2026/10/10

261007川崎2-0宮崎(天皇杯 R32)

川崎2-0宮崎(いちご宮崎新富サッカー場, 19:00KO, 3,356人)

16日間の代表ウィークに入り、J1リーグは中断中。
 九州アウェイ連戦となるYLC熊本戦(YLC R64)から中7日。
 もう1つのカップ戦である天皇杯宮崎戦(天皇杯 R32)が行われる。
 U-21東京V戦(U-21 #4)に出場した選手にとっては、中3日となる。

いちご宮崎新富サッカー場は、サッカー専用のスタジアム。
 両ゴール裏は芝生席、バックスタンドはなく、オーロラビジョンもなし。
 良い角度のメインスタンドは、ピッチに近くて観戦しやすい。
 ただ、屋根は小さく、全14列の座席のうち、後方4列だけを覆っている。

宮崎は、2026年にJ2リーグに初めて昇格した。
 現在5,000人程度のスタジアムは、J2ライセンスを満たしていない。
 例外規定による猶予期間中で、2030年までに改修工事が必要となっている。


大関友翔は、U-21代表のアジアカップを準優勝で終えた。
 宮崎戦はまだ不在で、練習に合流したのは10月9日とのこと。


先発は、YLC熊本戦から4人が変わる。
 新たにGKブローダーセン、佐々木旭、橘田健人、脇坂泰斗が先発する。
 山原怜音、河原創、持山匡佑はベンチに回り、GK山口瑠偉はベンチ外となった。

ベンチからは、野田裕人とホマーノの2人が外れている。


テゲバジャーロ宮崎は、J2リーグ3勝3分3敗の11位。
 2018年にJFL、2021年にJ3リーグ、そして2026年からJ2リーグに昇格した。
 代表ウィークでもJ2リーグは中断がなく、大宮戦(J2 #9)から中2日。
 大宮戦からは大きくターンオーバーし、先発10人を入れ替えている。

天皇杯は2回戦から登場して、磐田(J2)に延長戦で勝利した。
川崎とは初対戦となる。

■1st half
宮崎は4バック2ボランチのオーソドックスなスタイル。
 RCBウレモヴィッチにボールを持たせ、その次のコースを制限する。
 サイドのRSB佐々木旭に出させてから、複数人で囲んできた。

川崎は個の力で対抗して、12分、山本悠樹の左CK。
 ウレモヴィッチがニアで流して、マルシーニョが蹴り込んで先制する。
 早い時間にあっさり先制すると、続いて畳みかける。
 14分に佐々木旭がシュート、15分に山本悠樹がロングシュート。

宮崎はロングボールを蹴っていくが、前線にはつながらない。
 20分あたりからは、複数回の三角パスで突破してゴールに迫る。
 ボールホルダーに顔を見せる動きを続け、パスコースを作った。
 21分、井上怜(10)がドリブルして、右から坂井駿也(82)がシュート。
 30分、松本ケンチザンガ(42)がパントを競って、坂井駿也がシュート。

■2nd half
50分、川崎がカウンターから追加点を決める。
 デリキのラストパスから、長駆してきた三浦颯太がゴール。

2点差となり余裕が生まれて、時間を費やしていく。
 58分に脇坂泰斗、76分に三浦颯太がダッシュで戻ってカウンターを止める。
 終盤になると、鋭い読みから橘田健人がパスカットを繰り返す。
 PA内で仁王立ちするウレモヴィッチを中心に、高い守備意識を見せた。

宮崎は64分、宮脇茂夫(26)が左カットインシュート。
 70分、村越凱光(99)のFKをLCB安部崇士(15)がヘッド。
 74分、渡邉英祐(5)がミドル。
 チャンスはあったが、前半のようには押し込めなかった。

■summary
宮崎は強力なプレスを武器に、前半、良い時間帯を作った。
 パスワークも整備されていて、上下動で作り出したパスコースを正確に使った。
 左サイドでは、井上怜がLSB宮脇茂夫とFW佐藤遼(18)の中間に張って数的有利を作った。

厳しい日程の中、後半になるとプレスは緩んだ。
 残念ながら勝利は遠かったが、勝負を仕掛けるタイミングは悪くなかった。


川崎は巧みな試合運びで盤石の勝利となった。
 前半は宮崎にペースを譲ったが、後半は修正しながら守り切った。

ウレモヴィッチは今日も鉄壁の守備で大きく貢献。
 PA内の危ないシーンの多くに顔を出し、クリアを繰り返した。
 33分、佐藤遼に股抜きを許し、手で倒してイエローを受けた。
 カードの多さは相変わらずで、改善してほしいところ。

2ゴールを決めたものの、攻撃はあまり機能しなかった。
 ロングボールはデリキに入らず、脇坂泰斗も伊藤達哉もシュートなし。
 ラインをきれいに揃える宮崎の守備が効いていた。

代表ウィークが終わり、J1リーグ名古屋戦(J1 #9)まで中3日。
 最大8連戦が始まったので、少しずつ選手を入れ替えつつ戦いたい。

■goal
12マルシーニョ(23) 50三浦颯太(13) 

■card
33Yウレモヴィッチ(22) 72Y持山匡佑(20) 
16Y渡邉英祐(5)

■judge
ブローダーセン(49) 6.0 41分、佐藤遼の左クロスをキャッチ。70分、安部崇士のヘッドを弾く。
佐々木旭(5) 6.0 守りの時間が長くなる。14分、シュート。30分、パスミス。83分からLCBへ。 
ウレモヴィッチ(22) 6.5 1アシスト。PA内でクロスやハイボールを防ぎ続ける。33分、イエロー。 
丸山祐市(28) 6.0 19分、FW松本に縦パスをカットされる。32分、52分にシュートをブロック。 
三浦颯太(13) 7.0 50分、SBながら最も早く駆け上がり1ゴール。6分、76分の戻りも早かった。
橘田健人(8) 6.0 26分、パスミスでCKを与える。終盤、読みが冴え渡りパスカットを繰り返す。 
山本悠樹(6) 6.0 15分、GKのパスを拾ってループ。マークが空かず、パスを受けられなかった。
伊藤達哉(17) 5.5 ゴール近くで厳しく警戒され、シュートできず。サイドからクロスを入れる。
脇坂泰斗(14) 5.5 58分、ダッシュで戻りカウンターを止める。62分、プレスでパスミスを誘う。
マルシーニョ(23) 6.5 1ゴール。ドリブルやスプリントで全体を押し上げる。52分、シュート。
デリキ(97) 5.5 柔らかなキープから1アシスト。難しい局面が多く、前線でキープできなかった。

■sub
65(97)持山匡佑(20) 5.0 デリキと同じく収められず。72分、遅れて突っ込んでイエロー。
74(17)山市秀翔(25) 5.5 右ウィング。77分、右クロス。79分、PA右脇で寄せてボール奪取。
74(23)家長昭博(41) 6.0 トップ下。しっかりキープして落ち着かせる。89分、縦にドリブル。
83(14)長璃喜(34) 5.5 左ウィング。87分、左ポケットにドリブルで入り込んでシュート。
83(28)山原怜音(29) 5.5 RSB。87分、ロングキックを相手に当てる。89分、右クロス。

■bench
早坂勇希(21) 松長根悠仁(2) 河原創(19) カイキ(93) 

■coach
長谷部茂利 6.0 後半、宮崎をしっかり封じての勝利。2点差となってから交代は遅め。

■referee
高崎航地 6.0 ストレス少ないジャッジ。イエローの判断基準は曖昧だった。ロスタイムは短め。

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AT+1+3