2020/08/09

200808川崎2-0大分(J1 #9)

川崎2-0大分(等々力, 19:00KO, 4,735人/5,000人)

YBCルヴァンカップ鹿島戦(YLC GL #2)から中2日。
G大阪戦(J1 #7)から1週間ぶりのJ1リーグは、ホームで大分と対戦。


先発は、鹿島戦から7人を変更する。
 GKソンリョン、ジオゴ・マテウス、谷口、登里、田中碧、大島、ダミアンが新たに先発。
 GK丹野、車屋、守田、下田、旗手はベンチスタート、山根と山村はベンチ外となった。 
 ベンチからはGK安藤と家長が外れて、齋藤学が入った。

 ジオゴは、RSBで川崎加入後初出場(&初先発)。
 三笘はJ1リーグ初先発となった。

G大阪戦から比べても、先発は3人入れ替えている。
 ジオゴ、三笘、ダミアンが入って、山根、家長、旗手が外れている。


大分トリニータは、J1リーグ2勝1分5敗の14位。
 J1リーグは4連敗中となっている。
 YLCは水曜日のG大阪戦(YLC GL #2)に引き分けて、GL敗退が決まった。
なお、川崎からレンタル中のFW知念慶(9)は、契約上出場できない。

昨シーズン、J1に昇格した大分との対戦は、川崎のダブルだった。
 190526大分0-1川崎(J1 #13)
 190727川崎3-1大分(J1 #20)

■1st half
大分は5バックを低い位置で構えるが、5分。
川崎はCB谷口の鋭い縦パスをダミアン、小林とつなぐ。
脇坂が左サイドに振ったパスを三笘がダイレクトでゴール。
GKムン・キョンゴン(22)は目測を誤り、逆方向に動いてしまった。

大分はつなぐことを優先して、GKまでのバックパスを繰り返す。
低い位置でもロングボールを蹴らずに、しっかりつなぐ。
ポゼッションを高めることはできていたが、前にボールを運べなかった。

そして、パス交換に失敗すると、ピンチを招く。
22分、ダミアンのカットから、組み立て直して脇坂がミドルシュート。
さらに24分、登里のプレスからダミアンがボールを拾うと、DF鈴木義宜(5)をかわしてゴール。

大分は2点のリードを許しても、ゆっくりボールを回した。
ミスは少ないが、なかなか前に向かうチャレンジができない。
それでも、終了間際には2つチャンスを作った。
43分、FW髙澤優也(31)がシュートしてCKを獲得。
その左CKをDF島川俊郎(4)がヘッドしたが、GKソンリョンがキャッチした。

■2nd half
後半も大分はゆっくりとボール回しを続けた。
負けているのにゴールを目指さず、バックパスを繰り返す。
新しい選手を投入しても、スピードは上がらなかった。

川崎はチャンスをたくさん作ったが、ゴールはなかった。
46分、ジオゴの右クロスをダミアンがヘッド。
小林悠が50分に2本、58分、60分と立て続けにシュート。
67分には大島の美しいヒールパスを受けた田中碧がバーに当てた。
途中出場した旗手や宮代もゴールを狙っていった。

■summary
大分は最後まで狙いが見えなかった。
5分と早い時間に失点してしまったことは仕方ない。
勝ち点を得るためにゴールが必要だったが、それでも最後まで攻めなかった。

リスクを冒さず、安全地帯を求めてGKまでのバックパスを続けた。
これではゴールを奪うことは当然として、ゴールに近づくことすらできない。
シュート自体も、公式記録では44分の島川俊郎のヘッド1本だけに終わった。

カウンターを仕掛けるなり、前向きのパスで押し上げるなり、何らかの対処をすべきところ。
J1リーグで5連敗となったことも理解できるほど、消極的な姿勢に終始した。
無為無策のまま、タイムアップを迎えてしまった。

大分をJ3からJ1まで引き上げた片野坂知宏監督だが、大きな壁にぶつかっている。


守田英正(6)と髙澤優也(31)。
 流通経済大学で守田が1学年上です。


三平和司(27)と丹野研太(27)。
 2011-12シーズンに大分で一緒にプレー。

川崎は家長と山根を欠きながら、危な気なく勝利した。
連戦にあって、消耗の少ない試合展開で、良い結果を得た。
前半2点のリードを奪い、後半もゴールはできなかったが攻め続けた。
大分にチャンスらしいチャンスを与えることなく、無失点で終えた。
欲をいえば、もっと得点を重ねたかったところ。

RSBジオゴ・マテウスは、川崎加入後初めて出場した。
 前半は大分に狙われて、ボールを持つとプレスを受けて囲まれた。
 ボールを早めに手放すようになって、少しずつチーム戦術に溶け込んでいく。
 後半、右クロスでチャンスを作り、伸び伸びとプレーした。

次は中3日でアウェイ名古屋戦(YLC GL #3)。
YLCグループリーグの突破がかかるが、名古屋戦の後にも中2日で札幌戦(J1 #10)が続く。
鹿島戦以上の大きなターンオーバーを行いたい。


先制ゴールの三笘薫(18)。
 あんたが大賞を獲得。

いずれもフル出場したブラジル人トリオ。
 ジオゴ・マテウス(17)。
 ジェジエウ(4)。
 レアンドロ・ダミアン(9)。


■goal

5三笘薫(18) 24ダミアン(9)

■judge
ソンリョン(1) 6.0 プレー機会はほとんどなかった。44分、島川のヘッドをキャッチ。
ジオゴ(17) 6.0 初出場。連携はまだまだだが、右クロスを供給し、セットプレーも担当。
ジェジエウ(4) 6.5 スピードでチャンスを摘む。48分、GKのフィードをインターセプト。
谷口彰悟(5) 6.5 ハイボールを簡単に処理。早い判断で工夫しながらビルドアップした。
登里享平(2) 6.0 ボールを止めることでリズムを生んだ。チームのバランスを上手く補正。
田中碧(25) 6.0 軽やかに動いていた。積極的に前に出て、61分、67分、85分とシュート。
脇坂泰斗(8) 6.0 三笘のゴールをアシスト。22分、54分とシュート。潤滑油となった。
大島僚太(10) 6.5 技術の高さで中盤を支配。67分、ヒールパスで田中碧の決定機を作った。
小林悠(11) 6.0 右FW。裏への動き出しを繰り返し、後半には多くのシュートを放った。
ダミアン(9) 6.5 献身的に守備を先導した。24分、自らボールを奪って追加点を決めた。
三笘薫(18) 6.5 J1リーグ初先発。5分、先制ゴール。ドリブルするスペースがなかった。

■sub
62(8)守田英正(6) 6.5 スペースに走り込み、ボールに多く絡む。強い体幹を活かした。
62(11)旗手玲央(30) 5.5 右、左、中央でプレー。72分にミドル。82分にPA内でドリブル。
77(10)齋藤学(19) 6.0 無理に仕掛けず、ボールをつなぐ。90+1分、中央で時間を使う。
77(18)宮代大聖(20) 5.5 80分、83分と重低音を響かせてシュート。精力的に仕掛けた。
87(2)車屋紳太郎(7) 5.5 LSBで出場する。しっかりと試合をクローズした。

■bench
丹野研太(27) 下田北斗(22)

■coach
鬼木達 6.5 家長と山根の欠場で選手を入れ替えつつ、完勝に導いた。交代策も適切。

■referee
荒木友輔 6.5 流し気味の判定で、スムーズに試合を進めた。

121,500views