2014/10/21

141018G大阪1-0川崎(J1 #28)

G大阪1-0川崎(万博記念競技場, 14:00KO, 17,615人)

ナビスコカップ準決勝2試合に続いて、J1リーグでガンバ大阪と再戦。
川崎は3試合連続のガンバ戦だが、ガンバは天皇杯準々決勝の大宮戦を挟んでいる。
気温も湿度も高くなく、よく晴れた万博記念競技場。

代表から戻ってきた小林と、ケガ明けの中村がボランチで先発。
森島が引き続き2トップで起用され、森谷がベンチに。

■1st half
ナビスコカップ第2戦(YNC SF #2)と同じように川崎が攻撃を仕掛ける。
中村と大島から流動的な前線4人にボールが入り、チャンスを作る。
ボールを回しすぎず、適度に散らしながら、比較的早く前に展開していた。
ただし、決定的な局面はなかなか作れない。

ガンバはFWパトリック(29)への縦パスが中心。
しっかり引いてスペースを消し、カウンターを狙った。

■2nd half
50分あたりからガンバがチャンスを作る。
川崎は波状攻撃を凌いでいたが、57分、MF遠藤保仁(7)のCKをDF米倉恒貴(14)にヘッドで決められた。
ガンバが主導権を握っていたのは、ゴール前の10分程度だっただけに、残念な失点だった。

その後、川崎は攻撃を続けるがゴールが決まらない。
80分、レナトのクロスに合わせた小林の完璧なシュートも、GK東口順昭(1)がセーブ。
膠着感が漂う中、時間が経過していった。

■summary
どちらが勝ってもおかしくないゲーム。
ガンバの守備は良く組織され、見応えがあった。
結果は出なかったが、満足できる内容だった。


goal
57米倉恒貴(14)

judge
杉山力裕(1) 5.5 失点シーンでは、シュートを止めることは難しかった。
田中裕介(3) 5.5 派手なプレーは少なかったが、的確な上下動を見せた。
實藤友紀(2) 5.5 ガンバの左サイドからの攻撃をきっちりとケアしていた。
谷口彰悟(15) 5.0 サイドに流れて登里をサポート。ただし、中央のスペースを空ける。
登里享平(23) 6.0 パトリックを封じる。レナトとの位置関係良く攻撃に参加。
中村憲剛(14) 5.5 チャージを受けて簡単にボールを失う。良いパスもミスパスもあった。
大島僚太(16) 6.0 ミドルシュートを積極的に放つ。ドリブルで上がってスペースを探す。
小林悠(11) 5.5 下がり気味のポジションから飛び出して決定機を作った。
レナト(10) 5.5 2枚のマークを引き連れてながらのプレー。クロスでチャンスを作った。 
大久保嘉人(13) 5.0 中盤に下りてもプレスが厳しかった。笛のあとのシュートでイエロー。
森島康仁(9) 5.5 動きは少なかったが、クロスを頭に合わせてシュートを放った。

sub
70(9)森谷賢太郎(19) 5.5 右サイドで小林と絡み、チャンスを作る。
86(3)小宮山尊信(8) 5.5 時間が少なく、ボールに絡めなかった。

■bench
新井章太(30) 中澤聡太(7) 稲本潤一(20) パウリーニョ(34) 山本真希(6) 

coach
風間八宏 5.0 1点を追いかける展開となっても、交代枠を使い切らなかった。

referee
今村義朗 5.0 ファウルやイエローの判定基準が一貫しなかった。