移籍情報2025-26(随時更新)
2025-26にかけて、選手やスタッフの移籍や契約更新の情報をまとめます。
公式発表あるいはメディア報道をまとめたものです。
2025シーズン中のin/outについても含めています。
2025シーズン終了時に記事を書き始め、随時新たな情報を加えます。
年齢は、2026年2月1日現在(Jリーグで一般的な契約期間の初日)としています。
氏名に続く(数字)は、2025シーズンの背番号です。
過去の移籍情報はこちら。
2024-25
2023-24
2022-23
2021-22
■■ 11 ■ in (報道ベース)■■■
■ 111 完全移籍加入・期限付き移籍加入
■■ 21 ■ out (報道ベース) ■■■
■ 211 完全移籍・期限付き移籍・契約満了
■■ 31 ■ renew (報道ベース) ■■■
■ 311 契約更新
長谷部茂利監督
2025年12月1日(月) 報知新聞 来年も契約を残し、続投が濃厚。
■■ 12 ■ in (公式発表) ■■■
■ 121 完全移籍加入
山原怜音 清水(J1)から移籍
26歳(1999年6月8日)、165cm、66kg、右利き。
京都紫光SC(京都府)、JFAアカデミー福島U-15/U-18(静岡県)、
筑波大学、清水(J2/J1)でプレー。
2025年12月14日(日) デイリー 獲得が分かった。移籍金が発生する。
2025年12月14日(日) 報知新聞 獲得が濃厚。
2025年12月14日(日) スポニチ 獲得が決定的。
2025年12月22日(月) 10:00 公式発表 完全移籍加入。
谷口栄斗 東京V(J1)から移籍
26歳(1999年9月30日)、181cm、77kg、右利き。
東京Vジュニアユース/ユース、国士舘大学、東京V(J2/J1)でプレー。
2025年12月7日(日) デイリー 川崎など複数クラブの争奪戦。
2025年12月7日(日) 報知新聞 鹿島、浦和、川崎、G大阪が関心を示す。
2025年12月7日(日) ニッカン 鹿島などJ1複数クラブからオファー(川崎言及なし)。
2025年12月13日(土) デイリー 獲得が分かった。鹿島など複数クラブとの争奪戦を制した。
2025年12月13日(土) ニッカン 獲得が分かった。
2025年12月13日(土) スポニチ 獲得が決定的。
2025年12月14日(日) 報知新聞 獲得が決定的。
2025年12月19日(金) 11:00 公式発表 完全移籍加入。
紺野和也 福岡(J1)から移籍
28歳(1997年7月11日)、161cm、59kg、左利き。
CLUB ATLETICO ALEGRE(埼玉県)、武南高校(埼玉県)、法政大学、
FC東京(J1)、福岡(J1)でプレー。
2025年12月8日(月) スポニチ 獲得が決定的。
2025年12月14日(日) デイリー 獲得が決定的。
2025年12月17日(水) 13:00 公式発表 完全移籍加入。
スベンド・ブローダーセン 岡山(J1)から移籍
28歳(1997年3月22日)、188cm、89kg、右利き。
FCザンクトパウリ(GER)、横浜FC、岡山でプレー。
2025年12月8日(月) スポニチ 獲得が決定的。
2025年12月8日(月) 報知新聞 獲得に乗り出す。
2025年12月8日(月) ニッカン 獲得することが分かった。
2025年12月14日(日) デイリー 獲得が決定的。
2025年12月15日(月) 13:00 公式発表 完全移籍加入。
(2025シーズン中)
フィリップ・ウレモビッチ(22) ハイデュク・スプリト(CRO)から移籍
28歳(1997年2月11日)、184cm、81kg。
2025年7月22日(火) スポニチ 「ノゴメトネ・ビエスティ」が21日、移籍の見通しと報じた。
2025年7月23日(水) 報知新聞 獲得に動いているとクロアチア・メディアが報道。
移籍金は150万ユーロ(約2億6千万円)。
2025年7月24日(木) 報知新聞 獲得が決定的。
2025年8月2日(土) 14:00 公式発表 完全移籍加入。
ラザル・ロマニッチ(91) ボイボディナ(SER)から移籍
27歳(1998年3月25日)、183cm、81kg。
2025年7月22日(火) スポニチ 加入が報じられている。
2025年7月24日(木) 報知新聞 獲得が決定的。
2025年8月2日(土) 14:00 公式発表 完全移籍加入。
■ 122 期限付き移籍加入
(2025シーズン中)
中川真(25) 福島(J3)から期限付き移籍加入
23歳(2001年9月10日)、188cm、84kg。
松茂FC(徳島県)、徳島JY、徳島市立高校、法政大学出身。福島でプレー。
2025年2月7日(金) 10:00 公式発表 期限付き移籍加入 ~2025年7月6日。
(2025年7月6日(日) 11:30 公式発表 期限付き移籍延長 ~2025年8月20日。)
(2025年7月30日(水) 14:00 公式発表 期限付き移籍契約解除、福島へ復帰。)
■ 123 新卒加入
長璃喜 昌平高校から加入
18歳(2007年10月13日)、168cm、64kg。
杉戸ゼウシスFC(埼玉県)、FC LAVIDA(埼玉県)、昌平高校(埼玉県)出身。
2025年12月15日(月) 10:00 公式発表 加入内定。
関德晴(37) U-18から昇格
18歳(2007年4月11日)、186cm、74kg。
松が谷FC(東京都)、川崎U-10/12/13/15/18出身。
2024年8月6日(水) 12:00 公式発表 昇格、加入内定。
2024年8月15日(金) Jリーグ公式発表 第2種登録。
林駿佑(32) U-18から昇格
18歳(2007年5月29日)、181cm、73kg。
セレソン中之島FC(和歌山県)、川崎U-12/13/15/18出身。
2024年8月6日(水) 12:00 公式発表 昇格、加入内定。
2024年8月8日(金) Jリーグ公式発表 第2種登録。
持山匡佑(36) 中央大学から加入
22歳(2003年8月18日)、180cm、71kg。
服織サッカースポーツ少年団(静岡県)、キューズFC(静岡県)、
清水エスパルスジュニアユース(静岡県)、静岡学園高校(静岡県)、中央大学出身。
父持山宣丈氏(1973年4月5日)は、阪南大学、浦和(J1, 1996-97)に所属。
2025年7月18日(金) 15:00 公式発表 加入内定、特別指定。
山市秀翔(34) 早稲田大学から加入
22歳(2004年1月20日)、170cm、68kg、左利き。
あざみ野FC(横浜市)、横浜F・マリノスプライマリー(横浜市)、
東急SレイエスFC U-15(横浜市)、桐光学園高校(川崎市)、早稲田大学出身。
2025年4月4日(金) 15:00 公式発表 加入内定、特別指定。
■ 124 川崎からの期限付き移籍終了・解除による復帰
早坂勇希 いわき(J2)への期限付き移籍から復帰
2025年12月22日(月) 15:00 公式発表 いわき(J2)への期限付き移籍から復帰。
由井航太 福島(J3)への育成型期限付き移籍から復帰
2025年12月24日(水) 11:30 公式発表 福島(J3)への育成型期限付き移籍から復帰。
松長根悠仁 福島(J3)への育成型期限付き移籍から復帰
2025年12月24日(水) 11:30 公式発表 福島(J3)への育成型期限付き移籍から復帰。
(2025シーズン中)
名願斗哉(29) 仙台(J2)への育成型期限付き移籍契約解除による復帰。
(仙台(J2)への育成型期限付き移籍 2025年2月1日~2026年1月31日。)
2025年8月20日(水) 14:00 公式発表 仙台(J2)との契約解除による復帰。
■■ 22 ■ out (公式発表) ■■■
■ 221 完全移籍・契約満了
ファン・ウェルメスケルケン際(31) 契約満了
2025年12月18日(木) 17:00 公式発表 契約満了。
大黒将志コーチ 奈良(J3)監督に就任
2025年12月14日(日) スポニチ 奈良(J3)監督就任が分かった。近日中正式発表
2025年12月14日(日) 11:00 公式発表 奈良(J3)監督に就任。
ジェジエウ(4) 契約満了
2025年11月23日(日) 17:00 公式発表 契約満了。
チョン・ソンリョン(1) 福島(J3)へ完全移籍。
2025年11月12日(水) 12:00 公式発表 契約満了。
2025年12月10日(水) スポニチ 福島(J3)に加入する見通し。
2025年12月24日(水) 11:30 公式発表 福島(J3)へ完全移籍。
(2025シーズン中)
山田新(20) セルティックFC(SCO)へ完全移籍。
2025年6月21日(土) The Scottish Sun(SCO) セルティックFC(SCO)が獲得を検討。
契約は残り18月、移籍金150万ポンド(3億円)。
2025年7月9日(水) The Scottish Sun(SCO) セルティックFC(SCO)が獲得を検討。
日本代表の活動を7月15日に終えたあと、メディカルチェックを受ける。
2025年7月11日(金) サカダイ 「今のところ、まだ話せることはないです」とコメント。
2025年7月16日(水) 12:00 公式発表 7月16日(水)の相模原戦(天皇杯 R32)でチーム離脱。
2025年7月19日(土) 17:00 公式発表 セルティックFC(SCO)へ完全移籍。
高井幸大(2) トッテナム・ホットスパーFC(ENG)へ完全移籍
2025年5月5日(月) 報知新聞 FCコペンハーゲン(DEN)を始め複数クラブが今夏獲得オファー。
2025年5月7日(水) スポニチ ウディネーゼ(ITA)が今夏の獲得に動く。移籍金最低350万ドル。
2025年5月7日(水) サンスポ 本人コメント「たぶん行かないと思います」
2025年6月24日(火) スポニチ トッテナム・ホットスパーFC(ENG)とクラブ間で大筋合意。
移籍金は出来高含めて総額500万ポンド(約10億円)。
ウディネーゼ、ボルシアMG(GER)、ホッフェンハイム(GER)などが争奪戦を展開。
2025年6月30日(月) 12:00 公式発表 7月5日(土)の鹿島戦(J1 #23)をもってチーム離脱。
2025年7月8日(火) 17:00 公式発表 トッテナム・ホットスパーFC(ENG)へ完全移籍。
瀬川祐輔(18) 柏(J1)へ完全移籍
2025年6月7日(土) スポニチ 獲得が決定的。
2025年6月7日(土) デイリー 完全移籍での獲得が決定的。クラブ間合意。
2025年6月7日(土) 15:00 公式発表 柏(J1)へ完全移籍。
■ 222 現役引退
安藤駿介(21) 現役引退
2025年11月23日(日) 18:00 公式発表 現役引退。
車屋紳太郎(7) 現役引退
2025年11月17日(月) 12:00 公式発表 現役引退。
■ 223 川崎からの期限付き移籍(新規)
土屋櫂大(39) 福島(J3)へ育成型期限付き移籍
2025年12月27日(日) 13:00 公式発表 ~2026年6月30日。
(2025シーズン中)
山内日向汰(26) 仙台(J2)へ期限付き移籍
2025年7月22日(火) 13:00 公式発表 ~2026年1月31日。
セサル・アイダル(44) アトレティコ・ナシオナル(COL)へ期限付き移籍
2025年7月13日(日) 09:00 公式発表 海外クラブ移籍手続きのため、チームを離脱。
2025年7月18日(金) 10:00 公式発表 期限付き移籍(移籍期間未発表)。
パトリッキ・ヴェロン(28) 今治(J2)へ期限付き移籍
2025年5月29日(木) 18:00 公式発表 ~2025年12月31日。
■ 224 川崎からの期限付き移籍(継続)
■ 225 川崎からの期限付き移籍終了・完全移籍
ゼ・ヒカルド 湘南(J1)への期限付き移籍終了・クルーベ・ド・レモ(BRA)へ完全移籍。
2025年12月27日(土) 20:00 公式発表 クルーベ・ド・レモ(BRA)へ完全移籍。
五十嵐太陽 栃木SC(J3)への育成型期限付き移籍終了・完全移籍。
2025年12月25日(木) 16:00 公式発表 栃木SC(J3)へ完全移籍。
(2025シーズン中)
大南琢磨 OHルーヴェン(BEL)への期限付き移籍終了・完全移籍。
(2025年5月21日(水) VoetbalBelgie(BEL) 期限付き移籍終了により退団。)
2025年6月2日(月) スポニチ 買取オプションを行使して完全移籍で獲得する。
2025年6月17日(火) 16:00 公式発表 OHルーヴェン(BEL)へ完全移籍。
■ 226 川崎への期限付き移籍終了
(2025シーズン中)
[再掲]中川真(25) 福島(J3)からの期限付き移籍契約解除
23歳(2001年9月10日)、188cm、84kg。
松茂FC(徳島県)、徳島JY、徳島市立高校、法政大学出身。福島でプレー。
(2025年2月7日(金) 10:00 公式発表 期限付き移籍加入 ~2025年7月6日。)
(2025年7月6日(日) 11:30 公式発表 期限付き移籍延長 ~2025年8月20日。)
2025年7月30日(水) 14:00 公式発表 期限付き移籍契約解除、福島へ復帰。
■■ 13 ■ in (破談)■■■
■ 131 加入【破談】
■ 134 川崎からの期限付き移籍終了・解除による復帰【破談】
(2025シーズン中)
[再掲]大南琢磨 OHルーヴェン(BEL)への期限付き移籍終了 ~2025年6月30日。
2025年5月21日(水) VoetbalBelgie(BEL) 期限付き移籍終了により退団。
(2025年6月2日(月) スポニチ 買取オプションを行使して完全移籍で獲得する。)
(2025年6月17日(火) 16:00 公式発表 OHルーヴェン(BEL)へ完全移籍。)
■■ 23 ■ out (破談)■■■
■ 231 完全移籍・契約満了【破談】
■■ 32 ■ renew (公式発表) ■■■
■ 321 契約更新
■ 322 川崎への期限付き移籍延長
[再掲]中川真(25) 福島(J3)から期限付き移籍延長
23歳(2001年9月10日)、188cm、84kg。
松茂FC(徳島県)、徳島JY、徳島市立高校、法政大学出身。福島でプレー。
(2025年2月7日(金) 10:00 公式発表 期限付き移籍加入 ~2025年7月6日。)
2025年7月6日(日) 11:30 公式発表 期限付き移籍延長 ~2025年8月20日。
(2025年7月30日(水) 14:00 公式発表 期限付き移籍契約解除、福島へ復帰。)
■■ 41 ■ unreleased (未発表) ■■■
■ 411 契約中
山口瑠伊(98)
イ・クンヒョン(33)
佐々木旭(5)
三浦颯太(13)
田邉秀斗(15)
フィリップ・ウレモヴィッチ(22)
神橋良汰(27)
野田裕人(30)
丸山祐市(35)
山本悠樹(6)
橘田健人(8)
大島僚太(10)
脇坂泰斗(14)
大関友翔(16)
河原創(19)
名願斗哉(29)
家長昭博(41)
エリソン(9)
小林悠(11)
伊藤達哉(17)
マルシーニョ(23)
宮城天(24)
神田奏真(38)
ラザル・ロマニッチ(91)
長谷部茂利監督
長橋康弘ヘッドコーチ
佐原秀樹コーチ
吉田勇樹コーチ
中嶋円野コーチ
石野智顕GKコーチ
樋口創太郎コンディショニング・コーチ
松本圭介アシスタント・コンディショニング・コーチ
■ 412 川崎への期限付き移籍中
なし
■ 413 川崎からの期限付き移籍中
永長鷹虎 琉球(J3)への育成型期限付き移籍 ~2026年1月31日。
山内日向汰(26) 仙台(J2)へ期限付き移籍 ~2026年1月31日。
セサル・アイダル(44) アトレティコ・ナシオナル(COL)へ期限付き移籍 (移籍期間未発表)
パトリッキ・ヴェロン(28) 今治(J2)へ期限付き移籍 ~2025年12月31日。
270,400views
exdrives★★★★★★★
2025/12/15
2025/12/10
251206浦和4-0川崎(J1 #38)
浦和4-0川崎(埼玉スタジアム, 14:00KO, 47,878人)
ホーム最終戦の広島戦(J1 #37)から中5日。
車屋紳太郎と安藤駿介の引退セレモニー、ソンリョンとジェジエウの退団挨拶の余韻が残る。
シーズン最終戦は、アウェイでの浦和戦。
先発は広島戦から2人変更する。
新たにウレモヴィッチと家長昭博が入る。
引退する車屋紳太郎はベンチ外、伊藤達哉は累積警告で出場停止。
ベンチには新たに三浦颯太、土屋櫂大、名願斗哉、ロマニッチが入る。
三浦は、10月8日のYLC柏戦(YLC SF #1)での左ハムストリング肉離れから復帰する。
引退するGK安藤駿介は、最後の公式戦となる。
特別指定の山市秀翔は、2戦続けてのベンチ入り。
GKソンリョンと神橋が外れた。
浦和はJ1リーグ15勝11分11敗の8位。
7位の川崎と勝ち点1差で、勝てば順位が入れ替わる。
契約満了が発表されたマリウス・ホイブラーテン(5)とチアゴ・サンタナ(12)はともに先発する。
今シーズンの対戦は、川崎の1勝(延長)2分。
250521川崎2-2浦和(J1 #13)
250903浦和1-1川崎(YLC QF #1)
250907川崎3-2浦和(YLC QF #2)
■1st half
川崎は良さをまったく出せない。
浦和のプレスはそれほど強くないのに、パスコースを作れない。
特に山本悠樹がきっちり塞がれて、2CBからの進路が限定された。
精度の低いロングボールを蹴らされて、回収される。
チャンスらしきものはごくわずかで、サイドからクロスを入れたくらい。
浦和は広くピッチを使う。
2ボランチのサミュエル・グスタフソン(11)と安居海渡(25)を経由して、サイドに展開する。
チアゴ・サンタナのポストプレーも効いて、広島戦の流れを繰り返すような前半だった。
多くの決定機を作られながら、44分。
グスタフソンが中央を持ち上がり、右サイドに預けてから戻りをシュート。
GK山口は身体で面を作れず、ニアを抜かれて先制ゴールを許した。
■2nd half
ハーフタイムで3人を交代する。
機能しなかった前半を踏まえた采配だが、チームは改善されない。
三浦が試みるドリブルは有効だったが、多くは続けられない。
ロストしてもプレスバックできず、スペースを浦和に突かれる。
河原創が1人で果敢にボールに寄せるが、背後のカバーが足りない。
空いた中盤に抜け出されると、そのまま前進を止められない。
大関やロマニッチがプレスに出ても、個人頼みでチームはバラバラだった。
2点目と4点目は突破された右サイドからのラストパスをフリーで蹴り込まれる。
3点目は左CKをGK山口が空振りして、根本健太(28)がゴール。
野田裕人と名願斗哉の投入で、わずかな見どころは作ってくれた。
■summary
浦和は広島と同じような戦術を選択して、川崎を翻弄した。
4ゴールが少なく感じるほどの完勝となった。
川崎の状態が悪かったことを差し引いても、ピンチらしいピンチもなかった。
退団するチアゴ・サンタナは65分、ホイブラーテンは82分に交代する。
すでに勝負は決していたこともあり、暖かく見送られてピッチを離れた。
川崎は広島戦も良くなかったが、さらに内容は悪くなった。
伊藤達哉が出場停止で、ほとんど攻撃する手段がなかった。
プレスに出てもボールは奪えず、間延びしたスペースにパスを通される。
イーブンボールへの動き出しも浦和より明らかに遅かった。
消化試合で仕方ない面もあるが、たとえ負けても観客に何かは見せてほしい。
長谷部監督の求心力も気になるところ。
就任1年目を終える時期になって、チームは崩壊している。
選手たちは統一感なく迷走し、現実的な方針が提示されていないとも思われる。
立て直しはかなり厳しいと思われるが、その手腕を見守るしかない。
GK山口瑠伊は、1点目でサミュエルソンに対して壁を作れず。
3点目はCKに飛び出すが、パンチングを空振りして失点。
チームを救うことができず、残念な結果となった。
浦和に抜かれて、3年連続でJ1リーグ8位。
広島戦に続く惨敗で、希望を見出しにくい中、シーズンが終わった。
■goal
44サミュエル・グスタフソン(11) 54チアゴ・サンタナ(12) 58根本健太(28) 77イサーク・キーセ・テリン(99)
■judge
山口瑠伊(98) 4.0 1失点目と3失点目に大きく関与する。37分、安居海渡のミドルを弾き出す。
VW際(31) 5.0 17分、右クロス。40分、CKの戻りをミドル。コンディションが悪そうだった。
ジェジエウ(4) 5.0 26分、ラストパスをカット。後半、集中力を切らしてパスミスを連発する。
ウレモヴィッチ(22) 4.5 31分、致命的ロスト。3点目は根本に振り切られる。72分、イエロー。
佐々木旭(5) 5.0 LSB、RSB、RCBと巡り回った。13分、35分に左クロス。46分、右クロス。
河原創(19) 5.5 序盤は浦和を止めたが、その後はカバー少なく抜け出される。40分、ミドル。
山本悠樹(6) 5.0 縦パスを狙うがミスが多く、相手に渡す。29分、30分に自陣でボールカット。
家長昭博(41) 5.0 4分、左へ出張。8分、19分にポストプレー。劣勢の中、良さを出せなかった。
脇坂泰斗(14) 5.0 35分、シュート。40分、セカンドを回収して右クロス。後半は右ウィングへ。
マルシーニョ(23) 5.5 45+2分、抜け出すがイエローで止められる。71分、ロマニッチへ落とす。
エリソン(9) 5.0 35分、佐々木旭の左クロスをシュート。ロングボールは受け止められなかった。
■sub
HT(9)ロマニッチ(91) 5.5 1トップ。劣勢を挽回はできなかったが、71分、89分にシュート。
HT(41)大関友翔(16) 5.5 トップ下、次いでボランチに入る。勢い良くプレス。89分、ドリブル。
HT(31)三浦颯太(13) 5.0 LSB。ドリブルで持ち出す。54分、イーブンボールに競り負けて失点。
65(4)野田裕人(30) 5.5 RSB。86分、持ち上がって右クロス。90分、右サイドで1対1の守備。
76(19)名願斗哉(29) 5.0 右ウィング。J1リーグ初出場。ロストもあったが、第1歩を踏み出す。
■bench
安藤駿介(21) 土屋櫂大(39) 山市秀翔(34) 神田奏真(38)
■coach
長谷部茂利 4.5 交代策は妥当だったが、先発陣も含めてまったく結果が出なかった。
■referee
小屋幸栄 6.5 エキサイトすることなく、落ち着いた態度のジャッジ。完璧だった。
267,000views
AT+2+5
ホーム最終戦の広島戦(J1 #37)から中5日。
車屋紳太郎と安藤駿介の引退セレモニー、ソンリョンとジェジエウの退団挨拶の余韻が残る。
シーズン最終戦は、アウェイでの浦和戦。
![]() |
先発は広島戦から2人変更する。
新たにウレモヴィッチと家長昭博が入る。
引退する車屋紳太郎はベンチ外、伊藤達哉は累積警告で出場停止。
ベンチには新たに三浦颯太、土屋櫂大、名願斗哉、ロマニッチが入る。
三浦は、10月8日のYLC柏戦(YLC SF #1)での左ハムストリング肉離れから復帰する。
引退するGK安藤駿介は、最後の公式戦となる。
特別指定の山市秀翔は、2戦続けてのベンチ入り。
GKソンリョンと神橋が外れた。
![]() |
浦和はJ1リーグ15勝11分11敗の8位。
7位の川崎と勝ち点1差で、勝てば順位が入れ替わる。
契約満了が発表されたマリウス・ホイブラーテン(5)とチアゴ・サンタナ(12)はともに先発する。
今シーズンの対戦は、川崎の1勝(延長)2分。
250521川崎2-2浦和(J1 #13)
250903浦和1-1川崎(YLC QF #1)
250907川崎3-2浦和(YLC QF #2)
■1st half
川崎は良さをまったく出せない。
浦和のプレスはそれほど強くないのに、パスコースを作れない。
特に山本悠樹がきっちり塞がれて、2CBからの進路が限定された。
精度の低いロングボールを蹴らされて、回収される。
チャンスらしきものはごくわずかで、サイドからクロスを入れたくらい。
浦和は広くピッチを使う。
2ボランチのサミュエル・グスタフソン(11)と安居海渡(25)を経由して、サイドに展開する。
チアゴ・サンタナのポストプレーも効いて、広島戦の流れを繰り返すような前半だった。
多くの決定機を作られながら、44分。
グスタフソンが中央を持ち上がり、右サイドに預けてから戻りをシュート。
GK山口は身体で面を作れず、ニアを抜かれて先制ゴールを許した。
■2nd half
ハーフタイムで3人を交代する。
機能しなかった前半を踏まえた采配だが、チームは改善されない。
三浦が試みるドリブルは有効だったが、多くは続けられない。
ロストしてもプレスバックできず、スペースを浦和に突かれる。
河原創が1人で果敢にボールに寄せるが、背後のカバーが足りない。
空いた中盤に抜け出されると、そのまま前進を止められない。
大関やロマニッチがプレスに出ても、個人頼みでチームはバラバラだった。
2点目と4点目は突破された右サイドからのラストパスをフリーで蹴り込まれる。
3点目は左CKをGK山口が空振りして、根本健太(28)がゴール。
野田裕人と名願斗哉の投入で、わずかな見どころは作ってくれた。
■summary
浦和は広島と同じような戦術を選択して、川崎を翻弄した。
4ゴールが少なく感じるほどの完勝となった。
川崎の状態が悪かったことを差し引いても、ピンチらしいピンチもなかった。
退団するチアゴ・サンタナは65分、ホイブラーテンは82分に交代する。
すでに勝負は決していたこともあり、暖かく見送られてピッチを離れた。
![]() |
川崎は広島戦も良くなかったが、さらに内容は悪くなった。
伊藤達哉が出場停止で、ほとんど攻撃する手段がなかった。
プレスに出てもボールは奪えず、間延びしたスペースにパスを通される。
イーブンボールへの動き出しも浦和より明らかに遅かった。
消化試合で仕方ない面もあるが、たとえ負けても観客に何かは見せてほしい。
長谷部監督の求心力も気になるところ。
就任1年目を終える時期になって、チームは崩壊している。
選手たちは統一感なく迷走し、現実的な方針が提示されていないとも思われる。
立て直しはかなり厳しいと思われるが、その手腕を見守るしかない。
GK山口瑠伊は、1点目でサミュエルソンに対して壁を作れず。
3点目はCKに飛び出すが、パンチングを空振りして失点。
チームを救うことができず、残念な結果となった。
浦和に抜かれて、3年連続でJ1リーグ8位。
広島戦に続く惨敗で、希望を見出しにくい中、シーズンが終わった。
■goal
44サミュエル・グスタフソン(11) 54チアゴ・サンタナ(12) 58根本健太(28) 77イサーク・キーセ・テリン(99)
■judge
山口瑠伊(98) 4.0 1失点目と3失点目に大きく関与する。37分、安居海渡のミドルを弾き出す。
VW際(31) 5.0 17分、右クロス。40分、CKの戻りをミドル。コンディションが悪そうだった。
ジェジエウ(4) 5.0 26分、ラストパスをカット。後半、集中力を切らしてパスミスを連発する。
ウレモヴィッチ(22) 4.5 31分、致命的ロスト。3点目は根本に振り切られる。72分、イエロー。
佐々木旭(5) 5.0 LSB、RSB、RCBと巡り回った。13分、35分に左クロス。46分、右クロス。
河原創(19) 5.5 序盤は浦和を止めたが、その後はカバー少なく抜け出される。40分、ミドル。
山本悠樹(6) 5.0 縦パスを狙うがミスが多く、相手に渡す。29分、30分に自陣でボールカット。
家長昭博(41) 5.0 4分、左へ出張。8分、19分にポストプレー。劣勢の中、良さを出せなかった。
脇坂泰斗(14) 5.0 35分、シュート。40分、セカンドを回収して右クロス。後半は右ウィングへ。
マルシーニョ(23) 5.5 45+2分、抜け出すがイエローで止められる。71分、ロマニッチへ落とす。
エリソン(9) 5.0 35分、佐々木旭の左クロスをシュート。ロングボールは受け止められなかった。
■sub
HT(9)ロマニッチ(91) 5.5 1トップ。劣勢を挽回はできなかったが、71分、89分にシュート。
HT(41)大関友翔(16) 5.5 トップ下、次いでボランチに入る。勢い良くプレス。89分、ドリブル。
HT(31)三浦颯太(13) 5.0 LSB。ドリブルで持ち出す。54分、イーブンボールに競り負けて失点。
65(4)野田裕人(30) 5.5 RSB。86分、持ち上がって右クロス。90分、右サイドで1対1の守備。
76(19)名願斗哉(29) 5.0 右ウィング。J1リーグ初出場。ロストもあったが、第1歩を踏み出す。
■bench
安藤駿介(21) 土屋櫂大(39) 山市秀翔(34) 神田奏真(38)
■coach
長谷部茂利 4.5 交代策は妥当だったが、先発陣も含めてまったく結果が出なかった。
■referee
小屋幸栄 6.5 エキサイトすることなく、落ち着いた態度のジャッジ。完璧だった。
267,000views
AT+2+5
2025/11/30
251130川崎1-2広島(J1 #37)
川崎1-2広島(U等々力, 14:00KO, 23,173人)
ドローとなった岡山戦(J1 #36)から中21日。
代表ウィーク、天皇杯決勝戦と2週間の休みがあり、J1リーグが再開される。
J1リーグは残り2節で、6位となっている。
ホーム最終戦を前に、チームを離れる選手が次々とリリースされた。
11月12日、チョン・ソンリョン(1)が契約満了。
17日、車屋紳太郎(7)が引退。
23日、ジェジエウ(4)の契約満了、安藤駿介(21)の引退が発表された。
チームに大きく貢献した選手たちで、寂しさは果てしない。
先発は、岡山戦から2人が変わる。
新たに車屋紳太郎と山本悠樹が先発する。
ウレモヴィッチはベンチへ、橘田健人は右足関節を手術してベンチ外。
ベンチには、GKソンリョン、神橋良汰、野田裕人、山市秀翔、神田奏真の5人が入る。
早稲田大学4年生で特別指定の山市秀翔は、初のメンバー入り。
田邉秀斗、名願斗哉、小林悠、ロマニッチの4人が外れる。
広島は、J1リーグ18勝8分10敗で5位。
YBCルヴァンカップで優勝を果たし、天皇杯はベスト4。
ALCE2025-26に出場中で、成都蓉城戦(ACLE GL #5)から中4日の日程。
4シーズン指揮したミヒャエル・スキッベ監督の退任が発表されている。
アウェイでは、川崎が勝った。
250531広島1-2川崎(J1 #19)
■1st half
川崎があっさり先制する。
12分、佐々木旭がミドルパスをエリソンに当てて、脇坂が右に流す。
伊藤達哉がカットインからコースを探してゴール。
いつもながらの伊藤達哉個人の力で先制した。
序盤は拮抗していたが、広島がペースを握っていく。
3バックから両ウィングへのサイドチェンジ、ジャーメイン良(9)のポストプレーから攻める。
16分、中野就斗(15)がロングスローを入れ、混戦からジャーメイン良がゴール。
しかし、長いVARの結果、オフサイド判定となった。
川崎はプレスを受けて中盤でつなぐことが難しくなる。
GK山口からエリソンへのロングキックも、荒木隼人(4)に封じられる。
ボールを運ぶ手段がなくなり、広島の攻勢をギリギリで凌いでいたが、45+4分。
中野就斗が右クロスを上げると、ファーに走り込んだ川辺駿(6)が同点ゴール。
■2nd half
後半も、川崎は攻め手が見つからない。
広島にボールを動かされ、疲弊して動き出しが遅れていく。
河原創が引き締め役を担ったが、カバーする範囲も回数も多すぎた。
56分、ジャーメイン良に吊り出されたジェジエウが突破を許す。
ゴール前には車屋1人だけとなり、中村草太(39)にゴールを割られた。
リードを許してからも、チャンスは数少ないまま。
伊藤達哉に代わった家長昭博は、保持はできてもPA内への道筋を作れない。
ただ、エリソンにいくつかチャンスが訪れ、67分、78分、83分にシュート。
81分、GKソンリョンが記念出場。
車屋紳太郎、ジェジエウもフル出場を果たした。
■summary
広島は強さを存分に発揮した。
塩谷司(33)、荒木隼人、佐々木翔(19)の3バックは相変わらず強力。
守備の堅さはもちろん、この3人からのサイドチェンジを軸に前進する。
川崎を動かし続け、体力的な優位を築き、2ゴールで逆転勝利した。
川崎はホーム最終戦らしく、退団する選手たちへの花道を作った。
車屋紳太郎とジェジエウが2CBを組み、ベンチにGKソンリョンと安藤駿介を入れる。
GKソンリョンは途中出場したが、欲をいえば先発も見たかった。
広島戦の敗戦で順位は下がったが、4選手の長年の功績を考えれば支持できる。
伊藤達哉は前半だけで交代。
イエローを受けての交代と思われるが、後半、ゴールは遠くなった。
ピッチに残す選択肢があっても良かったと思われる。
次は中5日で、今シーズン最終戦の浦和戦(J1 #38)。
伊藤達哉は累積警告で出場停止となる。
8位浦和と勝ち点1差なので、ドロー以上で終わりたい。
■goal
12伊藤達哉(17)
45+4川辺駿(6) 56中村草太(39)
■judge
山口瑠伊(98) 5.5 47分、53分に致命的なパスミス。58分、63分、79分にはシュートを止めた。
VW際(31) 5.0 越道草太(32)と川辺のサイド攻撃を止められず。45+4分、川辺のゴールを許す。
ジェジエウ(4) 5.0 9分、ラストパスをカット。56分、前に出るも潰せず失点。84分、イエロー。
車屋紳太郎(7) 5.5 じわじわラインを上げる。49分、ボレー。61分からはLSBで縦に攻め上がる。
佐々木旭(5) 5.5 中野就斗に対応し切れず。50分、脇坂のパスからドリブルするがカットされる。
河原創(19) 5.5 多くの守備タスクを引き受けるが、さすがに疲弊した。72分、異議でイエロー。
山本悠樹(6) 5.5 6分、右クロス。40分、縦パスをロスト。前線へのロングパスを狙い続ける。
伊藤達哉(17) 6.0 12分、いつものようなゴラッソで先制ゴール。30分のラフプレーでイエロー。
脇坂泰斗(14) 5.5 1アシスト。34分、シュートブロック。72分から右ウィング。88分、ループ。
マルシーニョ(23) 5.5 4分、シュート。67分、エリソンへラストパス。スプリントは冴える。
エリソン(9) 6.0 4分、45+3分、67分、78分、83分にシュートする。荒木隼人に抑え込まれた。
■sub
HT(17)家長昭博(41) 5.5 狭いエリアでのキープ力は健在だが、動きは最小限。45分間は長いか。
61(5)ウレモヴィッチ(22) 5.5 退団の2人に先発を譲る。87分、木下康介(17)を手で止めにいく。
72(23)大関友翔(16) 6.0 78分、86分にエリソンへスルーパス。精力的なプレスで周囲を牽引。
81(31)野田裕人(30) 5.5 RSB。84分、大関に預けてPA内まで走り込み、家長のパスを受ける。
81(98)ソンリョン(1) 5.5 ゴール前でどっしりと構えた。90分、左クロスをキャッチ。
■bench
安藤駿介(21) 神橋良汰(27) 山市秀翔(34) 神田奏真(38)
■coach
長谷部茂利 5.5 レジェンド4人に配慮した采配は良かった。伊藤達哉は後半も残すべき。
■referee
高崎航地 5.5 教条的になりがちだったが、全体的には悪くはなかった。
265,800views
AT+9+4
ドローとなった岡山戦(J1 #36)から中21日。
代表ウィーク、天皇杯決勝戦と2週間の休みがあり、J1リーグが再開される。
J1リーグは残り2節で、6位となっている。
ホーム最終戦を前に、チームを離れる選手が次々とリリースされた。
11月12日、チョン・ソンリョン(1)が契約満了。
17日、車屋紳太郎(7)が引退。
23日、ジェジエウ(4)の契約満了、安藤駿介(21)の引退が発表された。
チームに大きく貢献した選手たちで、寂しさは果てしない。
![]() |
先発は、岡山戦から2人が変わる。
新たに車屋紳太郎と山本悠樹が先発する。
ウレモヴィッチはベンチへ、橘田健人は右足関節を手術してベンチ外。
ベンチには、GKソンリョン、神橋良汰、野田裕人、山市秀翔、神田奏真の5人が入る。
早稲田大学4年生で特別指定の山市秀翔は、初のメンバー入り。
田邉秀斗、名願斗哉、小林悠、ロマニッチの4人が外れる。
![]() |
広島は、J1リーグ18勝8分10敗で5位。
YBCルヴァンカップで優勝を果たし、天皇杯はベスト4。
ALCE2025-26に出場中で、成都蓉城戦(ACLE GL #5)から中4日の日程。
4シーズン指揮したミヒャエル・スキッベ監督の退任が発表されている。
アウェイでは、川崎が勝った。
250531広島1-2川崎(J1 #19)
■1st half
川崎があっさり先制する。
12分、佐々木旭がミドルパスをエリソンに当てて、脇坂が右に流す。
伊藤達哉がカットインからコースを探してゴール。
いつもながらの伊藤達哉個人の力で先制した。
序盤は拮抗していたが、広島がペースを握っていく。
3バックから両ウィングへのサイドチェンジ、ジャーメイン良(9)のポストプレーから攻める。
16分、中野就斗(15)がロングスローを入れ、混戦からジャーメイン良がゴール。
しかし、長いVARの結果、オフサイド判定となった。
川崎はプレスを受けて中盤でつなぐことが難しくなる。
GK山口からエリソンへのロングキックも、荒木隼人(4)に封じられる。
ボールを運ぶ手段がなくなり、広島の攻勢をギリギリで凌いでいたが、45+4分。
中野就斗が右クロスを上げると、ファーに走り込んだ川辺駿(6)が同点ゴール。
■2nd half
後半も、川崎は攻め手が見つからない。
広島にボールを動かされ、疲弊して動き出しが遅れていく。
河原創が引き締め役を担ったが、カバーする範囲も回数も多すぎた。
56分、ジャーメイン良に吊り出されたジェジエウが突破を許す。
ゴール前には車屋1人だけとなり、中村草太(39)にゴールを割られた。
リードを許してからも、チャンスは数少ないまま。
伊藤達哉に代わった家長昭博は、保持はできてもPA内への道筋を作れない。
ただ、エリソンにいくつかチャンスが訪れ、67分、78分、83分にシュート。
81分、GKソンリョンが記念出場。
車屋紳太郎、ジェジエウもフル出場を果たした。
■summary
広島は強さを存分に発揮した。
塩谷司(33)、荒木隼人、佐々木翔(19)の3バックは相変わらず強力。
守備の堅さはもちろん、この3人からのサイドチェンジを軸に前進する。
川崎を動かし続け、体力的な優位を築き、2ゴールで逆転勝利した。
![]() |
川崎はホーム最終戦らしく、退団する選手たちへの花道を作った。
車屋紳太郎とジェジエウが2CBを組み、ベンチにGKソンリョンと安藤駿介を入れる。
GKソンリョンは途中出場したが、欲をいえば先発も見たかった。
広島戦の敗戦で順位は下がったが、4選手の長年の功績を考えれば支持できる。
伊藤達哉は前半だけで交代。
イエローを受けての交代と思われるが、後半、ゴールは遠くなった。
ピッチに残す選択肢があっても良かったと思われる。
次は中5日で、今シーズン最終戦の浦和戦(J1 #38)。
伊藤達哉は累積警告で出場停止となる。
8位浦和と勝ち点1差なので、ドロー以上で終わりたい。
■goal
12伊藤達哉(17)
45+4川辺駿(6) 56中村草太(39)
■judge
山口瑠伊(98) 5.5 47分、53分に致命的なパスミス。58分、63分、79分にはシュートを止めた。
VW際(31) 5.0 越道草太(32)と川辺のサイド攻撃を止められず。45+4分、川辺のゴールを許す。
ジェジエウ(4) 5.0 9分、ラストパスをカット。56分、前に出るも潰せず失点。84分、イエロー。
車屋紳太郎(7) 5.5 じわじわラインを上げる。49分、ボレー。61分からはLSBで縦に攻め上がる。
佐々木旭(5) 5.5 中野就斗に対応し切れず。50分、脇坂のパスからドリブルするがカットされる。
河原創(19) 5.5 多くの守備タスクを引き受けるが、さすがに疲弊した。72分、異議でイエロー。
山本悠樹(6) 5.5 6分、右クロス。40分、縦パスをロスト。前線へのロングパスを狙い続ける。
伊藤達哉(17) 6.0 12分、いつものようなゴラッソで先制ゴール。30分のラフプレーでイエロー。
脇坂泰斗(14) 5.5 1アシスト。34分、シュートブロック。72分から右ウィング。88分、ループ。
マルシーニョ(23) 5.5 4分、シュート。67分、エリソンへラストパス。スプリントは冴える。
エリソン(9) 6.0 4分、45+3分、67分、78分、83分にシュートする。荒木隼人に抑え込まれた。
■sub
HT(17)家長昭博(41) 5.5 狭いエリアでのキープ力は健在だが、動きは最小限。45分間は長いか。
61(5)ウレモヴィッチ(22) 5.5 退団の2人に先発を譲る。87分、木下康介(17)を手で止めにいく。
72(23)大関友翔(16) 6.0 78分、86分にエリソンへスルーパス。精力的なプレスで周囲を牽引。
81(31)野田裕人(30) 5.5 RSB。84分、大関に預けてPA内まで走り込み、家長のパスを受ける。
81(98)ソンリョン(1) 5.5 ゴール前でどっしりと構えた。90分、左クロスをキャッチ。
■bench
安藤駿介(21) 神橋良汰(27) 山市秀翔(34) 神田奏真(38)
■coach
長谷部茂利 5.5 レジェンド4人に配慮した采配は良かった。伊藤達哉は後半も残すべき。
■referee
高崎航地 5.5 教条的になりがちだったが、全体的には悪くはなかった。
265,800views
AT+9+4
2025/11/13
251108川崎1-1岡山(J1 #36)
川崎1-1岡山(U等々力, 15:00KO, 23,343人)
C大阪戦(J1 #35)に敗れて中13日。
J1リーグ第36節は、ホーム等々力に岡山を迎える。
残り3節となった現在、勝ち点56の7位。
3位から10位までの可能性があり、少しでも上に行きたい。
先発はC大阪戦から2人を変更する。
新たにウレモヴィッチと橘田健人が入り、佐々木旭がCBからLSBに回る。
先発を外れた田邉秀斗と山本悠樹は、ベンチに座る。
ベンチには、新たに車屋紳太郎と名願斗哉が入る。
車屋は、7月19日に負傷した右ヒラメ筋肉離れから復帰する。
神橋良汰と宮城天の2人が外れている。
ファジアーノ岡山は、J1リーグ11勝8分16敗の15位。
残り3試合で、降格圏18位横浜FCと勝ち点9差。
初参戦のJ1リーグで、残留をほぼ手中にしている。
前節FC東京戦(J1 #35)から中13日で、川崎と同じ日程。
立田悠悟(2)と鈴木喜丈(43)が累積警告で出場停止。
FC東京戦(J1 #35)の3バックの外側の2人を欠く。
アウェイでは、スコアレスドローだった。
250316岡山0-0川崎(J1 #6)
■1st half
岡山は、ルカオ(99)のポストプレーで起点を作る。
とはいえロングボールに頼ることなく、細かくパスをつないでルカオに渡す。
15分、江坂任(8)のスルーパスで木村太哉(27)が抜け出すが、GK山口瑠伊がセーブ。
山本悠樹を欠く川崎は、優勢ながらもゴール前を崩せない。
岡山のプレスを受けて、CBからのロングボールが多くなった。
多少の無理があってもエリソンが受け止めて、
12分に橘田健人、28分に脇坂泰斗がミドル。
43分、橘田健人が右ポケットの河原創にパスを入れる。
右クロスをエリソンが頭で合わせたが、GKスベンド・ブローダーセン(49)が掻き出した。
■2nd half
後半、岡山の動きが落ち、川崎が押していく。
50分、54分、55分、57分、60分とエリソンが立て続けにシュート。
この時間帯はかなり優勢だったが、先制できなかった。
67分、イエローを受けていたエリソンがロマニッチと交代する。
同時に家長昭博も入って遅攻が多くなり、シュートは少なくなった。
岡山は、ルカオがウレモヴィッチに封じられ、拠点を失う。
自陣深くに押し込められて、前進できなくなった。
84分、伊藤達哉が左から仕掛け、こぼれたボールを山本悠樹がミドル。
DFに当たってコースが変わり、好守を続けるGKブローダーセンの牙城を破った。
リードされた岡山は、シンプルに同点を狙う。
90分、神谷優太(33)の右FKがゴール前を流れる。
そして90+5分、佐藤龍之介(39)が左クロスを上げる。
右サイドから走り込んだ松本昌也(28)が同点ゴールを決めた。
LSB佐々木旭は中央に絞っていて、左ウィングの田邉が追ったが振り切られた。
■summary
岡山は、あまり攻撃が機能しなかった。
ルカオ(99)のポスト、佐藤龍之介(39)のドリブル、江坂任(8)のパスと良さはあった。
それでも個人技を有機的に活用できず、チャンスは少なかった。
松本昌也の同点ゴールでドローに持ち込んだが、再現性は高くない。
J1リーグ初昇格のシーズンで、J1残留が確定した。
川崎戦を含めて9試合勝利がなく、最後に勝ったのは8月23日。
失速中ともいえるが、それまでの貯金が大きく効いた。
2年目以降、どのようにJ1リーグに定着するかが大きな課題となる。
川崎は優勢に進めながら、ロスタイムの失点でドローに終わった。
先制ゴールは84分と遅くはなったが、あとは逃げ切るだけだった。
岡山は、FWウェリック・ポポ(98)にシンプルに放り込んだ。
高さのある田邉秀斗を投入したが、松本を抑えられなかった。
次は中21日で、ホーム最終戦となる広島戦(J1 #37)。
悪くない内容を見せてほしい。
■goal
84山本悠樹(6)
90+5松本昌也(28)
■judge
山口瑠伊(98) 6.0 15分、木村太哉との1対1をセーブ。プレー機会は少なかったが安定していた。
VW際(31) 6.0 45分、ボレー。54分、エリソンへの右クロス。75分、PA内右からシュート。
ジェジエウ(4) 5.5 15分、木村太哉に抜け出される。90+6分、前線に上がってオーバーヘッド。
ウレモヴィッチ(22) 6.0 特に後半、ルカオを完全に抑えた。6分、CKを頭でエリソンに落とす。
佐々木旭(5) 5.5 58分、マルシーニョと組んでPA内に進出する。72分、ロマニッチへ左クロス。
橘田健人(8) 6.0 12分、脇坂のパスを強烈なミドル。機を見たプレスで未然にカウンターを防ぐ。
河原創(19) 5.5 パスやトラップのミスが目立つ。43分、右クロス。90+4分、ロングシュート。
伊藤達哉(17) 6.5 目の前の相手をドリブルで突破してチャンスを作る。49分、右からミドル。
脇坂泰斗(14) 6.0 28分、ミドル。バランスを保ちつつプレスを先導する。セットプレーを担当。
マルシーニョ(23) 5.5 スプリントして縦パスの受け手となった。50分、エリソンへラストパス。
エリソン(9) 6.0 力強くポストプレー。44分、イエロー。6分、43分、54分に決定的なシュート。
■sub
66(9)ロマニッチ(91) 5.5 90+1分、VW際のパスから右サイドを独走して、大関へラストパス。
66(23)家長昭博(41) 5.5 ショートパスを繰り返す。73分、76分に右クロス。81分、ミドル。
77(14)大関友翔(16) 5.5 トップ下。強くプレス。90+1分、決定機もシュートは当たり損ね。
77(8)山本悠樹(6) 6.5 ミドルで1ゴール。90+4分、サイドチェンジを奪われて失点に繋がった。
90+3(17)田邉秀斗(15) 4.5 クローズするために投入されたが、松本昌也に同点ゴールを許す。
■bench
安藤駿介(21) 車屋紳太郎(7) 名願斗哉(29) 小林悠(11)
■coach
長谷部茂利 6.0 的確な選手交代だったが、結果的に逃げ切れなかった。
■referee
清水勇人 6.5 偏りが少ないジャッジを続ける。
257,000views
AT+5+6
C大阪戦(J1 #35)に敗れて中13日。
J1リーグ第36節は、ホーム等々力に岡山を迎える。
残り3節となった現在、勝ち点56の7位。
3位から10位までの可能性があり、少しでも上に行きたい。
![]() |
先発はC大阪戦から2人を変更する。
新たにウレモヴィッチと橘田健人が入り、佐々木旭がCBからLSBに回る。
先発を外れた田邉秀斗と山本悠樹は、ベンチに座る。
ベンチには、新たに車屋紳太郎と名願斗哉が入る。
車屋は、7月19日に負傷した右ヒラメ筋肉離れから復帰する。
神橋良汰と宮城天の2人が外れている。
![]() |
ファジアーノ岡山は、J1リーグ11勝8分16敗の15位。
残り3試合で、降格圏18位横浜FCと勝ち点9差。
初参戦のJ1リーグで、残留をほぼ手中にしている。
前節FC東京戦(J1 #35)から中13日で、川崎と同じ日程。
立田悠悟(2)と鈴木喜丈(43)が累積警告で出場停止。
FC東京戦(J1 #35)の3バックの外側の2人を欠く。
アウェイでは、スコアレスドローだった。
250316岡山0-0川崎(J1 #6)
■1st half
岡山は、ルカオ(99)のポストプレーで起点を作る。
とはいえロングボールに頼ることなく、細かくパスをつないでルカオに渡す。
15分、江坂任(8)のスルーパスで木村太哉(27)が抜け出すが、GK山口瑠伊がセーブ。
山本悠樹を欠く川崎は、優勢ながらもゴール前を崩せない。
岡山のプレスを受けて、CBからのロングボールが多くなった。
多少の無理があってもエリソンが受け止めて、
12分に橘田健人、28分に脇坂泰斗がミドル。
43分、橘田健人が右ポケットの河原創にパスを入れる。
右クロスをエリソンが頭で合わせたが、GKスベンド・ブローダーセン(49)が掻き出した。
■2nd half
後半、岡山の動きが落ち、川崎が押していく。
50分、54分、55分、57分、60分とエリソンが立て続けにシュート。
この時間帯はかなり優勢だったが、先制できなかった。
67分、イエローを受けていたエリソンがロマニッチと交代する。
同時に家長昭博も入って遅攻が多くなり、シュートは少なくなった。
岡山は、ルカオがウレモヴィッチに封じられ、拠点を失う。
自陣深くに押し込められて、前進できなくなった。
84分、伊藤達哉が左から仕掛け、こぼれたボールを山本悠樹がミドル。
DFに当たってコースが変わり、好守を続けるGKブローダーセンの牙城を破った。
リードされた岡山は、シンプルに同点を狙う。
90分、神谷優太(33)の右FKがゴール前を流れる。
そして90+5分、佐藤龍之介(39)が左クロスを上げる。
右サイドから走り込んだ松本昌也(28)が同点ゴールを決めた。
LSB佐々木旭は中央に絞っていて、左ウィングの田邉が追ったが振り切られた。
■summary
岡山は、あまり攻撃が機能しなかった。
ルカオ(99)のポスト、佐藤龍之介(39)のドリブル、江坂任(8)のパスと良さはあった。
それでも個人技を有機的に活用できず、チャンスは少なかった。
松本昌也の同点ゴールでドローに持ち込んだが、再現性は高くない。
J1リーグ初昇格のシーズンで、J1残留が確定した。
川崎戦を含めて9試合勝利がなく、最後に勝ったのは8月23日。
失速中ともいえるが、それまでの貯金が大きく効いた。
2年目以降、どのようにJ1リーグに定着するかが大きな課題となる。
![]() |
川崎は優勢に進めながら、ロスタイムの失点でドローに終わった。
先制ゴールは84分と遅くはなったが、あとは逃げ切るだけだった。
岡山は、FWウェリック・ポポ(98)にシンプルに放り込んだ。
高さのある田邉秀斗を投入したが、松本を抑えられなかった。
次は中21日で、ホーム最終戦となる広島戦(J1 #37)。
悪くない内容を見せてほしい。
■goal
84山本悠樹(6)
90+5松本昌也(28)
■judge
山口瑠伊(98) 6.0 15分、木村太哉との1対1をセーブ。プレー機会は少なかったが安定していた。
VW際(31) 6.0 45分、ボレー。54分、エリソンへの右クロス。75分、PA内右からシュート。
ジェジエウ(4) 5.5 15分、木村太哉に抜け出される。90+6分、前線に上がってオーバーヘッド。
ウレモヴィッチ(22) 6.0 特に後半、ルカオを完全に抑えた。6分、CKを頭でエリソンに落とす。
佐々木旭(5) 5.5 58分、マルシーニョと組んでPA内に進出する。72分、ロマニッチへ左クロス。
橘田健人(8) 6.0 12分、脇坂のパスを強烈なミドル。機を見たプレスで未然にカウンターを防ぐ。
河原創(19) 5.5 パスやトラップのミスが目立つ。43分、右クロス。90+4分、ロングシュート。
伊藤達哉(17) 6.5 目の前の相手をドリブルで突破してチャンスを作る。49分、右からミドル。
脇坂泰斗(14) 6.0 28分、ミドル。バランスを保ちつつプレスを先導する。セットプレーを担当。
マルシーニョ(23) 5.5 スプリントして縦パスの受け手となった。50分、エリソンへラストパス。
エリソン(9) 6.0 力強くポストプレー。44分、イエロー。6分、43分、54分に決定的なシュート。
■sub
66(9)ロマニッチ(91) 5.5 90+1分、VW際のパスから右サイドを独走して、大関へラストパス。
66(23)家長昭博(41) 5.5 ショートパスを繰り返す。73分、76分に右クロス。81分、ミドル。
77(14)大関友翔(16) 5.5 トップ下。強くプレス。90+1分、決定機もシュートは当たり損ね。
77(8)山本悠樹(6) 6.5 ミドルで1ゴール。90+4分、サイドチェンジを奪われて失点に繋がった。
90+3(17)田邉秀斗(15) 4.5 クローズするために投入されたが、松本昌也に同点ゴールを許す。
■bench
安藤駿介(21) 車屋紳太郎(7) 名願斗哉(29) 小林悠(11)
■coach
長谷部茂利 6.0 的確な選手交代だったが、結果的に逃げ切れなかった。
■referee
清水勇人 6.5 偏りが少ないジャッジを続ける。
257,000views
AT+5+6
2025/10/31
251025C大阪2-0川崎(J1 #35)
C大阪2-0川崎(ヨドコウ桜スタジアム, 15:00KO, 17,360人)
両チーム合計8ゴールが乱れ飛んだ清水戦(J1 #34)から中5日。
アウェイのC大阪戦は、雨が断続的に降り続いた。
ロマニッチとウレモヴィッチは、出場停止が終わって復帰する。
先発は、清水戦から変更なし。
ウレモヴィッチが出場停止から戻ったが、続けてジェジエウを起用する。
ベンチは、3人を変更する。
新たにGK安藤、出場停止明けのウレモヴィッチとロマニッチが入る。
GKソンリョンが外国籍枠のため外れ、そして土屋と野田も外れる。
セレッソ大阪は、J1リーグ12勝10分12敗の10位。
2009-23年に川崎に所属した登里享平(6)は、ベンチ外。
等々力では、川崎が勝った。
250518川崎2-0C大阪(J1 #17)
■1st half
セレッソは、川崎のプレスを難なくかわす。
2CBから両SBを経由して、ボランチ田中駿汰(10)や喜田陽(5)が前を向く。
ここからFWチアゴ・アンドラーデ(11)やラファエル・ハットン(9)に縦パスを入れる。
川崎はSBから奪おうとするが追い詰めらず、前後に広がったスペースを使われた。
1分、左から大畑歩夢(66)がシュート。
4分、アンドラーデが左クロスを入れる。
VW際とGK山口が続けて触ったが、ハットンの足元に入って先制ゴールを許す。
さらに7分、柴山昌也(48)の右クロスを河原創がカット。
しかしボールはPA内に転がって、田中駿汰が美しくゴールを決めた。
あっという間に2点をリードされる。
川崎はセレッソのプレスに苦しんだ。
ロングボールの目標となったエリソンは、田中駿汰と2CBに挟まれる。
マルシーニョが走るスペースも少なく、速攻ができなかった。
20分を過ぎると、セレッソはペースを落とし、じわじわ前進する。
ただ、セレッソの帰陣は早く、PA内に押し込んでも崩せなかった。
セレッソは44分、柴山の右CKをRCB進藤亮佑(3)がヘッド。
45+1分、ボール奪取からの速攻で、ハットンがフリーでシュート。
■2nd half
ハーフタイムに大関とウレモヴィッチを投入し、佐々木旭がLSBに入る。
ボランチの大関は高めに位置して、脇坂と並んでバイタルで浮くように動いた。
前半よりも長くボールを持つことができた。
しかし、セレッソの守備ブロックの内側に入り込めない。
ボールが止まった状態からでは、決定機は作り出せなかった。
59分、脇坂のパスから伊藤達哉がシュート。
64分と71分には、脇坂がPA内を縦に仕掛ける。
セレッソは深くセットした守備からの速攻が冴えた。
48分、アンドラーデがボレー。
68分、左CKを田中駿汰がヘッド。
ロスタイムには、ジェジエウを前線に上げる。
雨が強くなる中、パワープレイでもチャンスは作れなかった。
■summary
セレッソは、川崎をしっかり攻略した。
特に良かったのはビルドアップ。
プレスを呼び込んでからボランチに渡して、簡単にゴールに迫った。
川崎が修正する前に2得点を奪って、そのまま逃げ切った。
雨が土砂降りとなる時間もある中、見応えが少ないゲームだった。
プレスに出ても簡単に抜け出されて、序盤に2失点。
2点差となってからはボールを持てたが、速攻を封じられた。
60分から出場した家長昭博が調子を戻した感はあったが、やはり遅攻は難しい。
内容も結果も残念なものとなったが、今シーズンの残りは少ない。
次は中13日でホーム岡山戦(J1 #36)。
等々力初訪問となる岡山サポーターの「桃太郎チャント」が楽しみ。
順位に応じて理念強化配分金が増額されるので、少しでも勝ち点を積みたい。
■goal
4ラファエル・ハットン(9) 7田中駿汰(10)
■judge
山口瑠伊(98) 6.0 4分、大きくは弾けずに失点。1分、44分、48分、65分にシュートを防ぐ。
VW際(31) 5.5 50分、柴山昌也の決定機をカット。アンドラーデの縦の抜け出しに対応する。
ジェジエウ(4) 5.5 スプリントを抑えながら慎重なプレー。90+2分、前線に上がってヘッド。
佐々木旭(5) 5.5 左右に散らすビルドアップ。後半、LSBでクロスを入れる。74分、シュート。
田邉秀斗(15) 5.5 自陣でスルーパスやクロスをブロックする。左サイドでパスを引き出した。
河原創(19) 5.5 7分、ぎりぎりのクリアが小さくなり失点。40分、左からクロス性のシュート。
山本悠樹(6) 5.0 45+1分、カウンターを浴びるがボールを追わず。50分、寄せられてロスト。
伊藤達哉(17) 5.5 20分、41分、59分にシュート。45+1分、右からPA内へ仕掛けるもロスト。
脇坂泰斗(14) 5.5 上手くプレスを先導できずに突破された。64分、71分に縦に運んでシュート。
マルシーニョ(23) 5.0 30分、ジェジエウのロングパスをヘッド。60分、伊藤のパスをシュート。
エリソン(9) 5.0 2CB/ボランチに挟まれる。53分、ミドル。58分、佐々木の左クロスをヘッド。
■sub
HT(15)ウレモヴィッチ(22) 5.0 71分、山本の右CKをヘッド。79分、ラフプレイでイエロー。
HT(19)大関友翔(16) 5.5 左ボランチ。少し高めの位置を取る。53分、エリソンへラストパス。
60(23)家長昭博(41) 5.5 右ウィング。ショートパスを繰り返すが、ブロックを崩せなかった。
75(17)宮城天(24) 5.0 左ウィング。75分、PA手前で受けてターン。84分、家長へ左クロス。
79(9)ロマニッチ(91) 5.0 84分、PA内で家長のパスを受ける。88分、ポストプレー。
■bench
安藤駿介(21) 神橋良汰(27) 橘田健人(8) 小林悠(11)
■coach
長谷部茂利 5.0 序盤の2失点を巻き返せず。交代策は悪くなかったが、結果は出なかった。
■referee
谷本涼 6.0 バランス良いジャッジで、試合をスムーズに進行させた。
254,200views
AT+5+5
両チーム合計8ゴールが乱れ飛んだ清水戦(J1 #34)から中5日。
アウェイのC大阪戦は、雨が断続的に降り続いた。
ロマニッチとウレモヴィッチは、出場停止が終わって復帰する。
![]() |
先発は、清水戦から変更なし。
ウレモヴィッチが出場停止から戻ったが、続けてジェジエウを起用する。
ベンチは、3人を変更する。
新たにGK安藤、出場停止明けのウレモヴィッチとロマニッチが入る。
GKソンリョンが外国籍枠のため外れ、そして土屋と野田も外れる。
![]() |
セレッソ大阪は、J1リーグ12勝10分12敗の10位。
2009-23年に川崎に所属した登里享平(6)は、ベンチ外。
等々力では、川崎が勝った。
250518川崎2-0C大阪(J1 #17)
■1st half
セレッソは、川崎のプレスを難なくかわす。
2CBから両SBを経由して、ボランチ田中駿汰(10)や喜田陽(5)が前を向く。
ここからFWチアゴ・アンドラーデ(11)やラファエル・ハットン(9)に縦パスを入れる。
川崎はSBから奪おうとするが追い詰めらず、前後に広がったスペースを使われた。
1分、左から大畑歩夢(66)がシュート。
4分、アンドラーデが左クロスを入れる。
VW際とGK山口が続けて触ったが、ハットンの足元に入って先制ゴールを許す。
さらに7分、柴山昌也(48)の右クロスを河原創がカット。
しかしボールはPA内に転がって、田中駿汰が美しくゴールを決めた。
あっという間に2点をリードされる。
川崎はセレッソのプレスに苦しんだ。
ロングボールの目標となったエリソンは、田中駿汰と2CBに挟まれる。
マルシーニョが走るスペースも少なく、速攻ができなかった。
20分を過ぎると、セレッソはペースを落とし、じわじわ前進する。
ただ、セレッソの帰陣は早く、PA内に押し込んでも崩せなかった。
セレッソは44分、柴山の右CKをRCB進藤亮佑(3)がヘッド。
45+1分、ボール奪取からの速攻で、ハットンがフリーでシュート。
■2nd half
ハーフタイムに大関とウレモヴィッチを投入し、佐々木旭がLSBに入る。
ボランチの大関は高めに位置して、脇坂と並んでバイタルで浮くように動いた。
前半よりも長くボールを持つことができた。
しかし、セレッソの守備ブロックの内側に入り込めない。
ボールが止まった状態からでは、決定機は作り出せなかった。
59分、脇坂のパスから伊藤達哉がシュート。
64分と71分には、脇坂がPA内を縦に仕掛ける。
セレッソは深くセットした守備からの速攻が冴えた。
48分、アンドラーデがボレー。
68分、左CKを田中駿汰がヘッド。
ロスタイムには、ジェジエウを前線に上げる。
雨が強くなる中、パワープレイでもチャンスは作れなかった。
■summary
セレッソは、川崎をしっかり攻略した。
特に良かったのはビルドアップ。
プレスを呼び込んでからボランチに渡して、簡単にゴールに迫った。
川崎が修正する前に2得点を奪って、そのまま逃げ切った。
![]() |
雨が土砂降りとなる時間もある中、見応えが少ないゲームだった。
プレスに出ても簡単に抜け出されて、序盤に2失点。
2点差となってからはボールを持てたが、速攻を封じられた。
60分から出場した家長昭博が調子を戻した感はあったが、やはり遅攻は難しい。
内容も結果も残念なものとなったが、今シーズンの残りは少ない。
次は中13日でホーム岡山戦(J1 #36)。
等々力初訪問となる岡山サポーターの「桃太郎チャント」が楽しみ。
順位に応じて理念強化配分金が増額されるので、少しでも勝ち点を積みたい。
■goal
4ラファエル・ハットン(9) 7田中駿汰(10)
■judge
山口瑠伊(98) 6.0 4分、大きくは弾けずに失点。1分、44分、48分、65分にシュートを防ぐ。
VW際(31) 5.5 50分、柴山昌也の決定機をカット。アンドラーデの縦の抜け出しに対応する。
ジェジエウ(4) 5.5 スプリントを抑えながら慎重なプレー。90+2分、前線に上がってヘッド。
佐々木旭(5) 5.5 左右に散らすビルドアップ。後半、LSBでクロスを入れる。74分、シュート。
田邉秀斗(15) 5.5 自陣でスルーパスやクロスをブロックする。左サイドでパスを引き出した。
河原創(19) 5.5 7分、ぎりぎりのクリアが小さくなり失点。40分、左からクロス性のシュート。
山本悠樹(6) 5.0 45+1分、カウンターを浴びるがボールを追わず。50分、寄せられてロスト。
伊藤達哉(17) 5.5 20分、41分、59分にシュート。45+1分、右からPA内へ仕掛けるもロスト。
脇坂泰斗(14) 5.5 上手くプレスを先導できずに突破された。64分、71分に縦に運んでシュート。
マルシーニョ(23) 5.0 30分、ジェジエウのロングパスをヘッド。60分、伊藤のパスをシュート。
エリソン(9) 5.0 2CB/ボランチに挟まれる。53分、ミドル。58分、佐々木の左クロスをヘッド。
■sub
HT(15)ウレモヴィッチ(22) 5.0 71分、山本の右CKをヘッド。79分、ラフプレイでイエロー。
HT(19)大関友翔(16) 5.5 左ボランチ。少し高めの位置を取る。53分、エリソンへラストパス。
60(23)家長昭博(41) 5.5 右ウィング。ショートパスを繰り返すが、ブロックを崩せなかった。
75(17)宮城天(24) 5.0 左ウィング。75分、PA手前で受けてターン。84分、家長へ左クロス。
79(9)ロマニッチ(91) 5.0 84分、PA内で家長のパスを受ける。88分、ポストプレー。
■bench
安藤駿介(21) 神橋良汰(27) 橘田健人(8) 小林悠(11)
■coach
長谷部茂利 5.0 序盤の2失点を巻き返せず。交代策は悪くなかったが、結果は出なかった。
■referee
谷本涼 6.0 バランス良いジャッジで、試合をスムーズに進行させた。
254,200views
AT+5+5











