2026/08/29

260826川崎3-1栃木SC(天皇杯 R64)

川崎3-1栃木SC(U等々力, 19:00KO, 7,596人)

アウェイ広島戦(J1 #3)から中3日。  天皇杯の初戦となる2回戦は、等々力での栃木SC戦。
 当初、会場調整中と発表されたが、無事に等々力での開催となった。
 なお、広島戦の翌日には、U-21磐田戦(U-21 #1)も開催された。

U-19代表に、長璃喜、藤田明日翔(第2種登録)、小川尋斗(第2種登録)が参加。
 U-20アジアカップ予選のため、栃木SC戦から始まり9月7日まで3人は不在となる。


先発は、広島戦から10人と大幅に変更。
 続けて先発するのは、マルシーニョのみ。
 今夏加入したデリキ・ラセルダは初出場、GK山口瑠伊、松長根悠仁、丸山祐市は今季初出場。

4バックは右から松長根悠仁、ウレモヴィッチ、丸山祐市、三浦颯太。
 ボランチに大関と河原創、2列目に紺野和也、持山匡佑、マルシーニョ。
 1トップにデリキ・ラセルダが入る。

ベンチには、山市秀翔と関德晴が入り、トップチームで初のメンバー入り。

なお、U-21磐田戦に出場した松長根悠仁、山市秀翔、関德晴の3人は、中2日の日程。


栃木SCは、天皇杯1回戦でブリオベッカ浦安(JFL)に勝利。
 J3リーグでは、1勝2敗の8位となっている。
 川崎と同じ中3日の日程だが、先週水曜日に天皇杯1回戦があり、5連戦の4試合目。

米山篤志監督は、川崎に2006年は選手で、2017-19年はコーチとして在籍。
 U-18出身の大曽根広汰(13)は、左ウィングで先発する。
 同じくU-18出身で、2021-25年に所属した五十嵐太陽(10)は、ベンチスタート。
 レンタル中の名願斗哉(16)は、契約上出場できない。

■1st half
川崎のビルドアップは少しぎこちない。
 栃木SCに追い込まれた2ボランチや両SBがロングボールを蹴らされる。

ただ、栃木SCの3バックの背後にパスを出せば、マルシーニョが圧倒的な走力で抜け出した。
 マルシーニョは2分、持山のループからシュート。
 さらに13分、紺野和也のロングパスから、デリキにプレゼントパスを届けた。

栃木SCは左サイドからチャンスを作る。
 大曽根広汰と杉森考起(17)が仕掛けると、松長根は1対2の対応に晒された。
 紺野和也はLCB田畑知起(26)もマークしているため、戻ってくるのは遅くなる。
 7分、杉森考起の左クロスを阿部海斗(6)がボレー。
 10分、大曽根の左クロスがゴール前を流れる。

そして29分、栃木SCが先制する。
 大関の縦パスがズレたところから、ショートカウンター。
 数回の競り合いに勝ち続け、杉森考起のパスからオタボー・ケネス(80)がゴール。
 39分に2回、40分にも押し込んでシュートを放った。

少し押される展開だった45分、同点に追い付く。
 紺野和也が、右ポケットに走り込む松長根にパスを届ける。
 松長根のマイナスの折り返しを、大関友翔が厚い守備陣の間を縫ってねじ込んだ。

■2nd half
ハーフタイムで丸山に代えてホマーノを投入する。
 栃木SCの寄せは緩くなり、ホマーノがタイミングを外しながら、スムーズに前進する。

50分、ホマーノのロングパスでマルシーニョが抜け出す。
 GK川田修平(1)に手で倒されるが、紺野和也が詰めてゴールを決めた。
 ゴールがなければ、PKさらにGK川田修平にレッドカードが示されたと思われる。

56分、川崎が追加点。
 ウレモヴィッチのロングパスを受けたデリキが、ターンしてスルーパス。
 大関友翔のシュートは、DFに当たってゴールに吸い込まれた。

栃木SCは72分、中村仁郎(77)が右からシュートするが、わずかに外れる。
 89分、五十嵐太陽がボレーを狙うが、GK山口瑠偉がセーブした。
 反撃の機会はあったが、2点差は埋まらなかった。

■summary
栃木SCは29分の先制ゴールのあとも、良い攻撃を続けた。
 ただ、実力差は否定できず、川崎に押し込まれる時間が長くなった。
 守りに入ることなく、3失点を喫したが、勇敢に戦っていた。

大曽根広汰は、左サイドからの攻撃を牽引した。
 U-18から日本体育大学を経て、プロ5年目での等々力凱旋は、感慨深い。
五十嵐太陽は、丁寧なタッチのパスを出していた。

試合後、五十嵐太陽と米山監督は、川崎ゴール裏に挨拶に来てくれた。
 残念ながら大曽根広汰の姿はなかったが、次の機会を待ちたい。


川崎はターンオーバーしながら勝利した。
 山市秀翔と関德晴が、トップチーム公式戦デビューを飾る。
 2点リードを得ることで、脇坂泰斗や橘田健人、山原怜音を温存する。

天皇杯3回戦は、宮崎(J3)との対戦で宮崎遠征が見込まれる。
 下位カテゴリ優先開催で、初めてのスタジアムで観戦できることは喜ばしい。

次は中2日でホーム千葉戦(J1 #4)。
 J1リーグ残留のため、勝たなくてはならない。

■goal
45,56大関友翔(16) 50紺野和也(18) 
29オタボー・ケネス(80)

■card
16Yデリキ(97)
42阿部海斗(6) 77Yオタボー・ケネス(80)

■judge
山口瑠伊(1) 5.5 89分、五十嵐のボレーをセーブ。90+1分、ゴールキック5秒超過でCKを許す。
松長根悠仁(2) 6.0 RSB。1アシスト。20分、ボレー。守備では数的不利での対応を迫られる。
ウレモヴィッチ(22) 6.0 29分、杉森考起にラストパスを出される。39分、シュートブロック。
丸山祐市(28) 5.5 25分、三浦の左CKをヘッド。39分、シュートブロック。前半のみで交代。
三浦颯太(13) 6.0 セットプレーと左クロスでチャンスを作り出す。縦へのスプリントも精力的。
河原創(19) 6.0 22分、シュート。34分、マルシーニョへ縦パス。63分、球離れ遅く、ロスト。
大関友翔(16) 6.5 15分、トラップミス。29分、縦パスのミスから失点を招く。2ゴールで挽回。
紺野和也(18) 6.0 移籍加入後初ゴール。43分、胸トラップからシュート。44分にもシュート。
持山匡佑(20) 6.0 31分、ドリブルでキープ。44分、左ポケットからシュート。69分、ヘッド。
マルシーニョ(23) 7.0 紺野のゴールをアシスト。何度も裏抜けを狙いロングパスを引き出した。
デリキ(97) 6.0 1アシスト。13分、決定機を吹かしてしまう。16分、イエロー。33分、ヘッド。

■sub
HT(28)ホマーノ(4) 7.0 ビルドアップを改善。ロングパスも光る。90+2分、左クロスをクリア。
59(97)ロマニッチ(9) 6.0 63分、マルシーニョのパスをシュート。76分、GKのパントをキープ。
69(23)伊藤達哉(17) 5.5 76分、プレスバックで回収して、FKを獲得。79分、ドリブルで運ぶ。
69(20)山市秀翔(25) 5.5 トップチーム公式戦初出場。顔を出し続けて、相手に身体を当てる。
90+3(18)関德晴(31) 5.5 左ウィングでトップチーム公式戦初出場。ボールタッチはなし。

■bench
早坂勇希(21) 山原怜音(29) 橘田健人(8) 脇坂泰斗(14) 

■coach
長谷部茂利 6.0 主力を休ませながら、勝利した。ロマニッチの投入は早く、関德晴の投入は遅くなった。

■referee
中川愛斗 6.0 接触プレーを多く許容していたが、判断は明確だった。イエロー3枚は出しすぎ。

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AT+2+4