2026/10/01

260929熊本0-1川崎(YLC R64)

熊本0-1川崎(えがお健康スタジアム, 19:00KO, 6,682人)

ドローに終わった鹿島戦(J1 #8)から中9日。
 2週間の代表ウィークに入り、ルヴァンカップ(YLC)2回戦は火曜日の開催。
 アウェイ熊本戦の会場は、熊本市のえがお健康スタジアム。

Jリーグに合わせて、ルヴァンカップも2025-26シーズンから秋春制に移行する。
 正式名称もYBCルヴァンカップから、ヤマザキビスケット・ルヴァンカップとなった。

2024年からは、ルヴァンカップの大会形式が変更されている。
 20チーム参加の大会から、Jリーグ全60クラブ参加に拡大して、リーグステージはなくなった。
 完全トーナメントとなったが、すべて1試合制の天皇杯と異なり、2試合制も残る。

2024年と25年のYLCは、ACLEシードのため2試合制の準々決勝から参加した。
 新形式となって初めて、1試合制の2回戦(原則下位チームのホーム開催)から登場する。
 なお、1回戦はシードされていて、大分(J2)に勝利した熊本(J3)と対戦する。

大関友翔は、U-21代表でアジア大会に招集されている。


先発は、鹿島戦から6人が変わる。
 新たにGK山口瑠伊、山原玲音、ウレモヴィッチ、丸山祐市、河原創、持山匡佑が先発する。
 ホマーノ、橘田健人の2人はベンチに回る。
 GKブローダーセン、佐々木旭、谷口栄斗、脇坂泰斗の4人はベンチ外となった。

ベンチには、新たにGK早坂勇希、松長根、野田裕人、カイキ・ケイロスの4人が入る。
 5人の外国籍枠でみると、カイキが入り、ブローダーセンが外れている。


ロアッソ熊本は、J3リーグ3勝1敗4分、勝ち点13の7位。
 ルヴァンカップ1回戦では、大分(J2)に勝利している。
 J3リーグは代表ウィークも中断はなく、土曜日の群馬戦(J3 #8)から中2日。
 さらに川崎戦から中2日で、金曜日に滋賀戦(J3 #9)を控える厳しい日程。
 川崎とは、公式戦初対戦となる。

2026年特別大会から、片野坂知宏が監督に就任した。
 大分時代の片野坂監督は、2021年と2024年の天皇杯で川崎に勝っている。
 211212川崎1(4PK5)1大分(天皇杯 SF)
 240710川崎1-3大分(天皇杯 R32)

先発は、群馬戦から8人が変わっている。
 続けて先発するのは、薬師田澪(4)、李泰河(24)、鹿取勇斗(10)の3人。

■1st half
熊本は、5バック気味に低く構えて、川崎の速攻を警戒する。
 1ボランチ三島頌平(15)が左右に散らしていくが、全体は押し上げられない。
 7分、山原のパスを奪って、永井颯太(17)が左カットインからシュート。

川崎は、ウレモヴィッチが熊本のプレスを素直に受けてしまう。
 バックパスをGK山口瑠伊が蹴っていくが、デリキは収められない。
 それでも山本悠樹が持ち運ぶことで、バイタルまで押し込んでいく。

30分あたりからは、固められているゴール前を崩し始める。
 33分、三浦が左ポケットに走り込んでシュート。
 37分に伊藤、43分に持山がミドルを放った。

前半終了間際になって、熊本が反撃する。
 38分、永井颯太の左クロスが流れ、フリーの松田詠太郎(22)がミドル。
 44分、縦パスで抜け出した鹿取勇斗のシュートは、GK山口瑠伊が辛くも弾いた。
 さらに2本のCKを続けて、45+2分、鹿取勇斗がFKを直接狙った。

■2nd half
川崎は、急ぎすぎることなく攻め続ける。
 53分にデリキ、54分に持山、55分に丸山がシュートする。
そして58分、後半4本目の左CKから先制に成功する。
 山本のショートコーナーから、三浦を経由して山原が左クロスを入れる。
 ウレモヴィッチが大西遼太郎(3)を抑え込み、ヘッドでゴールに押し込んだ。

熊本は59分、永井が左から仕掛けて、大西遼太郎がシュート。
 63分からは、3本連続でCKを蹴った。
 その後は川崎にパスコースを塞がれて、バックパスが増えていく。
 ハーフタイムに2人、64分に2人を交代したが、4人とも中2日。
 フレッシュな選手が少なく、疲労がチームを覆ってしまう。

川崎はウレモヴィッチがPA内でボールを奪い、クロスを跳ね返す。
 ゴール前に立ちはだかり、熊本の攻撃を封じて逃げ切った。

■summary
熊本は5バックで構えながら、少ないチャンスで仕留めるプラン。
 川崎に攻められることも想定通りで、38分や44分の決定機に先制ゴールが欲しかった。
 失点直後にも押し込む時間はあったが、ゴールは奪えなかった。
 奮闘したが、J3リーグに中断がない日程も影響して、体力的にも厳しかった。


川崎は悪くない内容で、YLC初戦に勝利した。
 代表ウィークに入り、余裕ある日程ながら、ターンオーバーを施した。
 選手の組合せを変えながらも、ある程度のクオリティを保った。

ウレモヴィッチは、2025年8月の加入後初ゴール。
 ゴール前でも鉄壁な守備を見せ、頼もしかった。

持山匡佑は、脇坂泰斗が欠場したトップ下に入った。
 ボランチ脇に落ちてボールに触るが、リターンパスも多く、効果は薄かった。
 デリキとともに、前線に長く残った方が良かったと思われる。

次は中7日で、天皇杯宮崎戦(天皇杯 R32)。
 下位カテゴリ優先開催のため、会場はいちご宮崎新富サッカー場。
 10月の連戦のスタートとなるが、しっかり勝利したい。

■goal
58ウレモヴィッチ(22) 

■card
68Y石原央羅(14) 85Y三品直哉(29)
84Y山原怜音(29) 

■judge
山口瑠伊(1) 6.5 44分、鹿取勇斗との1対1の決定機をセーブ。3分、14分にシュートキャッチ。
山原怜音(29) 6.0 左クロスで1アシスト。74分、ミドル。84分、カウンターを止めてイエロー。
ウレモヴィッチ(22) 7.5 決勝ゴール。7分、63分、83分のボールカットなど、素晴らしかった。
丸山祐市(28) 6.0 45分、PA近くでファウル。47分、シュートカット。55分、ロングシュート。
三浦颯太(13) 6.0 マルシーニョと組んで左サイドを攻略する。33分、左ポケットからシュート。
河原創(19) 6.0 古巣戦でフル出場。66分、小澤秀充(37)のミドルをブロック。81分、シュート。
山本悠樹(6) 7.0 トラップの向きだけで、簡単にマークを振り切った。15分、27分にボール奪取。
伊藤達哉(17) 6.0 ゲームキャプテン。19分、左カットインシュート。37分、ターンからミドル。
持山匡佑(20) 5.5 19分、43分にシュート。ボランチ脇に下がって受けたが、工夫は少なかった。
マルシーニョ(23) 6.0 27分、ヘッド。62分、シュート。スプリントで戻ってくる守備も効いた。
デリキ(97) 5.5 48分、53分にシュート。ポストプレーを収めることができず、集中力を欠いた。

■sub
69(6)橘田健人(8) 6.5 78分、90+3分にパスカット。中盤を締め上げ、バックパスに追い込む。
79(20)家長昭博(41) 5.5 トップ下に入る。長璃喜と組み、左サイドでパス交換を細かく続ける。
79(17)山市秀翔(25) 6.0 86分、股抜きからドリブル。90+3分、カイキの落としからシュート。
79(23)長璃喜(34) 6.0 79分、90+4分にシュート。83分、家長の浮き球のパスから左クロス。
89(97)カイキ(93) 5.5 トップチームデビュー。90+1分、河原のループパスをPA内で受ける。

■bench
早坂勇希(21) 野田裕人(30) ホマーノ(4) 松長根悠仁(2)  

■coach
長谷部茂利 6.0 ターンオーバーしながら勝利。山本悠樹を交代させて、橘田健人で逃げ切った。

■referee
小屋幸栄 6.5 明確なジャッジを最後まで続ける。軽めのコンタクトはファウルを取らず。

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AT+2+4