2014/04/28

140426川崎2-1G大阪(J1 #9)

川崎2-1G大阪(等々力, 16:00KO, 19,164人)

■1st half
スタートから攻撃を繰り返し、5分、レナトのFKからジェシのヘッドで先制。
楽勝かと思われたが、川崎の選手の動きが少なく、ガンバが巻き返した。
フリーの選手に的確にショートパスをつなぐ攻撃。
ボールを失っても素早くプレスを掛け、DFラインを高く保ち川崎の攻撃を封じていた。
広くピッチを使い、19分、MF倉田秋(11)のシュートをFW遠藤保仁(7)が触ってゴール。

■2nd half
後半になると、川崎の攻撃の時間が長くなる。
ただ、ガンバも防戦一方とはならなかった。
56分にはMF阿部浩之(13)のヘディングシュートをゴールラインで田中がクリア。
76分には遠藤のFKを西部がセーブ。
川崎も決定機をたくさん作って押し気味にゲームは進めていたが、やられてもおかしくはなかった。

よく守っていたガンバだが、ロスタイムに力尽きた。
右サイドで詰まって戻ってきたボールを、大島が左サイドのレナトに大きく展開。
レナトの左クロスをファーサイドの大久保が、ヘッドでバーに当てて勝ち越した。

■summary
後半はオープンになったが、観ていて楽しいゲームだった。
次節は中2日の仙台戦(J1 #10)。引き続き疲労とケガが心配。

■goal
5ジェシ(5) 90+2大久保嘉人(13)
19遠藤保仁(7)

■judge
西部洋平(21) 6.5 76分、遠藤のFKをビッグセーブ。19分の失点は防ぐのは困難だった。
田中裕介(3) 6.5 右サイドで何度も上下動を繰り返す。攻守に貢献した。
ジェシ(5) 6.5 1ゴールだけではなく、ガンバの縦に早い攻撃を防いだ。
中澤聡太(7) 5.5 マークを外すミスが目立つ。54分、CKからのヘッドは惜しかった。
谷口彰悟(15) 6.0 サイド攻撃に破綻少なく対応。レナトが中に入ると攻め上がった。
中村憲剛(14) 6.0 中央でゲームを動かした。ちょっとしたパスのずれが見られた。
大島僚太(16) 6.0 厳しいプレスをかいくぐるが、ボールを失ってピンチも招いた。
森谷賢太郎(19) 6.0 変化がある位置取りで、攻撃のアクセントとなった。
レナト(10) 6.5 サイドよりも中でプレーする機会が多かった。2アシスト。
大久保嘉人(13) 6.5 決勝点を決める。ただ、その前の決定機を決めておきたかった。
小林悠(11) 6.0 ポストプレーが効いた。83分のオーバーヘッドでDFオ・ジェソク(22)の顔面を蹴ったプレーは極めて危険。

■sub
90+5(19)パウリーニョ(34) 5.5 ほとんどプレーに関与しなかった。
90+6(10)山本真希(6) 5.5 ほとんどプレーに関与しなかった。

■bench
杉山力裕(1) 武岡優斗(17) 登里享平(23) 金久保順(18) 森島康仁(9)

■coach
風間八宏 6.0 選手交代をしにくい展開だったが、先も見据えてフレッシュな選手を起用してほしい。

■referee
廣瀬格 5.5 基準が明確ではないジャッジがあったが、おおむね良好。