2015/04/26

150426川崎3-0甲府(J1 #7)

川崎3-0甲府(等々力, 19:00KO, 16,953人)

神戸戦(YNC GL #4)から中2日で等々力に甲府を迎える。
今シーズンは、J1リーグの土曜日開催が少し柔軟。
水曜日の試合の次は、日曜日に組まれて中3日を確保することが多い。
しかし、次の水曜日にも試合があるため、初の中2日の土曜日開催となった。

神戸戦は一部主力を休ませたが、この試合はフルメンバーに戻す。
仙台戦(J1 #6)の先発からは武岡が外れて4バックとし、前線に小林が入る。
神戸戦でフル出場した大島、谷口、車屋、GK西部は引き続き先発する。

甲府はDF土屋征夫(41)が2年ぶりのJ1リーグ出場。
水曜日のナビスコ新潟戦で復帰して、等々力では3バックの右に入る。
東京ヴェルディ(J2)を契約満了となり、甲府に移籍して3年目。
今シーズン、J1最年長の40歳。見ることが楽しみなプレーヤー。

■1st half
甲府は3バックだが、守備時にはサイドハーフが戻って5バックとなる。
その前には3枚のボランチを並べ、8人で引いてブロックを築く。
攻撃はMF阿部拓馬(9)とFWアドリアーノ(11)の2人で仕掛けてきた。

高い位置からチェックに来ないため、川崎がボールを支配する。
甲府はゴール前のスペースを埋め尽くし、ファウルなく粘り強く守る。
ペナルティエリアまで入ることができず、遠目からのミドルシュートが多くなる。
川崎のサイドバックは高いポジションをとり、攻撃に参加する。

38分、中村がPA内の小林へ強いパスを通す。
ここは潰されるが、こぼれたボールを再び中村が大久保にスルーパス。
大久保がニアサイドの狭いところを打ち抜いて先制する。

小林が潰されたところはPKにも見えたが、ノーファウルは妥当な判定。
しかし、中村のスルーパスでは、大久保は明確にオフサイドだった。
真横から見ているはずの副審が見逃してしまった。
ゲームの展開を左右する大きなジャッジとなった。

■2nd half
後半、ビハインドの甲府は相変わらず引いたまま。
川崎がボールを保持しつつ、少しずつPAに近い位置に入り込んでいく。

59分、高い位置で小林がプレスをかけて、甲府のパスミスを誘う。
大島がトラップでMF山本英臣(4)をかわすと、甲府は3バックだけとなる。
大島のパスから大久保のヒールで中村へ、そしてラストパスをレナトへつなぐ。
流れるような美しい攻撃を、右CBの土屋1人だけでは防ぐことはできなかった。
レナトがきちっと決めて2点差となる。

このあと、甲府が選手交代とともにフォアチェックを始める。
しかし、大きなチャンスを作れないままに、70分すぎから走れなくなった。
守備でもスペースを空けてしまい、面白いように川崎のパスが動く。

79分、レナトのスルーパスを受けて、大久保がGKとの1対1。
さらには81分の小林、87分の大久保など、多くのチャンスを作った。

90+2分、中村のスルーパスを受けたレナトが持ち込んで、切り返して右足でゴール。
ここまでは良く守っていたDF津田琢磨(17)だったが、間合いを詰めすぎて抜かれてしまった。

■summary
甲府は固く守って時間を経過させる戦略。
しかし、オフサイドの誤審で失点したあとも出てこなかった。
カウンター中心の攻撃では、2点目を失ってしまうと追い付くには厳しい。
2点差となってから攻勢に出ても、タイミングが遅かった。

川崎は甲府の固いブロックを時間をかけて攻略した。
連戦で2点差としても2人しか交代させない不可解な采配はあったが、完勝だった。
できれば、車屋や大島あたりを5分、10分でも休ませたかった。

■goal
38大久保嘉人(13) 59,90+2レナト(10)

■judge
西部洋平(21) 6.5 安定したキャッチングを見せる。25分、2本連続のCKを守りきる。
エウシーニョ(18) 6.0 右SBで出場したが、高いポジション取りでゴール前にも進出した。
角田誠(3) 7.0 要諦を掴みながら守りを指揮。ここぞというポイントで果敢に飛び出した。
谷口彰悟(5) 7.0 ハイボールを処理する。面白いミドルフィードを繰り出した。
車屋紳太郎(20) 6.0 左サイドでパス交換に参加するが、厚い守りを崩せなかった。
大島僚太(16) 7.0 ショートパスを中継。ミドルシュートやドリブルも効果的だった。
中村憲剛(14) 7.5 すべてのゴールをアシストする。甲府の守りの隙間を狙い続けた。
森谷賢太郎(19) 6.5 右から中央まで動きまくる。早い交代はケガのためのようで、心配。
レナト(10) 7.5 多くのシュートを放ちつつ、試合を決める2ゴールを決めた。
大久保嘉人(13) 6.5 先制点は高い技術を見せたシュート。79分のGK1対1は決めたい。
小林悠(11) 6.0 後半になると、51、56、81分と決定的なシュートを放った。

■sub
55(19)船山貴之(15) 6.0 前線で動き甲府のDFを引き付ける。先発FWと遜色ない働き。
82(11)武岡優斗(17) 5.5 試合をクローズする。あまりボールに触らなかった。

■bench
新井章太(30) 井川祐輔(4) 橋本晃司(7) 杉本健勇(9) 安柄俊(27)

■coach
風間八宏 5.5 完勝に導くが、選手交代が遅く、枠を1人残す。日程を考えると微妙な采配。

■referee
村上伸次 6.5 軽い接触は流し、試合を止めなかった。オフサイド見逃しは副審のミス。

■おまけ

 等々力から大きなお土産をもらってきた。


セブンイレブン・パーティーシート。
1席8,200円。青黒のコールマンのチェアに座る。
ゆったりとしているが、前が通路で、人が通るたびに視界が遮られる位置。

実際に座ったチェアと同じもの(新品)を帰りにもらえる。
1脚3.8kg。持ちにくいので、持って帰るのは大変。
同じ席をまた買ったら、コールマンが家に溢れてくる楽しいチケット。

次節柏戦(J1 #8)ではマス席の販売があるので、こういうのも楽しみ。