PK戦で敗れた町田戦(J1特 #5)から中6日。
J1リーグ特別大会の折り返しとなる第9節。
日曜日16時キックオフのホーム浦和戦。
等々力に戻るのは久しぶりで、3月1日の水戸戦(J1特 #4)以来、5週ぶり。
ただ、ホーム開催としては、国立競技場での横浜FM戦(J1特 #8)以来、2週ぶり。
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先発は、町田戦から2人が変わる。
新たに山本悠樹と脇坂泰斗が先発し、河原創と宮城天がベンチに回る。
ベンチには、新たにGK山口瑠偉が入り、GKイ・クンヒョンと野田裕人が外れる。
キックオフ直前に、小林悠に代わって由井航太がベンチに入った。
何らかのトラブルが小林悠にあったものと思われる。
由井航太は、福島(J3)へのレンタルから今季復帰して初のメンバー入り。
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浦和レッズは、J1リーグ特別大会3勝2PK敗3敗の勝ち点11。
代表ウィークには試合がなく、日程は中13日。
当初先発が発表されたCB宮本優太(2)は、根本健太(5)に差し替えられた。
もともと根本がベンチに入っていたので、ベンチは8人となり、1人足りない。
2025年の対戦は、川崎の1勝(延長)2分1敗だった。
250521川崎2-2浦和(J1 #13)
250903浦和1-1川崎(YLC QF #1)
250907川崎3-2浦和(YLC QF #2)
251206浦和4-0川崎(J1 #38)
■1st half
3分、マテウス・サヴィオ(8)の左FK。
抜け出した根本健太がトラップして蹴り込むが、副審はオフサイドと判定した。
5分間と長いVARの結果、オフサイドはなく、先制ゴールが認められた。
9分、深い位置から三浦が左クロスを入れる。
ニアサイドのダニーロ・ボザ(3)が触って、オウンゴールとなった。
ボザの背後のゴール前は安全だったが、クリアしようとしたボザの判断は仕方ない。
11分にもサヴィオが左からFKを蹴る。
ダニーロ・ボザが足を伸ばして合わせたが、左内転筋を痛めてしまう。
試合前の宮本優太に続きCB2人目のアクシデントで、ボランチ柴戸海(22)がCBに下がる。
ボザと交代した植木颯(37)は、ボランチでプロデビュー戦となる。
目まぐるしく状況が動いた序盤が終わると、少し落ち着く。
川崎はエリソンとマルシーニョが局面で優位に立ち、縦に仕掛けていく。
32分と37分にマルシーニョ、38分と45+1分に山原がシュート。
45+2分、脇坂の右CKから伊藤達哉、三浦が続けてシュートした。
■2nd half
後半に入ると、浦和のカウンターが機能する。
47分、長沼洋一(88)の左クロスから混戦となって、金子拓郎(77)がゴール。
ただ、混戦の中でオナイウ阿道(45)のオフサイドがあり、VAR判定で取り消された。
56分、植木颯の左クロスをオナイウ阿道(45)が競り、金子拓郎がゴール。
速攻から左サイドを経由し、川崎を崩し切ってリードを奪った。
60分にも左から金子拓郎がシュート、72分に長沼洋一が左クロスを入れる。
浦和の運動量が落ち、寄せが甘くなって川崎に余裕が生まれる。
焦りからのミスパスもあったが、サイドだけでなく中央でもパスをつなぐ。
78分、脇坂の右CKが跳ね返される。
右ポケットに流れた橘田がパスを引き出すと、その内側に山本が入り込む。
山本の正確な右クロスを、ロマニッチが力強いヘッドで同点ゴールを決めた。
90+4分、山原の斜めのグラウンドパスをロマニッチが背負いながらポスト。
競り合って転がったボールを、河原創が左足ダイレクトでゴールに叩きこんだ。
■summary
劇的な展開となったが、両チームともにミスが多かった。
仮にゴールが生まれなかったら、見応えが薄い凡戦になったと思われる。
何度もVARの介入があって、プレーが止まる時間が長くなった。
32分のハンドPK判定のような「明白な間違い」であれば、VARが重要な役割を果たす。
しかし、3分の根本健太のゴールでは、VARが5分間に渡ってオフサイドを検証した。
短時間で判断できないのなら、ピッチ上の判定を尊重すべきと思われる。
浦和はアクシデントが続いて、2CBを2人とも入れ替えた。
それでも柴戸海と根本健太の2CBは、攻め込まれても良く守れていた。
マチェイ・スコルジャ監督は、2-2の状況から攻撃的な選手を次々と投入する。
体力的に厳しくなった中盤に手を入れたかったが、ベンチは手薄だった。
最後は明らかに動けなくなり、決壊は止まらなかった。
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川崎は相変わらずの守備の脆さを露呈した。
47分、2失点目の56分、60分と左クロスを入れられてゴール前の混戦を作られる。
同じパターンで何度も崩され続ければ、失点するのは必然だった。
攻撃では一定の改善が見られた。
浦和の2CBにスクランブルがあり、エリソンとマルシーニョが仕掛けていく。
終盤には空いたスペースでショートパスを続け、崩していくことができた。
次は中6日で鹿島戦(J1特 #10)。
厳しい内容も予想されるが、大量失点は避けてほしい。
■goal
9OwnGoal 78ロマニッチ(91) 90+4河原創(19)
3根本健太(5) 56金子拓郎(77)
■card
43Y脇坂泰斗(14) 45+4Yエリソン(9)
86Y柴戸海(22)
■judge
ブローダーセン(49) 6.0 1分、橘田への縦パス。60分、金子のシュート性の左クロスを弾いた。
山原怜音(29) 6.0 38分、45+1分にミドル。39分、右クロス。後半、何度もサイドを崩された。
松長根悠仁(2) 5.5 最終ラインに落ち着きをもたらす。戻りながらのクロス対応は難しかった。
丸山祐市(28) 6.0 16分、GK西川周作(1)のキックを見誤った。三浦とマルシーニョを走らせる。
三浦颯太(13) 6.5 攻撃力を発揮。9分、オウンゴールを呼ぶ左クロス。45+2分、左からボレー。
橘田健人(8) 6.0 56分、ロストからのカウンターで失点。79分、ミドル。80分、PA内左クロス。
山本悠樹(6) 6.0 1アシスト。浦和2CBの背後をループパスで狙った。32分、インターセプト。
伊藤達哉(17) 5.5 45+2分、55分にシュート。多彩なパターンで仕掛けたが、成功しなかった。
脇坂泰斗(14) 5.5 43分、囲まれてのロスト後、柴戸海へのタックルでイエロー。77分、ミドル。
マルシーニョ(23) 6.0 32分、37分にシュート。スプリントの裏抜けもドリブルも威力があった。
エリソン(9) 6.0 45+4分、イエロー。45+10分、橘田の右クロスをヘッド。CBを背負いキープ。
■sub
69(23)宮城天(24) 5.5 左ウィング。72分、ポスト失敗。87分、三浦のFKの戻りを2度シュート。
69(9)ロマニッチ(91) 7.0 同点ゴールで加入後3点目。86分、抜け出しをイエローで止められる。
76(17)神田奏真(38) 5.5 ロマニッチとの2トップ。90+6分、山原のスローインを受けFK獲得。
89(6)河原創(19) 6.5 左足のダイレクトミドルで決勝ゴール。90+3分、三浦へのパスは合わず。
■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 由井航太(26) 名願斗哉(15)
■coach
長谷部茂利 6.0 途中出場のロマニッチ、河原創のゴールで勝利に導いた。失点癖は止まらない。
■referee
福島孝一郎 5.0 32分、ハンドPKと判定したが、VARで取り消す。接触プレーに厳しかった。
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