川崎2-2神戸(等々力, 16:00KO, 14,011人)
J1リーグの開幕戦は、等々力での神戸戦。
貴州人和戦(ACL GL #1)から中3日となる。
神戸の出来が素晴らしかった。
シンプリシオ(6)を中心に、足元へのショートパスで組み立てて中央から突破してくる。
森岡亮太(10)、小川慶治朗(13)、マルキーニョス(18)、ペドロ・ジュニオール(7)も良かった。
こんなに楽しいサッカーを見せてくれると、次のゲームも見たくなる。
内容を見れば、降格争いに絡むようなことはないと思う。
ロスタイムに同点ゴールを決めた松村亮(17)を投入した安達亮監督の采配も当たった。
川崎はいつものように攻め込んで、決定機も多く作れていた。
貴州人和戦(ACL GL #1)よりも攻撃的なパスが前線に入るようになった。
勝ち点3をロスタイムに逃したのは残念だったが、神戸も良かったので妥当な結果。
内容が濃くて見応えのあるゲームだった。
■goal
19小林悠(11) 28中村憲剛(14)
18シンプリシオ(6) 90+1松村亮(17)
■judge
西部洋平(21) 6.0 マルキーニョスのシュートストップは完璧。
田中裕介(3) 5.5 右サイドで小林と組んだ攻撃はまずまずだった。
井川祐輔(4) 5.5 目の前でボールを動かされて、捕まえ切ることができず厳しかった。
ジェシ(5) 5.5 球離れが早く、放り込んでこない神戸には、対応が遅れ気味となった。
登里享平(23) 5.5 守備では粘っていたが、神戸の右サイドにチャンスを作られた。
パウリーニョ(34) 5.5 前に出てミドルも打ったが、バイタルが空いていた。
大島僚太(16) 6.5 前半はチームの中心としてパスを配給したが、最後は走れなかった。
中村憲剛(14) 6.0 良いスルーパスを出していった。28分のゴールも良かった。
小林悠(11) 6.5 19分、素晴らしい先制ゴール。抜け出しも気が利いていた。
レナト(10) 5.5 ボールは失わなかったが、神戸の守備を切り崩せなかった。
大久保嘉人(13) 6.0 戻ってためて味方が上がる時間を作った。無理にミドルを狙いすぎ。
■sub
82(11)山本真希(6) 5.0 ゲームを落ち着かせる役割を果たせなかった。
■bench
杉山力裕(1) 中澤聡太(7) 小宮山尊信(8) 稲本潤一(20) 森谷賢太郎(19) 森島康仁(9)
■coach
風間八宏 5.0 小林悠は残した方が良かった。神戸の中央からの崩しに対処しなかった。
■referee
東城穣 6.5 流し気味で的確なジャッジ。