2014/07/21

140719清水0-2川崎(J1 #15)

清水0-2川崎(IAIスタジアム日本平, 18:00KO, 15,305人)

先発は、火曜日のC大阪戦(J1 #12)の後半のメンバーから、CBジェシを實藤に変える。
實藤は今季リーグ戦初出場で、谷口とCBのコンビを組む。
ジェシは左膝の手術からC大阪戦で復帰したばかり。
無理をさせない意味の休養ならいいが、1試合を終えての具合が心配。

C大阪戦で後半から出場した金久保が、移籍後リーグ戦初先発。
逆に田中がベンチスタートとなった。

■1st half
清水が前線からのプレス、中央からの突破とワイド攻撃で主導権を握る。
いくつか惜しいシーンを作ったが、GK杉山の好守やオフサイドにかかって決められない。
対する川崎はパスワークで対抗するが、ぎこちなく崩しきれず。
チャンスが少ないまま前半を終える。

■2nd half
川崎はショートパスをつなぐが、中央を固める清水の守りに手を焼く。
54分、右サイドで何度もパスをつなぎ、空いたスペースに小宮山が走り込む。
ゴールラインぎりぎりからのクロスを、中央の小林が頭で合わせる。
GK相澤貴志(21)はボールに触れたものの、ゴールが決まった。

続いて62分、森谷がつないで小林がシュート。
ポストに当たって戻ったところを詰めた大久保がゴールに流し込む。

鮮やかなプレーで2点をリードして、ゆったりと時間を使っていく。
前線でチャンスになっても、無理に押し上げることはしない。
途中で投入された稲本、パウリーニョも、清水の攻撃を摘んだ。

川崎のボールを持つ時間が長くなり、清水は守備に追われる。
単発ながらチャンスを作っても、杉山が難しいシュートをブロックする。
そのままゲーム終了となった。

■summary
相澤は2失点したが、好セーブを連発し、良いパフォーマンスを見せた。
これに対して杉山も完封に貢献。どちらのGKも素晴らしかった。

川崎はSBの攻撃参加のタイミングがよかった。
實藤と谷口のCBは、FWノヴァコヴィッチ(18)やFW大前元気(10)のポストプレーをつぶせなかった。
しかし、慌てる場面は少なく破綻しなかった。
ビルトアップでは、どちらもボランチに際どいパスを通す。
ジェシや井川の復帰までに、2人の真価が問われていくこととなる。

攻撃陣は魅惑的なパスワークを繰り広げた。
金久保のボールタッチもスムースな展開に寄与。
ボランチからの長いパスも見られ、楽しいゲームを見ることができた。

■goal
54小林悠(11) 62大久保嘉人(13)

■judge
杉山力裕(1) 7.5 決定的な難しいシュートを多く止めて無失点。勝利の立役者となる。
小宮山尊信(8) 7.0 機を見て上がって攻撃を組み立てる。PA内に侵入してかきまわす。
實藤友紀(2) 6.0 ファウルで止めるシーンが目立つ。ビルドアップではいいパスを供給した。
谷口彰悟(15) 6.0 対人の強さは見られなかったが、相手の攻撃の展開を読んでよく守った。
登里享平(23) 6.0 まずまずの出来だった。エリア近くでの仕掛けにもっと工夫が欲しい。
中村憲剛(14) 6.5 清水DFの裏を長いパスで狙う。トリッキーなワンタッチでリズムを作る。
大島僚太(16) 6.5 ポジションが良く、パスの起点になった。守備も効いていた。
森谷賢太郎(19) 6.5 ゴールは決められなかったが、よく動いていた。CKも任される。
金久保順(18) 6.0 ゲーム開始後はミスがあったが、徐々に馴染みパスの中継点になる。
大久保嘉人(13) 6.5 きちんとゴール前に走り込んで2点目。キープ力でも貢献する。
小林悠(11) 7.0 先制ゴールは完璧なヘディング。裏への動き出しで攻撃を引っ張った。

■sub
80(18)稲本潤一(20) 6.0 ボランチで攻守に安定をもたらした。
90+1(11)パウリーニョ(34) 6.0 少ない時間でボールカットを見せた。

■bench
安藤駿介(24) 田中裕介(3) 中澤聡太(7) 山越享太郎(25) 森島康仁(9)

■coach
風間八宏 6.0 よい結果をもたらした。交代枠の行使は遅かった。

■referee
家本政明 6.0 逆の印象を受ける判定もあったが、総じて順調に裁いた。