J1リーグ3連勝となったアウェイ仙台戦(J1 #2)から中3日。
ホーム等々力に徳島を迎えての水曜日のナイトマッチ。
3月21日まで緊急事態宣言が延長され、引き続き観客数は5,000人に制限される。
ただ、徳島戦のチケット発売は緊急事態宣言の延長前だった。
そのため、開催時刻は変更されず、19時キックオフのまま開催される。
横浜FM戦(J1 #1)は平日18時開始で、仕事帰りの観戦には厳しかっただけにありがたい。
先発は、1週間前のC大阪戦(J1 #11)の11人に戻す。
新たにジェジエウ、谷口、脇坂、家長、ダミアン、三笘が先発する。
車屋、橘田、遠野、小林悠、長谷川がベンチへ、山村はベンチ外となった。
ベンチもC大阪戦と同じ7人となる。
仙台戦ではターンオーバーしたが、完全に元に戻してきた。
徳島は2020年、J2リーグで優勝してJ1リーグに昇格。
ダニエル・ポヤトス新監督は、緊急事態宣言下における入国制限のため未だ不在。
甲本偉嗣ヘッドコーチが指揮を執っている。
J1リーグ2試合を消化して、2分の成績。
アウェイ席がなく、阿波踊りの鉦の音が響かないのは残念。
川崎から期限付き移籍中の宮代大聖(11)は、契約上出場できない。
川崎の2勝だった2014年以来の対戦となる。
140406徳島0-4川崎(J1 #6)
140913川崎4-0徳島(J1 #23)
■1st half
7分に三笘、8分にダミアンがシュートする。
12分、ダミアンがDF安部崇士(25)を追い詰めて、三笘が回収。
ダミアンに戻すと、PA内左の角度のないところからゴール右隅に決めて先制する。
さらに16分に三笘とダミアン、30分に脇坂がシュートを続ける。
徳島にプレスを仕掛け、早い攻撃を続けていった。
徳島は30分すぎから、落ち着いて組み立てられるようになる。
ボランチ岩尾憲(8)と藤田譲瑠チマ(13)がボールを集めて左右に散らす。
左サイドから藤原志龍(33)と吹ヶ徳喜(27)を中心に仕掛けた。
37分、吹ヶが左サイドを抜け出してクロスを入れる。
しかし42分。
ダミアンが安部からボールを奪って、そのままロングシュート。
攻撃が続かない時間帯だったが、簡単に追加点を奪ってみせた。
■2nd half
後半開始から10分ほど、川崎が攻めていく。
46分にダミアンがオーバーヘッド、47分に田中碧がヘッド、54分に脇坂がシュート。
徳島は30分すぎから、落ち着いて組み立てられるようになる。
ボランチ岩尾憲(8)と藤田譲瑠チマ(13)がボールを集めて左右に散らす。
左サイドから藤原志龍(33)と吹ヶ徳喜(27)を中心に仕掛けた。
37分、吹ヶが左サイドを抜け出してクロスを入れる。
しかし42分。
ダミアンが安部からボールを奪って、そのままロングシュート。
攻撃が続かない時間帯だったが、簡単に追加点を奪ってみせた。
■2nd half
後半開始から10分ほど、川崎が攻めていく。
46分にダミアンがオーバーヘッド、47分に田中碧がヘッド、54分に脇坂がシュート。
いずれも入っていてもおかしくなかったが、決められない。
川崎の中盤の運動量が落ち、徳島へのプレスが弱まっていく。
両SBの上下動もさすがに鈍く、サイドで勝ち切れなくなった。
徳島は余裕を持てるようになるが、ゴールには迫れない。
ボランチがルックアップしても、有効なパスコースを探せなかった。
シンプルにクロスを上げるべき場面でも、バックパスを選んでしまう。
川崎は5人の選手交代を行ったが、状況は改善しなかった。
プレスを仕掛けていかないので、高い位置でボールを奪えない。
パスコースを切りながら徳島の攻撃を待ち構えて、体力を温存した。
徳島は間延びせず、最終ラインを押し上げて守る。
川崎の中盤の運動量が落ち、徳島へのプレスが弱まっていく。
両SBの上下動もさすがに鈍く、サイドで勝ち切れなくなった。
徳島は余裕を持てるようになるが、ゴールには迫れない。
ボランチがルックアップしても、有効なパスコースを探せなかった。
シンプルにクロスを上げるべき場面でも、バックパスを選んでしまう。
川崎は5人の選手交代を行ったが、状況は改善しなかった。
プレスを仕掛けていかないので、高い位置でボールを奪えない。
パスコースを切りながら徳島の攻撃を待ち構えて、体力を温存した。
徳島は間延びせず、最終ラインを押し上げて守る。
川崎の自由を奪って、チャンスを作らせなかった。
お互いに膠着した状況が続き、2点差のまま逃げ切った。
■summary
徳島は最後までバランスを保って守っていた。
それでも前半は多くの決定機を作られてしまい、DF安部がボールを奪われて2失点。
後半になると局面を破られることが少なくなり、しっかり戦えていた。
ただ、1トップの垣田裕暉(19)までボールを届けることができない。
ゴール前を固める川崎の最終ラインを崩すことはできなかった。
サイドから積極的にクロスを入れたり、もう少し工夫が欲しかったところ。
川崎はダミアンの2ゴールで勝利した。
2ゴールは、いずれもダミアンのプレスから生まれたもの。
鋭いプレスバックを仕掛け、複数人で取り囲んでボールを奪っていった。
後半は運動量が落ちてしまい、有効な攻撃ができなかった。
徳島のシュートはほとんどなかったとはいえ、停滞する時間が長かった。
快勝とはいえず、起用が続く田中碧と山根、旗手の疲労を考えると、これからの連戦に不安も残る。
次は中2日でホーム柏戦(J1 #4)。
厳しい日程が続くが、仙台戦のメンバーを中心として戦いたい。
■goal
12,42ダミアン(9)
■judge
ソンリョン(1) 5.5 ほとんど仕事がなかった。ゴール前でどっしりと待機を続けた。
山根視来(13) 6.0 34分、67分にシュート。多くの右クロスを入れる。後半は押し込まれる。
ジェジエウ(4) 6.5 走り回って広い範囲をカバー。山根を助けて右サイドの決壊を防いだ。
谷口彰悟(5) 6.0 19分、CKをヘッド。1分、39分に自陣でパスミス。しっかり守り切る。
旗手玲央(47) 6.0 中央にも動き、サイドでは長距離ドリブル。パスの粗さが目立った。
シミッチ(6) 5.5 垣田と渡井に挟まれ、パスを受けられず。ビルドアップもいまひとつ。
田中碧(25) 6.0 47分、フリーでヘッド。良く動いてはいたが、疲労感は隠せない。
脇坂泰斗(8) 6.0 11分、ダブルダッチで縦に突破。30分、54分には惜しいシュート。
家長昭博(41) 6.0 76分、カットインしてシュート。攻め急ぐチームを落ち着かせた。
ダミアン(9) 7.5 2ゴール。特に2点目は1人のプレスで奪ってゴール。勝利に大きく貢献。
三笘薫(18) 6.0 1アシスト。7分、16分とシュート。ドリブルは厳しく警戒されていた。
■sub
64(9)小林悠(11) 5.5 82分、田中碧のFKをヘッド。プレスに出ず、パスコースを消した。
64(6)塚川孝輝(3) 6.0 ダイレクトパスで組み立てる。守備ではボールに厳しく寄せた。
64(8)橘田健人(22) 6.0 69分、85分とボールを奪い取る。中盤のスペースを埋めた。
80(18)長谷川竜也(16) 6.0 82分、PA近くでFKを獲得。ボールを奪われずチャンスを作る。
80(41)遠野大弥(19) 5.5 右FWに入る。左サイドの攻撃が多く、プレー機会が少なかった。
■bench
丹野研太(27) 車屋紳太郎(7)
■coach
鬼木達 6.0 勝利したが、後半の失速を補えなかった。今後のコンディションも不安。
■referee
木村博之 6.0 接触プレーのファウルの判断がやや厳しかったが、適切なジャッジだった。
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■summary
徳島は最後までバランスを保って守っていた。
それでも前半は多くの決定機を作られてしまい、DF安部がボールを奪われて2失点。
後半になると局面を破られることが少なくなり、しっかり戦えていた。
ただ、1トップの垣田裕暉(19)までボールを届けることができない。
ゴール前を固める川崎の最終ラインを崩すことはできなかった。
サイドから積極的にクロスを入れたり、もう少し工夫が欲しかったところ。
メインスタンド前で挨拶する松井蓮之(31)。 法政大学3年生。2022シーズンからの加入が決まり、特別指定となりました。 |
川崎はダミアンの2ゴールで勝利した。
2ゴールは、いずれもダミアンのプレスから生まれたもの。
鋭いプレスバックを仕掛け、複数人で取り囲んでボールを奪っていった。
後半は運動量が落ちてしまい、有効な攻撃ができなかった。
徳島のシュートはほとんどなかったとはいえ、停滞する時間が長かった。
快勝とはいえず、起用が続く田中碧と山根、旗手の疲労を考えると、これからの連戦に不安も残る。
次は中2日でホーム柏戦(J1 #4)。
厳しい日程が続くが、仙台戦のメンバーを中心として戦いたい。
■goal
12,42ダミアン(9)
■judge
ソンリョン(1) 5.5 ほとんど仕事がなかった。ゴール前でどっしりと待機を続けた。
山根視来(13) 6.0 34分、67分にシュート。多くの右クロスを入れる。後半は押し込まれる。
ジェジエウ(4) 6.5 走り回って広い範囲をカバー。山根を助けて右サイドの決壊を防いだ。
谷口彰悟(5) 6.0 19分、CKをヘッド。1分、39分に自陣でパスミス。しっかり守り切る。
旗手玲央(47) 6.0 中央にも動き、サイドでは長距離ドリブル。パスの粗さが目立った。
シミッチ(6) 5.5 垣田と渡井に挟まれ、パスを受けられず。ビルドアップもいまひとつ。
田中碧(25) 6.0 47分、フリーでヘッド。良く動いてはいたが、疲労感は隠せない。
脇坂泰斗(8) 6.0 11分、ダブルダッチで縦に突破。30分、54分には惜しいシュート。
家長昭博(41) 6.0 76分、カットインしてシュート。攻め急ぐチームを落ち着かせた。
ダミアン(9) 7.5 2ゴール。特に2点目は1人のプレスで奪ってゴール。勝利に大きく貢献。
三笘薫(18) 6.0 1アシスト。7分、16分とシュート。ドリブルは厳しく警戒されていた。
■sub
64(9)小林悠(11) 5.5 82分、田中碧のFKをヘッド。プレスに出ず、パスコースを消した。
64(6)塚川孝輝(3) 6.0 ダイレクトパスで組み立てる。守備ではボールに厳しく寄せた。
64(8)橘田健人(22) 6.0 69分、85分とボールを奪い取る。中盤のスペースを埋めた。
80(18)長谷川竜也(16) 6.0 82分、PA近くでFKを獲得。ボールを奪われずチャンスを作る。
80(41)遠野大弥(19) 5.5 右FWに入る。左サイドの攻撃が多く、プレー機会が少なかった。
■bench
丹野研太(27) 車屋紳太郎(7)
■coach
鬼木達 6.0 勝利したが、後半の失速を補えなかった。今後のコンディションも不安。
■referee
木村博之 6.0 接触プレーのファウルの判断がやや厳しかったが、適切なジャッジだった。
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