J1リーグ7連戦が始まったFC東京戦(J1 #7)から中3日。
3週連続となるミッドウィーク初戦は、等々力での湘南戦。
午前中から昼過ぎまでは雨だったが、キックオフ前には止んだ。
やや肌寒い気候で、選手にとってはプレーしやすい環境。
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先発は、FC東京戦から3人が変わる。
新たに河原創、橘田健人、伊藤達哉が入った。
先発を外れる山本悠樹と家長昭博はベンチへ、大島僚太はベンチ外となる。
ベンチには、新たに大関友翔が入る。
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湘南は、J1リーグ3勝2分2敗の勝ち点11。
得失点差で9位だが、4位川崎(未消化1試合)と勝ち点11で並ぶ。
開幕3連勝を飾ったが、その後2つ引き分け、直近は2連敗。
2024年8月に川崎から移籍したGK上福元直人(99)が先発し、移籍後の初対戦。
2018-19年に所属した鈴木雄斗(37)もRWBで先発する。
川崎から期限付き移籍中のゼ・ヒカルド(6)は、右腸脛靭帯炎で離脱中。
(ただし、もともと川崎戦には契約上出場できない。)
2024シーズンの対戦は、川崎の1勝1分だった。
240224湘南1-2川崎(J1 #1)
240626川崎1-1湘南(J1 #20)
■1st half
川崎はパスコースを切られると、丸山や三浦がロングボールを蹴った。
山田新とマルシーニョが受け止めて、全体を押し上げていく。
脇坂が下がって2ボランチに加勢して、パスを引き出す。
スペースを探しながらバイタルまで運び、ゴールに迫った。
24分、河原のラストパスを脇坂がミドル。
29分、三浦の左CKをGK上福元がキャッチミス。
こぼしたボールを山田新がシュートするが、GK上福元がキャッチ。
40分、橘田が右からアーリークロス。
ファーのマルシーニョがフリーで合わせたが、右ポストを叩いた。
湘南は3バックで、両ウィングバックから斜めに入れて前進を目指す。
左サイドでは、LWB松村晟怜(32)が、LCB鈴木淳之介(5)やLIH小野瀬康介(7)と組む。
パス交換からサイドを走り込むが、PA内には入れなかった。
45分、GK上福元のロングボールを、RWB鈴木雄斗が前方に落とす。
福田翔生(19)が抜け出したが、佐々木旭がシュートをブロックした。
■2nd half
後半、川崎はプレス位置を高め、圧力を強める。
すると50分、河原創がマルシーニョのパスでPA内に入り込む。
左に回り込んでから中央に折り返すと、脇坂が身体ごとゴールに押し込んだ。
先制後も、59分と64分に橘田がミドルを狙うなど、川崎が畳み掛けた。
湘南は61分、両ウィングバックに藤井智也(50)と畑大雅(3)を投入する。
クロスを入れる機会が増えたが、精度は低く、GK山口にキャッチされた。
終盤、川崎がペースを取り戻した。
90分、宮城天がPA内左で縦にドリブルすると、藤井智也に倒されてPKを獲得。
宮城天が自らこのPKを決めて、勝利した。
■summary
湘南は、両ウィングバックを中心に、PA外側までは運んだ。
ただ、その先PA内に届けることができず、シュートに至らない。
FW鈴木章斗(10)がCBと対峙する形を作りたかったが、その前で川崎に止められた。
守備ではバランスを保ちながらパスコースを切る。
ただ、川崎が流動的に動いてくると、スムーズに受け渡しができなかった。
1ボランチ奥野耕平(15)の両脇のスペースから、ラストパスを狙われる。
5バックで守りながらも固め切れず、PA内でボールを動かされた。
GK上福元は、24分の脇坂、88分の河原創、89分のエリソンのシュートをセーブ。
ただ、29分にCKをファンブル、43分にバックパスをトラップミス。
決定的なシュートを止めたが、やや安定感を欠いた。
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獲得したPKを自ら決めた宮城天。 |
川崎はJ1リーグ2連勝となり、3戦連続の無失点。
2ボランチ橘田と河原が、ボールホルダーを粘り強く追い続ける。
45分、47分に福田翔生がシュートするが、それぞれ佐々木旭と丸山がブロック。
GK山口が脅かされる場面も少なく、失点の可能性はあまりなかった。
FC東京戦に出場しなかったジェジエウ、大関、宮城天を途中交代で起用した。
特に61分のCB高井の交代は驚いたが、休養を与えるための適切な采配だった。
多く獲得したセットプレーでは、キッカーも変える。
三浦と脇坂が中心だが、伊藤達哉や宮城天も蹴り、異なるパターンも試した。
次は中3日で町田戦(J1 #9)。
厳しい日程が続くので、多くの選手を入れ替えたい。
■goal
50脇坂泰斗(14) 90+2PK宮城天(24)
■judge
山口瑠伊(98) 6.0 31分、左CKをパンチング。71分、76分、77分とクロスボールをキャッチ。
佐々木旭(5) 6.5 45分、福田の決定機をブロック。縦へのドリブルもオーバーラップも効果的。
高井幸大(2) 6.5 機動力を活かし広い範囲を守る。47分、鈴木章斗に喰い付き背後を取られる。
丸山祐市(35) 7.0 22分、鈴木章斗を高井と挟み込んで守る。前線へのロングボールが冴えた。
三浦颯太(13) 6.5 19分、抜け出しを止めてイエロー。マルシーニョとともに左サイドを崩す。
河原創(19) 7.0 3分、三浦のFKをヘッド。50分、PA内から脇坂へラストパス。88分、ミドル。
橘田健人(8) 7.0 鋭い出足で守り続ける。40分、マルシーニョへクロス。59分のミドルはバー。
伊藤達哉(17) 6.0 13分、ゴールを直接襲う右クロス。40分、PA内で倒されるが、PKはなし。
脇坂泰斗(14) 7.0 先制ゴール。24分、河原創の横パスをミドル。多彩なパスでゴールに迫る。
マルシーニョ(23) 7.0 40分のシュートは右ポスト。72分、長距離のプレスでCBから奪った。
山田新(20) 6.0 身体を張ったポストで味方につなぐ。29分、シュート。43分、GKへプレス。
■sub
61(20)エリソン(9) 6.0 72分、脇坂のスルーパスをシュート。89分、宮城天の右CKをヘッド。
61(2)ジェジエウ(4) 6.0 68分、右サイドをカバーする。76分、小野瀬のFKをヘッドでクリア。
74(17)家長昭博(41) 6.0 84分、藤井の右クロスをクリア。90分、PKを獲得する宮城天にパス。
82(23)宮城天(24) 6.5 88分、丸山のロングボールを正確にトラップ。PKを得て、自ら決めた。
82(14)大関友翔(16) 5.5 等々力デビュー。90分、ミドル。90+5分、エリソンへスルーパス。
■bench
ソンリョン(1) VW際(31) 山本悠樹(6) 瀬川祐輔(18)
■coach
長谷部茂利 6.5 湘南を封じて完勝に導く。高井からジェジエウへの交代は見事だった。
■referee
今村義朗 6.0 バランスを欠くジャッジも見られたが、破綻はしなかった。
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