2026/03/20

260318東京V0-2川崎(J1特 #7)

東京V0-2川崎(味の素スタジアム, 19:00KO, 15,215人)

力負けした鹿島戦(J1特 #6)から中3日。
 特別大会で唯一の平日開催は、アウェイでの東京V戦。
 味の素スタジアムは至近だが、鹿島戦からのアウェイ連戦となる。


先発は、鹿島戦から5人を変わる。
 新たにLSB松長根悠仁、山本悠樹、紺野和也、マルシーニョ、エリソンが入る。
 今季、東京Vから移籍した谷口栄斗にとって、初の古巣戦となる。

 三浦颯太、家長昭博、伊藤達哉、ロマニッチはベンチに回り、大島僚太はベンチ外。

ベンチには、GKイ・クンヒョン、林駿佑、名願斗哉、小林悠が入る。
 イ・クンヒョンは加入2年目で初のメンバー入り。
 名願斗哉と小林悠は今季初のベンチ。
 U-18から昇格の林駿佑は、開幕柏戦(J1特 #1)に続いて2度目のベンチ入り。

 GK早坂勇希、ウレモヴィッチ、大関友翔が外れた。
 ウレモヴィッチは、5人の外国籍枠から外れたものと思われる。


東京ヴェルディは、2025年のJ1リーグで17位。
 特別大会は、ここまで3勝1PK勝2敗の4位となっている。

今季、川崎から移籍した田邉秀斗(35)は、初めて先発する。
 2019-20年に所属したGK馬渡洋樹(31)は、ベンチ外。

2025年の対戦は、東京Vの1勝1分だった。
 250420川崎0-0東京V(J1 #11)
 250629東京V1-0川崎(J1 #22)

■1st half
川崎は立ち上がりから縦に早く仕掛けていく。
 2分、脇坂が右の山原からパスを受けて、左の松長根に展開する。
 7分、山本のクリアボールをエリソンが落とし、脇坂がマルシーニョへ流す。

そして9分、山本がCBの裏に動き出すエリソンへループパス。
 落としを受けたマルシーニョのラストパスを、脇坂が左足で先制ゴール。
 シュートは強くなかったが、CB井上竜太(5)が触ってGK長沢祐弥(21)の逆方向に飛んだ。

先制されたヴェルディは、徐々に押し戻していく。
 17分、ダイレクトで崩してFW白井亮丞(27)がシュート。
 22分からは、森田晃樹(10)が3本連続でCKを蹴った。
その3本目のCKから、川崎がカウンター。
 谷口のクリアをマルシーニョが競って、エリソンが力強く運んでラストパス。
 マルシーニョの決定機はGK長沢が止めたが、転がったボールをエリソンが蹴り込んだ。

2点差となっても、川崎が攻めていく。
 28分、44分にボールを引き出した脇坂が前線を走らせる。

ヴェルディは45分、田邉秀斗のダイレクトパスからチャンスを作る。
 白井亮丞のパスから新井悠太(40)がゴールを割ったが、VARでオフサイドと判定。

■2nd half
後半からヴェルディは、山見大登(11)と福田湧矢(14)を投入。
 この2人が1トップ白井亮丞の周りを細かく動き、チャンスを作る。
 53分、山見がハーフライン付近から左サイドを突破してシュート。
 72分、山見のカットインからの左クロスに、福田が飛び込む。

川崎は58分、谷口栄斗が左ハムストリングを押さえて倒れ込む。
 三浦がLSBに入り、松長根がRCBに回ったが、しっかり丸山が最終ラインを統率する。
 ヴェルディに長くボールを保持されても、混乱することはなかった。

■summary
東京Vは、残念ながら良い内容を見せられなかった。
 FW染野唯月(9)が欠場したこともあって、前線の迫力を欠いた。
 中盤の森田晃樹、平川怜(16)、齋藤功佑(8)の3人は、練度高くポジションを入れ替える。
 ただ、ボールを失う局面で脇坂を捕まえ切れず、質の高い速攻を許した。

田邉秀斗は、右ウィングで先発して、3バック左に移動した。
 いろいろな位置に顔を出し、積極的に仕掛けるが、脳震盪で途中交代となった。
 移籍後2度目の出場で、初先発。活躍を続けてほしい。


川崎はまずまずの内容で、勝利した。
 押し込まれてゴール前に張り付く時間帯もあったが、無失点で終えた。

前線3人のユニットは、6人が2班に分かれて交互に起用されている。
今日の紺野、マルシーニョ、エリソンの3人は、プレスの強度配分が適切だった。
 むやみにGK/CBまで追いすぎず、ボランチへのコースを消しながら待機する。
脇坂が前を向くと、マルシーニョとエリソンがスピードを上げる。
 丁寧にパスをつなぎ、ヴェルディの守備が整う前にPA近くまで入り込んだ。

ベンチには、GKイ・クンヒョンが入った。
 山口瑠伊と早坂勇希の2人に何らかのトラブルがあったと思われる。
 手薄な状況と思われるCBも含めて、U-18からの第2種登録を進めてほしい。

次は中3日で、国立競技場でのホーム横浜FM戦(J1特 #8)。
 谷口栄斗をはじめ負傷者は心配だが、良い内容を継続したい。

■goal
9脇坂泰斗(14) 23エリソン(9) 

■card
20Y新井悠太(40) 47Y松田陸(36)
51Y橘田健人(8) 64Y松長根悠仁(2) 

■judge
ブローダーセン(49) 5.5 ほとんど仕事はなかった。90分、松橋優安(7)のシュートをキャッチ。
山原怜音(29) 6.0 タイミング良く攻め上がり右クロスを入れる。74分、伊藤達哉へラストパス。
谷口栄斗(3) 6.5 32分、縦パスをインターセプト。安定していたが、左ハムストリングを負傷。
丸山祐市(28) 7.0 最終ラインを最後まで高く押し上げる。FW白井亮丞をきっちり封じ込める。
松長根悠仁(2) 5.5 LSBからRCBに動く。45+3分、左クロス。64分、山見を手で倒しイエロー。
橘田健人(8) 6.0 ルーズボールに素早く寄せる。田邉のドリブルをイエローで止め、早めに交代。
山本悠樹(6) 6.0 9分、エリソンへループパス。28分、紺野へロングパス。34分、直接FKを狙う。
紺野和也(18) 6.0 序盤は孤立気味で攻撃に絡めず。31分、33分にドリブル。55分、右クロス。
脇坂泰斗(14) 7.0 先制ゴール。45+3分、71分にシュート。中盤のスペースでパスを引き出した。
マルシーニョ(23) 6.5 1アシスト。23分の決定機は、GK長沢が止める。77分、ドリブルで独走。
エリソン(9) 6.5 1ゴール。55分、ボレー。周囲と協調し、強弱を使い分けたプレスを仕掛けた。

■sub
60(8)河原創(19) 5.5 85分、CKの戻りをボレー。保守的なパスを選択して、リスクを抑えた。
60(18)伊藤達哉(17) 5.5 ドリブルで前進していく。74分、右からカットインしてシュート。
60(3)三浦颯太(13) 5.5 LSB。攻め上がりは控えて、低めに位置取る。75分、85分に左クロス。
79(9)ロマニッチ(91) 5.5 81分、奪われたスローインをすぐ奪い戻す。82分、セカンドを拾う。
88(23)家長昭博(41) 5.5 右ウィング。88分、強く寄せてボール回収。89分、山原へパスを流す。
90+4(14c)名願斗哉(15) 5.5 今季初出場。トップ下に入る。短時間でボールタッチはなかった。
(c:相手チーム脳振盪交代による追加交代枠)

■bench
クンヒョン(33) 林駿佑(32) 小林悠(11) 

■coach
長谷部茂利 6.5 早い攻撃で2ゴールを奪う。谷口栄斗のアクシデントに適切に対処した。

■referee
長峯滉希 6.5 バランス良く抑制的なジャッジを続ける。イエロー4枚は少し多かった。

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AT+5+5