蔚山現代2-0川崎(蔚山文珠フットボールスタジアム, 19:30KO, 2,535人)
■1st half
前半はボランチとサイドまではボールを回せた。
しかし、その先ゴール近くに入り込めず、決定機を作れなかった。
■2nd half
後半に入ると、蔚山が攻勢に出る。
FWラフィーニャ(10)のバー直撃など、ペナルティエリアに簡単に侵入された。
失点せずに耐え、65分あたりから蔚山の中盤が緩んできて攻め込んでいく。
大久保が何回か決定機を迎えるが、GKキム・スンギュ(17)にストップされた。
85分にレナトがロストして、そのまま右サイドに持ち込まれてセンタリング。
中央のマークがずれてしまって失点。
西部は膝が伸びていて、シュートに対する準備ができていなかった。
ここから森島を入れるが、攻め手に欠けたままロスタイムに。
前線の4選手はローテーションをしていないが、もっと長く森島を使いたい。
最後は西部のミスキックから追加点を与えてしまう。
■summary
蔚山はパスミスが多かったものの、良いチームだった。
ラフィーニャへの楔が有効で、リズムを作られていた。
川崎は広島戦よりは悪くなかった。
後半にかけて決定機を作り出せていたが、結果は付いてこなかった。
■goal
85ユ・ジュンス(17) 90+3キム・シンウク(9)
■judge
西部洋平(21) 3.5 1点目はタイミングが合わずに棒立ち。2点目もミスキックから。
田中裕介(3) 5.0 あまり上がらず、小林をサポートできなかった。
井川祐輔(4) 5.0 1点目は中途半端に右サイドに釣り出され、中央を空けた。
ジェシ(5) 6.0 前半は完璧だった。後半もポイントで体を張った。
登里享平(23) 5.5 悪くなかったが、守備では身長差が大きかった。
パウリーニョ(34) 5.5 高い位置でのボールカットやミドルパスで貢献した。
大島僚太(16) 6.5 多彩なパスでゲームを支配。もっとシュートしたい。交代は残念。
中村憲剛(14) 6.0 下がり目でゲームをコントロール。パスミスも少なくなった。
小林悠(11) 5.5 ワントップ気味でプレー。シュートチャンスでパスを選択していた。
レナト(10) 5.0 痛恨のボールロストで失点。ドリブル突破も少なかった。
大久保嘉人(13) 5.5 前半は独りよがり。後半、いくつもあった決定機を外した。
■sub
63(23)武岡優斗(17) 5.0 川崎でのデビュー戦。しかし、登里のパフォーマンスを下回る。
70(16)山本真希(6) 6.0 バランスが崩れてきた中盤を走って支えた。
87(10)森島康仁(9) 5.5 ポストプレーは良かったが、シュートチャンスはなかった。
■bench
杉山力裕(1) 中澤聡太(7) 稲本潤一(20) 金久保順(18)
■coach
風間八宏 5.5 珍しく同点で2人動かした。森島はもっと早く入れたかった。
■referee
アリレザ・ファガニ(IRN) 6.5 抑制された的確なジャッジ。