2015/06/20

150620川崎2-0松本(J1 #16)

川崎2-0松本(等々力, 16:00KO, 21,490人)

湘南戦(J1 #15)から2週間空いた松本戦。
J1初昇格の松本と、J1リーグで初対決となった。

川崎はレナトが先発復帰して、杉本が外れてベンチに。
ベンチには、西部と角田が復帰している。
北朝鮮代表に招集され、ワールドカップ予選に出場した安は、ベンチ外。

■1st half
川崎はコンディションが良く、パスを出しては動いていた。
ボランチが前を向いてボールを保持し、縦パスを狙った。
ダイレクトパスを織り交ぜて、中央から攻撃していく。
さらに両サイドも使い、圧倒的に押し込んだ。

松本はボールを奪ってのカウンターが主体。
ただ、前に走るのがFWオビナ(9)だけなので、迫力がない。
守備では5バック。ゴール前を固め、耐えていた。

41分、松本はカウンターから初めて決定機を迎える。
FW前田直輝(22)が左からシュートを放つが、惜しくもバーに当たる。

45分、攻め続けた川崎がゴール。
PA内右サイドでエウシーニョからのボールを受けた船山が、ふわっとセンタリング。
これをレナトが頭で決める。
背が高くはないレナトだが、DFの間に入れた船山のボールが完璧だった。

■2nd half
後半、松本は攻撃に人数をかけてくる。
前線からの強いチェックで、川崎のミスパスを誘って決定機を作った。
51分、CKから前田がヘッド。
54分、オビナがGKと1対1になる。
56分、DF田中隼磨(3)がシュート。
いずれも間一髪でゴールが決まらず、川崎はなんとか無失点を続ける。

この攻勢を凌いで61分。
左サイドから車屋が上げたクロスを、田中が手で止めてPKを獲得。
(訂正:小宮山ではなく、車屋でした。)
ただ、大久保が蹴ったコロコロPKは、GK村山智彦(1)がキャッチした。

続いて65分。
レナトのCKのクリアボールをエウシーニョが拾って、右足でシュート。
湘南戦と同じような美しい弾道のゴールが決まり、2点差となった。

珍しく3枚の交代カードを使いながら、時間を進める。
松本は攻撃を強めることができず、そのままタイムアップ。

■summary
2週間ぶりの試合。コンディションがとても良かった。
森谷が走れるようになり、ギャップを生む動きができていた。
谷口がボランチに入ったことで、守備の安定性が増した。
最終ラインも安定し、注文を付けるところが少ないゲームだった。

松本は守りを優先しすぎて、攻撃の手数が少なかった。
後半開始から60分ごろまでは前掛かりになり、チャンスを生んだ。
ただ、90分のうちで15分しか攻撃しなくてはゴールは難しい。
もし決定機を1本決めていたとしても、勝つチャンスはあまりなかった。
心配になるほど内容が悪かった。

松本のサポーターはアルウィンでのホームゲームと同じように大きな声援。
劣勢となっても諦めずに選手を後押しする素晴らしい応援だった。

■goal
45レナト(10) 65エウシーニョ(18)

■judge
新井章太(30) 7.0 後半の決定機を止めた。早いパスの出しどころも洗練されている。
武岡優斗(17) 6.5 ロングボールで狙われるが、きっちり対処した。攻め上がりもまずまず。
井川祐輔(4) 7.0 中央で構える。的確な読みでパスカット。落ち着いてボールを供給した。
車屋紳太郎(20) 6.0 61分、クロスでPKを獲得。スピードで左サイドを守る。上がるタイミングは今ひとつ。
谷口彰悟(5) 6.5 54分、横パスをミスして決定機を与える。攻撃的なパスは良かった。
森谷賢太郎(19) 7.0 少し前目でプレー。前後左右に効果的に動いて揺さぶった。
小宮山尊信(8) 6.5 61分、クロスでPKを獲得した。守備では左サイドをしっかり締めた。
(訂正:PK獲得を小宮山としましたが、車屋でした。)
エウシーニョ(18) 7.0 決定的な2点目のゴール。トリッキーな動きで中へと切れ込んだ。
船山貴之(15) 6.5 1点目をアシスト。動いてボールを引き出した。ゴールはなかった。
大久保嘉人(13) 6.0 PKを失敗。中盤に下りてキープ力でアクセントを作っていた。
レナト(10) 6.5 珍しいヘッドでの先制点。ドリブルが良く、ボールを失わなかった。

■sub
71(19)中村憲剛(14) 6.5 72分、ゴール左に外れるシュート。休ませるべき展開だった。
86(15)山本真希(6) 5.5 守るために投入されたが、前に攻め上がりバランスを崩した。
90+1(10)杉本健勇(9) 5.5 時間少なくボールに触れず。守備ではバイタルを埋めていた。

■bench
西部洋平(21) 角田誠(3) 橋本晃司(7) 三好康児(26)

■coach
風間八宏 6.5 コンディションを戻して快勝した。交代枠も珍しく3つとも使った。

■referee
井上知大 6.5 あまり笛を吹かずにプレーを続けさせた。ストレスのないジャッジだった。