2026/05/01

260429浦和2-0川崎(J1特 #13)

浦和2-0川崎(埼玉スタジアム, 15:00KO, 30,780人)

ゴールデンウィーク5連戦の2戦目は、埼玉スタジアムでの浦和戦。
 2連勝となった千葉戦(J1特 #12)から中3日、祝日水曜日の15時キックオフ。


先発は、千葉戦から2人を変更する。
 新たにウレモヴィッチとマルシーニョが先発する。
 ウレモヴィッチは、今季ベンチ入りはあったものの、初出場となる。
 宮城天はベンチへ、丸山祐市はベンチ外となった。

ベンチに新たに野田裕人が入って、名願斗哉が外れる。


浦和レッズは、J1リーグ特別大会3勝3PK敗6敗の勝ち点12。
 24日前の等々力での第9節を含んで、7連敗中(PK戦での2敗を含む)。
 川崎と同じ中3日の日程。

前日28日、マチェイ・スコルジャ監督との契約を解除。
 アシスタントコーチ兼U-21監督の田中達也が、暫定監督として指揮を執る。
 ただ、田中暫定監督によるトレーニングは、28日のみとなる。
 5連戦と混み合う日程の中の監督交代は、驚きのタイミング。

柴戸海(22)が、累積警告で出場停止。

24日前の等々力では、川崎が勝っている。
 260405川崎3-2浦和(J1特 #9)

■1st half
浦和は強めにプレスを仕掛け、球際も厳しく寄せる。
 ビルドアップでは、LSB長沼洋一(88)が高く上がる。
 2CBとRSB石原広教(4)が並ぶ3バックの形から始めていった。
 上がった長沼の後方にマテウス・サヴィオ(8)が出向き、RSB山原を惑わせる。
 さらに中島翔哉(10)も流れてきて、ギャップを作った。

川崎はロマニッチに向かってロングボールを蹴る。
 ロマニッチはCB根本健太(5)との競り合うが、味方は遠く、つなげなかった。
 7分、伊藤達哉がフリーでシュート。
 21分、ロマニッチの落としから脇坂がシュート。
この脇坂のシュートを最後に、川崎は沈黙する。
 プレスに出ることもなく、ミドルブロックで待ち構えて耐えるだけ。
 ボールを回収しても自陣深くで、浦和のプレスバックで蹴り出すだけとなった。

浦和は急ぐことなく、ゆったりボールを保持して押し込む。
 30分、サヴィオがドリブルでPAに入ってシュート。
 40分、中島の左クロスを渡邊凌磨(13)がヘッド。
 45分、FWオナイウ阿道(45)がロングシュート。
 CKだけで7本もあり、優勢の時間が続いた。

■2nd half
完全に押されていた川崎だったが、ハーフタイムでの交代はなし。
 戦術的な修正も機能せず、後半も同じように浦和に攻め込まれる。

54分、ウレモヴィッチがオナイウ阿道を倒して与えたFK。
 金子拓郎(77)が直接狙うと、GKブローダーセンが前に弾き出す。
 こぼれ球に真っ先に詰めたサヴィオが先制ゴールを決めた。

リードを許しても、ウレモヴィッチが足を攣るまでベンチは動かない。
 ようやく61分、佐々木旭、エリソン、長を投入して、反撃に出る。
 前半から飛ばした浦和は体力的に厳しくなり、細かくつないで運んでいく。
 62分に長、67分にエリソン、68分に伊藤達哉がシュートする。

しかし71分、三浦からのスローインが奪われる。
 カウンターから、小森飛絢(17)が松長根の股を抜くミドルを決めた。

■summary
浦和は暫定監督の就任から時間がない中、勝利した。
 中島の今季初先発、プレスやビルドアップの意識付けなど、即効性ある手を尽くした。
 来季は別の監督を起用する方針とのこと。
 それでも、スコルジャ監督を継続するよりも楽しく過ごせると思われる。


川崎は内容も伴うことなく惨敗した。
 長谷部監督は、圧倒された前半、何も手を打たずに放置した。
 浦和に多くの決定機を作られて、当然のように失点して負けた。

2点差の74分には、河原創を投入して橘田健人を右ウィングに動かした。
 ベンチに宮城天や神田奏真も控える中、あえて守備的な布陣を選んだ。
 大量失点を免れることを優先したのかもしれない。

次は中2日でFC東京戦(J1特 #14)。
 結果を期待できる状況にないので、若手を起用してほしい。

■goal
54マテウス・サヴィオ(8) 71小森飛絢(17) 

■card
79Yマテウス・サヴィオ(8) 

■judge
ブローダーセン(49) 6.0 2失点したが、繰り返しシュートセーブ。キックはロマニッチに届かず。 
山原怜音(29) 5.0 22分、長沼洋一の決定機をブロック。サヴィオと力強く攻守にマッチアップ。
ウレモヴィッチ(22) 5.0 前半は無失点で終えるが、52分のファウルから失点。足を攣って交代。
松長根悠仁(2) 4.5 奮闘したが71分、小森との1対1で失点。90+5分、小森の決定機をブロック。
三浦颯太(13) 5.0 金子拓郎に対応して、守備に徹する。攻め上がっての左クロスも少なかった。
橘田健人(8) 5.0 寄せても逃げられた。30分、サヴィオの決定機を止める。74分、右ウィングへ。
山本悠樹(6) 4.5 2CB左脇に落ちてもビルドアップは機能せず。パス精度低くロストが目立った。
伊藤達哉(17) 4.5 7分、68分にフリーでシュート。サヴィオや中島に寄せ切れず、余裕を与える。
脇坂泰斗(14) 4.5 21分、シュート。66分、急襲されてロスト。ボールに触る回数が少なかった。
マルシーニョ(23) 5.0 10分、ドリブルでFK獲得。守備に下がり気味で、スプリントを活かせず。
ロマニッチ(91) 5.0 ロングボールを競るが味方に渡せず。25分、56分に脇坂へのパスをミス。

■sub
61(23)長璃喜(34) 5.5 62分、シュート。左ウィングで入って、83分からは右ウィングに回る。
61(91)エリソン(9) 5.5 67分、74分にシュート。ロマニッチよりも浦和2CBと相性が良かった。
61(22)佐々木旭(5) 5.0 調子は出ず。64分、73分にパスミス。65分、オナイウに抜け出される。
74(17)河原創(19) 5.5 88分、FKの戻りをミドル。90+3分、ドリブルでターンするがロスト。
82(8)宮城天(24) 5.5 左ウィング。87分、左サイドでドリブルを仕掛けてFK獲得。

■bench
山口瑠伊(1) 野田裕人(30) 林駿佑(32) 神田奏真(38) 

■coach
長谷部茂利 3.0 浦和に手も足も出ない状況を放置して、そのまま惨敗。

■referee
御厨貴文 6.0 ファウルの基準が適切で、試合を妨げないジャッジを続ける。

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2026/04/28

260423川崎2-1千葉(J1特 #12)

川崎2-1千葉(U等々力, 15:00KO, 21,492人)

ロスタイムの決勝ゴールで勝利した横浜FM戦(J1特 #11)から中6日。
 ホーム等々力に千葉を迎えてのJ1リーグ特別大会第12節。
 ゴールデンウィークにかけての5連戦の初戦となる。


先発は、横浜FM戦から1人だけ変更する。
 新たに宮城天が先発して、マルシーニョがベンチに回る。
 宮城天はトップ下もあるかと思ったが、そのまま右ウィングに入る。

ベンチには、佐々木旭が入り、神橋が外れた。
 佐々木旭は、3月11日の左ハムストリング肉離れから復帰する。


ジェフユナイテッド千葉は、J1リーグ特別大会2勝3PK敗6敗。
 東地区10位と、少し苦戦している。
 日程は、川崎と同じ中6日。

2021-23年に川崎でプレーしたイサカ・ゼイン(42)は、右ウィングで先発。
 川崎U-12/15出身の猪狩祐真(33)は、ベンチスタート。

アウェイでの対戦は、スコアレス。PK戦で川崎が勝った。
 260215千葉0(8PK9)0川崎(J1特 #2)

■1st half
5分、川崎が押し込んで先制する。
 山原の右クロスを伊藤達哉が触って、中央の脇坂に届く。
 脇坂はシュートできるタイミングだったが、左横に流し、山本がゴールを決めた。

その後もロマニッチのポストプレーを中心に前進していく。
 17分、伊藤達哉のロングボールを、宮城天が完璧なトラップで抜け出す。
 GK1対1の決定機となるが、GKホセ・スアレス(19)がシュートを止めた。

押されていた千葉は、20分を過ぎるとペースを握る。
 カルリーニョス・ジュニオ(10)と石川大地(20)の2トップがやや下がる。
 逆にサイドは、両SBが上がって1列前のゼインと津久井匠海(8)を高く押し出した。

22分、ショートカウンターから安井拓也(41)がミドル。
 28分、髙橋壱晟(2)の右FKの戻りから、ゼインがゴールバーを叩くボレー。
 41分、LSB石尾陸登(39)がPAまで持ち上がってシュート。

■2nd half
後半は暑さもあって、オープンな展開となっていく。
 千葉は50分に安井、52分にゼイン、59分に石尾がシュート。

川崎もボールを運べてはいたが、ミスも出てしまう。
 56分、LSBに佐々木旭を投入して、まずはゼインを抑えにかかる。
 さらに63分、河原創を投入。橘田健人を右ウィングに上げて、中盤を引き締めた。

66分、千葉は両翼のゼインと津久井を同時に交代する。
 杉山直宏(18)と椿直起(14)を投入して、サイド攻撃の活性化を狙う。

川崎が落ち着いて時間を進めていたが、83分。
 椿直起へのロングボールを、先に山原がカバーする。
 そのままラインを割らせようとするも、椿直起に奪われてFKを与える。
 85分、杉山直宏のFKを、ファーの石尾が同点ゴールを決めた。

同点とされてようやく川崎がギアを上げる。
 89分、山本がフェイントを交えてのドリブルで、守備を切り拓く。
 脇坂からのラストパスで、マルシーニョがゴール右隅を打ち抜く決勝ゴール。
 マルシーニョと対面する髙橋壱晟は、駆け上がるLSB林駿佑に釣られて、自ら離れた。

ゴールの後、マルシーニョは家族の待つ観客席まで駆け上がってイエロー。
 すでに交代していた宮城天も、一緒に観客席に入ってイエローをもらった。

■summary
千葉は、両ウィングのイサカ・ゼインと津久井匠海がチャンスを作る。
 ロングボールは届かなかったが、SBが高い位置でサポートし、2人にボールが渡る。
 早めにリードを許したこともあり、攻撃的な姿勢を維持し、同点ゴールを生んだ。

2CB河野貴志(28)と久保庭良太(3)は、ロマニッチのポストを止められなかった。
 前線がプレスで追い詰めてロングボールを蹴らせても、ロマニッチが受け止める。
 1トップなので、少し工夫して2CBで挟み込めば、対応できたと思われる。

川崎U-12/15出身の猪狩祐真は、65分に途中出場。
 日大藤沢高校、産業能率大学を経て、プロとして等々力デビュー。
 怪我もありU-18に昇格できなかったとのことだが、今後も活躍を期待したい。


川崎は、横浜FM戦に続く終了間際の決勝ゴールで2連勝。
 内容的にも少しずつ改善してきていて、結果も出ている。
 ただ、危機意識の緩さに課題は残り、失点はなくなっていない。

林駿佑はU-18からの昇格後、2試合目の公式戦。
 大敗した横浜FM戦(J1特 #8)はCBだったが、今日はLSBで途中出場。
 86分、90+3分には千葉の決定機を鋭い反応でブロック。
 マルシーニョの決勝点では、駆け上がってマークを剥がした。

次は中3日でアウェイ浦和戦(J1特 #13)。
 浦和戦後の中2日のFC東京戦(J1特 #14)も睨みながら、勝利したい。

■goal
6山本悠樹(6) 89マルシーニョ(23) 
85石尾陸登(39)

■card
90Y宮城天(24) 90Yマルシーニョ(23) 
8Yイサカ・ゼイン(42)

■judge
ブローダーセン(49) 7.0 22分、59分、90+5分にシュートを止める。安定したハイボール処理。
山原怜音(29) 5.5 インターセプトが多く、攻撃に転じる。83分、椿直起に抜かれてFKを与える。
松長根悠仁(2) 5.5 再三、縦パスを試みる。35分、50分にはロスト。80分、足を痙攣して交代。
丸山祐市(28) 6.5 14分、カウンターからの突破をカット。52分、ゼインのシュートをブロック。
三浦颯太(13) 5.5 ゼインの攻勢に晒される。15分、バックパスを相手に渡す。43分、左クロス。
橘田健人(8) 6.5 11分、自PA内でカバー。63分から右ウィングへ。88分、脇坂へのラストパス。
山本悠樹(6) 6.5 先制ゴール。55分、宮城天をパスで走らせる。2CBの左側に落ちて組み立てる。
伊藤達哉(17) 5.5 17分、山本のパスからミドル。44分、ショートコーナーからロングシュート。
脇坂泰斗(14) 7.0 絶妙すぎる2アシスト。21分、ミドル。88分、トラップターンからシュート。
宮城天(24) 5.5 17分、伊藤のロングボールからの決定機はGKがセーブ。57分、59分にロスト。
ロマニッチ(91) 6.0 ロングボールを収めて味方につないだ。10分、山原の右クロスをシュート。

■sub
56(13)佐々木旭(5) 6.0 復帰戦。LSB、RCBに入る。58分、ボール奪取から上がって左クロス。
63(24)マルシーニョ(23) 6.5 89分、ゴール右隅への決勝ゴール。観客席まで入ってイエロー。
63(17)河原創(19) 5.5 右ボランチ。がっちりと中盤を引き締め直し、オープンな展開を止めた。
80(2)林駿佑(32) 6.5 LSB。86分と90+3分に決定機をブロック。89分、マルシーニョを追走。
80(91)エリソン(9) 5.5 90+3分、右スローインを受けてドリブル。ロングボールは収まらず。

■bench
山口瑠伊(1) 長璃喜(34) 名願斗哉(15) 神田奏真(38)

■coach
長谷部茂利 6.5 橘田の右ウィング、林駿佑のLSB起用が成功する。ロマニッチ先発も奏功した。 

■referee
木村博之 6.5 安定したジャッジを続け、素晴らしかった。ゼインのイエローは厳しかった。

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2026/04/21

260418横浜FM1-2川崎(J1特 #11)

横浜FM1-2川崎(日産スタジアム, 13:00KO, 26,084人)

あっさりと敗戦した鹿島戦(J1特 #10)から中5日。
 日産スタジアムで、土曜日13時のキックオフ。
 4月らしい爽やかな気候に恵まれた。


鹿島戦からの先発変更は1人だけ。
 新たにロマニッチが先発し、エリソンがベンチに回る。

ベンチも、ロマニッチとエリソンが入れ替わっただけ。
 残りは鹿島戦と同じ8人となった。


横浜Fマリノスは、J1リーグ特別大会3勝7敗。
 いまだにPK戦はなく、すべて90分間で決着している。
 日程は中6日で、川崎よりも1日空いている。

川崎ホームの国立競技場では、マリノスが大勝。
 260322川崎0-5横浜FM(J1特 #8)

2020-24年に川崎に所属した遠野大弥(7)は、国立での川崎戦で負傷。
 昨年6月に断裂した右アキレス腱を、再び断裂した。

■1st half
序盤、マリノスが攻勢に出る。
 2分、ジョルディ・クルークス(11)が左FKを蹴る。
 3分、RSB井上太聖(13)とクルークスが続けて右クロス。
 11分にはクルークスの右FKを丸山が跳ね返し、渡辺皓太(6)がボレー。

押されていた川崎は13分、三浦の左クロスを伊藤達哉がボレー。
そして15分、伊藤達哉がマリノス最終ライン裏にふわっと右クロス。
 ロマニッチがきれいにトラップするが、CBジェイソン・キニョーネス(17)が手を掛ける。
 後ろに引き倒されたロマニッチだったが、冷静に起き上がり先制ゴールを決めた。

マリノスは、2CBがボールを持っても前進できない。
 ボランチ渡辺皓太がCB脇に落ちたりしても、パスコースはなかった。

45+3分、マリノスにオフサイドがあり、副審が旗を上げる。
 しかし、上村主審が流すと、山原、マルシーニョが相次ぎ自陣でミスパス。
 右に流れた渡辺皓太が折り返し、天野純(40)が中央で合わせて同点で折り返す。

■2nd half
後半もどちらのチームも動きは少なく、単純なミスが多かった。
 時間帯によって主導権が入れ替わりながら、チャンスを作り出す。

マリノスは50分、天野純の左クロスをクルークスがジャンプボレー。
 59分、クルークスの右クロスをFW谷村海那(9)が合わせる。
川崎は58分、宮城天が左からカットインしてシュート。
 79分、長璃喜がターンしてシュート。
 暑さの影響もあったのか、どちらの守備も緩く、退屈な時間が続いた。

90+8分、マリノスの右CKから川崎がカウンター。
 長璃喜がエリソンへのラストパスを出すが、喜田拓也(8)がブロック。
 しかし、すかさず駆け寄った橘田が、再度ラストパスを通す。
 エリソンがGK朴一圭(1)の左脇下を豪快に打ち抜き、決勝ゴールを決めた。

■summary
数年前、J1リーグの覇権を争った2チームだが、クオリティは高くなかった。
 プレッシャーのない場面でのミスや、ボールへの寄せの甘さは残念な限り。
 果敢にゴールを目指す姿勢も欠けていて、凡戦だったことは否めない。


マリノスはそれほど良くはなかった。
 ビルドアップを志向しながら、2CBがキープする時間が長くなる。
 2ボランチあるいはその前の選手は動き出さず、隠れたままだった。
 川崎も決して良くないが、勝ち点を拾えていないだけに、状況はより深刻といえる。

右からのクルークスの仕掛けは効いていたし、天野純も悪くなかった。
 もし先にゴールが入っていれば、国立競技場の大勝の再現もあったかもしれない。


川崎は2ゴールで勝利することができた。
 内容が改善しているかと問われれば、確かに良化している部分もある。
 ただ、この方向を突き詰めた先に、明るい未来が待っているかどうかは未知数といえる。

橘田健人は、中盤で獅子奮迅の働きを見せた。
 決勝アシストに象徴されるように、ゴールを目指すプレーが明らかに増えた。
 守備面でも数多くボールを奪取し、鋭い出足でルーズボールに競り勝った。

次は中6日でホーム千葉戦(J1特 #12)。
 悪い内容に戻らないように戦ってほしい。

■goal
45+3天野純(40) 
15ロマニッチ(91) 90+8エリソン(9) 

■card
17ジョルディ・クルークス(11) 
90+9エリソン(9) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 マリノスにシュートを打たれても枠外が多く、活躍の場は少なかった。
山原怜音(29) 5.5 5分、伊藤のフリックからシュート。45+3分にパス、70分にスローイン失敗。
松長根悠仁(2) 5.5 59分、谷村に先に入られてシュートを許した。90+6分、右クロスをクリア。
丸山祐市(28) 6.0 56分、山根陸(28)のミドルをブロック。73分、縦パスを受けた谷村から奪取。
三浦颯太(13) 6.0 クルークスに対応。62分、左クロス。75分、長距離をドリブルして左クロス。
橘田健人(8) 7.0 51分、寄せられながらもドリブルで進む。ボール奪取を繰り返す。1アシスト。
山本悠樹(6) 5.5 29分、クルークスのスルーパスをカバー。55分、ボレー。パスは不安定だった。
伊藤達哉(17) 6.0 1アシスト。13分、三浦の左クロスをボレー。75分、右カットインシュート。
脇坂泰斗(14) 5.5 28分、ボランチ2人に挟まれてロスト。停滞した戦況の中、流動性は出せず。
マルシーニョ(23) 5.0 45+3分、クリアを拾うが軽率なミスパスで失点を招く。前半のみで交代。
ロマニッチ(91) 6.5 倒されても立ち上がって1ゴール。32分、諏訪間幸成(33)を抜いてシュート。

■sub
HT(23)宮城天(24) 6.0 左ウィング、トップ下に入る。58分、左からカットインしてシュート。
77(17)長璃喜(34) 5.5 左ウィング。79分、ターンからシュート。90+8分のラストパスは失敗。
77(91)エリソン(9) 6.5 83分、ボールカット。90+8分、GK朴一圭を抜く豪快な決勝ゴール。
86(6)河原創(19) 5.5 左ボランチ。90+6分、抜け出されそうだったマリノスのパスをクリア。
90+1(14)神田奏真(38) 5.5 2トップ。90+5分に2回、山原のスローインを受ける。

■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 名願斗哉(15) 

■coach
長谷部茂利 6.0 ロマニッチの先発起用に成功。さらに交代策でも結果を出した。

■referee
上村篤史 4.5 正確に事象を見極められず、ミスジャッジを重ねる。

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2026/04/16

260412川崎0-2鹿島(J1特 #10)

川崎0-2鹿島(U等々力, 16:00KO, 23,094人)

逆転勝利した浦和戦(J1特 #9)から中6日。
 第10節鹿島戦は、浦和戦と同じく、ホーム等々力で日曜日16時キックオフ。
 J1リーグ特別大会の半分となる9節が終わって、第10節から残りの半分に入る。

4月9日、浦和戦の試合前に負傷した小林悠の左ヒラメ筋肉離れがリリースされた。


先発は、浦和戦と同じ11人。

ベンチには、新たに長璃喜が入り、由井航太が外れる。
 今季昌平高校から加入した長璃喜は、初めてのメンバー入り。


鹿島アントラーズは、J1リーグ特別大会で7勝2PK敗の勝ち点25。
 9試合を終えて、勝ち点を4つ落としただけの東地区首位。
 2017-22年に川崎に所属した知念慶(13)は、ベンチスタート。

1か月前のアウェイでは、鹿島が勝った。
 260314鹿島1-0川崎(J1特 #6)

■1st half
川崎はミドルブロックを敷いて守る。
 鹿島は最終ラインから組み立てるが、ボランチには繋ぎにくかった。
 FWレオ・セアラ(9)が中盤まで落ちて、ポストで触って前進する。
 樋口雄太(14)のセットプレーでは、ゴール前で高さで勝負する。

鹿島のプレスは緩めながら、川崎のビルドアップには余裕が少ない。
 タイトなタイミングで縦パスを通しながら、主に右サイドから運んでいく。
 18分、エリソンがCB植田直通(55)から奪って運んでシュート。

22分、山本のラストパスでGKとの1対1を作り出す。
 しかし、マルシーニョのシュートは、GK早川友基(1)が止めた。
23分、脇坂がシュート。
34分、脇坂の右CKをエリソンがヘッド。
 良い攻撃を重ねたが、スコアレスで折り返す。

■2nd half
後半、風上に立った鹿島が反撃に出る。
 46分、松村優太(27)がシュート。
 47分、樋口の右CKを鈴木優磨(40)がヘッド。
 49分、松長根のミスパスから樋口がミドル。

そして、51分、川崎の右CKから逆襲する。
 田川亨介(11)がカウンターを仕掛けて、松村が右からシュート。
 GKブローダーセンが弾いたが、そのボールを橘田と伊藤達哉がお見合いしてしまう。
 先に入り込まれた三竿健斗(6)を伊藤達哉が倒し、このPKを鈴木が決める。

64分には鈴木が左クロス。
 丸山が目測を誤って触れず、ファーのレオ・セアラが押し込んだ。

■summary
鹿島は風下の前半、リスクを抑えながら我慢を続ける。
 後半スタートから仕掛けていくと、あっさりと2得点。
 プラン通りの展開で、危なげなく簡単に勝利した。

18分に植田、60分にキム・テヒョン(3)が低い位置でボールを奪われる。
 決定機を与える大きなミスもあったが、無失点で終えた。


川崎は3月のアウェイ戦ほど内容は酷くはなく、チャンスは作った。
 右サイドでは、脇坂、伊藤達哉、山原のトライアングルでポケットを取った。
 三浦の左クロスも含めて、ゴール前の動きを整理できれば、得点を増やせると思われる。

2失点は、どちらも判断ミスによるもの。
 全力で戦って及ばないなら理解できるが、油断や緩みからの失点は残念なところ。

長璃喜は、プロデビューを飾った。
 1点ビハインドのタイミングで準備し、2点差となって投入された。
 交代1番手での起用は驚きで、評価の高さを感じさせた。

次は中5日で横浜FM戦(J1特 #11)。
 国立競技場でのホームは0-5と大敗しているので、巻き返したい。

■goal
53PK鈴木優磨(40) 64レオ・セアラ(9)

■card
63Y三浦颯太(13) 
68Y松村優太(27) 90+5Y林晴己(24)

■judge
ブローダーセン(49) 6.5 51分、90+4分の決定機をセーブ。鈴木のPKは待ち切れず先に動いた。
山原怜音(29) 6.0 右クロスを多く入れる。59分、脇坂の縦パスで右ポケットに入ってシュート。
松長根悠仁(2) 5.0 49分、縦パスを相手に渡す。90+4分、風に流れるGKパントの処理を失敗。
丸山祐市(28) 4.5 ビルドアップは冴えた。64分、クロスを覇気なく空振りしてあっさりと失点。
三浦颯太(13) 6.0 縦に仕掛けて左クロスを入れる。63分、鹿島のカウンターを止めてイエロー。
橘田健人(8) 5.0 33分、脇坂へ縦パス。51分、田川に抜け出され、さらにお見合いで失点を招く。
山本悠樹(6) 6.0 7分、ミドル。11分、2本連続のシュート。22分、マルシーニョへラストパス。
伊藤達哉(17) 4.5 28分、29分、42分に右クロス。51分、躊躇してクリアできずにPKを与える。
脇坂泰斗(14) 6.0 23分、シュート。42分に伊藤、59分に山原へと右ポケットに縦パスを届ける。
マルシーニョ(23) 6.0 22分の決定機はGK早川がストップ。29分、伊藤の右クロスをトラップ。
エリソン(9) 6.0 18分、植田から奪って運びシュート。30分、33分、34分、60分にシュート。

■sub
65(17)宮城天(24) 6.0 71分、左からPAに入ってシュート。76分、山原の右クロスをシュート。
65(23)長璃喜(34) 5.5 デビュー戦。ドリブルを仕掛けた。72分、カットインからシュート。
72(9)ロマニッチ(91) 6.0 77分、90分に右サイドに流れてパスを受ける。90+3分、シュート。
82(6)河原創(19) 5.0 90分、パスミス。90分、ロマニッチのパスを中央で受けたがロスト。

■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 名願斗哉(15) 神田奏真(38) 

■coach
長谷部茂利 5.0 継続する緩さから敗戦。後半、風上の鹿島の修正に対応できず。交代枠を残す。

■referee
須谷雄三 5.5 判断の一貫性に少し欠けていた。PK判定は妥当。

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AT+2+7

2026/04/08

260405川崎3-2浦和(J1特 #9)

川崎3-2浦和(U等々力, 16:00KO, 21,735人)

PK戦で敗れた町田戦(J1特 #5)から中6日。
 J1リーグ特別大会の折り返しとなる第9節。
 日曜日16時キックオフのホーム浦和戦。
 等々力に戻るのは久しぶりで、3月1日の水戸戦(J1特 #4)以来、5週ぶり。
 ただ、ホーム開催としては、国立競技場での横浜FM戦(J1特 #8)以来、2週ぶり。


先発は、町田戦から2人が変わる。
 新たに山本悠樹と脇坂泰斗が先発し、河原創と宮城天がベンチに回る。

ベンチには、新たにGK山口瑠偉が入り、GKイ・クンヒョンと野田裕人が外れる。
 キックオフ直前に、小林悠に代わって由井航太がベンチに入った。
 何らかのトラブルが小林悠にあったものと思われる。
 由井航太は、福島(J3)へのレンタルから今季復帰して初のメンバー入り。


浦和レッズは、J1リーグ特別大会3勝2PK敗3敗の勝ち点11。
 代表ウィークには試合がなく、日程は中13日。

当初先発が発表されたCB宮本優太(2)は、根本健太(5)に差し替えられた。
 もともと根本がベンチに入っていたので、ベンチは8人となり、1人足りない。

2025年の対戦は、川崎の1勝(延長)2分1敗だった。
 250521川崎2-2浦和(J1 #13)
 250903浦和1-1川崎(YLC QF #1)
 250907川崎3-2浦和(YLC QF #2)
 251206浦和4-0川崎(J1 #38)

■1st half
3分、マテウス・サヴィオ(8)の左FK。
 抜け出した根本健太がトラップして蹴り込むが、副審はオフサイドと判定した。
 5分間と長いVARの結果、オフサイドはなく、先制ゴールが認められた。

9分、深い位置から三浦が左クロスを入れる。
 ニアサイドのダニーロ・ボザ(3)が触って、オウンゴールとなった。
 ボザの背後のゴール前は安全だったが、クリアしようとしたボザの判断は仕方ない。

11分にもサヴィオが左からFKを蹴る。
 ダニーロ・ボザが足を伸ばして合わせたが、左内転筋を痛めてしまう。
 試合前の宮本優太に続きCB2人目のアクシデントで、ボランチ柴戸海(22)がCBに下がる。
 ボザと交代した植木颯(37)は、ボランチでプロデビュー戦となる。

目まぐるしく状況が動いた序盤が終わると、少し落ち着く。
 川崎はエリソンとマルシーニョが局面で優位に立ち、縦に仕掛けていく。
 32分と37分にマルシーニョ、38分と45+1分に山原がシュート。
 45+2分、脇坂の右CKから伊藤達哉、三浦が続けてシュートした。

■2nd half
後半に入ると、浦和のカウンターが機能する。
 47分、長沼洋一(88)の左クロスから混戦となって、金子拓郎(77)がゴール。
  ただ、混戦の中でオナイウ阿道(45)のオフサイドがあり、VAR判定で取り消された。
 56分、植木颯の左クロスをオナイウ阿道(45)が競り、金子拓郎がゴール。
  速攻から左サイドを経由し、川崎を崩し切ってリードを奪った。
 60分にも左から金子拓郎がシュート、72分に長沼洋一が左クロスを入れる。

浦和の運動量が落ち、寄せが甘くなって川崎に余裕が生まれる。
 焦りからのミスパスもあったが、サイドだけでなく中央でもパスをつなぐ。

78分、脇坂の右CKが跳ね返される。
 右ポケットに流れた橘田がパスを引き出すと、その内側に山本が入り込む。
 山本の正確な右クロスを、ロマニッチが力強いヘッドで同点ゴールを決めた。

90+4分、山原の斜めのグラウンドパスをロマニッチが背負いながらポスト。
 競り合って転がったボールを、河原創が左足ダイレクトでゴールに叩きこんだ。

■summary
劇的な展開となったが、両チームともにミスが多かった。
 仮にゴールが生まれなかったら、見応えが薄い凡戦になったと思われる。

何度もVARの介入があって、プレーが止まる時間が長くなった。
 32分のハンドPK判定のような「明白な間違い」であれば、VARが重要な役割を果たす。
 しかし、3分の根本健太のゴールでは、VARが5分間に渡ってオフサイドを検証した。
 短時間で判断できないのなら、ピッチ上の判定を尊重すべきと思われる。


浦和はアクシデントが続いて、2CBを2人とも入れ替えた。
 それでも柴戸海と根本健太の2CBは、攻め込まれても良く守れていた。

マチェイ・スコルジャ監督は、2-2の状況から攻撃的な選手を次々と投入する。
 体力的に厳しくなった中盤に手を入れたかったが、ベンチは手薄だった。
 最後は明らかに動けなくなり、決壊は止まらなかった。


川崎は相変わらずの守備の脆さを露呈した。
 47分、2失点目の56分、60分と左クロスを入れられてゴール前の混戦を作られる。
 同じパターンで何度も崩され続ければ、失点するのは必然だった。

攻撃では一定の改善が見られた。
 浦和の2CBにスクランブルがあり、エリソンとマルシーニョが仕掛けていく。
 終盤には空いたスペースでショートパスを続け、崩していくことができた。

次は中6日で鹿島戦(J1特 #10)。
 厳しい内容も予想されるが、大量失点は避けてほしい。

■goal
9OwnGoal 78ロマニッチ(91) 90+4河原創(19) 
3根本健太(5) 56金子拓郎(77) 

■card
43Y脇坂泰斗(14) 45+4Yエリソン(9) 
86Y柴戸海(22)

■judge
ブローダーセン(49) 6.0 1分、橘田への縦パス。60分、金子のシュート性の左クロスを弾いた。
山原怜音(29) 6.0 38分、45+1分にミドル。39分、右クロス。後半、何度もサイドを崩された。
松長根悠仁(2) 5.5 最終ラインに落ち着きをもたらす。戻りながらのクロス対応は難しかった。
丸山祐市(28) 6.0 16分、GK西川周作(1)のキックを見誤った。三浦とマルシーニョを走らせる。
三浦颯太(13) 6.5 攻撃力を発揮。9分、オウンゴールを呼ぶ左クロス。45+2分、左からボレー。
橘田健人(8) 6.0 56分、ロストからのカウンターで失点。79分、ミドル。80分、PA内左クロス。
山本悠樹(6) 6.0 1アシスト。浦和2CBの背後をループパスで狙った。32分、インターセプト。
伊藤達哉(17) 5.5 45+2分、55分にシュート。多彩なパターンで仕掛けたが、成功しなかった。
脇坂泰斗(14) 5.5 43分、囲まれてのロスト後、柴戸海へのタックルでイエロー。77分、ミドル。 
マルシーニョ(23) 6.0 32分、37分にシュート。スプリントの裏抜けもドリブルも威力があった。
エリソン(9) 6.0 45+4分、イエロー。45+10分、橘田の右クロスをヘッド。CBを背負いキープ。

■sub
69(23)宮城天(24) 5.5 左ウィング。72分、ポスト失敗。87分、三浦のFKの戻りを2度シュート。
69(9)ロマニッチ(91) 7.0 同点ゴールで加入後3点目。86分、抜け出しをイエローで止められる。
76(17)神田奏真(38) 5.5 ロマニッチとの2トップ。90+6分、山原のスローインを受けFK獲得。
89(6)河原創(19) 6.5 左足のダイレクトミドルで決勝ゴール。90+3分、三浦へのパスは合わず。

■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 由井航太(26) 名願斗哉(15) 

■coach
長谷部茂利 6.0 途中出場のロマニッチ、河原創のゴールで勝利に導いた。失点癖は止まらない。

■referee
福島孝一郎 5.0 32分、ハンドPKと判定したが、VARで取り消す。接触プレーに厳しかった。

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AT+10+6