あっさりと敗戦した鹿島戦(J1特 #10)から中5日。
日産スタジアムで、土曜日13時のキックオフ。
4月らしい爽やかな気候に恵まれた。
![]() |
鹿島戦からの先発変更は1人だけ。
新たにロマニッチが先発し、エリソンがベンチに回る。
ベンチも、ロマニッチとエリソンが入れ替わっただけ。
残りは鹿島戦と同じ8人となった。
![]() |
横浜Fマリノスは、J1リーグ特別大会3勝7敗。
いまだにPK戦はなく、すべて90分間で決着している。
日程は中6日で、川崎よりも1日空いている。
川崎ホームの国立競技場では、マリノスが大勝。
260322川崎0-5横浜FM(J1特 #8)
2020-24年に川崎に所属した遠野大弥(7)は、国立での川崎戦で負傷。
昨年6月に断裂した右アキレス腱を、再び断裂した。
■1st half
序盤、マリノスが攻勢に出る。
2分、ジョルディ・クルークス(11)が左FKを蹴る。
3分、RSB井上太聖(13)とクルークスが続けて右クロス。
11分にはクルークスの右FKを丸山が跳ね返し、渡辺皓太(6)がボレー。
押されていた川崎は13分、三浦の左クロスを伊藤達哉がボレー。
そして15分、伊藤達哉がマリノス最終ライン裏にふわっと右クロス。
ロマニッチがきれいにトラップするが、CBジェイソン・キニョーネス(17)が手を掛ける。
後ろに引き倒されたロマニッチだったが、冷静に起き上がり先制ゴールを決めた。
マリノスは、2CBがボールを持っても前進できない。
ボランチ渡辺皓太がCB脇に落ちたりしても、パスコースはなかった。
45+3分、マリノスにオフサイドがあり、副審が旗を上げる。
しかし、上村主審が流すと、山原、マルシーニョが相次ぎ自陣でミスパス。
右に流れた渡辺皓太が折り返し、天野純(40)が中央で合わせて同点で折り返す。
■2nd half
後半もどちらのチームも動きは少なく、単純なミスが多かった。
時間帯によって主導権が入れ替わりながら、チャンスを作り出す。
マリノスは50分、天野純の左クロスをクルークスがジャンプボレー。
59分、クルークスの右クロスをFW谷村海那(9)が合わせる。
川崎は58分、宮城天が左からカットインしてシュート。
79分、長璃喜がターンしてシュート。
暑さの影響もあったのか、どちらの守備も緩く、退屈な時間が続いた。
90+8分、マリノスの右CKから川崎がカウンター。
長璃喜がエリソンへのラストパスを出すが、喜田拓也(8)がブロック。
しかし、すかさず駆け寄った橘田が、再度ラストパスを通す。
エリソンがGK朴一圭(1)の左脇下を豪快に打ち抜き、決勝ゴールを決めた。
■summary
数年前、J1リーグの覇権を争った2チームだが、クオリティは高くなかった。
プレッシャーのない場面でのミスや、ボールへの寄せの甘さは残念な限り。
果敢にゴールを目指す姿勢も欠けていて、凡戦だったことは否めない。
マリノスはそれほど良くはなかった。
ビルドアップを志向しながら、2CBがキープする時間が長くなる。
2ボランチあるいはその前の選手は動き出さず、隠れたままだった。
川崎も決して良くないが、勝ち点を拾えていないだけに、状況はより深刻といえる。
右からのクルークスの仕掛けは効いていたし、天野純も悪くなかった。
もし先にゴールが入っていれば、国立競技場の大勝の再現もあったかもしれない。
![]() |
川崎は2ゴールで勝利することができた。
内容が改善しているかと問われれば、確かに良化している部分もある。
ただ、この方向を突き詰めた先に、明るい未来が待っているかどうかは未知数といえる。
橘田健人は、中盤で獅子奮迅の働きを見せた。
決勝アシストに象徴されるように、ゴールを目指すプレーが明らかに増えた。
守備面でも数多くボールを奪取し、鋭い出足でルーズボールに競り勝った。
次は中6日でホーム千葉戦(J1特 #12)。
悪い内容に戻らないように戦ってほしい。
■goal
45+3天野純(40)
15ロマニッチ(91) 90+8エリソン(9)
■card
17ジョルディ・クルークス(11)
90+9エリソン(9)
■judge
ブローダーセン(49) 5.5 マリノスにシュートを打たれても枠外が多く、活躍の場は少なかった。
山原怜音(29) 5.5 5分、伊藤のフリックからシュート。45+3分にパス、70分にスローイン失敗。
松長根悠仁(2) 5.5 59分、谷村に先に入られてシュートを許した。90+6分、右クロスをクリア。
丸山祐市(28) 6.0 56分、山根陸(28)のミドルをブロック。73分、縦パスを受けた谷村から奪取。
三浦颯太(13) 6.0 クルークスに対応。62分、左クロス。75分、長距離をドリブルして左クロス。
橘田健人(8) 7.0 51分、寄せられながらもドリブルで進む。ボール奪取を繰り返す。1アシスト。
山本悠樹(6) 5.5 29分、クルークスのスルーパスをカバー。55分、ボレー。パスは不安定だった。
伊藤達哉(17) 6.0 1アシスト。13分、三浦の左クロスをボレー。75分、右カットインシュート。
脇坂泰斗(14) 5.5 28分、ボランチ2人に挟まれてロスト。停滞した戦況の中、流動性は出せず。
マルシーニョ(23) 5.0 45+3分、クリアを拾うが軽率なミスパスで失点を招く。前半のみで交代。
ロマニッチ(91) 6.5 倒されても立ち上がって1ゴール。32分、諏訪間幸成(33)を抜いてシュート。
■sub
HT(23)宮城天(24) 6.0 左ウィング、トップ下に入る。58分、左からカットインしてシュート。
77(17)長璃喜(34) 5.5 左ウィング。79分、ターンからシュート。90+8分のラストパスは失敗。
77(91)エリソン(9) 6.5 83分、ボールカット。90+8分、GK朴一圭を抜く豪快な決勝ゴール。
86(6)河原創(19) 5.5 左ボランチ。90+6分、抜け出されそうだったマリノスのパスをクリア。
90+1(14)神田奏真(38) 5.5 2トップ。90+5分に2回、山原のスローインを受ける。
■bench
山口瑠伊(1) 林駿佑(32) 神橋良汰(27) 名願斗哉(15)
■coach
長谷部茂利 6.0 ロマニッチの先発起用に成功。さらに交代策でも結果を出した。
■referee
上村篤史 4.5 正確に事象を見極められず、ミスジャッジを重ねる。
303,100views
AT+6+9


