2026/04/21

260418横浜FM1-2川崎(J1特 #11)

横浜FM1-2川崎(日産スタジアム, 13:00KO, 26,084人)

あっさりと敗戦した鹿島戦(J1特 #10)から中5日。
 日産スタジアムで、土曜日13時のキックオフ。
 4月らしい爽やかな気候に恵まれた。


鹿島戦からの先発変更は1人だけ。
 新たにロマニッチが先発し、エリソンがベンチに回る。

ベンチも、ロマニッチとエリソンが入れ替わっただけ。
 残りは鹿島戦と同じ8人となった。


横浜Fマリノスは、J1リーグ特別大会3勝7敗。
 いまだにPK戦はなく、すべて90分間で決着している。
 日程は中6日で、川崎よりも1日空いている。

川崎ホームの国立競技場では、マリノスが大勝。
 260322川崎0-5横浜FM(J1特 #8)

2020-24年に川崎に所属した遠野大弥(7)は、国立での川崎戦で負傷。
 昨年6月に断裂した右アキレス腱を、再び断裂した。

■1st half
序盤、マリノスが攻勢に出る。
 2分、ジョルディ・クルークス(11)が左FKを蹴る。
 3分、RSB井上太聖(13)とクルークスが続けて右クロス。
 11分にはクルークスの右FKを丸山が跳ね返し、渡辺皓太(6)がボレー。

押されていた川崎は13分、三浦の左クロスを伊藤達哉がボレー。
そして15分、伊藤達哉がマリノス最終ライン裏にふわっと右クロス。
 ロマニッチがきれいにトラップするが、CBジェイソン・キニョーネス(17)が手を掛ける。
 後ろに引き倒されたロマニッチだったが、冷静に起き上がり先制ゴールを決めた。

マリノスは、2CBがボールを持っても前進できない。
 ボランチ渡辺皓太がCB脇に落ちたりしても、パスコースはなかった。

45+3分、マリノスにオフサイドがあり、副審が旗を上げる。
 しかし、上村主審が流すと、山原、マルシーニョが相次ぎ自陣でミスパス。
 右に流れた渡辺皓太が折り返し、天野純(40)が中央で合わせて同点で折り返す。

■2nd half
後半もどちらのチームも動きは少なく、単純なミスが多かった。
 時間帯によって主導権が入れ替わりながら、チャンスを作り出す。

マリノスは50分、天野純の左クロスをクルークスがジャンプボレー。
 59分、クルークスの右クロスをFW谷村海那(9)が合わせる。
川崎は58分、宮城天が左からカットインしてシュート。
 79分、長璃喜がターンしてシュート。
 暑さの影響もあったのか、どちらの守備も緩く、退屈な時間が続いた。

90+8分、マリノスの右CKから川崎がカウンター。
 長璃喜がエリソンへのラストパスを出すが、喜田拓也(8)がブロック。
 しかし、すかさず駆け寄った橘田が、再度ラストパスを通す。
 エリソンがGK朴一圭(1)の左脇下を豪快に打ち抜き、決勝ゴールを決めた。

■summary
数年前、J1リーグの覇権を争った2チームだが、クオリティは高くなかった。
 プレッシャーのない場面でのミスや、ボールへの寄せの甘さは残念な限り。
 果敢にゴールを目指す姿勢も欠けていて、凡戦だったことは否めない。


マリノスはそれほど良くはなかった。
 ビルドアップを志向しながら、2CBがキープする時間が長くなる。
 2ボランチあるいはその前の選手は動き出さず、隠れたままだった。
 川崎も決して良くないが、勝ち点を拾えていないだけに、状況はより深刻といえる。

右からのクルークスの仕掛けは効いていたし、天野純も悪くなかった。
 もし先にゴールが入っていれば、国立競技場の大勝の再現もあったかもしれない。


川崎は2ゴールで勝利することができた。
 内容が改善しているかと問われれば、確かに良化している部分もある。
 ただ、この方向を突き詰めた先に、明るい未来が待っているかどうかは未知数といえる。

橘田健人は、中盤で獅子奮迅の働きを見せた。
 決勝アシストに象徴されるように、ゴールを目指すプレーが明らかに増えた。
 守備面でも数多くボールを奪取し、鋭い出足でルーズボールに競り勝った。

次は中6日でホーム千葉戦(J1特 #12)。
 悪い内容に戻らないように戦ってほしい。

■goal
45+3天野純(40) 
15ロマニッチ(91) 90+8エリソン(9) 

■card
17ジョルディ・クルークス(11) 
90+9エリソン(9) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 マリノスにシュートを打たれても枠外が多く、活躍の場は少なかった。
山原怜音(29) 5.5 5分、伊藤のフリックからシュート。45+3分にパス、70分にスローイン失敗。
松長根悠仁(2) 5.5 59分、谷村に先に入られてシュートを許した。90+6分、右クロスをクリア。
丸山祐市(28) 6.0 56分、山根陸(28)のミドルをブロック。73分、縦パスを受けた谷村から奪取。
三浦颯太(13) 6.0 クルークスに対応。62分、左クロス。75分、長距離をドリブルして左クロス。
橘田健人(8) 7.0 51分、寄せられながらもドリブルで進む。ボール奪取を繰り返す。1アシスト。
山本悠樹(6) 5.5 29分、クルークスのスルーパスをカバー。55分、ボレー。パスは不安定だった。
伊藤達哉(17) 6.0 1アシスト。13分、三浦の左クロスをボレー。75分、右カットインシュート。
脇坂泰斗(14) 5.5 28分、ボランチ2人に挟まれてロスト。停滞した戦況の中、流動性は出せず。
マルシーニョ(23) 5.0 45+3分、クリアを拾うが軽率なミスパスで失点を招く。前半のみで交代。
ロマニッチ(91) 6.5 倒されても立ち上がって1ゴール。32分、諏訪間幸成(33)を抜いてシュート。

■sub
HT(23)宮城天(24) 6.0 左ウィング、トップ下に入る。58分、左からカットインしてシュート。
77(17)長璃喜(34) 5.5 左ウィング。79分、ターンからシュート。90+8分のラストパスは失敗。
77(91)エリソン(9) 6.5 83分、ボールカット。90+8分、GK朴一圭を抜く豪快な決勝ゴール。
86(6)河原創(19) 5.5 左ボランチ。90+6分、抜け出されそうだったマリノスのパスをクリア。
90+1(14)神田奏真(38) 5.5 2トップ。90+5分に2回、山原のスローインを受ける。

■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 名願斗哉(15) 

■coach
長谷部茂利 6.0 ロマニッチの先発起用に成功。さらに交代策でも結果を出した。

■referee
上村篤史 4.5 正確に事象を見極められず、ミスジャッジを重ねる。

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AT+6+9