網にかかってしまう。

攻めきれない中、78分。
ヤン・ドンヒョンのスルーパスに、高木俊幸(13)が抜けだして3点目。

再び2点差となったセレッソは攻撃を控え、川崎がボールを持つ。
90+2分、長谷川のクロスを大久保が決めたが、及ばなかった。

■summary
セレッソのコンディションが素晴らしく、川崎を圧倒した。
ボールへの寄せが早く、セカンドボールをしっかり拾う。
クオリティの高い選手が揃っていて、ショートパスをつないだ。
特に清武のプレーが図抜けていて、川崎の守備を切り裂いた。














川崎は動きが鈍く、中盤の守備が緩くなった。
パスの出し手を自由にしてしまったため、最終ラインの裏を何度も狙われる。
少ない人数の攻撃に対しても、フリーランに付ききれず、簡単にGKとの1対1を作られた。
セレッソが決定機を外さなければ、大差となっていたはず。

ルヴァンカップの決勝よりも、セレッソが内容で上回った。
1点差とはいえ、終始リードされ、勝つチャンスは少なかった。
シーズンの開幕戦に、負けてしまったのは残念。














次は中2日でACL上海上港戦。
修正するには厳しい日程だが、等々力での開催。
ACLグループリーグは6試合しかないだけに、勝ち点を確保したい。

■goal
51PK小林悠(11) 90+2大久保嘉人(4)
26山口蛍(6) 48清武弘嗣(10) 78高木俊幸(13)

■judge
ソンリョン(1) 5.5 可能性は少なかったが3失点。スーパーセーブはなかった。
田坂祐介(6) 4.5 数的不利での守備が多かった。48分、清武を防げずゴールを許す。
奈良竜樹(3) 5.0 中盤のフォローがない中、中途半端に高いラインの裏を狙われる。
谷口彰悟(5) 5.0 ハイボールを杉本、ヤン・ドンヒョンと競ったが、勝ち切れない。
車屋紳太郎(7) 5.5 PKを奪取。88分、福満隆貴(17)の決定機をスライディングで防ぐ。
森谷賢太郎(19) 4.5 セレッソの2トップに挟まれ窮屈にプレー。前に出せなかった。
ネット(21) 5.0 ボールをもらう動きは良かったが、守りで相手に寄せ切れず。
家長昭博(41) 5.0 一瞬のスピードがなく、マークを剥がせない。状態はこれからか。
中村憲剛(14) 4.5 立ち上がり、ミスパスが目立つ。ロングパスも出せず、前半で交代。
阿部浩之(8) 5.0 タッチ数が少なく、良さを出せなかった。33分のミドルはGK正面。
小林悠(11) 5.0 前線に残ったままで、ボールが入らなかった。PKを決める。

■sub
HT(19)大島僚太(10) 5.5 ボールを落ち着かせた。消えてしまう時間帯もあった。
HT(14)大久保嘉人(4) 6.0 最後に1ゴール。トップ下でさすがのキープ力を見せた。
52(6)守田英正(25) 6.0 右SBでのデビュー戦。良い動きでチャンスを作り出した。
71(8)長谷川竜也(16) 6.0 1アシスト。ドリブルで左サイドをかき回した。
79(41)知念慶(20) 5.0 最前線に入ったが、ボールにほとんど絡めなかった。

■bench
新井章太(30) 登里享平(2) 

■coach
鬼木達 5.5 劣勢を挽回できなかった。次の試合を考えた選手交代は的確。

■referee
福島孝一郎 6.5 落ち着いて試合を裁く。PKは少し厳しい判定だった。

2018/01/03

180103シーズン回顧(2) 2017ランキング

シーズン回顧(2) 2017ランキング

2017シーズンの川崎フロンターレを2回に分けて振り返る。
公式戦はJ1リーグ34試合、ACL10試合、YBCルヴァンカップ5試合、天皇杯4試合の53試合。
2回目は、この53試合を通じての各種ランキングを見る。

■high player (season) 
 1,000分以上出場した17選手で、シーズン平均採点が高かったのは次の選手。
 カッコ内は2016年、2015年の順位。在籍なしは(-)とした。
 2016年に1,000分以上出場したのも17選手だった。

1位(4位,-) ソンリョン(1) 46試合4311分出場 平均採点6.32 ベンチ1試合
2位(-,-) 阿部浩之(8) 40試合3185分出場 平均採点6.31 ベンチ2試合
3位(3位,1位) 大島僚太(10) 34試合2903分出場 平均採点6.25 ベンチ2試合
4位(1位,9位) 小林悠(11) 51試合4297分出場 平均採点6.16 ベンチ2試合
5位(6位,11位) 中村憲剛(14) 47試合3962分出場 平均採点6.07 ベンチ1試合

 守備の要であるソンリョンを最も高く評価した。
 仕事がなく及第点の5.5点となった試合もあったが、攻め込まれると活躍した。
 僅差の2位は阿部。攻撃だけではなく、バイタルまで戻る守備も効いた。

 2016年に上位だった小林は4位(1位)、ネットは12位(2位)、大島は3位(3位)。
 過去のMVPは、2016年小林、2015年大島、2014年中村。

■low player (season)
 逆に1,000分以上出場した17選手で、シーズン平均採点が低かったのは次の選手。

17位(2位,-) エドゥアルド(23) 20試合1674分出場 平均採点5.60 ベンチ6試合
16位(15位,2位) 田坂祐介(6) 33試合2000分出場 平均採点5.78 ベンチ15試合
15位(-,-) ハイネル(22) 26試合1490分出場 平均採点5.84 ベンチ6試合

 エドゥアルドはC大阪戦(YLC Final)の4.5点など、致命的なミスによる低採点があった。
 右SBが多かった田坂は、攻撃での貢献が少なく、高採点が少なかった。

■play time (season)
 53試合5,071分のうち、出場時間が長かったのは次の選手。
 カッコ内は2016年、2015年の順位。

1位(4位,7位) 車屋紳太郎(7) 50試合4478分出場 平均採点5.89 ベンチ0試合
2位(1位,1位) 谷口彰悟(5) 47試合4455分出場 平均採点6.03 ベンチ4試合
3位(6位,-) ソンリョン(1) 46試合4311分出場 平均採点6.32 ベンチ1試合
4位(8位,17位) 小林悠(11) 51試合4297分出場 平均採点6.16 ベンチ2試合
5位(7位,-) ネット(21) 48試合4085分出場 平均採点5.97 ベンチ1試合

 2年連続で出場時間1位だった谷口を抑えて、車屋がトップとなった。
 小林が51試合に出場し、出場試合数ではトップ。ベンチ入りも含めて全53試合に絡む。

■high game
 各試合ごとに出場選手の採点を、出場時間に応じて平均した。
 この平均採点が高かったのは、53試合のうち次の試合。

1位 171202川崎5-0大宮(J1 #34)★ 平均採点6.62
 優勝が決まったシーズン最終戦。1つの試合として見ても大宮を圧倒した。
2位 170701川崎5-0神戸(J1 #17) 平均採点6.60
 ケガ人を多く抱える神戸に圧勝。相手GKが活躍し、5得点に抑えられた。
3位 170909川崎3-0横浜FM(J1 #25) 平均採点6.59
 守備的な布陣を敷き、ショートカウンターで堅守のマリノスを仕留める。

 3位まですべてJ1リーグのホームゲーム。大量得点で無失点のゲームとなった。

■low game
 逆に平均採点が低かったのは53試合のうち次の試合。

53位 170729川崎2-5磐田(J1 #19) 平均採点4.84
 カウンター攻撃からの失点が続き、大敗を喫した。
52位 170430C大阪2-0川崎(J1 #9) 平均採点5.23
 ネットが出場停止、大島と中村をケガで欠き、力負けした。
51位 170604横浜FM2-0川崎(J1 #14) 平均採点5.25
 流動性と運動量が少なく、マリノスの守備ブロックを崩せなかった。
 
 最下位となった磐田戦の平均採点は他の試合を大きく下回った。
 50位のFC東京戦(J1 #4,平均採点5.32)まで、今季J1リーグでの4敗が揃った。

■high player (each game)
 各試合の採点で、最も高かったのは8.0点。7回あった。

8.0 ソンリョン(1) 170425水原三星0-1川崎(ACL GL #5)
 多くの決定機を止めまくった。ACL決勝トーナメントに導いた。
8.0 阿部浩之(8) 170701川崎5-0神戸(J1 #17)
 2ゴール2アシストで大勝に導き、無失点にも貢献した。
8.0 小林悠(11) 170823川崎3-1浦和(ACL QF #1)
 自陣に引き籠る浦和を、8本のシュートで2ゴールで攻略した。
8.0 阿部浩之(8) 170903FC東京1-5川崎(YLC QF #2)
 ハットトリック。チャンスを迎えると落ち着いてゴールを決めた。
8.0 大島僚太(10) 170909川崎3-0横浜FM(J1 #25)
 今シーズン唯一のゴールを決め、中盤でボール奪取を繰り返した。
8.0 森本貴幸(9) 170920川崎4-1清水(天皇杯 R16)
 中盤で組み立てにも参加しながら完璧な3ゴール。
8.0 小林悠(11) 171014川崎3-2仙台(J1 #29)
 家長の退場から2点ビハインドを負う。ボールを追い続け、逆転の2ゴール。

 3度あったハットトリックは、阿部と森本の2つが8.0点。
 大宮戦(J1 #34)の小林は、7.5点とした。

■low player  (each game)
 各試合の採点で、最も低かったのは3.5点。3回だった。

3.5 奈良竜樹(3) 170301イースタンSC1-1川崎(ACL GL #2)
 13分、PA内で競り合ってレッドカード。PKを与え、退場した。
3.5 車屋紳太郎(7) 170913浦和4-1川崎(ACL QF #2)
 38分、足裏を高く掲げてレッドカード。有利な状況からACL敗退に導く。
3.5 奈良竜樹(3) 171008川崎3-1仙台(YLC SF #2)
 14分、52分とイエローで退場。チームを窮地に追いやった。

 今シーズン、チームの退場は4回。いずれも採点は低くなった。
 そのうち、1発レッドが2回、イエロー2枚が2回だった。
 仙台戦(J1 #29)で退場した家長は、4.0点とした。

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2018/01/01

180101シーズン回顧(1) 2017選手別平均採点

シーズン回顧(1) 2017選手別平均採点

2017シーズンの川崎フロンターレを2回に分けて振り返る。
1回目は選手別平均採点。

公式戦はJ1リーグ34試合、ACL10試合、YBCルヴァンカップ5試合、天皇杯4試合の53試合。
ACLに出場したこともあり、2016年の47試合から6試合増えた。

■J1リーグ 優勝★
 勝ち点72 34試合21勝9分4敗 得失点差+39
 2016年と同じ勝ち点72。同勝ち点の2位鹿島を得失点差で上回る。
 クラブ史上初めてJ1タイトルを獲得した。
■アジアチャンピオンズリーグ(ACL) ベスト8
 グループステージGグループ 1位 勝ち点10 6試合2勝4分 得失点差+5
 ノックアウトステージ 4試合3勝1敗 得失点差+4
 準々決勝(ACL QF #1, #2)で浦和に敗れた。
■YBCルヴァンカップ(YLC) 準優勝
 ノックアウトステージ 5試合3勝2敗 得失点差+5
 決勝(YLC F)でC大阪に敗れ、準優勝。
■天皇杯 ベスト8
 4試合3勝1敗 得失点差+8
 準々決勝(天皇杯 QF)で柏に敗れた。

合計では、53試合32勝13分8敗だった。

53試合のプレー時間の合計は、5,071分。
この時間には、前後半のロスタイムを含んでいる。
ロスタイムの時間は、www.football-lab.jp やフロンターレ公式サイトを参考として独自に算出。

53試合ごとの各選手の採点から、出場時間に照らしてシーズンの平均採点を計算した。
チーム全体の平均採点は、6.036点(2016年6.028点、2015年6.014点、2014年5.870点)だった。

GK、DF、MF、FWのポジション別に、出場時間順に並べた。
ポジションはチームの登録のものではなく、実態に合わせた。
今シーズンは4バックが多かったため、サイドバックはDFに含めた。

■goal keeper
チョン・ソンリョン(1) 46試合4311分出場 平均採点6.32 ベンチ1試合
 2シーズン目も卓越したセービングを披露しつづけた。平均採点1位。
 ソンリョンのおかげで得た勝ち点も多く、J1リーグ優勝の立役者となった。
新井章太(30) 9試合760分出場 平均採点5.96 ベンチ44試合
 第2GKとして控え、ソンリョンのケガやターンオーバーで出番を得る。
 良いパフォーマンス。天皇杯は4試合ともに出場した。
安藤駿介(24) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ6試合
 出場はなかったが、第3GKとして控える。
ポープ・ウィリアム(31) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ0試合
 東京ヴェルディ(J2)から期限付き移籍。
 出場、ベンチ入りともになかった。
 (2018 東京V(J2)から完全移籍)

■defender
車屋紳太郎(7) 50試合4478分出場 平均採点5.89 ベンチ0試合
 ベストイレブン(初)。左SBとして欠かせない存在に。序盤はCBにも入った。
 日本代表に初選出され、YLC仙台戦2試合を欠場するが、チーム最多の出場時間。
 ACL浦和戦(ACL QF #2)の退場でチームを敗退させた。
谷口彰悟(5) 47試合4455分出場 平均採点6.03 ベンチ4試合
 J1リーグ34試合にフル出場し、7得点。ネットが欠場するとボランチでも活躍。
 背後を狙うロングボールに戸惑うことが減り、穴が少なくなって安定した。
奈良竜樹(3) 44試合3573分出場 平均採点6.07 ベンチ6試合
 2016シーズンの2度の骨折から復帰。パスワークの向上も見せた。
 エドゥアルド復帰後は一時レギュラーを譲るが、夏以降に奪い返す。
 ACLイースタン戦(ACL GL #2)とYLC仙台戦(YLC SF #2)で2度の退場。
エウシーニョ(18) 28試合2541分出場 平均採点6.04 ベンチ1試合
 ベストイレブン(初)。シーズン直前の練習試合で右脛骨を骨折して、長期離脱。
 6月17日の広島戦(J1 #15)で復帰し、右SBで攻撃力を発揮した。
田坂祐介(6) 33試合2000分出場 平均採点5.78 ベンチ15試合
 シーズン前半、エウシーニョと武岡が不在となった右SBを支える。
 後半はベンチが多く、複数のポジションで役割を果たす。
エドゥアルド(23) 20試合1674分出場 平均採点5.60 ベンチ6試合
 オフシーズンに右肩脱臼を手術し、5月5日の新潟戦(J1 #10)で復帰。
 C大阪戦(YLC F)など失点につながるミスもあって、安定感に欠けた。
板倉滉(28) 15試合723分出場 平均採点5.90 ベンチ15試合
 YLCではU23枠で出場するなど、2016年(7試合474分)から出場時間を伸ばす。
 イースタンSC戦(ACL GL #2)ではプロ初ゴールを決める。
 (2018 仙台(J1)へ期限付き移籍)
武岡優斗(17) 4試合211分出場 平均採点5.95 ベンチ3試合
 左膝の故障で長期離脱を続けた。2016年11月の手術で全治4ヶ月。
 5月に復帰するが、6月に再度の手術で全治6ヶ月。シーズンを終えた。
舞行龍ジェームズ(29) 2試合189分出場 平均採点5.50 ベンチ0試合
 新潟(J1)から完全移籍。開幕からACL2試合に出場した。
 しかし、3月に右膝半月板を手術し、全治5ヶ月。復帰できなかった。
井川祐輔(4) 2試合156分出場 平均採点5.30 ベンチ0試合
 広州恒大戦(ACL GL #3)で右膝副靭帯を負傷し、全治4ヶ月。
 川崎での12シーズン目は、ACL2試合の出場に留まった。
 (2018 イースタンSC(HKG)へ移籍)
タビナス・ジェファーソン(26) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ1試合
 桐光学園高校から新規加入。
 栃木U戦(天皇杯 R64)で唯一のベンチ入り。

■midfielder
エドゥアルド・ネット(21) 48試合4085分出場 平均採点5.97 ベンチ1試合
 周囲のサポートを受けて、落ち着いて余裕を持てば、申し分なかった。
 反面、J1リーグでイエロー9枚を集めるなど、荒々しさもあった。
中村憲剛(14) 47試合3962分出場 平均採点6.07 ベンチ1試合
 ベストイレブン(2年連続7回目)。
 5月に腰痛で2試合欠場しただけで、フルシーズン稼働を続ける。
 夏季には出場時間を限定し、シーズン終盤まで好調を維持した。
阿部浩之(8) 40試合3185分出場 平均採点6.31 ベンチ2試合
 G大阪(J1)から完全移籍で加入。川崎のサッカーにすぐに溶け込んだ。
 J1リーグ10得点、ACL1得点、YLCはFC東京戦(YLC QF #2)でハットトリック。
 3月と9月に膝のケガで離脱。12月には日本代表に初選出される。
大島僚太(10) 34試合2903分出場 平均採点6.25 ベンチ2試合
 凄みを増したパスはもちろん、守備でもボール奪取を増やした。
 4月、9月に筋肉系のケガで離脱すると、チームに大きな影響を与えた。
 シーズン終了後、代表戦でも負傷してしまった。
家長昭博(41) 35試合2592分出場 平均採点6.04 ベンチ3試合
 大宮(J1)から完全移籍で加入。3月に右足を骨挫傷して離脱する。
 復帰後もフィットするまで長くかかったが、終盤はチームを牽引した。
登里享平(2) 31試合2060分出場 平均採点5.97 ベンチ6試合
 開幕から左の攻撃的MFとして出場を続け、ゴールは少なくとも活躍。
 9月、腹直筋肉離れでの1ヶ月離脱した。
森谷賢太郎(19) 29試合1654分出場 平均採点6.04 ベンチ20試合
 大島とネットのサブとして、2人と遜色のないプレーを見せた。
 C大阪戦(J1 #28)のドライブミドルは美しかった。
三好康児(13) 20試合874分出場 平均採点5.72 ベンチ11試合
 ユースからの昇格3年目。背番号を26から13に変更。
 7月から9月までベンチ外が続き、2016年(27試合1421分出場)よりも出場時間を減らす。
 (2018 札幌(J1)へ期限付き移籍)
狩野健太(25) 8試合260分出場 平均採点5.69 ベンチ11試合
 出場時間が限られた。清水戦(天皇杯 R16)が唯一のフル出場。
 11月に右足骨棘を手術し、全治8週間。
 (2018 徳島(J2)へ移籍)
田中碧(32) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ0試合
 ユースからトップ昇格。
 3月に左膝副靭帯を手術して、全治4ヶ月。

■forward
小林悠(11) 51試合4297分出場 平均採点6.16 ベンチ2試合
 J1リーグ23得点。ACL6得点。J1優勝に導く。
 ベストイレブン(2年連続2回目)、最優秀選手(MVP)、得点王を獲得。
 大久保嘉人が去ったチームでエースとして十分に活躍した。
長谷川竜也(16) 35試合1779分出場 平均採点5.89 ベンチ13試合
 J1リーグ5得点、ACL2得点、YLC1得点、天皇杯1得点。
 スプリントと正確なシュートで、得点を重ねていった。
ハイネル(22) 26試合1490分出場 平均採点5.84 ベンチ6試合
 4人目のブラジル人としてAAポンチ・プレッタ(BRA)から期限付き移籍で加入。
 縦にドリブルで仕掛け、パス偏重のチームのリズムを変えた。
 (2018 ECヴィトーリア(BRA)へ移籍←トンベンセFC(BRA)からの期限付き移籍)
森本貴幸(9) 22試合763分出場 平均採点6.10 ベンチ23試合
 J1リーグ3得点、天皇杯4得点。清水戦(天皇杯 R16)ではハットトリック。
 スーパーサブでの起用が多く、積極果敢にシュートを放った。
 (2018 福岡(J2)へ移籍)
大塚翔平(27) 5試合331分出場 平均採点6.12 ベンチ7試合
 ケガ人が多かった4月に出場のチャンスを得る。
 良い出来だったが、その後は出場機会がほとんどなかった。
 (2018 相模原(J3)へ移籍)
知念慶(20) 9試合234分出場 平均採点5.89 ベンチ4試合
 愛知学院大学から新規加入。YLC仙台戦(YLC SF #1)で初ゴール。
 柏戦(J1 #31)でのゴールも勝利に結びつかなかったが、貴重だった。

(特別指定) ※出場なし
脇坂泰斗(33) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ0試合
 ユース出身。阪南大学4年生。
 (2018 新規加入)
守田英正(34) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ0試合
 流通経済大学4年生。
 (2018 新規加入)
三笘薫(35) 0試合0分出場 平均採点0.00 ベンチ0試合
 ユース出身。筑波大学2年生。

■coach
鬼木達 平均採点6.12
 風間前監督よりも柔軟な起用が見られた。
 3人の交代枠もほとんど欠かさず使った。

■referee
平均採点5.72
(2016年5.69、2015年5.61)

2017/12/10

171210J1リーグ優勝記念パレード(フォトレポ)

2017 J1リーグ優勝記念パレード(フォトレポ)

J1リーグ優勝が決まった大宮戦(J1 #34)から中7日。
12月10日(日)、J1リーグ優勝記念パレードが実施された。
11時30分に川崎市役所第三庁舎前をスタート。

オープントップのバス(スカイバス東京)は、2台用意された。
第三庁舎前での出発前セレモニーは全員が1号車に乗って。
市長挨拶、藁科社長挨拶、鬼木監督挨拶、中村選手代表挨拶、SHISHAMO花束贈呈。

選手たちは1号車・2号車に分乗して、洗足学園大学のファンファーレでパレードスタート。
市役所通りをJR川崎駅方面に進み、駅前東交差点で左折。
駅前南交差点でパレードは終了した。

なお、日本代表に参加している5選手は不参加。
 小林悠(11)、谷口彰悟(5)、車屋紳太郎(7)、大島僚太(10)、阿部浩之(8)。
ブラジル人4選手も帰国していて不参加。
 エウシーニョ(18)、ネット(21)、エドゥアルド(23)、ハイネル(22)。
今シーズン限りの退団が発表された選手も参加してくれた。
 井川祐輔(4)、狩野健太(25)、大塚翔平(27)。 ※ハイネルは帰国済。

「祝!脱・無冠ターレ」を掲げるパレードバス。
散々揶揄されてきた「無冠ターレ」を、チーム自ら使った
ことに批判もあるようだが、我々にはデフォルト。

川崎市役所第2庁舎のビッグ・ユニ。
タイトルを示す星の位置は、他チームでは左胸のエンブレムの
上が多い。しかし、ユニフォーム規定に位置の制約はない。
斜め上の流れで、星を腹部に付けてもいいかもしれない。

2017明治安田生命J1リーグ優勝エンブレム。
黄色成分が入って、色合いがいつものチームカラーと異なる。

知念、安藤、長谷川、狩野。奥にケンゴ。

板倉、狩野、知念、安藤。

SHISHAMOの3人。

何かを指示するノボリ。

シャーレ型クッションを掲げる板倉と狩野。

本物シャーレのケンゴと風呂桶シャーレの安藤。

長谷川。

格好良すぎる家長。
右に田中と三好。

シャーレ型クッションを抱える三好と武岡。
奥に田中、金通訳、ソンリョン。

エドゥ(看板参加)、新井、谷口(看板参加)、ポープ、森谷。

2017/12/03

171202川崎5-0大宮(J1 #34)★

川崎5-0大宮(等々力, 14:00KO, 25,904人)

J1リーグ最終節はホームで大宮と対戦する。
1位鹿島とは勝ち点2差の2位。
得失点差は上回っているため、川崎が勝ち、鹿島がドロー以下であれば逆転できる。
3位C大阪とは勝ち点6差で、2位以上はすでに確定している。

ACL決勝のため変則日程となった浦和戦(J1 #33)から中2日。
先発はG大阪戦(J1 #32)、浦和戦と3試合連続して同じ。
ベンチも浦和戦と変わらない。














大宮はJ1リーグ17位で、J2への降格が確定している。
ただ、来シーズンからはJ1リーグ16位17位の降格チームもルヴァンカップに出場できる。
18位新潟と勝ち点で並んでいるため、YLC出場権がかかっている。

アウェイでの開幕戦(J1 #1)は0-2で勝利した。
その後、川崎OBの伊藤彰が監督となるが、等々力に凱旋する前に解任された。

■1st half
1分、川崎が先制する。
中村からボールを受けたエウシーニョが、ドリブルで持ち上がる。
中央でDFを引き寄せてから、左の阿部にパスを届ける。
奥井諒(19)が阿部に寄せ切れず、小さなモーションからミドルを決めた。

大宮はいきなり失点したが、落ち着いて攻めていく。
守備では自陣深く押し込まれるが、ボールを奪ってから素早く前に運ぶ。
7分に瀬川祐輔(44)、21分にマルセロ・トスカーノ(33)、30分に茨田陽生(40)がシュート。
いずれも大きく外れたが、CKも4本獲得していて、悪くはなかった。

川崎はリズムカルにボールを回していった。
ワンタッチで縦に入れることが多く、狭いスペースを攻略していく。

45+2分には追加点。
阿部が左サイドで家長に縦パスを送って、家長がマイナスのクロス。
ふわっとしたボールを中央で待ち受ける小林がヘッドで決めた。
PA内の大宮のDFは、クロスを眺めるだけで、小林をフリーにしてしまった。

■2nd half
後半になっても川崎は華麗なパスワークを繰り広げる。
次々に動きながら、簡単にシュートシーンを作っていった。
ボールを奪われてもプレスが早く、大宮に長くボールを持たせない。

60分、家長が再び左サイドから早いクロスを入れて小林がゴール。
GKとDFの間をきれいに通した美しいアシストだった。

3点差となり、川崎が少しペースを落とす。
大宮がパスをつなげるようになり、攻勢に出てきた。
69分、マテウス(16)のミドルは、ソンリョンがキャッチ。
70分、トスカーノのクロスを受けた和田拓也(22)のシュートはポストに当てる。
前半よりもゴールに近づいたが、決めることはできなかった。

80分、PA内の車屋が中村からのパスを受けたところを瀬川が倒してPK。
厳しい判定だったが、小林がPKを決めてハットトリック達成。
90+6分には長谷川がカウンターで5点目を決めた。

■summary
勝たなくてはならない試合。
体力的にも中2日で厳しい状況だったが、圧勝した。
パスワークも単につなぐだけでなく鋭く攻撃的。
ボールを失っても、すぐに戻ってプレスを仕掛けていった。
美しいサッカーを展開して、結果を出した。

3点差となってからは、ペースを落として大宮にボールを持たせる。
体力を温存しながら、うまく時間を進めていった。
状況に応じて緩急を付ける試合運びも素晴らしかった。

大宮は良いプレーがないわけではなかった。
しかし、PA内まで攻め込まれることが多く、簡単に川崎のFWにマークを外された。
正直にいえば、勝ち点を得ることは極めて難しかった。

J2から昇格した昨シーズンは、J1リーグ5位と健闘したが、2年間でJ2に降格。
最下位18位に落ちたことで、ルヴァン出場権も失った。

■champions★
首位鹿島がドローに終わり、年間勝ち点72で並び、得失点差で上回った。
最終節で逆転し、川崎はJ1リーグを初めて制覇した。
1999年、2004年のJ2リーグ優勝に続き、3度目のタイトルを獲得。















シーズン序盤、エウシーニョ、エドゥアルド、家長、舞行龍が長期離脱。
4月には甲府戦(J1 #6)、札幌戦(J1 #7)、清水戦(J1 #8)と3連続ドローのあと、C大阪戦(J1 #9)で敗戦。
戦力が整わない中、苦しみながらも勝ち点を拾っていった。

J1リーグでは4敗したが、最後に負けたのは7月29日の磐田戦(J1 #19)。
8月以降の15試合は、11勝4分で終えた。
さらにルヴァンカップ決勝(YLC Final)の敗戦後、最後の3試合を3連勝。
34試合で得点71、失点32。
1試合当たり2点以上得点し、失点は1点以下だった。
小林がキャリアハイの23ゴールを決め、得点王となった。















天皇杯はすでに敗退しているため、今シーズンが終了。
2018シーズンは6度目のACLに加え、ゼロックス・スーパー・カップに初出場する。

■goal
1阿部浩之(8) 45+2,60,81PK小林悠(11) 90+6長谷川竜也(16) 

■judge
ソンリョン(1) 6.5 左足でのキックは安定。90分、カウエ(37)のヘッドを掻き出す。
エウシーニョ(18) 6.0 先制アシスト。攻撃は積極的だったが、守りは後手に回った。
奈良竜樹(3) 6.5 7分、フィードミスでシュートを許す。しっかり守り、ロングボールも供給。
谷口彰悟(5) 7.0 状況に合わせた守備の選択が素晴らしかった。もちろんパスも完璧。
車屋紳太郎(7) 6.5 左サイドからクロスを何度も供給する。70分、PKを獲得。
大島僚太(10) 6.5 プレッシャーが少ない中、ドリブルを交えて中盤を支配した。
ネット(21) 6.5 パスコースを作る動きを続ける。縦への突破は成功しなかった。
家長昭博(41) 7.5 左にポジションを移してクロスで2アシスト。右クロスも良かった。
中村憲剛(14) 6.0 周囲を走らせながら試合を握った。42分、車屋のクロスをヘッド。
阿部浩之(8) 6.5 久しぶりのゴールは価値ある先制点。72分の決定的なヘッドは外した。
小林悠(11) 7.5 3ゴールで逆転得点王。動き出しでDFを剥がしてフリーになった。

■sub
82(18)田坂祐介(6) 5.5 右SBに入り、引き気味にポジショニング。
84(21)森谷賢太郎(19) 5.5 中盤を駆け回ってスペースを引き締めた。
89(8)長谷川竜也(16) 6.5 90+1分のGK1対1ではパスを選択したが、90+6分にゴール。

■bench
新井章太(30) 登里享平(2) 三好康児(13) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 6.5 完勝に導く。3点差となったあとの選手交代が遅かった。

■referee
家本政明 6.0 接触プレーの判断が的確でスムースに裁いていたが、PK判定は微妙か。