2026/10/31

261028鳥栖0-2川崎(YLC R16)

鳥栖0-2川崎(駅前不動産スタジアム, 19:00KO, 5,366人)

J1リーグ3連勝となった岡山戦(J1 #12)から中2日。
 ヤマザキビスケット・ルヴァンカップ(YLC)の4回戦、サガン鳥栖戦。
 5週連続のミッドウィーク開催で、8連戦の7試合目。
 10月7日の宮崎戦(天皇杯 R32)から続く連戦の終わりが見えてきた。

残念ながら、駅前不動産スタジアムのバックスタンドは閉鎖。
 水曜日のYLCなので、観客数を懸念したものと思われる。
 観やすいスタンドなので、バックの中央下層だけでも開けてほしかった。

YLCでは、2回戦で熊本に、3回戦で磐田に勝利している。
 260929熊本0-1川崎(YLC R64)
 261014磐田0-4川崎(YLC R32)


先発は、岡山戦から10人が変わる。
 続けて先発するのはウレモヴィッチだけとなった。
 岡山戦で途中出場の佐々木旭、河原創、山市秀翔、大関友翔、持山匡佑の5人が先発。
 ベンチ入り(出場なし)だったGK山口瑠伊、丸山祐市、長璃喜の3人も先発。
 さらに、ベンチ外だった松長根悠仁と由井航太の2人が入った。

外れる山原玲音、ホマーノ、三浦颯太、山本悠樹、伊藤達哉、脇坂泰斗、マルシーニョの7人がベンチに回る。
 GKブローダーセン、橘田健人、デリキの3人は、ベンチ外となった。

ベンチには、GKクンヒョンが新たに入り、小林悠が続けて入る。


サガン鳥栖は、J2リーグ5勝2分6敗で10位。
 YLCは、1回戦で奈良(J3)、2回戦で東京V(J1)、3回戦で福岡(J1)に勝利した。
 4回戦に勝ち残ったチームで、唯一のJ2リーグ所属。

日曜日の八戸戦(J2 #13)から中2日で、川崎と同じ日程。
 先発は、八戸戦から11人全員が変わっている。
 ボランチで先発する松岡響祈(41)は、環太平洋大学所属の特別指定選手。
 ベンチには、鳥栖U-18からトップ昇格した17歳の伊澤璃来(47)が入っている。

川崎との対戦は、2024年のJ1リーグ時代以来。
 240515鳥栖5-2川崎(J1 #14)
 240913川崎3-2鳥栖(J1 #30)

■1st half
鳥栖は5バックで、縦に圧縮したコンパクトな陣形。
 川崎2CBにはボールを持たせて、ボランチに渡ってから寄せ始める。

川崎はロングボールに逃げず、難しくともパス交換を続ける。
 15分あたりからは、鳥栖が少しずつ間延びし始める。
 ハーフコートに押し込んで、即時奪回も交えながらゴールに迫る。
 19分と21分に山市秀翔、22分に長璃喜がシュート。

鳥栖は32分、中原輝(20)の右クロスから玄理吾(18)がシュート。
 さらに川崎のリスタートを回収して、松岡響祈(41)がミドル。
 続く33分、由井のパスを奪って酒井宣福(15)がミドル。
 この時間帯、川崎を深く押し込んで、良い時間帯を作った。
 38分にも由井のロストから、松岡響祈がシュート。

川崎はRWG山市秀翔に比重を置いて、右サイドから攻め続けた。
 序盤は左サイドから仕掛ける機会があったが、徐々に減っていく。

■2nd half
後半に入ると、さらに一方的に川崎が押し込んだ。
 2CBが由井航太にボールを渡して、ハーフスペースの河原創が引き受ける。
 山市秀翔と佐々木旭の右サイドに、大関友翔が加勢していく。
 60分までに6本のCKを獲得し、山市秀翔と河原創が蹴った。

65分、由井航太の縦パスから山市秀翔がPA内へ走り込む。
 大関友翔のラストパスはDFにカットされたが、山市秀翔が拾って先制ゴール。

リードされた鳥栖は、71分から2トップに移行する。
 選手を入れ替えていくものの、大きな効果は出せなかった。
 83分、伊澤璃来のミドルループがバーを叩いたのが、最大のチャンス。

86分、脇坂泰斗が相手に触られながらも力強く前進する。
 右クロスを上げると、ファーのマルシーニョが蹴り込んだ。

■summary
鳥栖は押し込まれながらも、前半を無失点で切り抜ける。
 後半、川崎の攻勢はさらに強まるが、良く耐えていた。
 あれだけの攻撃を浴び続ければ決壊は時間の問題で、65分の失点はやむを得ない。
 押し上げる時間をもう少し作りたかったが、難しかった。

攻撃ではPA内を崩すに至らず、決定機は少なかった。
 それでも83分の伊澤璃来のように、ミドルを狙っていった。
 ミドルのどれかが決まっていれば、延長に持ち込めたかもしれない。


川崎は、サブ組主体のユニットが成熟してきた。
 圧力を掛け続け、ピンチも少ないまま、2ゴールで快勝。
 YLCベスト8に進出して、次は2試合制の準々決勝。

由井航太は、YLC磐田戦に続くトップチーム2試合目の出場。
 危険なロストもいくつかあったが、相手の動きを観察しながらシンプルに捌く。
 大関友翔と松長根悠仁(アカデミー1学年上)との関係性も、長年の蓄積もあってスムーズだった。

次は中3日で、アウェイ横浜FM戦(J1 #13)。
 いよいよ8連戦の最終戦となる。
 鳥栖戦で休んだメンバーでしっかり戦いたい。

■goal
65山市秀翔(25) 86マルシーニョ(23) 

■card
75Y酒井宣福(15) 
64Y松長根悠仁(2) 

■judge
山口瑠伊(1) 6.0 33分、酒井宣福のミドルを弾き出す。2分、32分、38分のミドルをキャッチ。
佐々木旭(5) 6.0 3分、楢原慶輝(8)に抜かれるも、追ってボール奪取。25分、56分にシュート。
ウレモヴィッチ(22) 6.5 32分、パスミス。74分、伊澤璃来と酒井宣福の決定機2つをブロック。
丸山祐市(28) 6.0 ゴール前を堅く守る。3分、71分に縦パスをミス。41分、右クロスをクリア。
松長根悠仁(2) 6.0 LSBでパスを中継。64分、イエロー。79分からRSB。90+1分、シュート。
河原創(19) 6.5 立ち位置良く中盤を制す。9分、83分にシュートブロック。32分、クリアミス。
由井航太(26) 6.0 持ち過ぎずつなぐ。33分、38分のロストから決定機を許す。60分、ボレー。
山市秀翔(25) 7.0 1ゴール。19分、ボール奪取して決定的シュート。21分、54分にシュート。
大関友翔(16) 6.5 9分、ミドル。33分、50分にシュート。ラストパスで山市のゴールを生んだ。
長璃喜(34) 5.5 左ワイドで待ち受ける。22分、54分にシュート。27分、72分にボールカット。
持山匡佑(20) 5.5 周囲と連動したプレスで追い詰める。43分、47分、69分、82分にシュート。

■sub
68(34)マルシーニョ(23) 6.5 1ゴール。69分、シュート。 90+5分、左からラストパスを狙う。
79(22)ホマーノ(4) 6.0 80分、82分、90+2分にループパスを入れる。守備機会は少なかった。
79(5)三浦颯太(13) 5.5 89分、長距離の左クロスを入れる。リードを踏まえて攻撃は自重した。
85(16)脇坂泰斗(14) 6.5 DFに触られつつも運んで1アシスト。90+5分、ターンからドリブル。
85(30)小林悠(11) 5.5 86分、中央で囮となってゴールをサポート。90+2分、ポスト失敗。

■bench
クンヒョン(33) 山原怜音(28) 山本悠樹(6) 伊藤達哉(17) 

■coach
長谷部茂利 6.5 前半をゼロゼロで終え、後半の2ゴールで勝利。早い時間の主力投入を避けた。

■referee
小林拓矢 6.5 ほとんどファウルを取らなかったが、スムーズに進行した。

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2026/10/26

261025川崎2-1岡山(J1 #12)

川崎2-1岡山(U等々力, 16:00KO, 19,586人)

J1リーグ2連勝となった神戸戦(J1 #11)から中3日。
 8連戦の6試合目は、ホーム連戦となる岡山戦。
 日曜日の等々力は雨が降っていたが、寒くはなかった。


先発は、神戸戦から5人が変わる。
 新たにウレモヴィッチ、三浦颯太、山本悠樹、伊藤達哉、脇坂泰斗が先発する。
 丸山祐市、佐々木旭、河原創、山市秀翔、大関友翔は ベンチに回る。

1週前のC大阪戦(J1 #10)の先発と比べると、10人が同じ。
 RSBに山原怜音が入って、佐々木旭が外れている。

ベンチからは、松長根悠仁が外れている。


ファジアーノ岡山は、J1リーグ5勝1分5敗の10位。
 ホーム水戸戦(J1 #11)から中3日で、先発は2人を入れ替える。
 ルヴァンカップ3回戦に勝てば8連戦だったが、名古屋に敗退。
 次の水曜日が空いたので、今日で6連戦が終わる。

2025年の対戦は、2分だった。
 250316岡山0-0川崎(J1 #6)
 251108川崎1-1岡山(J1 #36)

■1st half
1分、山本悠樹の縦パスでマルシーニョが抜け出す。
 CB立田悠悟(48)とGKレナート・モーザー(1)が寄せて、シュートは外れた。

その後の10分間、岡山が攻め立てる。
 4分に宮本英治(41)がミドル、6分にルカオ(99)がシュート。
 2本のCKを経て、11分には河野孝汰(20)がFKを直接狙った。

しっかり耐えていた川崎は、12分。
 脇坂泰斗がルカオのパスを奪うと、マルシーニョへと縦に渡す。
 デリキがスルーパスを追って立田悠悟に走り勝ち、柔らかくGK脇を抜いて先制ゴール。

早々に先制したが、ビルドアップは上手くいかない。
 ウレモヴィッチは、GKブローダーセンへのバックパスを選択しがち。
 プレスを引き込んでしまい、ブローダーセンがロングキックを蹴って回収される。
 RSB山原怜音も窮屈で、前方や中央へのパスを奪われた。

岡山は、川崎を押し込みながら攻撃を続けた。
 23分、左クロスをオベルダン(80)がヘッド。
 31分、ゴール前の混戦から白井康介(51)がボレー。

■2nd half
後半も1点を追う岡山が仕掛けていく。
 47分、本山遥(26)の右クロスを河野孝汰がシュート。
 50分、河野孝汰の右CKから、ルカオがシュート。

ところが、ゴールしたのは川崎だった。
 51分、GKブローダーセンのロングスローが起点となる。
 伊藤達哉がPA内右側でドリブルして、マイナスのラストパス。
 マルシーニョが押し込んで、2点目が入った。

岡山は押し込んで、クリアボールを拾って攻撃を繰り返す。
 56分に立田悠悟が、57分に神谷優太(33)がミドル。

75分、山本悠樹から奪ったオベルダンが、ゴール左上を射抜く。
 1点差としてからも、さらに攻勢を続ける。
 77分、江坂任(8)のミドルがクロスバーを叩く。
 78分、江坂の右クロスを山根永遠(88)がシュート。

川崎は、投入された山市秀翔や河原創が頑張って走る。
 岡山の勢いは落ち着き、1点差のままで試合を終えた。

■summary
岡山は、とにかく1トップのルカオにパスを入れていく。
 ルカオはホマーノを背負いながら、ポストプレーをこなした。
 江坂任の正確なクロスボールも脅威となっていた。

2点のリードを追って、早めの交代で仕掛けた。
 55分、レオ・ガウショ(9)を投入して、ルカオとの2トップに移行。
 72分までに5人の交代枠を使い切り、1点を奪った。
 ただ、川崎も選手を入れ替えると、体力的な優位を保てなかった。


川崎は、J1リーグ3連勝、公式戦4連勝を飾った。
 速攻から2ゴールを奪って、ゴール前を固めて逃げ切った。
 ただ、中央からのビルドアップはあまり機能しなかった。
 結果は出ているものの、良い内容とまではいえなかった。

途中から出場した選手たちは、守備で貢献した。
 欲をいえば3点目を決めてほしかったが、決定機は作れなかった。

三浦颯太は、C大阪戦の90+4分に右膝を痛めた。
 そのまま担架で運ばれたが、1週間後のこの岡山戦で先発フル出場。
 長期間の離脱もあり得ると思ったが、連戦の中での朗報といえる。

次は中2日で、アウェイのYLC鳥栖戦(YLC R16)。
 神戸戦のメンバーを基本としながら、勝ち上がりたい。

■goal
12デリキ(97) 51マルシーニョ(23) 
75オベルダン(80) 

■card
59Yデリキ(97) 
27Y鈴木喜丈(43) 46ルカオ(99)

■judge
ブローダーセン(49) 5.0 キックの精度は低め。77分、江坂任のミドルへと手を伸ばすが触れず。
山原怜音(29) 5.0 ビルドアップを狙われ、逃げ道を探せなかった。6分、50分に危険なパスミス。
ホマーノ(4) 6.5 ルカオと強く渡り合う。6分、ルカオのシュートをカット。43分、45分に奪取。
ウレモヴィッチ(22) 6.0 守勢に回ったPA内で絶大な頼もしさ。GKへのバックパスを選択しすぎ。
三浦颯太(13) 6.0 8分、江坂任の左クロスをクリア。32分、34分に縦パス。攻撃参加は少なめ。
橘田健人(8) 6.0 良いポジションを取り続けて攻守に効いた。90+2分、ボール奪取してFK獲得。
山本悠樹(6) 5.0 1分、マルシーニョへ縦パス。75分、蹴らない判断が裏目となり奪われて失点。
伊藤達哉(17) 6.0 ボール奪取からドリブルで縦に運んで1アシスト。9分、37分にスルーパス。
脇坂泰斗(14) 6.0 12分、マルシーニョへ正確な縦パス。74分、持山のラストパスをシュート。
マルシーニョ(23) 7.0 1ゴール1アシスト。1分、シュート。裏抜けのスプリントでパスを呼ぶ。
デリキ(97) 6.5 スピードで競り勝って1ゴール。59分、GKに突っ込みイエロー。負傷して交代。

■sub
64(93)持山匡佑(20) 6.0 1トップ。65分、プレスで追ってCKを獲得。80分、81分にシュート。
72(29)佐々木旭(5) 6.0 RSB。81分、ボール奪取。ロスタイム、右ライン際で時間を消費した。
72(23)山市秀翔(25) 6.0 RWG。力強いプレスで岡山の前進を阻んだ。81分、右からドリブル。
82(6)河原創(19) 6.0 84分、神谷優太のPAへのドリブルをカット。87分、右クロスをクリア。
82(17)大関友翔(16) 5.5 LWG。83分、PA内へドリブルしてロストしたが、即時に奪回。

■bench
山口瑠伊(1) 丸山祐市(28) 長璃喜(34) 小林悠(11) 

■coach
長谷部茂利 6.0 岡山の攻勢を受ける時間が長かったが、選手交代で逃げ切った。

■referee
先立圭吾 5.5 疑問の残る判断も散見されたが、結果に影響はなかった。

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2026/10/25

261021川崎2-1神戸(J1 #11)

川崎2-1神戸(U等々力, 19:00KO, 20,737人)

数的有利となって勝利したC大阪戦(J1 #10)から中3日。
 8連戦の5試合目となる神戸戦は、水曜日の19時キックオフ。
 5週連続のミッドウィークの4週目となるが、その中で唯一のホーム開催。


先発は、C大阪戦から5人が変わる。
 新たに山原怜音、丸山祐市、河原創、山市秀翔、大関友翔が先発する。
 山市秀翔は、J1リーグ初先発となる。
 ウレモヴィッチ、山本悠樹、伊藤達哉、脇坂泰斗がベンチに回る。
 C大阪戦の終盤に負傷した三浦颯太は、ベンチ外。

ベンチには、松長根悠仁が入った。


ヴィッセル神戸は、J1リーグ7勝1分2敗の4位。
 岡山戦(J1 #10)から中2日だが、先発の入れ替えは1人だけ。
 新たに飯野七聖(2)が先発して、酒井高徳(24)がベンチに回る。
 2013-19年に川崎に所属したGK新井章太(21)は、ベンチスタート。

2025年の対戦は、神戸の2勝だった。
 250416神戸2-1川崎(J1 #12)
 250621川崎1-2神戸(J1 #21)

■1st half
神戸のビルドアップは、詰まり気味となった。
 2ボランチ井手口陽介(7)と鍬先祐弥(25)へのパスコースが塞がれる。
 ロングボールに追い込まれたが、大迫勇也(10)が競り勝って味方に落とした。

川崎は逆にプレスを受けても前進していく。
 ホマーノは、プレスを引き寄せてから切り返し、パスをつないだ。
 河原創、橘田健人、大関友翔の中盤3枚がショートパスで組み立てた。

5分、9分、13分、21分にデリキがシュート。
 強いシュートではなかったが、良い動きでゴールに迫る。
 10分、右から山市秀翔がシュート。

神戸は25分を過ぎると、蹴るのを止めて組み立てる。
 川崎のプレスは緩んだが、神戸も体力的に厳しく、ゆったりプレーした。

川崎は序盤より落ち着いたものの、引く続き攻めていく。
 27分、山市が中へドリブルして、マルシーニョがシュート。
 33分、山市の右クロスをデリキがヘッド。

■2nd half
後半も川崎ペースが続く。
 46分にマルシーニョ、51分に橘田健人、56分に山市秀翔がシュート。

神戸はセットプレー主体で反撃する。
 LSBジエゴ(15)が左右からロングスローを入れていく。

58分に投入された伊藤達哉が、スコアを大きく動かした。
61分、ホマーノの奪取から、伊藤が右クロス。
 ファーのマルシーニョがダイビングヘッドで叩き込み、先制する。
さらに71分、河原創の浮き球パスを、伊藤がダイレクトで右クロス。
 ボールは風に流され、GK権田修一(71)を越えてゴールに飛び込んだ。

2点リードしたが、勝利は決まらなかった。
73分、井手口陽介がミドル。
さらにその直後、エリキ(94)が左クロスを入れる。
 大迫勇也がPA内で受けると、左に運んでゴールを決めた。
 ウレモヴィッチは大迫を見失い、最後は滑ったが止められなかった。

82分、ジエゴの右クロスからゴール前での混戦となる。
 押し込まれそうになったが、佐々木旭が辛くも蹴り出した。
 この後は、川崎が時間を使って逃げ切った。

■summary
神戸はターンオーバーせず、疲労の色が濃かった。
 1つ1つの遅れた動きが重なって、劣勢の時間が続く。

大迫勇也(10)は、ほぼすべてのロングボールを受け止める。
 競り勝つだけでなく、味方に落としてチームの前進を支えた。
 73分のゴールも、角度がなく難しい状況から決めてみせた。

中2日で不利な日程の上、選手を入れ替えなかったことが敗因のひとつ。
 脳振盪交代があって7人まで交代可能だったが、実際の交代は4人だけ。
 7人の交代枠をすべて使い切った川崎とは対照的だった。
 次の町田戦(J1 #12)も中2日なので、コンディションが気になる。


川崎は1点差だったが、内容的に神戸を圧倒した。
 新たに起用された河原創、山市秀翔、大関友翔の3人が活躍した。
 2ゴールは山市と大関の交代後だったが、2人の貢献は大きかった。
 8連戦という厳しい日程の中、中規模のターンオーバーで勝利した。

次は中3日でホーム連戦となる岡山戦(J1 #12)。
 選手を入れ替えながら勝利したい。

■goal
61マルシーニョ(23) 71伊藤達哉(17) 
73大迫勇也(10) 

■card
52Y佐々木旭(5) 
79Y武藤嘉紀(11) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 82分、88分にキックミス。82分、混戦の中でキャッチできなかった。
山原怜音(29) 6.0 33分、山市へ縦パス。41分、ミドル。守備負担は山市のおかげで軽減された。
ホマーノ(4) 7.0 プレスを剥がし、前線へロングパスを届ける。63分、CKで接触し脳震盪交代。
丸山祐市(28) 6.0 40分、佐々木旭へロングパス。ピンチを迎える前に神戸の攻撃を抑え込んだ。
佐々木旭(5) 6.0 52分、イエロー。76分、80分に岩本悠庵(23)に抜かれる。83分、PA内クリア。
河原創(19) 6.5 1アシスト。5分、ボレー。正確なパスワークと豊富な運動量で大きく貢献した。
橘田健人(8) 6.5 51分、ドリブルシュート。いつもと同じく優れた予測でパスカットを繰り返す。
山市秀翔(25) 6.5 10分、右からシュート。27分、ドリブル。56分、2回ルーズを拾いシュート。
大関友翔(16) 6.0 5分、ターンで突破。14分、リターンパスをミス。21分、デリキへ右クロス。
マルシーニョ(23) 6.5 1ゴール。27分、46分にシュート。ホマーノのロングボールを引き出す。
デリキ(97) 6.0 5分、9分、13分、21分、33分にシュート。81分、山川哲史(4)からボール奪取。

■sub
59(25)伊藤達哉(17) 7.5 1ゴール1アシストで勝利を呼び込む。84分の右クロスは大きすぎた。
59(16)脇坂泰斗(14) 6.0 質の高い攻撃を牽引。62分、こぼれ球をミドル。90+6分、シュート。
67(4)c1ウレモヴィッチ(22) 5.0 73分、大迫勇也を離して失点。多くのロングボールをクリア。
82(97)小林悠(11) 5.5 90+2分、佐々木旭の左クロスをシュート。ハイボールを競り合った。
82(29)山本悠樹(6) 5.5 左ボランチ。89分、縦パスをインターセプト。プレー機会は少なめ。
87(20)持山匡佑(20) 5.5 90+5分、フリーで持ったものの、縦に蹴り出してボールを捨てた。
90+3(8)c2松長根悠仁(2) 6.0 RSB。90+4分、縦パスをインターセプト。90+6分、右クロス。
(c1:脳振盪交代/c2:相手チーム脳振盪交代による追加交代枠)

■bench
山口瑠伊(1) 長璃喜(34) 

■coach
長谷部茂利 6.5 選手を入れ替えながら勝利。脳振盪交代による追加分を含めて交代枠を使い切る。

■referee
中村太 6.5 早くも今季等々力3試合目の主審。迷いを感じさせない明快なジャッジ。

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2026/10/20

261017C大阪2-4川崎(J1 #10)

C大阪2-4川崎(ヤンマーハナサカスタジアム, 15:00KO, 20,649人)

名古屋戦(J1 #9)、YLC磐田戦(YLC R32)から中2日が続いてC大阪戦。
 8連戦の4戦目だが、この中2日の連戦が最も日程が厳しいところ。

長居球技場は、今年からヤンマーハナサカスタジアムとなった。
 2010年からはキンチョウ、2018年からはヨドコウ桜と呼ばれていた。
 訪問するのは年1回なので、名前が変わると戸惑いが大きい。
 現地に行けば、いつもと変わらない球技専用スタジアムが迎えてくれる。


先発は、YLC磐田戦から11人全員を変更。
 前週の名古屋戦から見ると、先発10人が同じ。
 YLC磐田戦での大きなターンオーバーを元に戻した形。
 名古屋戦の先発に新たに佐々木旭が入り、山原玲音がベンチに回る。

名古屋戦のベンチと比べ、小林悠が入り、家長昭博が外れた。


セレッソ大阪は、J1リーグ3勝3分3敗の12位。
 水曜日にYLC鳥取戦(YLC R32)があって、川崎と同じ中2日。
 同じ8連戦の4戦目だが、前週のJ1リーグは土曜日開催で、中3日→中2日の連戦。

2009-23年に川崎に所属した登里享平(6)は、ベンチ外。

2025年の対戦は、1勝1敗だった。
 250518川崎2-0C大阪(J1 #17)
 251025C大阪2-0川崎(J1 #35)

■1st half
川崎は10分、早くも先制する。
 三浦颯太が、左からの長距離FKをゴール前に届ける。
 DFラインを抜け出したホマーノが、トラップして蹴り込んだ。

さらに19分、ホマーノがFKを縦に蹴り込む。
 井上黎生人(4)がクリアし切れず、流れたボールに伊藤達哉が走り込む。
 大畑歩夢(66)が後ろから伊藤達哉を倒し、DOGSOで退場となった。

10人となったセレッソは、3バックから4バックに移行する。
 ゴール前でブロックを組んで、カウンターで反撃を狙う。

31分、佐々木旭が負傷交代して、RSBに山原玲音が入る。
 連戦が続く山原怜音にとって、突然の出番で難しい状況だった。

41分、FWパブロ・サバック(19)がPA内でパスを受ける。
 ウレモヴィッチがサバックをがっちり抑え込み、シュートを弾く。
 山原怜音がこぼれたボールをクリアに出るが、タックルは遅れた。
 ルーカス・フェルナンデス(77)を倒してPKを与え、同点とされた。

川崎は攻撃が停滞していたが、45+3分。
 空いたバイタルから橘田健人が左足ミドルを叩き込む。
 GK中村航輔(23)が動くことができないほどで、再びリードする。

■2nd half
48分、1人少ないセレッソが再び同点ゴール。
 中央の田中駿汰(10)にボールが渡り、寄せてきた橘田健人に競り勝つ。
 丸山祐市が左サイドに出向いていて、ゴール前にはウレモヴィッチが残るだけ。
 田中駿汰のスルーパスを受け取った小見洋太(41)が、GK1対1を制した。

川崎は暑さもあって、前線の動き出しがほとんどない。
 選手交代も遅く、ボールを握って押し込んではいても、ゴールに迫れない。

それでもセレッソの守備は、疲労が重なって崩れていく。
 72分、脇坂泰斗がフリーでシュート。
 そして74分、脇坂泰斗が今度はコースを打ち抜いて、3度目のリードを奪った。

75分に大関、87分に小林悠と河原創を投入する。
 この3人のフレッシュな動きもあって、明確に優位に立った。
 88分、河原創の縦パスから大関友翔がゴールした。

■summary
セレッソは、大畑の退場で10人となってから善戦した。
 川崎にボールを持たせて、縦に早くゴールを目指すプレーを共有する。
 きれいに組織された4バックで、1人足りない分をしっかり走って補った。

70分以上に渡って数的不利だったが、2ゴールを奪ったのは称賛すべき。
特に田中駿汰は、バイタルのスペースを埋め続け、2点目をアシスト。
 74分、バックパスのミスから失点したが、素晴らしかった。


川崎は早い時間に先制点を奪って、さらに数的有利となった。
 これ以上ない展開となったが、セレッソに抵抗を許して2失点を喫した。
 内容に少し不満は残るものの、しっかりと勝ったことは良かった。

YLC磐田戦を回避した選手たちは中5日だったが、動きは鈍かった。
 8連戦の4試合目ということで、コンディションの見極めは難しい。

佐々木旭、ホマーノが負傷交代し、三浦颯太も負傷した。
 最終ラインにケガ人が相次いでいるが、できるだけ軽症であることを願う。

次は中3日でホーム神戸戦(J1 #11)。
 強力なチーム相手だが、悪くない内容を期待したい。

■goal
43PKルーカス・フェルナンデス(77) 48小見洋太(41) 
10ホマーノ(4) 45+3橘田健人(8) 74脇坂泰斗(14) 89大関友翔(16) 

■card
19R大畑歩夢(66) 53ジャクソン・アーバイン(36) 65パブロ・サバック(19)
36Yホマーノ(4) 41Y山原怜音(29) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 仕事は少なかった。2失点は仕方ない。84分、右CKをキャッチできず。
佐々木旭(5) 5.0 12分、マルシーニョへの右クロスはオフサイド。31分、足の負傷で交代する。
ホマーノ(4) 7.0 1ゴール。19分、FKを伊藤達哉へ蹴る。36分、イエロー。前半だけで退いた。
ウレモヴィッチ(22) 6.0 41分、サバックをPA内で抑え込む。48分の失点は止めるのは難しい。
三浦颯太(13) 6.5 FKで1アシスト。90+4分、ボールを追い掛けて右膝を負傷。担架で運ばれる。
橘田健人(8) 6.5 1ゴール。15分、マルシーニョへループパス。48分、田中駿汰に競り負け失点。
山本悠樹(6) 5.5 ボールタッチは少なかった。6分、トラップミス。61分、三浦へのループパス。
伊藤達哉(17) 6.0 19分、大畑歩夢の退場を誘発。50分、バックパスをミス。64分、シュート。
脇坂泰斗(14) 6.5 1ゴール。21分、FKを直接狙った。33分、スルーパス。73分、シュート。
マルシーニョ(23) 6.0 51分、ヘッド。1アシスト。12分と23分にゴールするが、オフサイド。
デリキ(97) 5.5 動き出しが少なく、前線で立ち尽くす。59分、68分にロングボールを受ける。

■sub
31(5)山原怜音(29) 4.5 1アシスト。41分、PKを与えてイエロー。バックパスの選択が多すぎ。
HT(4)丸山祐市(28) 5.5 LCB。48分、左サイドに出向いたが止められず、ゴール前を空け失点。
75(23)大関友翔(16) 6.5 左ウィング。華麗なターンで1ゴール。82分、90+5分にスルーパス。
86(8)河原創(19) 6.0 ダイレクトの縦パスで大関友翔をアシスト。スペースをしっかり埋める。
86(97)小林悠(11) 5.0 90分、伊藤達哉の右クロスに追い付けず。動き出しは悪くなかった。

■bench
山口瑠伊(1) 山市秀翔(25) 長璃喜(34) 持山匡佑(20) 

■coach
長谷部茂利 6.0 終盤に突き放したが、選手交代が遅く、セレッソの反撃を許す。

■referee
上田益也 6.0 大畑歩夢のレッドは妥当。イエロー4枚は出し過ぎだったか。

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AT+7+7

2026/10/19

261017U-21川崎0-1U-21浦和(U-21 #5)

U-21川崎0-1U-21浦和(麻生G, 11:00KO, 400人)

★U-21リーグ観戦記で用いる略称については、こちらを参照。

トップチーム8連戦の途中に組まれたホームU-21浦和戦。
 2度目の麻生グラウンドでの開催となって、観客は400人。

トップチームのアウェイC大阪戦(J1 #10)は、同日15時キックオフ。
 時間的に大阪と掛け持ちできないので、トップチームからの参加は限られる。
 U-18PLEのFC東京戦(U-18PLE #18)は、翌日の開催。

由井航太は、U-21東京V(U-21 #4)で退場して、出場停止。


先発は、U-21東京V戦から7人が変わる。
 続けて先発するのは、GKクンヒョン、松長根悠仁、渡邉拓眞(U-18*1)、カイキの4人。
 負傷していた林駿佑と関德晴が復帰している。
 初音虎次郎(U-18*1)は、U-21リーグ初出場となった。

ベンチには、GK早坂勇希(OA)が入った。


U-21浦和は、U-21リーグ1勝3敗。
 先発陣では、ルカ・ディドゥリカ(5)が19歳で最年長。
 U-18所属選手が10人先発している。

■1st half
川崎も浦和もビルドアップはぎこちなく、お互いに蹴り合った。
 浦和は10分、ロングボールから蔦澤洋紀(10)がシュート。

川崎は、2列目からチャンスを作る。
 14分、川村求の縦パスから吉田琉海がターンしてシュート。
 19分、関德晴のラストパスを木下勝正がミドル。

忙しなく攻め合う中の38分。
 川村求の左クロスを拾って、高橋温郎(6)が大きくクリア。
 中村虎太郎(9)に追い抜かれた林駿佑が、PA内で中村を背後から倒してしまう。
 このPKを中村が決めて、浦和が先制する。

■2nd half
川崎はハーフタイムで林駿佑と関德晴が交代する。
 松長根がRSBに動き、藤田明日翔と上野煌士郎が2CBを組む。
 LSBには吉田琉海がLWGから回った。

50分過ぎに、浦和が連続して決定機を作っていく。
 55分、中村虎太郎が右からシュート。
 56分、宮﨑叶(7)の左CKを小川直澄(8)がフリーでヘッド。
 58分、右からのクロスを中村がスルーして、宮﨑がシュート。

この後は、1点を追う川崎が攻めていった。
 61分、初音虎次郎のスルーパスからカイキがシュート。
 62分、川村求がミドル。

終盤になると、さらに浦和を押し込んだ。
 84分、松長根のスルーパスから十河晟央がシュート。
 85分、小川尋斗がパスを刺し込み、木下がシュート。
 85分、木下の左CKを松長根がヘッド。
 90分、松長根のパスから十河がシュートし、さらに木下がシュート。
 畳み掛けたが、ゴールは割れなかった。

■summary
浦和のチャンスは多くはなかったが、中村虎太郎のPKゴールを守り切った。
GKマルコム・アレックス恵太(1)は、何度も決定機をセーブした。
 61分のカイキ、84分の十河、90分の木下と1対1を作られたが、ゴールは割らせない。
 素晴らしい活躍で、勝利に大きく貢献した。


川崎はU-21リーグで初めての敗戦。
 終盤、多くの決定機を作ったように、内容は悪くなかった。

これまでのU-21リーグ4試合と比べて、トップチームの選手は少なかった。
 最終ラインに林駿佑と関德晴が復帰したが、前線にはカイキだけ。
 ボランチはU-18で担ったが、由井航太や山市秀翔の2人との差は否めない。
 ボールの動かし方が余裕なく、バタバタと蹴っていく展開になった。

カイキ・ケイロスは、YLC磐田戦(YLC #32)で79分までプレーして中2日。
 さすがに動きは少なく、休養するべきだったかもしれない。

トップチームと同日開催となり、U-18主体となったのは当然のこと。
 重複することも前提だと思われるが、U-21リーグの課題ともいえる。
 ただ、カップ戦を含めた8連戦の期間中は、開催しなくとも良かったと思われる。

■goal
39PK中村虎太郎(9)

■card
38Y林駿佑(32) 49Y小川尋斗(37)
80Y森泉迅(2)

■judge
クンヒョン(33/U-21) 6.0 13分、林駿佑のロストをカバー。56分、小川直澄のヘッドを弾く。
渡邉拓眞(20/U-18*1) 5.5 前半RSB、後半ボランチ。20分、90+3分にCKの戻りをシュート。
林駿佑(32/U-21) 4.5 復帰戦。38分、抜け出された中村虎太郎を倒してPKを与え、イエロー。
松長根悠仁(2/OA24) 6.0 前半LCB、後半RSB。85分、木下勝正の左CKを、フリーでヘッド。
関德晴(31/U-21) 6.0 復帰戦。LSB。19分、1人抜いて木下へパス。34分、縦パスをカット。
木下勝正(16/U-18*3) 6.0 ボランチ、LWG、トップ下。19分、85分、90分にシュートする。
小田脩人(30/U-18*2) 5.5 ボランチ。スペースが狭くとも、2CBに顔を見せてパスを引き出す。
初音虎次郎(18/U-18*1) 5.5 U-21リーグ初出場。5分、シュート。61分、カイキへスルーパス。
川村求(25/U-18*2) 5.5 トップ下。38分、左クロス。62分、バイタル左側からシュートを狙う。
吉田琉海(34/U-18*1) 5.5 前半LWG、後半LSB。14分、シュート。サイド攻撃は不発だった。
カイキ(93/U-21) 5.5 中2日で出場。いつものようなパワーは控え目。61分、68分にシュート。

■sub
HT(30)小川尋斗(37/U-18*3) 5.0 ボランチ。49分、イエロー。85分、木下へのラストパス。
HT(31)上野煌士郎(35/U-15生*3) 6.0 LCB。蹴らずにつなぐ。55分、中村虎太郎と1対1。
HT(32)藤田明日翔(39/U-18*3) 5.5 RCB。49分、ヘッド失敗。落ち着いてボランチに渡す。
64(18)木村風斗(24/U-18*2) 6.0 LWG。76分、シュート。左サイドからカットインを狙う。
64(25)荒井瑞樹(26/U-18*1) 5.5 U-21リーグ初出場。RWG。87分、小川の縦パスを競る。
71(93)十河晟央(36/U-18*2) 5.5 U-21リーグ初出場。84分、松長根のラストパスをシュート。

■bench
早坂勇希(21/OA) 

■coach
長橋康弘 6.0 U-18主体ながら、ポジションを入れ替えつつ良さを引き出した。

■referee
原田雅士 6.0 接触プレーが少ない展開をしっかりジャッジ。

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AT+1+4