2017/05/20

170519鹿島0-3川崎(J1 #12)

鹿島0-3川崎(カシマスタジアム, 19:00KO, 10,838人)

磐田戦(J1 #11)から中4日、次のACL準々決勝ムアントン戦まで中3日。
同じスケジュールとなっている鹿島との金曜日の試合。

J1リーグでは第11節を終え、勝ち点19。
7位と中位だが、混戦となっていて首位浦和との勝ち点差は3。

先発には長谷川が起用され、ハイネルはベンチへ。
残りの10人は磐田戦と同じ。
CBは谷口とエドゥアルドで組み、奈良はJ1リーグではベンチが続く。

ベンチには家長が入って、森谷が外れた。
家長はイースタン戦(ACL GL #6)で途中出場し、ケガから復帰している。

鹿島は勝ち点21の4位。
前節、神戸に負けるまでは首位に立っていた。
ケガ人が多く、MFレオ・シルバ(4)、DF植田直通(2)、MF遠藤康(25)を欠く。
さらにFW金崎夢生(33)、MF土居聖真(8)もベンチスタート。

■1st half
川崎はショートパスをつないで押し込んでいく。
ボールを失っても素早いプレスで鹿島の攻撃を遅らせる。
それでも、鹿島はダイレクトパスでゴールに迫る。
5分、12分とFW鈴木優磨(9)、15分にはMFレアンドロ(11)がシュート。
19分にも鈴木がGKとの1対1となったが、ソンリョンがセーブ。

その鈴木のシュートから、川崎がカウンターを仕掛ける。
車屋が長谷川に長いスルーパスを出すと、そのままドリブルして左サイドからシュート。
角度がなくGKクォン・スンテ(1)が弾いたが、フリーの阿部が詰めてゴール。
鹿島はMF永木亮太(6)が戻っていたが、なぜか阿部のマークに行かなかった。

さらに45分、中央右から谷口が縦パスを入れる。
DFを引き寄せた大島がスルーして、鹿島の守備陣を完全に崩し切る。
抜け出した小林の右クロスを阿部がボレー。
GKがブロックしたものの、こぼれたボールを同じようなボレーで長谷川がゴール。

■2nd half
後半、2点を追って鹿島は攻勢を強める。
川崎は押し込まれ、ボールを奪っても囲まれてすぐに渡してしまう。

しかし61分。途中出場の登里が、ドリブルでPA内へ切れ込む。
3人に囲まれながらも振り切って、DF昌子源(3)の股を抜いてゴール。
押し込まれた状況の中、3点差となったことで試合は決まった。

鹿島は勝ち点を得る可能性が少なくなったが、金崎を投入する。
押し込んでいるためサイドにスペースがなく、攻め手を欠く。
難しいミドルシュートやクロスが目立つ。

川崎は無理をせずに最終ラインを下げ、鹿島にボールを持たせた。
カウンターを狙いながら時間を使っていった。

■summary
前半の2得点はいずれも速攻からのゴール。
スルーパスで作り出した数的有利を活かして崩し切った。
後半は押されたが、登里のゴラッソで突き放した。

鹿島は遠藤とレオ・シルバを欠き、大きくチーム力が落ちていた。
さらにACLに向けて土居や金崎をベンチに置いたため、クオリティが保てない。
序盤にいくつかの決定機を作ったが、ソンリョンの壁を破れなかった。
一方的な展開となり、見応えは少なかったが、勝てたことは良かった。

次はACL準々決勝ムアントン戦。
大島が途中で交代したことが心配だが、アウェイで勝ち点を持ち帰りたい。

■goal
19阿部浩之(8) 45長谷川竜也(16) 61登里享平(2) 

■judge
チョン・ソンリョン(1) 7.5 素晴らしいセーブを連発。49分、DF山本脩斗の至近距離のヘッドも防ぐ。 
武岡優斗(17) 6.0 右サイドでボールを受ける。FW金森健志(14)には手を焼いた。
谷口彰悟(5) 6.0 決定機は作られていたが、慌てずに最終ラインを統率した。
エドゥアルド(23) 6.5 はっきりした守備でプレーを切る。21分、金森のシュートをブロック。
車屋紳太郎(7) 6.0 背後のスペースを突かれた。先制点では長谷川にスルーパスを供給。
大島僚太(10) 6.5 珍しく判定に強く抗議。アンカーに入る。25分に小林にラストパス。
エドゥアルド・ネット(21) 6.0 ボールに触れる回数が多い。後半、パスミスが目立ちはじめる。
阿部浩之(8) 7.5 1ゴール。他の2点にも絡む。守備では何度も危ない局面をカバーした。
中村憲剛(14) 6.0 ボールを求めて下がりすぎず、トップ下でプレー。大島交代後はボランチへ。
長谷川竜也(16) 7.0 ボレーで決めて1ゴール。良く走ってボールを追いかけた。
小林悠(11) 6.0 25分、決定機に空振り。周囲を生かすためのプレーが目立ってきた。

■sub
56(16)登里享平(2) 6.5 単独でDFを切り裂いてゴール。押し込まれると右サイドを守る。
71(10)ハイネル(22) 4.5 ボールを追うのは良いが、レイトタックルを繰り返す。
83(11)家長昭博(41) 5.5 前に入ったが、ボールが来なかった。

■bench
新井章太(30) 奈良竜樹(3) 田坂祐介(6) 森本貴幸(9) 

■coach
鬼木達 6.5 押される展開となっても危なげなかった。ACLを睨んで交代を早めた。

■referee
東城穣 5.0 判定に偏りはなかったが、バックチャージや手で倒してもファウルを取らない。