2017/09/30

170930川崎5-1C大阪(J1 #28)

川崎5-1C大阪(等々力, 19:00KO, 24,225人)

スコアレスドローに終わった神戸戦(J1 #27)から中6日。
ACLに敗退したため3週間ぶりにミッドウィークに試合がなく、間隔が空いた。














先発は神戸戦から2人が変わる。
左ハムストリング肉離れの大島に加え、症状の発表はないが阿部が欠場。
(10月1日、右膝骨軟骨損傷で1ヶ月離脱と発表された。)
代わりには森谷と長谷川が入った。

ベンチには新たに狩野、三好、ハイネル、知念が入る。
外れたのは森本とエドゥアルド。














C大阪はJ1リーグで4位。
ルヴァン(ベスト4)、天皇杯(ベスト8)に勝ち残っている。
アウェイ(J1 #9)はネット、大島、中村を欠いて2-0の完敗だった。

■1st half
C大阪は1トップの杉本健勇(9)に早めにクロスを入れる。
9分、山口蛍(10)のクロスを杉本が合わせたが、ヘッドは浮いた。
全体的にはクロスの精度は低く、ゴールラインを割ったり、ソンリョンにキャッチされた。

川崎は大島、阿部が欠場したが、スムースにパスがつながる。
セレッソのプレスが緩く、ボランチがフリーとなっていた。
特に森谷は、スペースを積極的にドリブルで突いて、リズムを作り出した。
18分、家長のパスを中村がミドルシュート。
相手DFに当たってコースが変わったが、GKキム・ジンヒョン(21)が素晴らしい反応で防いだ。

19分の中村のCK。ニアに走り込んだ谷口が高い打点でゴール。
ここでもジンヒョンは触ったが、さすがに防げなかった。

その後も攻め続けるが、追加点は前半終了間際となった。
45分、ネットのクロスを、小林がジャンピングボレーで2点目。

■2nd half
後半もセレッソは走れないまま。
ボールに当たりに行けず、セカンドボールを拾えず、攻め手がなかった。
PA内に簡単に入られて攻撃され続けてしまう。

追加点はゴラッソで2発。
52分、エウシーニョが強い弾道のボレー、58分、森谷がドライブシュートを決めた。
どちらも美しいゴールだった。

64分、セレッソはソウザ(6)を投入し、反撃に出る。
ソウザが中盤を締めてチャンスを作り、68分には1点を返した。
しかし、しばらくするとソウザの動きが止まり、攻勢は終わった。

■summary
セレッソはコンディションが悪く、1歩目を踏み出すのが遅かった。
守りではボールホルダーに喰いつけず、攻撃では2人目の動きが少ない。
川崎に自由な攻撃を許し、5失点を喫してしまった。

川崎は複数人が連動する攻撃からゴールを奪い続けた。
ゴラッソもあったが、きちんと組み立ててゴールに迫っていった。
守備では一部後手に回る時間帯はあったものの、1失点で留めた。














次の試合はルヴァンカップ準決勝、アウェイ仙台戦(YLC SF #1)。
中3日が続くため、ターンオーバーを行いながら、結果を出したい。

■goal
19谷口彰悟(5) 45小林悠(11) 52,89エウシーニョ(18) 58森谷賢太郎(19) 
68柿谷曜一朗(8)

■judge
ソンリョン(1) 5.5 クロスを的確にキャッチ。68分、ソウザのミドルは遠くに弾けず失点。
エウシーニョ(18) 7.5 柿谷を抑えつつ、何度も攻め上がった。美しい2ゴール。
奈良竜樹(3) 6.5 28分、柿谷との1対1を防ぐ。激しい当たりで杉本を封じ込んだ。 
谷口彰悟(5) 6.5 1ゴール。杉本は奈良に任せて、ハイボールを処理した。
車屋紳太郎(7) 6.0 上がってボールを引き出す。52分、ゴールにつながるクロス。
森谷賢太郎(19) 7.5 走って受けてドリブルで前に進む。ゴラッソで1ゴール。
ネット(21) 6.5 中盤でボールを奪ってカウンターの起点に。落ち着いたプレー。
家長昭博(41) 7.0 自由に動きながらボールをキープ。周囲の動きを促した。
中村憲剛(14) 7.0 2アシスト。スルーパスを狙う。90+3分、GKからボールを奪うが外す。
長谷川竜也(16) 5.5 ドリブルで仕掛けるが、松田陸(2)に苦しみ、抜けなかった。
小林悠(11) 6.5 1ゴール。ポストプレーも良かった。50分、2回ターンしてシュート。

■sub
86(16)田坂祐介(6) 5.5 エウシーニョを1列前に上げて右SBに入る。
87(21)板倉滉(28) 5.5 ボランチに入り、バイタルのスペースを埋めた。
90(11)三好康児(13) 5.5 7月8日の鳥栖戦(J1 #18)以来の登場。ドリブルで仕掛けた。

■bench
新井章太(30) 狩野健太(25) 知念慶(20) ハイネル(22)

■coach
鬼木達 6.0 快勝に導いた。ただ、4点差となっても選手交代をせず。遅くなった。

■referee
西村雄一 5.5 接触プレーを流しすぎ。90+1分、家長が倒されたのはPKをとるべき。