2026/01/01

260101シーズン回顧(1) 2025ランキング

2025シーズン回顧(1) 2025ランキング

川崎フロンターレの2025シーズンを振り返る第1回目(前編)。

8年間指揮を執った鬼木達前監督が退任し、長谷部茂利が新監督が就任した。
 ACLE2024-25で準優勝。タイトルはなく、J1リーグは3年連続の8位。
 良い内容で勝って上位との勝ち点差を詰めたあとに、あっさり負けることも多かった。
 秋口からは失点が増えて、チーム力が大きく落ちて完敗が続いた。


国内初戦の名古屋戦(J1 #1)

公式戦は51試合だった。
 J1リーグ38、ACLE(2024-25)7、YBCルヴァンカップ4、天皇杯2。

2024年は53試合で、試合数は2つ減った。
 2023年は53試合、2022年は49試合、2021年は53試合、2020年は41試合だった。

■J1リーグ 8位
 勝ち点57 38試合15勝12分11敗 得失点差+10
 首位鹿島と勝ち点19差で、3年連続で8位となった。
 伊藤達哉がベストイレブンに選出された。
■アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)2024-25 準優勝
 7試合5勝2敗 得失点差+10
 2025年は、グループリーグ(8試合制)第7節からアルアハリとの決勝まで戦って準優勝。
■YBCルヴァン・カップ(YLC) ベスト4
 4試合2勝1分1敗 得失点差0
 準々決勝から出場し、延長戦で浦和に競り勝ったが、準決勝で柏に大逆転負けを喫した。
■天皇杯 3回戦敗退
 2試合1勝1分(PK戦1敗) 得失点差+1
 2回戦福島戦(天皇杯 R64)に勝ったが、3回戦相模原戦(天皇杯 R32)のPK戦で敗退した。


合計では、51試合23勝14分(PK戦1敗)14敗だった。

51試合のプレー時間の合計は、5,266分。
 この時間には、前後半のロスタイムを含んでいる。
 ロスタイムは、観戦記録とフロンターレ公式サイトを参考に独自に算出。
 exdrives における各試合の採点から、出場時間に応じて各選手の平均採点を計算した。

チーム全体の平均採点は、6.052点。

過去のチーム全体の平均採点は次のとおり。
 2024年 5.925点
 2023年 5.968点 天皇杯優勝
 2022年 5.960点 
 2021年 6.151点 J1リーグ優勝
 2020年 6.073点 J1リーグ・天皇杯優勝
 2019年 5.943点 YBCルヴァンカップ優勝
 2018年 5.883点 J1リーグ優勝
 2017年 6.036点 J1リーグ優勝
 2016年 6.028点
 2015年 6.014点
 2014年 5.870点

■high player (season)
 51試合で1,000分以上出場した17選手で、シーズン平均採点が高かったのは次の選手。
  カッコ内は2024年、2023年の順位。
  在籍していない年は (-)、1,000分未満の出場の年は (x) とした。
 1,000分以上出場したのは、2024年は21選手(53試合)、2023年は21選手(53試合)。

1位(-, -) 伊藤達哉(17) 47試合3172分出場 18ゴール5アシスト 平均採点6.35 ベンチ0試合
2位(21位, 21位) 高井幸大(2) 28試合2742分出場 2ゴール0アシスト 平均採点6.31 ベンチ1試合
3位(15位, -) 山本悠樹(6) 46試合3994分出場 5ゴール6アシスト 平均採点6.27 ベンチ3試合
4位(11位, -) 丸山祐市(35) 32試合2965分出場 0ゴール2アシスト 平均採点6.25 ベンチ2試合
5位(7位, -) エリソン(9) 39試合2389分出場 17ゴール4アシスト 平均採点6.17 ベンチ0試合
 


伊藤達哉。U-12からU-18までを過ごした日立台での柏戦(J1 #2)でJ1リーグデビュー。

伊藤達哉を最も高く評価した。
 マグデブルク(GER)からの加入初年度。
 途中出場も多かったが、夏以降、右ウィングの絶対的なポジションを確立。
 単独で仕掛けて、鋭いタイミングでのシュートでゴールを量産した。
 J1リーグでベストイレブンを受賞。18ゴールはチーム内得点王。

逆に平均採点が低かったのは、17位ジェジエウ、16位家長昭博、15位山田新。
2024年に上位だったソンリョンは出場1,000分未満(←1位)、河原創は9位(←2位)、山田新は15位(←3位)。

過去の exdrives におけるMVPは、次のとおり。
 2024年 ソンリョン(1) 平均採点6.31
 2023年 ソンリョン(1) 平均採点6.21
 2022年 シミッチ(6) 平均採点6.23。
 2021年 ダミアン(9) 平均採点6.51。
 2020年 三笘薫(18) 平均採点6.40。
 2019年 ジェジエウ(4) 平均採点6.24。
 2018年 家長昭博(41) 平均採点6.25。
 2017年 ソンリョン(1) 平均採点6.32。
 2016年 小林悠(11) 平均採点6.30。
 2015年 大島僚太(16) 平均採点6.25
 2014年 中村憲剛(14) 平均採点6.25。

■play time (season)
 51試合5,266分のうち、出場時間が長かったのは次の選手。
 カッコ内は2024年、2023年の順位。

1位(29位, -) 山口瑠伊(98) 44試合4538分出場 0ゴール0アシスト 平均採点6.09 ベンチ2試合
2位(4位, 2位) 脇坂泰斗(14) 49試合4419分出場 11ゴール8アシスト 平均採点6.06 ベンチ0試合
3位(1位, 19位) 佐々木旭(5) 48試合4380分出場 4ゴール3アシスト 平均採点6.11 ベンチ1試合
4位(14位, -) 山本悠樹(6) 46試合3994分出場 5ゴール6アシスト 平均採点6.27 ベンチ3試合
5位(19位, -) 河原創(19) 50試合3962分出場 3ゴール4アシスト 平均採点6.06 ベンチ1試合

GK山口瑠伊がレギュラーを確保して、出場時間1位だった。
 1年を通じて出場を続けた脇坂泰斗、佐々木旭が続いている。

出場試合数では、河原創が50試合に出場してトップ。
 次いで脇坂泰斗が49試合、佐々木旭が48試合に出場した。

メンバー入り(ベンチ入り(出場なし)も含む)は、河原創が全51試合(出場なし1)で1位。
 2位は49試合の3人で、脇坂泰斗(すべて出場)、佐々木旭(出場なし1)、山本悠樹(出場なし3)。

ベンチ入り(出場なし)は、ソンリョンが35試合、安藤駿介が22試合で多かった。

■high game
 各試合ごとに、出場選手の採点を出場時間に応じて平均した。
 平均採点が高かったのは次の試合。

1位 250312川崎4-0上海申花(ACLE R16 #2) 平均採点6.744
 アウェイ第1戦でリードされてホーム第2戦。圧倒して逆転でACLEベスト8を決める。
2位 250329FC東京0-3川崎(J1 #7) 平均採点6.710
 FC東京の攻勢をブロックで防ぎ止め、押し込んでからのショートパスで崩して圧勝した。
3位 250430アルナスル2-3川崎(ACLE SF) 平均採点6.685
 ACLE準決勝。中2日が続く日程で、著名な選手を揃えるアルナスルに競り勝った。


上海申花戦(ACLE R16 #2)

 ACLEの2試合、J1リーグの1試合を高く評価した。
 3月から4月にかけてが、今シーズンのピークだったと思われる。

■low game
 逆に平均採点が低かったのは、次の試合。

51位 251206浦和4-0川崎(J1 #38) 平均採点5.007
 出場停止で伊藤達哉を欠き、まったく攻撃できず。簡単に4失点して大敗に終わった。
50位 250416神戸2-1川崎(J1 #12) 平均採点5.083
 過密日程の中でもターンオーバーせず。明らかに疲弊した選手たちは対抗できなかった。
49位 251025C大阪2-0川崎(J1 #35) 平均採点5.393
 プレスを抜け出されて、あっさりと2失点。遅攻志向が強く、反撃できなかった。

 4月の神戸戦はコンディションの影響が大きく、起用ミスによるもの。
 10月以降、チームは統率を失って力を落とし、最終戦の浦和戦は完全に崩壊していた。

■high player (game)
 各試合の採点で、最も高かったのは8.5点。
8.5 佐々木旭(5) 250312川崎4-0上海申花(ACLE R16 #2) 
 RSB。ゴラッソで同点ゴールを決めて、完璧なクロスでエリソンを決勝アシスト。

 次に高かったのは8.0点。2回あった。
8.0 伊藤達哉(37) 250430アルナスル2-3川崎(ACLE SF)
 ボレーで先制ゴール。2点目、3点目も起点となる。早く細かいドリブルが効いた。
8.0 エリソン(9) 250831川崎5-3町田(J1 #28)
 2ゴール1アシスト。さらに12分、14分、57分にシュート。昌子源を手玉に取った。

■low player (game)
 各試合の採点で、最も低かったのは3.0点。2回あったが、どちらも同じ福岡戦だった。
3.0 ウレモヴィッチ(22) 250809川崎2-5福岡(J1 #25)
 11分、逆を突かれて抜け出された碓井聖生への足裏レイトタックルで退場。
3.0 VW際(31) 250809川崎2-5福岡(J1 #25)
 ウレモヴィッチの退場で数的不利の中、23分、45+7分と2枚のイエローで退場。

 次に低かったのは3.5点。2回あった。
3.5 ロマニッチ(91) 251004京都1-1川崎(J1 #33)
 74分からの出場で、上村篤史主審に再三注意されながら、84分、88分の連続イエローで退場。
3.5 ウレモヴィッチ(22) 251012柏4-1川崎(YLC SF #2)
 55分、細谷真大の抜け出しを手で倒してレッドカード。数的不利となって逆転負けを喫した。

■goal
 今シーズンは94ゴール(うちPK6、OwnGoal1)。1試合あたり1.880ゴール。
 (2024年89ゴール(うちPK6)、1試合あたり1.679ゴール)
 (2023年92ゴール(うちPK9)、1試合あたり1.736ゴール)

 ゴール数が多かったのは、次の選手。
1位(-,-) 伊藤達哉(17) 18ゴール チーム内得点王。
2位(3位, -) エリソン(9) 17ゴール(うちPK3)。
3位(5位, 1位) 脇坂泰斗(14) 11ゴール(うちFK1)。
4位(2位, 7位) マルシーニョ(23) 9ゴール。
 5位は5ゴールの山本悠樹(うちFK1)、山田新、宮城天(うちPK2)の3選手。
 (2024年得点王 山田新 21ゴール(うちPK2))
 (2023年得点王 脇坂泰斗 13ゴール(うちPK4))

 直接FKでのゴールは、横浜FC戦(J1 #14)の山本悠樹と新潟戦(J1 #15)の脇坂泰斗の2つ。
 OwnGoalは1つ。

■hat trick
 今シーズン、ハットトリックはなかった。
 (2024年2回、2023年0回)

■assist
 今シーズンのアシスト数は66(うちCK2、FK2)。
 (2024年59アシスト(うちCK4、FK1)、2023年62アシスト)
 なお、ゴールした選手への直前のパスは、すべてアシストとした。

 アシストが多かったのは、次の選手。
1位(1位, 1位) 脇坂泰斗(14) 8アシスト(うちCK1) チーム内アシスト王。
2位(5位, -) 三浦颯太(13) 7アシスト(うちFK2)。
3位(9位, -) 山本悠樹(6) 6アシスト(うちCK1)。
3位(9位, 4位) マルシーニョ(23) 6アシスト。
5位(-, -) 伊藤達哉(17) 5アシスト。
 (2024年アシスト王 脇坂泰斗(14) 7アシスト(うちCK1))
 (2023年アシスト王 脇坂泰斗(14) 12アシスト(うちCK5))

■penalty kick
 今シーズンは7回PKを獲得し、4回PKを与えた。
 (2024年+6/-9、2023年+11/-5)
 
 獲得した7回のPKの内訳は、J1リーグ4回、YLC2回、ACLE1回。
  脇坂泰斗と伊藤達哉が2回、山本悠樹、宮城天、山内日向汰が1回獲得した。
 キッカーはエリソンが4回(うち失敗1)、宮城天が2回、ロマニッチが1回。
  成功したのは6回で、エリソンが湘南戦(J1 #31)で1回失敗した。

 与えた4回のPKは、いずれもJ1リーグだった。
  橘田健人、小林悠、田邉秀斗、河原創が1回与えた。
 PKストップは1回。
  山口瑠伊が清水戦(J1 #34)で北川航也のPKを止めた。

■send off
 今シーズンの退場は4回。一発退場が2回、イエロー2枚によるものが2回。
 内訳はJ1リーグ3回、YLC1回。ウレモヴィッチが2回で最も多かった。
 (2024年の退場は5回、2023年7回)

ウレモヴィッチ(22) 250809川崎2-5福岡(J1 #25) 11分にレッドカード。採点3.0。
VW際(31) 250809川崎2-5福岡(J1 #25) 23分、45+7分とイエロー2枚。採点3.0。
ロマニッチ(91) 251004京都1-1川崎(J1 #33) 84分、88分に連続イエロー。採点3.5。
ウレモヴィッチ(22) 251012柏4-1川崎(YLC SF #2) 55分にレッドカード。採点3.5。

■penalty shootout
 今シーズン、PK戦は1回。天皇杯3回戦で相模原に敗退した。
  250716川崎0(1PK3)0相模原(天皇杯 R32)
 (2024年なし、2023年2試合2勝)


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